JP2013185262A - ファッションコーディネートシステム、ファッションコーディネート方法、ファッションコーディネート装置、及びプログラム - Google Patents

ファッションコーディネートシステム、ファッションコーディネート方法、ファッションコーディネート装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 顧客の保有するアイテムを利用しつつ、ブランドの特色に合ったコーディネート情報を提供することが可能なファッションコーディネートシステム等を提供する。
【解決手段】 店舗端末3は、見本コーディネートへの投票の入力を受け付ける。サーバ2は、投票の情報を受信すると、見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、色及び素材等のアイテム属性の組み合わせパターンとして求め、また投票されたポイント数を組み合わせパターン毎に集計し、コーディネートDB21に登録する。サーバ2は、顧客の保有するアイテムをワードローブDB22から取得し、複数のコーディネート案を生成し、生成した複数のコーディネート案についてアイテム属性の組み合わせパターンを求め、コーディネート情報に基づいて並び替えることにより、投票の結果を反映したコーディネート案を選択し、顧客端末4に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファッションコーディネートシステム等に関し、詳細には、顧客に対し、コーディネート情報を提案するファッションコーディネートシステム等に関する。
従来より、ファッションアイテム(衣類、靴、カバン、アクセサリ等)を販売する販売店では、チラシ、ダイレクトメール、広告Eメール等を用いることにより販促活動を行っている。また、顧客毎に会員カードを作成し、購入者にポイントを付与する等して、店舗のリピータを増加させる工夫をしている。
また、近年では、特許文献1、特許文献2等に記載されるように、ネットワークシステムを利用して顧客にファッションに関する情報を提供する技術が提案されている。具体的には、特許文献1には、顧客が、携帯端末等で自分の所有するアイテムを入力し、ECサイト等で所望の商品の情報をキーワード検索等により収集すると、サーバが、これらを適切にコーディネートして顧客の携帯端末に画像で表示させるモバイルコーディネートサービスシステムについて記載されている。また、特許文献2には、商品を購入した利用者が、商品タグに付されたURLにアクセスすると、サーバが、その商品及び利用者の専用Webページを提供し、更にそのWebページのコンテンツとして購入した商品とのコーディネートに適した商品の推薦情報を提供する商品情報システムが記載されている。
こうした技術を販促活動に利用することで、モバイルECサイト等では顕著な販促効果を期待できる。
ところで、販売店ではブランドに合ったコーディネートの仕方で商品を展示する。一方、顧客は洋服を購入するとき、今自分が持っているアイテムとの組み合わせを重要視して、購入する商品を決定する。そのため、上述のようなコーディネートシステムにおいても、以下の点を考慮したコーディネートを行うことが重要である。
・ブランドの特色に合ったコーディネートであること
・顧客が保有するアイテムと商品とを組み合わせること
特開2005−133228号公報 特開2003−196541号公報
しかしながら、特許文献1、2に示すコーディネートシステムでは、上述の「顧客が保有するアイテムと商品とを組み合わせること」については配慮されているが、「ブランドの特色に合ったコーディネートであること」に関しては特に配慮されていない。そのため、必ずしもブランドの特色を活かしたコーディネートを提案できるとは限らない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、顧客の保有するアイテムを利用しつつ、ブランドの特色に合ったコーディネート情報を提供することが可能なファッションコーディネートシステム等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、店舗端末、顧客端末、及びサーバがネットワークを介して接続されたファッションコーディネートシステムであって、前記店舗端末は、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票の入力を受け付け、前記サーバへ送信するコーディネート投票入力手段を具備し、前記サーバは、受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含む各アイテム属性の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析手段と、前記コーディネート投票解析手段によって求めた前記コーディネート情報を記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶する記憶手段と、前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成手段と、前記コーディネート案生成手段により生成した複数のコーディネート案について前記各アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたコーディネート案を前記顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示手段と、を具備することを特徴とするファッションコーディネートシステムである。
第1の発明により、顧客の保有するアイテムを利用しつつ、ブランドの特色に合ったコーディネート情報を提供することが可能なファッションコーディネートシステムを提供できる。
