JP2018507296A - 色安定赤色発光蛍光体 - Google Patents

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Abstract

式(I)Ax[MFy]:Mn+4IのMn+4ドープ蛍光体(式中、AはLi、Na、K、Rb、Cs又はそれらの組合せであり、Mは、Si、Ge、Sn、Ti、Zr、Al、Ga、In、Sc、Y、La、Nb、Ta、Bi、Gd又はそれらの組合せであり、xは[MFy]イオンの電荷の絶対値であり、yは5、6又は7である。)の合成方法を提供する。本方法は、第1の溶液を第2の溶液に徐々に添加するステップと、反応器内の液体生成物の体積を一定に保ったまま、反応器から液体生成物を徐々に排出するステップとを含む。Aの原料の存在下で反応器に、第1の溶液はMの原料及びHFを含み、第2の溶液はMnの原料を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、色安定赤色発光蛍光体に関する。
米国特許第7358542号、同第7497973号及び同第7648649号に記載されているようなMn4+で賦活された錯フッ化物材料に基づく赤色発光蛍光体は、YAG:Ceのような黄色/緑色発光蛍光体と組合せて利用すると、現行の蛍光灯、白熱灯及びハロゲンランプと同等の白色光(黒体軌跡でのCCT<5000K、演色評価数(CRI)>80)を青色LEDから得ることができる。これらの材料は青色光を強く吸収し、約610nm〜658nmの範囲で効率的に発光し、深赤色/NIR発光がほとんどない。したがって、視感度に劣る深赤色の発光が多い赤色蛍光体と比較して、発光効率が最大化される。量子効率は、青色(440〜460nm)励起下で85%を超える場合がある。さらに、ディスプレイ用の赤色蛍光体の使用は、高い色域及び効率をもたらすことができる。
特許文献及び科学文献に記載された本材料の調製方法は、典型的には、原料を混合し、生成物を沈殿させるステップを含む。かかるバッチプロセスの具体例は、Paulusz,A.G.,J.Electrochem.Soc.,942−947頁(1973)、米国特許第7497973号及び米国特許第8491816号に記載されている。しかし、製品のスケールアップの問題及びその特性のバッチ間のバラツキは大きな問題となりかねない。さらに、バッチプロセスでは、比較的大きな粒子を含む広範な粒径の材料が生成する。大きな粒子は、分配装置を詰まらせ、LEDパッケージの製造の際に問題を引き起こしかねず、不均一に沈降しやすく、不均一な分布を生じる。したがって、メジアン粒径が小さくて粒径分布が狭い製品であって、照明及びディスプレイ用途での性能を維持しながら、製品の最終特性を良好に制御することができる赤色蛍光体の調製方法が望まれている。
米国特許出願第2015/035430号明細書
簡潔には、一態様では、本発明は、次の式IのMn4+ドープ蛍光体の合成方法に関する。
x[MFy]:Mn+4
式中、
AはLi、Na、K、Rb、Cs又はこれらの組合せであり、
MはSi、Ge、Sn、Ti、Zr、Al、Ga、In、Sc、Y、La、Nb、Ta、Bi、Gd又はこれらの組合せであり、
xは[MFy]イオンの電荷の絶対値であり、
yは5、6又は7である。
本方法は、Mの原料及びHFを含む第1の溶液及びMnの原料を含む第2の溶液を、Aの原料の存在下で反応器に徐々に添加して、Mn+4ドープ蛍光体を含む液体生成物を形成するステップと、反応器内の液体生成物の体積を一定に保ったまま、反応器から液体生成物を徐々に排出するステップとを含む。
別の態様では、本発明は、式IのMn4+ドープ蛍光体に関する。
本発明の上記その他の特徴、態様及び利点については、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することにより、理解を深めることができるであろう。図面において、同様の符号は、図面全体にわたって同様の部分を表す。
本発明の一実施形態に係る照明装置の概略断面図である。 本発明の別の実施形態に係る照明装置の概略断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る照明装置の概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る照明装置の側断面斜視図である。 表面実装型デバイス(SMD)バックライトLEDの概略斜視図である。
式IのMn4+ドープ蛍光体は、配位子として作用するフッ化物イオンで囲まれ、必要に応じて対イオンで電荷補償された1以上の配位中心を含む錯フッ化物材料又は配位化合物である。例えば、K2SiF6:Mn4+では、配位中心はSiであり、対イオンはKである。錯フッ化物は、単純な二元フッ化物の組合せとして記載されることもあるが、かかる表記は、配位中心周囲のリガンドの配位数を示すものではない。角括弧(簡略化のため省略されることもある)は、角括弧内の錯イオンが、単純なフッ化物イオンとは異なる新しい化学種であることを示す。賦活剤イオン(Mn4+)も、配位中心として作用し、ホスト格子の中心、例えばSiの一部を置換する。ホスト格子(対イオンを含む)は、賦活剤イオンの励起及び発光の特性をさらに改変する場合がある。
特定の実施形態では、蛍光体の配位中心すなわち式IのMは、Si、Ge、Sn、Ti、Zr又はそれらの組合せである。より具体的には、配位中心は、Si、Ge、Ti又はそれらの組合せであり、対イオンすなわち式IのAは、Na、K、Rb、Cs又はそれらの組合せであり、yは6である。式Iの蛍光体の例としては、K2[SiF6]:Mn4+、K2[TiF6]:Mn4+、K2[SnF6]:Mn4+、Cs2[TiF6]、Rb2[TiF6]、Cs2[SiF6]、Rb2[SiF6]、Na2[TiF6]:Mn4+、Na2[ZrF6]:Mn4+、K3[ZrF7]:Mn4+、K3[BiF6]:Mn4+、K3[YF6]:Mn4+、K3[LaF6]:Mn4+、K3[GdF6]:Mn4+、K3[NbF7]:Mn4+、K3[TaF7]:Mn4+が挙げられる。特定の実施形態では、式Iの蛍光体はK2SiF6:Mn4+である。
