JP3940549B2 - 表示用パネルの検査装置 - Google Patents

表示用パネルの検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3940549B2
JP3940549B2 JP2000195759A JP2000195759A JP3940549B2 JP 3940549 B2 JP3940549 B2 JP 3940549B2 JP 2000195759 A JP2000195759 A JP 2000195759A JP 2000195759 A JP2000195759 A JP 2000195759A JP 3940549 B2 JP3940549 B2 JP 3940549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
inspection
unit
probe
chuck top
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000195759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002014626A (ja
Inventor
上人 尾石
裕 小坂
慎治 藤原
勲 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micronics Japan Co Ltd
Original Assignee
Micronics Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micronics Japan Co Ltd filed Critical Micronics Japan Co Ltd
Priority to JP2000195759A priority Critical patent/JP3940549B2/ja
Publication of JP2002014626A publication Critical patent/JP2002014626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3940549B2 publication Critical patent/JP3940549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルのような表示用パネルの通電試験を行う検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
四角形の隣り合う2つの辺に対応する縁部のそれぞれに複数の電極を配置した液晶表示パネルのような表示用パネルは、一般に、仕様書通りに製造されたか否かの通電試験をされる。この種の通電試験は、一般に、表示用パネルの電極に押圧される接触子を有する複数のプローブを備えた1以上のプローブユニットと、検査すべき表示用パネルを受ける検査ステージ(測定ステージ)とを本体に配置した検査装置(プローバ)を用いて行われる。
【0003】
プローブユニットは、針先を接触子とするニードルタイプのプローブ(プローブ針)、及び、電気絶縁性のフィルムの一方の面に形成された複数の配線の先端部又はその先端部に形成された突起電極を接触子とするフィルム状プローブ(プローブ要素)のいずれか一方又は双方をプローブとしている。
【0004】
本体は、表示用パネルの検査をする検査部と、検査ステージに対する前記表示用パネルの受け渡しをするローダ部とを備える。検査ステージは、測定部とローダ部とに移動可能である。プローブユニットは、検査部に配置されて、複数のねじ部材により本体に移動不能に装着されている。
【0005】
検査ステージは、表示用パネルを受けるチャックトップと、受けられた表示用パネルに背後から光を照射するバックライトユニットとを備える。バックライトユニット、特に光源は、発光量を常に一定に維持する目的で、検査装置が稼働している間点灯されており、したがって検査ステージに対する表示用パネルの着脱時にも連続して点灯されている。これにより、表示用パネルに照射される光量が表示パネル毎に異なることを防止される。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかし、従来の検査装置では、表示用パネルを検査ステージに対し着脱するときに、バックライトユニットからの光がチャックトップを経て本体の外に指向されるから、作業者は表示パネルの着脱時にバックライトユニットからの強い光に直接受けることになり、表示パネルの着脱作業が難しい。
【0007】
それゆえに、表示用パネルの検査装置においては、チャックトップに対する表示用パネルの着脱時に、バックライトユニットを消灯することなく、バックライトユニットからの光が本体の外に指向されないようにすることが重要である。
【0008】
【解決手段、作用及び効果】