また、第1の発明において、前記記憶手段には、店舗で販売する商品について、前記アイテム属性と同様のアイテム属性が定義された商品情報が記憶されており、前記表示手段は、前記選択手段によって選択された前記コーディネート案に含まれる1または複数のアイテムについて、タイプが一致し、更に少なくとも1つ以上のアイテム属性が一致する商品を前記商品情報から検索し、元のアイテムと差し替えて表示させることが望ましい。
これにより、コーディネート案の一部のアイテムを商品と入れ替えて紹介でき、販促効果を期待できる。また、顧客にとっては、持っているアイテムと商品の組み合わせを具体的に把握でき、商品購入の意思決定に役立つ。
また、第1の発明において、前記投票はポイント形式で入力され、前記コーディネート投票解析手段は、前記投票のポイントを受信すると、該当する前記アイテム属性の組み合わせパターンの累計ポイント値に加算し、前記コーディネート情報を更新することが望ましい。
これにより、複数の店員のセンスや意見を集約してコーディネートに反映させることができる。
また、第1の発明において、 前記投票を受信した日時情報を前記コーディネート情報の該当する前記アイテム属性の組み合わせパターンに対応付けて記憶し、前記選択手段は、前記記憶手段に記憶された前記コーディネート情報のうち日時情報の新しい前記コーディネート情報を利用して、前記コーディネート案を並べ替えることが望ましい。
これにより、店舗の最新のコーディネート情報をリアルタイムに反映させたコーディネート案を顧客に提供することが可能となる。
第2の発明は、店舗端末、顧客端末、及びサーバがネットワークを介して接続されたファッションコーディネートシステムを利用したファッションコーディネート方法であって、前記店舗端末が、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票の入力を受け付け、前記サーバへ送信するコーディネート投票入力ステップと、前記サーバが、受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含むアイテム属性別の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析ステップと、前記サーバが、前記コーディネート投票解析ステップによって求めた前記コーディネート情報を記憶手段に記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記サーバが、前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成ステップと、前記サーバが、生成した複数のコーディネート案について前記アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択ステップと、前記サーバが、選択したコーディネート案を前記顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とするファッションコーディネート方法である。
第2の発明により、顧客の保有するアイテムを利用しつつ、ブランドの特色に合ったコーディネート情報を提供することが可能なファッションコーディネート方法を提供できる。
第3の発明は、顧客端末及び店舗端末とネットワークを介して接続されたファッションコーディネート装置であって、前記店舗端末から、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含む各アイテム属性の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析手段と、前記コーディネート投票解析手段によって求めた前記コーディネート情報を記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶する記憶手段と、前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成手段と、前記コーディネート案生成手段により生成した複数のコーディネート案について前記各アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたコーディネート案を前記顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示手段と、を具備することを特徴とするファッションコーディネート装置である。
第3の発明により、第1の発明のファッションコーディネートシステムにおけるサーバの機能を有するファッションコーディネート装置を提供できる。
第4の発明は、コンピュータを、店舗端末から、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含む各アイテム属性の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析手段と、前記コーディネート投票解析手段によって求めた前記コーディネート情報を記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶する記憶手段と、前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成手段と、前記コーディネート案生成手段により生成した複数のコーディネート案について前記各アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたコーディネート案を顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示手段、として機能させるためのプログラムである。
第4の発明により、コンピュータを第3の発明のファッションコーディネート装置として機能させることが可能となる。
