JP3758232B2 - 像担持体ベルトの駆動機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を用いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置における像担持体ベルト、主として感光体ベルトの駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真技術を用いた画像形成は、感光体の表面に静電潜像を形成し、この静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を直接あるいは中間転写媒体を介して用紙等の記録媒体に転写し、定着させることにより行なわれる。
【0003】
感光体としては、表面に感光層が形成された硬質の感光体ドラムと、表面に感光層が形成された可撓性を有する感光体ベルトとが一般に知られている。
【0004】
また、感光体表面の静電潜像にトナーを付与する手段としては、現像ローラの表面にトナーを担持させ、この現像ローラを、感光体表面に接触させる、あるいは、極微小間隔を隔てた状態で近接させる、という手段が一般に知られている。また、現像ローラとしては、硬質のものと弾性体からなるものとが知られている。
【0005】
感光体として硬質の感光体ドラムを用い、また現像ローラとしても硬質のものを用いる場合には、感光体ドラムおよび現像ローラを高精度に製造するには自ずと限界があり、必ず誤差が生ずるから、両者を均一に接触させるあるいは均一な微小間隔を隔てた状態で近接させることは困難である。特に、硬いもの同士である感光体ドラムと現像ローラとを均一に接触させることは極めて困難であり、局部的に隙間が生じて現像むらが生じたり、必要以上に強く圧接されて感光ドラムや現像ローラに傷がついたりするという問題が生ずる。
【0006】
したがって、感光体と現像ローラとを両者とも硬質のもので構成するということは通常行なわれておらず、感光体として硬質の感光体ドラムを用いる場合には、現像ローラを弾性体で構成する、現像ローラとして硬質のものを用いる場合には、感光体として可撓性を有する感光体ベルトを用いる、ということが行なわれていた。
【0007】
しかしながら、現像ローラを弾性体で構成した場合には、現像ローラの回転に伴ってトナーが飛散するという問題があった。
【0008】
また、感光体として感光体ベルトを用いた場合には、これを支持するために少なくとも2本のローラが必要なために、構造が複雑になるばかりでなく装置が大型化してしまうという問題があった。
【0009】
したがって、このような問題を同時に解決することが望まれている。
【0010】
このような要望に応えようとしたものとしては、従来、特開平4−188164号公報記載の感光体駆動装置が知られている。
【0011】
図8は、同公報記載の感光体駆動装置を示す図で、(a)は側面図、(b)は斜視図である。
【0012】
この感光体駆動装置は、筒状の薄膜シートとして形成された感光体ベルト20と、この感光体ベルト20の内径周長よりも短い外径周長を有し、感光体ベルト20の内側にあって回転駆動する駆動ローラ21と、前記感光体ベルト20との摩擦係数が駆動ローラ21と感光体ベルト20の摩擦係数より小さく設定されており、駆動ローラ21の円周方向の所定範囲内で駆動ローラ21に感光体ベルト20を密着させながら、感光体ベルト20を摺動自在に押圧する押圧部材22とを備えている。なお、図8において、24は帯電器、25は露光装置、26は現像ローラ、27は転写帯電器、28はクリーニングローラである。
【0013】
このような感光体駆動装置によれば、感光体ベルト20は、押圧部材22により駆動ローラ21の表面に部分的に密着された状態で駆動され、押圧部材22が無い部分では、駆動ローラ21との周長差によって、たわみ(駆動ローラからの離間部分)23が形成される。
【0014】
このため、感光体ベルト20は、押圧部材22による密着部分においては、その硬度が駆動ローラ21の硬度によって疑似されることから、硬質材として使用することができ、押圧部材22が無い部分においては、たわみ23が形成されることから、弾性体として使用することができる。
【0015】
したがって、この装置によれば、感光体ベルト20の押圧部分22との密着部分においては、弾性体からなるクリーニングローラ28を接触させることができ、たわみ23部分においては、硬質材からなる現像ローラ26を接触させることができる。
【0016】
そして、この現像ローラ26の接触は、たわみ23が弾性体として作用することから、現像ローラ26が硬質材からなる場合でも、充分なニップ幅をもって、かつ非常に低圧接力で安定的に行なわれる。
【0017】
すなわち、この装置によれば、硬質の現像ローラを用いても、感光体や現像ローラに傷がつくということがなく、また、装置の大型化も防止することができる。
【0018】
