JP2018206501A - 側面視略l字の筒状のハウジングを備えるケーブルコネクタ - Google Patents

側面視略l字の筒状のハウジングを備えるケーブルコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】側面視略L字の筒状のハウジングに対するケーブルの出し入れを容易にし、例えば、ハウジングに貫通させたケーブルを略直角に折れ曲がった部分を通じて出し入れするといった作業を容易に行うことができるケーブルコネクタを提供する。【解決手段】挿通口を通じてケーブルを挿通させることができる側面視略L字の筒状のハウジングを備える。このハウジングは、ケーブルの長さ方向に沿って挿通口から連続した状態でハウジングの外部に延びるケーブル支持部を有する。ケーブル支持部は、ケーブルの断面方向にて開放されている。【選択図】図4

Description

本発明は、ケーブルコネクタ、特に、側面視略L字の筒状のハウジングを備えたケーブルコネクタに関する。
特許文献1(特許第5937046号)に、このタイプのケーブルコネクタの一例が示されている。このケーブルコネクタは、側面視略L字、換言すれば、略直角に折れ曲がった側面形状を有するハウジングを有し、ケーブルは、この略直角に折れ曲がった部分に挿通させた状態で使用される。
このようなケーブルコネクタに対するケーブルの取り付け作業では、ケーブルの先端に端子を取り付ける作業が必要となる。この端子の取り付けは、作業効率や作業の不可避性を考慮して、ケーブルをハウジングに貫通させた後に行うこととされている、更に詳細には、ハウジングの略直角に折れ曲がった筒状の本体を通じてケーブルを貫通させ、ケーブルの先端に端子を取り付けた後に、各端子を比較的小さなハウジングユニットに取り付けた後、このハウジングユニットをハウジングに取り付ける、といった手順が踏まれることになる。この場合、ケーブルの先端に端子を取り付けること等を考慮して、ケーブルをハウジングに設けた開口から若干飛出し気味にしておき、全ての作業を終えた後にケーブルをハウジングに戻すことになるが、明らかなように、この作業手順には、ハウジングに貫通させたケーブルを、略直角に折れ曲がった部分を通じて出し入れするといった、必ずしも効率的とは言えない手順が含まれる。
特許第5937046号
本願発明はこのような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、側面視略L字の筒状のハウジングに対するケーブルの出し入れを容易にし、例えば、ハウジングに貫通させたケーブルを略直角に折れ曲がった部分を通じて出し入れするといった作業を容易に行うことができるケーブルコネクタを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様によるケーブルコネクタは、挿通口を通じてケーブルを挿通させることができる側面視略L字の筒状の本体を有するハウジングを備え、前記ハウジングは、前記ケーブルの長さ方向に沿って前記挿通口と連続した状態で前記本体から外部に延びるケーブル支持部を有し、前記ケーブル支持部は、前記ケーブルの断面方向にて開放されている、ことを特徴として有する。
この態様のケーブルコネクタによれば、出し入れが困難な側面視略L字の筒状のハウジングに対するケーブルの出し入れを、開放されたケーブル支持部を利用することにより容易に行うことができる。従って、このケーブルコネクタによれば、例えば、ハウジングにケーブルを貫通させた状態でケーブルの先端側に端子を設ける必要がある場合であっても、端子の取り付け作業が容易となる。
上記態様のケーブルコネクタにおいて、前記ケーブル支持部の開放側を閉じる蓋部材を更に有するのが好ましい。
この態様のケーブルコネクタによれば、蓋部材を設けることにより、開放されたケーブル支持部を閉じて、例えば、ケーブル支持部の強度を高めることができる。
また、上記態様のケーブルコネクタにおいて、前記ケーブル支持部と前記蓋部材は導電性材料で形成されているのが好ましい。
この態様のケーブルコネクタによれば、ケーブル支持部と蓋部材にシールド効果を付加することができる。
更に、上記態様のケーブルコネクタにおいて、前記ケーブル支持部と前記蓋部材を前記断面方向において互いに圧接させる圧接部材を更に有するのが好ましい。
