JP2018185062A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2018185062A
JP2018185062A JP2017085441A JP2017085441A JP2018185062A JP 2018185062 A JP2018185062 A JP 2018185062A JP 2017085441 A JP2017085441 A JP 2017085441A JP 2017085441 A JP2017085441 A JP 2017085441A JP 2018185062 A JP2018185062 A JP 2018185062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
evaporating dish
cooling storage
support
machine room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017085441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6898141B2 (ja
Inventor
義朗 熊切
Yoshiro Kumakiri
義朗 熊切
和芳 関
Kazuyoshi Seki
和芳 関
加藤 貴芳
Takayoshi Kato
貴芳 加藤
大輔 平木
Daisuke Hiraki
大輔 平木
祐基 中村
Sukeki Nakamura
祐基 中村
林 祐治
Yuji Hayashi
祐治 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Corp
Original Assignee
Hoshizaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Corp filed Critical Hoshizaki Corp
Priority to JP2017085441A priority Critical patent/JP6898141B2/ja
Publication of JP2018185062A publication Critical patent/JP2018185062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6898141B2 publication Critical patent/JP6898141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

【課題】蒸発皿から発生する蒸気が蒸発用ファンに向かう事態を抑制することが可能な冷却貯蔵庫を提供する。【解決手段】貯蔵物が配される貯蔵室11を有する箱体12と、箱体12の下方に配される機械室20と、機械室20に収容される凝縮器22と、箱体12に設けられ、貯蔵室11を冷却することが可能な冷却器32と、機械室20を構成する底壁40の下面40Bに設けられ、冷却器32を除霜した際に発生する水を貯留することが可能な蒸発皿70と、機械室20に収容され、底壁40に形成された通気孔40Dを通じて蒸発皿70に対して送風可能な蒸発用ファン50と、を備え、蒸発皿70は、下面40Bとの間に上下方向について隙間S1を空ける形で配されていることに特徴を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、冷却貯蔵庫に関する。
従来、冷却貯蔵庫として、貯蔵室と機械室とを備える構成のものが知られている(下記特許文献1)。特許文献1のものでは、機械室に凝縮器や圧縮機等からなる冷却装置が収容されている。また、機械室には冷却器を除霜した際に生じる除霜水を受けるための蒸発皿が配されている。また、蒸発皿に対して送風可能な蒸発用ファンが機械室に配置されている構成のものも知られている。
特開2010−112672号公報
機械室に蒸発皿及び蒸発用ファンが配されている構成では、蒸発皿で発生した蒸気が機械室内にある蒸発用ファンに向かい、蒸発皿に送風される事態(ショートサイクル)が懸念される。この場合、飽和蒸気に近い空気が蒸発皿に送風されることになり、蒸発皿に溜まった水の蒸発効率が低下してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、蒸発皿から発生する蒸気が蒸発用ファンに向かう事態を抑制することが可能な冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷却貯蔵庫は、貯蔵物が配される貯蔵室を有する箱体と、前記箱体の下方に配される機械室と、前記機械室に収容される凝縮器と、前記箱体に設けられ、前記貯蔵室を冷却することが可能な冷却器と、前記機械室を構成する底壁の下面に設けられ、前記冷却器を除霜した際に発生する水を貯留することが可能な蒸発皿と、前記機械室に収容され、前記底壁に形成された通気孔を通じて前記蒸発皿に対して送風可能な蒸発用ファンと、を備え、前記蒸発皿は、前記下面との間に上下方向について隙間を空ける形で配されていることに特徴を有する。
上記構成によれば、蒸発皿及び蒸発用ファンの双方が機械室内部に収容されている構成と比べて、蒸発皿から発生した蒸気が蒸発用ファンに向かう事態を抑制することができる。また、蒸発皿が機械室の外部に設けられているため、蒸発皿の貯水状況を使用者が確認し易くなる。さらに、通気孔を通じて機械室内の空気を機械室外部に排出できるので機械室の温度を下げることができる。