本発明によれば、顧客の保有するアイテムを利用しつつ、ブランドの特色に合ったコーディネート情報を提供することが可能なファッションコーディネートシステム等を提供できる。
第1の実施の形態のファッションコーディネートシステム1の全体構成を示す図 サーバ(ファッションコーディネート装置)2のハードウエアブロック図 コーディネートDB21に記憶される各属性(色、素材等)の組み合わせパターン別集計データの一例 ワードローブDB22に記憶されるワードローブ情報の一例 商品DB23に記憶される商品情報の一例 コーディネート情報登録処理の流れを説明するフローチャート コーディネート実行処理の流れを説明するフローチャート 第2の実施の形態のファッションコーディネートシステム1Bの全体構成を示す図 第3の実施の形態におけるコーディネートDB21’に記憶される各属性(色、素材等)の組み合わせパターンと日時情報の一例
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明のファッションコーディネートシステム1の全体構成及び機能について説明する。
図1に示すように、ファッションコーディネートシステム1は、サーバ2、店舗端末3、及び顧客端末4がネットワークを介して通信接続されて構成される。
ネットワークには、各端末を通信接続するLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、携帯電話網等の各種ネットワークやそれらのネットワークの基地局等が含まれる。
店舗端末3は、販売店やアパレルメーカ等のスタッフにより利用されるコンピュータ等である。店舗は、実店舗であってもECサイトであってもよい。例えば、百貨店等の実店舗の場合、店舗のPOS(Point Of Sales)システムと連携したコンピュータ等が好適である。
顧客端末4は、顧客が利用するコンピュータ等である。例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、ゲーム端末、その他の情報端末等である。
サーバ2は、ファッションコーディネートシステム1において、ファッションアイテムのコーディネートに関する情報を管理する。また、サーバ2は、コーディネート案を作成するファッションコーディネート装置として機能する。具体的には、サーバ2は、店舗端末3及び顧客端末4から入力された情報に基づいて、顧客の保有するアイテムに関する情報をワードローブDB22へ登録するワードローブ登録処理や店舗端末3から入力されるコーディネート投票の集計データをコーディネートDB21に登録するコーディネート情報登録処理を行う。更に、サーバ2は、コーディネート投票の集計結果(コーディネート情報)とワードローブDB22に登録されているワードローブ情報との両方を考慮して、コーディネート案を作成し、顧客等に提示する。
図2は、サーバ2のハードウエア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ2は、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、及び周辺機器I/F部17等がバス18を介して接続されて構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read OnlY Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ(ファッションコーディネート装置)2が行う後述する処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、サーバ2のブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDD(ハードディスクドライブ)等であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述する処理をサーバ2に実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
また、記憶部12は、後述するコーディネートDB21、ワードローブDB22、商品DB23として機能する。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、サーバ2とネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、他の装置間との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
入力部15を介して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部16は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してサーバ2のビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部17は、サーバ2に周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してサーバ2は周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USBやIEEE1394やRS−235C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図1の説明に戻る。
ファッションコーディネートシステム1は、その機能を実現するための構成として、コーディネート投票入力部31、コーディネートDB21、ワードローブDB22、商品DB23、コーディネート投票解析部24、コーディネート案生成部25、コーディネート案解析部26、コーディネート案選択部27、システム起動部41及びコーディネート案表示部42を有する。
