JP2018508753A - テストヘッド用の複数のコンタクトプローブを含む半製品および関連する製造方法 - Google Patents

テストヘッド用の複数のコンタクトプローブを含む半製品および関連する製造方法 Download PDF

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Abstract

電子装置のテストヘッド用の複数のコンタクトプローブ(10)を含む半製品(15)の製造方法であって、コンタクトプローブ(10)の各々が少なくとも1つの物質架橋部(13)によって基材(11)に固定されるように、基材(11)から材料を除去することによって、コンタクトプローブ(10)の各々を画定する工程と、を含み、コンタクトプローブ(10)を画定する工程が、コンタクトプローブ(10)および少なくとも1つの物質架橋部(13)の輪郭に応じてレーザ切断を行う工程を含む、製造方法。

Description

より一般的な態様では、本発明は、テストヘッド用の複数のコンタクトプローブを含む半製品であって、プローブが半製品の基材内に実現され、かつ固定される半製品および関連する製造方法に関し、以下の記述は、説明の簡略化のみを目的として、この応用分野を参照して行われる。
周知のように、テストヘッド(プローブヘッド)は、本質的には、微細構造、特にウエハ上に集積された電子装置の複数のコンタクトパッドを、機能テスト、特に電気的テスト、または一般的にテストを行うテスト機械の対応するチャネルと、電気的に接触させるのに適した装置である。
集積装置で実行されるこのテストは、欠陥のある装置を製造段階で検出し、分離するために特に有用である。したがって、テストヘッドは、通常、ウエハに集積された装置を、切断(選別)してチップパッケージ内に組み付ける前に、電気的にテストするために使用される。
テストヘッドは、通常、良好な機械的および電気的特性を有する特別な合金で製造され、被テスト装置の対応する複数のコンタクトパッド用の少なくとも1つの接触部が設けられた、多数のコンタクト素子またはコンタクトプローブを含む。
通常、「垂直プローブヘッド」と呼ばれる垂直プローブを含むテストヘッドは、実質的に板状であり互いに平行である少なくとも1対のプレートまたはガイドによって保持される複数のコンタクトプローブを本質的に含む。それらのガイドは、特定の穴が設けられており、コンタクトプローブの動作および生じうる変形のための自由空間または空隙を残すために、互いに一定の距離をおいて配置されている。一対のガイドは、特に、コンタクトプローブが軸方向に摺動するガイド孔をそれぞれ備えた上部ガイドおよび下部ガイドを含み、プローブは通常、良好な電気的および機械的特性を有する特別な合金で製造される。
コンタクトプローブと被テスト装置のコンタクトパッドとの間の良好な接続は、テストヘッドを装置自体に押し付けることによって保証され、コンタクトプローブは、上部および下部ガイドに形成されたガイド孔内を移動可能であり、2つのガイド間の空隙内部で屈曲し、押圧接触の間にこれらのガイド孔の内部で摺動する。
さらに、図1に概略的に示すように、空隙内で屈曲するコンタクトプローブは、プローブ自体またはそれらのガイドの適切な構成によって支援することができるが、図示の簡略化のために、テストヘッドに通常含まれる複数のプローブのうちの1つのコンタクトプローブのみが示されており、示されたテストヘッドはいわゆる移動プレートタイプである。
特に、図1において、テストヘッド1は、少なくとも1つの上部プレートすなわちガイド2と、1つの下部プレートすなわちガイド3とを含み、それぞれ少なくとも1つのコンタクトプローブ4が摺動する上部ガイド孔2Aおよび下部ガイド孔3Aを有する。
コンタクトプローブ4は、少なくとも1つの接触端すなわち先端部4Aを有する。ここで、また以降において、端または先端という用語は端部を意味し、必ずしも鋭角ではない。具体的には、コンタクトチップ4Aは、被テスト装置5のコンタクトパッド5Aに当接して、その装置とテスト装置(図示せず)との間の電気的および機械的接触を実現し、テストヘッド1はその端子要素を形成する。
コンタクトプローブが上部ガイドのテストヘッドに締結固定される場合もあり、このような場合、テストヘッドはブロックプローブテストヘッドと呼ばれる。
あるいは、プローブが締結固定されていないが、微細コンタクトボードによってボードに接続されているテストヘッドが使用されている場合、これらのテストヘッドは、非ブロックプローブテストヘッドと呼ばれる。微細コンタクトボードは、プローブに接触することに加えて、その上に形成されたコンタクトパッドを被テスト装置のコンタクトパッドに対して間隔を再分配させること、特にパッド自身の中心間の距離制約を緩和すること、すなわち、隣接するパッド中心間の距離を間隔変換によって緩和することができるため、通常は「間隔変換器」と呼ばれている。
この場合、図1に示すように、コンタクトプローブ4は、本技術分野でコンタクトヘッドとして示されている、その間隔変換器6の複数のコンタクトパッド6Aに向かう別のコンタクトチップ4Bを有する。プローブと間隔変換器との良好な電気的接触は、被テスト装置5との接触と同様に、コンタクトプローブ4のコンタクトヘッド4Bを間隔変換器6のコンタクトパッド6Aに押し付けることによって保証される。
既に説明したように、上部ガイド2および下部ガイド3は、テストヘッド1の動作中にコンタクトプローブ4の変形を可能にする空隙7によって適切に分離され、コンタクトプローブ4のコンタクトチップ4Aおよびコンタクトヘッド4Bが、被テスト装置5のコンタクトパッド5Aおよび間隔変換器6のコンタクトパッド6Aにそれぞれ接触していることを保証する。上部ガイド孔2Aおよび下部ガイド孔3Aのサイズが、コンタクトプローブ4がその中を摺動可能であるように決定されなければならないことは明らかである。
テストヘッドの適切な動作は、本質的にコンタクトプローブの垂直移動すなわちオーバートラベル、およびこれらのプローブのコンタクトチップの水平移動すなわちスクラブの2つのパラメータに関連することに留意すべきである。ここで「水平」とは、被テスト装置5、すなわちテストヘッド1のガイドと実質的に同一平面上を移動することを意味し、「垂直」とは、被テスト装置5およびテストヘッド1のガイドと実質的に直交する移動を意味する。
したがって、プローブと被テスト装置との良好な電気的接続が常に保証されなければならないため、これらの特性は、テストヘッドの製造段階において評価され、較正される必要がある。
また、図2に概略的に示すように、実質的に長手方向に延在し、第1の導電性材料、好ましくは金属または金属合金、特にNiMnまたはNiCo合金で製造される本体9Aによってコンタクトプローブ4を実現することも周知である。したがって、これらのコンタクトプローブ4は、その長手方向が実質的に垂直に、すなわち被テスト装置およびガイドに垂直に配置された状態で、テストヘッド1の内側に配置される。
本体9Aは、所定の長さおよび2つの対向する端部すなわちコンタクトチップ、正確には接触端部又はコンタクトチップである4Aと接触端部又はコンタクトヘッドである4Bとを有する実質的な中心部分8Cを有する。
コンタクトチップ4Aは、所定の長さ8Aを有し、コンタクトプローブ4の使用中に、被テスト装置のコンタクトパッド(図示しないが、図1に示す被テスト装置5のコンタクトパッド5Aに完全に類似している)に押圧接触を加えることを意図している。
同様に、次にコンタクトヘッド4Bは、所定の長さ8Bを有し、代わりに、コンタクトプローブ4の使用中、特に非ブロックプローブテストヘッドの場合には、間隔変換器(図示しないが、図1に示す間隔変換器6のコンタクトパッド6Aに完全に類似している)のコンタクトパッドに押圧接触を加えることを意図している。