また、前記下面には、前記蒸発皿の周端部を支持する一対の支持レールが設けられ、前記支持レールは、前記下面に沿って延び、前記下面に取り付けられる被取付部と、前記蒸発皿の前記周端部を支持する支持面を有する支持部と、前記被取付部と前記支持部とを連結する連結部と、を備え、前記連結部には、切欠部が形成されているものとすることができる。蒸発用ファンによって蒸発皿から発生した蒸気を、切欠部を通じて一対の支持レールの外側に排気することができる。このため、蒸発皿の水をより蒸発させ易くすることができる。
また、前記機械室を構成すると共に前記凝縮器と対向配置されるパネル部材と、前記機械室に収容される電装箱と、を備え、前記パネル部材には、前記凝縮器と対向配置される複数のパネル部材側通気孔が形成され、前記電装箱は、前記底壁上において前記凝縮器と前記蒸発用ファンの間に配されているものとすることができる。蒸発用ファンを駆動させることで、パネル部材側通気孔から蒸発用ファンに向かう空気の流れを生じさせることができる。凝縮器と蒸発用ファンの間に電装箱を配置することで、上記空気の流れによって電装箱を冷却することができる。
また、前記電装箱内には、ヒートシンクが収容され、前記電装箱を構成する外壁部のうち、前記ヒートシンクと接触する第1外壁部は、前記電装箱における前記凝縮器側の外面を構成するものとすることができる。蒸発用ファンを駆動させることで生じた空気を第1外壁部の外面に当てることができ、電装箱内のヒートシンクを効果的に冷却することができる。
また、前記機械室には、電装箱が収容され、前記電装箱は、前記蒸発用ファンの上方に配されているものとすることができる。蒸発用ファンを駆動させることで、電装箱周辺の空気を蒸発皿に送ることができ、電装箱を冷却することができる。
また、前記機械室には、電装箱が収容され、前記電装箱は、前記底壁を介して、前記蒸発皿の上方に配されているものとすることができる。蒸発皿に貯留された水が蒸発した際の蒸発潜熱によって、底壁ひいてはその上方に配されている電装箱を冷却することができる。
また、前記底壁において、前記電装箱の下方には、貫通孔が形成されているものとすることができる。蒸発皿に貯留された水が蒸発した際の蒸発潜熱によって、電装箱をより効果的に冷却することができる。
また、前記一対の支持レールは、当該冷却貯蔵庫の左右方向に間隔を空けて対向配置されると共に、当該冷却貯蔵庫の前後方向に沿ってそれぞれ延びるものとされ、前記凝縮器と前記蒸発皿の前記左右方向における距離は、一対の支持レールのうち、前記凝縮器側に配された前記支持レールの前記切欠部の前記前後方向の長さよりも大きい値で設定されているものとすることができる。上記構成では、機械室の空気によって蒸発皿の水が蒸発し、水蒸気となる。この水蒸気が凝縮器に向かうと、ショートサイクルとなり、凝縮能力が低下する。上記構成によれば、凝縮器と蒸発皿の左右方向における距離を支持レールの切欠部の長さよりも大きくすることで、十分に確保することができ、蒸発皿の水蒸気が凝縮器に達する事態を抑制できる。
また、前記蒸発皿は、平面視方形状をなし、前記蒸発皿の周端部のうち、前記凝縮器側の周端部を凝縮器側周端部とし、前記凝縮器とは反対側の周端部を反対側周端部とした場合において、前記底壁の前記下面と前記凝縮器側周端部との隙間が、前記底壁の前記下面と前記反対側周端部との隙間に比べて小さい値で設定されているものとすることができる。底壁の下面と凝縮器側周端部との隙間を小さくすることで、蒸発皿の水蒸気が凝縮器に向かう事態を抑制できる。
また、前記一対の支持レールのうち、前記凝縮器に近い側の支持レールを凝縮器側支持レールとし、前記凝縮器とは反対側の支持レールを反対側支持レールとした場合において、前記凝縮器側支持レールの前記支持面は、前記反対側支持レールの前記支持面よりも高い位置に配されているものとすることができる。底壁の下面と凝縮器側周端部との隙間を、底壁の下面と反対側周端部との隙間に比べて小さい値で設定することができる。
また、前記蒸発皿と前記凝縮器は、当該冷却貯蔵庫の左右方向に配列されており、前記蒸発用ファンは、その送風方向が当該冷却貯蔵庫の前方に向かうにつれて下降傾斜する姿勢で配されているものとすることができる。蒸発皿から発生した蒸気を主に前方に向かわせることができ、蒸発皿の左右方向、ひいては凝縮器に向かう事態を抑制することができる。
また、前記機械室を構成すると共に前記凝縮器と対向配置されるパネル部材を備え、前記パネル部材には、前記凝縮器と対向配置される複数のパネル部材側通気孔が形成され、前記複数のパネル部材側通気孔のうち、前記蒸発皿に最も近い側に配される前記パネル部材側通気孔が、前記パネル部材において、前記凝縮器における前記蒸発皿側の端部に対して、前記蒸発皿とは反対側となる箇所に配されているものとすることができる。パネル部材側通気孔をパネル部材における蒸発皿とは反対側に偏在させることで、蒸発皿から発生した蒸気がパネル部材側通気孔を通じて凝縮器に向かう事態を抑制することができる。
また、前記機械室を構成すると共に前記凝縮器と対向配置されるパネル部材を備え、前記パネル部材には、前記凝縮器と対向配置される複数のパネル部材側通気孔が形成され、前記複数のパネル部材側通気孔のうち、最も下方に配される前記パネル部材側通気孔が、前記パネル部材において、前記凝縮器の下端部よりも高い位置に配されているものとすることができる。パネル部材側通気孔をパネル部材において比較的高い位置に配することで、底壁の下方に配されている蒸発皿から発生した蒸気がパネル部材側通気孔を通じて凝縮器に向かう事態を抑制することができる。
