JP2008064666A - 外観検査装置の基板保持機構 - Google Patents

外観検査装置の基板保持機構 Download PDF

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Abstract

【課題】ミクロ検査における基板の振動を抑制すると共にマクロ検査の邪魔にならない。
【解決手段】外観検査装置の基板保持機構は、枠状のステージ3に基板2を載置して、基板を目視観察するマクロ検査と拡大観察するミクロ検査とを行う。ステージ3の開口部に設けた桟17及び固定ピン17aとは別に、基板を支持する支持ピン25と、支持ピン25を固定した支持バー24とを設け、支持バー24を一対のコンベアのベルトに連結し、基板に対して進退させる。マクロ検査時には支持バーと支持ピンはステージの枠状部3bに隠れる退避位置に保持し、ミクロ検査時には支持バーと支持ピンは基板の欠陥Kまたはその近傍を裏面から支える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)用のガラス基板や半導体基板等の各種の基板、好ましくは大型基板を検査する外観検査装置における基板保持機構に関する。
従来、例えば液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)といったフラットパネルディスプレイの分野では、フラットパネルディスプレイ製造工程において、ガラス基板を製造し、欠陥検査が行われている。欠陥検査手法として基板上のゴミ等の異物やキズ等の欠陥を目視で検査するマクロ検査と高倍率の撮像カメラで撮像してモニター等で拡大観察するミクロ検査とがある。
これらの検査に際して、観察すべき基板の表面に照明光を照射する落射照明や基板の裏面から照明光を照射する透過照明を選択的に用いて欠陥の有無や欠陥を観察するようにしている。
ところで、近年、ガラス基板等が大型化して一辺が2mを越えるような大型サイズのものが出現しており、このような大型基板は薄型であるため剛性が小さくなっている。このような基板を検査する場合、基板を水平に支持するために基板を載置する四角枠形状の基板ホルダの開口部に棒状の桟が所定間隔に架けられ、各桟には基板を裏面から支えるピン部材が植設されている。
この場合、桟の本数が多いと基板を透過観察する際に桟が邪魔になるため、必要最小限の本数しか取付けられなかった。また、外観検査装置には除振器が取付けられているが、このような構成を採用しても、外観検査装置に備えられたモータやその他の周辺機器等の影響によって大型基板が微小振動したり撓んだりすることを抑止できなかった。
基板をマクロ観察する場合には、目視で観察するために基板が微小振動しても観察に悪影響を与えることは少ないが、ミクロ観察する場合、モニター画面で基板を拡大観察するために微小な振動であっても認識できるために観察に支障を来す欠点があった。
このような問題を改善するために例えば下記特許文献1、2に記載された基板保持装置が提案されている。特許文献1に記載された外観検査装置の基板保持装置では、基板を載置するための基板ホルダの開口部下部を閉塞する剛性の高い板状の透明平板を固定し、透明平板の上面に複数のピンを立設させることで基板を支持するようにしている。
また、特許文献2に記載された基板保持装置では、基板ホルダの開口部に並設して架け渡した複数の桟において、隣接する桟の間や桟と基板ホルダの枠状部との間に棒状の振動吸収部材を直線状に配置することで基板を支持している。
特開2000−7146号公報 特開2004−281907号公報
しかしながら、特許文献1に記載の基板保持装置では、マクロ検査において基板の表面を落射照明したり基板裏面から透過照明して観察する場合に、基板上だけでなく透明平板上でも照明光を反射させたりや乱反射させるために基板の検査に支障を来すという不具合があった。また、特許文献2に記載の基板保持装置では、透明平板での反射や乱反射は生じないが、振動を抑止するためにピンを支える桟に加えて振動吸収部材が設けられているため、マクロ検査における透過光を遮断する範囲が増大する欠点が生じる。
