JP2019040355A - 営業活動支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】産業用機械を購入した顧客に対して、適切な時期に適切な内容の整備を提案することの支援を可能とする営業活動支援システムを提供する。【解決手段】営業活動支援システムは、産業用機械の複数のメンテナンス項目を記憶するメンテナンス項目記憶部と、実施状況受付手段と、メンテナンス状態評価手段と、出力手段とを備える。実施状況受付手段は、特定の顧客が保有する産業用機械におけるメンテナンスの実施状況をメンテナンス項目毎に受け付ける。メンテナンス状態評価手段は、実施状況受付手段により受け付けられた実施状況に基づいて、産業用機械のメンテナンス状態をメンテナンス項目毎に評価する。出力手段は、メンテナンス状態評価手段による評価結果を出力する。【選択図】図13

Description

本発明は、産業用機械、特に工場等に設置される産業用機械についての顧客への営業活動を支援する営業活動支援システムに関する。
特許文献1には、取引額情報、登録ユーザ情報等の条件データに基づいて、顧客データベースに登録されている顧客情報から、重点的な営業活動を行うべき重点顧客の情報である重点顧客情報を抽出し、重点顧客情報を営業スタッフ用端末に表示させる営業活動支援方法が開示されている。この営業活動支援方法によれば、重点顧客情報に基づいて営業スタッフが営業活動を行うため、重点顧客に関する業務効率を向上させることが可能となる。
特開2004−145636号公報
産業用機械を顧客が購入した後は、産業用機械の修理、保守、点検等のメンテナンスために顧客に対してアフターサービスを提案する営業活動が行われる。かかるアフターサービス提案型の営業活動では、営業担当者が顧客の保有する産業用機械の状態を把握しておかなければ、適切な時期に適切な内容のアフターサービスを提案することができない。しかしながら、特許文献1に記載された方法では、アフターサービス型の営業活動について想定されておらず、アフターサービス型の営業活動を支援することができない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記の課題を解決できる営業活動支援システムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様の営業活動支援システムは、産業用機械を購入した顧客に対して前記産業用機械のメンテナンスを提案する営業活動を支援するための営業活動支援システムであって、前記産業用機械の複数のメンテナンス項目を記憶するメンテナンス項目記憶部と、特定の顧客が保有する前記産業用機械におけるメンテナンスの実施状況を、前記メンテナンス項目記憶部に記憶された前記メンテナンス項目毎に受け付ける実施状況受付手段と、前記実施状況受付手段により受け付けられた前記実施状況に基づいて、前記産業用機械のメンテナンス状態を前記メンテナンス項目毎に評価するメンテナンス状態評価手段と、前記メンテナンス状態評価手段による評価結果を出力する出力手段とを備える。
この態様において、前記出力手段は、前記評価結果に基づいて、前記メンテナンス項目毎に、過去に営業担当者が実施した営業行動を示す営業行動情報を出力するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記メンテナンス状態評価手段は、前記実施状況に基づいて、前記産業用機械のメンテナンス状態を示すメンテナンス状態値を算出し、算出された前記メンテナンス状態値に基づいて、前記営業行動情報を出力する対象の前記メンテナンス項目を選定するように構成されており、前記出力手段は、前記設備状態評価手段によって選定された前記メンテナンス項目について、前記営業行動情報を出力するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記メンテナンス状態評価手段は、前記実施状況に基づいて、前記産業用機械のメンテナンス状態を示すメンテナンス状態値を算出するように構成されており、前記出力手段は、前記メンテナンス状態評価手段によって算出された前記メンテナンス状態値を前記評価結果として出力するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記出力手段は、前記メンテナンス項目毎に前記メンテナンス状態値を示すグラフを出力するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記営業活動支援システムは、前記産業用機械の安定操業を維持するための前記メンテナンス状態値の管理基準値を、前記メンテナンス項目に対応付けて記憶する管理基準値記憶部を備え、前記出力手段は、前記メンテナンス項目毎に、前記メンテナンス状態評価手段によって算出された前記メンテナンス状態値と、前記管理基準値記憶部に記憶された前記管理基準値とを対応させて出力するように構成されていてもよい。
本発明に係る営業活動支援システムによれば、産業用機械を購入した顧客に対して、適切な時期に適切な内容のメンテナンスを提案することを支援することができる。
