JP2018206950A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2018206950A
JP2018206950A JP2017110925A JP2017110925A JP2018206950A JP 2018206950 A JP2018206950 A JP 2018206950A JP 2017110925 A JP2017110925 A JP 2017110925A JP 2017110925 A JP2017110925 A JP 2017110925A JP 2018206950 A JP2018206950 A JP 2018206950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic layer
insulating layer
coil
external electrode
coil component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017110925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6673298B2 (ja
Inventor
耕平 松浦
Kohei Matsuura
耕平 松浦
守裕 ▲浜▼野
守裕 ▲浜▼野
Morihiro Hamano
慶一 都築
Keiichi Tsuzuki
慶一 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2017110925A priority Critical patent/JP6673298B2/ja
Priority to CN202110275644.1A priority patent/CN113096917B/zh
Priority to CN201820261002.XU priority patent/CN208157196U/zh
Priority to CN201810151805.4A priority patent/CN108987036B/zh
Priority to US15/991,913 priority patent/US11094444B2/en
Publication of JP2018206950A publication Critical patent/JP2018206950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6673298B2 publication Critical patent/JP6673298B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/06Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • H01F27/292Surface mounted devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F2017/0066Printed inductances with a magnetic layer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F2017/0093Common mode choke coil
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

【課題】外部電極と積層体との間の固着力が向上した信頼性の高いコイル部品を提供する。
【解決手段】積層体2と、積層体2の内部に設けられたコイルと、積層体2の表面に設けられた2以上の外部電極4a〜4dとを備えるコイル部品1であって、積層体2は、第1磁性層22と、第1磁性層22の上に積層された絶縁層21と、絶縁層21の上に積層された第2磁性層23とを含む。コイルは、その両端において積層体2の表面に引き出されて外部電極4a〜4dのいずれか1つと接続する引出部を有する。外部電極4a〜4dは、各々、第1磁性層22、絶縁層21および第2磁性層23の表面にわたって存在し、外部電極4a〜4dの少なくとも1つは、絶縁層21と接する部分の幅が、第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅より大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、コモンモードチョークコイル等のコイル部品に関する。
従来、コイル部品としては、特開2007−81228号公報(特許文献1)および特開2016−178140号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
特許文献1には、直方体形状を有する素体と、素体の表面に形成された少なくとも4つの外部電極とを備え、他の部品に実装される表面実装型電子部品アレイであって、素体は、他の部品に対する実装面を構成する第1面と、第1面に隣り合う4つの第2面と、第1面に対向すると共に各第2面に隣り合う第3面とを有し、外部電極は、第1面に形成された第1電極部と、第1電極部と繋がるように第2面に形成され、第2面と第3面との角部まで延びている第2電極部とを有し、第3面には、外部電極が実質的に形成されていないことを特徴とする表面実装型電子部品アレイが記載されている。
特許文献2には、複数の絶縁体層が積層された積層体と、積層体の内部に設けられた三つのコイル導体と、積層体に設けられコイル導体と接続された外部電極とを備え、三つのコイル導体はそれぞれ渦巻き状で1ターン以上に設けられ、その巻回軸と直交する面の外形形状が長辺と短辺からなる矩形状に形成されるとともに、一つの絶縁体層上に設けられており、三つのコイル導体の内、二つのコイル導体の長辺を対向させ、この二つのコイル導体それぞれの短辺と他のコイル導体の長辺とを対向させて配置されていることを特徴とするコモンモードノイズフィルタが記載されている。
特開2007−81228号公報 特開2016−178140号公報
