JP3907797B2 - 基板検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)のガラス基板などの欠陥検査に用いられる基板検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、LCDに用いられるガラス基板の欠陥検査は、ガラス基板表面に照明光を当て、その反射光の光学的変化から基板表面の傷などの欠陥部分を観察するマクロ観察と、マクロ観察で検出された欠陥部分を拡大して観察するミクロ観察を切り替えて可能にしたものがある。
【0003】
具体的には、特開平5−322783号公報に開示されるように、X、Y方向に水平移動可能にしたX−Yステージに対応させてマクロ観察系とミクロ観察系を設け、X−Yステージ上に被検査基板を載置した状態から、X−YステージをX、Y方向の2次元方向に移動して被検査基板の検査部位をマクロ観察系またはミクロ観察系の観察領域に位置させることで、被検査基板面の欠陥部分に対するマクロ観察またはミクロ観察を可能にしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近、LCDの大型化にともないガラス基板のサイズは、ますます大型化の傾向にあり、このため、このような大型サイズのガラス基板の欠陥検査において、上述したようなX−YステージをX、Y方向の2次元方向に水平移動するようにしたものでは、基板面積の4倍もの移動範囲が必要となり、基板サイズの大型化とともに、装置の大型化を免れない。また、このように構成したものでは、被検査基板面が検査者の目の位置から遠く離れるため、微小な傷に対する検査が困難で、さらに検出した欠陥部の位置情報などを取り出すことも難しいことなどから、精度の高い欠陥検査を行うことができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、小型化を実現できるとともに、被検査基板に対し精度の高い欠陥検査を効率よく行うことができる基板検査装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の基板検査装置は、装置本体の上方に配置され被検査基板を照明するマクロ観察用照明光源と、前記装置本体内に設けられ前記被検査基板を保持する被検査基板保持部と、前記被検査基板保持部を水平な状態からマクロ観察する所望の角度と前記マクロ観察する所望の角度からミクロ観察を行う略垂直な角度に回転させる回転駆動部と、前記回転駆動部により前記略垂直な角度に回転された前記被検査基板保持部に沿って平行移動可能に前記装置本体の前面に設けられ前記被検査基板面をミクロ観察する観察ユニットとを備えたことを特徴としている。
【0008】
発明によれば、被検査基板保持部を立ち上げて装置本体の前方に引き寄せることにより、被検査基板の全面を観察ユニットでミクロ観察を行うことができる。この結果、検査者は、目視で欠陥位置を確認しながら観察ユニットによる欠陥部の観察を行うことができ、ミクロ観察を効率よく行うことができる。
また、被検査基板保持部を立ち上げた状態で観察ユニットを被検査基板面に沿って平行移動させることにより、従来のように被検査基板保持部XY方向に移動させることなく、観察ユニットのみを移動させてミクロ観察を行うことができ、装置の小型化を容易に行える。
【0009】
また、発明によれば、観察ユニット及び観察ユニット支持部に観察ユニットの位置座標を検出する座標検出手段を設けることにより、観察ユニットによる被検査基板上の欠陥部の位置座標データを収集することができる。
また、被検査基板保持部を反転させ直線移動駆動部により装置本体の前面に移動させることにより、前記被検査基板の裏面を前記観察ユニットで観察するできるとともに、裏面マクロ用照明光源を点灯して被検査基板の裏面側から照明することにより、検査者の近くで目視による被検査基板裏面のマクロ観察を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に従い説明する。
図1および図2は、本発明の一実施の形態が適用される基板検査装置の概略構成を示している。図において、1は装置本体で、この装置本体1内部には、被検査基板保持手段としてホルダ2を配置している。このホルダ2は、LCDに用いられるガラス基板のような大型の被検査基板を載置保持するものである。
【0011】
ホルダ2は、両側面中間部を一対のアーム3先端に回動自在に支持されている。これらアーム3は、図3に示すように垂直方向に配置されるもので、その基端部を一対のガイド付ボールネジ4の可動部401に各別に回動自在に接続している。
【0012】