例えば、2007年11月16日に出願され、2010年12月23日にイタリア特許第IT1383883として許可されたイタリア特許出願第MI2007A002182号に記載されているように、特に本体9Aを実現する第1導電性材料の硬度よりも高い硬度を有する第2の導電性材料の層9Bでコンタクトプローブ4をコートすることが知られている。第2の導電性材料は、好ましくは金属または金属合金、特にロジウム、金、白金またはパラジウム−コバルトPdCo合金である。
さらに、図2に示すように、本体9Aの中心部分は、特にパリレンのような絶縁材料で製造される層9Bでも被膜できる。
このようにして、層9Bによって実現される絶縁被膜は、テストヘッド1内の隣接するコンタクトプローブ間の偶発的接触の場合の短絡を回避して、全体としてコンタクトプローブ4の電気絶縁を改善する。
特に、上述のイタリア特許出願に記載された解決策は、コンタクトプローブの硬度をより高めることを可能にすると同時に、他の隣接するコンタクトプローブと偶然接触する場合にも電気絶縁を保証する。
しかしながら、その解決策は、コンタクトプローブの先端部およびヘッドと各コンタクトパッドとの間の電気的接触効果を低下させる場合がある。
この欠点を克服するために、コンタクトプローブの端部、特にコンタクトチップおよび/またはコンタクトヘッドを高導電性金属材料、好ましくは金を用いてコートすることも知られている。
明らかに、関連する寸法および関連する材料のコストにより、この被膜操作は非常に厄介になる。
場合によっては、コンタクトプローブを、共通の、しばしば複雑である操作に供することも必要であり、これは通常、プロセスフレームと呼ばれる専用の支持体にプローブを配置し保持する必要がある。次いで、プロセスフレームに保持されたプローブは、その全体または特定の位置に影響を与える1つ以上の操作に供される。その後、後でテストヘッドにおける配置に進むために、プロセスフレームからコンタクトプローブを取り外すことが明らかに必要である。
その場合にも、関連する寸法により、コンタクトプローブのプロセスフレームへの配置および保持動作、およびその後の除去が、特に製造時間および無駄の観点から複雑かつ高額になる。
米国特許出願公開2013/0069683にはリバースワイヤー放電(R−WEDM)処理によって複数のコンタクトプローブをバルク導電性材料の加工対象物に形成するプローブカードの製造方法が開示されている。R−WEDM処理後、元の加工対象物の一部である共通製造基板にコンタクトプローブが付着して残っており、これを基材に結合する。基材に結合した後、共通製造基板を除去する。
米国特許出願公開2012/0176122にはフォトリソグラフィ技術で予め作成した型の開口部に金属材料を充填することでコンタクトプローブを作成した半製品が開示されている。
本発明の技術的課題は、テストヘッド用の複数のコンタクトプローブを含む半製品であって、プローブがその半製品の基材内に適切に実現かつ固定される半製品、ならびにこのような半製品を得ることができる製造方法を提供することであり、それにより得られた方法および半製品は、複数のコンタクトプローブに対して異なる操作を、簡単で信頼性が高く再現性の高い方法で実現することができ、このようにして、既知の方法により実施されている方法に現在影響を及ぼしている限界および欠点を克服する。
本発明の根底にある解決案は、半製品の基材において、その基材から材料を除去することによって多くのコンタクトプローブが得られる半製品を実現することであり、それにより実現されるプローブは、基材にプローブを保持するために適切な機械的接続ブリッジを有し、こうして所望の特性を有するコンタクトプローブを得るまで、半製品はそこで得られる全てのプローブに影響を及ぼす1つ以上の処理工程を経ることができ、その後これらのプローブは半製品の基材から容易に分離することができる。
かかる解決案に基づき、前記技術的課題は、
導電性材料で作られた基材を準備する工程と、
複数のコンタクトプローブの各々が少なくとも1つの物質架橋部によって前記基材に固定されるように、前記基材から材料を除去することによって、各フレームの内部にある前記コンタクトプローブの各々を画定する工程と、を含み、
前記コンタクトプローブを画定する工程が、前記コンタクトプローブおよび前記少なくとも1つの物質架橋部の輪郭に応じてレーザ切断を行う工程を含む、
電子装置のテストヘッド用の複数のコンタクトプローブを含む半製品の製造方法により解決される。
本発明のある実施態様においては、前記コンタクトプローブを画定する前記工程が、前記基材をマスキング処理およびその後の化学的エッチングに供するフォトリソグラフィエッチング工程を含んでもよく、さらに、前記基材をマスキングおよびエッチングの工程に一回もしくは複数回供する工程または前記基材を選択的化学エッチングに供する工程を含んでもよい。
本発明のある実施態様においては、前記画定工程で、完全にランダムに配置された複数の物質架橋部の各々によって前記基材に固定された前記コンタクトプローブを、前記コンタクトプローブの各々に沿って対称または非対称に形成してもよい。
本発明のある実施態様においては、前記画定工程で、中心位置に配置された少なくとも1つの第1の物質架橋部と、側方位置に配置された1つの第2の物質架橋部と、を含む前記コンタクトプローブの各々を形成してもよく、好ましくは前記コンタクトプローブ(10)のコンタクトチップを含む第1の端部に対応して前記第1の物質架橋部を形成してもよく、また好ましくは前記コンタクトプローブのコンタクトヘッドを含む第2の端部に対応して前記第2の物質架橋部を形成してもよい。
本発明のある実施態様においては、前記画定工程は少なくとも1つの弱化線を前記物質架橋部の各々に付与する工程をさらに含んでもよく、前記少なくとも1つの弱化線は、前記物質架橋部の各々を通過し、前記物質架橋部の完全性(integrity)を破断することで前記基材からの前記コンタクトプローブの分離を容易とするように構成され、前記半製品の平面に直交する方向に沿って、対応する前記基材を局所的に薄くすることによって得られる。
本発明のある実施態様においては、前記基材を準備する前記工程は、
導電性材料で作られた単層を設ける工程、および
導電性材料で作られた1つ又は複数の被膜層によって被覆された第1の導電性材料で作られ、前記基材に形成された前記コンタクトプローブの電気−機械的性能および/または硬度を改善するように構成された、中央層又はコアを含む多層を設ける工程
のうち少なくとも1つを含んでもよい。
本発明のある実施態様においては、前記半製品に含まれる全ての前記コンタクトプローブを処理する少なくとも1つの処理工程は、被膜工程、被覆工程、レーザまたはフォトリソグラフィによる画定工程もしくは電気化学的画定工程、電気めっき工程、電気めっき堆積工程、マイクロメカニカル処理工程、スパッタリング工程、化学的エッチング工程および物理的エッチング工程から選択される1つ又は複数の工程を含んでもよい。
特に、前記処理工程は、前記コンタクトプローブの少なくとも一部または前記コンタクトプローブの全体に影響を及ぼしてもよい。
また、前記処理工程は、前記半製品の同一または異なる部分に対して同じ工程を複数回反復することを含んでもよい。
本発明のある実施態様においては、前記処理工程は、前記半製品と前記コンタクトプローブまたはその一部とを被膜し、導電性材料および誘電性材料から選択される被膜材料で作られた被膜(coating film)を形成する工程を少なくとも1つ含んでもよい。
特に、前記被膜工程で、前記半製品の少なくとも1つの被膜部分上に被膜を形成してもよく、前記少なくとも1つの被膜部分は前記半製品の端部、すなわち前記半製品に形成された前記コンタクトプローブのコンタクトチップまたはコンタクトヘッドを含む部分であり、かつ/または、前記少なくとも1つの被膜部分は前記半製品の中心部分、すなわち前記半製品に形成された前記コンタクトプローブのコンタクトチップもコンタクトヘッドも含まない部分である。