なお、この装置と同様の装置は、特開平6−27859号公報、特開平6−258989号公報等にも開示されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特開平4−188164号公報記載の感光体駆動装置では、高摩擦係数の駆動ローラ21で感光体ベルト20を駆動し、押圧部材22の内側面22aによって感光体ベルト20の端縁部20aを案内する構成となっていたので、感光体ベルト20が駆動ローラ21に対して一旦斜行し始めると、ベルトの端縁部20aが押圧部材22の内側面22aに強く接触することとなる。
【0020】
このような状態になると、次のような問題が生じる。
【0021】
(1)感光体ベルト20が端縁部20aから破損してしまう。
【0022】
(2)駆動トルクが著しく増大する。
【0023】
(3)感光体ベルト20の中央部20bに浮きが生じ、露光装置25による走査線が湾曲したり、ドットのピッチが不均一になる。
【0024】
(4)押圧部材22の内側面22aが感光体ベルト20の端縁部20aによって削られ、その削りかすがベルト20と駆動ローラ21との間に侵入してスリップが発生し易くなり、露光装置25による走査線間隔が不均一になる。
【0025】
本発明の目的は、以上のような問題を解決し、感光体ベルト等の像担持体ベルトの斜行を防止することができる駆動機構を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の感光体ベルトの駆動機構は、円筒状に形成された可撓性を有する像担持体ベルトと、この像担持体ベルトの内径よりも小さな外径を有し、像担持体ベルトの内部にあって像担持体ベルトを駆動する単一の駆動ローラと、前記像担持体ベルトの両端部を、その円周方向において部分的に前記駆動ローラに対して押圧する押圧部材とを備え、この押圧部材と像担持体ベルトとの摩擦係数が像担持体ベルトと駆動ローラとの摩擦係数よりも小さく設定された像担持体ベルトの駆動機構であって、
前記像担持体ベルトの内径と駆動ローラの外径との差によって形成される像担持体ベルトの駆動ローラからの離間部分において、像担持体ベルトの少なくとも一端縁部を、当該一端縁部の側端面に摺接して案内するガイド体を備えているとともに、当該ガイド体の近くにおいて、ガイド体に対して斜めに向かう溝を有する摩擦板が像担持体ベルトの裏面に当接させて設けてあることを特徴とする。
【0027】
請求項2記載の感光体ベルトの駆動機構は、請求項1記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記ガイド体は、前記押圧部材の像担持体ベルト回転方向上流側近くに配置されていることを特徴とする。
【0028】
請求項3記載の感光体ベルトの駆動機構は、請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記像担持体ベルトの外周面において当該ベルトの幅方向に当接する当接部材を備えており、この当接部材とベルト外周面との当接部分が前記像担持体ベルトの進行方向と直交する方向に対して傾斜していることを特徴とする。
【0030】
請求項4記載の感光体ベルトの駆動機構は、請求項1,2,または3記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記摩擦板はガイド体と一体的に構成されていることを特徴とする。
【0031】
請求項5記載の感光体ベルトの駆動機構は、請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記ガイド体は、像担持体ベルトの両端縁部に設けられており、一方のガイド体が他方ガイド体に向けて付勢されていることを特徴とする。
【0032】
請求項6記載の感光体ベルトの駆動機構は、請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記像担持体ベルトの両端部には、全周に亙るリング状の突条が形成されているとともに、前記ガイド体は像担持体ベルトの両端縁部に設けられており、これらガイド体は前記突条を介して像担持体ベルトを当該像担持体ベルトの軸線方向に引っ張っていることを特徴とする。
【0033】
請求項7記載の感光体ベルトの駆動機構は、請求項1,2,3,4,5,または6記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記ガイド体の近くに、像担持体ベルトの裏面を電気的に吸着する吸着板が配置されていることを特徴とする。
【0034】
請求項8記載の感光体ベルトの駆動機構は、請求項7記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記吸着板はガイド体と一体的に構成されていることを特徴とする。
【0035】
【作用効果】
請求項1記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、円筒状に形成された可撓性を有する像担持体ベルトは、その両端部が円周方向において部分的に押圧部材によって駆動ローラに対し押圧されることにより、駆動ローラに対して部分的に密着した状態で駆動される。押圧部材と像担持体ベルトとの摩擦係数は、像担持体ベルトと駆動ローラとの摩擦係数よりも小さく設定されているから、像担持体ベルトは駆動ローラによって確実に回転駆動される。
【0036】