この態様のケーブルコネクタによれば、蓋部材を利用してケーブルを圧接することにより、より強固にケーブルをハウジングに固定することができる。
更にまた、上記態様のケーブルコネクタにおいて、前記ケーブル支持部の一部は、前記挿通口を通じて前記ハウジングの内部と連続状態で設けられているのが好ましい。
この態様のケーブルコネクタによれば、ケーブル支持部をハウジングの内部と連続状態で設けることにより、ケーブルの支持をよりスムーズに行うことができる。
また、上記態様のケーブルコネクタにおいて、前記ケーブル支持部は前記ハウジングと一体成形されているのが好ましい。
この態様のケーブルコネクタによれば、ケーブル支持部をハウジングと一体成形することにより、製造が容易となり、製造コストを削減することができる。
更にまた、上記態様のケーブルコネクタにおいて、前記ハウジングに挿通された前記ケーブルの先端に取り付けられる端子を更に有するのが好ましい。
この態様のケーブルコネクタによれば、ケーブルの先端に端子を設けて、電気コネクタとして使用することもできる。
また、上記態様のケーブルコネクタにおいて、前記ケーブルコネクタは、防水機能を有するものであってもよい。
ハウジングは筒状であるため、密閉構造とするのに適しており、したがって、防水機能を容易に付加することができる。
本発明によれば、側面視略L字の筒状のハウジングに対するケーブルの出し入れを容易にしたケーブルコネクタが提供される。
本発明のケーブルコネクタ装置の斜視図である。 レセプタクルコネクタの分解斜視図である。 図1のIII−III線断面図である。 ハウジングの後方斜視図を、周辺部材である蓋部材とともに示す図である。 組立工程の一例を示す斜視図である。 組立工程の一例を示す一部破断斜視図である。 プラグコネクタの分解斜視図である。
添付図面を参照しつつ、本発明の好適な一つの実施形態によるケーブルコネクタとケーブルコネクタ装置について説明する。尚、ケーブルタイプの電気コネクタを例に挙げて説明するが、本発明は、電気コネクタ以外の様々なタイプのケーブルコネクタ装置に適用され得る。
図1に、本発明のケーブルコネクタ装置1の斜視図を示す。このケーブルコネクタ装置1は、レセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ6から成る。
レセプタクルコネクタ2は、電気ケーブル3の一端に接続され得る、ケーブルコネクタとして使用される。一方、プラグコネクタ6は、螺子92その他を利用してモータその他の装置の筐体(図示されていない)の表面に設置され得る、基板コネクタとして使用される。両者は、嵌合方向(図示矢印「α」方向)に接近させることによって互いに嵌合させることができる。図1は、レセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ6の嵌合前の状態を示したものである。尚、ケーブルを2本用いるタイプを示しているが、ケーブルを1本としてもよいし、3本以上としてもよい。
レセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ6を嵌合させたときに、それらの嵌合状態を維持するため、レセプタクルコネクタ2をプラグコネクタ6に係止させることができる。係止を可能とするため、レセプタクルコネクタ2のハウジング20にアーム部28が、プラグコネクタ6のハウジング60に係止部材64が、それぞれ設けられている。
アーム部28は、貫通穴28cを利用して、ハウジング20の側面中央付近に設けた回転軸22によって軸支されている。アーム部28は、この回転軸22を中心に、図示矢印「Y」方向に略0°〜90°の範囲で回動可能である。図1に示すように略0°の位置にアーム部28が存在するとき、アーム部28に設けた溝28dに、プラグコネクタ6の係止部材64に設けた張出部64aが引っ掛かり、この結果、レセプタクルコネクタ2のアーム部28は、プラグコネクタ6のハウジング60に固定され、レセプタクルコネクタ2はプラグコネクタ6に対して係止される。
