JP2018531397A5 - - Google Patents
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Description
[00287]したがって、前述は、単に本発明の原理を例示するだけである。当業者が、本明細書に明示的に説明または図示されていないが、本発明の原理を具体化し、その要旨および範囲内に含まれる様々な構成を考案できることは理解されよう。さらに、本明細書に列挙されているすべての例および条件付き言語は、主として、本発明の原理と、本発明者らによって本技術を進歩させるために寄与される概念とを理解する上で読者を助けることが意図されており、そのように具体的に列挙された例および条件に限定されるものではないと解釈されるべきである。さらに、本発明の原理および態様ならびにそれらの特定の例を列挙する本明細書におけるすべての記述は、その構造的均等物と機能的均等物の両方を包含することが意図されている。加えて、そのような均等物は、現在知られている均等物と、将来に開発される均等物、すなわち、構造にかかわらず同じ機能を実行する任意の開発された要素の両方を含む。本発明の範囲は、したがって、本明細書に示され説明された例示的な態様に限定されることを意図されない。むしろ、本発明の範囲および要旨は、添付の特許請求の範囲によって具体化される。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] 感知面を備えるセンサであって、前記センサが、
第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導き、
第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成された、センサ。
[2] 前記センサが複数のファセットを備える、[1]に記載のセンサ。
[3] 前記センサが円錐台状の凹形状を有する、[1]に記載のセンサ。
[4] 前記センサが、内部表面上の複数のファセットと、外部表面上の複数のファセットとを備える、[3]に記載のセンサ。
[5] 前記センサが、前記内部表面上の2つのファセットと、前記外部表面上の4つのファセットとを備える、[4]に記載のセンサ。
[6] 前記感知面が前記センサの中央部に配置された、[1]に記載のセンサ。
[7] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備える、[1]に記載のセンサ。
[8] 前記被覆領域が、貴金属を備える半透明膜を備える、[7]に記載のセンサ。
[9] 前記貴金属が、金、銀、アルミニウム、白金、またはパラジウムである、[8]に記載のセンサ。
[10] 前記半透明膜が、約0.5nm〜約200nmの範囲の厚さを有する、[8]に記載のセンサ。
[11] 前記半透明膜が、約45nm〜約50nmの厚さを有する、[10]に記載のセンサ。
[12] 前記被覆領域が、前記センサと半透明膜との間に配置された接着層を備える、[7]に記載のセンサ。
[13] 前記接着層が、約0.5nm〜約200nmの範囲の厚さを有する、[12]に記載のセンサ。
[14] 前記接着層が、約45nm〜約50nmの範囲の厚さを有する、[12]に記載のセンサ。
[15] 前記接着層が、クロム、二酸化チタン、一酸化チタン、二酸化ケイ素、および一酸化ケイ素から選択された材料を備える、[12]に記載のセンサ。
[16] 前記接着層が、前記センサの屈折率とは異なる屈折率を有する、[12]に記載のセンサ。
[17] 前記第1の入射角が、約40度〜約70度の範囲である、[1]に記載のセンサ。
[18] 前記第1の入射角が、約40度〜約45度の範囲である、[17]に記載のセンサ。
[19] 前記第1の入射角が約42度である、[18]に記載のセンサ。
[20] 前記第2の入射角が、約40度〜約70度の範囲である、[1]に記載のセンサ。
[21] 前記第2の入射角が、約62度〜約67度の範囲である、[20]に記載のセンサ。
[22] 前記第2の入射角が約64度である、[21]に記載のセンサ。
[23] 前記センサが滅菌に適合された、[1]に記載のセンサ。
[24] 光学シャーシをさらに備え、前記光学シャーシが、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体とを備え、前記コンピュータ可読媒体は、
前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定させ、
第2の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定させ、
臨界角デルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の臨界角信号の最大値の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、[1]から[23]のいずれか1項に記載のセンサ。
[25] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記第1および第2の臨界角信号が、前記非被覆領域から生成される、[24]に記載のセンサ。
[26] 光学シャーシをさらに備え、前記光学シャーシが、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体とを備え、前記コンピュータ可読媒体は、
前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第1のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、[1]から[23]のいずれか1項に記載のセンサ。
[27] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4の表面プラズモン共鳴(SPR)信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[26]に記載のセンサ。
[28] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記SPR信号が、前記被覆領域から生成される、[26]または[27]に記載のセンサ。
[29] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面の被覆領域と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第1のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[24]に記載のセンサ。
[30] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[29]に記載のセンサ。