また、マクロ検査においては基板を180度反転させて基板裏面を検査することが仕様上要求されているために、透明平板や桟及び振動吸収部材が目視検査の障害になる欠点がある。
本発明は、このような実情に鑑みて、ミクロ検査における基板の振動を抑制すると共にマクロ検査の邪魔にならない基板保持機構を提供することを目的とする。
本発明による外観検査装置の基板保持機構は、枠状のステージに基板を載置して、該基板を目視観察するマクロ検査と基板を拡大観察するミクロ検査とを行うようにした外観検査装置において、ステージ内で基板を支持する支持部材と、該支持部材に基板を支持する支持位置と基板から退避した退避位置とを選択的に取らせる進退手段とを備え、マクロ検査時には支持部材は退避位置に保持され、ミクロ検査時には支持部材は支持位置に保持されるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、基板をマクロ検査する際には支持部材が基板から退避しているために観察の邪魔にならず、またミクロ検査する際には支持部材で基板を支持するため、周辺の機器等の影響によって基板が振動したり撓むのを抑制した状態で拡大観察できる。
また、進退手段は、支持部材を保持する保持部材と、該保持部材を基板に対して移動させる作動部材とを備えていて、該作動部材によって保持部材を基板に対して進退させるようにしてもよい。
マクロ観察時に、支持部材と保持部材を基板から外すことでステージの枠状部に重ねて基板全体を遮られることなく観察でき、ミクロ観察時には作動部材によって保持部材を基板上に持ち来たして支持部材で基板を支えることができる。
また、ミクロ検査時に基板の一部領域を拡大観察するために基板に対して移動する拡大検査部と、基板を挟んで拡大検査部と反対側に配設されている支持部材を拡大検査部の移動に連動して拡大検査部に対応する位置に移動させる制御手段とを更に備えていることが好ましい。
ミクロ検査時に、拡大検査部を基板上の一部領域に持ち来せば、制御手段によってその座標を読み取り、連動して支持部材を基板上の一部領域に対向する位置に移動させて基板を裏面側から支えることができる。
また支持部材は、基板を支えるピン部材を出没作動させるアクチュエータであってもよく、ピン部材がアクチュエータに没した状態でステージ等に干渉することなく支持部材を移動でき、ピン部材が突出した状態で基板を支えることができる。
また、本発明による外観検査装置の基板保持機構において、進退手段は、開口部に架設された桟に設けられていて該桟に対して支持部材を支持位置と桟の裏面に退避した退避位置との間で回動させる回動機構であってもよい。
この場合には、支持部材による基板の支持領域が制限されるが、比較的簡単な構成となり、支持部材による基板の支持領域とその周辺領域での振動や撓みを抑制できる。
なお、支持部材は基板に設けられた欠陥の位置または欠陥に近接する位置で裏面から基板を支持する。
支持部材によって基板を欠陥の位置で支えることで振動や撓みを確実に抑制した状態でミクロ検査でき、欠陥に近接する位置で支えることで欠陥付近における基板の振動等を抑制すると共に欠陥の透過光を妨げないのでより明瞭で精度の良い検査を行える。
また、進退手段は、開口部内で移動可能な保持部材に設けられていて、該保持部材に対して支持部材を支持位置と下方に退避した退避位置との間で突没させる突没機構であってもよい。
本発明の外観検査装置の基板保持機構によれば、マクロ検査時には支持部材が基板から退避するために基板検査の邪魔にならず、ミクロ検査時には支持部材で基板を支持するために基板の振動や撓み等を抑制して詳細な検査を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の第一実施形態による外観検査装置を図1乃至図6により説明する。
図1は本発明の第一実施形態による外観検査装置の要部説明図、図2はステージの平面図、図3は裏面図、図4は図2に示すステージのA−A線縦断面図、図5は支持ピンを突出させた状態の図4と同様な図、図6は図5の部分拡大図である。