コイル部品等の電子部品の小型化に伴い、電子部品が備える外部電極のサイズが小さくなる傾向にある。しかし、外部電極のサイズが小さくなると、外部電極と積層体との間の固着力が弱まる傾向にある。そのため、機械的ストレスが加わったときに外部電極が積層体から剥がれてしまうおそれがある。
そこで、本発明の課題は、外部電極と積層体との間の固着力が向上した信頼性の高いコイル部品を提供することにある。
上述の課題を解決するため、本発明に係るコイル部品は、
積層体と、
積層体の内部に設けられたコイルと、
積層体の表面に設けられた2以上の外部電極と
を備え、
積層体は、第1磁性層と、第1磁性層の上に積層された絶縁層と、絶縁層の上に積層された第2磁性層とを含み、
コイルはその両端において積層体の表面に引き出されて外部電極のいずれか1つと接続する引出部を有し、
外部電極は各々、第1磁性層、絶縁層および第2磁性層の表面にわたって存在し、
外部電極の少なくとも1つは、絶縁層と接する部分の幅が、第1磁性層および第2磁性層と接する部分の幅より大きい。
本発明に係るコイル部品によれば、外部電極の少なくとも1つは、絶縁層と接する部分の幅が第1磁性層および第2磁性層と接する部分の幅より大きい。そのため、外部電極と積層体との間の固着力が向上し、外部電極の剥がれを防止し得るので、コイル部品の信頼性を高めることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、絶縁層が、ガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む。
上述の実施形態によれば、外部電極がガラスを含む場合に、外部電極中のガラス成分と絶縁層中のガラス成分との相互作用により、外部電極と積層体との間の固着力をより強固なものとすることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、外部電極がガラスを含む。
上述の実施形態によれば、絶縁層がガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む場合に、外部電極中のガラス成分と絶縁層中のガラス成分との相互作用により、外部電極と積層体との間の固着力をより強固なものとすることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、第1磁性層および第2磁性層がフェライトを含む。
上述の実施形態によれば、コイル部品1の特性、例えばインダクタンス値や直流重畳特性等を向上させることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、積層体の一の表面に複数の外部電極が互いに隣り合って存在する。
上述の実施形態によれば、第1磁性層および第2磁性層と接する部分において、隣り合う外部電極間の距離を大きくすることができる。そのため、ショート不良発生のリスクを低減することができ、コイル部品の電気的信頼性を高くすることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、コイルは、その両端において、絶縁層の表面に引き出されて外部電極のいずれか1つと接続する引出部を有する。
上述の実施形態によれば、絶縁層の表面に引き出されたコイルの引出部は、外部電極の幅広の部分と接続することになる。そのため、コイルの引出部の露出不良の発生率を低減することができる。
また、コイル部品の一実施形態では、積層体は、第1磁性層の下に積層された第1最端絶縁層と、第2磁性層の上に積層された第2最端磁性層とを更に含む。このとき、外部電極は各々、第1最端絶縁層、第1磁性層、絶縁層、第2磁性層および第2最端絶縁層の表面にわたって存在し、第1最端絶縁層および第2最端絶縁層は、ガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む。
上述の実施形態によれば、外部電極がガラスを含む場合に、外部電極中のガラス成分と、第1最端絶縁層および第2最端絶縁層中のガラス成分との相互作用により、外部電極と積層体との固着力をより強固にすることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、外部電極の少なくとも1つは、第1最端絶縁層および第2最端絶縁層と接する部分の幅が、第1磁性層および第2磁性層と接する部分の幅より大きい。
上述の実施形態によれば、最端絶縁層および第2最端絶縁層と接する部分における外部電極の幅が大きいことにより、外部電極と第1最端絶縁層および第2最端絶縁層との間の固着力をより強固なものとすることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、積層体の中心を通り、かつ外部電極の少なくとも1つが設けられた表面に対して垂直および/または平行な断面において、積層体の積層方向に垂直な方向における絶縁層の幅が第1磁性層および第2磁性層の幅より小さい。
上述の実施形態によれば、外部電極と絶縁層との間の接触面積をより大きくすることができる。その結果、外部電極と積層体との固着力をより強固なものとすることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、積層体の中心を通り、かつ積層体の積層方向に対して垂直な断面において、外部電極のいずれか1つと接する第1辺と第1辺に隣接する第2辺とがなす角の曲率半径をRとし、第1辺に対して平行な方向における、第2辺からの外部電極の最短距離をLとしたとき、
0≦L<R
を満たす。
上述の実施形態によれば、外部電極と積層体との間の接触面積を大きくすることができ、その結果、外部電極と積層体との間の固着力をより強固なものとすることができる。
また、コイル部品の一実施形態では、上述のRの値は0.01mm以上であり、第1辺の長さに対するRの割合は9%以下である。
上述の実施形態によれば、外部電極と積層体との間の接触面積を更に大きくすることができ、外部電極と積層体との間の固着力を更に向上させることができる。
