JP2018194642A - 回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】第2回転体の第1回転体に対する圧接力を確保しながら、第2回転体の撓みを抑制することが可能な回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】回転体押圧機構は、感光体ドラム2と、感光体ドラム2に対して第1圧接力で圧接する帯電ローラー31と、帯電ローラー31に対して第2圧接力で圧接するクリーニングローラー32と、クリーニングローラー32を付勢するクリーニングローラー付勢部材42と、帯電ローラー31を、帯電ローラー31が感光体ドラム2に対して圧接する方向に沿って移動可能にガイドするとともに、クリーニングローラー32を、クリーニングローラー32が帯電ローラー31に対して圧接する方向に沿って移動可能にガイドするガイド部材37と、を備える。帯電ローラー31は、第2圧接力を利用して感光体ドラム2に対して圧接する。【選択図】図3

Description

本発明は、回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置に関し、特に、第1回転体と、第1回転体に対して圧接する第2回転体と、第2回転体に対して圧接する第3回転体と、を有する回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、トナー像を担持する感光体ドラム(像担持体)に圧接されるとともに感光体ドラムを帯電させる帯電ローラーと、帯電ローラーに圧接されるとともに帯電ローラーの表面をクリーニングするクリーニングローラーと、帯電ローラーの回転軸とクリーニングローラーの回転軸とを回転可能に支持する軸受部材と、軸受部材を感光体ドラムに向かって付勢する付勢部材と、を有する接触帯電方式の帯電装置を備えた画像形成装置が知られている。
このような帯電装置では、クリーニングローラーの帯電ローラーに対する圧接力が所定の大きさになるように、軸受部材は例えば、帯電ローラーの回転軸とクリーニングローラーの回転軸とを一定の間隔を隔てて支持している。このため、クリーニングローラーの帯電ローラーに対する圧接力は、帯電ローラーの回転軸とクリーニングローラーの回転軸との距離によって決定され、帯電ローラーの感光体ドラムに対する圧接力は、付勢部材の付勢力によって決定される。
なお、感光体ドラムを帯電させる帯電ローラーと、帯電ローラーの表面をクリーニングするクリーニングローラーと、帯電ローラーの回転軸およびクリーニングローラーの回転軸を回転可能に支持する軸受部材と、軸受部材を感光体ドラムに向かって付勢する付勢部材と、を備えた帯電装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2013−167913号公報
ところで、接触帯電方式の帯電装置においては、感光体ドラムに対する圧接力に起因して帯電ローラーの弾性部材に永久ひずみが生じる場合がある。この永久ひずみを抑制するためには、弾性部材の厚みを大きくすることが有利である。
しなしながら、帯電ローラーの弾性部材の厚みを大きくする場合、帯電ローラーの回転軸の直径を小さくする必要がある。このため、帯電ローラーの回転軸の両端部を感光体ドラムに向かって付勢した際に、帯電ローラーの回転軸が撓んでしまうという問題点がある。この場合、帯電ローラーの軸方向(長手方向)中央部の圧接力が両端部の圧接力よりも小さくなるので、感光体ドラムに軸方向の帯電ムラが生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、第2回転体の第1回転体に対する圧接力を確保しながら、第2回転体の撓みを抑制することが可能な回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の構成の回転体押圧機構は、第1回転体と、第1回転体に対して第1圧接力で圧接する第2回転体と、第2回転体に対して第2圧接力で圧接する第3回転体と、第3回転体を第2回転体に向かって付勢する第1付勢部材と、第2回転体を、第2回転体が第1回転体に対して圧接する方向である第1圧接方向に沿って移動可能にガイドする第1ガイド部材と、第3回転体を、第3回転体が第2回転体に対して圧接する方向である第2圧接方向に沿って移動可能にガイドする第2ガイド部材と、を備える。第2回転体は、第2圧接力を利用して第1回転体に対して圧接する。