また、前記蒸発用ファンを前記底壁に固定する固定部材を備え、前記底壁における当該冷却貯蔵庫の前側の前端部には、前記前側が相対的に低い段差状をなす段差部が設けられ、前記底壁には、上方に立ち上がる立壁が設けられ、前記固定部材は、前記段差部における前面及び前記立壁における前面に対して当該冷却貯蔵庫の前方からねじ止めされているものとすることができる。蒸発用ファンを固定部材を介して底壁に固定することができる。固定部材は、前方からねじ止めすることができるから作業性が良好である。
また、前記下面には、前記蒸発皿の周端部を支持する一対の支持レールが設けられ、前記支持レールは、前記下面に沿って延び、前記下面に取り付けられる被取付部と、前記蒸発皿を支持する支持面を有する支持部と、前記被取付部と前記支持部とを連結する連結部と、を備え、前記一対の支持レールのうち、前記凝縮器に近い側の支持レールを凝縮器側支持レールとし、前記凝縮器とは反対側の支持レールを反対側支持レールとした場合において、前記反対側支持レールの前記連結部には、レール側貫通孔が形成されているものとすることができる。蒸発用ファンによって蒸発皿から発生した蒸気を、レール側貫通孔を通じて支持レールの外側に排気することができる。このため、蒸発皿の水をより蒸発させ易くすることができる。なお、レール側貫通孔は凝縮器側とは反対側の支持レールである反対側支持レールに形成されているから、蒸気が凝縮器に向かう事態を抑制することができる。
また、前記冷却器に取り付けられる除霜ヒータを備え、前記冷却器は、対向配置された一対の管板と、前記一対の管板の間に配される複数のプレートフィンと、蛇行状をなし、前記一対の管板及び前記複数のプレートフィンを貫通する形で配されている冷媒管と、を備え、前記除霜ヒータの一部は、前記一対の管板のうち、少なくとも一方の管板の周端部に凹設された凹部に嵌合されており、前記一方の管板の前記周端部には、プレート部材が取り付けられ、前記プレート部材は、前記凹部に嵌合された前記除霜ヒータの前記一部を前記凹部の開口側から覆うプレート本体部と、前記プレート本体部における外周端部から前記一方の管板の内側に向かって立ち上がるプレート立壁部と、を備えるものとすることができる。管板の凹部に除霜ヒータを嵌合させた後、プレート部材を管板に取り付けることで、管板とプレート部材によって除霜ヒータを保持することができる。ここで、プレート部材は、プレート立壁部を備えることで、剛性をより高くすることができる。さらに、プレート立壁部は、プレート本体部における外周端部から一方の管板の内側に向かって立ち上がる形態をなすため、一方の管板の外側に向かって立ち上がる構成と比べて、省スペース化を図ることができる。
また、前記除霜ヒータは、蛇行状をなし、前記一対の管板のうち、他方の管板には、前記除霜ヒータが有する湾曲部が挿通される湾曲部挿通孔が形成されているものとすることができる。他方の管板の湾曲部挿通孔に除霜ヒータの湾曲部を挿通した後、凹部に除霜ヒータを嵌合させ、その後、プレート部材を取り付けることで、除霜ヒータを一対の管板の双方に固定することができる。
また、前記除霜ヒータは、蛇行状をなし、前記一対の管板のうち、他方の管板の周端部には、前記除霜ヒータが有する湾曲部に対して前記凹部の開口側から係止する係止部が形成されているものとすることができる。他方の管板の係止部を除霜ヒータの湾曲部に係止させた後、凹部に除霜ヒータを嵌合させ、その後、プレート部材を取り付けることで、除霜ヒータを一対の管板の双方に固定することができる。
本発明によれば、蒸発皿から発生する蒸気が蒸発用ファンに向かう事態を抑制することが可能な冷却貯蔵庫を提供することができる。
本発明の実施形態1に係るショーケースを示す正面図 ショーケースが備えるフロントパネルの左側部分を示す正面図 ショーケースを示す側断面図 機械室を示す平面図 ショーケースの右下部分を示す斜視図 蒸発皿付近の構成を示す正面図 一対の支持レールを示す斜視図 機械室を示す側面図 蒸発用ファン及び蒸発皿を示す斜視図 電装箱を後方から視た斜視図 電装箱の内部を示す斜視図 機械室の右側部分を示す斜視図 機械室の右側部分において蒸発用ファンを取り外した状態を示す斜視図 機械室の右側部分においてオペレーションボックスを取り外した状態を示す斜視図 オペレーションボックスを前側から視た斜視図 オペレーションボックスを後側から視た斜視図 冷却器においてプレート部材を取り外した状態を示す斜視図 冷却器を示す斜視図 実施形態2に係る蒸発皿付近の構成を示す正面図 実施形態3に係る蒸発皿付近の構成を示す正面図 実施形態4に係る蒸発皿付近の構成を示す正面図 実施形態5に係る一対の支持レールを示す斜視図 実施形態6に係るフロントパネルの左側部分を示す正面図 実施形態7に係るフロントパネルの左側部分を示す正面図 実施形態8に係る機械室を示す側面図 実施形態9に係る冷却器を示す斜視図 実施形態10に係る冷却器を示す斜視図 実施形態11に係る冷却器を示す斜視図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図18によって説明する。本実施形態では、図1に示すように、冷却貯蔵庫として、冷蔵用のショーケース10を例示する。ショーケース10は、図1及び図3に示すように、貯蔵物が配される貯蔵室11(図3参照)を有する断熱性を有する箱体12と、箱体12の下方に配された機械室20と、を備える。箱体12には、左右方向に3つ配列された扉16が回動可能に取り付けられており、貯蔵室11は各扉16によって開閉可能な構成となっている。なお、以下の説明では、扉16側をショーケース10の前側とし、扉16とは反対側をショーケース10の後側として説明する。また、正面視(ショーケース10を前側から視た状態)における左右方向(図1の左右方向)をショーケース10の左右方向とする。また、図3における左側が前側であり、右側が後側である。