本発明に係るコイル部品によれば、外部電極の少なくとも1つは、絶縁層と接する部分の幅が第1磁性層および第2磁性層と接する部分の幅より大きいので、外部電極と積層体との間の固着力が向上し、外部電極の剥がれを防止し得るので、コイル部品の信頼性を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係るコイル部品を示す斜視図である。 コイル部品のXZ断面図である。 コイル部品の一部端面図である。 コイル部品の一部断面図である。 コイル部品の一部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコイル部品を示すXZ断面図である。 コイル部品の一部端面図である。 本発明の第3実施形態に係るコイル部品を示すXZ断面図である。 本発明の第4実施形態に係るコイル部品を示す斜視図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。ただし、本発明に係るコイル部品および各構成要素の形状および配置等は、以下に説明する実施形態および図示される構成に限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るコイル部品を示す斜視図である。図2Aは、コイル部品のXZ断面図である。図2Bは、コイル部品の一部端面図である。図3および図4は、コイル部品の一部断面図である。図1〜4に示すように、コイル部品1は、積層体2と、積層体2の内部に設けられたコイル(図2Aに示す一次コイル3aおよび二次コイル3cを含む)と、積層体2の表面に設けられた2以上の外部電極(4aおよび4b)とを備える。
コイル部品1は、コモンモードチョークコイル、インダクタ素子、またはコイルとコンデンサとで構成されるLC複合部品等であってよい。
積層体2は、第1磁性層22と、第1磁性層22の上に積層された絶縁層21と、絶縁層21の上に積層された第2磁性層23とを含む。換言すれば、積層体2は、絶縁層21と、絶縁層21を上下に挟む第1磁性層22および第2磁性層23とを含む。
絶縁層21は、例えば、樹脂材、ガラス材、ガラスセラミックス等の絶縁性材料で構成される。好ましくは、絶縁層21は、ガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む。ガラスは、例えば、アルカリホウケイ酸ガラスであってよい。ガラスとフェライトの複合材料は、例えば、アルカリホウケイ酸ガラスとNi−Cu−Zn系フェライトの複合材料であってよい。絶縁層21がこのようなガラス成分を含む場合、後述するように外部電極と積層体との間の固着力を高めることができる。
第1磁性層22および第2磁性層23は、酸化物磁性体材料で構成される。好ましくは、第1磁性層および第2磁性層はフェライトを含む。フェライトは、例えば、Ni−Cu−Zn系フェライトであってよい。第1磁性層22および第2磁性層23が磁性体材料を含むことにより、コイル部品1の特性(インダクタンス値や直流重畳特性等)を向上させることができる。なお、第1磁性層22と第2磁性層23とは、同一の組成を有してよく、互いに異なる組成を有してもよい。
積層体2は、略直方体状に形成されている。積層体2の角は丸みを帯びていてよい。積層体2の積層方向をZ軸方向と定義し、積層体2の長辺に沿った方向をX軸方向と定義し、積層体2の短辺に沿った方向をY軸方向と定義する。X軸とY軸とZ軸とは互いに直交している。図中上側をZ軸方向の上方向とし、図中下側をZ軸方向の下方向とする。
コイル部品1は、内部導体としてコイルを備える。図2Aに示すコイル部品1は、一次コイル3aおよび二次コイル3cの2つのコイルを備える。尤も、本発明に係るコイル部品は2つのコイルを備える構成に限定されるものではなく、コイルを1つのみ備えてよく、3以上のコイルを備えてもよい。
一次コイル3aおよび二次コイル3cを含むコイルは、積層体2の絶縁層21の内部に配置される。一次コイル3aおよび二次コイル3cは、積層体の積層方向に順に設けられて、コモンモードチョークコイルを構成する。一次コイル3aおよび二次コイル3cを含むコイルは、例えばAg、Ag−Pd、Cu、Ni等の導電性材料で構成される。コイルは、Al等の金属酸化物を更に含んでもよい。
一次コイル3aおよび二次コイル3cは、上方からみて同一方向に螺旋状に巻き回されたスパイラルパターンを有する。一次コイル3aおよび二次コイル3cを含むコイルは、その両端において、積層体2の表面に引き出されて外部電極のいずれか1つと接続する引出部を有する。具体的には、一次コイル3aの螺旋状の外周側の一端は、積層体2の表面に引き出された引出部を有し、一次コイル3aの螺旋状の中心の他端はパッド部を有する。一次コイル3aのパッド部は、絶縁層21の内部に設けられたビア導体を介してもう一方の引出部(図2Aにおいて符号3bで示す)に電気的に接続され、引出部3bは積層体2の表面に引き出される。同様に、二次コイル3cの螺旋状の外周側の一端は、積層体2の表面に引き出された引出部を有し、二次コイル3cの螺旋状の中心の他端はパッド部を有する。二次コイル3cのパッド部は、絶縁層21の内部に設けられたビア導体を介してもう一方の引出部(図2Aにおいて符号3dで示す)に電気的に接続され、引出部3dは積層体2の表面に引き出される。
図1に示すコイル部品1は、第1外部電極4a、第2外部電極4b、第3外部電極4cおよび第4外部電極4dを備える。尤も、外部電極の数は内部導体の数に応じて変化し得、コイル部品は外部電極を2つ(すなわち1対)のみ備えてよく、3以上、例えば6(3対)以上の外部電極を備えてもよい。
上述したコイルは、その両端において積層体の表面に引き出されて外部電極のいずれか1つと接続する引出部を有する。図2Aに示すコイル部品1において、一次コイル3aは、その一端において積層体2の表面に引き出されて第1外部電極4aと接続する引出部を有し、かつ他端において積層体2の表面に引き出されて第2外部電極4bと接続する引出部3bを有する。同様に、二次コイル3cは、その一端において積層体2の表面に引き出されて第3外部電極4cと接続する引出部を有し、かつ他端において積層体2の表面に引き出されて第4外部電極4dと接続する引出部3dを有する。