本発明の第1の構成の回転体押圧機構によれば、第2回転体を第1圧接方向に沿って移動可能にガイドする第1ガイド部材と、第3回転体を第2圧接方向に沿って移動可能にガイドする第2ガイド部材と、を備え、第2回転体は、第2圧接力を利用して第1回転体に対して圧接する。これにより、第2回転体の第1回転体に対する必要な圧接力(第1圧接力)を得るために、第2回転体の両端部を第1圧接力と等しい力で付勢する必要がない。すなわち、第2回転体が第2圧接力を利用せずに第1回転体に圧接する場合に比べて、第2回転体の両端部を付勢する力を小さくすることができる。このため、第2回転体の第1回転体に対する圧接力を確保しながら、第2回転体の撓みを抑制することができる。
本発明の第1実施形態の回転体押圧機構を備えた画像形成装置の構造を示す概略図である。 本発明の第1実施形態の回転体押圧機構の感光体ドラム、帯電ローラーおよびクリーニングローラーの構造を示す上面図である。 本発明の第1実施形態の回転体押圧機構の構造を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の回転体押圧機構の帯電ローラーおよびクリーニングローラーの端部周辺の構造を示す図である。 本発明の第2実施形態の回転体押圧機構の構造を示す側面図である。 本発明の第3実施形態の回転体押圧機構の構造を示す側面図である。 本発明の第3実施形態の回転体押圧機構に作用する第1圧接力および第2圧接力を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態による画像形成装置1について説明する。図1に示すように、画像形成装置1(ここではモノクロプリンター)内には画像形成部Pが配設されている。この画像形成部Pは、帯電、露光、現像及び転写の各工程により所定の画像を形成する。
画像形成部Pには、可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム(像担持体)2が配設されており、感光体ドラム2上に形成されたトナー像が、シート(記録媒体)6上に転写され、さらに、定着ユニット7においてシート6上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。
次に、画像形成部Pについて詳細に説明する。回転可能に配設された感光体ドラム2の周囲には、感光体ドラム2に対して帯電を行う帯電装置3と、感光体ドラム2に画像情報を露光する露光ユニット4と、感光体ドラム2上にトナー像を形成する現像ユニット5と、感光体ドラム2上に残留した現像剤(トナー)を回収するクリーニング装置9と、静電潜像を除去する除電器10と、が設けられている。
先ず、帯電装置3によって感光体ドラム2の表面を一様に帯電させ、次いで露光ユニット4によって光照射し、感光体ドラム2上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像ユニット5のトナーは、感光体ドラム2表面に供給され、静電的に付着することにより、露光ユニット4からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。なお、帯電装置3の詳細については後述する。
トナー像が転写されるシート6は、シート6を収納する給紙カセット12に収容されており、給紙ローラー13、レジストローラー対14を介して、トナー像が形成された感光体ドラム2に向けて搬送される。そして、転写ローラー17により、感光体ドラム2上のトナー像がシート6上に転写される。
トナー像が転写されたシート6は、定着ユニット7へと搬送される。また、トナー像が転写された後の感光体ドラム2は、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、その表面に残留したトナーがクリーニング装置9により回収される。定着ユニット7に搬送されたシート6は、定着ローラー対により加熱及び加圧されてトナー像がシート6の表面に定着され、所定の画像が形成される。画像が形成されたシート6は、その後排出ローラー対18によって排出トレイ19に排出される。
次に、帯電装置3周辺の詳細構造について説明する。
図2に示すように、帯電装置3は、帯電ローラー(第2回転体)31と、クリーニングローラー(第3回転体)32と、を有する。帯電ローラー31は、感光体ドラム(第1回転体、像担持体)2に対して圧接して従動回転し、感光体ドラム2の表面を所定の電位に均一帯電させる。感光体ドラム2としては、例えばアルミドラムの表面にアモルファスシリコン(a−Si)などからなる感光層が積層されたものを用いることができる。また、感光体ドラム2は、不図示の駆動ギアを介してドラム駆動モーターと連結されており、図1中時計回りに回転するようになっている。
帯電ローラー31は、例えば、金属製のシャフト(芯金)31aの周面にエピクロルヒドリンゴム等から成るゴム層(弾性層)31bを形成した導電性ゴムローラー等のソリッドタイプを好適に用いることができるが、特にこれに限定されるものではない。その他、例えば、発泡ゴムローラーにチューブを被せたスポンジタイプ等を用いることもできる。