図1の例では、サーバ2が、コーディネートDB21、ワードローブDB22、商品DB23、コーディネート投票解析部24、コーディネート案生成部25、コーディネート案解析部26、コーディネート案選択部27を備える。また、店舗端末3が、コーディネート投票入力部31を備える。また、顧客端末4が、システム起動部41及びコーディネート案表示部42を備える。
なお、この構成は一例であり、その他の構成としてもよい。例えば、店舗端末3が、システム起動部41及びコーディネート案表示部42を備えてもよい。
コーディネート投票入力部31は、複数の見本コーディネートを表示し、店員等による投票の入力を受け付け、入力された投票の情報をサーバ2に送信する。コーディネート投票入力部31は、見本コーディネートに含まれる各アイテム(商品)の画像をサーバ2の商品DB23から取得して、見本コーディネートを表示してもよいし、各アイテムのタイプ、色、素材、柄、シルエット等のアイテム属性を示すテキストをサーバ2の商品DB23から取得して、見本コーディネートを表示してもよい。また、コーディネート投票入力部31は、カタログ等のコーディネート画像をスキャナ等で読み込み、表示しても良い。見本コーディネートは、自社の商品に限定する必要はなく、他社の商品と組み合わせても良い。また、第1の実施の形態において、投票はポイント形式で入力されるものとする。コーディネート投票入力部31は、店員等によって選択された見本コーディネートに含まれる各アイテムの情報(アイテムの識別番号、或いはアイテム属性)をサーバ2に送信するとともに、入力されたポイント数をサーバ2に送信する。ポイント数は、一律の値としてもよいし、店員の経験年数等によって変えてもよい。また店員による評価に応じた値(例えば、「とても良い」場合は3ポイント、「良い」場合は2ポイント、「普通」の場合は1ポイント)としてもよい。
コーディネート投票解析部24は、コーディネート投票入力部31から投票の情報(選択した見本コーディネートのアイテム情報及びポイント数)を受信すると、見本コーディネートに含まれる各アイテムのアイテム属性の解析とポイントの集計を行う。
具体的には、コーディネート投票解析部24は、まず今回受信した投票に係る見本コーディネートに含まれるアイテムのアイテム属性(色、素材)を抽出し、各属性の組み合わせパターンを求める。例えば、コーディネート投票解析部24は、見本コーディネート内の2アイテム間の「色」の組み合わせパターン及び「素材」の組み合わせパターン、3アイテム間の「色」の組み合わせパターン及び「素材」の組み合わせパターン、全アイテムの「色」の組み合わせパターン及び「素材」の組み合わせパターン、・・・のように、所定数のアイテム間での各アイテム属性の組み合わせパターンを求める。少なくとも「色」と「素材」についての組み合わせパターンの抽出は必須とする。更に、シルエット、柄等のような他のアイテム属性を抽出してもよい。
コーディネート投票解析部24は、抽出したアイテム属性の組み合わせパターンに該当するレコードをコーディネートDB21から検索する。該当する組み合わせパターンがコーディネートDB21にまだ登録されていない場合、コーディネート投票解析部24は、新規にレコードを追加するとともに、今回の投票で受信したポイント数を「ポイント総計」項目に入力する。抽出したアイテム属性の組み合わせパターンに該当するレコードが既にコーディネートDB21に登録されている場合、コーディネート投票解析部24は、そのレコードの「ポイント総計」項目の値に今回受信したポイント数を加算する。コーディネート投票解析部24は、このようにしてコーディネートDB21の内容を、投票を受信する都度、更新する。
コーディネートDB21には、見本コーディネートに対する投票のポイント数をアイテム属性の組み合わせパターン毎に集計したデータがコーディネート情報として格納される。図3は、コーディネート情報のデータ構成を示す図である。図3に示すように、コーディネート情報21aは、2タイプのアイテム間の「色」の組み合わせパターンに対する集計である。コーディネート情報21bは、2タイプのアイテム間の「素材」の組み合わせパターンに対する集計である。コーディネート情報21cは、3タイプのアイテム間の「色」の組み合わせパターンに対する集計である。コーディネート情報21dは、3タイプのアイテム間の「素材」の組み合わせパターンに対する集計である。
例えば、コーディネート情報21a(2タイプのアイテム間の「色」の組み合わせ)には、「Tシャツ×ズボン」の「色」の組み合わせパターンとして、「白×青」のレコードと「白×黒」のレコードが登録されている。「白×青」に対するポイント総計は「2」、「白×黒」に対するポイント総計は「1」と集計されている。また、「ズボン×靴」の「色」の組み合わせパターンとして、「青×白」のレコードが登録されている。「青×白」に対するポイント総計は「1」と集計されている。
このように、コーディネートDB21には、見本コーディネートに対する全ての投票の結果が、各アイテム属性の組み合わせパターンに対するポイント総計として登録される。
なお、組み合わせパターンは、2アイテム間、3アイテム間に限定されるものでなく、4以上のアイテム間での組み合わせとしても良い。例えば、「シャツ×ジャケット×スカート×靴」の4アイテムを含むコーディネートの場合は、2アイテム間では「シャツ×ジャケット」、「シャツ×スカート」、「シャツ×靴」、「ジャケット×スカート」、「ジャケット×靴」、「スカート×靴」の6つの組み合わせパターンを抽出できる。3アイテム間では「シャツ×ジャケット×スカート」、「シャツ×ジャケット×靴」、「シャツ×スカート×靴」、「ジャケット×スカート×靴」の4つの組み合わせパターンを抽出できる。