[31] 前記光信号生成構成要素が、レーザまたは発光ダイオード(LED)を備える、[24]から[30]のいずれか1項に記載のセンサ。
[32] 前記レーザまたはLEDが、可視光または赤外光を放射する、[31]に記載のセンサ。
[33] 前記レーザまたはLEDが、約400nm〜約1000nmの範囲の波長を有する光を放射する、[32]に記載のセンサ。
[34] 前記レーザまたはLEDが、約855nmの波長を有する光を放射するように構成された、[33]に記載のセンサ。
[35] 前記レーザまたはLEDが、約950nmの波長を有する光を放射するように構成された、[33]に記載のセンサ。
[36] 前記光学シャーシが、1つまたは複数の光信号操作構成要素をさらに備える、[24]から[35]のいずれか1項に記載のセンサ。
[37] 前記検出構成要素が画像センサを備える、[24]から[36]のいずれか1項に記載のセンサ。
[38] 前記画像センサが、電荷結合デバイス(CCD)カメラ、またはサイエンティフィック相補型金属酸化膜半導体(sCMOS)カメラである、[37]に記載のセンサ。
[39] 前記画像センサが、アクティブピクセルセンサ(APS)である、[37]に記載のセンサ。
[40] 前記センサを前記光学シャーシに取り外し可能に結合するように構成された複数の保持取り付け具をさらに備える、[24]から[39]のいずれか1項に記載のセンサ。
[41] 前記センサを前記光学シャーシに整列させるように構成された整列構成要素をさらに備える、[24]から[39]のいずれか1項に記載のセンサ。
[42] 前記整列構成要素が、テーパ付きセンタリング構成要素を備える、[41]に記載のセンサ。
[43] 複数の運動学的取り付け構成要素をさらに備える、[24]から[39]のいずれか1項に記載のセンサ。
[44] (i)非被覆領域を備える感知面を備えるセンサと、ここにおいて、前記センサが、
第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導き、
第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成されるものであり、
(ii)
光学シャーシであって、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体と、を備える光学シャーシを備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1の臨界角信号のピクセル位置を決定させ、
第2の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2の臨界角信号のピクセル位置を決定させ、
臨界角デルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の臨界角信号の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、
システム。
[45] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記第1および第2の臨界角信号が、前記非被覆領域から生成される、[44]に記載のシステム。
[46] (i)被覆領域を備える感知面を備えるセンサと、ここにおいて、前記センサが、
第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導き、
第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成されるものであり、
(ii)
光学シャーシであって、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体と、を備える光学シャーシを備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、
システム。
[47] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[46]に記載のシステム。
[48] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記SPR信号が、前記被覆領域から生成される、[46]または[47]に記載のシステム。
[49] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面の前記被覆領域と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第1のSPRデルタピクセル値を決定するために前記生成された画像上の前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[45]に記載のシステム。
[50] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[49]に記載のシステム。
[51] 前記センサが、前記光学シャーシに取り外し可能に結合されるように構成された、[44]から[50]のいずれか1項に記載のシステム。
[52] 前記システムがベンチトップシステムである、[44]から[51]のいずれか1項に記載のシステム。
[53] 前記システムがハンドヘルドシステムである、[44]から[51]のいずれか1項に記載のシステム。
[54] サンプルの浸透圧を決定するための方法であって、前記方法が、
[46]から[53]のいずれか1項に記載のシステムの感知面を基準媒体と接触させることと、
第1の基準表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて第1の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1の基準SPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
第2の基準SPR信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第2の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第2の基準SPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
基準媒体SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の基準SPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較することと、
前記感知面を前記サンプルと接触させることと、
