JP2019079706A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタを構成する部品の数を減らして製造コストを下げるとともに、編組を有するシールド電線をコネクタに簡単に接続できるようにする。【解決手段】シールド電線に電気的に接続されるコンタクトを保持する絶縁保持部材と、絶縁保持部材を包囲する導電性外枠部材4と、シールド電線の編組92と導電性外枠部材4との電気的接続を補助するシールド補助部材3と、シールド補助部材3を収容するとともにシールド電線を通す貫通空間5Aを有し、導電性外枠部材4に連結される収容部材5とを備えたコネクタにおいて、シールド補助部材3は、基部31と、基部31に設けられるとともに絶縁保持部材に近づく方向へ延び、編組92を貫く複数の脚部32と、少なくとも複数の脚部32の外側の面に形成され、編組92を収容する凹部81とを有する。【選択図】図3

Description

この発明はコネクタに関する。
従来、図10、図11に示す、ハウジング901とエンドキャップ902とシール906と内側環状部品909と外側環状部品910とを備えるプラグコネクタが知られている(下記特許文献1参照)。
内側環状部品909と外側環状部品910とはコンタクト装置として相補的関係にある。内側環状部品909は、ケーブル904のケーブルシールド908を収容する環状空間911を有する。外側環状部品910は、環状空間911に入り込む複数の櫛歯916を有する。
ケーブル904のケーブルシールド908を内側環状部品909の環状空間911に収容するには、まず、ケーブルシールド908の剥き出し部分を放射状にばらす。その後、外側環状部品910の複数の櫛歯916をケーブルシールド908に突き通し、外側環状部品910を回転させる。外側環状部品910を回転させると、ケーブルシールド908は複数の櫛歯916に案内されて、内側環状部品909の環状空間911に収容される(図10参照)。
ケーブルシールド908が内側環状部品909の環状空間911に収容されると、内側環状部品909を介してケーブルシールド908とハウジング901とが導通する。
ドイツ実用新案公開公報201 10 344 U1
上述のプラグコネクタには次のような問題がある。
ケーブルシールド908は編まれており、その状態のままで外側環状部品910を回転させてケーブルシールド908の剥き出し部分を内側環状部品909の環状空間911に収容しようとすると、剥き出し部分が切断されることがあるので、上述のように外側環状部品910を回転させる前に、図示しないブラシなどの道具を用いてケーブルシールド908をていねいに放射状にばらす必要があった。したがって、プラグコネクタとケーブル904との接続にはとても手間がかかるとともに、コストが高くなるという問題があった。
また、ケーブルシールド908を案内する部品(外側環状部品910)と、ケーブルシールド908を収容する部品(内側環状部品909)とが、それぞれ別個独立の部品であるので、プラグコネクタの部品点数が多くなり、製造コストが高くなるという問題があった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、コネクタを構成する部品の数を減らして製造コストを下げるとともに、編組を有するシールド電線をコネクタに簡単に接続できるようにすることである。
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明は、シールド電線に電気的に接続されるコンタクトを保持する絶縁保持部材と、前記絶縁保持部材を包囲する導電性外枠部材と、前記シールド電線の編組と前記導電性外枠部材との電気的接続を補助するシールド補助部材と、前記シールド補助部材を収容するとともに前記シールド電線を通す貫通空間を有し、前記導電性外枠部材に連結される収容部材とを備えたコネクタにおいて、前記絶縁保持部材と前記シールド補助部材とは、前記貫通空間を前記シールド電線が通る方向へ配列され、 