本発明の実施の形態に係る営業活動支援システム(サーバ)及びその通信接続先の構成を示す模式図。 本発明の実施の形態に係る営業活動支援システム(サーバ)の構成を示すブロック図。 顧客情報管理データベースの構成を示す概念図。 教材コンテンツデータベースの構成を示す概念図。 営業担当者情報データベースの構成を示す概念図。 機械部位情報データベースの構成を示す概念図。 メンテナンス項目データベースの構成を示す概念図。 詳細項目情報データベースの構成を示す概念図。 顧客機械情報データベースの構成を示す概念図。 実施状況回答結果データベースの構成を示す概念図。 メンテナンス状態値データベースの構成を示す概念図。 営業行動情報データベースの構成を示す概念図。 本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)の動作の手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)が実行する実施状況受付処理の処理手順を示すフローチャート。 メンテナンス結果情報入力シート画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)が実行するメンテナンス状態評価処理の処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)が実行する評価結果出力処理の処理手順を示すフローチャート。 評価結果画面の一例を示す図。 営業行動情報画面の一例を示す図。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
本実施の形態の営業活動支援システムは、顧客に対する産業用機械の保守に関する営業活動を支援するためのものである。ここで、産業用機械としては、レシプロ圧縮機、スクリュー圧縮機、ターボ圧縮機、真空成膜装置、タイヤ試験機、連続混練機、及びゴム混練機等、様々なものが想定される。これらの産業用機械は、工場等の生産施設に設置され、製品の製造に供される。産業用機械は、長期間に亘って使用されるため、修理、点検、部品の交換、技術指導等のメンテナンスサービスが必須である。かかるメンテナンスサービスは、産業用機械の製造メーカによって提供される。
[営業活動支援システムの構成]
本実施の形態において、営業活動支援システムは、1台のサーバで実現されている。図1は、そのサーバ及びその通信接続先の構成を示す模式図である。サーバ1は、社内LAN等のコンピュータネットワークを介して端末機2,2,…と通信可能に接続されている。これらの端末機2,2,…は、産業用機械の製造メーカの営業担当者によって使用される。
次に、サーバ1の詳細な構成について説明する。図2は、サーバ1の構成を示すブロック図である。サーバ1は、コンピュータ1aによって実現される。図2に示すように、コンピュータ1aは、本体11と、画像表示部12と、入力部13とを備えている。本体11は、CPU11a、ROM11b、RAM11c、ハードディスク11d、読出装置11e、入出力インタフェース11f、通信インタフェース11g、及び画像出力インタフェース11hを備えており、これらのCPU11a、ROM11b、RAM11c、ハードディスク11d、読出装置11e、入出力インタフェース11f、通信インタフェース11g、及び画像出力インタフェース11hは、バス11jによって接続されている。
CPU11aは、RAM11cにロードされたコンピュータプログラムを実行することができる。営業活動支援用のコンピュータプログラム14aをCPU11aが実行することにより、コンピュータ1aがサーバ1として機能する。
ROM11bは、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、又はEEPROM(Electrically Erasable PROM)等によって構成されており、CPU11aにより実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いるデータ等が記録されている。
RAM11cは、SRAM又はDRAM等によって構成されている。RAM11cは、ハードディスク11dに記録されている種々のコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。また、RAM11cは、CPU11aがコンピュータプログラムを実行するときに、CPU11aの作業領域として利用される。
ハードディスク11dは、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等、CPU11aに実行させるための種々のコンピュータプログラム及び当該コンピュータプログラムの実行に用いられるデータがインストールされている。営業活動支援用のコンピュータプログラム14aも、このハードディスク11dにインストールされている。
読出装置11eは、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、又はDVD−ROMドライブ等によって構成されており、可搬型記録媒体14に記録されたコンピュータプログラム又はデータを読み出すことができる。この可搬型記録媒体14には、コンピュータ1aをサーバ1として機能させるためのコンピュータプログラム14aが格納されている。コンピュータ1aは、読出装置11eを用いて可搬型記録媒体14からコンピュータプログラム14aを読み出し、そのコンピュータプログラム14aをハードディスク11dにインストールする。
なお、コンピュータプログラム14aは、可搬型記録媒体14によって提供されるのみならず、電気通信回線(有線、無線を問わない)によってコンピュータ1aと通信可能に接続された外部の機器から当該電気通信回線を通じて提供することも可能である。例えば、コンピュータプログラム14aがインターネット上のサーバコンピュータのハードディスク内に格納されており、このサーバコンピュータにコンピュータ1aがアクセスして、当該コンピュータプログラム14aをダウンロードし、これをハードディスク11dにインストールすることも可能である。