コイルは、その両端において絶縁層21の表面に引き出されて外部電極のいずれか1つと接続する引出部を有することが好ましい。図2Aに示すコイル部品1においては、一次コイル3aおよび二次コイル3cは、その両端において絶縁層21の表面に引き出されて第1外部電極4a、第2外部電極4b、第3外部電極4cおよび第4外部電極4dと接続する。外部電極の絶縁層21と接する部分の幅は第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅より大きいので、絶縁層21の表面に引き出されたコイルの引出部は、外部電極の幅広の部分と接続することになる。その結果、コイルの引出部の露出不良の発生率を低減することができる。
外部電極は各々、第1磁性層22、絶縁層21および第2磁性層23の表面にわたって存在する。図1に示すコイル部品1において、第1外部電極4aおよび第3外部電極4cは、積層体2のYZ平面に平行な一の端面に形成される。第2外部電極4bおよび第4外部電極4dは、第1外部電極4aおよび第3外部電極4cが形成された端面に対向する端面に形成される。第1〜第4外部電極4a〜4dは、図1に示すようにコ字型に積層体2の上下に延在してよい。
外部電極の少なくとも1つは、絶縁層21と接する部分の幅が、第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅より大きい。図1に示すコイル部品1において、第1外部電極4a、第2外部電極4b、第3外部電極4cおよび第4外部電極4dはいずれも、絶縁層21と接する部分の幅が、第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅より大きい(図2B)。このように、少なくとも1つの外部電極の幅を部分的に大きくすることにより、外部電極の幅が一定である特許文献1および2に記載のコイル部品と比較して、外部電極と積層体との固着力を強くすることができる。その結果、コイル部品に機械的ストレスが加えられたときに外部電極が積層体から剥離するのを抑制することができる。なお、本明細書において、外部電極の「幅」は積層体2の積層方向に対して垂直、かつ外部電極が設けられた積層体2の表面に対して平行な方向(Y方向)における幅を意味する。
外部電極は、Ag、Ag−Pd、Cu、Ni等の導電性材料で構成される。さらに、外部電極は、アルカリホウケイ酸ガラス等のガラスを含むことが好ましい。外部電極がガラスを含み、かつ絶縁層21がガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む場合、外部電極に含まれるガラス成分と絶縁層21に含まれるガラス成分との相互作用により、外部電極と積層体との固着力が更に向上し得る。外部電極の絶縁層21と接する部分の幅が第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅より大きいことにより、外部電極中のガラス成分と絶縁層21中のガラス成分との相互作用による固着力向上の効果はより一層顕著なものとなる。
コイル部品1は、積層体2の一の表面に複数の外部電極が互いに隣り合って存在してよい。図1に示すコイル部品1において、積層体2の一の端面に第1外部電極4aおよび第3外部電極4cが互いに隣り合って存在している。この第1外部電極4aおよび第3外部電極4cが設けられた端面に対向する積層体2の端面において、第2外部電極4bおよび第4外部電極4dが互いに隣り合って存在している。上述したように、外部電極の絶縁層21と接する部分の幅が第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅より大きいことにより、外部電極と積層体との固着力が向上し得る。一方、外部電極の第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅は、絶縁層21と接する部分の幅より小さいので、第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分において、隣り合う外部電極間の距離を大きくすることができる。一般に、フェライト等の磁性体材料は、ガラス等の絶縁性材料と比較して導電率が高い傾向にある。そのため、第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分において、隣り合う外部電極間の距離が大きいと、ショート不良発生のリスクを低減することができ、コイル部品の電気的信頼性を高くすることができる。
図3および4に示すように、積層体2の中心を通り、かつ積層体2の積層方向に対して垂直な断面(XY断面)において、外部電極のいずれか1つ(例えば第1外部電極4a)と接する第1辺とその第1辺に隣接する第2辺とがなす角の曲率半径をRとし、第1辺に対して平行な方向における、第2辺からの前記外部電極の最短距離をLとする。このとき、RおよびLは下記式:
0≦L<R
を満たすことが好ましい(図4)。RおよびLが上記式を満たす場合、Rの値がLより小さい場合(図3)と比較して、外部電極と積層体との間の接触面積が大きくなり、外部電極と積層体との間の固着力がより一層大きくなる。この効果は、外部電極および絶縁層がガラス成分を含む場合により一層顕著となる。また、コイル部品を小型化するにしたがって外部電極サイズは小さくなる傾向にあり、外部電極を複数設ける場合には外部電極のサイズは更に小さくなる。上記式を満たすようにRおよびLの値を設定することにより、外部電極のサイズが小さい場合であっても、外部電極と積層体との間の固着力を高くすることができる。
Rの値は、0.01mm以上であることが好ましい。また、積層体2のXY断面の第1辺の長さに対するRの割合は9%以下であることが好ましい。なお、第1辺の長さは、図3に示すように、第1辺に隣接する第2辺と、第2辺に対向する第3辺との間の距離を意味するものとする。Rの値が上述の範囲内であると、外部電極と積層体との間の接触面積をより大きくすることができ、外部電極と積層体との間の固着力を更に向上させることができる。
RおよびLの値は、積層体2の積層方向の高さの1/2の位置において積層方向に対して垂直に切った断面について、測定顕微鏡やデジタルマイクロスコープ等を用いて測定することができる。また、XY断面における第1辺の長さはマイクロメーターを用いて測定することができる。
次に、コイル部品1の製造方法について説明する。