これらガイド付ボールネジ4は、図示しないボールネジの回転によりガイドに沿って可動部401を上下方向に移動するもので、可動部401の移動によりアーム3を介してホルダ2に上下方向の駆動力を作用させるようにしている。また、これらガイド付ボールネジ4は、図4に示すように、それぞれプーリ5、5を設けていて、これらプーリ5、5の間にベルト6を架け渡すとともに、一方のガイド付ボールネジ4のプーリ5に直結したプーリ501に、図3に示すようにベルト7を介してモータ8の回転軸に接続し、モータ8の回転によりベルト7、6およびプーリ501、5を介して、それぞれのガイド付ボールネジ4のボールネジを同時に回転させ、ホルダ2の両側面中間部に作用する上下方向の駆動力が相等しくなるようにしている。
【0013】
なお、図4において、符号9は、プーリ5、5間のベルト6の張力を調整するための中継プーリである。
アーム3を介してホルダ2を支持する一対のガイド付ボールネジ4は、共通ベース10に設けている。このベース10は、図4および図5に示すように装置本体1側の固定部101に所定の間隔をおいて平行に設けられた一対のレール102に対し、ガイド11を介して移動可能に設けている。また、装置本体1側の固定部101の一対のレール102の間には、エアシリンダ12を設け、このエアシリンダ12によりベース10を一対のレール102に沿って移動させるようにしている。つまり、共通ベース10に設けられた一対のガイド付ボールネジ4は、アーム3を介してホルダ2を支持した状態で、図2に示す装置本体1の前方(図示左側)および後方(図示右側)のそれぞれの方向に所定範囲で往復移動できるようになっている。
【0014】
一方、ホルダ2は、図3に示すようにアーム3による支持部を挟んだ両端部のうち、装置本体1前方に対応する端部の両側に、前側支点受け部13を設け、また、装置本体1後方に対応する端部の両側に、後側支点受け部14を設けている。さらに、ベース10上には、前側支点受け部13に対応する支点部15および後側支点受け部14に対応する支点部16を設けている。この場合、前側支点受け部13に対応する支点部15は、後側支点受け部14に対応する支点部16より僅かに高い位置に設けられている。
【0015】
ここで、ホルダ2に設けられる前側支点受け部13は、図6(a)に示すように筒状の受け部ケース131の中空部にベアリング132を介して受け部本体133を回転可能に収容している。この受け部本体133は、前方に受孔部134を有するとともに、軸方向に移動可能に軸135を挿通していて、後述する支点部15の支点軸151が受孔部134に挿入されると、この状態で、支点軸151を回転自在に支持するとともに、軸135を押込みむことで、センサ136により支点軸151の挿入状態を検知するようにしている。一方、支点部15は、図6(a)(b)に示すように支点軸151を有する可動部152をガイド153に沿って移動可能に設け、この可動部152にエアシリンダ154の可動軸155に接続することで、エアシリンダ154により可動部152を介して支点軸151を進退可能に移動させ、支点受け部13の受孔部134に挿脱可能にしている。ここで、図6(a)は、支点部15の支点軸151が後退して支点受け部13の受孔部134から抜け出た状態、図7は、支点部15の支点軸151が前進して支点受け部13の受孔部134に挿入した状態を示している。
【0016】
なお、後側支点受け部14および支点部16についても、上述した前側支点受け部13および支点部15と同様な構成からなっているので、ここでの説明は省略している。
【0017】
装置本体1の上方に、被検査基板表面のマクロ観察用照明に用いられる点光源としてのメタルハライドランプ17と線光源としてのナトリウムランプ18を設けている。メタルハライドランプ17は、主にフレネルレンズ20により収束光を得るためのものである。また、ナトリウムランプ18は、干渉を生じ易い特定波長の光を液晶フィルタ21で散乱させて、散乱光を得るためのものである。この場合、ナトリウムランプ18は、図示しないシャッタなどを用いて光の発生、しゃ断を切り替えできるようにしている。
【0018】
そして、これらメタルハライドランプ17およびナトリウムランプ18に対向させて反射ミラー19を配置している。このミラー19は、45°傾けて設けられていて、メタルハライドランプ17およびナトリウムランプ18からの光を反射しフレネルレンズ20に与えるようにしている。このフレネルレンズ20には、液晶フィルタ21を設けている。
【0019】
液晶フィルタ21は、常時不透明で、電源投入により透明に切り替わるようにしたもので、不透明の状態では、ナトリウムランプ18からの光を散乱して面光源としてマクロ観察時のホルダ2上を照射し、また、透明な状態では、メタルハライドランプ17からの光をフレネルレンズ20を通して、収束光にしてマクロ観察時のホルダ2上を照射するようにしている。