機械室20は、図4に示すように、4枚のパネル部材によって囲まれた空間とされる。機械室20を構成するパネル部材のうち、ショーケース10の前面を構成するフロントパネル30は、左右方向に長い方形状をなし、凝縮器22や電装箱41(後述)等と対向配置されている。図2に示すようにフロントパネル30において、凝縮器22と対向する箇所には、複数のパネル部材側通気孔30Aが千鳥配置で形成されている。なお、図1は、フロントパネル30を取り外した状態を示している。機械室20には、図4に示すように、冷却装置21が設けられている。冷却装置21(冷凍ユニット)は、凝縮器22と、凝縮器ファン23と、圧縮機24と、を備える。冷却装置21は、箱体12の上部(冷却器室31)に配された冷却器32(図3参照)と冷媒管(図示せず)によって循環接続されている。これにより、冷却装置21が駆動することで冷却器32が冷気を生成し、貯蔵室11を冷却することが可能な構成となっている。
図3に示すように、箱体12の上部には冷却ダクトを兼ねたドレンパン33が設けられ、冷却器室31は、ドレンパン33によって仕切られた空間とされる。ドレンパン33は、後方(図3の右側)に向かうにつれて下降傾斜する姿勢で配されている。ドレンパン33の前側には、庫内ファン33Aが設けられている。冷却運転時には、圧縮機24、庫内ファン33A及び凝縮器ファン23が駆動される。庫内ファン33Aの駆動により、貯蔵室11内の空気が冷却器室31内に吸引され、その後、冷却器32を通過する間に熱交換されて生成された冷気が、貯蔵室11内に吹き出される。これにより、貯蔵室11内に冷気が循環供給される構成となっている。
また、冷却器32の下面には、冷却器32に付着した霜を除去するための除霜ヒータ34(図17参照)が設けられている。ドレンパン33は、冷却器32から滴下した除霜水を受けることが可能となっている。ドレンパン33の底部にはドレンホース33Bが設けられている。ドレンホース33Bは、箱体12の後壁の内部を通って機械室20に達しており、その先端部(下端部)は、図8に示すように、機械室20の下方に配された蒸発皿70の上方に配されている。図4に示すように、機械室20を構成する底壁40において、ドレンホース33Bの先端部と平面視において重なる箇所には、除霜水を通過させるための貫通孔40Aが形成されている。これにより、ドレンホース33Bの先端部から排出された除霜水を、蒸発皿70によって貯留することが可能となっている。
蒸発皿70は、図5に示すように、機械室20を構成する底壁40の下面40Bに対して、一対の支持レール73A,73Bを介して取り付けられている。つまり、蒸発皿70は、機械室20の外部に配されている。一対の支持レール73A,73Bは、平面視方形状の蒸発皿70の周端部を支持する構成とされる。一対の支持レール73A,73Bは、左右方向に間隔を空けて対向配置されると共に、前後方向に沿ってそれぞれ延びるものとされる。図7に示すように、支持レール73A,73Bは、下面40Bに沿って延びると共に下面40Bに対して、ねじ止めされる被取付部74と、蒸発皿70の周端部を支持する支持面75Aを有する支持部75と、被取付部74と支持部75とを連結する連結部76と、をそれぞれ備える。
蒸発皿70は、上方に開口された形状をなし、図6に示すように、下面40Bとの間に上下方向について隙間S1を空ける形で配されている。また、連結部76及び被取付部74に亘って、切欠部76Aが形成されている。これにより、後述する蒸発用ファン50の駆動に伴って蒸発皿70から発生した水蒸気は、隙間S1を通じて前後方向に向かうことができ、両側の切欠部76Aを通じて蒸発皿70の側方に向かうことできる。つまり、後述する通気孔40Dから機械室20に水蒸気が侵入する事態が抑制されている。なお、凝縮器22と蒸発皿70の左右方向における距離L1(図1参照)は、凝縮器22側に配された支持レール73Aの切欠部76Aの前後方向の長さL2(図7参照)よりも大きい値で設定されている。
また、機械室20には、図4に示すように、蒸発用ファン50、電装箱41、オペレーションボックス60が収容されている。なお、本実施形態では、冷却装置21が機械室20の左側に配され、蒸発用ファン50、電装箱41、オペレーションボックス60が右側に配されている。蒸発用ファン50は、図9に示すように、底壁40を介して、蒸発皿70の上方に配され、底壁40に形成された通気孔40D(図13も参照)を通じて蒸発皿70に対して送風可能な構成となっている。
また、蒸発用ファン50は、図12に示すように、板状の固定部材51によって底壁40に固定されている。図13に示すように、底壁40における前端部には、前側が相対的に低い段差状をなす段差部40Eが設けられている。また、底壁40において、通気孔40Dの後方には、上方に立ち上がる立壁40Fが設けられている。固定部材51は、下方に開口された略U字状をなし、その前端部が段差部40Eにおける前面40Gに対して前方からビス51Aによってねじ止めされている。また、固定部材51の後端部が立壁40Fにおける前面40Hに対して前方からビス51Bによってねじ止めされている。