図2に、レセプタクルコネクタ2の分解斜視図を示し、更に、図3に、図1のIII−III線断面図を示す。レセプタクルコネクタ2は、略左右対称形状を成しており、主として、アーム部28を設けたハウジング20と、ハウジング20の後側に螺子35等を利用して固定される閉塞部材30と、閉塞部材30の後側に電気ケーブルを固定することができるように取り付けられるクランプ34及びクランプ部材32と、ハウジング20の底側、即ち、レセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ6の嵌合側に設けられる端子構造体39を含む。図4は、ハウジング20の後方斜視図を、周辺部材である蓋部材27とともに示したものである。
ハウジング20は、導電性材料で形成されている。導電性材料で形成することにより、シールド効果を付加することができる。導電材材料としては、金属板であってもよいし、樹脂材料に金属メッキを施してもよい。
ハウジング20は、全体として略箱形状の本体21を有する。本体21には、ケーブルの軸線方向「β」に沿って延びる長さ部分21Bと、長さ部分21Bの前側においてケーブルの断面方向に延びる前壁部分21Aと、長さ部分21Bの後側において幅方向「γ」に広がる拡径部分21Cが含まれ、側面視略L字状に形成されている。垂直部分21Aと長さ部分21Bの間を滑らかな曲面で繋いでいるのは、操作レバー40の回転を考慮したものである。
本体21は、筒状に形成されている。更に言えば、L字の一方の端部23A(図3参照)、更に言えば、拡径部分21Cの後側と、L字の他方の端部23B(図3参照)、更に言えば、前壁部分21Aの底側との間に、ケーブル3(図1参照)を貫通させることができる貫通孔が形成されている。貫通孔の一方の端部23Aは、挿通口25を通じてプラグコネクタ6側に開放され、貫通孔の他方の端部23Bは、開口29(図3参照)によってケーブル3側に開放されている。他方の端部23B側には、端子構造体39が配置される。筒状としたことにより、容易に密閉構造とすることができ、防水機能を付加することができる。
本体ハウジング20の前壁部分21Aに、本体ハウジング20に対するアーム部28の自由な回動を規制する引っ掛け部24が設けられている。アーム部28が、図1に示す略0°の位置に存在するとき、アーム部28の一部(被係止部28b)が引っ掛け部24に引っ掛かり、本体ハウジング20に対するアーム部28の不要な回動を防止することができる。
本体21の拡径部分21Cの後側に、ケーブル3の長さ方向「β」に沿って挿通口25と連続させた状態で、ハウジング20の外部に延びるケーブル支持部26が設けられている。ケーブル支持部26を設けたことにより、ケーブル支持部26によって案内しつつ、本体21の内部へと、ケーブル3を容易に取り込むことができる。ケーブル支持部26の断面は略半円状とされており、その内周面26bは、ケーブルの外周面に合わせて弧状とされている。これにより、ケーブルとの接触面積を増やして、ケーブルをより確実に且つ安定した状態で支持することができる。
ケーブル支持部26は挿通口25から連続した状態で外部に延びていれば足りるが、更に、ケーブル支持部26の一部26aを、挿通口25を通じて本体21の内部と連続状態で設けられているのが好ましい。ケーブル支持部26を、挿通口25の外側だけでなく、本体21の内部から連続した状態で設けることにより、ケーブルの支持をよりスムーズに行うことができる。
ケーブル支持部26の内径は、ケーブルに合わせて略一定とされているが、一方、その外径は、前方から後方に向かって小さくなるように設定されている。このような径の差を利用してテーパーを形成することにより、ケーブル支持部26は、閉塞部材30等と協働して、ケーブルに対する圧接部材としても機能し得る。
ケーブル支持部26は、本体ハウジング20と一体成形されてもよい。一体成形することにより、製造が容易となり、製造コストを削減することができる。但し、必ずしも一体成形する必要はなく、本体ハウジング20とは別体として、本体ハウジング20に対して取り付け、取り外し可能な構造としてもよい。
ケーブル支持部26は、ケーブルの断面方向「α−γ」、例えば、その上側にて、ケーブルがケーブル支持部26に容易にアクセスすることができるように開放されている。この構成によれば、ケーブル支持部26の開放側を通じてケーブルをケーブル支持部26に容易にアクセスさせることができる。