本発明に係る表示用パネルの検査装置は、本体と、該本体内に配置された検査ステージとを含む。前記本体は、前記表示用パネルの検査をする検査部と、前記検査ステージに対する前記表示用パネルの受け渡しをするローダ部とを備える。前記検査ステージは、前記検査部と前記ローダ部とに移動可能であり、また、前記表示用パネルを受けるチャックトップと、該チャックトップに受けられた表示用パネルに背後から光を照射すべく前記チャックトップに組み付けられたバックライトユニットとを備える。前記本体は、さらに、前記検査ステージが前記ローダ部に移動されているとき、前記バックライトユニットから前記チャックトップに向かう光を遮断する遮光板を前記ローダ部に備える。
【0009】
検査ステージがローダ部に移動されるとき、バックライトユニットからチャックトップに向かう光は遮光板により遮断される。これに対し、検査ステージがローダ部から離されるとき、バックライトユニットからの光は遮光板により遮断されることなく、チャックトップに向かう。このため、チャックトップに対する表示用パネルの着脱時に、バックライトユニットを消灯することなく、バックライトユニットからの光が本体の外に指向されることを防止して、作業者はバックライトユニットからの強い光にさらされることを防止される。
【0010】
本発明に係る前記検査装置では、前記検査ステージが前記ローダ部に移動されたとき前記遮光板を受け入れる空間が、前記チャックトップと前記バックライトユニットとの間に当該チャックトップおよびバックライトユニットによって形成されている
【0011】
好ましい実施例においては、前記空間は、前記チャックトップと前記バックライトユニットとが前記表示用パネルと交差する方向に間隔をおいていることにより、形成されている。そのようにすれば、チャックトップ及びバックライトユニットを複雑な構造とする必要がない。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1から図7を参照するに、検査装置10は、液晶を封入した液晶表示パネルを検査すべき表示用パネル12とする目視点灯検査装置として用いられる。表示用パネル12は、長方形の平面形状を有しており、また図示してはいないが長方形の対向する2つの長辺(X辺)とそれら両辺の間の1つの短辺(Y辺)とにそれぞれ複数の電極を有する。しかし、表示用パネルの電極が形成される辺は、表示用パネルの種類により異なる。
【0013】
検査装置10は、長尺の複数のチャンネル部材を組み立てた本体フレームと、該本体フレームに取り外し可能に取り付けられた複数のパネルとにより、筐体の形に形成された本体14を含む。本体12の前面上部は、斜め上向きの傾斜面部16とされている。
【0014】
図1に示すように、本体14は、表示用パネル12の検査部(すなわち、測定部)20とされた左側領域と、表示用パネル12の受け渡しのためのローダ部22とされた右側領域とに分けられている。本体14は、表示用パネル12の形状に類似した長方形の開口24及び26を傾斜面部16にあって検査部20及びローダ部22にそれぞれ有し、また後に詳細に説明する遮光板28をローダ部22に有する。
【0015】
図3から図8に示すように、本体12内には、検査ステージ(測定ステージ)30が配置されている。検査ステージ30は、表示用パネル12を本体14の傾斜面部16とほぼ平行の斜め上向きの状態に受けた状態で、搬送ステージ32により検査部20とローダ部22とに選択的に移動される。表示用パネル12は、その長手方向を左右方向とした状態に、検査ステージ30に受けられる。検査ステージ30への表示用パネル12の受け渡しは、作業者によりローダ部22において行われる。
【0016】
以下、説明を簡略にし、かつ、容易に理解し得るようにするために、検査ステージ30に受けられた表示用パネル12と平行の面内における左右方向及び斜め上下の方向(斜め前後方向)をそれぞれX方向及びY方向といい、その表示用パネル12に垂直の方向をZ方向という。また、X方向、Y方向及びZ方向へ伸びる軸線を、それぞれ、X軸線、Y軸線及びZ軸線という。
【0017】
検査ステージ30は、表示用パネル12を受けるチャックトップ34と、チャックトップ34が組み付けられたバックライトユニット36と、チャックトップ34及びバックライトユニット36を表示用パネル12と平行の面内で二次元的に移動させると共にZ軸線の周りに角度的に回転させるアライメントステージ38とを備える。検査ステージ30及び搬送ステージ32については、後に詳細に説明する。
【0018】
図1から図4に示すように、検査部20には、複数の検査(測定)用プローブユニット40と、各プローブユニット40に個々に対応されて対応するプローブユニット40をZ方向に移動させるZ移動装置42とが傾斜面部16の開口24に配置されている。プローブユニット40は、表示用パネル12の辺のうち、電極が設けられた辺に対応する箇所のそれぞれに配置されている。
【0019】
図示の例では、プローブユニット40及びZ移動装置42は、長方形の対向する2つの長辺(X辺)及び1つの短辺(Y辺)に配置されている。また、他の短辺(Y辺)にもZ移動装置42が配置されている。しかし、プローブユニット40及びZ移動装置42は、検査すべき表示用パネル12の電極の配置位置及び検査の種類に応じて、1つの辺、隣り合う2つの辺又は3つの辺に配置される。
【0020】