また特に、前記被膜工程で、パラジウムおよびニッケル−パラジウムなどのパラジウム合金、銅および銅−ニオブまたは銅−銀などの銅合金、ロジウムおよびその合金、並びに銀、金およびそれらの合金から選択される金属または金属合金、グラフェン、またはドープされたDLC(ダイヤモンドライクカーボン)で作られた導電性材料、好ましくは貴金属群から選択される導電性材料、より好ましくは金から選択される導電性材料の前記被膜を形成してもよい。
もしくは、前記被膜工程で、フッ素系ポリマー、ポリ(p−キシリレン)ポリマー、好ましくは特にCタイプまたはFタイプのパリレン(登録商標)、それらのコポリマーまたはナノコンポジット、およびドープされていないDLC(ダイヤモンドライクカーボン)、好ましくはCタイプまたはFタイプのパリレン(登録商標)から選択される誘電体材料の前記被膜を形成してもよい。
本発明のある実施態様においては、前記被膜工程は、
前記半製品の前記被膜によってコートされた部分を画定するのに適した被膜レベルまで浸漬槽のタンクを満たしている液相である被膜材料に前記半製品を浸漬すること、および
前記被膜によってコートされるべき前記半製品の少なくとも一部分に対応して気相の被膜材料を噴霧するように構成された1つ又は複数のノズルを備えた気化チャンバに前記半製品を挿入すること
から選択してもよい。
また、ターゲットと称される固体材料と共に半製品を特別な真空チャンバ内に配置した上でターゲット被膜材料をエネルギー粒子ビームでボンバード処理することで原子、イオンまたは分子フラグメントが放出され、半製品及びそこに作られたコンタクトプローブの延長部の全体または一部の表面上に再凝縮するカソードスパッタリング処理によって実現される材料堆積工程を、前記被膜工程が1つ又は複数含んでもよい。
本発明のある実施態様においては、前記半製品の一部、好ましくは前記コンタクトプローブの中心部分、すなわち前記コンタクトチップも前記コンタクトヘッドも含まない部分、に対応する部分に、少なくとも1つの覆膜(covering film)を形成するために、前記半製品の少なくとも一部を誘電性被覆材料で被覆する工程をさらに含んでもよい。
さらに、被覆工程は、被覆材料でコンタクトプローブを全コートする工程と、その後に半製品をマスキングし、コンタクトプローブの関心ある部分の外側の被覆材料を除去して関心ある部分に覆膜を作製する工程を含んでもよい。
さらに、本発明は、コンタクトプローブの各々が、導電性材料の基材内に実現され、少なくとも1つの物質架橋部によって前記基材に固定される、テストヘッド用の複数のコンタクトプローブを含む半製品にも関する。
本発明による半製品および製造方法の特徴および利点は、添付の図面を参照した例示的および非限定的な例として提供されるある実施形態の以下の説明からもたらされる。
従来技術により実現されるテストヘッド用のコンタクトプローブを概略的に示す。 従来技術により実現されるテストヘッド用のコンタクトプローブを概略的に示す。 本発明による複数のコンタクトプローブおよび単一のプローブに関する対応する詳細をそれぞれ含む半製品の代替的実施形態を概略的に示す。 本発明による複数のコンタクトプローブおよび単一のプローブに関する対応する詳細をそれぞれ含む半製品の代替的実施形態を概略的に示す。 本発明による複数のコンタクトプローブおよび単一のプローブに関する対応する詳細をそれぞれ含む半製品の代替的実施形態を概略的に示す。 本発明による半製品用の基材の代替的実施形態を概略的に示す。 本発明による対応する製造方法の異なる工程中の図5(A)の半製品を概略的に示す。 本発明による半製品の製造方法の異なる工程を概略的に示す。 本発明による半製品の製造方法の異なる工程を概略的に示す。 図8(A)〜図8(D)を参照して示される変形例による、本発明の製造方法によって実現される半製品の代替的実施形態を概略的に示す。 図9(A)〜図9(C)を参照して示された代替的実施形態による、本発明の半製品から得られるコンタクトプローブを概略的に示す。 図9(A)〜図9(C)を参照して示された代替的実施形態による、本発明の半製品から得られるコンタクトプローブを概略的に示す。 本発明による半製品の代替的実施形態を概略的に示す。 本発明による製造方法の一工程を概略的に示す。 図12(A)および図12(B)を参照して示される本発明の製造方法によって実現される、本発明による半製品のさらなる代替的実施形態を概略的に示す。 図13の半製品から始まる、本発明の異なる代替的実施形態による製造方法の一工程を概略的に示す。 図13の半製品から始まる、本発明の異なる代替的実施形態による製造方法の一工程を概略的に示す。 図14(A)〜図14(D)を参照して示される変形例による、本発明の製造方法によって実現される半製品の代替的実施形態を概略的に示す。 図15(A)〜図15(C)を参照して示される代替的実施形態による半製品から得られるコンタクトプローブを概略的に示す。 図15(A)〜図15(C)を参照して示される代替的実施形態による半製品から得られるコンタクトプローブを概略的に示す。
これらの図、特に図3(A)〜図3(B)、図4(A)〜図4(B)および図5(A)〜図5(B)を参照すると、テストヘッド用の複数のコンタクトプローブを含む半製品が記載されており、その半製品は、全体的に15で示される。
図面は概略図を表しており、それらは縮尺通りに描かれておらず、代わりに本発明の重要な特徴を強調するために描かれていることに留意されたい。
さらに、以下に記載される方法工程は、半製品およびコンタクトプローブの製造の完全なプロセスフローを成すものではない。本発明は、当分野で現在使用されている製造技術と共に実施することができ、ここで含まれるのは本発明の理解に必要な一般的に使用されるプロセス工程のみである。
より詳細には、図3(A)に概略的に示すように、半製品15は、導電性材料で製造される基材11内に実現された複数のコンタクトプローブ10を含む。
特に、各コンタクトプローブ10は、材料を除去することによって基材11に実現され、コンタクトプローブ10を囲むのに適した、フレーム12として単純に示される実質的フレーム形状の適切な凹部内に実現される。
有利なことに、本発明によれば、各コンタクトプローブ10は、少なくとも1つの物質架橋部によって基材11に固定され、特に、図3(A)および図3(B)に示す例では、各コンタクトプローブ10は、それを対応するフレーム12内の基材11に接続して固定する1つの物質架橋部13のみを有し、物質架橋部13は、好ましい実施形態ではプローブ部分、具体的には端部とは異なる部分で実現され、ここで端部という用語はコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aまたはコンタクトヘッド10Bを含む部分を意味する。
好適には、図3(B)に示すように、各コンタクトプローブ10の物質架橋部13は、それを通過する少なくとも1つの弱化線LLを備えており、物質架橋部13の完全性(integrity)を破断することにより基材11からのプローブの分離を容易にするように構成されている。
図3(A)および図3(B)に示す実施形態では、各物質架橋部13は、コンタクトプローブ10の近くに配置された弱化線LLを有しているため、その破損は、コンタクトプローブ10を基材11から分離する際の基材11に固定されている物質架橋部13の大部分の維持をもたらす。
好適には、弱化線LLは、基材11を穿孔することによって得ることができ、穿孔は、例えば、円形、楕円形、矩形、傾斜などの任意の形状を有することができる。あるいは、本発明による半製品15の好ましい実施形態によれば、弱化線LLは、半製品15自体の平面に直交する方向Zに沿って、対応する基材11を局所的に薄くすることによって得ることができる。
