JP2020067707A - 非接触操作検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがより利用しやすい非接触操作検出装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様として、空間中に設定された複数の注目点X,Yのそれぞれに物体が存在するか否かを検出可能な検出手段2と、検出手段2の検出結果に基づきジェスチャ操作を判定する操作判定部3と、空間中に、複数の注目点X,Yの位置を示す空中像5を表示可能な空中像表示装置4と、を備えた非接触操作検出装置1を提供する。【選択図】図1
Description
本発明は、非接触操作検出装置に関する。
近年、ジェスチャ操作によって、種々の機能を実現することが研究されている。ジェスチャ操作を検出する非接触操作検出装置として、空間中に設定された複数の注目点のそれぞれに物体が存在するか否かを検出し、例えば所定の順番で物体の存在を検出したときに、ロック解除等の機能を果たす装置が開発されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、特許文献1がある。
上述の従来の非接触操作検出装置では、空間のどの位置が注目点であるかをユーザが認識しにくいため、例えば、ユーザが設定された注目点からずれた位置でジェスチャ操作をしてしまいジェスチャ操作が認識されない、といった不具合が生じる可能性があった。
本発明の目的は、ユーザがより利用しやすい非接触操作検出装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]〜[5]の非接触操作検出装置を提供する。
[1]空間中に設定された複数の注目点のそれぞれに物体が存在するか否かを検出可能な検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づきジェスチャ操作を判定する操作判定部と、空間中に、前記複数の注目点の位置を示す空中像を表示可能な空中像表示装置と、を備えた、非接触操作検出装置。
[2]前記空中像表示装置は、光源と、入射された光を再帰反射する再帰反射部材と、前記光源からの光の少なくとも一部を反射して前記再帰反射部材へと出射すると共に、前記再帰反射部材で再帰反射され入射された光の少なくとも一部を透過する光分岐部材と、を備え、前記再帰反射部材で再帰反射され前記光分岐部材を透過した光が前記光源の像を空中に結像するように構成される、[1]に記載の非接触操作検出装置。
[3]前記検出手段は、前記光源に設けられ前記注目点からの戻り光を検出するフォトダイオードを有する、[2]に記載の非接触操作検出装置。
[4]前記検出手段は、前記光源に設けられ赤外光を発する検出用光源と、前記光源に設けられ前記注目点からの戻り光である赤外光を検出するフォトダイオードと、を有する、[2]または[3]に記載の非接触操作検出装置。
[5]前記空中像表示装置は、車両の車体に取り付けられ、前記車体の外部へと前記光源の像が結像するように構成されている、[1]乃至[4]の何れか1項に記載の非接触操作検出装置。
本発明によれば、ユーザがより利用しやすい非接触操作検出装置を提供することができる。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1(a)は、本実施の形態に係る非接触操作検出装置の概略構成図であり、図1(b)は、空中像の一例を示す説明図である。図1(a),(b)に示すように、非接触操作検出装置1は、空間中に設定された複数の注目点X,Yのそれぞれに物体が存在するか否かを検出可能な検出手段2と、検出手段2の検出結果に基づきジェスチャ操作を判断する操作判定部3と、空間中に、複数の注目点X,Yの位置を示す空中像5を表示可能な空中像表示装置4と、を備えている。なお、注目点X,Yは、点である必要はなく、空中の所定の領域である。
(空中像表示装置4)
まず、空中像表示装置4について説明する。空中像表示装置4は、光源42と、再帰反射部材(レトロリフレクター)43と、光分岐部材(ビームスプリッター)44と、を備えている。
まず、空中像表示装置4について説明する。空中像表示装置4は、光源42と、再帰反射部材(レトロリフレクター)43と、光分岐部材(ビームスプリッター)44と、を備えている。
光源42としては、例えば、複数のLED(発光ダイオード)を配列した板状の表示器等を用いることができる。また、光源42としては、例えば、1つ以上のLEDと、LEDからの光を拡散する拡散体と、を有するものを用いることもできる。さらに、光源42としては、液晶ディスプレイ等のディスプレイ(表示器)を用いることもできる。