また、像担持体ベルトの内部に配置された駆動ローラの外径は、像担持体ベルトの内径よりも小さく構成されているから、押圧部材によって押圧されていない範囲においては、像担持体ベルトの内径と駆動ローラの外径との差によって、像担持体ベルトは駆動ローラから離間した状態で回転駆動されることとなる。
【0037】
そして、この請求項1記載の像担持体ベルトの駆動機構は、上記離間部分において、像担持体ベルトの少なくとも一端縁部を案内するガイド体を備えているので、像担持体ベルトが駆動ローラに対して斜行して巻き付けられることが防止されることとなる。
【0038】
像担持体ベルトは、上記押圧部材が設けられている範囲においては駆動ローラに対して比較的高摩擦力を持って密着しているからその軸線方向には極めて移動しにくい状態にある。
【0039】
これに対し、上記離間部分においては、像担持体ベルトは駆動ローラとは接触しておらず浮いた状態となっているから、比較的その軸線方向に移動し易い状態にある。
【0040】
この請求項1記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、像担持体ベルトは、上記離間部分、すなわち比較的その軸線方向に移動し易い部分において、ガイド体で案内されることで進行方向が規制されることとなるから、像担持体ベルトの端縁部とガイド体との接触圧は比較的小さなものとなる。
【0041】
すなわち、この請求項1記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、比較的小さな接触圧によって、像担持体ベルトを案内することができるから、端縁部の破損を防止しつつ像担持体ベルトの斜行を防止することができ、駆動トルクが増大することもないという効果が得られる。
【0042】
したがってまた、像担持体ベルト中央部の浮きが生じ難くなり、削りかすがベルトと駆動ローラとの間に侵入するという事態も生じ難くなる。
【0043】
請求項2記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項1記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記ガイド体は、前記押圧部材の像担持体ベルト回転方向上流側近くに配置されているので、像担持体ベルトは駆動ローラに押圧されるすぐ手前においてその進行方向が規制されることとなるので、駆動ローラに対する斜行が、より確実に防止される。
【0044】
請求項3記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記像担持体ベルトの外周面において当該ベルトの幅方向に当接する当接部材を備えており、この当接部材とベルト外周面との当接部分が前記像担持体ベルトの進行方向と直交する方向に対して傾斜しているので、この傾斜している当接部分においては、像担持体ベルトに対し、当該ベルトをその進行方向と直交する方向に移動させようとする推力が発生する。
【0045】
すなわち、像担持体ベルトは、この推力によって進行方向と直交する方向に付勢され、この付勢力によってガイド体に摺接することとなる。
【0046】
したがって、当接部材以外に他の付勢手段を要することなく像担持体ベルトをガイド体に摺接させることができ、確実に像担持体ベルトの斜行を防止することができる。
【0047】
像担持体ベルトが感光体ベルトである場合、当接部材は、感光体ベルトの表面を一様に帯電させるための帯電手段、感光体ベルト上のトナーを転写媒体に転写させる転写手段、感光体ベルト上に残留しているトナーを除去するためのクリーニング手段等のうちの少なくとも一つの手段によって構成することができるから、より一層簡単な構造で像担持体ベルトの斜行を防止することができる。
【0048】
請求項4記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項1,2または3記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記ガイド体の近くにおいてガイド体に対して斜めに向かう溝を有する摩擦板が像担持体ベルトの裏面に当接させて設けてあるので、像担持体ベルトと摩擦板との当接部分においては、像担持体ベルトに対し、当該ベルトをガイドに向けて移動させようとする推力が発生する。
【0049】
すなわち、像担持体ベルトは、この推力によってガイド体に向けて付勢され、この付勢力によってガイド体に摺接することとなるので、その斜行が確実に防止される。
【0050】
請求項5記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項4記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記摩擦板はガイド体と一体的に構成されているので、構造の簡素化を図ることができる。
【0051】
請求項6記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記ガイド体は、像担持体ベルトの両端縁部に設けられており、一方のガイド体が他方ガイド体に向けて付勢されているので、この付勢力によって、像担持体ベルトはガイド体に確実に摺接することとなる。
【0052】
したがって、その斜行が確実に防止される。