式IのMn4+ドープ蛍光体中のマンガンの量は、約1.2モル%(約0.3重量%)〜約16.5モル%(約4重量%)の範囲である。特定の実施形態では、マンガンの量は、約2モル%(約0.5重量%)〜13.4モル%(約3.3重量%)又は約2モル%〜12.2モル%(約3重量%)又は約2モル%〜11.2モル%(約2.76重量%)又は約2モル%〜約10モル%(約2.5重量%)又は約2モル%〜5.5モル%(約1.4重量%)又は約2モル%〜約3.0モル%(約0.75重量%)である。
本発明に係る方法は、水性HF及びMの原料を含有する第1の溶液及びMnの原料を含有する第2の溶液を、Aの原料の存在下で反応器に徐々に添加するステップを含む。反応器への供給溶液の添加速度とほぼ同じ速度で液体生成物を排出することによって、反応器内の液体生成物の体積を平衡レベルに維持する。供給溶液には、少なくとも第1及び第2の溶液並びに排出前又は排出中に反応器に添加され得る他の溶液が含まれる。実施形態によっては、反応器を平衡体積まで充填する初期期間中は、液体生成物を排出することなく供給溶液を反応器に添加することができる。平衡体積は、液体生成物が排出されている間は一定のままであり、5分間、特に3分間、より具体的には2分間、さらにより具体的には1分で反応器に添加される供給溶液の量にほぼ等しい体積である。平衡体積は、全供給溶液の総体積の35%未満、特に全供給溶液の総体積の25%未満、より具体的には全供給溶液の総体積の15%未満である。供給溶液の総量が約1000mlである実施形態では、平衡体積は、約70〜200ml、特に約100〜150mlの範囲である。液体生成物の排出を開始してから排出を中止又は全供給液の添加を完了もしくは中止するまでの時間、液体生成物の体積は一定に保たれる。排出を開始した後、液体生成物体積が排出期間中ほぼ一定に保たれるように、排出量は、反応器への全供給物の総添加量とほぼ同じである。本発明に関して、「ほぼ一定に保たれる」とは、液体生成物を排出する期間を通して、液体生成物の体積の変動が約50%未満、特に約20%、より具体的には約10%であることを意味する。
反応時間、すなわち添加及び排出期間の長さは重要ではない。実施形態によっては、反応時間は約1時間〜約2時間の範囲である。実施形態によっては、供給量は、生成物を毎分約10g生成するように設定することができる。供給量、排出量及び平衡体積は、反応器内の蛍光体生成物の滞留時間が約5秒〜約10分、特に約30秒〜約5分、より具体的には約30秒〜約2分、さらにより具体的には約1分であるように選択することができる。
実施形態によっては、反応器は、HF、Aの原料、Mn+4ドープ蛍光体の予備形成粒子又はそれらの組合せから選択された材料を予め仕込んでもよい。蛍光体生成物のための非溶媒又は逆溶媒も、事前仕込みに含めることができる。逆溶媒に適した物質としては、アセトン、酢酸、イソプロパノール、エタノール、メタノール、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド又はそれらの組合せが挙げられる。或いは、逆溶媒は、供給溶液のいずれかに、或いはMの原料もしくはMnの原料を含まない別個の供給溶液、特にAの原料を含み、Mの原料又はMnの原料を含まない供給溶液に配合してもよい。
本発明に係る方法は、式Iの蛍光体の調製に使用される原料の量を最小にすることができる。特に、HFのような有毒物質の使用量は、バッチプロセスと比較して著しく低減させることができる。HFの量が低減する場合、液体生成物は、バッチプロセスと比較して、より高いレベルの原料を含んでいてもよい。多くの実施形態では、液体生成物は、排出開始後、10%以上の溶解固形物、特に19%以上の溶解固形物を含有する。さらに、生成物収率は、バッチプロセスに比べて高くなり得る。例えば、本発明の方法による生成物の収率は85〜95%と高く、バッチプロセスによる収率は典型的には60%〜75%の範囲である。
第1の溶液は、水性HF及びMの原料を含む。Mの原料は、溶液に良好な溶解度を有するSi含有化合物、例えばH2SiF6、Na2SiF6、(NH42SiF6、Rb2SiF6、Cs2SiF6、SiO2又はそれらの混合物、特にH2SiF6である。H2SiF6の使用は、水への溶解度が非常に高く、不純物としてアルカリ金属元素を含まないことから有利である。Mの原料は、単一の化合物であってもよいし、或いは2種以上の化合物の組合せであってもよい。第1の溶液中のHF濃度は、25重量%以上、特に30重量%以上、より具体的には35重量%以上であってもよい。第1の溶液に水を加え、HFの濃度を下げ、粒径を低減させ、生成物の収率を向上させることができる。Mの原料として使用される材料の濃度は≦25重量%、特に≦15重量%であってもよい。
第2の溶液は、Mnの原料を含み、溶媒として水性HFを含んでいてもよい。Mnの原料としての使用に適した材料としては、例えば、K2MnF6、KMnO4、K2MnCl6、MnF4、MnF3、MnF2、MnO2及びそれらの組合せ、特にK2MnF6が挙げられる。Mnの原料として使用される1種以上の化合物の濃度は重要ではなく、典型的には溶液中での溶解度によって制限される。第2の溶液中のHF濃度は、20重量%以上、特に40重量%以上であってもよい。
第1及び第2の溶液を、Aの原料の存在下で、液体生成物を撹拌しながら反応器に添加する。原料の使用量は、過剰のAの原料が存在し得ることを除いて、一般に所望の組成物に対応する。流量は、Mの原料及びMnの原料がほぼ化学量論比で添加され、Aの原料が化学量論量よりも過剰に添加されるように調整することができる。多くの実施形態では、Aの原料は、約150%〜300%モル過剰、特に約175%〜300%モル過剰の範囲の量で添加される。例えば、MnドープK2SiF6において、必要とされるKの化学量論量は2モル/モルMnドープK2SiF6であり、KF又はKHF2の使用量は、蛍光体生成物の約3.5モル〜約6モルの範囲である。
Aの原料は、単一の化合物であってもよいし、或いは2種以上の化合物の混合物であってもよい。適切な材料としては、KF、KHF2、KOH、KCl、KBr、Kl、KOCH3又はK2CO3、特にKF及びKHF2、より具体的にはKHF2が挙げられる。K2MnF6のようなKを含むMnの原料は、特にKF又はKHF2と組合せたK源であってもよい。Aの原料は、第1及び第2の溶液のいずれかもしくは両方に存在してもよく、別々に添加される第3の溶液、反応器ポット又はこれらの1以上の組合せに存在してもよい。