各プローブユニット40は、複数のプローブブロック44を矩形の板状プローブベース46に取り付け、プローブベース46を移動装置42に備えられた板状の可動テーブル(ベースプレート)48の上に配置している。可動テーブル48については、移動装置42と共に、後に詳細に説明する。
【0021】
各プローブブロック44は、その下側に並列的に組み付けられた複数のプローブを有する。各プローブは、先端を接触子とするポゴピンタイプのプローブ、針先を接触子とするニードルタイプ又はブレードタイプのプローブ(プローブ針)、若しくは、電気絶縁性のフィルムの一方の面に形成された複数の配線の先端部又はこの先端部に形成された突起電極を接触子とするフィルム状プローブ(プローブ要素)である。そのような各プローブブロックの1つとして、特開平10−132853号公報に記載されている公知のものを用いることができる。
【0022】
X辺に配置されたプローブユニット40の各プローブベース46は、少なくともプローブブロック44が可動テーブル48から本体14内に突出するように、X方向へ伸びるリニアガイド50によりX方向へ移動可能に可動テーブル48に組み付けられていると共に、X駆動機構52によりX方向における位置を調整される。
【0023】
各リニアガイド50は、X方向へ伸びるガイドレールと、該ガイドレールにこれの長手方向へ移動可能に嵌合されたスライドガイドとを備える市販されている一般的なリニアガイドである。図示の例では、ガイドレールは可動テーブル48に組み付けられており、スライドガイドはプローブベース46に組み付けられている。しかし、ガイドレールをプローブベース46に組み付け、スライドガイドを可動テーブル48に組み付けてもよい。
【0024】
Y辺に配置された各プローブユニット40は、少なくともプローブブロック44が可動テーブル48から本体14内に突出するように、プローブベース46においてスペーサ46aにより可動テーブル48に組み付けられている。
【0025】
各X駆動機構52は、X軸モータ54を可動テーブル48に組み付け、X方向へ伸びるリードスクリュー56をX軸モータ54に結合させ、リードナット58をプローブベース46に組み付けると共に、リードスクリュー56に螺合させている。
【0026】
各X駆動機構52は、リードスクリュー56をX軸モータ54により回転させて、リードスナット58をX方向へ移動させることにより、プローブベース46を可動テーブル48に対してX方向へ変位させる。これにより、長方形の短辺に配置されたプローブユニット40の接触子に対する長辺に配置されたプローブユニット40の接触子の位置を調整することができる。
【0027】
Y辺に配置されたプローブユニット40は、その長手方向の各端部にテレビカメラ60を有しており、またX辺に配置された各プローブユニット40は、Y辺に配置されたプローブユニット40の側と反対の側の端部にテレビカメラ60を有している。
【0028】
各テレビカメラ60は、表示用パネル12に形成されているアライメントマークを撮影するように、プローブベース46に配置されている。テレビカメラ60の出力信号は、表示用パネル12とプローブユニット40との相対的な位置決め(アライメント)に用いられる。位置決めは、表示用パネル12のアライメントマークがテレビカメラ60の視野内の所定の座標位置になるように、表示用パネル12を検査ステージ30のアライメントステージ38により移動させることにより行われる。
【0029】
各Z移動装置42は、前記した可動テーブル48のほかに、さらに、可動テーブル48を本体14に装着している一対のリニアガイド62と、可動テーブル48を第1の方向へ移動させるZ移動機構64とを備える。
【0030】
各可動テーブル48は、長方形の対応する辺の方向に伸びる板状部材から形成されており、またリニアガイド62及びZ移動機構64により本体14の傾斜面部16と平行に支持されている。
【0031】
各リニアガイド62は、Z方向へ伸びるガイドレール66と、ガイドレール66にZ方向へ移動可能に嵌合されたスライドガイド68とを含む一般的なリニアガイドである。ガイドレール66は開口24を形成する面に組み付けられており、スライドガイド68は可動テーブル48に組み付けられている。
【0032】
各Z移動機構64は、開口24を形成する面に配置された中空モータ70と、中空モータ70の中空部に螺合されたリードスクリュー72とにより形成することができる。中空モータ70はその回転軸線がZ方向へ伸びるように傾斜面部16に組み付けられており、リードスクリュー72はZ方向へ伸びるように可動テーブル48に回転可能に組み付けられている。
【0033】
待機時、検査ステージ30の移動時及び検査ステージ30への表示用パネル12の受け渡し時、Z移動機構64は、各プローブユニット40を検査ステージ30及びそれに受けられた表示用パネル12から離している。
【0034】
しかし、検査ステージ30が表示用パネル12を受けた状態で、検査部20に移動され、その状態で表示用パネル12とプローブユニット40との位置決めをするとき、Z移動機構64はプローブユニット40を1回以上検査ステージ30に接近させる。
【0035】