明らかに、図3(A)および図3(B)に示されているものに関して、コンタクトプローブ10の他の箇所にも完全にランダムに配置された任意の数の物質架橋部13を実現することが可能である。
特に、図4(A)および図4(B)に示す代替的実施形態では、本発明による半製品15は、基材11に実現された複数のコンタクトプローブ10を含み、各コンタクトプローブ10は、それぞれの複数の物質架橋部13によって基材11に固定されている。
図4(B)に示す拡大図に示されるように、各コンタクトプローブ10は、少なくとも4つの物質架橋部13、コンタクトチップ10Aを含む例で、その端部に実現される物質架橋部の第1の対、および、そのコンタクトヘッド10Bを含む例で、別の端部で実現される物質架橋部の第2の対によって基材11に固定され、これらの物質架橋部13の第1および第2の対は、コンタクトプローブ10の長手方向軸線YYに対して対称的に配置されている。明らかに、各コンタクトプローブ10に対して4つより多いまたは少ない物質架橋部13を設けることが可能であり、物質架橋部13は、長手方向軸線YYに対して対称または非対称に配置され、かつプローブ部分に対して任意の位置に配置される。
この場合にも、図4(B)に示すように、各物質架橋部13は、コンタクトプローブ10の近くに配置された弱化線LLを有することができるため、その破損は、コンタクトプローブ10を基材11から分離する際の基材11に固定されている物質架橋部13の大部分の維持をもたらす。
図5(A)および図5(B)に概略的に示す好ましい実施形態では、半製品15は複数のコンタクトプローブ10を含み、それぞれ2つの物質架橋部13のみによって基材11に固定されており、一方はそのコンタクトチップ10Aで、好ましくは中央位置に実現され、他方はそのコンタクトヘッド10Bで、好ましくは図に示すように側方位置で実現される。
さらなる好ましい実施形態であり、各コンタクトプローブ10が、コンタクトチップ10Aで、好ましくは中央位置に実現された物質架橋部13によって、またコンタクトヘッド10Bで、好ましくは側方位置に実現されたさらなる物質架橋部13の一対によって、互いに対称的に基材11に固定されるように実現される(図示せず)。
コンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aの端部に少なくとも1つの物質架橋部13を配置することは、これらのプローブの端部に作用する後処理操作を含むコンタクトプローブ製造方法において特に有利であることに留意すべきである。その場合、例えば、コンタクトプローブ10を基材11から分離した後に行われるコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aの端部の再成形操作を考慮すると、弱化線LLの破損および物質架橋部13の除去による可能性のあるバリまたは不完全さを無くすことが可能になる。
こうして、このように得られたコンタクトプローブ10の機械的および電気的動作を改善し、またこのように機械加工された端部の腐食に対する耐性が改善される。
さらに、これらの端部は、再成形工程後にはもはや粗さを有さないため、コンタクトプローブ10の摺動の改善、特に被テスト装置のそれぞれのコンタクトパッド上のコンタクトチップ10Aの摺動の改善が期待される。
上述の代替的実施形態の組み合わせ、例えばコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aで実現される物質架橋部13を1つだけ提供することや、端部と異なる別の位置、例えば中央位置で実現される少なくとも別の物質架橋部13または一対の物質架橋部13を提供することが可能であることは明らかである。
好適には、基材11は、電子装置用のテストヘッド用のコンタクトプローブを実現するのに適した導電性材料で製造される。
より詳細には、図6(A)〜図6(C)に示すように、基材11は、電子装置用のテストヘッド用のコンタクトプローブを実現するのに適した単層または多層の導電性材料で作ることができる。
例えば、基材11は、ニッケル−マンガン、ニッケル−コバルト、ニッケル−鉄、ニッケル−ベリリウム合金などのニッケルまたはその合金、タングステン−銅、タングステン−レニウムなどのタングステンまたはその合金、銅−ベリリウム、銅−銀、銅−ニオブなどの銅またはその合金、ロジウム−ルテニウムなどのロジウムまたはその合金、イリジウムまたはその合金から選択される金属または金属合金で製造される、あるいはシリコンのような半導体材料で製造される、単層であり得る。
特に、その導電性材料は、20μΩ/cm未満の電気抵抗値を有するように選択される。
あるいは、基材11は、導電性多層であってもよく、特に、例えば、図6(B)および図6(C)に示すように、多層基材11から始まって実現されるコンタクトプローブの電気−機械的性能および/または硬度性能を改善するように構成された第1の被膜層11Bおよび第2の被膜層11Cの、1つ以上の被膜層で覆われた少なくとも1つの中央層すなわちコア11Aを含むことができる。
特に、コア11Aは、単層基材11用に上記のものから選択された金属または金属合金で作ることができ、さらに、銅、銀、パラジウムまたはこれらの合金から選択される、あるいは、グラフェンで製造される、高導電率値を有する導電性材料で製造される、および/またはロジウム、ルテニウムニッケル−リン、ニッケル−パラジウム、パラジウムおよびこれらの合金から選択される、あるいはグラフェンで製造される、あるいはドープされたまたはドープされていないDLC(ダイヤモンドライクカーボン)で製造される、高硬度値を有する導電性材料で製造される、1つ以上の被膜層によって被覆することができる。
このような半製品15は、図7(A)〜図7(C)を参照して示される製造方法によって得られる。特に、図4(A)に示す半製品15の実施形態を参照して説明したが、以下に説明する方法を使用して、図3(A)および図5(A)に示す実施形態ならびにそれらの上記の変形例により半製品15を実現することができることに留意すべきである。
本発明による半製品15の製造方法は、図7(A)に示すように、導電性材料で製造される基材11を準備する工程と、基材11から材料を除去することによって各コンタクトプローブ10を画定する工程とを含む。
特に、図7(B)に示すように、各コンタクトプローブ10は、材料を除去することによって基材11に実現され、コンタクトプローブ10を囲むのに適した、フレーム12として単純に示される実質的にフレーム形状の適切な凹部内に実現される。
有利なことに、本発明によれば、画定する工程は、1つ以上の物質架橋部13によって基材11に固定されるようにコンタクトプローブ10を実現する。図7(B)に示す例では、コンタクトプローブ10は、端部、この例では、そのコンタクトチップ10A、で実現される物質架橋部の第1の対によって、かつ別の端部、この例ではコンタクトヘッド10B、で実現される物質架橋部の第2の対によって基材11に固定される。
好適には、図7(C)に概略的に示すように、画定工程により、複数のフレーム12内に複数のコンタクトプローブ10を実現することができ、各コンタクトプローブ10はそれぞれのフレーム12によって囲まれ、それぞれの複数の物質架橋部13によって基材11に固定される。図示された例では、半製品15のコンタクトプローブ10は同じ幾何学的形状を有しており、特に同じ数および位置の物質架橋部13およびそれぞれのフレーム12を有するが、基材11にフレームが収容され、コンタクトプローブ10が少なくとも1つの物質架橋部13によって基材11に固定されている限り、画定工程により、任意の形状および寸法を有する複数のフレーム12内に複数のコンタクトプローブ10を実現することができることは留意すべきである。