再帰反射部材43は、入射された光を入射方向へと反射する再帰反射を行う部材である。再帰反射部材43としては、シート状に形成された再帰反射シートを用いることができる。再帰反射部材43としては、通常一般に用いられている構造のもの、例えば、ガラスビーズを用いたものやプリズムを用いたものを用いることができる。
光分岐部材44は、板状に形成されており、入射された光の一部を反射し、一部を透過するものである。光分岐部材44としては、ハーフミラーを用いることができる。なお、光分岐部材44は、ハーフミラーに限らず、アクリルやガラスからなる板状部材、パンチングメタル等の開口列を有する板、ワイヤーグリッドフィルム、反射型偏光フィルム、その他、一般にビームスプリッターと呼称されるものを用いることができる。
光分岐部材44は、光源42からの光の少なくとも一部を反射して再帰反射部材43へと出射すると共に、再帰反射部材43で再帰反射され入射された光の少なくとも一部を透過する。これにより、再帰反射部材43で再帰反射され光分岐部材44を透過した光が、光源42の像を空中に結像する。この空中に結像される光源42の像が、本発明における空中像5である。
空中像表示装置4は、空中像5として、複数の注目点X,Yの位置を示す像を表示する。図1(b)に示すように、空中像5は、どのようにジェスチャー操作を行うかをユーザに視覚的に提示する役割を果たす。図示例では、ユーザの手指を上側の注目点Xから下側の注目点Yに移動するジェスチャ操作を行う場合を示している。
空中像表示装置4によって、複数の注目点X,Yの位置を示す像を表示することで、ユーザが注目点X,Yをしっかりと認識してジェスチャ操作を行うことが可能になる。その結果、ユーザが設定された注目点からずれた位置でジェスチャ操作をしてしまうことを抑制でき、ユーザが正しいジェスチャ操作を容易に行えるようになる。
(検出手段2)
検出手段2は、注目点X,Yのそれぞれに物体(例えば、ユーザの手指)が存在するか否かを検出するものである。本実施の形態では、検出手段2を空中像表示装置4の光源42に組み込んでいる。
検出手段2は、注目点X,Yのそれぞれに物体(例えば、ユーザの手指)が存在するか否かを検出するものである。本実施の形態では、検出手段2を空中像表示装置4の光源42に組み込んでいる。
より具体的には、検出手段2は、光源42に設けられ注目点X,Yからの戻り光を検出するフォトダイオード21を有している。本実施の形態では、検出手段2は、注目点Xからの戻り光を検出する第1フォトダイオード21aと、注目点Yからの戻り光を検出する第2フォトダイオード21bと、を有している。
注目点Xにユーザの手指等の物体が位置すると、当該物体で反射した光が、空中像5を結像する光と反対方向に伝播する。例えば、注目点Xで物体により反射された光は、その一部が光分岐部材44を透過して再帰反射部材43で再帰反射され、当該再帰反射された光の一部がさらに光分岐部材44で反射されて光源42側へと出射される。光源42の注目点Xと対応する位置には第1フォトダイオード21aが配置されているので、注目点Xで物体により反射された光が第1フォトダイオード21aで受光されることになる。したがって、第1フォトダイオード21aでの受光強度(検出電流)を検出することで、注目点Xに物体が存在するかを検出することができる。
フォトダイオード21は、可視光を検出するものであってもよいが、その場合、周囲の明るさの影響を受けやすくなり、検出精度が低下してしまう場合がある。そこで、本実施の形態では、光源42に、赤外光を発する検出用光源22を設け、フォトダイオード21にて、注目点X,Yからの戻り光を検出するようにした。これにより、周囲の明るさ等の影響を受けにくくなり、検出精度が向上する。
フォトダイオード21で受光される戻り光の光量を多くするために、フォトダイオード21と検出用光源22とは、なるべく近接して配置されるとよい。フォトダイオード21と検出用光源22は、光源42における注目点X,Yに対応する位置にそれぞれ配置される。検出用光源22から出射された赤外光は、空中像5における注目点X,Yに対応する位置5aに結像される。ここでは、フォトダイオード21及び検出用光源22は、光源42における縁部(上端部及び下端部)に配置されている。ただし、フォトダイオード21及び検出用光源22を配置する位置は、設定する注目点X,Yの位置に応じて適宜変更可能である。