また、上記位置決めが終了すると、Z移動機構64は、プローブユニット40を検査ステージ30に向けて移動させて、プローブの接触子を表示用パネル12の電極に押圧する。この状態で通電試験が行われる。
【0036】
通電試験が終了すると、Z移動機構64は、プローブユニット40を検査ステージ30に対してZ方向へ移動させて、待機位置に待避させる。
【0037】
図1に示すように、操作盤74が本体14の近傍に配置されており、また目視検査の補助装置として用いる光学顕微鏡76と、自動点灯検査装置の場合にテレビカメラのような撮像装置により撮影した表示用パネル12の画像を映し出すために用いられるテレビジョン受像機(モニタ)78とが配置されている。
【0038】
操作盤74は、作業者が、プローブのオーバードライブ量、電極と接触子との接触圧等の検査条件の設定、検査ステージ及びプローブユニットの作動開始指令、表示用パネルの電極とプローブの接触子との相対的な位置決め指令等の制御指令の入力をし、それにより検査装置10を作動させるためのものである。
【0039】
図1及び図11に示すように、検査部20には、また、少なくとも電極と接触子とを再度接触させて再度検査をする再接触指令を発生する複数の再接触指令スイッチ80,82,84,86が開口24の近傍に設けられている。
【0040】
再接触指令スイッチ80は、電極と接触子との相対的な位置決めを再度行わせた後に、再度接触指令を発生する。スイッチ80が操作されると、検査装置10は、電極と接触子を再度接触させて、再度通電試験を行う。したがって、その表示用パネルが良品と判定される可能性が高くなり、良品を不良品と判定される可能性が低くなる。
【0041】
再接触指令スイッチ82は、電極と接触子との相対的な位置決めを再度行わせかつ電極と接触子との相対的な接触圧を増加した後に、電極と再度接触指令を発生する。スイッチ82が操作されると、検査装置10は、電極と接触子との相対的な位置決めを再度行った後に、電極と接触子を再度接触させて、再度通電試験を行う。したがって、その表示用パネルが良品と判定される可能性がより高くなり、良品を不良品と判定される可能性がより低くなる。
【0042】
再接触指令スイッチ84は、第2のスイッチと、電極と接触子との相対的な位置決めを再度行わせかつ表示用パネル12をプローブユニット40に対しX方向に変位させた後に、再度接触指令を発生する。スイッチ84が操作されると、検査装置10は、電極と接触子との相対的な位置決めを再度行い、表示用パネル12をプローブユニット40に対しX方向に所定量変位させた後に、電極と接触子を再度接触させて、再度通電試験を行う。したがって、その表示用パネルが良品と判定される可能性がより高くなり、良品を不良品と判定される可能性がより低くなる。
【0043】
再接触指令スイッチ86は、電極と接触子との相対的な位置決めを再度行わせかつ表示用パネルをプローブユニットに対しY方向に変位させた後に、再度接触指令を発生する。スイッチ86が操作されると、検査装置10は、電極と接触子との相対的な位置決めを再度行い、表示用パネル12をプローブユニット40に対しY方向に所定量変位させた後に、電極と接触子を再度接触させて、再度通電試験を行う。したがって、その表示用パネルが良品と判定される可能性がより高くなり、良品を不良品と判定される可能性がより低くなる。
【0044】
スイッチ80,82,84,86の操作は、これらのスイッチが本体の検査部近傍に設けられているから、制御盤74を操作して上記のような指令を発生する場合に比べ、極めて容易である。したがって、再接触指令を容易に入力可能とすることができる。
【0045】
再接触指令スイッチによる上記動作を実行するために、検査装置10は、例えば、プローブユニット40がZ移動装置42により検査ステージ30から離された後に、スイッチ80,82,84,86のいずれが圧下されたを確認し、圧下されたスイッチに応じて上記動作を実行する。
【0046】
図3から図9に示すように、チャックトップ34は、表示用パネル12を解除可能に真空吸着するワークテーブル(すなわち、真空チャック)である。チャックトップ34は、バックライトユニット36からの光が表示用パネル12に達することを許す矩形の開口90を有すると共に、表示用パネル12を真空的に吸着する複数の吸着溝92を開口90の周りに有する。
【0047】
開口90の上端は、ガラス板のような透明板94により閉塞されている(図9参照)。透明板94は、チャックトップ34自体の上端面と共に、表示パネル12を受けるパネル受け面96とされている。各吸着溝92は、パネル受け面96に開放されている。図示の例では、チャックトップ34は、仮想的な矩形の隣り合う2つの辺に個々に対応されて対応する辺に沿って伸びる2つの吸着溝92を有している。
【0048】
しかし、仮想的な矩形の、1つ、3つ又は4つの辺に個々に対応されて対応する辺に沿って伸びる、1つ、3つ又は4つの吸着溝92を有していてもよい。また、各辺の吸着溝は、その辺の方向に連続していてもよいし、複数に分割されていてもよい。さらに、複数の吸着溝を各辺に複数列に設けていてもよい。
【0049】
バックライトユニット36は、チャックトップ34に受けられた表示用パネル12をその背後から照明する機能を有しており、したがって箱状のケース内に白色ランプのような1以上の光源を収容している。