図1に示す外観検査装置1は、床面に設置される装置本体1aを有していて、例えば液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)等に用いるガラス基板等の薄型の基板2をステージ3に載置させて外観検査するものである。基板2は例えば2m×2m以上の大型の四角形板状とする。ステージ3は図2に示すように四角形枠形状に形成され、その開口部16の周縁部には基板2を吸着保持するための真空吸着孔3aが所定間隔で設けられている。
図1においてステージ3は回動駆動機構4に取付けられていて、その回転軸5を中心に起き上がり状態と水平状態を取り得るように回動可能に支持されている。ステージ3は回動駆動機構4に設けた反転軸6によって回転可能に支持され、基板2の表面と裏面を観察可能とされている。起き上がり状態に保持されるステージ3に対向する位置には、拡大検査手段8が配設されている。拡大検査手段8は、顕微鏡にデジタルカメラが取付けられてなる拡大検査部9と、拡大検査部9をX軸方向及びY軸方向に移動可能な互いに直交するレール部材からなるガイド機構10とで構成されている。
また、装置本体1aの上部には、水平状態に保持されたステージ3の基板2と起き上がり状態に保持された基板2を落射照明可能な第一照明手段12が取付けられている。装置本体1aの側部には起き上がり状態に保持されたステージ3の基板2を透過照明するための第二照明手段13が取付けられている。
図2において、ステージ3には、載置される基板2の各角部を位置決めしてアライメントする複数組の整列部材15が設けられている。また、ステージ3の枠内に設けられた開口部16には棒状の桟17が開口部16の対向する内壁同士に取付けられている(図4参照)。桟17はステージ3に載置された基板2がその重量で撓むのを抑制するためのものであり、基板2の透過観察や反転させて裏面を観察する際に極力邪魔にならないように必要最小限の数だけ(図では2本)所定間隔で取付けられている。
また各桟17には基板2を支えるための適宜数(図では4本)の固定ピン17a、…が植設されており、これによって基板2の撓みを抑制できる。
次に基板保持機構11について説明する。
図3に示すステージ3の裏面において、ステージ3の四辺を形成する枠状部3b、…のうちの例えばステージ3の桟17と略直交する一対の枠状部3b、3bにはそれぞれ板状の保護部材18,18が設けられ、その内側にはコンベア20,20が略平行に配設されている。各コンベア20は両端に設けた一対のスプロケット21a、21b間に無端状のベルト22が巻回され、対向する二つのコンベア20,20のスプロケット21a、21aはシャフト23で連結され、シャフト23の一端には駆動源としてモータM1が連結されている。
そして、二つのベルト22、22には支持バー24が連結され,桟17と略平行に配設されている。支持バー24には1または複数(図では3本)の支持ピン25がステージ3に略直交する方向に取付けられている。モータM1を正逆駆動することで周回運動する一対のベルト22、22によって支持バー24が開口部16内に進出し、枠状部3bに後退する。
また、支持ピン25はアクチュエータとして例えばエアシリンダ等を備えて、図5及び図6に示すように外筒25aに対してピン部材としてのシリンダロッド25bが出没可能とされている。シリンダロッド25bが外筒25aから所定距離突出した状態で、ステージ3に載置された基板2を裏面から支えて基板2の振動や撓みを抑制することができる。支持ピン25はシリンダロッド25bが外筒25a内に収容された状態で、支持バー24と共に桟17やステージ3に干渉することなく移動可能となる。
そして、支持バー24と支持ピン25は制御手段26によって(或いは手動操作でもよい)移動及び出没可能とされている。制御手段26は支持バー24及びモータM1と拡大検査部9とに電気的に接続されており、拡大検査部9の移動に連動してその座標位置を読み取ることで支持バー24を対向する位置に移動可能としている。