電装箱41は、図4に示すように、底壁40上において凝縮器22と蒸発用ファン50の間に配されている。電装箱41内には、例えば、各機器(冷却装置21、オペレーションボックス60、蒸発用ファン50、除霜ヒータ34)の動作を制御する制御部を構成する制御基板や、各機器に給電を行うための給電部等が格納されている。また、電装箱41内には、図11に示すように、電装箱41内部の各機器の放熱を行うためのヒートシンク42が収容されている。このヒートシンク42は、例えば電装箱41内部に収容された基板45と第1外壁部43の双方に接触されている。第1外壁部43は、電装箱41を構成する外壁部の一部であり、例えば、アルミ製とされる。この第1外壁部43は、図10に示すように、電装箱41における凝縮器22側の側壁部の一部及び後壁部を構成する壁部である。つまり、図4に示すように、第1外壁部43は、電装箱41における凝縮器22側の外面を構成する。また、電装箱41は、図6に示すように、底壁40を介して、蒸発皿70の上方に配されており、底壁40において、電装箱41の下方には、貫通孔40Jが形成されている。また、図6の2点鎖線に示すように、電装箱41(符号41Aを付す)が、蒸発用ファン50の上方に配されていてもよい。
オペレーションボックス60は、図15に示すように、ショーケース10に係る操作や設定等を行うための操作スイッチ61(操作部)やショーケース10に係る情報(例えば庫内温度等)が表示される表示部62を備える。オペレーションボックス60は、図13に示すように、機械室20の前端部に配され、機械室20を構成する天井壁部から吊り下げられる形で配される。具体的には、オペレーションボックス60は、図14に示す第1ブラケット63及び第2ブラケット64に対して固定される。第1ブラケット63は、機械室20の開口部20Aの開口端部のうち右側の開口端部(例えば、機械室20を構成するサイドパネル30Bの前端部)に固定されており、左側が後側に低い段差状をなしている。第1ブラケット63には、切欠部63Aが形成され、この切欠部63Aには、オペレーションボックス60が備える係止爪65(図16参照)が嵌合されている。
第2ブラケット64は、機械室20の天井壁部に設けられ、その左側の端部には、切欠部64Aが形成されている。この切欠部64Aには、オペレーションボックス60の上端部に設けられた係止片66(図15参照)が嵌合される。オペレーションボックス60を取り付ける際には、係止爪65及び係止片66によって、第1ブラケット63及び第2ブラケット64に対してオペレーションボックス60を仮固定することができ、その後、第2ブラケット64に形成されたビス挿通孔64Bに対して、オペレーションボックス60をねじ止めすることができる。
次に冷却器32の構成について説明する。冷却器32は、図17及び図18に示すように、対向配置された一対の管板35A,35Bと、一対の管板35A,35Bの間に配される複数のプレートフィン36と、蛇行状をなし、一対の管板35A,35B及び複数のプレートフィン36を貫通する形で配されている冷媒管37と、を備える。また、冷却器32の下面には除霜ヒータ34が蛇行状をなす形で取り付けられている。管板35A,35Bの周端部には、下方に開口された凹部38がそれぞれ凹設されており、除霜ヒータ34の一部(除霜ヒータ34における湾曲部34A付近の部分)は、凹部38に嵌合されている。そして、図18に示すように、一対の管板35A,35Bの周端部には、凹部38に嵌合された除霜ヒータ34の一部を凹部38の開口側(本実施形態では下方)から覆うプレート部材39がそれぞれ取り付けられている。プレート部材39は、除霜ヒータ34を凹部38の開口側から覆うプレート本体部39Aと、プレート本体部39Aにおける外周端部から管板35Aの内側(本実施形態では上方)に向かって立ち上がるプレート立壁部39Bと、を備える。また、プレート立壁部39Bには、除霜ヒータ34の一部が嵌合される凹部39Dが形成されている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、蒸発皿70が機械室20を構成する底壁40の下面に設けられている。このため、蒸発皿70及び蒸発用ファン50の双方が機械室20内部に収容されている構成と比べて、蒸発皿70から発生した蒸気が蒸発用ファン50に向かい、ショートサイクルとなる事態を抑制することができる。また、蒸発皿70が機械室20の外部に設けられているため、蒸発皿70の貯水状況を使用者が確認し易くなる。さらに、通気孔40Dを通じて機械室20内の空気を機械室20外部に排出できるので機械室20の温度を下げることができる。なお、本実施形態では、図4に示すように、機械室20の後部に排気用の排熱用ファン55が設けられているが、蒸発用ファン50によって機械室20の排熱を行うことができるので、排熱用ファン55を廃止することも可能である。
また、一対の支持レール73A,73Bの連結部76には、切欠部76Aが形成されている。蒸発用ファン50によって蒸発皿70から発生した蒸気を、切欠部76Aを通じて一対の支持レール73A,73Bの外側に排気することができる。このため、蒸発皿70の水をより蒸発させ易くすることができる。
また、電装箱41は、底壁40上において凝縮器22と蒸発用ファン50の間に配されている。蒸発用ファン50を駆動させることで、パネル部材側通気孔30Aから蒸発用ファン50に向かう空気の流れを生じさせることができる。凝縮器22と蒸発用ファン50の間に電装箱41を配置することで、上記空気の流れによって電装箱41を冷却することができる。