第1のテストSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第1のテストSPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1のテストSPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
第2のテストSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記生成された画像上の前記第2のテストSPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
テスト媒体SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のテストSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較することと、
第1の補正デルタピクセル値を生成するために前記基準媒体SPRデルタピクセル値を前記テスト媒体SPRデルタピクセル値と比較することと、
前記サンプルの前記浸透圧を決定するために前記第1の補正デルタピクセル値を較正データセットと比較することと
を備える方法。
[55] 前記感知面を前記基準媒体と接触させることと、
第1の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第1の臨界角信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定することと、
第2の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第2の臨界角信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第2の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定することと、
臨界角デルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の臨界角信号の前記最大値の前記ピクセル位置を比較することと、
第2の補正デルタピクセル値を決定するために前記第1の補正デルタピクセル値を前記臨界角デルタピクセル値と比較することと、
前記サンプルの前記浸透圧を決定するために前記第2の補正デルタピクセル値を較正データセットと比較することと
をさらに備える、[54]に記載の方法。
[56] 前記第1および第2の基準SPR信号ならびに前記第1および第2の臨界角信号の前記画像が、単一の画像フレーム内にキャプチャされる、[55]に記載の方法。
[57] 外部環境補正デルタピクセル値を生成するために前記第1または第2の補正デルタピクセル値を外部環境パラメータと比較することと、
前記サンプルの前記浸透圧を決定するために前記外部環境補正デルタピクセル値を較正データセットと比較することと
をさらに備える、[54]から[56]のいずれか1項に記載の方法。
[58] 前記外部環境パラメータが、温度と、圧力と、湿度とを備えるグループから選択される、[57]に記載の方法。
[59] センサの品質パラメータを検証するための方法であって、方法が、
[46]から[53]のいずれか1項に記載のシステムの感知面を基準媒体と接触させることと、
第1の基準表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて第1の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記第1の基準SPR信号の1つまたは複数の特性を決定することと、
前記センサの前記品質パラメータを検証するために前記第1の基準SPR信号の前記1つまたは複数の特性を較正データセットと比較することと
を備える方法。
[60] 前記センサの前記品質パラメータが、前記感知面上に配置された半透明膜の厚さと、前記感知面上に配置された接着層の厚さと、前記感知面上に配置された半透明膜中の材料の純度と、前記感知面上に配置された接着層中の材料の純度とを備えるグループから選択される、[59]に記載の方法。
[61] 前記第1の基準SPR信号の前記特性が、前記第1の基準SPR信号のコントラスト値、形状、または寸法を備えるグループから選択される、[59]に記載の方法。
[62] センサの品質パラメータを検証するための方法であって、前記方法が、
[44]、[45]、または[49]から[53]のいずれか1項に記載のシステムの感知面を基準媒体と接触させることと、
第1の基準臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第1の基準臨界角信号の画像を生成することと、
前記第1の基準臨界角信号の1つまたは複数の特性を決定することと、
前記センサの前記品質パラメータを検証するために前記第1の基準臨界角信号の前記1つまたは複数の特性を較正データセットと比較することと
を備える方法。
[63] 前記センサの前記品質パラメータが、前記感知面上に配置された半透明膜の厚さと、前記感知面上に配置された接着層の厚さと、前記感知面上に配置された半透明膜中の材料の純度と、前記感知面上に配置された接着層中の材料の純度とを備えるグループから選択される、[62]に記載の方法。
[64] 第1の基準臨界角信号の特性は、前記第1の基準臨界角信号のコントラスト値、形状、または寸法を備えるグループから選択される、[62]に記載の方法。
[65] 前記第1の波長を有する光信号および第2の波長を有する光信号が、同時に前記感知面と相互作用するように導かれる、[54]から[64]のいずれか1項に記載の方法。
[66] 前記第1の波長を有する光信号および前記第2の波長を有する光信号が、ゲーテッド方式で前記感知面と相互作用するように導かれる、[54]から[64]のいずれか1項に記載の方法。
[67] 前記較正データセットが、前記システムのプロセッサの読出し専用メモリ内に記憶される、[54]から[66]のいずれか1項に記載の方法。
[68] 前記基準媒体が空気であり、サンプルが涙液である、[54]から[67]のいずれか1項に記載の方法。
[69] 前記方法が実行されている間、前記涙液が被験者の眼に接触したままである、[68]に記載の方法。
[70] 前記第1の入射角が約40度〜約45度の範囲であり、前記第2の入射角が約62度〜約67度の範囲である、[54]から[69]のいずれか1項に記載の方法。
[71] 前記第1の入射角が約42度であり、前記第2の入射角が約64度である、[70]に記載の方法。
[72] 前記第1の波長が約855nmであり、前記第2の波長が約950nmである、[54]から[71]のいずれか1項に記載の方法。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] 感知面を備えるセンサであって、前記センサが、