さらにハードディスク11dには、顧客情報管理データベース(DB)101、教材コンテンツデータベース(DB)102、営業担当者情報データベース(DB)103、機械部位情報データベース(DB)104、メンテナンス項目データベース(DB)105、詳細項目情報データベース(DB)106、顧客機械情報データベース(DB)107、実施状況回答結果データベース(DB)108、メンテナンス状態値データベース(DB)109、及び営業行動情報データベース(DB)110が設けられている。各データベースの詳細については後述する。
入出力インタフェース11fは、例えばUSB、IEEE1394、又はRS-232C等のシリアルインタフェース、SCSI、IDE、又は IEEE1284等のパラレルインタフェース、及びD/A変換器、A/D変換器等からなるアナログインタフェース等から構成されている。入出力インタフェース11fには、キーボード及びマウスからなる入力部13が接続されており、ユーザが当該入力部13を使用することにより、コンピュータ1aにデータを入力することが可能である。
通信インタフェース11gは、Ethernet(登録商標)インタフェースである。通信インタフェース11gは、無線アクセスポイントAPを介して、端末機2,2,…に接続されている。コンピュータ1aは、通信インタフェース11gにより、所定の通信プロトコルを使用して、無線アクセスポイントAPに接続された端末機2,2,…との間でデータの送受信を行う。
画像出力インタフェース11hは、LCD又はCRT等で構成された画像表示部12に接続されており、CPU11aから与えられた画像データに応じた映像信号を画像表示部12に出力する。画像表示部12は、入力された映像信号に従って、画像(画面)を表示ずる。
次に、上述した各データベースの詳細について、図を参照しながら説明する。
(a)顧客情報管理DB101
顧客情報管理DB101は、顧客に関する情報を格納するためのデータベースである。図3は、その顧客情報管理DB101の構成を示す概念図である。図3に示すとおり、顧客情報管理DB101は、顧客を特定するための顧客ID、顧客名称、顧客が所属する業界及び市場に関する業界情報、顧客を担当する営業担当者を特定するための営業担当者ID、及び顧客の所在地を示すエリア情報を有している。
(b)教材コンテンツDB102
教材コンテンツDB102は、産業用機械の保守に関する教材コンテンツを格納するためのデータベースである。図4は、その教材コンテンツDB102の構成を示す概念図である。図4に示すように、教材コンテンツDB102は、教材コンテンツを特定するための教材コンテンツID、教材コンテンツのタイトル、教材コンテンツの概要、教材コンテンツの実体データ、教材内容種別、及び対象機械装置種別を有している。教材コンテンツの概要は、教材コンテンツに関連するキーワードを列記したものである。また、教材コンテンツの実体データは、例えばPDF(Portable Document Format)ファイル等の文書ファイル、動画像又は静止画像の映像ファイル、音声ファイル、図面データ等である。教材内容種別は、教材コンテンツの種別を示すものであり、「製品知識」、「部品知識」、「点検知識」、「工事知識」、「機能強化・改善知識」等である。また、対象機械装置種別は、教材コンテンツが対象とする産業用機械の種別を示すものである。
(c)営業担当者情報DB103
営業担当者情報DB103は、営業担当者に関する情報を格納するためのデータベースである。図5は、その営業担当者情報DB103の構成を示す概念図である。図5に示すように、営業担当者情報DB103は、営業担当者ID、営業担当者氏名、営業担当者が担当するエリアを特定する担当エリア情報、営業担当者の営業活動の技能レベルを示す営業スキル値を有している。営業スキル値は、営業活動の技能レベルを3段階で評価した値であり、「初級」、「中級」、「上級」がある。
(d)機械部位情報DB104
機械部位情報DB104は、産業用機械の部位に関する情報を格納するためのデータベースである。例えば、回転機の部位としては、「シリンダ」、「ロッドパッキン」、「ピストン」、「吸込・吐出弁」、「クロスヘッドガイド」、「クランク」、「軸端ポンプ」、「カップリング・フライホイール」、「付属装置」等がある。図6は、機械部位情報DB104の構成を示す概念図である。図6に示すように、機械部位情報DB104は、部位ID、及び部位名称を有している。部位IDは、産業用機械の部位を特定する識別情報である。
(e)メンテナンス項目DB105
メンテナンス項目DB105は、産業用機械の部位毎に定義される、その部位におけるメンテナンス項目であるメンテナンス項目に関する情報を格納するためのデータベースである。産業用機械のような大規模且つ複雑な機械では、各部位において様々なメンテナンスが必要となる。このため、産業用機械の全体でメンテナンス項目を管理するのではなく、産業用機械を複数の部位に区分し、各部位でメンテナンス項目を管理することにより、整備又は点検漏れ等を効果的に防止することができる。