前記シールド補助部材は、基部と、前記基部に設けられるとともに前記絶縁保持部材に近づく方向へ延び、前記編組を貫く複数の脚部と、少なくとも前記複数の脚部の外側の面に形成され、前記編組を収容する編組収容部とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記編組収容部が、前記脚部間に形成されるスリットに通じることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のコネクタにおいて、前記編組収容部が、前記複数の脚部の前記外側の面から前記基部の外周面に渡って形成された凹部であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のコネクタにおいて、前記編組収容部が、前記脚部の前記外側の面だけに形成された凹部であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のコネクタにおいて、前記凹部が、前記脚部の両側に位置する2つの前記スリットのうちの一方のスリットに通じ、前記凹部の底面が、前記一方のスリットに向うにしたがって前記脚部の内側の方へ傾いていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載のコネクタにおいて、前記基部が環状であり、前記複数の脚部が、前記基部の周方向に沿って等間隔に配置され、 前記収容部材は前記編組収容部の全体を覆う筒状部を有し、前記筒状部の開口端と、前記開口端と前記筒状部の軸方向で対向する前記導電性外枠部材の内壁面と、前記導電性外枠部材の内周面と、前記内周面と前記基部の径方向で対向する前記脚部の前記外側の面とで囲まれ、前記筒状部の開口端と前記脚部の前記外側の面との隙間を通じて前記編組を受け容れる編組収容空間が形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載のコネクタにおいて、前記複数の脚部のうちの複数の脚部の先端部に、前記絶縁保持部材の外周面に接触して前記絶縁保持部材を保持する保持部が形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載のコネクタにおいて、前記複数の脚部の先端部は、先細になっていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載のコネクタにおいて、前記収容部材と前記導電性外郭部材とはねじ連結されることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のコネクタにおいて、前記シールド補助部材は、前記基部に設けられるとともに前記絶縁保持部材から離れる方向へ延びる複数の弾性押付部材を有し、前記収容部材は、前記収容部材が前記導電性外郭部材にねじ連結されたとき、前記シールド電線の外被に装着されたシール部材を前記シールド電線の外被に押し付けるとともに、前記複数の弾性押付部材を介して前記シール部材を前記シールド電線の外被に押し付ける加圧部を有することを特徴とする。
この発明は、コネクタを構成する部品の数を減らして製造コストを下げるとともに、編組を有するシールド電線をコネクタに簡単に接続できるようにすることができる。
この発明の一実施形態に係るプラグコネクタの側面図である。 図1に示すプラグコネクタの断面図である。但し、絶縁保持部材とシールド電線とは断面でなく(但しシールド電線の編組は断面である。)、シールド電線の複数の内部電線の図示は省略されている。 図2の部分拡大図である。 図1に示すプラグコネクタの断面図である。但し、絶縁保持部材とシールド電線とは断面でなく、シールド電線の複数の内部電線の図示は省略されている。 図1に示すプラグコネクタの絶縁保持部材がシールド補助部材に保持されている状態を示す斜視図である。 図1に示すプラグコネクタの絶縁保持部材がシールド補助部材に保持されている状態を図5と異なる方向から見た斜視図である。 図1に示すプラグコネクタのシールド補助部材の斜視図である。 図7に示すシールド補助部材の第1変形例の斜視図である。 図7に示すシールド補助部材の第2変形例の斜視図である。 従来のプラグコネクタの断面図である。 図10のプラグコネクタの分解図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2及び図4に示すように、プラグコネクタ(コネクタ)10は、カップリングナット1と絶縁保持部材2とシールド補助部材3と導電性外枠部材4と収容部材5とシール部材6とを備えている。
プラグコネクタ10は、図示しないピンコンタクトを備えたレセプタクルコネクタに嵌合可能である。
絶縁保持部材2とシールド補助部材3とは、図2、図3、図5、図6に示すように、コネクタ嵌合方向DI(貫通空間5Aをシールド電線9が通る方向)に沿って配置されている。シールド補助部材3は、絶縁保持部材2に対してコネクタ嵌合方向DIの後側に位置する。