【0053】
請求項7記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記像担持体ベルトの両端部には、全周に亙るリング状の突条が形成されているとともに、前記ガイド体は像担持体ベルトの両端縁部に設けられており、これらガイド体は前記突条を介して像担持体ベルトをその軸線方向に引っ張っているので、像担持体ベルトの斜行が防止されると同時に、その中央部の浮きが確実に防止される。
【0054】
請求項8記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項1,2,3,4,5,6,または7記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記ガイド体の近くに、像担持体ベルトの裏面を電気的に吸着する吸着板が配置されているので、像担持体ベルトがガイド体に摺接することによる変形や振動を防止することができ、上記離間部分における像担持体ベルトの形状を安定させることができる。
【0055】
請求項9記載の像担持体ベルトの駆動機構によれば、請求項8記載の像担持体ベルトの駆動機構において、前記吸着板はガイド体と一体的に構成されているので、構造の簡素化を図ることができる。
【0056】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0057】
<第1の実施の形態>
図1(a)は本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第1の実施の形態を用いた画像形成装置の模式図、(b)は図(a)におけるb−b断面図、図2は図1におけるII矢視拡大図である。
【0058】
これらの図において、10は像担持体ベルトとしての感光体ベルト、11は駆動ローラ、12は押圧部材、31,32はそれぞれ当接部材としての帯電手段とクリーニング手段、40はガイド体である。なお、33は転写手段、34は露光手段、35は現像手段、36は除電手段である。
【0059】
感光体ベルト10は、円筒状に形成された可撓性を有するベルトであり、可撓性を有する基材上に感光層を形成することによって構成されている。例えば、基材としては、電鋳法にて作製したニッケルシームレス管を用いることができる。感光層は、いわゆるOPC(有機感光体)をディッピング法で形成することができる。このような感光体ベルト10の可撓性すなわち柔軟さは、基材の厚みと径とを調整することにより決定することが可能であるから、使用される画像形成装置に応じて適宜設定することが可能である。例えば、基材厚み20〜200μm、基材直径10〜300mmの範囲で適宜設定する。なお、OPCは主として樹脂からなるので、可撓性の面では優れるが、基材との密着性を確保し、レーザー光の干渉対策を施すために、基材とOPCとの間に下引き層を形成することが望ましい。下引き層としては、酸化亜鉛、酸化チタン等のレーザー光を吸収可能な粒子をナイロン樹脂等の樹脂に分散させた層が好適である。
【0060】
駆動ローラ11は、感光体ベルト10の内径よりも小さな外径を有しており、感光体ベルト10の内部に配置されている。この駆動ローラ11は感光体ベルト10との接触面で充分な摩擦力が得られるように構成されている。例えば、金属製あるいは樹脂製のスリーブ上に、高摩擦係数の樹脂をコーテイング、あるいは、ライニングすることによって構成されている。
【0061】
押圧部材12は、ほぼ半円弧状に形成されており、その内面12aで感光体ベルト10の両端部分を、駆動ローラ11に向け軽く押圧している。この押圧部材12は、感光体ベルト10の側端面(10c)とは当接しておらず、軸線方向(図2の矢印X1,X2方向)に関しては感光体ベルト10の移動を規制していない。押圧部材12は、感光体ベルト10との摩擦係数が、感光体ベルト10と駆動ローラ11との摩擦係数よりも小さくなるように構成されている。例えば、この押圧部材12の内面にはスポンジ等からなる弾性層が形成されており、この弾性層を介して感光体ベルトを押圧するようになっている。
【0062】
感光体ベルト10の内径は、駆動ローラ11の外径よりも大きく構成されているから、押圧部材12によって感光体ベルト10が駆動ローラ11に向けて押圧されると、図1に示すように、押圧部材12によって押圧されている範囲(半径方向ほぼ180度の範囲)では、感光体ベルト10の内面10bと駆動ローラ11の外周面11bとが密着する(密着部分をAで示す)。一方、この密着部分Aと反対側においては、感光体ベルト10と駆動ローラ11との周長差によって感光体ベルト10が駆動ローラ11から離間する(離間部分をBで示す)。
【0063】
そして、密着部分Aにおいては、押圧部材12が、その内面で感光体ベルト10の両端部分を駆動ローラ11に向けて押圧しているから、駆動ローラ11によって感光体ベルト10が確実に駆動されるようになっている。
【0064】
すなわち、感光体ベルト10は、押圧部材12によって押圧されている範囲では、駆動ローラ11に密着した状態で回転駆動され、押圧部材12によって押圧されていない範囲では、駆動ローラ11から離間した状態で回転することとなる。
【0065】