ケーブル支持部26の開放側は、蓋部材27を利用して閉じることができる。図5に、ケーブル支持部26に蓋部材27を取り付けて開放側を閉じた組立工程の一例を斜視図で示す。蓋部材27を設けることにより、レセプタクルコネクタ2への、水、粉塵、その他の汚染物の侵入を効果的に防ぐことができる。また、ケーブル支持部26の強度を高めることができる。
蓋部材27は、鍔部27aと、鍔部27a同士を繋ぐ連結部27bを含む。鍔部27aは、それぞれが略半円状の断面形状を有し、ケーブル支持部26の内周面26bと同様に、ケーブルの形状に適合するよう、鍔部27aの内周面は、ケーブルの外周面に合わせて弧状とされている。
ケーブル支持部26と蓋部材27は、ハウジング20と同様に、導電性材料で形成するのが好ましい。導電性材料で形成することにより、シールド効果を付加することができる。
図3の断面図に示されるように、ケーブル支持部26の開放側を蓋部材27で閉じたとき、鍔部27a及び連結部27bの前面27hは、ハウジング20の拡径部分21Cに設けた環状突出部21fの上側端面21hに突き当てられる。これらケーブル支持部26と蓋部材27を内包させた状態で、ハウジング20に閉塞部材30を取り付ける。閉塞部材30は、矩形の本体30aと、矩形本体30aから後方に延びる2本の筒部30bを含む。矩形本体30aは、その前面30gにて、ハウジング20の拡径部分21Cの後面21eに突き合わされる。矩形本体30aの前面30gには、拡径部分21Cの後面21eとの間にパッキン36を配置する隙間を形成するためのテーパー30hが設けられている。また、筒部30bの先端には、クランプ部材32の所定部分(32c)と適合する切欠30dを有した縁30cが設けられている。
閉塞部材30は、その前面30gにおいて、ハウジング20の後面21eに密着状態で固定され、ケーブルの取出部分を残して、ハウジング20の挿通口25を閉じる。ハウジング20に対しては、矩形本体30aの四隅に設けた螺子穴30d等を利用して固定することができる。矩形本体30aの中央には、ケーブルを挿通させるための貫通穴30eが設けられている。ケーブルは、この貫通穴30eと、閉塞部材30の筒部30bを通じて、外部に取り出される。筒部30bの外周には、クランプ34と螺合させるために螺子が切られている。
防水機能を高めるため、閉塞部材30とハウジング20の間に、パッキン36を設けるのが好ましい。パッキン36は、ハウジング20の拡径部分21Cの後面21eに設けた略楕円状の環状突出部21fに取り付ける。環状突出部21fは、後面21eから後方に向かって周状に突出しており、その外周面に、パッキン36を位置決めする溝21gを有する。環状突出部21fの、特に、下側の一部は、ケーブル支持部26の外周面を形成する部分にもなっている。
図6は、図5に示す構成に、ガスケット31及びクランプ部材32、更に、クランプ34を取り付けた状態を一部破断斜視図として示したものである。
図6や図3によく示されるように、クランプ34は筒状の部材であって、その内周には、閉塞部材30の筒部30bに対応して螺子が切られている。クランプ部材32は、環状の本体32aと、本体32aの後側に突出した複数、ここでは4個のクランプ片32bと、本体32aから前側に突出した複数、ここでは2個の弧状の縁32cを含む。
ケーブル3は、その先端3bを蓋部材27の弧状の内部フランジ27dに付き当てられた状態で、且つ、その先端から外部に露出させた編組3aをケーブル3のケーブル3の外被に軸線方向「β」に沿って沿わせた状態で、ケーブル支持部26に配置される。
ガスケット31は、ケーブル3の外周に密着させた状態で、且つ、ケーブル支持部26の後端面26cと蓋部材27の後端面27cの双方にケーブル3の軸線方向「β」に沿って突き当てられた状態で、閉塞部材30の筒部30bとクランプ34とによって圧縮状態で内包される。
クランプ部材32は、前側に突出した弧状の縁32cの内部にガスケット31の一部を収容させた状態で、前側に突出させた縁32cを、閉塞部材30の筒部30bに設けた切欠30dと嵌め合わせ、且つ、ケーブル3の軸線方向「β」に沿ってガスケット31に対して突き当てられた状態で、クランプ34に内包される。