また、電装箱41内には、ヒートシンク42が収容され、電装箱41を構成する外壁部のうち、ヒートシンク42と接触する第1外壁部43は、電装箱41における凝縮器22側の外面を構成するものである。蒸発用ファン50を駆動させることで生じた空気を第1外壁部43の外面に当てることができ、電装箱41内のヒートシンク42を効果的に冷却することができる。
また、機械室20には、電装箱41が収容され、電装箱41は、蒸発用ファン50の上方に配されている。蒸発用ファン50を駆動させることで、電装箱41周辺の空気を蒸発皿70に送ることができ、電装箱41を冷却することができる。
また、機械室20には、電装箱41が収容され、電装箱41は、底壁40を介して、蒸発皿70の上方に配されている。蒸発皿70に貯留された水が蒸発した際の蒸発潜熱によって、底壁40ひいてはその上方に配されている電装箱41を冷却することができる。
また、底壁40において、電装箱41の下方には、貫通孔40Jが形成されている。蒸発皿70に貯留された水が蒸発した際の蒸発潜熱によって、電装箱41をより効果的に冷却することができる。
また、凝縮器22と蒸発皿70の左右方向における距離L1は、凝縮器22側に配された支持レール73Aの切欠部76Aの前後方向の長さよりも大きい値で設定されている。上記構成では、機械室20の空気によって蒸発皿70の水が蒸発し、水蒸気となる。この水蒸気が凝縮器22に向かうと、ショートサイクルとなり、凝縮能力が低下する。上記構成によれば、凝縮器22と蒸発皿70の左右方向における距離L1を支持レール73Aの切欠部76Aの長さよりも大きくすることで、十分に確保することができ、蒸発皿70の水蒸気が凝縮器22に達する事態を抑制できる。
また、蒸発用ファン50を底壁40に固定する固定部材51を備え、固定部材51は、段差部40Eにおける前面40G及び立壁40Fにおける前面40Hに対して前方からねじ止めされている構成である。蒸発用ファン50を固定部材51を介して底壁40に固定することができる。固定部材51は、前方からねじ止めすることができるから作業性が良好である。
また、冷却器32に取り付けられる除霜ヒータ34を備え、冷却器32は、対向配置された一対の管板35A,35Bと、一対の管板35A,35Bの間に配される複数のプレートフィン36と、蛇行状をなし、一対の管板35A,35B及び複数のプレートフィン36を貫通する形で配されている冷媒管37と、を備え、除霜ヒータ34の一部は、一対の管板35A,35Bの周端部に凹設された凹部38に嵌合されており、一対の管板35A,35Bの周端部には、凹部38に嵌合された除霜ヒータ34を凹部38の開口側から覆うプレート部材39が取り付けられ、プレート部材39は、除霜ヒータ34の一部を凹部38の開口側から覆うプレート本体部39Aと、プレート本体部39Aにおける外周端部から一対の管板35A,35Bの内側に向かって立ち上がるプレート立壁部39Bと、を備える。
管板35Aの凹部38に除霜ヒータ34を嵌合させた後、プレート部材39を管板35Aに取り付けることで、管板35Aとプレート部材39によって除霜ヒータ34を保持することができる。ここで、プレート部材39は、プレート立壁部39Bを備えることで、剛性をより高くすることができる。さらに、プレート立壁部39Bは、プレート本体部39Aにおける外周端部から管板35Aの内側に向かって立ち上がる形態をなすため、管板35Aの外側に向かって立ち上がる構成と比べて、省スペース化を図ることができる。また、一対のプレート部材39,39の各プレート立壁部39Bによって、除霜ヒータ34を冷却器32の長手方向(プレートフィン36の配列方向)について位置決めすることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図19によって説明する。本実施形態では、支持レールの構成が上記実施形態と相違する。なお、上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図19に示すように、本実施形態では、凝縮器22側(図19の左側)の支持レール173Aに切欠部76Aが形成されておらず、凝縮器22と反対側(図19の右側)の支持レール73Bのみに切欠部76Aが形成されている。このような構成とすれば、蒸発皿70の水蒸気が凝縮器22に向かう事態を支持レール173Aによって抑制することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図20によって説明する。本実施形態では、支持レールの構成が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図20に示すように、一対の支持レール273A,73Bのうち、凝縮器22に近い側の支持レール273A(凝縮器側支持レール)の連結部276の長さは、凝縮器22とは反対側の支持レール73B(反対側支持レール)の連結部76の長さより小さい値で設定されている。このため、支持レール273Aの支持面275Aが、支持レール73Bの支持面75Aよりも高い位置に配されている。この結果、蒸発皿70を凝縮器22に向かうにつれて上昇傾斜する姿勢で配置することができる。