基材11におけるコンタクトプローブ10の画定工程で、特に、フレーム12を開放するために基材11から材料が除去される。
好ましい実施形態では、画定工程は、特にコンタクトプローブ10および物質架橋部13の輪郭に対応するレーザ切断工程を含む。
あるいは、画定工程は、1つ以上のマスキング工程およびエッチング工程を含むことができるマスキング処理およびその後の化学エッチングによるフォトリソグラフィエッチング工程を含む。画定工程はまた、基材11の選択的化学エッチング工程を含むことができる。
画定工程の終わりに、図7(C)に示すように、物質架橋部13によって全て基材11に固定された複数のコンタクトプローブ10を含む半製品15が得られる。
さらに、半製品15の製造方法は、含まれる全てのコンタクトプローブ10に対して実行される少なくとも1つの処理工程を含むことができる。
特に、処理工程では、半製品15のコンタクトプローブ10の一部または全部を同時にまたは近い順番で処理することができる。
半製品15の全てのコンタクトプローブ10を処理する処理工程は、例えば被膜工程、被覆工程、レーザまたはフォトリソグラフィによる画定工程もしくは電気化学的画定工程(a laser, photolithographic or electrochemical definition step)、電気めっき工程、電気めっき堆積工程、マイクロメカニカル処理工程、スパッタリング工程、物理的エッチング工程および化学的エッチング工程から選択される1つ以上の工程を含むことができる。
この処理工程は、コンタクトプローブ10の少なくとも一部、好ましくはコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aまたはコンタクトヘッド10Bを含む部分を意味する端部、またはコンタクトチップ10Aおよびコンタクトヘッド10Bを含まないコンタクトプローブ10の部分を意味する中心部分に特に影響を及ぼすことができる。
あるいは、処理工程は、全体としてコンタクトプローブ10に影響を及ぼすことができる。
この処理工程はまた、半製品15の同一または異なる部分に対して同じ工程を複数回反復することを含み得る。
図8(A)〜図8(D)に概略的に示されている本発明の好ましい実施形態では、処理工程は、半製品15、したがって、そこに含まれる全てのコンタクトプローブ10を被膜する工程を含む。
特に、被膜工程は、導電性材料および誘電性材料から選択される被膜材料で作られた被膜を実現することができる。
導電性被膜材料の場合には、高導電率値を有する材料、特にパラジウムおよびニッケル−パラジウムなどのパラジウム合金、銅および銅−ニオブまたは銅−銀などの銅合金、ロジウムおよびその合金、並びに銀、金およびそれらの合金から選択される金属または金属合金、グラフェン、またはドープされたDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を使用することができる。好ましくは、導電性被膜材料は、貴金属群、より好ましくは金から選択される。
特に、導電性材料は、20μΩ/cm未満の電気抵抗値を有するように選択される。
誘電体被膜材料の場合には、フッ素系ポリマー、ポリ(p−キシリレン)ポリマー、好ましくはCタイプまたはFタイプのパリレン(登録商標)、それらのコポリマーまたはナノコンポジット、およびドープされていないDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を使用することができる。特に、誘電体被膜材料は、1015Ω/cmより大きい電気抵抗値を有するように選択される。
ある実施形態では、図8(A)および図8(C)に概略的に示すように、被膜工程は、液相である被膜材料によって、被膜レベルL1まで満たされたタンク21を含む浸漬槽20へ半製品15を浸漬することによって発生でき、ここで被膜材料は参照番号22で示されている。
被膜レベルL1は、半製品15の一部を画定し、したがって、被膜によって影響を受けるコンタクトプローブ10の一部、例えば、図8(A)に示すコンタクトヘッド10B、または図8(C)に示すコンタクトチップ10Aを特に含むコンタクトプローブ10の端部に対応する半製品15の一部のみを画定する。明らかに、浸漬による被膜工程は、半製品15の全体または全体としてのコンタクトプローブ10を含む一部に影響を及ぼし得る。
浸漬による被膜工程は、電流を使用せず実現してもよく、または電気めっきタイプのものであってもよい。
あるいは、被膜工程は、気相の被膜材料を堆積することによって、特に、参照番号25で示される、気相の被膜材料を噴霧するように構成された1つ以上のノズル24を備えた気化チャンバ23に、半製品15を、それぞれ図8(B)および図8(D)に概略的に示すように、各コンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aを含む端部で、または各コンタクトプローブ10のコンタクトヘッド10Bを含む端部で挿入することによって発生し得る。さらにこの場合、蒸着による被膜工程は、半製品15の全体または全体としてのコンタクトプローブ10を含む一部に影響を及ぼし得る。
さらに処理工程は、半製品15の、例えばそれぞれのコンタクトヘッド10Bを含むコンタクトプローブ10の第1の端部を被覆する、第1の被膜工程と、続いて半製品15の、例えばコンタクトチップ10Aを含むコンタクトプローブ10の第2の端部を被覆する、第2の被膜工程とを、この順序でまたは反対の順序で、浸漬または蒸着によって実施することを含むことができる。
さらに、被膜工程は、カソードスパッタリング処理により実現される材料堆積工程を、1つ以上含んでもよい。カソードスパッタリング処理では、ターゲットと称される固体材料と共に半製品15を特別な真空チャンバ内に配置した上でターゲット被膜材料をエネルギー粒子ビームでボンバード処理することで原子、イオンまたは分子フラグメントが放出され、半製品15及びそこに作られたコンタクトプローブ(10)の延長部の全体または一部の表面上に再凝縮する。
このようにして、例えば被膜部分がコンタクトプローブ10のコンタクトヘッド10Bで図9(A)に参照番号14’で示される、または被膜部分がコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aで図9(B)に参照番号18’で示される、少なくとも1つの被膜部分を含む半製品15が得られる。
また、図9(C)に示すように、コンタクトプローブ10のコンタクトヘッド10Bに第1の被膜部分14’を、コンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aに第2の被膜部分18’を含む半製品15を得ることも可能である。
また、全体としてコンタクトプローブ10と実質的に同様に延在する被膜部分を含む半製品15を得ることができる。
半製品15が受ける複数の相異なる工程の終わりに、コンタクトプローブ10は、好ましくは、弱化線LLの破断、およびコンタクトプローブ10を基材11に固定する物質架橋部13の除去によって、基材11から分離される。
1つ以上の被膜工程を含む処理工程の場合、分離後、それぞれ少なくとも1つの端部に被膜が設けられた複数のコンタクトプローブ10が得られる。
特に、図9(A)に示すタイプの半製品15から始めると、図10(A)に概略的に示されるような、それぞれコンタクトヘッド10Bを含む少なくとも1つの被膜部分14’を含み、被膜部分14’の被膜材料で製造される被膜14Aが設けられたコンタクトプローブ10が複数得られる。
ある実施形態では、コンタクトヘッド10Bを含む端部14の被膜14Aは、銅、銀、金、パラジウムまたはそれらの合金から選択される、またはグラフェンで製造される高導電率値を有する被膜材料で製造される。