【0050】
図6及び図7に示すように、チャックトップ34とバックライトユニット36とは、複数の支柱98によりZ方向に隔てられて、両者の間に空間100を形成している。遮光板28は、組み付け具102(図7参照)により本体14の内側に片持ち梁状に組み付けられており、またZ方向における空間100の位置にあって表示用パネル12と平行に維持されている。
【0051】
遮光板28は、検査ステージ30がローダ部22に移動されるときローダ部22近傍において空間100に受け入れられ始め、検査ステージ30がローダ部22に完全に位置されたとき図6から図8に示すように空間100に完全に受け入れられる。
【0052】
また、遮光板28は、検査ステージ30がローダ部22から離され始めるとき空間100から離され始め、検査ステージ30がローダ部22から完全に離されることにより空間100から完全に離される。
【0053】
これにより、検査ステージ30がローダ部22に移動されていると、バックライトユニット36からチャックトップ34に向かう光は遮光板28により遮断される。これに対し、検査ステージ30がローダ部22から完全に離されると、バックライトユニット36からの光は遮光板28により遮断されることなく、チャックトップ34に向かう。このため、チャックトップ34に対する表示用パネル12の着脱時に、バックライトユニット36を消灯させなくても、バックライトユニット36からの光は本体14の外に指向されることを防止されて、作業者はバックライトユニット36からの強い光にさらされることを防止される。
【0054】
アライメントステージ38は、X,Y,Zの3つの軸線のうち、2つの軸線(X,Y軸線)の方向への平行移動と、残りの1つの軸線(Z軸線)の周りの角度的回転を回転移動テーブルに与える2軸平行・1軸旋回テーブル装置である。そのような装置は、例えば、特開平11−245128号公報に記載されている。
【0055】
2軸平行・1軸旋回テーブル装置をアライメントテーブル38として検査ステージ30に用いると、回転移動テーブルをZ軸線の周りに角度的に回転させるθステージと、回転移動テーブルをY軸線の方向へ移動させるYステージと、回転移動テーブルをX軸線の方向へ移動させるXステージとをアライメントステージとして用いた検査ステージに比べ、Z軸線方向における検査ステージの高さ寸法が著しく小さくなる。
【0056】
搬送ステージ32は、本体14内に斜め上向きに配置された支持板104に配置されており、またアライメントステージ38を支持している。
【0057】
図5,図8及び図9に示すように、検査ステージ30は、また、表示用パネル12をチャックトップ34に対して位置決める2組のストッパ106と、表示用パネル12をストッパ106に押圧する複数の第1のプッシャー機構108と、表示用パネル12の縁部をパネル受け面96に解除可能に押圧する複数の第2のプッシャー機構110とを有する。ストッパ106並びに第1及び第2のプッシャー機構108及び110は、いずれも、チャックトップ34に配置されている。
【0058】
一方の組のストッパ106は、表示用パネル12の下端面を受けるようにY方向に間隔をおいて、パネル受け面96にねじ部材により取り付けられている。このため、チャックトップ34に載置された表示用パネル12は、パネル受け面96が傾斜していても、下端面が一方のストッパ106に当接し、それによりチャックトップ34から落下することを防止される。
【0059】
これに対し、他方の組のストッパ106は、表示用パネル12の左右方向における一方の端面を受けるようにX方向に間隔をおいて、パネル受け面96にねじ部材により取り付けられている。
【0060】
図示の例では、X辺及びY辺のそれぞれに1つの第1のプッシャー機構108が設けられている。X辺の第1のプッシャー機構108は、X方向において、一方の組のストッパ106と反対側(上方側)に配置されている。Y辺の第1のプッシャー機構108は、X方向において、他方の組のストッパ106と反対側に配置されている。
【0061】
図5及び図10に示すように、各第1のプッシャー機構108は、チャックトップ34に支持された逆転可能の回転機構112と、回転機構112により表示用パネル12に垂直の方向(Z方向)へ伸びる軸線の周りに角度的に回転されて表示用パネル12を押す揺動体114とを備える。
【0062】
各回転機構112は、その出力回転軸がZ方向へ伸びるように、チャックトップ34に支持されている。各回転機構112として、回転式のシリンダ機構、回転式のソレノイド機構、電動機等を用いることができる。
【0063】
各揺動体114は、一端部において回転機構112の出力回転軸に取り付けられたアーム116と、アーム116の他端部にチャックトップ34のパネル受け面からZ方向へわずかに突出する状態に取り付けられたピン118とで構成することができる。
【0064】
各第1のプッシャー機構108は、回転機構112が一方向へ所定の角度回転することにより、揺動体114が一方向に所定角度回転されて、表示用パネル12を対応するストッパ106に押す。これにより、表示用パネル12は、検査ステージ30に対して位置決められて、その状態に維持される。