これにより、蒸発皿70における凝縮器22側の周端部を凝縮器側周端部71Aとし、蒸発皿70における凝縮器22とは反対側の周端部を反対側周端部71Bとした場合において、底壁40の下面と凝縮器側周端部71Aとの隙間を、底壁40の下面と反対側周端部71Bとの隙間に比べて小さい値で設定することができ、蒸発皿70の水蒸気が凝縮器22に向かう事態を抑制できる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図21によって説明する。本実施形態では、蒸発皿の構成が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図21に示すように、本実施形態の蒸発皿370における凝縮器22側の周端部を凝縮器側周端部371Aとし、蒸発皿370における凝縮器22とは反対側の周端部を反対側周端部371Bとした場合において、凝縮器側周端部371Aは反対側周端部371Bよりも高い位置に配されている。この結果、底壁40の下面と凝縮器側周端部371Aとの隙間を、底壁40の下面と反対側周端部71Bとの隙間に比べて小さい値で設定することができ、蒸発皿70の水蒸気が凝縮器22に向かう事態を抑制できる。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5を図22によって説明する。本実施形態では、支持レールの構成が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図22に示すように、蒸発皿70を支持するための一対の支持レール473A,473Bは、支持部475と、被取付部474と、連結部476とを備える。そして、凝縮器22とは反対側の支持レール473B(反対側支持レール)の連結部476には、レール側貫通孔476Aが連結部476の延設方向に沿って複数配列されている。レール側貫通孔476Aは、連結部476の延設方向に長い長孔状をなしている。また、図22に示すように、凝縮器22側の支持レール473A(凝縮器側支持レール)の連結部476にはレール側貫通孔476Aが形成されていない。このような構成とすれば、蒸発用ファン50によって蒸発皿70から発生した蒸気を、レール側貫通孔476Aを通じて支持レール473Bの外側に排気することができる。このため、蒸発皿70の水をより蒸発させ易くすることができる。なお、レール側貫通孔476Aは凝縮器22側とは反対側の支持レール473Bに形成されており、凝縮器22側の支持レール473Aには形成されていないから、蒸気が凝縮器22に向かう事態を抑制することができる。
<実施形態6>
次に、本発明の実施形態6を図23によって説明する。本実施形態では、フロントパネルにおけるパネル部材側通気孔の配置態様が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図23に示すように、本実施形態では、フロントパネル30に設けられた複数のパネル部材側通気孔30Aのうち、最も蒸発皿70に近い側に配されるパネル部材側通気孔30A1が、フロントパネル30において、凝縮器22における蒸発皿70側の端部に対して、蒸発皿70とは反対側(図23では左側)となる箇所に配されている。このように、パネル部材側通気孔30Aをフロントパネル30における蒸発皿70とは反対側に偏在させることで、蒸発皿70から発生した蒸気がパネル部材側通気孔30Aを通じて凝縮器22に向かう事態を抑制することができる。
<実施形態7>
次に、本発明の実施形態7を図24によって説明する。本実施形態では、フロントパネルにおけるパネル部材側通気孔の配置態様が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図24に示すように、本実施形態では、フロントパネル30に設けられた複数のパネル部材側通気孔30Aのうち、最も下方に配されるパネル部材側通気孔30A2が、フロントパネル30において、凝縮器22の下端部よりも高い位置に配されている。パネル部材側通気孔30Aをフロントパネル30において比較的高い位置に配する(フロントパネル30の上側に偏在させる)ことで、底壁40の下方に配されている蒸発皿70から発生した蒸気がパネル部材側通気孔30Aを通じて凝縮器22に向かう事態を抑制することができる。
<実施形態8>
次に、本発明の実施形態8を図25によって説明する。本実施形態では、蒸発用ファンの配置態様が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、上記実施形態1と同様に、蒸発皿70と凝縮器22が、ショーケース10の左右方向に配列されている(図1参照)。そして、本実施形態では、図25に示すように、蒸発用ファン50は、その送風方向(矢線L3)がショーケース10の前方に向かうにつれて下降傾斜する姿勢で配されている。このような構成とすれば、蒸発皿70から発生した蒸気を主に前方に向かわせることができ、蒸発皿70の左右方向、ひいては凝縮器22に向かう事態を抑制することができる。
<実施形態9>
次に、本発明の実施形態9を図26によって説明する。本実施形態では、冷却器の構成が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図26に示すように、本実施形態の冷却器832において、管板35B(一対の管板のうち他方の管板)には、除霜ヒータ34が有する湾曲部34Aが挿通される湾曲部挿通孔832Aが形成されている。なお、湾曲部挿通孔832Aは、冷却器832の長手方向(本実施形態では、プレートフィン36の配列方向)に沿って貫通された貫通孔である。このような構成とすれば、管板35Bの湾曲部挿通孔832Aに除霜ヒータ34の湾曲部34Aを挿通した後、管板35Aの凹部38に除霜ヒータ34を嵌合させ、その後、管板35Aにプレート部材39を取り付けることで、除霜ヒータ34を一対の管板35A,35Bの双方に固定することができる。つまり、上記実施形態1の構成と比べて、プレート部材39の個数を減らすことができる。