アルカリホウケイ酸ガラス等のガラスまたはアルカリホウケイ酸ガラス等のガラスとNi−Cu−Zn系フェライト等のフェライトの複合材料を含む絶縁体シートの上にコイルを形成する。コイルの形成方法は特に限定されるものではなく、例えば、めっきまたはスクリーン印刷であってよい。コイルの形成に用いる導電性材料はAg、Ag−Pd、Cu、Ni等であってよく、Al等の金属酸化物を更に含んでもよい。
上述の絶縁体シートには、積層したときに導電性材料が別の層と接続して、コモンモードチョークコイル、インダクタ素子またはLC複合部品等のコイル部品として機能するように、適宜レーザー加工などの工法によりビアホールを空けておき、このビアホールに導電性材料を充填してビア導体を形成しておく。これらの絶縁体シートを積層し、上下方向からさらに、Ni−Cu−Zn系フェライト等の磁性体材料を含む第1磁性層および第2磁性層で挟む。こうして得られた積層体を静水圧プレスなどの工法により圧着し、所定の形状にカットしてチップ状の積層体を形成する。このチップ状の積層体を焼成し、焼成後のチップをバレル処理して、積層体表面のバリを取り除く。
積層体の表面に外部電極ペーストを塗布して、2以上の外部電極に対応する外部電極パターンを形成する。絶縁層の部分における外部電極パターンの幅が、第1磁性層および第2磁性層における幅よりも大きくなるように外部電極ペーストを塗布する。このようにパターン形成された外部電極ペーストを焼付け処理することにより、外部電極を形成する。外部電極にめっき処理を施してよい。このようにして、本実施形態に係るコイル部品を得ることができる。
(第2実施形態)
図5Aは、本発明の第2実施形態に係るコイル部品を示すXZ断面図である。図5Bは、コイル部品の一部端面図である。第2実施形態は、第1実施形態とは、積層体が第1最端絶縁層および第2最端絶縁層をさらに含む点で相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一の符号は第1実施形態と同じ構成を指すので、その説明は省略する。
図5Aおよび図5Bに示すように、第2実施形態に係るコイル部品1Aにおいて、積層体2は、第1磁性層22の下に積層された第1最端絶縁層24と、第2磁性層23の上に積層された第2最端絶縁層25とを更に含んでよい。この場合、外部電極は各々、第1最端絶縁層24、第1磁性層22、絶縁層21、第2磁性層23および第2最端絶縁層25の表面にわたって存在する。第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25は、ガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含むことが好ましい。外部電極がガラスを含み、かつ第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25がガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む場合、外部電極に含まれるガラス成分と、第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25に含まれるガラス成分との相互作用により、外部電極と積層体との固着力が更に向上し得る。
外部電極の少なくとも1つは、第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25と接する部分の幅が、第1磁性層22および第2磁性層23と接する部分の幅より大きいことが好ましい。第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25と接する部分の幅が大きいことにより、外部電極と第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25との間の固着力をより一層強固なものとすることができ、外部電極の積層体2からの剥離を抑制する効果がより一層顕著なものとなる。
第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25に含まれ得るガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料は、絶縁層21に含まれ得るものと同様のものであってよい。第1最端絶縁層24および第2最端絶縁層25は、絶縁層21と同様の組成を有してよく、互いに異なる組成を有してもよい。また、第1最端絶縁層24と第2最端絶縁層25とは同様の組成を有してよく、互いに異なる組成を有してもよい。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係るコイル部品を示すXZ断面図である。第3実施形態は、第1実施形態とは、積層体の形状が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と同一の符号は第1実施形態と同じ構成を指すので、その説明は省略する。
図6に例示的に示すように、第3実施形態に係るコイル部品1Bにおいて、積層体2の中心を通り、かつ外部電極の少なくとも1つが設けられた表面に対して垂直および/または平行な断面(XZ断面およびYZ断面)において、積層体2の積層方向に垂直な方向における絶縁層21の幅が第1磁性層22および第2磁性層23の幅より小さいことが好ましい。より具体的には、図6に示すコイル部品1Bにおいて、積層体のXZ断面における積層体2の積層方向に垂直な方向(X方向)における絶縁層21の幅は、第1磁性層22および第2磁性層23の幅より小さい。外部電極の幅が同一である場合、第3実施形態に係るコイル部品1Bにおける外部電極と絶縁層21との間の接触面積は、上述した第1実施形態および第2実施形態に係るコイル部品1および1Aにおける外部電極と絶縁層21との間の接触面積より大きくなる。その結果、外部電極と積層体2との固着力をより一層強固なものとすることができる。
第3実施形態に係る積層体2の形状は、積層体2をバレル処理する際の処理時間、バレルメディア径、バレル回転速さ等を適宜調節することにより形成することができる。