シールド電線9は、複数の内部電線91と、複数の内部電線91の全体を覆う外部導体としての編組92と、編組92を被覆する外側絶縁被覆部(外被)93とを有する(図2、図4参照)。なお、図2において、編組92は簡略化されて図示されている。
この実施形態では絶縁保持部材2は合成樹脂で形成されている。絶縁保持部材2はほぼ円柱状である。絶縁保持部材2には図示しない複数のソケットコンタクト(コンタクト)が保持されている。
導電性外枠部材4は金属製である。導電性外枠部材4は筒状である。導電性外枠部材4の、コネクタ嵌合方向DIにおける前側部分は、絶縁保持部材2を包囲する。導電性外枠部材4の内周面にはキー溝41が形成されている(図2〜図4参照)。導電性外枠部材4の後側部分の内周面には雌ねじ42が形成されている(図3参照)。
この実施形態では収容部材5は金属製である。収容部材5は筒状である。収容部材5は導電性外枠部材4にねじ連結される。収容部材5と導電性外枠部材4との間には、Oリング7が配置される。収容部材5は、図2、図3に示すように、シールド補助部材3の一部とシール部材6の全部とを収容する。収容部材5は、シールド電線9を通す貫通空間5Aと、シール部材6をシールド電線9の外側絶縁被覆部93に押し付ける加圧部51と、後述する凹部(編組収容部)81の全体を覆う筒状部52とを有する。シール部材6はゴム製である。シール部材6は筒状である。
収容部材5の筒状部52の外周面には、導電性外枠部材4の雌ねじ42に対応する雄ねじ521が形成されている(図3参照)。
シールド補助部材3は、図7に示すように、環状の基部31と、基部31にその周方向へ等間隔に設けられ、コネクタ嵌合方向DI(図2の基部31から見て絶縁保持部材2に近づく方向)へ延びる複数の脚部32と、基部31にその周方向へ等間隔に設けられ、コネクタ離脱方向DS(図2の基部31から見て絶縁保持部材2から離れる方向)へ延びる複数の弾性押付部材33と、編組92を収容する凹部81とを有している。この実施形態のシールド補助部材3は8つの脚部32を有する。
図7に示すように、凹部81は基部31の周方向へ延びており、凹部81の底面は円柱面である。凹部81は、複数の脚部32の外側の面32Aから基部31の外周面31Aに渡って形成されているとともに、脚部32間に形成されたスリットSに通じている。
図3に示すように、筒状部52の開口端52Aの前方(コネクタ嵌合方向DIにおける開口端52Aの前方)には、凹部81からはみ出た編組92を収容する編組収容空間82が形成されている。編組収容空間82は、筒状部52の開口端52Aと、開口端52Aと筒状部52の軸方向で対向する導電性外枠部材4の内壁面4Aと、導電性外枠部材4の内周面4Bと、内周面4Bと基部31の径方向で対向する脚部32の外側の面32Aとで囲まれた空間である。
凹部81と編組収容空間82とは、筒状部52の開口端52Aと脚部32の外側の面32Aとの隙間Gを介して通じている。
複数の脚部32の先端部の幅は、コネクタ嵌合方向DIへ延びるにしたがって小さくなる(図7参照)。したがって、脚部32が編組92を貫通し易くなる。
8つの脚部32のうち、2つの短い脚部32を除く6つの長い脚部32の先端部には、絶縁保持部材2の外周面に接触して、絶縁保持部材2を保持する保持部321が形成されている。6つの長い脚部32のうちの1つの脚部32には、導電性外枠部材4のキー溝41に挿入されるキー322が形成されている(図7、図3参照)。
カップリングナット1は金属製である。カップリングナット1は筒状である。カップリ
ングナット1はコネクタ嵌合方向DIにおいて導電性外枠部材4の前側部分を包囲する。カップリングナット1は、導電性外枠部材4の前側部分に金属製のCリング12を介して回転可能に装着されている。カップリングナット1の内周面には、レセプタクルコネクタの雄ねじ(図示せず)にねじ連結される雌ねじ11が形成されている(図2、図4参照)。
カップリングナット1と導電性外枠部材4と収容部材5とはコネクタ嵌合方向DIに沿って配置されている(図1参照)。導電性外枠部材4はカップリングナット1に対してコネクタ嵌合方向DIの後側に位置し、収容部材5は導電性外枠部材4に対してコネクタ嵌合方向DIの後側に位置する。
次に、シールド電線9とプラグコネクタ10との接続方法を説明する。
まず、シールド電線9の先端部の外側絶縁被覆部93を除去して、編組92を露出させる。
次に、シールド電線9を、収容部材5、シール部材6、シールド補助部材3に通す。
そして、シールド電線9の編組92を折り返す。このとき例えば鉄製のブラシ等の道具を用いて編組92をほぐす必要はない。