したがって、感光体ベルト10は、駆動ローラ11との密着部分Aをいわば疑似硬質材として、また離間部分Bを疑似軟質材として利用することができる。すなわち、密着部分Aにおいては感光体ベルト10が硬質(例えば金属製)の駆動ローラ11に密着しているから、硬質材と同様に利用することができ、離間部分Bにおいては、感光体ベルト10が駆動ローラ11から離間していて感光体ベルト10本来の可撓性が得られるから、軟質材と同様に利用することができる。
【0066】
図1に示すように、帯電手段31、クリーニング手段32、および除電手段36は、密着部分Aに対して配置されており、転写手段33は密着部分Aと離間部分Bとの境界部分に配置されており、現像手段35は離間部分Bに配置されている。
【0067】
帯電手段31は感光体ベルト10の表面(外周面10a)に当接して回転する帯電ローラで構成されており、感光体ベルト10の表面を一様に帯電させるようになっている。この帯電ローラ31は、その軸端31a,31a(図2参照)が図示しない適宜の支持手段によって支持され、図示しない付勢手段によって駆動ローラ11に向けて押圧力F1で押圧されていることにより、感光体ベルト10の外周面10aにおいて当該ベルト10の幅方向に当接している。
【0068】
そして、図2に示すように、この帯電ローラ31と、感光体ベルト10の外周面10aとの当接部分T1は、感光体ベルト10の進行方向Yと直交する方向に対して角度θだけ傾斜している。
【0069】
クリーニング手段32は、感光体ベルト10の外周面10aに当接して残留トナーを掻き落とすクリーニングブレード32aと、このブレード32aによって掻き落とされたトナーを回収するトナー回収室32bとを有している。クリーニング手段32は、図示しない付勢手段によって駆動ローラ11に向けて押圧力F2で押圧されていることにより、そのクリーニングブレード32aが感光体ベルト10の外周面10aにおいて当該ベルト10の幅方向に当接している。
【0070】
そして、図2に示すように、クリーニングブレード32aと、感光体ベルト10の外周面10aとの当接部分T2は、感光体ベルト10の進行方向Yと直交する方向に対して角度θだけ傾斜している。
【0071】
なお、傾斜させる角度θは、図2においては、説明を分かりやすくするために大きく表してあるが、実際には極めて微小、例えば、0.01〜1度程度に設定してある。
【0072】
転写手段33は、転写ローラで構成されている。この転写ローラ33は、感光体ベルト10と当接して回転可能である。
【0073】
露光手段34は、感光体ベルト10に向けてレーザー光Lを照射することにより感光体ベルト10上に静電潜像を形成するようになっている。34aは露光位置であり、上記密着部分A上に形成されている。
【0074】
現像手段35は、感光体ベルト10の表面に当接して回転し、感光体ベルト10の表面にトナーを付着させてトナー像を形成する現像ローラ35aと、この現像ローラ35aに供給されるトナーが収容されたトナー貯留室35bとを備えている。
【0075】
除電手段36は除電ランプで構成されており、感光体ベルト10の表面に一様に光を照射することにより、その表面の除電を行なうようになっている。
【0076】
ガイド体40は、図1(a)に示すように、前述した離間部分Bにおいて、押圧部材12の感光体ベルト10の回転方向上流側近くに配置されており、図1(b)に示すように感光体ベルト10の端縁部10cを案内するようになっている。なお、ガイド体40は、感光体ベルト10の少なくとも一端縁部を案内することができれば良く、この場合、図(b)において左方のものだけ(40’)でもかまわない。ガイド体40は図示しない適宜の支持部材によって支持されている。ガイド体40は滑り製の良い合成樹脂、例えば、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂で構成することが望ましい。
【0077】
以上のような画像形成装置による画像形成動作は次の通りである。
【0078】
図示しない駆動手段によって駆動ローラ11が回転駆動され、これによって感光体ベルト10も矢印Y方向に回転駆動される。
【0079】
その過程において、感光体ベルト10は、先ず除電手段36によって除電された後、帯電ローラ31によって一様に帯電させられる。
【0080】
次いで、露光位置34aにおいてレーザー光Lが照射されることにより感光体ベルト10上に静電潜像が形成され、この静電潜像は現像手段35で現像されてトナー像となる。
【0081】
このトナー像は、転写ローラ33と感光体ベルト10との間に供給される転写媒体(用紙等の記録媒体あるいは中間転写ベルト)Dに転写ローラ33によって転写される。
【0082】
この際完全に転写されることなく感光体ベルト10の表面に残留したトナーは、クリーニング手段32のクリーニングブレード32aによって掻き落とされる。
【0083】
その後、感光体ベルト10は、再び除電手段36によって除電され、次の画像形成がなされる。
【0084】
以上のような画像形成装置によれば、次のような作用効果が得られる。
【0085】
(a)離間部分Bおいて、感光体ベルト10の端縁部10cを案内するガイド体40を備えているので、感光体ベルト10が駆動ローラ11に対して斜行して巻き付けられることが防止される。