なお、図6に示すコイル部品1Bにおいて、積層体2は、絶縁層21、第1磁性層22および第2磁性層23の3層で構成されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、積層体2が第1最端絶縁層24、第1磁性層22、絶縁層21、第2磁性層23および第2最端絶縁層25の5層で構成され、かつ積層体2の積層方向に垂直な方向における絶縁層21の幅が第1磁性層22および第2磁性層23の幅より小さくてもよい。なお、本明細書において、絶縁層21、第1磁性層22および第2磁性層23の「幅」は、各々の層の幅の最小値を意味するものとする。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態に係るコイル部品を示す斜視図である。第4実施形態は、第1実施形態とは、外部電極の数が相違し、更に第1最端絶縁層および第2最端絶縁層を含む点で相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第4実施形態において、第1〜第3実施形態と同一の符号は第1〜第3実施形態と同じ構成を指すので、その説明は省略する。
図7に示すように、第4実施形態に係るコイル部品1Cは、第1外部電極4a、第2外部電極4b、第3外部電極4c、第4外部電極4d、第5外部電極4eおよび第6外部電極4fを備える。これらの外部電極は各々、第1最端絶縁層24、第1磁性層22、絶縁層21、第2磁性層23および第2最端絶縁層25の表面にわたって存在する。図7に示すコイル部品1Cにおいて、第1外部電極4a、第3外部電極4cおよび第5外部電極4eは、積層体2のYZ平面に平行な一の端面に形成される。第2外部電極4b、第4外部電極4dおよび第6外部電極4fは、第1外部電極4a、第3外部電極4cおよび第5外部電極4eが形成された端面に対向する端面に形成される。第1〜第6外部電極4a〜4fは、図7に示すようにコ字型に積層体2の上下に延在してよい。
コイル部品全体のサイズが同じである場合、6つの外部電極を備える第4実施形態に係るコイル部品1Cにおける外部電極の幅は、4つの外部電極を備える第1実施形態に係るコイル部品1における外部電極の幅よりも小さくなる傾向にある。しかし、本発明に係るコイル部品は、上述したように外部電極と積層体との固着力を強固なものとし、積層体からの外部電極の剥離を防止することができる。したがって、外部電極のサイズ(幅)が小さい場合であっても、外部電極と積層体との間の固着力が向上した信頼性の高いコイル部品を得ることができる。
本発明に係るコイル部品は、外部電極と積層体との間の固着力が向上し、高い信頼性を有するので、パソコン、DVDプレーヤー、デジカメ、TV、携帯電話、カーエレクトロニクス等の種々の電子機器に使用することができる。
1、1A、1B、1C コイル部品
2 積層体
21 絶縁層
22 第1磁性層
23 第2磁性層
24 第1最端絶縁層
25 第2最端絶縁層
3a 一次コイル(コイル)
3b 一次コイルの引出部
3c 二次コイル(コイル)
3d 二次コイルの引出部
4、4a、4b、4c、4d、4e、4f 外部電極

Claims (11)

  1. 積層体と、
    前記積層体の内部に設けられたコイルと、
    前記積層体の表面に設けられた2以上の外部電極と
    を備えるコイル部品であって、
    前記積層体は、第1磁性層と、前記第1磁性層の上に積層された絶縁層と、前記絶縁層の上に積層された第2磁性層とを含み、
    前記コイルはその両端において前記積層体の表面に引き出されて前記外部電極のいずれか1つと接続する引出部を有し、
    前記外部電極は各々、前記第1磁性層、前記絶縁層および前記第2磁性層の表面にわたって存在し、
    前記外部電極の少なくとも1つは、前記絶縁層と接する部分の幅が、前記第1磁性層および前記第2磁性層と接する部分の幅より大きい、コイル部品。
  2. 前記絶縁層が、ガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記外部電極がガラスを含む、請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1磁性層および前記第2磁性層がフェライトを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコイル部品。
  5. 前記積層体の一の表面に複数の前記外部電極が互いに隣り合って存在する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコイル部品。
  6. 前記コイルはその両端において前記絶縁層の表面に引き出されて前記外部電極のいずれか1つと接続する引出部を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のコイル部品。
  7. 前記積層体は、前記第1磁性層の下に積層された第1最端絶縁層と、前記第2磁性層の上に積層された第2最端磁性層とを更に含み、
    前記外部電極は各々、前記第1最端絶縁層、前記第1磁性層、前記絶縁層、前記第2磁性層および前記第2最端絶縁層の表面にわたって存在し、
    前記第1最端絶縁層および前記第2最端絶縁層は、ガラスおよび/またはガラスとフェライトの複合材料を含む、請求項3および請求項3を引用する請求項4〜6のいずれか1項に記載のコイル部品。
  8. 前記外部電極の少なくとも1つは、前記第1最端絶縁層および前記第2最端絶縁層と接する部分の幅が、前記第1磁性層および前記第2磁性層と接する部分の幅より大きい、請求項7に記載のコイル部品。
  9. 前記積層体の中心を通り、かつ前記外部電極の少なくとも1つが設けられた表面に対して垂直および/または平行な断面において、前記積層体の積層方向に垂直な方向における前記絶縁層の幅が前記第1磁性層および前記第2磁性層の幅より小さい、請求項1〜8のいずれか1項に記載のコイル部品。
  10. 前記積層体の中心を通り、かつ前記積層体の積層方向に対して垂直な断面において、
    前記外部電極のいずれか1つと接する第1辺と該第1辺に隣接する第2辺とがなす角の曲率半径をRとし、
    前記第1辺に対して平行な方向における、前記第2辺からの前記外部電極の最短距離をLとしたとき、
    0≦L<R
    を満たす、請求項1〜9のいずれか1項に記載のコイル部品。