【0020】
装置本体1の後方に蛍光灯を内蔵したバックライト22を設けている。このバックライト22は、ミクロ観察用照明に用いられるもので、バックライト22の表面には、外光の反射を防止するためのNDフィルタ23を設けている。
【0021】
さらに、装置本体1の前方下部には、被検査基板裏面のマクロ観察用照明として用いられる蛍光灯などからなる光源24を設けている。
図1に示す装置本体1前方には、該装置本体1の前面両側縁に沿って図示しないガイドレールを設け、また、装置本体1前面を左右に横切るように観察ユニット支持部25を配置し、この観察ユニット支持部25を前記ガイドレールに沿って装置本体1前面を図示Y軸方向、つまり装置本体1前方に立ち上げられたホルダ2上の被検査基板面の上下方向に移動可能に設けている。
【0022】
観察ユニット支持部25は、実体顕微鏡26を移動可能に支持している。この場合、実体顕微鏡26は、観察ユニット支持部25に沿って、装置本体1前面の観察ユニット支持部25の移動方向と直交する図示X軸方向、つまり被検査基板面上の左右方向に移動可能になっており、ホルダ2上の被検査基板全面についてミクロ観察を行うことができるようにしている。
【0023】
また、装置本体1前方のX方向およびY方向のそれぞれの側縁には、Xスケール271およびYスケール272を設けている。これらXスケール271およびYスケール272は、実体顕微鏡26の位置座標を検出するためのもので、この場合、実体顕微鏡26の位置座標をホルダ2の被検査基板面に対応させておくことにより、被検査基板上における実体顕微鏡26の位置座標データを収集できるようにしている。
【0024】
次に、以上のように構成した実施の形態の動作を説明する。
まず、被検査基板表面のマクロ観察を行う場合は、ホルダ2上に被検査基板を載置保持し、図2に示すようにホルダ2の前側支点受け部13を支点部15により支持させた状態で、ガイド付ボールネジ4によりアーム3を下方向に移動させる。この場合、支点部15は、図7に示すようにエアシリンダ154により可動部152を介して支点軸151を前進させ、支点軸151を支点受け部13の受孔部134に挿入している。
【0025】
この状態では、ホルダ2は、ほぼ水平に保持される。次いで、メタルハライドランプ17を点灯し、同時に液晶フィルタ21の電源を投入して透明状態に切り替えると、メタルハライドランプ17からの光は、反射ミラー19で反射され、フレネルレンズ20を通して、点Fに収束する光としてホルダ2上の被検査基板面に照射される。これにより、検査者の目視により被検査基板表面の傷や汚れなどの欠陥を検査するマクロ観察が実行される。
【0026】
次に、メタルハライドランプ17に代えて、図示しないシャッタを開いてナトリウムランプ18の光を発生させ、また、液晶フィルタ21の電源を切って不透明状態(散乱状態)に切り替える。すると、今度は、ナトリウムランプ18からの光が、不透明な液晶フィルタ21で散乱され、面光源としてマクロ観察時のホルダ2上に照射される。この場合も、検査者の目視による被検査基板表面のマクロ観察になるが、ここでのナトリウムランプ18は、干渉を生じ易い特定波長の光を発生するので、被検査基板上の膜むらなど欠陥を検出することができる。この表面マクロ観察では、アーム3を上方に移動させてホルダ2を所望の角度に傾斜させたり、アーム3を上下動させてホルダ2を揺動させることも可能である。
【0027】
次に、被検査基板裏面のマクロ観察を行う場合は、ガイド付ボールネジ4によりアーム3を僅かに下方向に移動させる。すると、ホルダ2は、前側支点受け部13を支点部15により支持されているので、支点部15を中心に反時計方向に僅かに回転し、後側支点受け部14が支点部16に対向して位置される。そして、この状態から、図7に示す動作に準じて後側支点受け部14を支点部16により支持させる。また、後側支点受け部14を支点部16により支持されたことをセンサ(図7に示すセンサ136が相当)が検知したのち、今度は、前側支点受け部13の支点部15による支持を解除する。この場合、図6(a)に示すようにエアシリンダ154により可動部152を介して支点軸151を後退させ、支点軸151を支点受け部13の受孔部134より抜き取るようになる。
【0028】
次いで、ガイド付ボールネジ4によりアーム3を上方向に移動する。この場合、図3および図4に示すようにモータ8の回転によりベルト7、6およびプーリ501、5を介して、それぞれのガイド付ボールネジ4のボールネジを同時に回転させ、ホルダ2の両側縁中央部に相等しい上方向の駆動力を作用させる。すると、ホルダ2は、支点部16を中心に時計方向に回転し、図2の(2A)に示す位置まで立ち上げられる。