その後、内部電線91の絶縁被覆部を除去し、内部電線91の内部導体をコンタクトに接続し、コンタクトを絶縁保持部材2に収容する。
次に、シールド補助部材3の複数の脚部32を折り返された編組92に突き通し、例えば、作業者の手で編組92を凹部81の底面に押し付けて、編組92を凹部81に収容する。
その後、絶縁保持部材2をシールド補助部材3の6つの長い脚部32の保持部321に保持させる。
次に、予め連結しておいた導電性外枠部材4とカップリングナット1とを、絶縁保持部材2とシールド補助部材3と収容部材5とに対して装着する。その結果、絶縁保持部材2とシールド補助部材3と収容部材5の筒状部52とが、導電性外枠部材4に包囲される。
最後に、収容部材5の雄ねじ521を導電性外枠部材4の雌ねじ42にねじ込む。収容部材5を導電性外枠部材4にねじ連結すると、凹部81からはみ出ている編組92が隙間Gを通じて編組収容空間82に収容される。また、Oリング7が弾性変形して、収容部材5と導電性外枠部材4との間のシール性が確保される。
以上の工程を経てシールド電線9とプラグコネクタ10とが接続される。
シールド電線9とプラグコネクタ10とが接続されると、凹部81に収容された編組92が、収容部材5と導電性外枠部材4とのねじ連結された部分を介して、導電性外枠部材4と導通する。また、編組収容空間82に収容され編組92が、導電性外枠部材4の内周面4Bに接触して導電性外枠部材4と導通する。
また、編組92は、Cリング12を介してカップリングナット1と導通する。
この実施形態は、シールド電線9をプラグコネクタ10に接続するとき、ブラシ等の道具を用いて編組92の網目がなくなるほど編組92をほぐす必要がないので、シールド電線9をプラグコネクタ10に簡単に接続することができる。
また、シールド補助部材3は合成樹脂製の1つの部品であり、従来技術と比べプラグコネクタ10の部品点数も減るので、製造コストを下げることができる。
更に、8つの脚部32のうちの6つの長い脚部32の先端部に形成されている保持部321によって絶縁保持部材2の外周面が保持されるので、絶縁保持部材2とシールド補助部材3とを導電性外枠部材4内に収容し易くなる。
また、6つの長い脚部32の保持部321が絶縁保持部材2の外周面に接触して両持ち梁状になり、それらの脚部32の弾性変形が抑制されるので、凹部81に収容された編組92を収容部材5の筒状部52の内周面に押しつける力が維持される。
更に、収容部材5を導電性外枠部材4に締め込む過程で、凹部81から外側へはみ出している編組92を収容部材5の筒状部52の内周面が凹部81内に案内するので、編組92は凹部81内に収容され易い。
また、収容部材5はシール部材6をシールド電線9の外側絶縁被覆部93に押し付ける加圧部51を有しているので、シールド電線9の外周部における防水性が高められるとともに、シールド電線9がプラグコネクタ10に強固に保持される。
なお、この実施形態では、収容部材5は金属製であり導電性を有するが、収容部材5を合成樹脂で形成してもよい。この場合、編組収容空間82に収容された編組92が導電性外枠部材4と導通する。
次に、上述の実施形態の第1変形例、第2変形例を図8、図9に基づいて説明する。
上述の実施形態のシールド補助部材3と、第1変形例のシールド補助部材103、第2変形例のシールド補助部材203との相違点は、シールド補助部材の凹部の形状である。上述の実施形態との共通部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
上述の実施形態では、図7に示すとおり、凹部81は複数の脚部32の外側の面32Aから基部31の外周面31Aに渡って形成されているが、図8に示す第1変形例の凹部181と図9に示す第2変形例の凹部281とは、いずれも複数の脚部32の外側の面32Aだけに形成されている。
第1変形例のシールド補助部材103と第2変形例のシールド補助部材203との相違点は、次のとおり、凹部181,281の底面の形状である。第1変形例のシールド補助部材103の凹部181の底面は円柱面であり、基部31の周方向における凹部181の両端部が脚部32の両側のスリットSに通じているが、第2変形例のシールド補助部材203の凹部281の底面281Aは傾斜面であり、基部31の周方向における凹部281の一端部だけが脚部32の片側のスリットSに通じている。
両変形例は、上述の実施形態と同様の効果を奏する。
1 カップリングナット
11 雌ねじ
2 絶縁性保持部材
3,103,203 シールド補助部材
31 基部
31A 基部の外周面
321 保持部