  11. 前記Rの値が0.01mm以上であり、前記第1辺の長さに対する前記Rの割合が9%以下である、請求項10に記載のコイル部品。
JP2017110925A 2017-06-05 2017-06-05 コイル部品 Active JP6673298B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017110925A JP6673298B2 (ja) 2017-06-05 2017-06-05 コイル部品
CN202110275644.1A CN113096917B (zh) 2017-06-05 2018-02-14 线圈部件
CN201820261002.XU CN208157196U (zh) 2017-06-05 2018-02-14 线圈部件
CN201810151805.4A CN108987036B (zh) 2017-06-05 2018-02-14 线圈部件
US15/991,913 US11094444B2 (en) 2017-06-05 2018-05-29 Coil component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017110925A JP6673298B2 (ja) 2017-06-05 2017-06-05 コイル部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018206950A true JP2018206950A (ja) 2018-12-27
JP6673298B2 JP6673298B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=64382689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017110925A Active JP6673298B2 (ja) 2017-06-05 2017-06-05 コイル部品

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11094444B2 (ja)
JP (1) JP6673298B2 (ja)
CN (3) CN113096917B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020184570A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 Tdk株式会社 積層コイル部品
JP2021086981A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社村田製作所 コイル部品

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7143817B2 (ja) * 2019-05-24 2022-09-29 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2021097080A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社村田製作所 積層型コイル部品

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0660131U (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 ティーディーケイ株式会社 外部電極構造
JPH0883863A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Murata Mfg Co Ltd 電子部品アレイ
JP2004259991A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Kyocera Corp 積層セラミック部品
JP2005203629A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JP2005217268A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Tdk Corp 電子部品
JP2006319009A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd コモンモードノイズフィルタ
JP2012079870A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Tdk Corp 電子部品
JP2013183009A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Tdk Corp 積層型コイル部品

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0660131A (ja) * 1992-08-07 1994-03-04 Hitachi Ltd 図形データ変換方式
JP2004311828A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Mitsubishi Materials Corp 積層型コモンモードチョークコイル及びその製造方法
JP4433956B2 (ja) * 2004-09-14 2010-03-17 三菱マテリアル株式会社 積層型コモンモードチョークコイルアレイ及びその製造方法
JP4823623B2 (ja) 2005-09-15 2011-11-24 Tdk株式会社 表面実装型電子部品アレイ
JP5073373B2 (ja) * 2007-06-08 2012-11-14 Tdk株式会社 コモンモードチョークコイル
KR101646801B1 (ko) * 2008-10-14 2016-08-08 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 세라믹 적층 부품과 그 제조 방법