クランプ34を閉塞部材30の筒部30bに螺子込んだとき、クランプ部材34のクランプ片32bの外周面32dと、クランプ34の内周面34aとの接触を通じて、クランプ片32bは、ケーブル3の外被に圧接され、クランプ34は、ケーブル3に対して固定される。クランプ片32bが螺子込みに伴ってケーブル3に対して圧接されるように、クランプ片32bの外周面32dとクランプ34の内周面34aの径は調整され、テーパー状の断面が形成されている。
また、クランプ34は、閉塞部材30とともに、ケーブル支持部26と蓋部材27を断面方「α−γ」において互いに圧接させる圧接部材として機能する。クランプ34を閉塞部材30に螺子込んだとき、蓋部材27の鍔部27aの外周面27gと、閉塞部材30の筒部30bの内周面30fとの接触を通じて、鍔部27aは、ハウジング20のケーブル支持部26に向かって押し付けられる、換言すれば、クランプ34と閉塞部材30とを利用して、ケーブル支持部26と蓋部材27は互いに圧接される。この結果、ケーブル3をハウジング20により強固に固定することができる。螺子込みに伴って圧接されるように、鍔部27aの外周面27g及びケーブル支持部26の外周面26fと筒部30bの内周面30fの径は調整され、テーパー状の断面が形成されている。鍔部27aの後端側の内周面の一部27eは、ケーブルに対する接触をより強固にするために中心側に突出している。
再び図2を参照して、端子構造体39の構成を説明する。端子構造体39は、主に、電源端子50及び信号端子59と、電源端子50を位置決めし且つ固定する電源ハウジングユニット40Aと、信号端子59を位置決めし且つ固定する信号ハウジングユニット40Bと、電源ハウジングユニット40Aと信号ハウジングユニット40Bを並列に支持する枠体44と、電源端子50と信号端子59との間を遮蔽するシールド板42と、更に、シールド板42と枠体44を電気的に接続するアース部材43を含む。
電源ハウジングユニット40Aと信号ハウジングユニット40Bは、樹脂等の絶縁材から形成されており、枠体44は、シールド板42やアース部材43と同様に、導電性材料で形成されている。
電源端子50と信号端子59は、ケーブル3の先端に取り付けた状態で使用する。取り付けは、ケーブル3を本体21に貫通させた状態で行う。ケーブル3に各端子50、59を取り付けるため、本体21を貫通させたケーブル3を、本体21に設けた開口29(図4参照)から若干飛出し気味にしておき、各端子50、59を、電源ハウジングユニット40Aの端子孔41A、及び、信号ハウジングユニット40Bの端子孔41Bにそれぞれ取り付け、後述するシールド金具42が装着された枠体44に取り付けた後にケーブル3を再びハウジング20に戻して、固定する。このように、例えば、ケーブル3を本体21に貫通させた状態でケーブル3の先端側に端子50、59を設ける必要がある場合であっても、ケーブル支持部26を利用してケーブル3を本体21から出し入れすることにより、端子50、59や電源ハウジング40Aと信号ハウジング40Bの絶縁ハウジング等の端子構造体39をケーブル3に容易に取り付け、本体21に収容することができる。
枠体44は、平面視略矩形状である。枠体44の開口44bには、電源ハウジング40A及び信号ハウジング40Bが挿入され、設置される。
シールド板42は、金属板を打ち抜き、折り曲げることによって形成されている。シールド板42は、枠体44に設置された電源ハウジング40Aと信号ハウジング40Bの間に配置される。シールド板42は、電源ハウジング40Aと信号ハウジング40Bの上部を跨いで配置されるアース部材43と接続され、更に、シールド板42の側面に設けた舌片42aは、スリット27fに挿入固定されて電気的に接続される。アース部材43を介して枠体44に電気的に接続される。シールド板32の前板42bに設けた舌片42cは、枠体44の前側内壁44aと接続され、枠体44と導通する。また、シールド板42を設けることにより、ハウジング20の本体21の内部において、電源端子50に接続されたケーブルと、信号端子59に接続されたケーブルとを、電気的に遮蔽することができる。