【0029】
次に、図5に示すようにエアシリンダ12を付勢してガイド付ボールネジ4を設けた共通ベース10をレール102に沿って装置本体1の前方に移動させる。この時、アーム3も、ガイド付ボールネジ4の可動部401の支持部を中心に回動されている。これにより、ホルダ2は、立ち上げられた状態のままで、図2の(2B)に示す装置本体1の前方位置まで移動される。その後、装置本体1の前方下部の光源24を点灯すると、この光源24からの光は、ホルダ2上の被検査基板裏面に照射され、この状態で、検査者の目視により被検査基板裏面の傷や汚れなどの欠陥を検査するマクロ観察が実行される。
【0030】
次に、被検査基板表面のミクロ観察を行うには、図2に示すホルダ2の前側支点受け部13を支点部15により支持させた被検査基板表面のマクロ観察の状態から、ガイド付ボールネジ4によりアーム3を上方向に移動する。この場合、図3および図4に示すようにモータ8の回転によりベルト7、6およびプーリ501、5を介して、それぞれのガイド付ボールネジ4のボールネジを同時に回転させ、ホルダ2の両側縁中央部に相等しい上方向の駆動力を作用させる。すると、ホルダ2は、支点部15を中心に反時計方向に回転され、図2の(2C)、(2D)、(2E)の順に、(2F)に示す装置本体1の前方位置に立ち上げられる。
【0031】
この状態から、装置本体1の後方のバックライト22を点灯すると、バックライト22の光は、ホルダ2上の被検査基板背面から照射される。この状態で、検査者により、実体顕微鏡26を用いて被検査基板表面の傷などの欠陥を検査するミクロ観察が行われる。
【0032】
この場合、実体顕微鏡26を観察ユニット支持部25に沿ってX方向に移動させながら、観察ユニット支持部25をY方向に移動させることで、実体顕微鏡26を被検査基板全面にわたって走査でき、この状態で、ミクロ観察を行う。また、このミクロ観察で、実体顕微鏡26により被検査基板表面の傷などを見付けた場合は、確認操作を行うと、この時の被検査基板上での実体顕微鏡26の位置座標がXスケール271、Yスケール272により検出され、位置座標データとして収集することができる。
【0033】
従って、このようにすれば、ホルダ2の前側支点受け部13を支点部15に支持するとともに、ガイド付ボールネジ4によりホルダ2を上方向に駆動しホルダ2を立ち上げることにより被検査基板を検査者側に引き寄せた状態で、実体顕微鏡26を用いて被検査基板表面の観察を行うことができるので、被検査基板面を検査者の目の位置に十分近付けてのミクロ観察を実行でき、これにより検査者は、目視で欠陥位置を確認しながら実体顕微鏡26による欠陥部の観察を行うようにでき、ミクロ観察を効率よく行うことができるとともに、微小な傷に対する検査を含めて精度の高い欠陥検査を行うことができる。また、実体顕微鏡26は、被検査基板面の一方向に沿って移動可能に設けられた観察ユニット支持部25に、被検査基板面上での観察ユニット支持部25の移動方向と直交する方向に移動可能に設けられ、ホルダ2を移動することなく、実体顕微鏡26のみを移動するのみでミクロ観察を行うことができるので、従来の、被検査基板面積の4倍ものステージの移動範囲を必要とするものと比べ、装置の大幅な小型化を実現することができる。
【0034】
また、実体顕微鏡26の位置座標を装置本体1前方のX方向およびY方向のそれぞれの側縁に配置したXスケール271およびYスケール272により検出することができるので、被検査基板上の欠陥部の位置情報を簡単に取り出すことができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、被検査基板保持部を立ち上げて装置本体の前面に引き寄せることにより、観察ユニットによる被検査基板全面のミクロ観察を行うことができる。この結果、検査者は、目視で欠陥位置を確認しながら観察ユニットによる欠陥部の観察を行うことができ、ミクロ観察を効率よく行うことができるとともに、微小な欠陥に対する検査を含めて精度の高い欠陥検査を行うことができる。
【0036】
また、被検査基板保持部を立ち上げた状態で観察ユニットを被検査基板面に沿って平行移動させることにより、従来のように被検査基板保持部をXY方向に移動することなく、観察ユニットのみを移動させてミクロ観察を行うことができるので、被検査基板の4倍のステージ移動範囲を必要とする従来のものに比べ、装置の大幅な小型化を実現することができる。また、観察ユニット及び観察ユニット支持部に観察ユニットの位置座標を検出する座標検出手段を設けることにより、観察ユニットによる被検査基板上の欠陥部の位置座標データを簡単に取り出すことができる。