【0086】
感光体ベルト10は、押圧部材12が設けられている範囲においては駆動ローラ11に対して比較的高摩擦力を持って密着しているからその軸線方向(図2矢印X1,X2方向)には極めて移動しにくい状態にある。
【0087】
これに対し、離間部分Bにおいては、感光体ベルト10は駆動ローラ11とは接触しておらず浮いた状態となっているから、比較的その軸線方向に移動し易い状態にある。
【0088】
この実施の形態の駆動機構によれば、感光体ベルト10は、離間部分B、すなわち比較的その軸線方向に移動し易い部分において、ガイド体40で案内されることで進行方向が規制されることとなるから、感光体ベルト10の端縁部10cとガイド体40との接触圧は比較的小さなものとなる。
【0089】
すなわち、この駆動機構によれば、比較的小さな接触圧によって、感光体ベルト10を案内することができるから、端縁部10cの破損を防止しつつ感光体ベルト10の斜行を防止することができ、駆動トルクが増大することもないという効果が得られる。
【0090】
また、感光体ベルト10中央部の浮きが生じ難くなり、削りかすがベルト10と駆動ローラ11との間に侵入するという事態も生じ難くなる。
【0091】
したがって、感光体ベルト10に対するレーザー光Lの照射位置に狂いが生じにくくなり、正確な画像を形成することが可能となる。しかも、レーザー光Lの照射位置34aは、密着部分A、すなわち感光体ベルト10の挙動が非常に安定している部分において形成されているので、より一層正確な画像を形成することが可能となる。
【0092】
(b)ガイド体40は、押圧部材12の、感光体ベルト10の回転方向上流側近くに配置されているので、感光体ベルト10は駆動ローラ11に押圧されるすぐ手前においてその進行方向が規制されることとなる。したがって、感光体ベルト10の駆動ローラ11に対する斜行が、より確実に防止される。
【0093】
(c)感光体ベルト10の外周面10aにおいて当該ベルトの幅方向に当接する当接部材31,32を備えており、図2に示すように当接部材とベルト外周面との当接部分T1,T2が感光体ベルト10の進行方向と直交する方向に対してθだけ傾斜しているので、この傾斜している当接部分T1,T2においては、感光体ベルト10に対し、当該ベルトをその進行方向と直交する方向(この場合矢印X2方向)に移動させようとする推力Fx1,Fx2が発生する。
【0094】
すなわち、感光体ベルト10は、この推力によって矢印X2方向に付勢され、この付勢力によってガイド体40’に摺接することとなる。
【0095】
したがって、上記当接部材31,32以外に他の付勢手段を要することなく感光体ベルト10をガイド体40’に摺接させることができ、確実に感光体ベルト10の斜行を防止することができる。また、蛇行も防止することができる。
【0096】
しかも、当接部材は、画像を形成する上で必要な帯電ローラ31,クリーニングブレード32aによって構成されているので、これらの手段の他に、当接部材を別途設ける必要がなくなるより一層簡単な構造で感光体ベルト10の斜行を防止することができる。
【0097】
<第2の実施の形態>
図3は本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第2の実施の形態の要部を示す図で、(a)は断面図、(b)は図(a)におけるベルト10を省略したb矢視図である。なお図(a)は図1(a)におけるb−b断面に相当する図である。
【0098】
この実施の形態の特徴は、感光体ベルト10の裏面10bに当接する摩擦板42をガイド体41に対して一体的に設け、摩擦板42の感光体ベルト10との当接面に、ガイド体41に対して斜めに向かう溝42aを設けた点にある。
【0099】
このような構成とすると、感光体ベルト10と摩擦板42との当接部分においては、溝42aのエッジ部分42bが感光体ベルト10に接触することによって感光体ベルト10に対し、当該ベルトをガイド41に向けて移動させようとする推力V1が発生する。
【0100】
すなわち、感光体ベルト10は、この推力V1によってガイド体41に向けて付勢され、この付勢力によってガイド体41に摺接することとなるので、その斜行および蛇行が確実に防止される。
【0101】
したがって、このような構成を採用した場合には、上述した第1の実施の形態における当接部材を必ずしも傾斜させる必要はない。
【0102】
<第3の実施の形態>
図4は本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第3の実施の形態の要部を示す断面図で、図1(a)におけるb−b断面に相当する図である。
【0103】
この実施の形態が前述した第1の実施の形態と異なる点は、一方のガイド体40が他方ガイド体40’に向けて付勢部材(例えば圧縮コイルバネ)43によって付勢されている点にある。
【0104】
このような構成によれば、付勢部材43の付勢力によって、感光体ベルト10はガイド体40および40’に確実に摺接することとなるので、その斜行および蛇行が確実に防止される。
【0105】
したがって、このような構成を採用した場合には、上述した第1の実施の形態における当接部材を必ずしも傾斜させる必要はない。