本実施の形態では、注目点X,Y毎にフォトダイオード21及び検出用光源22を設けており、注目点X,Yと同数のフォトダイオード21及び検出用光源22を用いているが、これに限らず、複数の注目点X,Yに対して1つの検出用光源42を用いたり、複数の注目点X,Yに対して1つのフォトダイオード21を用いることもできる。例えば、図2(a)に示すように、光源42の注目点X、Yに対応する位置の中間位置に1つの検出用光源22を設けると共に、検出用光源22を覆うように赤外光を拡散させる拡散体23を設けることで、1つの検出用光源22からの赤外光が両注目点X,Yに到達するように構成してもよい。この場合、フォトダイオード21は、光源42における注目点X,Yに対応する位置にそれぞれ配置される。
また、図2(b)に示すように、1つのフォトダイオード21を用い、複数の注目点X,Yの戻り光を検出するように構成することもできる。この場合、光源42の注目点X、Yに対応する位置の中間位置に1つのフォトダイオード21を設けると共に、フォトダイオード21を覆うように拡散体23を設ける。さらに、光源42における注目点X,Yに対応する位置にそれぞれ検出用光源22を配置する。拡散体23は、検出用光源22の近傍まで延出されていることが望ましい。図2(b)の場合、2つの検出用光源22は、所定の時間周期(例えば数kHz程度の周期)で交互に点灯される。例えば、注目点Xに対応する検出用光源22を点灯しているときにフォトダイオード21の受光強度が大きくなった場合、注目点Xに物体が存在していることがわかる。
(操作判定部3)
図1(a)に戻り、両フォトダイオード21a,21bからの検出電流は、それぞれ図示しない電流−電圧変換回路で電圧信号に変換され、増幅回路61で増幅され、アナログ−デジタル変換回路62でデジタル信号に変換されて、制御装置7に入力される。
図1(a)に戻り、両フォトダイオード21a,21bからの検出電流は、それぞれ図示しない電流−電圧変換回路で電圧信号に変換され、増幅回路61で増幅され、アナログ−デジタル変換回路62でデジタル信号に変換されて、制御装置7に入力される。
制御装置7には、ジェスチャ操作を判定する操作判定部3が搭載されている。操作判定部3は、CPU等の演算素子、メモリ、インターフェイス、ソフトウェア等を適宜組み合わせて実現されている。
本実施の形態では、操作判定部3は、入力されたフォトダイオード21a,21bからの検出電流に基づき、ジェスチャ操作を判定するように構成されている。操作判定部3は、フォトダイオード21a,21bからの検出電流が所定の閾値以上であるときに、対応する注目点X,Yにユーザの手指等の物体が存在すると判定する。本実施の形態では、操作判定部3は、注目点Xに物体が存在すると判定され、かつ、当該判定から所定時間内に注目点Yに物体が存在すると判定された場合に、ジェスチャ操作がなされたと判定し、ロック解除等の所定の機能を実行するように構成されている。
図3は、操作判定部3の制御フローの一例を示すフロー図である。ここでは、一例として、操作判定部3は、ジェスチャ操作がなされたと判定されたときに、車両10のバックドア12(図4(a),(b)参照)のロックを解除する場合について説明する。
図3に示すように、操作判定部3は、まず、ステップS1にて、第1フォトダイオード21aの検出電流が所定の閾値以上であるかを判定する。ステップS1でNoと判定された場合、ステップS1に戻る。ステップS1でYesと判定された場合、ステップS2にて、操作判定部3が第2フォトダイオード21bの検出電流が所定の閾値以上であるかを判定する。ステップS2でYesと判定された場合、注目点X,Yの両方に物体が存在していることになるため、ジェスチャ操作がなされたとは判定せず、ステップS1に戻る。ステップS2でNoと判定された場合、ステップS3に進む。
ステップS3では、操作判定部3がタイマをリセットし、スタートする。ステップS4では、操作判定部3が、第2フォトダイオード21bの検出電流が所定の閾値以上であるかを判定する。ステップS4でNoと判定された場合、ステップS5にて、操作判定部3が、タイマが所定の時間閾値より大きいかを判定する。ステップS5でNoと判定された場合、ステップS4に戻り、ステップS5でYesと判定された場合、ステップS1に戻る。
ステップS4でYesと判定された場合、すなわち注目点Xに物体が存在すると判定されてから所定時間内に注目点Yで物体が存在すると判定された場合、ステップS6に進む。ステップS6では、操作判定部3が、第1フォトダイオード21aの検出電流が所定の閾値以上であるかを判定する。ステップS6でYesと判定された場合、注目点X,Yに同時に物体が存在することになるため、ジェスチャ操作がなされたとは判定せず、ステップS1に戻る。