ワードローブDB22には、各顧客が所有するアイテムの情報であるワードローブ情報が格納される。図4に示すように、ワードローブ情報は、アイテム属性情報、購入日時情報、画像情報等がユーザ番号と対応付けて記憶される。ワードローブ情報のうち、アイテム属性情報及び画像情報は、例えば顧客が店舗で商品を購入した際に、その商品番号がサーバ2に送信され、サーバ2が該当する商品番号の商品情報を商品DB23からコピーすることによってワードローブDB22に登録される。或いは、アイテム属性情報及び画像情報は、顧客端末4がサーバ2にアクセスし、顧客が自分の所有するアイテムについて、所定の入力フォームから入力してもよい。
商品DB23には、店舗で販売する商品についての商品情報が格納される。商品情報は、例えば図5に示すように、各商品のアイテム属性情報や画像情報等がユーザ番号と対応付けて記憶されている。
図1のシステム起動部41は、本ファッションコーディネートシステム1を起動するための処理を行う。起動処理としては、例えば、サーバ2が提供するファッションコーディネートサイトへの通信接続、ユーザ認証処理、各ページデータの送受信、及び表示等の処理を含む。
コーディネート案生成部25は、システム起動部41によりシステムの起動指示が入力されると、起動指示を送った顧客端末4の顧客(ユーザ番号)に対応するワードローブ情報(アイテム)をワードローブDB22から抽出し、抽出したワードローブ情報のうち、異なるタイプのアイテムを組み合わせて複数のコーディネート案を生成する。
コーディネート案解析部26は、コーディネート案生成部25により生成された各コーディネート案のアイテム属性の組み合わせパターンを求め、コーディネートDB21から該当するレコードを検索し、「ポイント総計」の値を取得する。
コーディネート案選択部27は、コーディネート案解析部26が取得した「ポイント総計」の値に従って上述の複数のコーディネート案を並べ替え、上位のコーディネート案を選択し、顧客端末4(コーディネート案表示部42)に送信する。選択するコーディネート案は1つとしてもよいし、複数としてもよい。
コーディネート案表示部42は、コーディネート案選択部27によって選択されたコーディネート案を表示する。
次に、第1の実施の形態のファッションコーディネートシステム1の処理の流れを説明する。
図6は、ファッションコーディネートシステム1において行われるコーディネート情報登録処理の流れを説明するフローチャートであり、図7は、コーディネート実行処理の流れを説明するフローチャートである。
なお、図6、図7の処理を開始する際に、サーバ2は、店舗端末3または顧客端末4からの要求に応じて、情報入力及び表示を行う操作画面を送信する。また、操作画面にて入力された情報や要求を店舗端末3または顧客端末4から受信し、要求に応じた処理を実行するものとする。
また、各ユーザの所有するアイテムについてのアイテム属性情報はワードローブ情報としてワードローブDB22に登録されているものとする。例えば、顧客が店舗で商品を購入した際に購入した商品の商品番号等が店舗端末3からサーバ2に通知されると、サーバ2は商品DB23を検索し、該当する商品情報をコピーしてワードローブ情報として自動登録するようにすればよい。このとき、購入日時もワードローブ情報として登録される。或いは、上述の操作画面を介して店舗端末3または顧客端末4から手動で入力されるようにしても良い。また、ここで登録されるワードローブ情報は、タイプ、色、素材、値段等のアイテム属性、購入日時、及び画像情報を含み、アイテム保有者のユーザ番号に対応付けられて記憶される。
図6に示すように、まず店舗の店員等が店舗端末3を操作し、コーディネート投票入力部31を起動する(ステップS101)。店舗端末3は、サーバ2から上述の操作画面を取得し、表示する。また、店員等は操作画面を操作して見本コーディネートを取得し、表示する(ステップS102)。既に作成された見本コーディネートがサーバ2または店舗端末3に登録されている場合、店舗端末3は、その見本コーディネートを取得して表示する。また、新たに見本コーディネートを追加する場合、店舗端末3は、操作画面を介して商品DB23から商品のアイテム画像を取得し、アイテム画像を組み合わせて見本コーディネートを作成し、表示する。見本コーディネートは、カタログ等の画像をスキャナ等で取り込んでも良い。
店舗端末3は、見本コーディネートに対する投票の入力を受け付ける。投票はポイント数で入力されるものとする(ステップS103)。投票が行われると、店舗端末3は、投票された見本コーディネートに関する情報と投票されたポイント数をサーバ2に送信する。
サーバ2の制御部11は、投票の情報を受信し(ステップS104)、受信した投票に係る見本コーディネートについて、アイテム属性の組み合わせパターンを求める(ステップS105)。例えば、サーバ2の制御部11は、2アイテム間の色の組み合わせパターン、3アイテム間の色の組み合わせパターン、服装全体の色の組み合わせパターンを求める。
そして、サーバ2の制御部11は、投票されたポイント数をステップS105で求めた組み合わせパターン毎に集計(加算)し(ステップS106)、コーディネートDB21の内容を更新登録する(ステップS107)。
以上のようにして、サーバ2の制御部11は、店舗側で見本コーディネートに対する投票が行われる都度、投票の集計を行ってコーディネートDB21に登録する。
次に、図7に示すように、顧客端末4が、顧客の操作に従って、サーバ2にアクセスし、システム起動を行うと(ステップS201)、サーバ2の制御部11は、ワードローブDB22を参照し、顧客端末4を識別するユーザ番号に基づいて該当する顧客が保有するアイテムを抽出する。抽出する項目は、アイテム属性(タイプ、色、素材等)及び画像情報とする。更に、サーバ2の制御部11は、抽出したアイテムのうち異なるタイプのアイテムを組み合わせて、複数のコーディネート案を生成する(ステップS202)。