JP6167294B2 (ja) * 2012-10-10 2017-07-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 コイル部品
JP6427765B2 (ja) 2015-03-19 2018-11-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 コモンモードノイズフィルタ

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0660131U (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 ティーディーケイ株式会社 外部電極構造
JPH0883863A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Murata Mfg Co Ltd 電子部品アレイ
JP2004259991A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Kyocera Corp 積層セラミック部品
JP2005203629A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JP2005217268A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Tdk Corp 電子部品
US20050181684A1 (en) * 2004-01-30 2005-08-18 Tdk Corporation Electronic component
JP2006319009A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd コモンモードノイズフィルタ
US20090003191A1 (en) * 2005-05-11 2009-01-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Common Mode Noise Filter
JP2012079870A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Tdk Corp 電子部品
JP2013183009A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Tdk Corp 積層型コイル部品

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020184570A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 Tdk株式会社 積層コイル部品
JP7302265B2 (ja) 2019-05-07 2023-07-04 Tdk株式会社 積層コイル部品
JP2021086981A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社村田製作所 コイル部品
JP7099434B2 (ja) 2019-11-29 2022-07-12 株式会社村田製作所 コイル部品

Also Published As

Publication number Publication date
CN113096917A (zh) 2021-07-09
CN208157196U (zh) 2018-11-27
US20180350500A1 (en) 2018-12-06
CN113096917B (zh) 2022-10-28
CN108987036B (zh) 2021-03-26
US11094444B2 (en) 2021-08-17
CN108987036A (zh) 2018-12-11
JP6673298B2 (ja) 2020-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108109807B (zh) 电子部件
KR101670184B1 (ko) 적층 전자부품 및 그 제조방법
KR102105389B1 (ko) 적층 전자부품
US9251943B2 (en) Multilayer type inductor and method of manufacturing the same
CN106877835B (zh) 电子部件
US20160078997A1 (en) Inductor array chip and board having the same
US10629365B2 (en) Inductor array component and board for mounting the same
WO2014171140A1 (ja) コモンモードノイズフィルタおよびその製造方法
JP6799429B2 (ja) 回路基板に表面実装される電子部品
JP2015050452A (ja) 基板内蔵用積層セラミック電子部品及び積層セラミック電子部品内蔵型印刷回路基板
JP2006032430A (ja) コイル部品
JP6673298B2 (ja) コイル部品
JP2019176109A (ja) 受動部品及び電子機器
JP2008078622A (ja) 積層コンデンサ、回路基板及び回路モジュール
JP2019207915A (ja) コイル部品及び電子機器
JP6720945B2 (ja) コイル部品
CN216957629U (zh) 高频电感器部件
CN113393997B (zh) 层叠线圈部件
KR20150089211A (ko) 칩형 코일 부품
CN113903546A (zh) 层叠线圈部件
JP2021125651A (ja) コイル部品
JP7464029B2 (ja) インダクタ部品
KR20130112241A (ko) 적층형 인덕터
JP2012151243A (ja) 多層セラミック基板
JP5929524B2 (ja) 積層コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6673298

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150