ステップS6でNoと判定された場合、ジェスチャ操作がなされたと判定し、ステップS7にて、操作判定部3がバックドア12のロックを解除し、処理を終了する。
(車両10への適用)
図4(a)は、図1の非接触操作検出装置1を車両10に取り付けた際の概略構成図であり、図4(b)は、車体11外部への空中像5の表示の一例を示す図である。図4(a),(b)に示すように、空中像表示装置4は、車両10の車体11に取り付けられ、11車体の外部へと空中像5が結像するように構成されている。本実施の形態に係る非接触操作検出装置1では、空中像表示装置4は、車両10のバックドア(リアハッチ)12に設けられ、バックドア12の後方に空中像5を結像するように構成されている。
図4(a)は、図1の非接触操作検出装置1を車両10に取り付けた際の概略構成図であり、図4(b)は、車体11外部への空中像5の表示の一例を示す図である。図4(a),(b)に示すように、空中像表示装置4は、車両10の車体11に取り付けられ、11車体の外部へと空中像5が結像するように構成されている。本実施の形態に係る非接触操作検出装置1では、空中像表示装置4は、車両10のバックドア(リアハッチ)12に設けられ、バックドア12の後方に空中像5を結像するように構成されている。
非接触操作検出装置1では、光源42は、バックドア12の外側の板金121の外表面に設けられており、その光軸が車両10の後方かつ上方(斜め上方向)となるように設けられている。光分岐部材44は、光源42と対向するように設けられている。再帰反射部材43は、光源42の後方かつ下方に光分岐部材44と対向するように配置されており、光分岐部材44よりも水平方向に対する傾斜角度が小さくなるように配置されている。
光分岐部材44の後方は、樹脂製のカバー45で覆われている。カバー45のうち、再帰反射部材43から光分岐部材44を介して空中像5へと到る光が通る部分は、少なくとも、当該光の一部を透過する部材で構成される。本実施の形態では、カバー45は、図示しないナンバープレートを照明するナンバー灯13を覆う役割も兼ねている。再帰反射部材43は、ナンバー灯13からの光を遮るために、板金121とカバー45との間を塞ぐように設けられている。なお、再帰反射部材43は、その表面(図示上側の面)が再帰反射をするように構成されており、その背面(図示下側の面)は、ナンバー灯13からの光を遮光可能な部材(例えば黒色の樹脂層など)で構成されている。なお、図4(a)中の符号122は、バックドア12の内層トリムを表している。
本実施の形態では、空中像5を結像する光は湾曲したカバー45を透過するため、カバー45の影響で空中像5が歪むおそれがある。そこで、カバー45の影響による空中像5の歪みを補正するカバー歪み補正手段をさらに備えてもよい。カバー歪み補正手段としては、例えば、光源42と光分岐部材44との間にカバー45による歪みを補正可能な部材(カバー45と同じ材質で逆形状のもの等)を配置すること、あるいは、カバー45の影響で歪むことによって意図する空中像5が得られるように、もとの光源42の像自体を変更すること等が上げられる。
(変形例)
本実施の形態では、検出手段2が、空中像表示装置4の光源42に組み込まれている場合について説明したが、これに限らず、例えば、空中像表示装置4と別体で設けられたカメラや超音波センサ等を用いて、注目点X,Yに物体が存在しているかを検出するように構成してもよい。ただし、この場合、部品点数が増加し、画像処理装置等が必要となり装置が複雑化してしまい、またコストも高くなってしまうため、本実施の形態のように、光源42にフォトダイオード21を組み込む構成とすることがより望ましいといえる。
本実施の形態では、検出手段2が、空中像表示装置4の光源42に組み込まれている場合について説明したが、これに限らず、例えば、空中像表示装置4と別体で設けられたカメラや超音波センサ等を用いて、注目点X,Yに物体が存在しているかを検出するように構成してもよい。ただし、この場合、部品点数が増加し、画像処理装置等が必要となり装置が複雑化してしまい、またコストも高くなってしまうため、本実施の形態のように、光源42にフォトダイオード21を組み込む構成とすることがより望ましいといえる。