第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導き、
第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成された、センサ。
[2] 前記センサが複数のファセットを備える、[1]に記載のセンサ。
[3] 前記センサが円錐台状の凹形状を有する、[1]に記載のセンサ。
[4] 前記センサが、内部表面上の複数のファセットと、外部表面上の複数のファセットとを備える、[3]に記載のセンサ。
[5] 前記センサが、前記内部表面上の2つのファセットと、前記外部表面上の4つのファセットとを備える、[4]に記載のセンサ。
[6] 前記感知面が前記センサの中央部に配置された、[1]に記載のセンサ。
[7] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備える、[1]に記載のセンサ。
[8] 前記被覆領域が、貴金属を備える半透明膜を備える、[7]に記載のセンサ。
[9] 前記貴金属が、金、銀、アルミニウム、白金、またはパラジウムである、[8]に記載のセンサ。
[10] 前記半透明膜が、約0.5nm〜約200nmの範囲の厚さを有する、[8]に記載のセンサ。
[11] 前記半透明膜が、約45nm〜約50nmの厚さを有する、[10]に記載のセンサ。
[12] 前記被覆領域が、前記センサと半透明膜との間に配置された接着層を備える、[7]に記載のセンサ。
[13] 前記接着層が、約0.5nm〜約200nmの範囲の厚さを有する、[12]に記載のセンサ。
[14] 前記接着層が、約45nm〜約50nmの範囲の厚さを有する、[12]に記載のセンサ。
[15] 前記接着層が、クロム、二酸化チタン、一酸化チタン、二酸化ケイ素、および一酸化ケイ素から選択された材料を備える、[12]に記載のセンサ。
[16] 前記接着層が、前記センサの屈折率とは異なる屈折率を有する、[12]に記載のセンサ。
[17] 前記第1の入射角が、約40度〜約70度の範囲である、[1]に記載のセンサ。
[18] 前記第1の入射角が、約40度〜約45度の範囲である、[17]に記載のセンサ。
[19] 前記第1の入射角が約42度である、[18]に記載のセンサ。
[20] 前記第2の入射角が、約40度〜約70度の範囲である、[1]に記載のセンサ。
[21] 前記第2の入射角が、約62度〜約67度の範囲である、[20]に記載のセンサ。
[22] 前記第2の入射角が約64度である、[21]に記載のセンサ。
[23] 前記センサが滅菌に適合された、[1]に記載のセンサ。
[24] 光学シャーシをさらに備え、前記光学シャーシが、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体とを備え、前記コンピュータ可読媒体は、
前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定させ、
第2の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定させ、
臨界角デルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の臨界角信号の最大値の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、[1]から[23]のいずれか1項に記載のセンサ。
[25] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記第1および第2の臨界角信号が、前記非被覆領域から生成される、[24]に記載のセンサ。
[26] 光学シャーシをさらに備え、前記光学シャーシが、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体とを備え、前記コンピュータ可読媒体は、
前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第1のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、[1]から[23]のいずれか1項に記載のセンサ。
[27] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4の表面プラズモン共鳴(SPR)信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[26]に記載のセンサ。
[28] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記SPR信号が、前記被覆領域から生成される、[26]または[27]に記載のセンサ。
[29] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面の被覆領域と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第1のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[24]に記載のセンサ。
[30] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[29]に記載のセンサ。
[31] 前記光信号生成構成要素が、レーザまたは発光ダイオード(LED)を備える、[24]から[30]のいずれか1項に記載のセンサ。
[32] 前記レーザまたはLEDが、可視光または赤外光を放射する、[31]に記載のセンサ。
[33] 前記レーザまたはLEDが、約400nm〜約1000nmの範囲の波長を有する光を放射する、[32]に記載のセンサ。
[34] 前記レーザまたはLEDが、約855nmの波長を有する光を放射するように構成された、[33]に記載のセンサ。
[35] 前記レーザまたはLEDが、約950nmの波長を有する光を放射するように構成された、[33]に記載のセンサ。
[36] 前記光学シャーシが、1つまたは複数の光信号操作構成要素をさらに備える、[24]から[35]のいずれか1項に記載のセンサ。
[37] 前記検出構成要素が画像センサを備える、[24]から[36]のいずれか1項に記載のセンサ。
[38] 前記画像センサが、電荷結合デバイス(CCD)カメラ、またはサイエンティフィック相補型金属酸化膜半導体(sCMOS)カメラである、[37]に記載のセンサ。
[39] 前記画像センサが、アクティブピクセルセンサ(APS)である、[37]に記載のセンサ。
[40] 前記センサを前記光学シャーシに取り外し可能に結合するように構成された複数の保持取り付け具をさらに備える、[24]から[39]のいずれか1項に記載のセンサ。
[41] 前記センサを前記光学シャーシに整列させるように構成された整列構成要素をさらに備える、[24]から[39]のいずれか1項に記載のセンサ。