クリーニングローラー32は、帯電ローラー31の表面に圧接され、帯電ローラー31の表面を清掃する。クリーニングローラー32は、金属製のシャフト(芯金)32aの周面に帯電ローラー31の表面を清掃するブラシ部32bが設けられたブラシローラーである。クリーニングローラー32は、不図示の駆動ギアを介して上述したドラム駆動モーターと連結されており、図1中時計回りに回転するようになっている。
ブラシ部32bの材質としては、例えば、ナイロン系、ポリエステル系等の導電性樹脂材料を用いることができるが、その他、樹脂材料を他の導電性材料と複合化させることによって導電性が付与されたような材料を用いることもできる。なお、クリーニングローラー32は、ブラシローラーではなく、ブラシ部32bの代わりに、スポンジ状のゴムや樹脂、合成繊維のフェルト等の弾性変形可能なパッドを使用したローラーであってもよい。
帯電ローラー31のシャフト31aの両端部およびクリーニングローラー32のシャフト32aの両端部には図3に示すように、軸受部材34および35がそれぞれ取り付けられている。軸受部材34および35は、板金製のガイド部材(第1ガイド部材、第2ガイド部材)37に支持されている。ガイド部材37には、軸受部材34および35がそれぞれ挿入される長穴状のガイド穴37aおよび37bが形成されている。ガイド穴37aおよび37bは、感光体ドラム2の回転軸2aに向かって延びるように形成されている。
感光体ドラム2の回転軸2aの両端部には、軸受部材36が取り付けられており、ガイド部材37には、軸受部材36が回転可能に挿入される挿入穴37cが設けられている。挿入穴37cは真円状に形成されているため、ガイド部材37の各部(例えばガイド穴37a、37b)から感光体ドラム2までの距離は一定である。
ガイド穴37a、37bおよび挿入穴37cは、同一直線上に配置されている。このため、シャフト31a、32aおよび回転軸2aも、同一直線上に配置されている。
また、ガイド穴37aは、帯電ローラー31を回転可能で、かつ、感光体ドラム2の回転軸2aに向かってスライド移動可能に支持している。ガイド穴37bは、クリーニングローラー32を回転可能で、かつ、帯電ローラー31のシャフト31aに向かってスライド移動可能に支持している。すなわち、ガイド部材37は、帯電ローラー31を、帯電ローラー31が感光体ドラム2に対して圧接する方向である第1圧接方向(矢印A方向)に沿って移動可能にガイドするとともに、クリーニングローラー32を、クリーニングローラー32が帯電ローラー31に対して圧接する方向である第2圧接方向(矢印A方向)に沿って移動可能にガイドする。
帯電ローラー31のシャフト31aの両端部(又は軸受部材34)は、圧縮コイルバネなどからなる帯電ローラー付勢部材(第2付勢部材)41によって感光体ドラム2に向かって付勢されている。帯電ローラー付勢部材41は、帯電ローラー31のシャフト31a(又は軸受部材34)とガイド部材37の付勢部材支持部(図示せず)との間に配置されている。帯電ローラー付勢部材41は、帯電ローラー31のシャフト31a(又は軸受部材34)と画像形成装置1本体の付勢部材支持部(図示せず)との間に配置されていてもよい。
クリーニングローラー32のシャフト32aの両端部(又は軸受部材35)は、圧縮コイルバネなどからなるクリーニングローラー付勢部材(第1付勢部材)42によって帯電ローラー31に向かって付勢されている。クリーニングローラー付勢部材42は、クリーニングローラー32のシャフト32a(又は軸受部材35)とガイド部材37の付勢部材支持部(図示せず)との間に配置されている。クリーニングローラー付勢部材42は、クリーニングローラー32のシャフト32a(又は軸受部材35)と画像形成装置1本体の付勢部材支持部(図示せず)との間に配置されていてもよい。
なお、感光体ドラム2、帯電ローラー31、クリーニングローラー32、ガイド部材37、帯電ローラー付勢部材41およびクリーニングローラー付勢部材42によって、本発明の回転体押圧機構が構成されている。
クリーニングローラー32は、クリーニングローラー付勢部材42の付勢力によって、所定の圧接力(第2圧接力)で帯電ローラー31に圧接している。