図7は、そのメンテナンス項目DB105の構成を示す概念図である。図7に示すように、メンテナンス項目DB105は、部位ID、メンテナンス項目ID、メンテナンス項目名称、及び管理基準値を有している。管理基準値は、産業用機械の安定操業を維持するために産業用機械の製造メーカによって規定された値であり、後述するメンテナンス状態値に対応している。メンテナンス項目IDは、メンテナンス項目を特定する識別情報である。メンテナンス項目名称は、そのメンテナンス項目の名称であり、メンテナンスすべき対象の部品名等である。例えば、回転機のシリンダについてのメンテナンス項目としては、「シリンダ耐圧部」、「シリンダヘッドガスケット面/Oリング部」、「水平部」、「バルブ取付座」、「シリンダヘッドカバー」、「シリンダヘッドカバー接続ボルト」、「ロッドパッキンケースのガスケット面」等がある。
(f)詳細項目情報DB106
本実施の形態では、メンテナンス項目毎にさらに細分化された詳細項目が設定されており、各詳細項目について設問に回答する形でそのメンテナンスの実施状況の選択肢を営業担当者が選択することにより、顧客における産業用機械のメンテナンスの実施状況を営業活動支援システムに入力する。本実施の形態においては、メンテナンスの実施状況の選択肢には、「未回答」、「管理値以内」、「異常」、「未点検/未整備」のように複数(3以上)のものが設けられ、各選択肢には0〜1の範囲でポイント値が設定されている。このポイント値が利用されて後述するメンテナンス状態値が算出される。
詳細項目情報DB106は、かかる詳細項目に関する情報を格納するためのデータベースである。図8は、その詳細項目情報DB106の構成を示す概念図である。図8に示すように、詳細項目情報DB106は、メンテナンス項目ID、詳細項目ID、詳細項目の内容を示す詳細項目内容情報、詳細項目毎に定義されるメンテナンスの実施状況(つまり、選択肢)の数、メンテナンスの実施状況の回答選択肢、回答選択肢に対するポイント値を有している。なお、実施状況数(回答選択肢数)Nは2以上であり、回答選択肢及びポイント値のそれぞれは、実施状況数Nだけ設けられる。
(g)顧客機械情報DB107
上記のようなメンテナンスの実施状況は、営業担当者が担当する顧客の産業用機械毎に入力され、登録される。顧客機械情報管理DB107は、顧客の産業用機械に関する情報を格納するためのデータベースである。図9は、その顧客機械情報DB107の構成を示す概念図である。図9に示すとおり、顧客機械情報DB107は、営業担当者ID、顧客ID、顧客が保有する産業用機械を特定するための機械ID、産業用機械の名称である機械名称、及び産業用機械の稼働を開始した日付を示す稼働開始年月日を有している。
(h)実施状況回答結果DB108
実施状況回答結果DB108は、営業担当者が詳細項目毎に入力したメンテナンスの実施状況の回答を登録するためのデータベースである。図10は、その実施状況回答結果DB108の構成を示す概念図である。図10に示すとおり、実施状況回答結果DB108は、営業担当者ID、顧客ID、部位ID、メンテナンス項目ID、詳細項目ID、回答を入力した日付を示す回答入力日、詳細項目に対する回答の選択肢番号、及び回答に対応するポイント値を有している。
(i)メンテナンス状態値DB109
後述するように、詳細項目毎に入力されたメンテナンスの実施状況のポイント値に基づいて、メンテナンス項目毎にメンテナンス状態値が算出される。メンテナンス状態値DB109は、算出されたメンテナンス状態値に関する情報を格納するためのデータベースである。図11は、そのメンテナンス状態値DB109の構成を示す概念図である。図11に示すとおり、メンテナンス状態値DB109は、部位ID、メンテナンス項目ID、及び算出されたメンテナンス状態値を有している。
(j)営業行動情報DB110
各メンテナンス項目において、ベテラン営業担当者がメンテナンスに関してどのような営業行動(アフターサービス)を行ったのかもまた、若手営業担当者にとっては有用な手本となる。このため、本実施の形態に係る営業活動支援システムでは、ベテラン営業担当者がメンテナンスに関して行った営業行動を、営業活動を支援する情報として提示する。営業行動情報DB110は、ベテラン営業担当者によるこのような営業行動に関する情報を格納するためのデータベースである。図12は、その営業行動情報DB110の構成を示す概念図である。図12に示すとおり、営業行動情報DB110は、部位ID、メンテナンス項目ID、差分値範囲の上限値、差分値範囲の下限値、ベテラン営業担当者が行った営業行動を示す営業行動情報、及びこの営業行動に関連する教材コンテンツを特定するための教材コンテンツIDを有している。なお、差分値範囲の上限値及び下限値については後述する。
[営業活動支援システムの動作]
次に、上述したように構成された営業活動支援システムの動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
営業活動支援システム(サーバ1)は、顧客が保有する産業用機械のメンテナンスに関する状態の分析機能を有している。営業担当者は、営業活動支援システムによる産業用機械のメンテナンスに関する状態の分析機能を用いて、自身の今後の営業活動を検討する。
図13は、本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)の動作の手順を示すフローチャートである。営業活動支援システムは、営業担当者による顧客が保有する産業用機械に対するメンテナンスの実施状況の入力を受け付ける実施状況受付処理(S100)と、産業用機械のメンテナンス状態を評価するメンテナンス状態評価処理(S200)と、メンテナンス状態の評価結果を出力する評価結果出力処理(S300)とを含む。