本発明の好ましい実施形態では、導電性被膜材料は、貴金属群、より好ましくは金から選択される。このようにして、再び図10(A)に示すように、コンタクトプローブ10は、その端部14とコンタクトパッド(例えば、非ブロックプローブを含むテストヘッドの場合には、間隔変換器16のコンタクトパッド16A)との間の電気接触特性を改善する。
さらに、間隔変換器16のコンタクトパッド16Aは、次に導電性材料、特に金属または金属合金、より具体的には、コンタクトプローブ10のコンタクトヘッド10Bを含む端部14の被膜14Aを実現する同じ材料、好ましくは金で製造される、または被膜できる。
同様に、高硬度値を有する被膜材料、特にビッカーススケールで500Hvより大きい硬度値(4903.5MPa相当)を有する材料で、コンタクトヘッド10Bを含む端部14に被膜14Aを形成することも可能である。好ましくは、被膜材料は、パラジウムおよびニッケル−パラジウムなどのパラジウム合金、銅および銅−ニオブまたは銅−銀などの銅合金、ロジウムおよびその合金、並びに銀、金及びそれらの合金から選択されるか、グラフェンで製造されるか、あるいはドープされたDLC(ダイヤモンドライクカーボン)で製造される。
本発明の好ましい実施形態では、被膜材料はロジウムであり、コンタクトプローブ10はその端部14、特にコンタクトヘッド10Bの耐摩耗性を改善することができる。
同様に、図9(B)に示すように半製品15から始めると、図10(B)に概略的に示されるような、それぞれコンタクトチップ10Aを含む少なくとも1つの端部18を有し、被膜部分18’の被膜材料で製造される被膜18Aが設けられたコンタクトプローブ10が複数得られる。
特に、図10(B)に示すように、コンタクトプローブ10が端部18とコンタクトパッド(例えば、被テスト装置17のコンタクトパッド17A)との間の電気接触特性を改善することができるように、コンタクトチップ10Aを含む端部18の被膜18Aは、導電性の高い被膜材料で形成することができる。
さらに、被テスト装置17のコンタクトパッド17Aは、次に導電性材料、特にコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aを含む端部18の被膜18Aを実現する同じ材料で製造されるか、またはコートすることができる。
あるいは、コンタクトチップ10Aを含む端部18の被膜18Aが高硬度の被膜材料を含むことで、コンタクトプローブ10はその端部18、特にコンタクトチップ10Aの耐摩耗性を改善することができる。
最後に、図9(C)に示すような半製品15から始めると、図10(C)に概略的に示すような、コンタクトヘッド10Bを含み且つ第1の被膜部分14’の被膜材料で作られた第1の被膜14Aを設けた第1の端部14と、コンタクトチップ10Aを含み且つ第2の被膜部分18’の被膜材料で作られた第2の被膜18Aを設けた第2の端部18とをそれぞれ有するコンタクトプローブ10が複数得られる。好適には、これらの第1の被膜14Aおよび第2の被膜18Aは、同一の被膜材料または異なる材料から製造することができ、単層または多層であり得る。
図10(C)および図10(D)にそれぞれ示されるさらなる実施形態の場合と同様に、端部14および18において同じまたは異なる形状および寸法を有するコンタクトプローブ10を考慮することも可能である。
さらに、本発明によれば、複数のコンタクトプローブ10を含む半製品15の製造方法は、図11(A)および図11(B)に概略的に示すように、コンタクトプローブ10の中心部分19Aに少なくとも1つの覆膜19を形成するために、前記半製品15の少なくとも一部を誘電性被覆材料で被覆する工程を含むことが有利である。ここで中心部分との用語は、コンタクトチップ10Aもコンタクトヘッド10Bも含まない部分を意味する。
好適には、覆膜19は、特にフッ素系ポリマー、ポリ(p−キシリレン)ポリマー、好ましくはCタイプまたはFタイプのパリレン(登録商標)、それらのコポリマーまたはナノコンポジット、およびドープされていないDLC(ダイヤモンドライクカーボン)、好ましくはCタイプまたはFタイプのパリレン(登録商標)から選択される誘電体材料で製造される。
より具体的には、被覆工程は、被覆材料でコンタクトプローブ10を全て被膜する工程と、その後に半製品15をマスキングし、コンタクトプローブ10の関心ある部分の外側の被覆材料を除去して関心ある部分、例えば中心部分19A、にのみ被膜を実現する工程を含んでもよい。特に、コンタクトプローブ10の中心部分19Aに延びる半製品15の帯を覆う実質的に長方形のマスクを適用すると、図11(A)に概略的に示すように、覆膜19によって被覆された中心部分19Aがそれぞれ設けられたコンタクトプローブ10を複数有する半製品15が得られる。その場合、覆膜19の部分19Bは、コンタクトプローブ10を囲むフレーム12の基材11の中心部分にも残される。
あるいは、図11(B)に概略的に示すように、より複雑なマスク、特に網状のマスクを使用してコンタクトプローブ10の中心部分19Aのみを露出させたままにすることが可能である。
非限定的な例として、被覆工程は、化学気相蒸着(CVD)工程または不動態化を含む。
全てのプローブに影響を及ぼす処理工程が、覆膜19を実現するための被覆工程を含むこともできる。
その場合、有利なことには本発明は、処理工程が、半製品15の少なくとも一部、特にコンタクトプローブ10の中心部分19Aに対応する部分を、覆膜19を含むコートされた中心部分19’を実現するのに適した誘電性被覆材料で被膜する工程を、少なくとも1つ含んでもよい。
簡便には、誘電性被覆材料を用いた被膜工程は、浸漬槽20のタンク21を使用して、26で示す液相である誘電性被覆材料に、適切な被覆マスクが設けられた半製品15を浸漬する工程を含んでもよい。
この場合、コンタクトプローブ10の中心部分19Aが上部被膜レベルL2から下部被膜レベルL3まで伸びていることを考慮すると、液相26の誘電性被覆材料は、図12(A)に概略的に示されるように、タンク21の少なくとも上部被膜レベルL2に到達しなければならないことは留意すべきである。
先に示したように、半製品15は、コンタクトプローブ10の中心部分19Aの外側、すなわち少なくとも上部被膜レベルL2を越え、かつ下部被膜レベルL3より下に延びる被覆マスクを含むことができる。
あるいは、誘電性被覆材料を用いた被膜工程は、所望の上部被膜レベルL2に達している液相26の誘電性被覆材料中に半製品15を浸漬する工程と、それに続いて所望の下部被膜レベルL3より下にある覆膜19を除去する工程とを含んでもよい。
所望の上部被膜レベルL2より上に届いている液相26の誘電性被覆材料中に半製品15を全浸漬する工程と、それに続いて所望の下部被膜レベルL3より下にある覆膜19を除去する工程とを含む、誘電性被覆材料を用いた被膜工程を検討することも可能である。
簡便には、覆膜19の除去工程は、化学エッチングによって、場合によっては半製品15に適用される適切なマスクの使用により行うことができる。
コンタクトプローブ10の中心部分19Aで半製品15の被覆された中心部分19’を実現するには、図12(B)に概略的に示すように、27で示す気相の誘電性被覆材料を噴霧するために気化チャンバ23を使用することも可能である。
好適には、この場合、上部被膜レベルL2と下部被膜レベルL3との間に含まれる気化チャンバ23のノズル24のみが活性化される。このノズルは覆膜19で被覆された中心部分19Aの延長部に対応する。
前述した浸漬による被膜工程に対して、気化を利用することにより、コンタクトプローブ10の中心部分19Aを含む半製品15の一部にのみ覆膜19を実現して、被覆された中心部分19’を実現でき、半製品15にマスクを塗布して除去することを避けることが可能であることに留意すべきである。