液体生成物が反応器から排出された後、Mn+4ドープ蛍光体は、溶媒を単にデカントすることによって又は濾過によって単離して、米国特許第8252613号又は米国特許出願第2015/0054400号に記載のように、式IIの化合物の水性フッ化水素酸中濃縮溶液を用いて処理することができる。
1 x[MFy] II
式中、
1はH、Li、Na、K、Rb、Cs又はそれらの組合せであり、
MはSi、Ge、Sn、Ti、Zr、Al、Ga、In、Sc、Y、La、Nb、Ta、Bi、Gd又はそれらの組合せであり
xは[MFy]イオンの電荷の絶対値であり、
yは5、6又は7である。
式IIの化合物は、蛍光体生成物のためのホスト化合物の少なくともMFyアニオンを含み、式Iの化合物のA+カチオンを含んでいてもよい。式MnドープK2SiF6の蛍光体生成物については、式IIの化合物に適切な材料として、H2SiF6、Na2SiF6、(NH42SiF6、Rb2SiF6、Cs2SiF6又はそれらの組合せ、特にH2SiF6、K2SiF6及びそれらの組合せ、より具体的にはK2SiF6が挙げられる。処理溶液は、式IIの化合物の飽和又はほぼ飽和のフッ化水素酸中溶液である。ほぼ飽和した溶液は、飽和溶液に添加された約1〜5%過剰の水性HFを含む。溶液中のHFの濃度は、約25%(wt/vol)〜約70%(wt/vol)、特に約40%(wt/vol)〜約50%(wt/vol)の範囲である。濃縮度の低い溶液は、蛍光体の性能を低下させることがある。使用する処理溶液の量は、約2〜30ml/g生成物、特に約5〜20ml/g生成物、より具体的には約5〜15ml/g生成物の範囲である。
処理された蛍光体を減圧濾過し、HF及び未反応の原料を除去するために1種以上の溶媒で洗浄することができる。洗浄溶媒に適した材料としては、酢酸及びアセトン、並びにそれらの組合せが挙げられる。
スパンは、粒状物質又は粉末についての粒径分布曲線の幅の尺度であり、方程式(1)に従って定義される。
式中、
50は体積分布でのメジアン粒径であり、
90は、体積分布で分布粒子の90%の粒径よりも大きい粒径であり、
10は、体積分布で分布粒子の10%の粒径よりも大きい粒径である。
蛍光体粉末の粒径は、レーザ回折法によって都合よく測定することができ、市販の機器に備えられたソフトウェアにより、D90、D10及びD50粒径値及び分布のスパンを作成することができる。本発明の蛍光体粒子の場合、D50粒径は、約10μm〜約40μm、特に約15μm〜約35μm、より具体的には約20μm〜約30μmの範囲である。粒径分布のスパンは、≦1.0、特に≦0.9、より具体的には≦0.8、さらにより具体的には≦0.7である。粒径は、流量、反応物濃度及び液体生成物の平衡体積を調節することによって制御することができる。
蛍光体生成物を液体生成物から単離し、処理し、乾燥させた後、これをアニールして米国特許第8906724号に記載のように安定性を改善することができる。かかる実施形態では、蛍光体生成物は、フッ素含有酸化剤を含む雰囲気と接触しながら、昇温で保持される。フッ素含有酸化剤としては、F2、HF、SF6、BrF5、NH4HF2、NH4F、KF、AlF3、SbF5、ClF3、BrF3、KrF2、XeF2、XeF4、NF3、SiF4、PbF2、ZnF2、SnF2、CdF2又はそれらの組合せを挙げることができる。特定の実施形態では、フッ素含有酸化剤は、F2である。雰囲気中の酸化剤の量を、特に時間及び温度の変化と併せて変化させ、色安定蛍光体を得ることができる。フッ素含有酸化剤がF2である場合、雰囲気は、0.5%以上のF2を含んでいてもよいが、実施形態によってはより低い濃度が有効な場合もある。特に、雰囲気は、5%以上のF2、より具体的には20%以上のF2を含んでいてもよい。雰囲気は、窒素、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンを、フッ素含有酸化剤との任意の組合せでさらに含むことができる。特定の実施形態では、雰囲気は約20%のF2及び約80%の窒素で構成される。
蛍光体がフッ素含有酸化剤と接触する温度は、接触中、約200℃〜約700℃、特に約350℃〜約600℃の範囲内の任意の温度であり、実施形態によっては約500℃〜約600℃である。蛍光体は、色安定蛍光体に変換させるために十分な時間、酸化剤と接触させる。時間と温度は相互に関連しており、例えば温度を下げて時間を増やしたり又は時間を短縮しながら温度を上げたりするなど、併せて調整することができる。特定の実施形態では、時間は1時間以上、特に4時間以上、より具体的には6時間以上、最も具体的には8時間以上である。
昇温下で所望の時間保持した後、初期の冷却期間の間酸化雰囲気を維持しながら、炉内の温度を制御された速度で低下させることができる。初期の冷却期間の後、冷却速度は、同じ速度又は異なる速度で制御されてもよく又は制御されなくてもよい。実施形態によっては、冷却速度は少なくとも200℃の温度に達するまで制御される。他の実施形態では、冷却速度は、少なくとも雰囲気をパージするのに安全な温度に達するまで制御される。例えば、温度を約50℃に下げて、その後フッ素雰囲気のパージを開始することができる。5℃/分以下の制御された速度で温度を下げると、10℃/分の速度で温度を下げた場合と比較して優れた特性を有する蛍光体生成物を得ることができる。様々な実施形態では、この速度は、5℃/分以下、特に3℃/分以下、より具体的には1℃/分以下の速度で制御することができる。
制御された速度で温度を下げる期間は、接触温度及び冷却速度に関連する。例えば、接触温度が540℃、冷却速度が10℃/分の場合、冷却速度を制御する期間は1時間未満であり、その後温度は外部制御なしでパージ温度又は周囲温度に低下させてよい。接触温度が540℃で、冷却速度が5℃/分以下の場合、冷却時間は2時間未満である。接触温度が540℃で、冷却速度が3℃/分以下の場合、冷却時間は3時間未満である。接触温度が540℃で、冷却速度が1℃/分以下の場合、冷却時間は4時間未満である。例えば、制御された冷却により温度を約200℃に下げることができ、次いで制御を中止することができる。制御された冷却期間の後、温度は初期の制御された速度よりも高い又は低い速度で低下させてよい。