<1>実施状況受付処理
図14は、本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)が実行する実施状況受付処理の処理手順を示すフローチャートである。実施状況受付処理を実行するとき、営業担当者は、端末機2に自分の営業担当者IDを入力し、メンテナンス結果情報入力シート画面の表示指示をサーバ1に与える。これにより、サーバ1に営業担当者IDが送信される。なお、端末機2からサーバ1に営業担当者IDを与えるのではなく、サーバ1の入力部13を操作してサーバ1に営業担当者IDを入力してもよい。サーバ1は、営業担当者IDを受け付ける(S101)。サーバ1のCPU11aは、メンテナンス結果情報入力シート画面を表示するための情報を端末機2に送信し、端末機2にメンテナンス結果情報入力シート画面を表示させる(S102)。
図15は、メンテナンス結果情報入力シート画面の一例を示す図である。メンテナンス結果情報入力シート画面200には、設備選択欄201と、新規設備名入力欄202と、表示領域203とが含まれる。ここで、「設備」とは、営業担当者がメンテナンスを担当する顧客の産業用機械である。つまり、設備は、機械IDによって特定される。営業担当者は、評価対象とする設備を指定する。設備選択欄201は、顧客機械情報DB107に登録された機械名称がドロップダウン形式で表示される。過去にメンテナンス状態を評価したことのある設備を指定する場合、営業担当者は設備選択欄201において目的の機械名称を選択することで当該設備を指定する。また、まだメンテナンス状態を評価したことのない設備を指定する場合、営業担当者は新規設備名入力欄202に設備(機械)の名称を入力し、設備追加ボタン202aを選択する。これにより、新規設備追加画面が表示される(図示せず)。新規設備追加画面には、顧客IDと、当該設備の稼働開始年月日とを入力する入力欄が設けられている。営業担当者が顧客ID及び稼働開始年月日を入力し、当該画面に設けられた追加ボタンを選択することで、当該設備の機械IDが自動生成され、営業担当者ID、顧客ID、機械ID、機械名称、及び稼働開始年月日が端末機2からサーバ1へと送信され、顧客機械情報DB107の新規レコードが登録される。このようにして新規設備が追加された場合、設備選択欄201に追加された新規設備の名称が表示される。営業担当者は、表示された新規設備の名称を選択することで、当該新規設備を指定することができる。
メンテナンス結果情報入力シート画面200には、産業用機械の部位を指定するための部位指定ボタン204a〜204iが設けられている。図15に示す例では、部位指定ボタン204aは「シリンダ」に、部位指定ボタン204bは「ロッドパッキン」に、部位指定ボタン204cは「ピストン」に、部位指定ボタン204dは「吸込・吐出弁」に、部位指定ボタン204eは「クロスヘッドガイド」に、部位指定ボタン204fは「クランク」に、部位指定ボタン204gは「軸端ポンプ」に、部位指定ボタン204hは「カップリング・フライホイール」に、部位指定ボタン204iは「付属装置」に、それぞれ割り当てられている。営業担当者は、部位指定ボタン204a〜204iの何れか1つを選択することにより、評価対象の産業用機械の部位を指定することができる。営業担当者が産業用機械の部位を指定すると、端末機2がこれを受け付け、指定された部位の部位IDをサーバ1へ送信する。サーバ1のCPU11aは、部位IDを受け付け(S103)、メンテナンス項目DB105から当該部位IDに対応するメンテナンス項目を取得する。サーバ1は、取得されたメンテナンス項目を端末機2へ送信し、端末機2がこれを受信し、メンテナンス結果情報入力シート画面200にメンテナンス項目を表示する(S104)。メンテナンス結果情報入力シート画面200には、メンテナンス項目を指定するための項目指定部205が設けられている。この項目指定部205は、受信されたメンテナンス項目が並んで表示されるドロップダウンリストであり、営業担当者はこの中から目的のメンテナンス項目を1つ指定することができる。端末機2がメンテナンス項目の指定を受け付けると、メンテナンス項目IDと顧客IDとをサーバ1へ送信する。サーバ1のCPU11aは、メンテナンス項目ID及び顧客IDを受け付け(S105)、詳細項目情報DB106から当該メンテナンス項目ID及び顧客IDに対応する詳細項目内容情報を取得し、メンテナンス結果情報入力シート画面200に詳細項目内容情報を表示させるために端末機2に詳細項目内容情報を送信する。端末機2は、詳細項目内容情報を受信すると、メンテナンス結果情報入力シート画面200の表示領域203に各詳細項目内容情報を表示させる(S106)。
各詳細項目は、メンテナンス項目を複数に細分化した項目であり、例えば、メンテナンス項目「シリンダ耐圧部」に対応して、「減肉・目視」、「減肉・肉厚測定」等の詳細項目が表示される。図15に示すように、メンテナンス結果情報入力シート画面200では、営業担当者が各詳細項目に対する選択肢を選択することで、詳細項目に対するメンテナンスの実施状況を回答することができる。つまり、回答の選択肢は、その詳細項目に関するメンテナンスの実施状況を表すものである。図15に示す例では、詳細項目「減肉・目視」についての回答選択肢として、「未回答」、「腐食がない」、「異常」、及び「未点検/未整備」が設けられており、詳細項目「減肉・肉厚測定」についての回答選択肢として、「未回答」、「管理値以内」、「異常」、及び「未点検/未整備」が設けられている。