この場合、図13に概略的に示されるように、覆膜19の部分19Bは、フレーム12においても基材11上に残され得、コートされた中心部分19’は、全半製品15に沿って延びている。これらの部分19Bは有用性を有さないが、本発明による半製品15から得られるコンタクトプローブ10の構成または性能に影響を及ぼすものではないことにも留意すべきである。
実際には、これらの部分19Bは、半製品15からコンタクトプローブ10を分離した後に、コンタクトプローブ10を欠く基材11および場合によっては物質架橋部13と共に除去される。
コートされた中心部分19’が設けられ、少なくとも一部分、特にコンタクトプローブ10の中心部分19Aに配置された半製品15を提供する場合には、任意の後続の処理工程は、覆膜19をさらに基準または「ストッパ」として使用できることに留意すべきである。
特に、コンタクトプローブ10の端部を連続的に被膜する工程の場合、被膜材料の接着を完全にまたは有意に防止することができる材料が選択されるのであれば、被覆された中心部分19’が存在することで、被膜材料によってコートされる端部の寸法を先験的に決定することが可能になる。
先に示したように、非限定的な例として、図14(A)および図14(B)に概略的に示されるように、少なくとも1つのコートされた中心部分19’を含む半製品15の製造方法が、半製品15を液相22の被膜材料、特に金属材料またはその合金、好ましくは金に浸漬することによって、コンタクトプローブ10の一方または両方の端部14および18のうち1つ以上を被膜する工程を含むことを検討することが可能である。ここで、半製品15はコンタクトヘッド10Bおよびコンタクトチップ10Aがそれぞれ浸漬に供されるか、または、図14(C)および図14(D)に概略的に示すように半製品15を気化チャンバ23に挿入することによって、コンタクトヘッド10Bおよびコンタクトチップ10Aにそれぞれ蒸着がなされる。
このようにして、コートされた中心部分19’および少なくとも1つのさらなる被膜部分、例えば図15(A)の参照番号14’で示されるコンタクトプローブ10のコンタクトヘッド10Bの部分、または図15(B)の参照番号18’で示されるコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aの部分、を含む半製品15が得られる。
また、図15(C)に概略的に示すように、コートされた中心部分19’と共に、コンタクトプローブ10のコンタクトヘッド10Bにあるさらなる第1の被膜部分14’と、コンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aにあるさらなる第2の被膜部分18’と、を含む半製品15を得ることも可能である。
結果として、本発明による製造方法では、被膜工程が、半製品15の被膜部分14’、18’および19’ の少なくとも1つの上に被膜を実現する。ここで被膜部分14’および18’の少なくとも1つは半製品15の端部、すなわち半製品15に実現されたコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aまたはコンタクトヘッド10Bを含む部分を意味し、且つ/または、少なくとも1つの被膜部分19’は、半製品15の中心部分、すなわち半製品15に実現されたコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aもコンタクトヘッド10Bも含まない部分を意味する。
また、全体としてコンタクトプローブ10と実質的に同様に延在する被膜部分を含む半製品15を得ることができる。
また、画定工程では、好ましくはコンタクトプローブ10のコンタクトチップ10Aを含む第1の端部に対応する、中心位置に配置された少なくとも1つの第1の物質架橋部13と、好ましくはコンタクトプローブ10のコンタクトヘッド10Bを含む第2の端部に対応する、側方位置に配置された1つの第2の物質架橋部13と、を含む各コンタクトプローブ10を実現することに留意されたい。
さらに、画定工程では、少なくとも1つの弱化線LLを物質架橋部13の各々に付与する工程をさらに含む。前記少なくとも1つの弱化線LLは、物質架橋部13の各々を通過し、物質架橋部13の完全性(integrity)を破断することで基材11からのコンタクトプローブ10の分離を容易にするように構成される。前記少なくとも1つの弱化線LLは、半製品15の平面に直交する方向Zに沿って、対応する基材11を局所的に薄くすることによって得られる。
半製品15が受ける異なる工程の終わりに、コンタクトプローブ10は、好ましくは弱化線LLの破断およびコンタクトプローブ10を基材11に固定する物質架橋部13の除去によって、基材11から分離される。
分離工程に続いて、複数のコンタクトプローブ10が得られる場合、図16(A)〜図16(C)に概略的に示されるように、各プローブの有する一方または両方の端部は、被膜材料によってコートされ、被覆材料19によってコートされた中心部分19Aに隣接している。
結論として、本発明は、テストヘッド用の複数のコンタクトプローブ10を含む半製品15を提供し、これらのコンタクトプローブ10の各々は、導電性材料の基材11に実現され、少なくとも1つの物質架橋部13によって基材11に固定されている。
本発明による半製品は、プローブをそこから得る積層体にプローブが固定されているので、実現されているコンタクトプローブの被膜操作および/または被覆操作を全体として実行し、全製造プロセスの最後の時点となってから積層体からのコンタクトプローブの分離を開始することが可能である。
有利なことに、この半製品は、基材から材料を除去することによって画定される複数のコンタクトプローブの少なくとも1つの画定工程を含む方法によって得られ、プローブは、互いに同一の形状であっても異なる任意の形状であってもよく、各コンタクトプローブには少なくとも1つの物質架橋部が設けられている。画定工程は、寸法制約が小さく、高精度レベルの高いレーザ切断によって非常に効率的な方法で実施され、その特性は、プローブおよび物質架橋部の両方について関連する寸法を考慮すると特に有利である。画定工程はまた、物質架橋部の弱化線を画定することを可能とし、特に、弱化線において物質架橋部の厚さを半製品の平面に直交する方向に薄くすることによって可能とする。
好適には、本発明による半製品の製造方法の被膜工程は、液相である被膜材料への浸漬および気相の被膜材料の蒸着の両方によって実現される場合に、必要な被膜材料の供給を最小限に抑えることをさらに可能にする。これらの被膜材料が非常に高価であるところ、半製品およびそのようにして得られたコンタクトプローブの最終的なコストは明らかに有利な結果となる。
また、半製品を覆膜で覆うことも可能である。特に誘電性のものは後に続く被膜工程で「ストッパ」として機能することができる。特に導電性被膜を使用し、これが貴金属製の導体の場合、または非常に高価な材料の場合、特に有利である。
明らかに、上記の半製品および製造方法には、特定のニーズおよび仕様を満たす目的で、当業者であればいくつかの変更および修正を行うことができ、これらは全て、以下の請求項によって定義される本発明の保護範囲に含まれる。

Claims (16)

  1. 導電性材料で作られた基材(11)を準備する工程と、
    複数のコンタクトプローブ(10)の各々が少なくとも1つの物質架橋部(13)によって前記基材(11)に固定されるように、前記基材(11)から材料を除去することによって、各フレーム(12)の内部にある前記コンタクトプローブ(10)の各々を画定する工程と、を含み、