蛍光体をフッ素含有酸化剤と接触させる様式は重要ではなく、蛍光体を所望の特性を有する色安定蛍光体に変換するために十分な任意の方法で達成することができる。実施形態によっては、蛍光体を含むチャンバーは、チャンバーが加熱されると過圧が発生するように添加され、その後封止され、他の実施形態では、フッ素と窒素の混合物をアニールプロセス全体を通して流動させ、より均一な圧力が確保される。実施形態によっては、追加のフッ素含有酸化剤の添加は、一定期間後に導入されてもよい。
アニールされた蛍光体は、米国特許第8252613号に記載のように、式IIの組成物の水性フッ化水素酸中飽和又はほぼ飽和した溶液で処理することができる。使用される処理溶液の量は、約10ml/g生成物〜20ml/g生成物の範囲、特に約10ml/g生成物である。処理されたアニール蛍光体は濾過によって単離され、酢酸及びアセトンのような溶媒で洗浄されて、汚染物及び微量の水が除去され、窒素下で保存することができる。
本明細書に記載されている数値はいずれも、任意の低い値から任意の高い値までの間に少なくとも2単位の分離がある場合、1単位の増分で低い値から高い値までのすべての値を含む。一例として、例えば、成分の量又は、例えば温度、圧力、時間などのプロセス変数の値が、例えば1〜90、好ましくは20〜80、より好ましくは30〜70であると述べられている場合、15〜85、22〜68、43〜51、30〜32などの値が本明細書において明確に列挙されていることを意図している。1未満の値の場合、1単位は、必要に応じて0.0001、0.001、0.01又は0.1であると見なされる。これらは、具体的に意図される例に過ぎず、列挙された最低値と最高値との間の数値のすべての可能な組合せが、本出願において同様の様式で明確に述べられていると見なされるべきである。
本発明の一実施形態に係る照明装置又は発光アセンブリ又はランプ10を図1に示す。照明装置10は、発光ダイオード(LED)チップ12として示される半導体放射源と、LEDチップに電気的に取り付けられたリード14とを備える。リード14は、より厚い1以上のリードフレーム16によって支持された細いワイヤであってもよいし又はリードは自己支持電極であってもよく、リードフレームは省略されてもよい。リード14はLEDチップ12に電流を供給し、発光を生じる。
ランプは、放射された放射光が蛍光体に向けられたときに白色光を発生することができる半導体青色光源又はUV光源を備えることができる。一実施形態では、半導体光源は、様々な不純物をドープした青色発光LEDである。したがって、LEDは、任意の適切なIII−V、II−VI又はIV−IV半導体層に基づき、約250〜550nmの発光波長を有する半導体ダイオードを備えることができる。特に、LEDは、GaN、ZnSe又はSiCを含む1以上の半導体層を備えることができる。例えば、LEDは、約250nmより大きく、約550nmよりも短い発光波長を有する、式IniGajAlkN(0≦i;0≦j;0≦k及びI+j+k=1)で表される窒化化合物半導体を含んでいてもよい。特定の実施形態では、チップは、約400〜約500nmのピーク発光波長を有する近紫外又は青色発光LEDである。かかるLED半導体は当技術分野において公知である。放射源は便宜上本明細書においてはLEDとして記載する。しかし、本明細書におい使用する場合、この用語は、例えば半導体レーザダイオードを含むすべての半導体放射源を包含することを意味する。さらに、本明細書で論じる本発明の例示的な構造の一般的な考察は無機LEDベースの光源を対象としているが、特に明記しない限りLEDチップを別の放射源で置き換えることができ、半導体、半導体LED又はLEDチップは、限定するものではないが、有機発光ダイオードを含む任意の適切な放射源の代表例にすぎない。
照明装置10では、蛍光体組成物22がLEDチップ12に放射結合される。放射結合とは、要素が互いに関連しているため、一方からの放射が他方に伝達されることを意味する。蛍光体組成物22は、任意の適切な方法でLED12上に堆積される。例えば、(1種以上の)蛍光体の水性懸濁液を形成し、蛍光体層としてLED表面に適用することができる。このような方法の1つでは、蛍光体粒子がランダムに懸濁されたシリコーンスラリーがLEDの周りに配置される。この方法は、蛍光体組成物22及びLED12の可能な位置の単なる例示である。したがって、蛍光体組成物22は、LEDチップ12にわたって蛍光体懸濁液をコーティングし、乾燥させることによって、LEDチップ12の発光面にわたって又はその上に直接にコーティングすることができる。シリコーン系懸濁液の場合、この懸濁液は適切な温度で硬化される。シェル18及び封入材20は両方とも、白色光24がこれらの要素を透過するように透明でなければならない。限定を意図するものではないが、実施形態によっては、蛍光体組成物のメジアン粒径は、約1〜約50μm、特に約15〜約35μmの範囲である。
他の実施形態では、蛍光体組成物22は、LEDチップ12上に直接形成する代わりに、封入材20内に分散させる。蛍光体(粉末形態)は、封入材20の単一領域内に又は封入材の全体積にわたって分散させることができる。LEDチップ12から放射される青色光は、蛍光体組成物22から放射される光と混合し、混合光は白色光として現れる。蛍光体を封入材20内に分散させる場合、LEDチップ12の周囲に装填されたポリマー又はシリコーン前駆体に蛍光体粉末を添加し、その後ポリマー前駆体を硬化させて、ポリマー又はシリコーン材料を固化することができる。他の公知の蛍光体分散法、例えば、トランスファーローディングも使用することができる。
実施形態によっては、封入材20は、屈折率Rを有するシリコーンマトリックスであり、蛍光体組成物22に加えて、約5%未満の吸光度及びR±0.1の屈折率を有する希釈材を含む。希釈材は、≦1.7、特に≦1.6及びより具体的には≦1.5の屈折率を有する。特定の実施形態では、希釈材は式IIのものであり、約1.4の屈折率を有する。蛍光体/シリコーン混合物に光学的に不活性な材料を添加することにより、蛍光体/封入材混合物を通る光束のより漸進的な分布が生じ、蛍光体への損傷を少なくすることができる。希釈材に適した材料には、約1.38(AlF3及びK2NaAlF6)〜約1.43(CaF2)の範囲の屈折率を有するLiF、MgF2、CaF2、SrF2、AlF3、K2NaAlF6、KMgF3、CaLiAlF6、K2LiAlF6及びK2SiF6のようなフッ化物化合物並びに約1.254〜約1.7の範囲の屈折率を有するポリマーが挙げられる。希釈材としての使用に適したポリマーの非限定的な例としては、ポリカーボネート、ポリエステル、ナイロン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、並びにスチレン、アクリレート、メタクリレート、ビニル、酢酸ビニル、エチレン、プロピレンオキシド及びエチレンオキシドモノマー由来のポリマー並びにこれらのコポリマーが挙げられ、ハロゲン化及び非ハロゲン化誘導体が挙げられる。これらのポリマー粉末は、シリコーン封入材に直接組み込み、その後シリコーンを硬化することができる。