[42] 前記整列構成要素が、テーパ付きセンタリング構成要素を備える、[41]に記載のセンサ。
[43] 複数の運動学的取り付け構成要素をさらに備える、[24]から[39]のいずれか1項に記載のセンサ。
[44] (i)非被覆領域を備える感知面を備えるセンサと、ここにおいて、前記センサが、
第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導き、
第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成されるものであり、
(ii)
光学シャーシであって、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体と、を備える光学シャーシを備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1の臨界角信号のピクセル位置を決定させ、
第2の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2の臨界角信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2の臨界角信号のピクセル位置を決定させ、
臨界角デルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の臨界角信号の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、
システム。
[45] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記第1および第2の臨界角信号が、前記非被覆領域から生成される、[44]に記載のシステム。
[46] (i)被覆領域を備える感知面を備えるセンサと、ここにおいて、前記センサが、
第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導き、
第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成されるものであり、
(ii)
光学シャーシであって、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体と、を備える光学シャーシを備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令を備えるものである、
システム。
[47] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[46]に記載のシステム。
[48] 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備え、前記SPR信号が、前記被覆領域から生成される、[46]または[47]に記載のシステム。
[49] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面の前記被覆領域と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第1のSPRデルタピクセル値を決定するために前記生成された画像上の前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[45]に記載のシステム。
[50] 前記コンピュータ可読媒体が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、
第3のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させる命令をさらに備える、[49]に記載のシステム。
[51] 前記センサが、前記光学シャーシに取り外し可能に結合されるように構成された、[44]から[50]のいずれか1項に記載のシステム。
[52] 前記システムがベンチトップシステムである、[44]から[51]のいずれか1項に記載のシステム。
[53] 前記システムがハンドヘルドシステムである、[44]から[51]のいずれか1項に記載のシステム。
[54] サンプルの浸透圧を決定するための方法であって、前記方法が、
[46]から[53]のいずれか1項に記載のシステムの感知面を基準媒体と接触させることと、
第1の基準表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて第1の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1の基準SPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
第2の基準SPR信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第2の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第2の基準SPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
基準媒体SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の基準SPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較することと、
前記感知面を前記サンプルと接触させることと、
第1のテストSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第1のテストSPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1のテストSPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
第2のテストSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記生成された画像上の前記第2のテストSPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
テスト媒体SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のテストSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較することと、
第1の補正デルタピクセル値を生成するために前記基準媒体SPRデルタピクセル値を前記テスト媒体SPRデルタピクセル値と比較することと、
前記サンプルの前記浸透圧を決定するために前記第1の補正デルタピクセル値を較正データセットと比較することと
を備える方法。