次に、サーバ2の制御部11は、作成したコーディネート案についてアイテム属性の組み合わせパターンを求める(ステップS203)。そして、サーバ2の制御部11は、求めた組み合わせパターンと一致する組み合わせパターンのレコードをコーディネートDB21から検索し、そのレコードの「ポイント総計」を取得する(ステップS204)。更に、サーバ2の制御部11は、「ポイント総計」の値が大きい順にコーディネート案を並べ替え、上位のコーディネート案を選択する(ステップS205)。これにより、サーバ2の制御部11は、投票ポイント数が大きいコーディネート案を選択することになる。選択するコーディネート案は一つとしてもよいし、複数としてもよい。サーバ2の制御部11は、選択したコーディネート案の画像を顧客端末4に送信する(ステップS206)。顧客端末4は、サーバ2からコーディネート案の画像情報を受信すると、コーディネート案の画像情報を表示する(ステップS207)。
以上説明したように、第1の実施の形態のファッションコーディネートシステム1では、以下の処理を行う。店舗端末3は、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票の入力を受け付ける。サーバ2は、投票の情報を受信すると、受信した投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、色及び素材等のアイテム属性の組み合わせパターンとして求め、投票されたポイント数を組み合わせパターン毎に集計し、コーディネートDB21に登録する。ワードローブDB22には、顧客が所有するアイテムのアイテム属性情報がワードローブ情報として記憶されている。サーバ2は、顧客からの要求に応じて、顧客の保有するアイテムをワードローブDB22から取得し、複数のアイテムを組み合わせて複数のコーディネート案を生成し、生成した複数のコーディネート案についてアイテム属性の組み合わせパターンを求める。更に、サーバ2は、コーディネート情報に基づいて複数のコーディネート案を並び替えることにより、投票の結果を反映したコーディネート案を選択し、顧客端末4に送信し、表示させる。
これにより、顧客の保有するアイテムを利用しつつ、ブランドの特色に合ったコーディネート情報を提供できる。また本システムを利用すれば、遠隔にある複数の系列店からの投票情報もサーバ2にて集約し、顧客に提示するコーディネート案に反映させることができる。
また、投票はポイント形式で行われるため、複数の店員のセンスや意見を集約してコーディネートに反映させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、図8を参照して、第2の実施の形態のファッションコーディネートシステム1Bについて説明する。
第2の実施の形態のファッションコーディネートシステム1Bは、サーバ2B、店舗端末3、及び顧客端末4がネットワークを介して通信接続されて構成される。
なお、第1の実施の形態のファッションコーディネートシステム1と同一の各部には同一の符号を付し、重複する説明を省略することとする。
第2の実施の形態のファッションコーディネートシステム1Bは、第1の実施の形態のファッションコーディネートシステム1の機能構成に加え、更に、サーバ2Bにアイテム交換部28を有する。
アイテム交換部28は、コーディネート案選択部27で選択されたコーディネート案に含まれるアイテムのうち一部のアイテムとタイプが一致し、更に少なくとも一つ以上の属性が一致する商品を商品DB23から検索し、交換する。また、アイテム交換部28は、アイテム交換後のコーディネート案をコーディネート案表示部42に送信する。
コーディネート案表示部42は、アイテム交換部28にて一部のアイテムが商品に交換されたコーディネート案を表示する。
以上説明したように、第2の実施の形態のファッションコーディネートシステム1Bによれば、顧客の保有するアイテムを利用して、店舗のブランドの特色に沿ったコーディネートを提案でき、更に、そのコーディネートの一部のアイテムを販売する商品と交換して表示できる。そのため、商品情報をさりげなく顧客に提示でき、高い販促効果を期待できる。また、顧客は自己の保有するアイテムとの相性を考慮して商品を検討できるため、便利である。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態のファッションコーディネートシステムについて説明する。
第3の実施の形態のファッションコーディネートシステムの構成は、図1に示す第1の実施の形態のファッションコーディネートシステム1のシステム構成、または図8に示す第2の実施の形態のファッションコーディネートシステム1Bのシステム構成のいずれかと同様とする。
第3の実施の形態のファッションコーディネートシステム1(1B)は、コーディネート投票入力部31、コーディネートDB21’、ワードローブDB22、商品DB23、コーディネート投票解析部24、コーディネート案生成部25、コーディネート案解析部26、コーディネート案選択部27、システム起動部41及びコーディネート案表示部42を有する。また、アイテム交換部28を備えるようにしても良い。
第3の実施の形態では、コーディネート投票解析部24は、コーディネート投票入力部31から入力された投票の情報を日時情報とともにコーディネートDB21’に登録する。
図9は、第3の実施の形態のコーディネートDB21’のデータ構成を示す。
図9に示すように、第3の実施の形態ではコーディネート情報21a’,21b’,21c’,21d’,・・・として、2アイテム間、3アイテム間等の複数アイテムについての色及び素材の各組み合わせパターンが各レコードに登録され、また各レコードには「ポイント総計」に代えて「投票日時」が記録される。