帯電ローラー31は、帯電ローラー付勢部材41の付勢力とクリーニングローラー32からの圧接力(ここでは、第2圧接力と同じ大きさの力)とによって、所定の圧接力(第1圧接力)で感光体ドラム2に圧接している。具体的には、図4に示すように、クリーニングローラー付勢部材42がクリーニングローラー32の両端部を付勢する(矢印F42)ことによって、クリーニングローラー32のブラシ部32bが帯電ローラー31のゴム層31bを押圧する(矢印F32)。そして、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)から、クリーニングローラー32のブラシ部32bによる圧接力を減じた分だけ、帯電ローラー付勢部材41によって帯電ローラー31の両端部が付勢される(矢印F41)。このように、第2圧接力は帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する圧接にも作用しており、帯電ローラー31は第2圧接力を利用して感光体ドラム2に対して圧接する。なお、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する圧接力(第1圧接力)は、クリーニングローラー32の帯電ローラー31に対する圧接力(第2圧接力)よりも大きい。
本実施形態では、上記のように、帯電ローラー31を第1圧接方向(矢印A方向)に沿って移動可能にガイドするとともに、クリーニングローラー32を第2圧接方向(矢印A方向)に沿って移動可能にガイドするガイド部材37を備え、帯電ローラー31は、第2圧接力を利用して感光体ドラム2に対して圧接する。これにより、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)を得るために、帯電ローラー31の両端部を第1圧接力と等しい力で付勢する必要がない。すなわち、帯電ローラー31が第2圧接力を利用せずに感光体ドラム2に圧接する場合に比べて、帯電ローラー31の両端部を付勢する力を小さくすることができる。このため、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する圧接力を確保しながら、帯電ローラー31の撓みを抑制することができる。
その結果、感光体ドラム2に軸方向(長手方向)の帯電ムラが生じるのを抑制することができる。また、帯電ローラー31のシャフト31aの直径を小さくし、帯電ローラー31のゴム層31bの厚みを大きくすることができるので、感光体ドラム2に対する圧接力に起因して帯電ローラー31のゴム層31bに永久ひずみが生じるのを抑制することができる。
また、上記のように、帯電ローラー31およびクリーニングローラー32を1つのガイド部材37によってガイドする。これにより、部品点数の増加を抑制することができるとともに、回転体押圧機構を簡単な構造にすることができる。
また、上記のように、感光体ドラム2は、ガイド部材37に回転可能に取り付けられている。これにより、ガイド部材37は感光体ドラム2に対して圧接方向(矢印A方向)に移動しないので、第2圧接力を容易に帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する圧接に作用させることができる。
また、上記のように、クリーニングローラー付勢部材42は、ガイド部材37とクリーニングローラー32との間に配置されている。これにより、回転体押圧機構をより簡単な構造にすることができる。
また、上記のように、帯電ローラー付勢部材41は、ガイド部材37と帯電ローラー31との間に配置されている。これにより、回転体押圧機構をより簡単な構造にすることができる。
また、上記のように、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)が第2圧接力よりも大きい場合、帯電ローラー付勢部材41を設けることによって、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)を容易に得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)と、クリーニングローラー32の帯電ローラー31に対する必要な圧接力(第2圧接力)と、が等しい大きさである場合について説明する。
本実施形態では図5に示すように、ガイド部材37には、軸受部材34および35が挿入される長穴状のガイド穴37dが形成されている。ガイド穴37dは、感光体ドラム2の回転軸2aに向かって延びるように形成されている。このため、帯電ローラー31のシャフト31a、クリーニングローラー32のシャフト32aおよび感光体ドラム2の回転軸2aは、上記第1実施形態と同様、同一直線上に配置されている。
クリーニングローラー32のシャフト32aの両端部(又は軸受部材35)は、上記第1実施形態と同様、クリーニングローラー付勢部材42によって帯電ローラー31に向かって付勢されている。
その一方、上記第1実施形態と異なり、帯電ローラー31のシャフト31aの両端部(又は軸受部材34)を付勢する帯電ローラー付勢部材41は設けられていない。帯電ローラー31は、クリーニングローラー32からの圧接力(ここでは、第2圧接力と同じ大きさの力)によって、感光体ドラム2に圧接している。