32 脚部
32A 脚部の外側の面
322 キー
33 弾性押付部材
4 導電性外枠部材
4A 導電性外枠部材の内壁面
4B 導電性外枠部材の内周面
41 キー溝
42 雌ねじ
5 収容部材
5A 貫通空間
51 加圧部
521 雄ねじ
52 筒状部
52A 筒状部の開口端
6 シール部材
7 Oリング
81,181,281 凹部(編組収容部)
82 編組収容空間
9 シールド電線
91 内部電線
92 編組
93 外側絶縁被覆部(外被)
10 プラグコネクタ
12 Cリング
DI コネクタ嵌合方向
DS コネクタ離脱方向
S スリット
G 隙間

Claims (10)

  1. シールド電線に電気的に接続されるコンタクトを保持する絶縁保持部材と、
    前記絶縁保持部材を包囲する導電性外枠部材と、
    前記シールド電線の編組と前記導電性外枠部材との電気的接続を補助するシールド補助部材と、
    前記シールド補助部材を収容するとともに前記シールド電線を通す貫通空間を有し、前記導電性外枠部材に連結される収容部材と
    を備えたコネクタにおいて、
    前記絶縁保持部材と前記シールド補助部材とは、前記貫通空間を前記シールド電線が通る方向へ配列され、
    前記シールド補助部材は、
    基部と、
    前記基部に設けられるとともに前記絶縁保持部材に近づく方向へ延び、前記編組を貫く複数の脚部と、
    少なくとも前記複数の脚部の外側の面に形成され、前記編組を収容する編組収容部とを有する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記編組収容部が、前記脚部間に形成されるスリットに通じる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記編組収容部が、
    前記複数の脚部の前記外側の面から前記基部の外周面に渡って形成された凹部である
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記編組収容部が、前記脚部の前記外側の面だけに形成された凹部である
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  5. 前記凹部が、前記脚部の両側に位置する2つの前記スリットのうちの一方のスリットに通じ、
    前記凹部の底面が、前記一方のスリットに向うにしたがって前記脚部の内側の方へ傾いている
    ことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記基部が環状であり、
    前記複数の脚部が、前記基部の周方向に沿って等間隔に配置され、
    前記収容部材は前記編組収容部の全体を覆う筒状部を有し、
    前記筒状部の開口端と、前記開口端と前記筒状部の軸方向で対向する前記導電性外枠部材の内壁面と、前記導電性外枠部材の内周面と、前記内周面と前記基部の径方向で対向する前記脚部の前記外側の面とで囲まれ、前記筒状部の開口端と前記脚部の前記外側の面との隙間を通じて前記編組を受け容れる編組収容空間が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記複数の脚部のうちの複数の脚部の先端部に、前記絶縁保持部材の外周面に接触して前記絶縁保持部材を保持する保持部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 前記複数の脚部の先端部は、先細になっている
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のコネクタ。
  9. 前記収容部材と前記導電性外郭部材とはねじ連結される
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のコネクタ。
  10. 前記シールド補助部材は、
    前記基部に設けられるとともに前記絶縁保持部材から離れる方向へ延びる複数の弾性押付部材を有し、
    前記収容部材は、
    前記収容部材が前記導電性外郭部材にねじ連結されたとき、前記シールド電線の外被に装着されたシール部材を前記シールド電線の外被に押し付けるとともに、前記複数の弾性押付部材を介して前記シール部材を前記シールド電線の外被に押し付ける加圧部を有する
    ことを特徴とする請求項9に記載のコネクタ。
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