外観検査装置1による基板2のマクロ検査に際しては支持バー24はステージ3の枠状部3bの裏面に退避し、ミクロ検査に際しては支持バー24は開口部16内に進出して支持ピン25を基板2の検査すべき欠陥Kの位置またはその近傍で基板2を支えることになる。
なお、本実施形態による基板保持機構11において、コンベア20,20と支持バー24とモータM1等は進退手段を構成する。
本実施形態による外観検査装置1の基板保持機構11は上述の構成を備えており、次に作用を説明する。
先ず外観検査装置1において、検査すべき基板2を水平状態のステージ3に載置し、整列部材15で基板2の位置決めを行い、真空吸着孔3aで吸着保持する。この状態で、先ず基板2のマクロ検査を行う場合、支持バー24は図3に示すように開口部16から退避させてステージ3の枠状部3bの裏面に保持する。この状態で或いは起き上がり状態で第一照明手段12からの落射照明によって基板2の表面を目視観察する。また基板2を透過観察する場合には、基板2を保持するステージ3を回動駆動機構4によって回転軸5回りに回動させて起き上がり状態に保持し、第二照明手段13によって透過照明下で基板2を透過観察する。その際、拡大検査手段8の拡大検査部9とガイド機構10を基板2から退避させておくとよい。
更に、基板2の裏面を観察する場合には、ステージ3を回動駆動機構4の反転軸6回りに180度反転させて上述の場合と同様に水平状態または起き上がり状態で観察すればよい。
次に、マクロ検査で検出した欠陥Kについてミクロ観察する場合には、起き上がり状態に保持したステージ3に対して拡大検査部9をガイド機構10によってX軸方向及びY軸方向に移動させて基板2の欠陥Kに対向する位置に持ちきたす。これと同時に拡大検査部9の座標位置を制御手段26で読み取り、拡大検査部9の移動に連動して基板保持機構11のモータM1を駆動し、支持バー24をコンベア20,20のベルト22、22に連動して開口部16内に移動させる。
そして、例えばキズや異物等の欠陥Kが図2に示す位置にあるとして、欠陥K上に拡大検査部9をセットすると、制御手段26によって拡大検査部9の座標位置にほぼ重なるライン上に支持バー24を移動し停止させる。次に支持バー24に取付けられた各支持ピン25、…においてシリンダロッド25bを突出させると、シリンダロッド25bは基板2の欠陥Kに重なるか欠陥K近傍のライン上で基板2を裏面から支えることになる。
ここで、支持ピン25は支持バー24の所定位置に固定されているため、シリンダロッド25bは必ずしも欠陥Kの真下に位置しないが、近傍にあればよい。例えば基板2を支える支持ピン25がその接触点を基準として周囲半径ammの範囲内で微小振動や撓みを抑えられるとすれば、支持バー24に設ける支持ピン25は距離2ammの間隔で設置すればよい。半径aの寸法は基板2の大きさや板厚等で定まる。
これによって確実に欠陥Kについて振動や撓みを抑止された状態で拡大検査部9によって拡大画像を撮像でき、モニター画面上で観察できる。特に透過観察する場合には、欠陥Kの真下より多少ずらした位置を支持ピン25で基板2を支える方が透過光を照射する上で好ましい。
なお、ミクロ観察する欠陥Kの位置が桟17に重なる位置またはその近傍の場合には、拡大検査部9の移動に関わらず、その座標位置に支持バー24を移動させずに退避状態に保持してもよい。
上述のように本実施形態による外観検査装置1によれば、マクロ検査においては支持バー24及び支持ピン25がステージ3の枠状部3b裏面に退避した状態にあるために落射及び透過照明下での観察の邪魔にならず、ミクロ検査においては観察すべき基板2の欠陥Kに重なるライン上またはその近傍に支持バー24を進出させて支持ピン25で欠陥Kの位置またはその近傍を支えるために基板2の微小振動やたわみを抑制して精度良く観察・検査を行える。
第一実施形態による外観検査装置1の基板保持機構11の変形例として、支持バー24に1本の支持ピン25を設け、図示しないモータ等の駆動源によって支持ピン25を支持バー24に沿って摺動可能に配設してもよい。