第2実施形態のその他の構造は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)が第2圧接力と等しい大きさである場合、感光体ドラム2、帯電ローラー31およびクリーニングローラー32を同一直線上に配置することによって、クリーニングローラー付勢部材42の付勢力のみにより、クリーニングローラー32を帯電ローラー31に必要な圧接力(第2圧接力)で圧接させることができるとともに、帯電ローラー31を感光体ドラム2に必要な圧接力(第1圧接力)で圧接させることができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
第3実施形態では、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)が、クリーニングローラー32の帯電ローラー31に対する必要な圧接力(第2圧接力)よりも小さい場合について説明する。
本実施形態では図6に示すように、ガイド部材37には、軸受部材34および35が挿入される長穴状のガイド穴37aおよび37bがそれぞれ形成されている。ガイド穴37aは、感光体ドラム2の回転軸2aに向かって延びるように形成されている一方、ガイド穴37bは、感光体ドラム2の回転軸2aに向かって延びるように形成されていない。ガイド穴37a、37bおよび挿入穴37cは、同一直線上に配置されておらず、シャフト31a、32aおよび回転軸2aも、同一直線上に配置されていない。
帯電ローラー31が感光体ドラム2に対して圧接する方向である第1圧接方向(矢印A方向)は、クリーニングローラー32が帯電ローラー31に対して圧接する方向である第2圧接方向(矢印B方向)と交差する方向である。
クリーニングローラー32のシャフト32aの両端部(又は軸受部材35)は、上記第1および第2実施形態と同様、クリーニングローラー付勢部材42によって帯電ローラー31に向かって付勢されている。
その一方、上記第2実施形態と同様、帯電ローラー31のシャフト31aの両端部(又は軸受部材34)を付勢する帯電ローラー付勢部材41は設けられていない。帯電ローラー31は、クリーニングローラー32からの圧接力によって、感光体ドラム2に圧接している。具体的には、図7に示すように、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力、矢印F31)が、クリーニングローラー32の帯電ローラー31に対して必要な圧接力(第2圧接力、矢印F32)の第1圧接方向の成分(矢印F32a)と等しくなるように構成されている。
第3実施形態のその他の構造は、上記第1および第2実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、帯電ローラー31の感光体ドラム2に対する必要な圧接力(第1圧接力)が第2圧接力よりも小さい場合、第1圧接力が第2圧接力の第1圧接方向の成分と等しくなるように、感光体ドラム2、帯電ローラー31およびクリーニングローラー32を配置することによって、クリーニングローラー付勢部材42の付勢力のみにより、クリーニングローラー32を帯電ローラー31に必要な圧接力(第2圧接力)で圧接させることができるとともに、帯電ローラー31を感光体ドラム2に必要な圧接力(第1圧接力)で圧接させることができる。
第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、プリンターに本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限らない。言うまでもなく、複写機、複合機等の、第1回転体と、第1回転体に対して圧接する第2回転体と、第2回転体に対して圧接する第3回転体と、を有する回転体押圧機構を備えた種々の画像形成装置に本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、第1回転体、第2回転体および第3回転体として、感光体ドラム2、帯電ローラー31およびクリーニングローラー32を用いる例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、第1回転体、第2回転体および第3回転体として、感光体ドラム、感光体ドラムの表面をクリーニングするクリーニングローラー、及びクリーニングローラーの表面のトナー層の厚みを規制するトナー層厚規制ローラーを用いてもよい。また、例えば、第1回転体、第2回転体および第3回転体として、金属ローラーからなる第1デカールローラー、弾性層を有する弾性ローラーからなる第2デカールローラー、及び第2デカールローラーの表面をクリーニングするクリーニングローラーを用いてもよい。