【0106】
<第4の実施の形態>
図5は本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第4の実施の形態の要部を示す断面図で、図1(a)におけるb−b断面に相当する図である。
【0107】
この実施の形態の特徴は、感光体ベルト10の両端部には全周に亙るリング状の突条10dが形成されているとともに、一対のガイド体44,45は前記突条10dと摺接して案内する係合部44a,45aを有しており、一方のガイド体44が付勢部材(例えば引っ張りバネ)46によって矢印X1方向に付勢されている点にある。
【0108】
このような構成によれば、感光体ベルト10は、ガイド体44,45により、突条10dを介してその軸線方向(矢印X1,X2方向)に引っ張られながら案内されることとなるから、その斜行および蛇行が防止されると同時に、その中央部10eの浮きが確実に防止される。
【0109】
したがって、このような構成を採用した場合には、上述した第1の実施の形態における当接部材を必ずしも傾斜させる必要はない。
【0110】
<第5の実施の形態>
図6は本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第5の実施の形態の要部を示す図で、(a)は断面図、(b)は図(a)のにおけるベルト10を省略したb矢視図、(c)は図(a)の拡大図である。なお図(a)は図1(a)におけるb−b断面に相当する図であり、一方のガイド体の周辺のみを示した図である。
【0111】
この実施の形態の特徴は、ガイド体47の近くに、感光体ベルト10の裏面10bを電気的に吸着する吸着板48が配置されている点にある。吸着板48はガイド体47と一体的に構成されている。
【0112】
吸着板48は導電性基材48aと、この導電性基材48aの表面に形成された誘電体層48bとを有しており、この誘電体層48bが感光体ベルト10の裏面10bすなわち感光体ベルト10の基材(例えばニッケルシームレス管)10fを吸着するように、この基材10fと吸着板48の導電性基材48aとの間に電圧Vが印加されている。なお、図(c)において10gは感光体ベルト10の感光層である。
【0113】
また、吸着板48の誘電体層48bには、ガイド体47に対して斜めに向かう溝48cが設けられている。
【0114】
このような構成とすると、感光体ベルト10が吸着板48に吸着されつつガイド体47によって案内されるので、ガイド体47に摺接することによる感光体ベルト10の変形や振動を防止することができ、離間部分Bにおける感光体ベルト10の形状を安定させることができる。
【0115】
また、感光体ベルト10と吸着板48との当接部分においては、溝48cのエッジ部分48dが感光体ベルト10に接触することによって、感光体ベルト10に対し、当該ベルトをガイド47に向けて移動させようとする推力が発生する。このため、感光体ベルト10は、この推力によってガイド体47に向けて付勢されてガイド体47に摺接することとなるので、その斜行および蛇行が確実に防止される。
【0116】
したがって、このような構成を採用した場合には、上述した第1の実施の形態における当接部材を必ずしも傾斜させる必要はない。
【0117】
<第6の実施の形態>
図7は本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第6の実施の形態の要部を示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【0118】
この実施の形態の特徴は、ガイド体49に対して感光体ベルト10の端部を押圧する押圧ローラ50を設け、この押圧ローラ50を感光体ベルト10の進行方向Yと直交する方向に対して傾斜させた点にある。押圧ローラ50は図示しない付勢手段によってガイド体49に向けて付勢されている。
【0119】
このような構成とすると、感光体ベルト10がガイド体49に対して押圧されつつガイド体49の内側面49aによって案内されるので、内側面49aに摺接することによる感光体ベルト10の変形や振動を防止することができ、離間部分Bにおける感光体ベルト10の形状を安定させることができる。
【0120】
また、感光体ベルト10と押圧ローラ50との接触部において、感光体ベルト10をガイド49の内側面49aに向けて移動させようとする推力V2が発生する。このため、感光体ベルト10は、この推力によってガイド体の内側面49aに向けて付勢され摺接することとなるので、その斜行および蛇行が確実に防止される。
【0121】
したがって、このような構成を採用した場合には、上述した第1の実施の形態における当接部材を必ずしも傾斜させる必要はない。
【0122】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0123】
例えば、
(1)上記第1の実施の形態では、当接部材として帯電手段31とクリーニング手段32とを採用したが、転写ローラ33を採用することもでき、これらのうちのいずれか一つのみを採用することもできる。また、除電手段36を除電ローラで構成した場合には、この除電ローラを当接部材として採用することもできる。さらに、感光体ベルト10とローラ11との密着部分Aに現像手段を配置した場合には、その現像ローラを当接部材として採用することもできる。