    前記コンタクトプローブ(10)を画定する工程が、前記コンタクトプローブ(10)および前記少なくとも1つの物質架橋部(13)の輪郭に応じてレーザ切断を行う工程を含む、
    電子装置のテストヘッド用の複数のコンタクトプローブ(10)を含む半製品(15)の製造方法。
  2. 前記コンタクトプローブ(10)を画定する前記工程が、前記基材(11)をマスキング処理およびその後の化学的エッチングに供するフォトリソグラフィエッチング工程を含み、さらに、前記基材(11)をマスキングおよびエッチングの工程に一回もしくは複数回供する工程または前記基材(11)を選択的化学エッチングに供する工程を含んでもよい、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記画定工程で、完全にランダムに配置された複数の物質架橋部(13)の各々によって前記基材(11)に固定された前記コンタクトプローブ(10)を、前記コンタクトプローブ(10)の各々に沿って対称または非対称に形成する請求項1または請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記画定工程で、中心位置に配置された少なくとも1つの第1の物質架橋部(13)と、側方位置に配置された1つの第2の物質架橋部(13)と、を含む前記コンタクトプローブ(10)の各々を形成し、好ましくは前記コンタクトプローブ(10)のコンタクトチップ(10A)を含む第1の端部に対応して前記第1の物質架橋部(13)を形成し、また好ましくは前記コンタクトプローブ(10)のコンタクトヘッド(10B)を含む第2の端部に対応して前記第2の物質架橋部(13)を形成する、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の製造方法。
  5. 前記画定工程は少なくとも1つの弱化線(LL)を前記物質架橋部(13)の各々に付与する工程をさらに含み、前記少なくとも1つの弱化線(LL)は、前記物質架橋部(13)の各々を通過し、前記物質架橋部(13)の完全性(integrity)を破断することで前記基材(11)からの前記コンタクトプローブ(10)の分離を容易とするように構成され、前記半製品(15)の平面に直交する方向(Z)に沿って、対応する前記基材(11)を局所的に薄くすることによって得られる、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記基材(11)を準備する前記工程は、
    導電性材料で作られた単層を設ける工程、および
    導電性材料で作られた1つ又は複数の被膜層によって被覆された第1の導電性材料で作られ、前記基材(11)に形成された前記コンタクトプローブ(10)の電気−機械的性能および/または硬度を改善するように構成された、中央層又はコア(11A)を含む多層を設ける工程
    のうち少なくとも1つを含む請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の製造方法。
  7. 前記半製品(15)に含まれる全ての前記コンタクトプローブ(10)を処理する少なくとも1つの処理工程は、被膜工程、被覆工程、レーザまたはフォトリソグラフィによる画定工程もしくは電気化学的画定工程、電気めっき工程、電気めっき堆積工程、マイクロメカニカル処理工程、スパッタリング工程、化学的エッチング工程および物理的エッチング工程から選択される1つ又は複数の工程を含む、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の製造方法。
  8. 前記処理工程は、前記コンタクトプローブ(10)の少なくとも一部または前記コンタクトプローブ(10)の全体に影響を及ぼす請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記処理工程は、前記半製品(15)の同一または異なる部分に対して同じ工程を複数回反復することを含む請求項7または請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記処理工程は、前記半製品(15)と前記コンタクトプローブ(10)またはその一部とを被膜し、導電性材料および誘電性材料から選択される被膜材料で作られた被膜を形成する工程を少なくとも1つ含む請求項7〜請求項9のいずれか一項に記載の製造方法。
  11. 前記被膜工程で、前記半製品(15)の少なくとも1つの被膜部分(14’、18’および19’)上に被膜を形成し、前記少なくとも1つの被膜部分(14’および18’)は前記半製品(15)の端部、すなわち前記半製品(15)に形成された前記コンタクトプローブ(10)のコンタクトチップ(10A)またはコンタクトヘッド(10B)を含む部分であり、かつ/または、前記少なくとも1つの被膜部分(19’)は前記半製品(15)の中心部分、すなわち前記半製品(15)に形成された前記コンタクトプローブ(10)のコンタクトチップ(10A)もコンタクトヘッド(10B)も含まない部分である、請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記被膜工程で、パラジウムおよびニッケル−パラジウムなどのパラジウム合金、銅および銅−ニオブまたは銅−銀などの銅合金、ロジウムおよびその合金、並びに銀、金およびそれらの合金から選択される金属または金属合金、グラフェン、またはドープされたDLC(ダイヤモンドライクカーボン)で作られた導電性材料、好ましくは貴金属群から選択される導電性材料、より好ましくは金から選択される導電性材料の前記被膜を形成する請求項10または請求項11に記載の製造方法。
  13. 前記被膜工程で、フッ素系ポリマー、ポリ(p−キシリレン)ポリマー、好ましくは特にCタイプまたはFタイプのパリレン(登録商標)、それらのコポリマーまたはナノコンポジット、およびドープされていないDLC(ダイヤモンドライクカーボン)、好ましくはCタイプまたはFタイプのパリレン(登録商標)から選択される誘電体材料の前記被膜を形成する請求項10または請求項11に記載の製造方法。
  14. 前記被膜工程は、
    前記半製品(15)の前記被膜によってコートされた部分を画定するのに適した被膜レベル(L1)まで浸漬槽(20)のタンク(21)を満たしている液相(22)である被膜材料に前記半製品(15)を浸漬すること、および
    前記被膜によってコートされるべき前記半製品(15)の少なくとも一部分に対応して気相(25)の被膜材料を噴霧するように構成された1つ又は複数のノズル(24)を備えた気化チャンバ(23)に前記半製品(15)を挿入すること
    から選択される請求項10〜請求項13のいずれか一項に記載の製造方法。
  15. ターゲットと称される固体材料と共に半製品(15)を特別な真空チャンバ内に配置した上でターゲット被膜材料をエネルギー粒子ビームでボンバード処理することで原子、イオンまたは分子フラグメントが放出され、半製品(15)及びそこに作られたコンタクトプローブ(10)の延長部の全体または一部の表面上に再凝縮するカソードスパッタリング処理によって実現される材料堆積工程を、前記被膜工程が1つ又は複数含む、請求項10〜請求項13のいずれか一項に記載の製造方法。
  16. 前記半製品(15)の一部、好ましくは前記コンタクトプローブ(10)の中心部分(19A)、すなわち前記コンタクトチップ(10A)も前記コンタクトヘッド(10B)も含まない部分、に対応する部分に、少なくとも1つの覆膜(19)を形成するために、前記半製品(15)の少なくとも一部を誘電性被覆材料で被覆する工程をさらに含む請求項1〜請求項15のいずれか一項に記載の製造方法。
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