さらに、被検査基板保持部を反転させ直線移動駆動部により装置本体の前面に移動させることにより、被検査基板の裏面を前記観察ユニットで観察するできるとともに、裏面マクロ用照明光源を点灯して被検査基板の裏面側から照明することにより、被検査基板を検査者に近づけて被検査基板裏面のマクロ観察を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成を示す正面図。
【図2】一実施の形態の概略構成を示す側面図。
【図3】一実施の形態に用いられるホルダの上下方向の駆動部の概略構成を示す図。
【図4】一実施の形態に用いられるガイド付ボールネジの駆動部の概略構成を示す図。
【図5】一実施の形態に用いられるガイド付ボールネジを設けたベースの概略構成を示す図。
【図6】一実施の形態に用いられる支点受け部および支点部の概略構成を示す図。
【図7】一実施の形態に用いられる支点受け部および支点部の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…装置本体、
2…ホルダ、
3…アーム、
4…ガイド付ボールネジ、
401…可動部、
5、501…プーリ、
6、7…ベルト、
8…モータ、
9…中継プーリ、
10…ベース、
101…固定部、
102…レール、
103…固定部、
11…ガイド、
12…エアシリンダ、
13…前側支点受け部、
131…受け部ケース、
132…ベアリング、
133…受け部本体、
134…受孔部、
135…軸、
14…後側支点受け部、
15、16…支点部、
151…支点軸、
152…可動部、
153…ガイド、
154…エアシリンダ、
155…可動軸、
17…メタルハライドランプ、
18…ナトリウムランプ、
19…ミラー、
20…フレネルレンズ、
21…液晶フィルタ、
22…バックライト、
23…NDフィルタ、
24…光源、
25…観察ユニット支持部、
26…実体顕微鏡、
271、272…スケール。

Claims (7)

  1. 装置本体の上方に配置され被検査基板を照明するマクロ観察用照明光源と、
    前記装置本体内に設けられ前記被検査基板を保持する被検査基板保持部と、
    前記被検査基板保持部を水平な状態からマクロ観察する所望の角度と前記マクロ観察する所望の角度からミクロ観察を行う略垂直な角度に回転させる回転駆動部と、
    前記回転駆動部により前記略垂直な角度に回転された前記被検査基板保持部に沿って平行移動可能に前記装置本体の前面に設けられ前記被検査基板面をミクロ観察する観察ユニットとを備えたことを特徴とする基板検査装置。
  2. 前記観察ユニットを前記装置本体の前面を横切るように配置された観察ユニット支持部に沿って一方向に移動可能に設けるとともに、この観察ユニット支持部を前記観察ユニットの移動方向と直交する他方向に移動可能に設け、前記観察ユニット及び前記観察ユニット支持部を前記被検査基板保持部に保持された前記被検査基板面に沿ってXY方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
  3. 前記観察ユニット及び前記観察ユニット支持部は、夫々の移動方向に沿って前記観察ユニットの位置座標を検出する座標検出手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の基板検査装置。
  4. 前記座標検出手段は、前記観察ユニットを前記被検査基板上の欠陥部に移動させて観察したときの前記観察ユニットの位置座標から前記欠陥部の位置情報を得ることを特徴とする請求項3記載の基板検査装置。
  5. 前記座標検出手段は、前記装置本体の前面の前記XY方向に沿う側縁に前記観察ユニットの位置座標を検出するスケールが設けられ、これらのスケールから前記被検査基板上の欠陥を観察した際の前記観察ユニットの位置座標を検出することを特徴とする請求項3又は4記載の基板検査装置。
  6. 前記回転駆動部は、前記被検査基板の裏面が前記装置本体の前方に向くように前記被検査基板保持部を前記略垂直な角度に反転させ、この反転した被検査基板保持部を前記装置本体の前面に移動させることを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
  7. 前記回転駆動部により前記略垂直な角度に回転された前記被検査基板保持部の背面側に設けられ、前記被検査基板保持部に保持された前記被検査基板の背面側から照明するバックライトを更に備えたことを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
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