また、上記実施形態では、第2回転体をガイドする第1ガイド部材と、第3回転体をガイドする第2ガイド部材と、を一体で設ける例について示したが、第1ガイド部材と第2ガイド部材とを別体で設けてもよい。
1 画像形成装置
2 感光体ドラム(第1回転体、像担持体)
31 帯電ローラー(第2回転体)
32 クリーニングローラー(第3回転体)
37 ガイド部材(第1ガイド部材、第2ガイド部材)
41 帯電ローラー付勢部材(第2付勢部材)
42 クリーニングローラー付勢部材(第1付勢部材)

Claims (11)

  1. 第1回転体と、
    前記第1回転体に対して第1圧接力で圧接する第2回転体と、
    前記第2回転体に対して第2圧接力で圧接する第3回転体と、
    前記第3回転体を前記第2回転体に向かって付勢する第1付勢部材と、
    前記第2回転体を、前記第2回転体が前記第1回転体に対して圧接する方向である第1圧接方向に沿って移動可能にガイドする第1ガイド部材と、
    前記第3回転体を、前記第3回転体が前記第2回転体に対して圧接する方向である第2圧接方向に沿って移動可能にガイドする第2ガイド部材と、
    を備え、
    前記第2回転体は、前記第2圧接力を利用して前記第1回転体に対して圧接することを特徴とする回転体押圧機構。
  2. 前記第1ガイド部材は、前記第2ガイド部材と一体で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転体押圧機構。
  3. 前記第1回転体は、前記第1ガイド部材に回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の回転体押圧機構。
  4. 前記第1付勢部材は、前記第2ガイド部材と前記第3回転体との間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の回転体押圧機構。
  5. 前記第2回転体を前記第1回転体に向かって付勢する第2付勢部材を備え、
    前記第2付勢部材は、前記第1ガイド部材と前記第2回転体との間に配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の回転体押圧機構。
  6. 前記第2回転体を前記第1回転体に向かって付勢する第2付勢部材を備え、
    前記第1圧接力は、前記第2圧接力よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転体押圧機構。
  7. 前記第1圧接力は、前記第2圧接力と等しい大きさであり、
    前記第1回転体、前記第2回転体および前記第3回転体は、同一直線上に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転体押圧機構。
  8. 前記第1圧接力は、前記第2圧接力よりも小さく、
    前記第1回転体、前記第2回転体および前記第3回転体は、同一直線上に配置されておらず、
    前記第1圧接力は、前記第2圧接力の前記第1圧接方向の成分と等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転体押圧機構。
  9. 前記第1回転体は、トナー像を担持する像担持体であり、
    前記第2回転体は、前記像担持体を帯電させる帯電ローラーであり、
    前記第3回転体は、前記帯電ローラーの表面をクリーニングするクリーニングローラーであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の回転体押圧機構。
  10. 前記第1回転体は、トナー像を担持する像担持体であり、
    前記第2回転体は、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニングローラーであり、
    前記第3回転体は、前記クリーニングローラーの表面のトナー層の厚みを規制するトナー層厚規制ローラーであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の回転体押圧機構。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の回転体押圧機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2017097190A 2017-05-16 2017-05-16 回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置 Active JP6780581B2 (ja)

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