コーディネート案選択部27は、複数生成されたコーディネート案から提示するコーディネート案を選択する際、コーディネートDB21’に登録されているコーディネート情報のうち「投票日時」が新しいものを参照する。
例えば「投票日時」が最も新しいレコードのみを参照してコーディネート案を選択する場合、コーディネート案選択部27は、図9のコーディネートDB21’から「投票日時」が最も新しい「2011/10/13,15:13」に投票された「Tシャツ「白」×ズボン「青」」及び「Tシャツ「綿」×ズボン「コットン」」を用い、これと一致する組み合わせパターンとなるコーディネート案を選択する。コーディネート案に、投票日時「2011/10/13,15:13」に投票されたコーディネートの組み合わせパターンと一致するものがない場合は、コーディネートDB21’の参照範囲を広げ、「投票日時」が比較的新しい複数の組み合わせパターンのうち、いずれかに一致するコーディネート案を選択すればよい。または、商品DB23から足りないアイテムを検索し、組み合わせパターンが一致するようなコーディネート案を生成して提示すればよい。
以上説明したように、第3の実施の形態のファッションコーディネートシステム1(1B)では、サーバ2Bは、投票日時が新しい組み合わせパターンを利用して顧客に提示するコーディネート案を決定するため、店員の投票の結果をリアルタイムに反映させることができる。また、店舗の最新のコーディネート情報を顧客に提供できるため、流行や季節、その日の天気等を反映したコーディネート案を顧客に提示できるようになる。
なお、上述の第1〜第3の実施の形態では、顧客端末4がシステム起動部41及びコーディネート案表示部42を備え、サーバ2(2B)は顧客端末4から入力されるシステム起動指示に応じて、コーディネート実行処理を開始するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、店舗端末3がシステム起動部41及びコーディネート案表示部42を備え、サーバ2(2B)は店舗端末3から入力されるシステム起動指示に応じて、コーディネート実行処理を開始するものとしてもよい。この場合は、上述の効果に加え、店舗側で各顧客の保有するアイテムを利用したコーディネート案を簡単に提示できる。
また、例えば、店舗端末3及び顧客端末4に替えて、店舗端末3としての機能と顧客端末4としての機能をともに兼ね備えた店舗据え置き型の情報端末等を設けるようにしてもよい。この場合、店舗で買い物をしている顧客が店舗据え置き型の情報端末を利用して自己の保有するアイテムを用いて店舗の特色を活かしたコーディネート案を参照でき、足りないアイテムの買い足しを検討できるようになる。
また、サーバ2(2B)がコーディネート投票入力部31、システム起動部41及びコーディネート案表示部42を備え、サーバ2(2B)のローカルな処理でコーディネート案を表示するようにしてもよい。
また、図7のフローチャートでは、顧客がサーバ2にアクセスし、システムを起動してコーディネート案を顧客端末4に表示するようにしたが、店員が店舗端末3からサーバ2にアクセスし、システムを起動してコーディネート案を店舗端末3に表示するようにしてもよい。
また、コーディネート案を表示部に表示するようにしたが、出力形式はこれに限定するものでなく、カタログやダイレクトメール等の印刷や、広告Eメール等の形式での出力としてもよい。
その他、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1B・・・・・・ファッションコーディネートシステム
2、2B・・・・・・サーバ(ファッションコーディネート装置)
3・・・・・・店舗端末
4・・・・・・顧客端末
21、21’・・・・・コーディネートDB
22・・・・・ワードローブDB
23・・・・・商品DB
24・・・・・コーディネート投票解析部
25・・・・・コーディネート案生成部
26・・・・・コーディネート案解析部
27・・・・・コーディネート案選択部
28・・・・・アイテム交換部
31・・・・・コーディネート投票入力部
41・・・・・システム起動部
42・・・・・コーディネート案表示部

Claims (7)

  1. 店舗端末、顧客端末、及びサーバがネットワークを介して接続されたファッションコーディネートシステムであって、
    前記店舗端末は、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票の入力を受け付け、前記サーバへ送信するコーディネート投票入力手段を具備し、
    前記サーバは、
    受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含む各アイテム属性の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析手段と、
    前記コーディネート投票解析手段によって求めた前記コーディネート情報を記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶する記憶手段と、
    前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成手段と、
    前記コーディネート案生成手段により生成した複数のコーディネート案について前記各アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたコーディネート案を前記顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示手段と、
    を具備することを特徴とするファッションコーディネートシステム。
  2. 前記記憶手段には、店舗で販売する商品について、前記アイテム属性と同様のアイテム属性が定義された商品情報が記憶されており、