さらに別の実施形態では、蛍光体組成物22は、LEDチップ12にわたって形成される代わりに、シェル18の表面にコーティングされる。蛍光体組成物は、好ましくは、シェル18の内側表面にコーティングされるが、所望であれば、シェルの外側表面にコーティングされてもよい。蛍光体組成物22は、シェルの表面全体にコーティングされてもよく又はシェルの表面部のみにコーティングされてもよい。LEDチップ12から放射されるUV/青色光は、蛍光体組成物22から放射される光と混合し、混合光は白色光として現れる。当然のことながら、蛍光体は、いずれか2箇所又は3箇所すべてに又はシェルとは別個に、もしくはLEDに一体化されたような任意の他の適切な場所に配置することができる。
図2は、本発明によるシステムの第2の構造を例示する。図1〜図4の対応する数字(例えば、図1の12及び図2の112)は、特に明記しない限り、各図の対応する構造に関する。図2の実施形態の構造は、蛍光体組成物122がLEDチップ112上に直接形成される代わりに、封入材120内に分散する点を除いて、図1の構造と同様である。蛍光体(粉末形態)は、封入材の単一の領域内に又は封入材の全体積にわたって分散させることができる。LEDチップ112から放射される放射(矢印126によって示される)は、蛍光体122から放射される光と混合し、混合光は白色光124として現れる。蛍光体を封入材120内に分散させる場合、蛍光体粉末をポリマー前駆体に添加し、LEDチップ112の周りに装填することができる。次いで、ポリマー又はシリコーン前駆体を硬化させて、ポリマー又はシリコーンを固化させることができる。他の公知の蛍光体分散法、例えば、トランスファー成形も使用することができる。
図3は、本発明によるシステムの第3の可能な構造を例示する。図3に示す実施形態の構造は、蛍光体組成物222が、LEDチップ212にわたって形成される代わりに、エンベロープ218の表面にコーティングされる点を除いて、図1の構造と同様である。蛍光体組成物222は、好ましくはエンベロープ218の内側表面にコーティングされるが、所望であればエンベロープの外側表面コーティングされてもよい。蛍光体組成物222は、エンベロープの表面全体にコーティングされてもよく又はエンベロープの表面部のみにコーティングされてもよい。LEDチップ212から放射される放射226は、蛍光体組成物222から放射される光と混合し、混合光は白色光224として現れる。当然のことながら、図1から図3の構造は組合せることができ、蛍光体は、いずれか2箇所又は3箇所すべてに又はエンベロープとは別個に、もしくはLEDに一体化されたような任意の他の適切な場所に配置することができる。
上記構造のいずれにおいても、ランプは、封入材に埋め込まれた複数の散乱粒子(図示せず)を含んでいてもよい。散乱粒子としては、例えば、アルミナ又はチタニアを挙げることができる。散乱粒子は、LEDチップから発せられた指向性光を、好ましくは無視できる量の吸収で効果的に散乱させる。
図4の第4の構造に示すように、LEDチップ412は、反射カップ430内に取り付けられてもよい。カップ430は、アルミナ、チタニア又は当技術分野で公知の他の誘電性粉末などの誘電材料から製造されるか又はアルミニウムもしくは銀のような反射金属によってコーティングされてもよい。図4の実施形態の構造の残りの部分は、先の図面のいずれかの構造と同じであり、2つのリード416、導線432及び封入材420を備えることができる。反射カップ430は、第1のリード416によって支持され、導線432は、LEDチップ412を第2のリード416と電気的に接続するために使用される。
他の構造(特に、バックライト用途)は、例えば図5に例示されるような表面実装型デバイス(SMD)タイプの発光ダイオード550である。このSMDは、「側面発光型」であり、導光部材554の突出部分に発光窓552を有する。SMDパッケージは、上記で定義したLEDチップと、LEDチップから発せられた光によって励起される蛍光体材料とを備えることができる。他のバックライト装置としては、限定するものではないが、半導体光源及び本発明による色安定Mn4+ドープ蛍光体を含むディスプレイを有する、テレビ、コンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ及び他の携帯用デバイスが挙げられる。
350〜550nmで発光するLED及び1種以上の他の適切な蛍光体とともに使用された場合、得られる照明システムは白色を有する光を発生する。ランプ10はまた、封入材に埋め込まれた散乱粒子(図示せず)をさらに含んでもよい。散乱粒子としては、例えば、アルミナ又はチタニアを挙げることができる。散乱粒子は、LEDチップから発せられた指向性光を、好ましくは無視できる量の吸収で効果的に散乱させる。
色安定Mn4+ドープ蛍光体に加えて、蛍光体組成物22は、1種以上の他の蛍光体を含んでいてもよい。約250〜550nmの範囲の放射を発する青色又は近紫外LEDと組合せた照明装置で使用される場合、アセンブリによって発せられる光は白色光となる。緑色、青色、黄色、赤色、橙色又は他の色の蛍光体などの他の蛍光体をブレンドに用いて、得られる光の白色をカスタマイズし、特定のスペクトル出力分布を生成することができる。蛍光体組成物22への使用に適した他の材料としては、ポリフルオレン、好ましくはポリ(9,9−ジオクチルフルオレン)及びそのコポリマー、例えばポリ(9,9’−ジオクチルフルオレン−co−ビス−N,N’‐(4−ブチルフェニル)ジフェニルアミン)(F8−TFB)、ポリ(ビニルカルバゾール)及びポリフェニレンビニレン並びにそれらの誘導体などのエレクトロルミネセンスポリマーが挙げられる。さらに、発光層は、青色、黄色、橙色、緑色又は赤色のリン光発光染料もしくは金属錯体又はこれらの組合せを含んでいてもよい。