メンテナンス結果情報入力シート画面200には、メンテナンスの実施状況を入力する対象のメンテナンス項目を変更するための「前メンテナンス項目に戻る」ボタン208a及び「次メンテナンス項目に進む」ボタン208bが設けられている。ボタン208aが選択されると、前回メンテナンスの実施状況を入力したメンテナンス項目についてのメンテナンス結果情報入力シート画面に表示が遷移し、ボタン208bが選択されると、次にメンテナンスの実施状況を入力する対象のメンテナンス項目についてのメンテナンス結果情報入力シート画面に表示が遷移する。また、ボタン208a又は208bは、入力されたメンテナンスの実施状況の回答が実施状況回答結果DB108に保存する指示を発行する機能を有している。つまり、営業担当者は、回答を入力した上でボタン208a又は208bを選択することで、回答の保存指示を与えることができる。
営業担当者が各詳細項目の回答選択肢を指定し、ボタン208a又は208bを選択すると、端末機2が回答選択肢及びその保存指示データをサーバ1へ送信する。サーバ1は、回答選択肢(メンテナンスの実施状況)及びその保存指示を受け付け(S107)、CPU11aが実施状況回答結果DB108に、営業担当者ID、顧客ID、部位ID、メンテナンス項目ID、回答入力日(その日の日付)、詳細項目に対する回答の選択肢番号、及び回答選択肢に対応するポイント値の各データを含む新規レコードを登録する(S108)。ここでポイント値は、詳細項目情報DB106に格納されている詳細項目毎のポイント値とされる。
メンテナンスの実施状況を実施状況回答結果DB108に登録されていないメンテナンス項目が残っている場合(S109においてNO)、S105〜S108の処理が再び実行され、次のメンテナンス項目についての詳細項目内容情報が表示され、営業担当者が当該メンテナンス項目についての実施状況を入力し、実施状況回答結果DB108にこれが登録される。全てのメンテナンス項目についてメンテナンスの実施状況が実施状況回答結果DB108に登録された場合(S109においてYES)、実施状況受付処理が終了する。
<2>メンテナンス状態評価処理
図15に示すように、メンテナンス結果情報入力シート画面200には、「整備状態の可視化」ボタン209が設けられている。ボタン209は、メンテナンス状態評価処理の実行指示を生成するためのボタンであり、営業担当者はボタン209を選択することで、メンテナンス状態評価処理の実行指示を営業活動支援システムに与えることができる。図16は、本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)が実行するメンテナンス状態評価処理の処理手順を示すフローチャートである。メンテナンス状態評価処理において、サーバ1のCPU11aは、営業担当者ID、顧客ID、及び部位IDを検索キーとして、実施状況回答結果DB108からメンテナンス項目毎の詳細項目の回答(メンテナンスの実施状況)及びポイント値を検索する(S201)。
次にCPU11aは、評価対象の産業用機械の部位に対応する全メンテナンス項目のうち、注目するメンテナンス項目(以下、「注目項目」という)を1つ選択する(S202)。CPU11aは、注目項目について、詳細項目の回答であるメンテナンスの実施状況のポイント値の総和(以下、「実施状況ポイント積算値」という)を算出する(S203)。また、CPU11aは、詳細項目情報DB106から注目項目に対応する全ての詳細項目IDを抽出し、注目項目の詳細項目数を算出する(S204)。次にCPU11aは、注目項目について実施状況ポイント積算値を詳細項目数で割ってメンテナンス状態値を算出する(S205)。
CPU11aは、注目項目についてメンテナンス状態値を算出すると、メンテナンス項目DB105から注目項目に対応する管理基準値を取得する(S206)。次に、CPU11aは、管理基準値からメンテナンス状態値を引いた差分値を算出し(S207)、営業行動情報DB110から、注目項目に対応する差分値範囲の上限値及び下限値を取得し、これらの上限値及び下限値から差分値範囲を決定する(S208)。CPU11aは、算出された差分値が差分値範囲内にあるか否かを判定し(S209)、差分値が差分値範囲内にある場合には(S209においてYES)、注目項目を、営業行動情報を出力する対象(以下、「営業行動情報出力対象」という)に選定し(S210)、S211へ処理を移す。他方、差分値が差分値範囲内にない場合には(S209においてNO)、CPU11aは、注目項目を営業行動情報出力対象に選定することなく、S211へ処理を移す。
CPU11aは、当該部位におけるメンテナンス項目の全てが、注目項目として選択されたか否かを判定し(S211)、注目項目として選択されていないメンテナンス項目が存在する場合には(S211においてNO)、S202に処理を戻し、まだ選択されていないメンテナンス項目の1つを新たな注目項目として選択し(S202)、S203以降の処理を実行して、新たな注目項目についてのメンテナンス状態値を算出する。全てのメンテナンス項目が注目項目として選択された場合には(S211においてYES)、CPU11aは、メンテナンス状態評価処理を終了する。本実施の形態に係る営業活動支援システムは、以上のようにメンテナンス状態値を算出することで、顧客が保有する産業用機械のメンテナンス状態をメンテナンス項目毎に定量評価する。算出されたメンテナンス状態値は、メンテナンス状態評価処理における評価結果とされる。
<3>評価結果出力処理