【0065】
回転機構112が所定の角度逆転されると、各第1のプッシャー機構108は、揺動体114が所定角度逆回転されて、対応するストッパ106への表示用パネル12の押圧を解除する。
【0066】
図5及び図9に示すように、各第2のプッシャー機構110は、パネル受け面96と交差する方向へ伸びる軸線(Z軸線)を有するシリンダ126及びこれに受け入れられたピストン128を有するシリンダ機構120と、シリンダ機構120のピストン128に先端部に組み付けられた板状アーム122と、板状アーム122の先端部に配置されたゴム板124とを備える。
【0067】
シリンダ機構120は、そのピストン128が流体によりシリンダ126に対し軸線の周りに角度的に回転しつつその軸線の方向へ移動するスイングシリンダ機構である。図示の例では、X方向における両端部のそれぞれに2つのシリンダ機構120がY方向に間隔をおいて配置されている。
【0068】
板状アーム122は、弾性変形可能の板バネから製作されており、また一端においてピストン128の上端部に装着されている。ゴム板124は、シリコーンゴムのように弾性変形可能の材料から製作されており、また表示パネル12の縁部に当接可能に板状アーム122の他端部下面に装着されている。
【0069】
図9(A)に示すように、ピストン128がシリンダ126から突出していると、板状アーム122が表示用パネル12からX方向及びZ方向に離されている。
【0070】
図9(A)に示す状態において、ピストン128がシリンダ126内に後退されると、ピストン128が下降されつつその軸線の周りに角度的に回転されるから、板状アーム122が図9(B)に示すように回転されつつ下降されて、ゴム板124が表示用パネル12の縁部の上方に移動される。
【0071】
ピストン128がシリンダ126内にさらに後退されると、板状アーム122が図9(C)に示すようにさらに下降されて、ゴム板124が表示用パネル12の縁部に当接する。
【0072】
ピストン128がシリンダ126内にさらに後退されると、板状アーム122が図9(D)に示すようにさらに下降されるから、ゴム板124が表示用パネル12の縁部をパネル受け面96に押圧する。この状態において、板状アーム122は弾性変形によりわずかに撓み、ゴム板124は弾性変形する。
【0073】
上記の結果、表示用パネル12の縁部がX方向一端部に位置する吸着溝92の開放部に押圧されて密着するから、その吸着溝92又は全ての吸着溝92が吸引源に接続されることにより、表示用パネル12の縁部はその吸着溝92又は全ての吸着溝92に吸着され、その状態に安定に維持される。
【0074】
表示用パネル12の縁部の押圧を解除するとき、各第2のプッシャー機構110は、ピストン128がシリンダ126から突出されることにより、上記と逆に作動される。
【0075】
吸着溝92は、検査ステージ30が表示用パネルを受けたときから、検査が終了して、検査ステージ30がローダ部22に達するまでの間は、吸引源に接続される。しかし、検査ステージ30に対する表示用パネルの着脱時には、吸着溝92は、吸引源から切り離される。
【0076】
第1のプッシャー機構108は、表示用パネル12と検査ステージの相対的な位置決めを行うときだけ、表示用パネル12をストッパ106に押する。また、第2のプッシャー機構110は、表示用パネル12を吸着溝92に吸着させるときだけ、表示用パネル12の縁部をパネル受け面96に押圧する。しかし、第1及び第2のプッシャー機構108及び110のいずれも、それ以外のときにも表示用パネルを押圧するようにしてもよい。
【0077】
しかし、検査ステージ30に対する表示用パネルの着脱時には、全ての吸着溝92は吸引源から切り離され、全ての第1のプッシャー機構108はストッパ106への表示用パネル12の押圧を解除し、全ての各第2のプッシャー機構110はパネル受け面96への表示用パネル12の押圧を解除する。
【0078】
検査装置10において、検査ステージ30がローダ部22に位置するとき、検査済みの表示用パネル12が検査ステージ30から除去され、未検査の表示用パネル12が検査ステージ30に配置される。この受け渡し作業は、人手により行われる。
【0079】
表示用パネル12の受け渡し作業が終了すると、検査装置10は、本体12の検査部20に備えられた開始スイッチ(図示せず)が操作されることにより、以下の動作を開始する。
【0080】
先ず、表示用パネル12が第1のプッシャー機構108によりストッパ96に押圧されて、検査ステージ30に対する表示用パネルの位置決めが行われる。
【0081】
次いで、表示用パネル12の縁部が第2のプッシャー機構110によりパネル受け面96に押圧されると共に、全ての吸着溝92が吸引源に接続される。これにより、表示用パネル12は検査ステージ30に保持される。
【0082】
次いで、検査ステージ30が検査部20に移動され、検査部20においてプローブユニット40に対して位置決められる。このアライメントのとき、表示用パネル12は、チャックトップ34及びバックライトユニット36がアライメントステージ38により移動されることにより、プローブユニット40に対して移動される。また、各プローブユニット40がZ移動装置42により検査ステージ30に対し1回以上移動される。