リン光発光染料としての使用に適した材料としては、限定するものではないが、トリス(1−フェニルイソキノリン)イリジウム(III)(赤色色素)、トリス(2−フェニルピリジン)イリジウム(緑色色素)及びイリジウム(III)ビス(2−(4,6−ジフルオロフェニル)ピリジナト−N,C2)(青色染料)が挙げられる。ADS(American Dyes Source,Inc.)から市販されている蛍光及びリン光金属錯体を使用することもできる。ADSの緑色染料としては、ADS060GE、ADS061GE、ADS063GE及びADS066GE、ADS078GE及びADS090GEが挙げられる。ADSの青色染料としては、ADS064BE、ADS065BE及びADS070BEが挙げられる。ADSの赤色染料としては、ADS067RE、ADS068RE、ADS069RE、ADS075RE、ADS076RE、ADS067RE及びADS077REが挙げられる。
Mn4+ドープ蛍光体に加えて蛍光体組成物22への使用に適した蛍光体には、限定するものではないが、以下のものが挙げられる。
((Sr1-z(Ca,Ba,Mg,Zn)z1-(x+w)(Li,Na,K,Rb)wCex3(Al1-ySiy)O4+y+3(x-w)1-y-3(x-w)(0<x≦0.10,0≦y≦0.5,0≦z≦0.5,0≦w≦x);
(Ca,Ce)3Sc2Si312(CaSiG);
(Sr,Ca,Ba)3Al1-xSix4+x1-x:Ce3+(SASOF));
(Ba,Sr,Ca)5(PO43(Cl,F,Br,OH):Eu2+,Mn2+;(Ba,Sr,Ca)BPO5:Eu2+,Mn2+;(Sr,Ca)10(PO46*νB23:Eu2+(0<ν≦1);Sr2Si38*2SrCl2:Eu2+;(Ca,Sr,Ba)3MgSi28:Eu2+,Mn2+;BaAl813:Eu2+;2SrO*0.84P25*0.16B23:Eu2+;(Ba,Sr,Ca)MgAl1017:Eu2+,Mn2+;(Ba,Sr,Ca)Al24:Eu2+;(Y,Gd,Lu,Sc,La)BO3:Ce3+,Tb3+;ZnS:Cu+,Cl-;ZnS:Cu+,Al3+;ZnS:Ag+,Cl-;ZnS:Ag+,Al3+;(Ba,Sr,Ca)2Si1-ξO4-2ξ:Eu2+(−0.2≦ξ≦0.2);(Ba,Sr,Ca)2(Mg,Zn)Si27:Eu2+;(Sr,Ca,Ba)(Al,Ga,In)24:Eu2+;(Y,Gd,Tb,La,Sm,Pr,Lu)3(Al,Ga)5-αO12-3/2α:Ce3+(0≦α≦0.5);
(Y,Gd,Lu,Tb)3(Al,Ga)512:Ce3+;(Ca,Sr)8(Mg,Zn)(SiO44Cl2:Eu2+,Mn2+;Na2Gd227:Ce3+,Tb3+;(Sr,Ca,Ba,Mg,Zn)227:Eu2+,Mn2+;(Gd,Y,Lu,La)23:Eu3+,Bi3+;(Gd,Y,Lu,La)22S:Eu3+,Bi3+;(Gd,Y,Lu,La)VO4:Eu3+,Bi3+;(Ca,Sr)S:Eu2+,Ce3+;SrY24:Eu2+;CaLa24:Ce3+;(Ba,Sr,Ca)MgP27:Eu2+,Mn2+;(Y,Lu)2WO6:Eu3+,Mo6+;(Ba,Sr,Ca)βSiγNμ:Eu2+(2β+4γ=3μ);
(Ba,Sr,Ca)2Si5-xAlx8-xx:Eu2+(0≦x≦2);Ca3(SiO4)Cl2:Eu2+
(Lu,Sc,Y,Tb)2-u-vCevCa1+uLiwMg2-ww(Si,Ge)3-w12-u/2(−0.5≦u≦1,0<v≦0.1,0≦w≦0.2);(Y,Lu,Gd)2-φCaφSi46+φC1-φ:Ce3+(0≦φ≦0.5);
Eu2+及び/又はCe3+をドープしたα−SiAlON;(Ca,Sr,Ba)SiO22:Eu2+,Ce3+
β−SiAlON:Eu2+,3.5MgO*0.5MgF2*GeO2:Mn4+;(Sr,Ca,Ba,Mg)AlSiN3:Eu2+
(Sr,Ca,Ba)3SiO5:Eu2+;Ca1-c-fCecEufAl1+cSi1-c3(0≦c≦0.2,0≦f≦0.2);
Ca1-h-rCehEurAl1-h(Mg,Zn)hSiN3(0≦h≦0.2,0≦r≦0.2);
Ca1-2s-tCes(Li,Na)sEutAlSiN3(0≦s≦0.2,0≦f≦0.2,s+t>0);及び
Ca1-σ-χ-φCeσ(Li,Na)χEuφAl1+σ-χSi1-σ+χN3(0≦σ≦0.2,0≦χ≦0.4,0≦φ≦0.2)。
特に、蛍光体組成物22は、紫外線、紫色又は青色励起の下で緑色スペクトル出力分布をもたらす1種以上の蛍光体を含んでいてもよい。本発明に関して、これは緑色蛍光体又は緑色蛍光体材料と称される。緑色蛍光体は、セリウムドープイットリウム・アルミニウム・ガーネット、より具体的には(Y,Gd,Lu,Tb)3(Al,Ga)512:Ce3+のような緑色から黄緑色から黄色の範囲の光を発する単一の組成物又はブレンドであってもよい。緑色蛍光体は、青色及び赤色にシフトしたガーネット材料のブレンドであってもよい。例えば、青色シフト発光を有するCe3+ドープガーネットは、赤色シフト発光を有するCe3+ドープガーネットと組合せて使用され、緑色スペクトル出力分布を有するブレンドを生じる。青色及び赤色にシフトしたガーネットは、当技術分野において公知である。実施形態によっては、ベースラインのY3Al512:Ce3+蛍光体に対して、青色シフトガーネットは、Y3Al512:Ce3+蛍光体組成物中の、Y3+のLu3+への置換、Al3+のGa3+への置換又はCe3+ドーピングレベルの低下を有することがある。赤色シフトガーネットは、Y3+のGd3+/Tb3+への置換又はCe3+ドーピングレベルの上昇を有することができる。ディスプレイ用途に特に有用な緑色蛍光体の例はβ−SiAlONである。