[55] 前記感知面を前記基準媒体と接触させることと、
第1の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第1の臨界角信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定することと、
第2の臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第2の臨界角信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第2の臨界角信号の最大値のピクセル位置を決定することと、
臨界角デルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の臨界角信号の前記最大値の前記ピクセル位置を比較することと、
第2の補正デルタピクセル値を決定するために前記第1の補正デルタピクセル値を前記臨界角デルタピクセル値と比較することと、
前記サンプルの前記浸透圧を決定するために前記第2の補正デルタピクセル値を較正データセットと比較することと
をさらに備える、[54]に記載の方法。
[56] 前記第1および第2の基準SPR信号ならびに前記第1および第2の臨界角信号の前記画像が、単一の画像フレーム内にキャプチャされる、[55]に記載の方法。
[57] 外部環境補正デルタピクセル値を生成するために前記第1または第2の補正デルタピクセル値を外部環境パラメータと比較することと、
前記サンプルの前記浸透圧を決定するために前記外部環境補正デルタピクセル値を較正データセットと比較することと
をさらに備える、[54]から[56]のいずれか1項に記載の方法。
[58] 前記外部環境パラメータが、温度と、圧力と、湿度とを備えるグループから選択される、[57]に記載の方法。
[59] センサの品質パラメータを検証するための方法であって、方法が、
[46]から[53]のいずれか1項に記載のシステムの感知面を基準媒体と接触させることと、
第1の基準表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて第1の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記第1の基準SPR信号の1つまたは複数の特性を決定することと、
前記センサの前記品質パラメータを検証するために前記第1の基準SPR信号の前記1つまたは複数の特性を較正データセットと比較することと
を備える方法。
[60] 前記センサの前記品質パラメータが、前記感知面上に配置された半透明膜の厚さと、前記感知面上に配置された接着層の厚さと、前記感知面上に配置された半透明膜中の材料の純度と、前記感知面上に配置された接着層中の材料の純度とを備えるグループから選択される、[59]に記載の方法。
[61] 前記第1の基準SPR信号の前記特性が、前記第1の基準SPR信号のコントラスト値、形状、または寸法を備えるグループから選択される、[59]に記載の方法。
[62] センサの品質パラメータを検証するための方法であって、前記方法が、
[44]、[45]、または[49]から[53]のいずれか1項に記載のシステムの感知面を基準媒体と接触させることと、
第1の基準臨界角信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第1の基準臨界角信号の画像を生成することと、
前記第1の基準臨界角信号の1つまたは複数の特性を決定することと、
前記センサの前記品質パラメータを検証するために前記第1の基準臨界角信号の前記1つまたは複数の特性を較正データセットと比較することと
を備える方法。
[63] 前記センサの前記品質パラメータが、前記感知面上に配置された半透明膜の厚さと、前記感知面上に配置された接着層の厚さと、前記感知面上に配置された半透明膜中の材料の純度と、前記感知面上に配置された接着層中の材料の純度とを備えるグループから選択される、[62]に記載の方法。
[64] 第1の基準臨界角信号の特性は、前記第1の基準臨界角信号のコントラスト値、形状、または寸法を備えるグループから選択される、[62]に記載の方法。
[65] 前記第1の波長を有する光信号および第2の波長を有する光信号が、同時に前記感知面と相互作用するように導かれる、[54]から[64]のいずれか1項に記載の方法。
[66] 前記第1の波長を有する光信号および前記第2の波長を有する光信号が、ゲーテッド方式で前記感知面と相互作用するように導かれる、[54]から[64]のいずれか1項に記載の方法。
[67] 前記較正データセットが、前記システムのプロセッサの読出し専用メモリ内に記憶される、[54]から[66]のいずれか1項に記載の方法。
[68] 前記基準媒体が空気であり、サンプルが涙液である、[54]から[67]のいずれか1項に記載の方法。
[69] 前記方法が実行されている間、前記涙液が被験者の眼に接触したままである、[68]に記載の方法。
[70] 前記第1の入射角が約40度〜約45度の範囲であり、前記第2の入射角が約62度〜約67度の範囲である、[54]から[69]のいずれか1項に記載の方法。
[71] 前記第1の入射角が約42度であり、前記第2の入射角が約64度である、[70]に記載の方法。
[72] 前記第1の波長が約855nmであり、前記第2の波長が約950nmである、[54]から[71]のいずれか1項に記載の方法。
Claims (20)
- 感知面を備えるセンサであって、前記センサが、
第1の入射角の範囲にわたって前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導き、
第2の入射角の範囲にわたって前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成され、
前記第1の入射角の範囲は前記第2の入射角の範囲と異なる、センサ。 - 前記センサが複数のファセットを備える、請求項1に記載のセンサ。
- 1つ以上の前記ファセットが反射被覆を有する、請求項2に記載のセンサ。
- 前記センサが、内部表面上の複数のファセットと、外部表面上の複数のファセットとを備える、請求項2に記載のセンサ。
- 前記センサが、前記内部表面上の2つのファセットと、前記外部表面上の4つのファセットとを備える、請求項4に記載のセンサ。
- 前記感知面が、被覆領域と非被覆領域とを備える、請求項1に記載のセンサ。
- 前記被覆領域が、貴金属を備える半透明膜を備える、請求項6に記載のセンサ。
- 前記貴金属が、金、銀、アルミニウム、白金、またはパラジウムである、請求項7に記載のセンサ。
- 前記半透明膜が、0.5nm〜200nmの範囲の厚さを有する、請求項7に記載のセンサ。
- 前記被覆領域が、前記センサと半透明膜との間に配置された接着層を備える、請求項6に記載のセンサ。