このような構成を採用すれば、支持ピン25はコンベア20,20の長手方向とこれに直交する支持バー24の長手方向、即ちX−Y方向に摺動可能となる。そして、制御手段26によって、欠陥Kに対応する座標位置に移動する拡大検査部9と連動して支持ピン25を同一座標位置に移動させるように制御できる。これによって、支持ピン25を確実に拡大検査部9で撮像する基板2上の欠陥Kの裏面に位置させて支持できる。
また、支持ピン25の停止位置を基板2の欠陥Kの座標より若干ずれた位置に座標を設定すれば、透過照明下でミクロ検査する場合に透過光を遮断しないため、より良好な透過拡大観察を行える。
次に本発明の他の実施形態について説明するが、上述の実施形態と同一または同様な部材、部品には同一の符号を用いて説明を省略する。
図7及び図8は本発明の第二実施形態による外観検査装置の基板保持機構を示すものであり、図7はステージの平面図、図8は図7のB−B線縦断面図である。
本実施形態では、基板保持機構11として第一実施形態による支持バー24及び支持ピン25は設けられていない。本実施形態による外観検査装置1の基板保持機構11では、図7及び図8において、桟17の裏面即ち基板2とは反対側に基部27及びガイド部材28が略L字状に設けられている。特にガイド部材28は桟17の長手方向に連続する板状に形成することで剛性を確保し、桟17が自重や基板2の荷重を受けて撓むことを防止している。
そして、基部27には基板2に対して進退可能な基板保持部30が設けられている。基板保持部30は1本の桟17に1または複数(図では8個)設けられており、基部27に取付けた支軸31回りに例えば略90度回動可能な支持ピン32を備えている。支持ピン32は支軸31に回転可能に連結されたアーム33と、アーム33の先端に略直交して設置されたピン部材34とで構成されている。
そのため、各支持ピン32は、図8において実線で示すように基板2から退避したガイド部材28に略平行な下方に垂下した退避位置と二点鎖線で示すように基板2と略平行で基板2の裏面に当接して支える支持位置とを選択的にとることができる。支持ピン32はマクロ検査では退避位置、ミクロ検査では支持位置を取る。また、各桟17に設けられた複数の支持ピン32は図示しないモータ等の駆動源によって各支軸31を桟17の片側毎に一体に回動させて進退するように構成されている。なお、各基板保持部30を個別に回動させてもよい。
また、基板保持部30は桟17に対して両側に配設されている(図7参照)が、片側にのみ配設してもよい。更に、図7に示すように基板保持部30はステージ3の対向する辺をなす一対の枠状部3b、3bにも適宜間隔で配設されている。
本実施形態では、支持ピン32が桟17に取付けられた位置において支持位置と退避位置を取り得るにすぎず、支持バー24を任意位置に移動できる第一実施形態と相違するが、各支持ピン32と各桟17に設けた固定ピン17aによってそれぞれ周囲半径aの範囲で基板2の微小振動や撓みを抑制できるため、各支持ピン32や固定ピン17aをほぼ距離2amm間隔で設定すれば基板2の任意位置にある欠陥Kのミクロ観察に対応できる。
本実施形態による外観検査装置1の基板保持機構11は上述の構成を備えており、マクロ検査においては各桟17や枠状部3bに設けた基板保持部30の各支持ピン32を図8で実線で示すように桟17や枠状部3bの裏面に退避した状態でステージ3上の基板2の目視観察を行う。そのため、各基板保持部30は落射や透過照明状態での観察の邪魔にならない。
また、ミクロ検査においては、図7に示すように、基板2上の観察すべき欠陥K近傍に位置する桟17に取付けた各基板保持部30を支軸31を介して回転させ支持ピン32を支持位置に保持することで基板2の欠陥K近傍を支える。これによってミクロ観察する基板2の欠陥K付近に微小振動や撓みを生じないため精度良く観察・検査できる。