蛍光体ブレンド中の個々の蛍光体のそれぞれの比は、所望の光出力の特性に依存して変化し得る。様々な実施形態の蛍光体ブレンドにおける個々の蛍光体の相対的比率は、それらの発光がブレンドされてLED照明装置に使用されるとき、CIE色度図上の所定のx及びy値の可視光が生成されるように調整することができる。上述のように、白色光が好ましく生成される。この白色光は、例えば、約0.20から約0.55の範囲のx値と、約0.20から約0.55の範囲のy値とを有することができる。しかし、上述のように、蛍光体組成物中の各蛍光体の正確な同一性及び量は、最終使用者の必要に応じて変えることができる。例えば、この材料は、液晶ディスプレイ(LCD)バックライトのために意図されたLEDに使用することができる。この用途では、LEDカラーポイントは、LCD/カラーフィルタの組合せを通過した後、所望の白色、赤色、緑色及び青色に基づいて適切に調整される。所与のブレンドのための潜在的な蛍光体のリストは網羅的であることを意味するものではなく、これらのMn4+ドープ蛍光体は、異なる発光を有する様々な蛍光体とブレンドして、所望のスペクトル出力分布を達成することができる。
実施形態によっては、照明装置10は、4200°K以下の色温度を有し、蛍光体組成物22は、式Iの色安定Mn4+ドープ蛍光体からなる赤色蛍光体を含む。すなわち、蛍光体組成物22に存在する赤色蛍光体だけが、色安定Mn4+ドープ蛍光体であり、特に、この蛍光体はK2SiF6:Mn4+である。組成物は、緑色蛍光体をさらに含むことができる。緑色蛍光体は、Ce3+ドープガーネット又はガーネットブレンド、特にCe3+ドープイットリウムアルミニウムガーネット、より具体的には式(Y,Gd,Lu,Tb)3(Al,Ga)512:Ce3+を有するYAGである。赤色蛍光体がK2SiF6:Mn4+である場合、赤色蛍光体と緑色蛍光体材料との質量比は3.3未満であり得、これは、同様の組成の赤色蛍光体よりも著しく低いが、Mnドーパントのレベルは低い。
本発明の色安定Mn4+ドープ蛍光体は、上記以外の用途に使用することができる。例えば、蛍光灯、陰極線管、プラズマディスプレイ装置又は液晶ディスプレイ(LCD)の蛍光体として使用することができる。この材料は、電磁カロリメータ、ガンマ線カメラ、コンピュータ断層撮影スキャナ又はレーザのシンチレータとして使用することもできる。これらの用途は単なる例示であり、限定するものではない。
比較例1及び2:バッチプロセスによるMn 4+ ドープK 2 SiF 6 の調製
ビーカーA〜C間の原料の量及び配分を表1に示す。ビーカーAを積極的に撹拌し、ビーカーBの内容物を約5分間かけてそこに滴下した。ビーカーBの内容物の約1分後に、ビーカーCの内容物のビーカーAへの滴下を開始し、約4分間にわたって続けた。沈殿物を5分間温浸し、撹拌を停止した。上清をデカントし、沈殿物を減圧濾過し、酢酸で1回、アセトンで2回すすぎ、次いで真空下で乾燥させた。乾燥粉末を170メッシュの篩に通して篩い分けし、20%F2/80%窒素雰囲気下で、540℃で8時間アニールした。アニールした蛍光体を、K2SiF6で飽和した49%HFの溶液で洗浄し、真空下で乾燥させ、170メッシュの篩に通して篩い分けした。
実施例1−6:連続流プロセスによるMn 4+ ドープK 2 SiF 6 の調製
手順
反応容器として使用した2000mlの分液漏斗を約300RPMの速度で撹拌した。3つの蠕動ポンプを使用して、すべての流量に対して厳密な制御を維持した。流量は、溶液A及び溶液Bについては15〜40mL/分、溶液3については30〜100mL/分の間に設定した。実施例1〜6の溶液A〜Cの間の原料の量及び配分を表2に示す。
反応容器を100〜200mLの平衡体積まで充填し、次いで3つの流れの合計流量が排出口からの流量に等しくなるようにストップコックを開けた。反応容器内の体積は、反応容器が排液を始めてから反応が完了するまでの時間、初期平衡体積の約5〜10%の範囲内に維持された。3つの溶液の合計流量は、80〜130mL/分の範囲であった。反応容器中の蛍光体生成物の滞留時間は30秒〜2分の範囲であった。
反応容器からの流出液を受容容器に導き、ここで溶媒を生成物からデカントした。49%HF100ml当たり4.2gのK2SiF6を添加して懸濁液を形成し、これを減圧濾過して過剰の固形物を除去することによって、K2SiF6の49%HF中ほぼ飽和した溶液を調製した。約2vol%の49%HFを飽和溶液に添加して、ほぼ飽和溶液を形成した。このスラリーを、溶液約6ml/生成物1gの割合で500mlのほぼ飽和した溶液と混合し、約20分間撹拌した。処理した生成物を減圧濾過し、酢酸で1回、アセトンで3回すすぎ、次いで真空下で乾燥させた。乾燥粉末を170メッシュの篩に通して篩い分けし、20%F2/80%窒素からなる雰囲気下で、540℃で約8時間アニールした。このスラリーを、溶液約12ml/生成物1gの割合でK2SiF6の49%HF中ほぼ飽和溶液1000mlと混合し、約20分間撹拌した。処理した生成物を減圧濾過し、酢酸で1回、アセトンで3回すすぎ、次いで真空下で乾燥させた。乾燥粉末を170メッシュの篩に通して篩い分けし、20%F2/80%窒素からなる雰囲気下で、540℃で約8時間アニールした。
500mgの蛍光体を1.50gのSylgard184シリコーンと混合することによってサンプルテープを調製した。混合物を約15分間真空チャンバー内で脱気した。この混合物(0.70g)を円盤状テンプレート(直径28.7mm、厚さ0.79mm)に注ぎ、90℃で30分間焼成した。試験のためにサンプルを約5mm×5mmの大きさの正方形に切断した。
蛍光体のQEを450nmの励起波長において測定し、市販の供給源である0.68%のMn及び28μmの粒径を有するMn4+ドープK2SiF6の参照試料と比較して報告される。励起後1.4msから67msの間に測定したデータに単一の指数関数的減衰をフィッティングすることにより、Edinburgh FS900分光計を用いて寿命を決定した。粒径データは、Horiba LA−960 Laser Scattering Particle Size Distribution Analyzerを用いて得た。蛍光体に導入されたマンガンの量は、誘導結合プラズマ質量分析(ICP−MS)によって決定し、蛍光体材料の総重量に基づいて重量%として報告される。結果を表3に示す。
比較例1及び2については、粒径及びスパンがより大きいスケールで増加したことが分かり、D10、D50及びD90は21%〜25%増加し、分布のスパンは1.20から1.54に増加した。対照的に、実施例1〜6の蛍光体では、スパンはバッチサンプルの場合よりも劇的に狭く、0.74〜0.87の範囲であり、D50は15μm〜31μmの範囲であった。実施例3及び5については、蛍光体のQEは、プロセスにおいてより多量のHFを使用した実施例1、2及び4の蛍光体のQEと比較して低減された。実施例6〜8は、より高いドーパントレベルで狭い粒径分布を達成できることを実証している。