図7を参照して、プラグコネクタ6の構造を説明する。図7は、プラグコネクタ6の分解斜視図である。プラグコネクタ6は、アーム部28が係止される係止部材64を設けたハウジング60と、ハウジング60に挿入され設置される各種ハウジング、即ち、電源ハウジング70A及び信号ハウジング70Bと、電源ハウジング70Aに固定される2種類の端子、即ち、アース端子91及び電源端子80と、信号ハウジング70Bに固定される信号端子90を含む。
ハウジング60は、レセプタクルコネクタ2のハウジング20ハウジング20と同様に、導電性材料で形成されている。プラグコネクタ6のハウジング60とレセプタクルコネクタ2のハウジング20が嵌合した際、ハウジング60とハウジング20は導通される。導電材材料としては、金属板であってもよいし、樹脂材料に金属メッキを施してもよい。
ハウジング60は、主に、装置の筐体等にパッキン99Bを介して固定される本体61と、係止部材64とともに本体61から垂直方向に延びる枠体65から成る。
枠体65は、螺子穴61aを利用して筐体等に固定することが可能である。枠体65には、プラグコネクタ6とレセプタクルコネクタ2との嵌合側から電源ハウジング70Aが挿入され、設置される開口62と、信号ハウジング70Bが挿入され、設置される開口63とが、相隣り合って配置されている。枠体65の内壁には電源ハウジング70Aが開口62に挿入されたときに、電源ハウジング70Aの弾性係止片73Aが係止される被係止片62aが設けられている。枠体65には、パッキン99Aを嵌める環状の窪み65aを設けてもよい。パッキン99Aは、プラグコネクタ6のハウジング60とレセプタクルコネクタ2のハウジング20が嵌合したときに、ハウジング60の枠体65と、ハウジング20の開口29(図4参照)との間に生じ得る隙間を埋める。
電源ハウジング70Aと信号ハウジング70Bは、樹脂等の絶縁材から形成されており、枠体44は、シールド板42やアース部材43と同様に、導電性材料で形成されている。
電源ハウジング70Aには、アース端子91が固定される端子孔71Aと、電源端子80が固定される端子孔72Aが設けられている。アース端子91は、プラグコネクタ6とレセプタクルコネクタ2との嵌合側から、一方、電源端子80は、プラグコネクタ6とレセプタクルコネクタ2との嵌合側とは反対側から、それぞれの孔に固定される。
信号ハウジング70Bには、信号端子90が固定される端子孔71Bが設けられている。信号端子90は、電源端子80と同様に、プラグコネクタ6とレセプタクルコネクタ2との嵌合側とは反対側から、それぞれの孔に固定される。
β ケーブルの長さ方向
α−γ 断面方向
2 レセプタクルコネクタ
3 ケーブル
6 プラグコネクタ
20 ハウジング
25 挿通口
26 ケーブル支持部
27 蓋部材
30 閉塞部材
34 クランプ
30、34 圧接部材
50 電源端子
59 信号端子
60 ハウジング
80 電源端子
90 信号端子

Claims (8)

  1. 挿通口を通じてケーブルを挿通させることができる側面視略L字の筒状の本体を有するハウジングを備え、
    前記ハウジングは、前記ケーブルの長さ方向に沿って前記挿通口と連続した状態で前記本体から外部に延びるケーブル支持部を有し、
    前記ケーブル支持部は、前記ケーブルの断面方向にて開放されている、ことを特徴とするケーブルコネクタ。
  2. 前記ケーブル支持部の開放側を閉じる蓋部材を更に有する、請求項1に記載のケーブルコネクタ。
  3. 前記ケーブル支持部と前記蓋部材は導電性材料で形成されている、請求項1又は2に記載のケーブルコネクタ。
  4. 前記ケーブル支持部と前記蓋部材を前記断面方向において互いに圧接させる圧接部材を更に有する、請求項1乃至3のいずれかに記載のケーブルコネクタ。
  5. 前記ケーブル支持部の一部は、前記挿通口を通じて前記本体の内部と連続状態で設けられている、請求項1乃至4のいずれかに記載のケーブルコネクタ。
  6. 前記ケーブル支持部は前記ハウジングと一体成形されている、請求項1乃至5のいずれかに記載のケーブルコネクタ。
  7. 前記本体に挿通された前記ケーブルの先端に取り付けられる端子を更に有する、請求項1乃至6に記載のケーブルコネクタ。
  8. 前記ケーブルコネクタは防水コネクタである、請求項1乃至7のいずれかに記載のケーブルコネクタ。
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