なお、上述の第一実施形態において、支持バー24を進退移動させるコンベア20、20に代えて、支持バー24を他のアクチュエータ、例えばリニアモータ等の直線アクチュエータやボールねじ等で進退移動させるようにしてもよい。また支持ピン25のエアシリンダ等を突没機構とし、シリンダロッド25bを支持部材としてもよい。
また、第二実施形態において、支持ピン32にはアーム33に1本のピン部材34を取付けて基板を支持可能にしたが、アーム33の長さを大きくして複数本のピン部材34を適宜間隔で配設してもよい(図9(a)参照)。また、シリンダロッド25bやピン部材34を棒状に形成したが、先端部に板状または棒状の頭部を設けた略T字形状に形成してもよく(図9(b)参照)、この場合には基板2に対する振動抑止範囲を広げることができる。
また、基板2の周縁部はステージ3に支持されていて剛性が高いので枠状部3bに基板保持部30を設けなくても良い。
また、本発明において基板2を支える支持ピン25,32の数は基板2の外形寸法や板厚による基板2の強度等に応じて適宜数に設定してよいことはいうまでもない。
本発明の第一実施形態による外観検査装置の要部説明図である。 外観検査装置におけるステージの平面図である。 外観検査装置におけるステージの裏面図である。 図2に示すステージのA−A線縦断面図である。 支持ピンを突出させた状態の図4と同様な図である。 図5に示す支持ピンの部分拡大図である。 第二実施形態による外観検査装置のステージを示す要部平面図である。 図7におけるB−B線断面図である。 (a)、(b)は第二実施形態による支持ピンの変形例を示す図である。
符号の説明
1 外観検査装置
2 基板
3 ステージ
11 基板保持機構
17 桟
17a 固定ピン
20 コンベア(作動部材;進退手段)
24 支持バー(保持部材;進退手段)
25、32 支持ピン(支持部材)
25a 外筒
25b シリンダロッド(ピン部材)
30 基板保持部
31 支軸(回動機構)
34 ピン部材(支持部材)

Claims (7)

  1. 枠状のステージに基板を載置して、該基板を目視観察するマクロ検査と基板を拡大観察するミクロ検査とを行うようにした外観検査装置において、
    前記ステージ内で基板を支持する支持部材と、該支持部材に基板を支持する支持位置と基板から退避した退避位置とを選択的に取らせる進退手段とを備え、マクロ検査時には前記支持部材は退避位置に保持され、ミクロ検査時には前記支持部材は支持位置に保持されるようにしたことを特徴とする外観検査装置の基板保持機構。
  2. 前記進退手段は、前記支持部材を保持する保持部材と、該保持部材を基板に対して移動させる作動部材とを備えていて、該作動部材によって前記保持部材を基板に対して進退させるようにした請求項1に記載の外観検査装置の基板保持機構。
  3. ミクロ検査時に基板の一部領域を拡大観察するために基板に対して移動する拡大検査部と、基板を挟んで前記拡大検査部と反対側に配設されている前記支持部材を前記拡大検査部の移動に連動して前記拡大検査部に対応する位置に移動させる制御手段とを更に備えてなる請求項1または2に記載の外観検査装置の基板保持機構。
  4. 前記支持部材は、基板を支えるピン部材を出没作動させるアクチュエータである請求項1乃至3のいずれかに記載の外観検査装置の基板保持機構。
  5. 前記進退手段は、開口部に架設された桟に設けられていて該桟に対して前記支持部材を支持位置と桟の裏面側に退避した退避位置との間で回動させる回動機構である請求項1に記載の外観検査装置の基板保持機構。
  6. 前記進退手段は、開口部内で移動可能な保持部材に設けられていて、該保持部材に対して前記支持部材を支持位置と下方に退避した退避位置との間で突没させる突没機構である請求項1に記載の外観検査装置の基板保持機構。
  7. 前記支持部材は基板に設けられた欠陥の位置または欠陥に近接する位置で裏面から基板を支持するようにした請求項1乃至6のいずれかに記載の外観検査装置の基板保持機構。
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