- 前記接着層が、クロム、二酸化チタン、一酸化チタン、二酸化ケイ素、および一酸化ケイ素から選択された材料を備える、請求項10に記載のセンサ。
- 前記センサがシクロオレフィンポリマを含む、請求項1に記載のセンサ。
- 前記第1の入射角の範囲が40度から45度に及ぶ、請求項1に記載のセンサ。
- 前記センサが、第1の入射角42度で前記感知面と相互作用するべく、前記第1の光信号を導くように構成されている、請求項13に記載のセンサ。
- 前記第2の入射角の範囲が62度から67度に及ぶ、請求項1に記載のセンサ。
- 前記センサが、第2の入射角64度で前記感知面と相互作用するべく、前記第2の光信号を導くように構成されている、請求項15に記載のセンサ。
- 前記センサが滅菌に適合された、請求項1に記載のセンサ。
- センサと光学シャーシとを備えるシステムであって、
(i)前記センサは、被覆領域を備える感知面を備え、40度から45度に及ぶ第1の入射角の範囲にわたって前記感知面と相互作用するように第1の光信号を導くとともに、62度から67度に及ぶ第2の入射角の範囲にわたって前記感知面と相互作用するように第2の光信号を導くように構成されるものであり、
(ii)前記光学シャーシは、
光信号生成構成要素と、
検出構成要素と、
プロセッサと、
コントローラと、
コンピュータ可読媒体と、を備える光学シャーシを備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記コントローラに、次のことを実行させる命令を備える、すなわち、
第1の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角の範囲にわたって前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第1のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第1のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2の表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角の範囲にわたって前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第2のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第2のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第1のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させ、
第3のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第3のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第3のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第4のSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導かせ、
前記検出構成要素を使用して前記第4のSPR信号の画像を生成させ、
前記生成された画像上の前記第4のSPR信号の最小値のピクセル位置を決定させ、
第2のSPRデルタピクセル値を決定するために前記第3および第4のSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較させ、そして
前記第1のSPRデルタピクセル値と前記第2のSPRデルタピクセル値とを比較させる
命令を備えるものである、システム。 - サンプルの浸透圧を決定するための方法であって、前記方法が、
システムの感知面を基準媒体と接触させることと、ここで、前記システムは、
(i)被覆領域を備える感知面を備えるセンサであって、40度から45度に及ぶ第1の入射角にわたって前記感知面と相互作用するべく第1の光信号を導くとともに、62度から67度に及ぶ第2の入射角にわたって前記感知面と相互作用するべく第2の光信号を導くように構成される、センサと、
(ii)光信号生成構成要素と検出構成要素とを備える光学シャーシと
を備えるものであり、
第1の基準表面プラズモン共鳴(SPR)信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて第1の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1の基準SPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
第2の基準SPR信号を生成するために前記第1の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第2の基準SPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第2の基準SPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
基準媒体SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2の基準SPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較することと、
前記感知面を前記サンプルと接触させることと、
第1のテストSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第1の波長を有する光信号を導くことと、
前記検出構成要素を用いて前記第1のテストSPR信号の画像を生成することと、
前記生成された画像上の前記第1のテストSPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
第2のテストSPR信号を生成するために前記第2の入射角で前記感知面と相互作用するように第2の波長を有する光信号を導くことと、
前記生成された画像上の前記第2のテストSPR信号の最小値のピクセル位置を決定することと、
テスト媒体SPRデルタピクセル値を決定するために前記第1および第2のテストSPR信号の前記最小値の前記ピクセル位置を比較することと、
第1の補正デルタピクセル値を生成するために前記基準媒体SPRデルタピクセル値を前記テスト媒体SPRデルタピクセル値と比較することと、
前記サンプルの前記浸透圧を決定するために前記第1の補正デルタピクセル値を較正データセットと比較することと
を備える方法。 - 前記基準媒体が空気であり、サンプルが涙液である、請求項19に記載の方法。
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