本発明の特定の特徴だけを本明細書において図示及び説明してきたが、当業者であれば、多数の修正及び変更に想到できるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲が、かかるすべての修正及び変更を本発明の真の精神の範囲に包含されるものとして含むように意図されていることを、理解すべきである。

Claims (23)

  1. 次の式IのMn+4ドープ蛍光体の調製方法であって、
    x[MFy]:Mn+4
    (式中、
    AはLi、Na、K、Rb、Cs又はそれらの組合せであり、
    Mは、Si、Ge、Sn、Ti、Zr、Al、Ga、In、Sc、Y、La、Nb、Ta、Bi、Gd又はそれらの組合せであり、
    xは[MFy]イオンの電荷の絶対値であり、
    yは5、6又は7である。)
    Mの原料及びHFを含む第1の溶液並びにMnの原料を含む第2の溶液を、Aの原料の存在下で反応器に徐々に添加して、Mn+4ドープ蛍光体を含む液体生成物を形成するステップと、
    反応器内の液体生成物の体積を一定に保ったまま、反応器から液体生成物を排出するステップと
    を含む方法。
  2. Aの原料を含む第3の溶液を反応器に徐々に添加するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 液体生成物を排出することなく第1及び第2の溶液を反応器に徐々に添加する初期期間をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. HF、Aの原料、Mn+4ドープ蛍光体の予備形成粒子又はそれらの組合せから選択された材料を反応器に予め仕込むステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 液体生成物を反応器から排出する際の反応器内の液体生成物の体積の変動が10%未満である、請求項1に記載の方法。
  6. 液体生成物が10%以上の溶解固形物を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 液体生成物が19%以上の溶解固形物を含む、請求項1に記載の方法。
  8. Mn+4ドープ蛍光体を液体生成物から単離するステップと、Mn+4ドープ蛍光体を昇温下でガス状のフッ素含有酸化剤と接触させ、式Iの色安定Mn4+ドープ蛍光体を形成するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. フッ素含有酸化剤がF2である、請求項8に記載の方法。
  10. 請求項1に記載の方法で調製された式IのMn+4ドープ蛍光体。
  11. 約10μm〜約40μmの範囲のD50粒径を含む粒径分布及び1.1未満のスパンを有する粒子集団を含む、式IのMn+4ドープ蛍光体。
    x[MFy]:Mn+4
    式中、
    AはLi、Na、K、Rb、Cs又はそれらの組合せであり、
    MはSi、Ge、Sn、Ti、Zr、Al、Ga、In、Sc、Y、La、Nb、Ta、Bi、Gd又はそれらの組合せであり、
    xは[MFy]イオンの電荷の絶対値であり、
    yは5、6又は7である。
  12. D50が約15μm〜約35μmの範囲である、請求項11に記載のMn+4ドープ蛍光体。
  13. スパンが1未満である、請求項11に記載のMn+4ドープ蛍光体。
  14. スパンが0.9未満である、請求項11に記載のMn+4ドープ蛍光体。
  15. スパンが0.8未満である、請求項11に記載のMn+4ドープ蛍光体。
  16. 請求項11に記載のMn+4ドープ蛍光体を含む照明装置(10)。
  17. 請求項11に記載のMn+4ドープ蛍光体を含むバックライト装置。
  18. 次の式Iの色安定Mn+4ドープ蛍光体の調製方法であって、
    x[MFy]:Mn+4
    (式中、
    AはLi、Na、K、Rb、Cs又はそれらの組合せであり、
    MはSi、Ge、Sn、Ti、Zr、Al、Ga、In、Sc、Y、La、Nb、Ta、Bi、Gd又はそれらの組合せであり、
    xは[MFy]イオンの電荷の絶対値であり、
    yは5、6又は7である。)
    HF及びMの原料を含む第1の供給液並びにMnの原料を含む第2の供給液を、Aの原料の存在下で反応器に徐々に添加して、Mn+4ドープ蛍光体を含む液体生成物を形成するステップと、
    反応器内の液体生成物の体積を一定に保ったまま、反応器から液体生成物を徐々に排出するステップと、
    Mn+4ドープ蛍光体を液体生成物から単離するステップと、
    Mn+4ドープ蛍光体を昇温下でフッ素ガスと接触させ、式Iの色安定Mn4+ドープ蛍光体を形成するステップと
    を含む方法。
  19. Aの原料を含む第3の供給液を反応器に添加するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 請求項18に記載の方法で調製された式Iの色安定Mn+4ドープ蛍光体。
  21. 請求項20に記載の色安定Mn+4ドープ蛍光体を備える照明装置(10)。
  22. 請求項20に記載の色安定Mn+4ドープ蛍光体を備えるバックライト装置。
  23. 次の式IのMn+4ドープ蛍光体の調製方法であって、
    x[MFy]:Mn+4
    (式中、
    AはLi、Na、K、Rb、Cs又はそれらの組合せであり、
    MはSi、Ge、Sn、Ti、Zr、Al、Ga、In、Sc、Y、La、Nb、Ta、Bi、Gd又はそれらの組合せであり、
    xは[MFy]イオンの電荷の絶対値であり、
    yは、5、6又は7である。)
    Mの原料及びHFを含む第1の溶液並びにMnの原料を含む第2の溶液を、Aの原料の存在下で反応器に徐々に添加して、Mn+4ドープ蛍光体を含む液体生成物を形成するステップと、
    反応器から液体生成物を徐々に排出するステップと
    を含んでいて、液体生成物の少なくとも一部を排出するステップが、第1の溶液及び第2の溶液の添加と同時に行われる、方法。
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