    前記表示手段は、前記選択手段によって選択された前記コーディネート案に含まれる1または複数のアイテムについて、タイプが一致し、更に少なくとも1つ以上のアイテム属性が一致する商品を前記商品情報から検索し、元のアイテムと差し替えて表示させることを特徴とする請求項1に記載のファッションコーディネートシステム。
  3. 前記投票はポイント形式で入力され、
    前記コーディネート投票解析手段は、前記投票のポイントを受信すると、該当する前記アイテム属性の組み合わせパターンの累計ポイント値に加算し、前記コーディネート情報を更新することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のファッションコーディネートシステム。
  4. 前記コーディネート投票解析手段は、前記投票を受信した日時情報を前記コーディネート情報の該当する前記アイテム属性の組み合わせパターンに対応付けて記憶し、
    前記選択手段は、前記記憶手段に記憶された前記コーディネート情報のうち日時情報の新しい前記コーディネート情報を利用して、前記コーディネート案を並べ替えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のファッションコーディネートシステム。
  5. 店舗端末、顧客端末、及びサーバがネットワークを介して接続されたファッションコーディネートシステムを利用したファッションコーディネート方法であって、
    前記店舗端末が、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票の入力を受け付け、前記サーバへ送信するコーディネート投票入力ステップと、
    前記サーバが、受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含むアイテム属性別の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析ステップと、
    前記サーバが、前記コーディネート投票解析ステップによって求めた前記コーディネート情報を記憶手段に記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記サーバが、前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成ステップと、
    前記サーバが、生成した複数のコーディネート案について前記アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択ステップと、
    前記サーバが、選択したコーディネート案を前記顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示ステップと、
    を含むことを特徴とするファッションコーディネート方法。
  6. 顧客端末及び店舗端末とネットワークを介して接続されたファッションコーディネート装置であって、
    前記店舗端末から、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含む各アイテム属性の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析手段と、
    前記コーディネート投票解析手段によって求めた前記コーディネート情報を記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶する記憶手段と、
    前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成手段と、
    前記コーディネート案生成手段により生成した複数のコーディネート案について前記各アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたコーディネート案を前記顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示手段と、
    を具備することを特徴とするファッションコーディネート装置。
  7. コンピュータを、
    店舗端末から、複数のアイテムを適宜組み合わせた見本コーディネートへの投票を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記投票に係る見本コーディネートに含まれる各アイテムの組み合わせ方を、少なくとも色及び素材を含む各アイテム属性の組み合わせパターンとして求め、前記投票に関する情報を前記組み合わせパターン毎に集計することによりコーディネート情報を生成するコーディネート投票解析手段と、
    前記コーディネート投票解析手段によって求めた前記コーディネート情報を記憶するとともに、顧客が所有するアイテムの前記アイテム属性をワードローブ情報として記憶する記憶手段と、
    前記ワードローブ情報に含まれる複数のアイテムを組み合わせ、複数のコーディネート案を生成するコーディネート案生成手段と、
    前記コーディネート案生成手段により生成した複数のコーディネート案について前記各アイテム属性の組み合わせパターンを求め、前記記憶手段に記憶されている前記コーディネート情報に基づいて並び替えることにより前記投票の結果を反映したコーディネート案を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたコーディネート案を顧客端末または前記店舗端末に送信し、表示させる表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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