【0083】
次いで、各プローブユニット40がZ移動装置42により検査ステージ30に向けて移動されて、プローブの接触子が表示用パネル12の電極に押圧される。この状態で、表示用パネルに通電されて、作業者による目視点灯検査が行われる。
【0084】
検査の結果、不良であると、いずれかの再接触指令スイッチが圧下されることにより、少なくともアライメントが再度行われた後、接触子と電極とが再接触されて再検査が行われる。
【0085】
検査が終了すると、各プローブユニット40がZ移動装置42により検査ステージ30から離された後、検査ステージ30がローダ部22に向けて移動される。
【0086】
上記工程は、表示用パネル12毎に繰り返される。
【0087】
検査装置10は、プローブユニット40を表示用パネル12に対しZ方向に個々に移動させるから、表示用パネル12とプローブユニット40とをZ方向へ相対的に移動させる移動機構を検査ステージ30に設ける必要がなく、したがってZ方向における検査ステージ30の高さ寸法が小さくなり、プローブユニット30に対する表示用パネル12の位置が安定する。
【0088】
また、各プローブユニット40が対応する移動装置42により表示用パネル12に対しZ方向に移動されるから、移動装置42によるZ方向へのプローブユニット40の移動量をプローブユニット40毎に設定することができ、したがって、全てのプローブを共通のプローブベース46に配置した場合に比べ、プローブ相互間のオーバードライブ量及び針圧の差を小さくすることができる。
【0089】
さらに、各プローブユニット40が複数のプローブブロック40をプローブベース46に配置して、オーバードライブ及び針圧をプローブプローブベース46毎に設定すると、オーバードライブ及び針圧をプローブブロック44毎に設定する場合に比べ、オーバードライブ及び針圧の設定作業が容易になる。
【0090】
これに対し、表示用パネルの電極を検査ステージによりプローブの接触子に押圧する従来の検査装置では、プローブの接触子の高さ位置が正確に一致していないと、オーバードライブが不足するプローブが存在することになる。その結果、そのプローブの接触子と表示用パネルの電極との接触圧(針圧)が不足し、正確な試験結果を得ることができない。
【0091】
これを防止すべく全てのプローブが所定の値以上のオーバードライブを受けるようにすると、大きな押圧力が必要になるし、オーバードライブが過剰になるプローブが存在することになる。その結果、プローブが短命になるし、表示用パネルの電極を損傷するおそれがある。
【0092】
検査装置10によれば、Z移動装置42をプローブユニット40側に配置しているのみならず、プローブユニット40毎に配置しているから、従来の検査装置による上記の問題が解決される。
【0093】
本発明は、表示用パネルの受け渡しを人手により行う装置のみならず、搬送ロボットのような自動化装置を用いて行う装置にも適用することができる。また、本発明は、目視検査を人の肉眼により行う目視点灯装置のみならず、撮像装置、画像処理装置等を用いて自動的に行う自動点灯検査装置にも適用することができるし、自動検査及び目視検査の両者を選択的に行うことができる装置にも適用することができる。さらに、本発明は、表示用パネルを斜めにした状態で検査する装置のみならず、表示用パネルをほぼ水平にした状態で検査する装置のような他の形式の装置にも適用することができる。
【0094】
本発明は、液晶を封入した液晶表示パネルのみならず、薄膜トランジスタを形成したガラス基板、プラスマ表示パネルのように、液晶表示パネル以外の表示パネル等、他の表示用パネルの検査装置にも適用することができる。
【0095】
本発明は、上記実施例に限定されない。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査装置の一実施例を示す正面図
【図2】図1に示す検査装置の検査部の詳細を示す図
【図3】図2における3−3線に沿って得た断面図
【図4】図2における4−4線に沿って得た断面図
【図5】図1に示す検査装置の検査ステージの詳細を示す図
【図6】検査ステージの配置状態を示す概略的な断面図
【図7】図6における7−7線に沿って得た断面図
【図8】図7に示す状態における検査ステージの図
【図9】第2のプッシャー機構の動作を説明するための図
【図10】第1のプッシャー機構の一実施例を示す図
【図11】再接触指令スイッチを示す図
【符号の説明】
10 検査装置
12 表示用パネル
14 本体
20 検査部
22 ローダ部
24,26 本体の開口
28 遮光板
30 検査ステージ
32 搬送ステージ
34 チャックトップ
36 バックライトユニット
38 アライメントステージ
40 プローブユニット
42 Z移動装置
44 プローブブロック
46 プローブベース
100 遮光板を受け入れる空間

Claims (2)

  1. 本体と、該本体内に配置された検査ステージとを含み、
    前記本体は、前記表示用パネルの検査をする検査部と、前記検査ステージに対する前記表示用パネルの受け渡しをするローダ部とを備え、