上記のようなメンテナンス状態評価処理が終了した後、CPU11aは評価結果出力処理を実行する。図17は、本発明の実施の形態の営業活動支援システム(サーバ1)が実行する評価結果出力処理の処理手順を示すフローチャートである。評価結果出力処理において、サーバ1のCPU11aは、上記のメンテナンス状態評価処理によって算出された各メンテナンス状態値と、メンテナンス項目DB105から取得された管理基準値とを示すグラフを作成する(S301)。CPU11aは、作成されたグラフを表示するための情報を生成し、これを端末機2に送信して、端末機2に評価結果画面を表示させる(S302)。
図18は、評価結果画面の一例を示す図である。評価結果画面300には、メンテナンス結果情報入力シート画面200と同様の画面レイアウトを有しており、表示領域303以外の部分はメンテナンス結果情報入力シート画面200と共通している。表示領域303は、メンテナンス状態値のグラフを表示する領域である。表示領域303に表示されるグラフは、評価対象の産業用機械におけるメンテナンス状態値を示している。また、メンテナンス状態値のグラフと比較可能に、管理基準値を示す基準線302が表示される。メンテナンス状態値のグラフ301は、各メンテナンス項目が放射状に配置された多角形のレーダーチャートとされる。これにより、営業担当者は、グラフ301と基準線302とを比較して、メンテナンス項目に、メンテナンス状態が十分であるか否かを判断することができる。図18の例では、「シリンダヘッドガスケット面/Oリング部」、「水平部」、「シリンダヘッドカバー」、及び「ロッドパッキンケースのガスケット面」についてはグラフ301の値が管理基準値を上回っているため、十分に整備されていると判断でき、「シリンダ耐圧部」、「バルブ取付座」、及び「シリンダヘッドカバー接続ボルト」についてはグラフ301の値が管理基準値を下回っているため、メンテナンス状態が不十分であると判断できる。
また表示領域303には、レーダーチャートの各頂点(つまり、各メンテナンス項目)のうち、営業行動情報出力対象に選定されたメンテナンス項目の頂点に対応付けて、「アクション参照」と表示された選択部304が設けられる。選択部304は、対応するメンテナンス項目について、ベテラン営業担当者が過去に行った営業行動を示す営業行動情報を出力するためのボタン又はリンクである。営業行動情報出力対象に選定されたメンテナンス項目については、管理基準値からメンテナンス状態値を引いた差分値が差分値範囲内に入っている。したがって、ベテラン営業担当者の過去の営業行動が参考になると思われる差分値範囲を設定することで、営業行動情報が必要となる営業担当者に対して営業行動情報を提供することができる。図18の例では、「シリンダ耐圧部」、「バルブ取付座」、及び「シリンダヘッドカバー接続ボルト」に対して選択部304が表示されている。これらのメンテナンス項目はメンテナンス状態値が管理基準値を下回っている、つまり、差分値が正の値となっている。この例では、「シリンダ耐圧部」、「バルブ取付座」、及び「シリンダヘッドカバー接続ボルト」の各メンテナンス項目については、差分値範囲が正の値を含む範囲で設定されており、差分値がこの差分値範囲内に入ったため、これらのメンテナンス項目が営業行動情報出力対象に選定されている。
営業担当者は、ベテラン営業担当者がどのような営業行動を取ったのか知りたい場合、自分がベテラン営業担当者の営業行動を知りたいメンテナンス項目に対応する選択部304を選択する操作を行う。選択部304が選択されると、端末機2は選択部304が選択されたことを示すデータをサーバ1へ送信する。サーバ1のCPU11aは、選択部304が選択されたか否か、即ち、ベテラン営業担当者の過去の営業行動情報の出力指示を受け付けたか否かを判定し(S303)、選択部304が選択された場合(S303においてYES)、ステージIDと、選択された選択部304に対応するメンテナンス項目IDとを検索キーとして、営業行動情報DB110から該当する営業行動情報を取得する(S304)。CPU11aは、取得された営業行動情報を含む営業行動情報画面を表示するための情報を生成し、これを端末機2へ送信する。これにより、端末機2に営業行動情報画面が表示され(S305)、評価結果出力処理が終了する。他方、選択部304が選択されない場合(S303においてNO)、CPU11aは評価結果出力処理を終了する。
図19は、営業行動情報画面の一例を示す図である。営業行動情報画面400は、ベテラン営業担当者が実際に取った営業行動を示すテキスト情報である営業行動情報の表示欄401と、教材コンテンツを呼び出すためのボタン402とを含む。営業担当者は、営業行動情報を参照することで、実際に行う営業行動を検討する際に、ベテラン営業担当者の過去の営業行動を参考にすることができる。また、営業担当者は、端末機2に表示されているボタン402を選択する操作を行うことで、表示されている営業行動に関連する教材コンテンツの表示要求を営業活動支援システム(サーバ1)に与えることができる。ボタン402を選択する操作が行われると、サーバから教材コンテンツが読み出され、再生又は出力される。これにより、営業担当者は、教材コンテンツを視聴することで、不足している営業行動に関連する知識を学習することができる。