【0124】
(2)上述した駆動機構は、感光体ベルトに限らず、中間転写ベルトの駆動機構としても用いることができる。
【0125】
(3)図3に示した摩擦板42、図6に示した吸着板48は、ガイド体40、47と別体としても良い。
【0126】
(4)ガイド体や摩擦板は感光体ベルトの基材をバイアスさせる電極として利用することも可能である。
【0127】
【発明の効果】
この発明の駆動機構によれば、比較的小さな接触圧によって、像担持体ベルトを案内することができるから、端縁部の破損を防止しつつ像担持体ベルトの斜行を防止することができ、駆動トルクが増大することもないという効果が得られる。
【0128】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第1の実施の形態を用いた画像形成装置の模式図、(b)は図(a)におけるb−b断面図。
【図2】図1におけるII矢視拡大図。
【図3】本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第2の実施の形態の要部を示す図で、(a)は断面図、(b)は図(a)のにおけるベルト10を省略したb矢視図。
【図4】本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第3の実施の形態の要部を示す断面図。
【図5】本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第4の実施の形態の要部を示す断面図。
【図6】本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第5の実施の形態の要部を示す図で、(a)は断面図、(b)は図(a)におけるベルト10を省略したb矢視図、(c)は図(a)の拡大図。
【図7】本発明に係る像担持体ベルトの駆動機構の第6の実施の形態の要部を示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図8】(a)(b)は従来技術の説明図。
【符号の説明】
A 密着部分
B 離間部分B
10 感光体ベルト(像担持体ベルト)
10d 突条
11 駆動ローラ
12 押圧部材
31 帯電ローラ(当接部材)
32 クリーニング手段(当接部材)
40 ガイド体
42 摩擦板
48 吸着板
Claims (8)
- 円筒状に形成された可撓性を有する像担持体ベルトと、この像担持体ベルトの内径よりも小さな外径を有し、像担持体ベルトの内部にあって像担持体ベルトを駆動する単一の駆動ローラと、前記像担持体ベルトの両端部を、その円周方向において部分的に前記駆動ローラに対して押圧する押圧部材とを備え、この押圧部材と像担持体ベルトとの摩擦係数が像担持体ベルトと駆動ローラとの摩擦係数よりも小さく設定された像担持体ベルトの駆動機構であって、
前記像担持体ベルトの内径と駆動ローラの外径との差によって形成される像担持体ベルトの駆動ローラからの離間部分において、像担持体ベルトの少なくとも一端縁部を、当該一端縁部の側端面に摺接して案内するガイド体を備えているとともに、当該ガイド体の近くにおいて、ガイド体に対して斜めに向かう溝を有する摩擦板が像担持体ベルトの裏面に当接させて設けてあることを特徴とする像担持体ベルトの駆動機構。 - 前記ガイド体は、前記押圧部材の像担持体ベルト回転方向上流側近くに配置されていることを特徴とする請求項1記載の像担持体ベルトの駆動機構。
- 前記像担持体ベルトの外周面において当該ベルトの幅方向に当接する当接部材を備えており、この当接部材とベルト外周面との当接部分が前記像担持体ベルトの進行方向と直交する方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構。
- 前記摩擦板はガイド体と一体的に構成されていることを特徴とする請求項1,2,または3記載の像担持体ベルトの駆動機構。
- 前記ガイド体は、像担持体ベルトの両端縁部に設けられており、一方のガイド体が他方ガイド体に向けて付勢されていることを特徴とする請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構。
- 前記像担持体ベルトの両端部には、全周に亙るリング状の突条が形成されているとともに、前記ガイド体は像担持体ベルトの両端縁部に設けられており、これらガイド体は前記突条を介して像担持体ベルトを当該像担持体ベルトの軸線方向に引っ張っていることを特徴とする請求項1または2記載の像担持体ベルトの駆動機構。
- 前記ガイド体の近くに、像担持体ベルトの裏面を電気的に吸着する吸着板が配置されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,または6記載の像担持体ベルトの駆動機構。
- 前記吸着板はガイド体と一体的に構成されていることを特徴とする請求項7記載の像担持体ベルトの駆動機構。
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