また、光源42(フォトダイオード21や検出用光源22を含む)、再帰反射部材43、及び光分岐部材44が、モールド部材により一体に設けられていてもよい。これにより、振動による各部材の相対的な位置ずれを抑制でき、各部材の位置ずれによる空中像5の歪み等の不具合を抑制することができる。モールド部材としては、光源42(及び検出用光源22)が発する光に対して透明(透過率が高い)ものを用いるとよく、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等を用いることができる。樹脂以外のモールド部材として、無機透明材を用いることもでき、ガラス等を用いることができる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る非接触操作検出装置1では、空間中に設定された複数の注目点X,Yのそれぞれに物体が存在するか否かを検出可能な検出手段2と、検出手段2の検出結果に基づきジェスチャ操作を判定する操作判定部3と、空間中に、複数の注目点X,Yの位置を示す空中像5を表示可能な空中像表示装置4と、を備えている。
以上説明したように、本実施の形態に係る非接触操作検出装置1では、空間中に設定された複数の注目点X,Yのそれぞれに物体が存在するか否かを検出可能な検出手段2と、検出手段2の検出結果に基づきジェスチャ操作を判定する操作判定部3と、空間中に、複数の注目点X,Yの位置を示す空中像5を表示可能な空中像表示装置4と、を備えている。
空中像5で注目点X,Yの位置を示すことで、ユーザが注目点X,Yをしっかりと認識してジェスチャ操作を行うことが可能になり、ユーザがより利用しやすい非接触操作検出装置1を実現できる。
以上、本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、本発明は、上記の実施の形態及び実施例に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
例えば、上記実施の形態では、車両10のバックドア12に非接触操作検出装置1を設ける場合について説明したが、非接触操作検出装置1の設置位置はこれに限定されるものではない。また、非接触操作検出装置1は、車両10以外にも適用可能である。
また、上記の実施の形態及び実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態及び実施例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 非接触操作検出装置
2 検出手段
21 フォトダイオード
22 検出用光源
3 操作判定部
4 空中像表示装置
42 光源
43 再帰反射部材
44 光分岐部材
5 空中像
10 車両
11 車体
2 検出手段
21 フォトダイオード
22 検出用光源
3 操作判定部
4 空中像表示装置
42 光源
43 再帰反射部材
44 光分岐部材
5 空中像
10 車両
11 車体
Claims (5)
- 空間中に設定された複数の注目点のそれぞれに物体が存在するか否かを検出可能な検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づきジェスチャ操作を判定する操作判定部と、
空間中に、前記複数の注目点の位置を示す空中像を表示可能な空中像表示装置と、を備えた、
非接触操作検出装置。 - 前記空中像表示装置は、
光源と、
入射された光を再帰反射する再帰反射部材と、
前記光源からの光の少なくとも一部を反射して前記再帰反射部材へと出射すると共に、前記再帰反射部材で再帰反射され入射された光の少なくとも一部を透過する光分岐部材と、を備え、
前記再帰反射部材で再帰反射され前記光分岐部材を透過した光が前記光源の像を空中に結像するように構成される、
請求項1に記載の非接触操作検出装置。 - 前記検出手段は、前記光源に設けられ前記注目点からの戻り光を検出するフォトダイオードを有する、
請求項2に記載の非接触操作検出装置。 - 前記検出手段は、
前記光源に設けられ赤外光を発する検出用光源と、
前記光源に設けられ前記注目点からの戻り光である赤外光を検出するフォトダイオードと、を有する、
請求項2または3に記載の非接触操作検出装置。 - 前記空中像表示装置は、車両の車体に取り付けられ、前記車体の外部へと前記光源の像が結像するように構成されている、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の非接触操作検出装置。
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