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態では、メンテナンス項目毎のメンテナンス状態値を算出することで、メンテナンス項目毎の産業用機械のメンテナンス状態を定量評価する構成について述べたが、これに限定されるものではない。各メンテナンス項目におけるメンテナンス状態を詳細項目の回答等に基づいて定性的に評価し、これを評価結果として出力する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、算出されたメンテナンス状態値を示すグラフと、管理基準値を示す基準線とを比較可能に表示する構成について述べたが、これに限定されるものではない。メンテナンス状態値のグラフを出力し、管理基準値の基準線を出力しない構成とすることもできる。また、上述した実施の形態では、メンテナンス状態値のグラフをレーダーチャートとして出力する構成について述べたが、これに限定されるものではない。例えば、棒グラフ形式等のレーダーチャート以外のグラフ形式でメンテナンス状態値のグラフを出力するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、メンテナンス状態値のグラフと共に、営業行動情報出力対象に選定されたメンテナンス項目については、営業行動情報を出力するための選択部304を表示する構成について述べたが、これに限定されるものではない。グラフを出力することなく、営業行動情報出力対象に選定されたメンテナンス項目について、営業行動情報を出力する構成とすることもできる。また、営業行動情報出力対象に選定されたメンテナンス項目だけでなく、全てのメンテナンス項目について営業行動情報を出力し得る構成としてもよい。
また、上述した実施の形態1及び2では、単一のコンピュータ1aによってコンピュータプログラム14aのすべての処理が実行される構成について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該コンピュータプログラム14aと同様の処理を、複数の装置(コンピュータ)により分散して実行する分散システムとすることも可能である。
本発明の営業活動支援システムは、産業用機械、特に工場等に設置される産業用機械についての顧客への営業活動を支援する営業活動支援システム等として有用である。
1 サーバ
1a コンピュータ
11 本体
11a CPU
11b ROM
11c RAM
11d ハードディスク
11e 読出装置
11f 入出力インタフェース
11g 通信インタフェース
11h 画像出力インタフェース
11j バス
12 画像表示部
13 入力部
14 可搬型記録媒体
14a コンピュータプログラム
104 機械部位情報データベース
105 メンテナンス項目データベース
106 詳細項目情報データベース
107 顧客機械情報データベース
108 実施状況回答結果データベース
109 メンテナンス状態値データベース
110 営業行動情報データベース
2 端末機

Claims (6)

  1. 産業用機械を購入した顧客に対して前記産業用機械のメンテナンスを提案する営業活動を支援するための営業活動支援システムであって、
    前記産業用機械の複数のメンテナンス項目を記憶するメンテナンス項目記憶部と、
    特定の顧客が保有する前記産業用機械におけるメンテナンスの実施状況を、前記メンテナンス項目記憶部に記憶された前記メンテナンス項目毎に受け付ける実施状況受付手段と、
    前記実施状況受付手段により受け付けられた前記実施状況に基づいて、前記産業用機械のメンテナンス状態を前記メンテナンス項目毎に評価するメンテナンス状態評価手段と、
    前記メンテナンス状態評価手段による評価結果を出力する出力手段と
    を備える、
    営業活動支援システム。
  2. 前記出力手段は、前記評価結果に基づいて、前記メンテナンス項目毎に、過去に営業担当者が実施した営業行動を示す営業行動情報を出力するように構成されている、
    請求項1に記載の営業活動支援システム。
  3. 前記メンテナンス状態評価手段は、前記実施状況に基づいて、前記産業用機械のメンテナンス状態を示すメンテナンス状態値を算出し、算出された前記メンテナンス状態値に基づいて、前記営業行動情報を出力する対象の前記メンテナンス項目を選定するように構成されており、
    前記出力手段は、前記設備状態評価手段によって選定された前記メンテナンス項目について、前記営業行動情報を出力するように構成されている、
    請求項2に記載の営業活動支援システム。
  4. 前記メンテナンス状態評価手段は、前記実施状況に基づいて、前記産業用機械のメンテナンス状態を示すメンテナンス状態値を算出するように構成されており、
    前記出力手段は、前記メンテナンス状態評価手段によって算出された前記メンテナンス状態値を前記評価結果として出力するように構成されている、
    請求項1乃至3の何れかに記載の営業活動支援システム。
  5. 前記出力手段は、前記メンテナンス項目毎に前記メンテナンス状態値を示すグラフを出力するように構成されている、
    請求項4に記載の営業活動支援システム。
  6. 前記産業用機械の安定操業を維持するための前記メンテナンス状態値の管理基準値を、前記メンテナンス項目に対応付けて記憶する管理基準値記憶部を備え、
    前記出力手段は、前記メンテナンス項目毎に、前記メンテナンス状態評価手段によって算出された前記メンテナンス状態値と、前記管理基準値記憶部に記憶された前記管理基準値とを対応させて出力するように構成されている、
    請求項4又は5に記載の営業活動支援システム。
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