    前記検査ステージは、前記検査部と前記ローダ部とに移動可能であり、また、前記表示用パネルを受けるチャックトップと、該チャックトップに受けられた表示用パネルに背後から光を照射すべく前記チャックトップに組み付けられたバックライトユニットとを備え、
    前記本体は、さらに、前記検査ステージが前記ローダ部に移動されているとき、前記バックライトユニットから前記チャックトップに向かう光を遮断する遮光板を前記ローダ部に備え、
    前記検査ステージが前記ローダ部に移動されたとき前記遮光板を受け入れる空間が、前記チャックトップと前記バックライトユニットとの間に当該チャックトップおよびバックライトユニットによって形成されている、表示用パネルの検査装置。
  2. 前記チャックトップと前記バックライトユニットとは、前記空間を形成すべく前記表示用パネルと交差する方向に間隔をおいている、請求項1に記載の検査装置。
JP2000195759A 2000-06-29 2000-06-29 表示用パネルの検査装置 Expired - Lifetime JP3940549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000195759A JP3940549B2 (ja) 2000-06-29 2000-06-29 表示用パネルの検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000195759A JP3940549B2 (ja) 2000-06-29 2000-06-29 表示用パネルの検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002014626A JP2002014626A (ja) 2002-01-18
JP3940549B2 true JP3940549B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=18694366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000195759A Expired - Lifetime JP3940549B2 (ja) 2000-06-29 2000-06-29 表示用パネルの検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3940549B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116643112B (zh) * 2023-07-21 2023-09-19 深圳市隆显智能设备有限公司 基于夹持施压便于固定的显示屏检测设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002014626A (ja) 2002-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4808135B2 (ja) プローブ位置合わせ方法及び可動式プローブユニット機構並びに検査装置
KR100707686B1 (ko) 패널의 검사장치
KR20060049154A (ko) 표시용 패널의 검사장치
KR100673717B1 (ko) 프로브장치
JP4010747B2 (ja) 表示用パネルの検査装置
JPH07306153A (ja) 基板外観検査装置
JP3940549B2 (ja) 表示用パネルの検査装置
JP3545655B2 (ja) 電気接続装置
JP4421405B2 (ja) 表示用パネルの検査装置
JP4163435B2 (ja) 被検査基板の検査装置
JP2002016127A (ja) チャックトップ
JP4167010B2 (ja) 表示用基板の処理装置
JP2002014627A (ja) 表示用パネルの検査装置
JP3288568B2 (ja) アライメント装置および方法
JP2005221568A (ja) 表示用パネルの処理装置
CN210347851U (zh) 共用式两段fpc假压检测治具
JP2000180807A (ja) 液晶基板の検査装置
KR100672271B1 (ko) 표시패널검사용 소켓의 단자접촉유지 구조체 및표시패널검사용 소켓
JPH09281001A (ja) 液晶表示パネルの検査装置
JP3907797B2 (ja) 基板検査装置
JPH10301076A (ja) 液晶パネルの点灯試験装置
JP2003004588A (ja) 表示用基板の検査装置
JP3637150B2 (ja) 表示パネル基板の検査方法および装置
JPH07140040A (ja) 薄型表示機器の検査装置
JPH1154572A (ja) プローブ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3940549

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140406

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term