<実施形態10>
次に、本発明の実施形態10を図27によって説明する。本実施形態では、冷却器の構成が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図27に示すように、本実施形態の冷却器932において、管板35B(一対の管板のうち他方の管板)には、除霜ヒータ34が有する湾曲部34Aが挿通される湾曲部挿通孔932Aが形成されている。湾曲部挿通孔932Aは、管板35Bのフランジ部935Bを切り欠く形で設けられている。このような構成とすれば、管板35Bの湾曲部挿通孔932Aに除霜ヒータ34の湾曲部34Aを挿通した後、管板35Aの凹部38に除霜ヒータ34を嵌合させ、その後、管板35Aにプレート部材39を取り付けることで、除霜ヒータ34を一対の管板35A,35Bの双方に固定することができる。つまり、上記実施形態1の構成と比べて、プレート部材39の枚数を減らすことができる。
<実施形態11>
次に、本発明の実施形態11を図28によって説明する。本実施形態では、冷却器の構成が上記各実施形態と相違する。なお、上記各実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。図28に示すように、本実施形態の冷却器982において、管板35Bの周端部には、除霜ヒータ34の湾曲部34Aに対して凹部38の開口側から係止する係止部983が形成されている。このような構成とすれば、管板35Bの係止部983を除霜ヒータ34の湾曲部34Aに係止させると共に、管板35A,35Bの各凹部38に除霜ヒータ34を嵌合させ、その後、プレート部材39を管板35Aに取り付けることで、除霜ヒータ34を一対の管板35A,35Bの双方に固定することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、冷却貯蔵庫として、冷蔵用のショーケースを例示したが、これに限定されない。例えば、ショーケース以外の冷却貯蔵庫であってもよい。また、冷蔵機能に加えて、加熱や温蔵などの機能を備えていてもよい。
(2)蒸発皿の形状は平面視方形状に限定されず、例えば、平面視円形状などであってもよい。
10…ショーケース(冷却貯蔵庫)、11…貯蔵室、12…箱体、20…機械室、22…凝縮器、30…フロントパネル(パネル部材)、30A…パネル部材側通気孔、30A1…最も蒸発皿に近い側に配されるパネル部材側通気孔、30A2…最も下方に配されるパネル部材側通気孔、32,832,932,982…冷却器、34…除霜ヒータ、34A…湾曲部、35A…管板(一方の管板)、35B…管板(他方の管板)、36…プレートフィン、37…冷媒管、38…凹部、39…プレート部材、39A…プレート本体部、39B…プレート立壁部、40…底壁、40B…底壁の下面、40D…通気孔、40E…段差部、40F…立壁、40G…段差部における前面、40H…立壁における前面、40J…貫通孔、41…電装箱、42…ヒートシンク、43…第1外壁部、50…蒸発用ファン、51…固定部材、70,370…蒸発皿、71A,371A…凝縮器側周端部、71B,371B…反対側周端部、73A,173A,473A,473B…支持レール、73B…支持レール(反対側支持レール)、74,474…被取付部、75,475…支持部、75A…支持面(反対側支持レールの支持面)、76,276,476…連結部、76A…切欠部、273A…支持レール(凝縮器側支持レール)、275A…支持面(凝縮器側支持レールの支持面)、476A…レール側貫通孔、832A,932A…湾曲部挿通孔、983…係止部、L1…凝縮器と蒸発皿の左右方向における距離、L2…凝縮器側に配された支持レールの切欠部の前後方向の長さ、S1…隙間

Claims (18)

  1. 貯蔵物が配される貯蔵室を有する箱体と、
    前記箱体の下方に配される機械室と、
    前記機械室に収容される凝縮器と、
    前記箱体に設けられ、前記貯蔵室を冷却することが可能な冷却器と、
    前記機械室を構成する底壁の下面に設けられ、前記冷却器を除霜した際に発生する水を貯留することが可能な蒸発皿と、
    前記機械室に収容され、前記底壁に形成された通気孔を通じて前記蒸発皿に対して送風可能な蒸発用ファンと、を備え、
    前記蒸発皿は、前記下面との間に上下方向について隙間を空ける形で配されている冷却貯蔵庫。
  2. 前記下面には、前記蒸発皿の周端部を支持する一対の支持レールが設けられ、
    前記支持レールは、
    前記下面に沿って延び、前記下面に取り付けられる被取付部と、
    前記蒸発皿の前記周端部を支持する支持面を有する支持部と、
    前記被取付部と前記支持部とを連結する連結部と、を備え、
    前記連結部には、切欠部が形成されている請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記機械室を構成すると共に前記凝縮器と対向配置されるパネル部材と、
    前記機械室に収容される電装箱と、を備え、
    前記パネル部材には、前記凝縮器と対向配置される複数のパネル部材側通気孔が形成され、
    前記電装箱は、前記底壁上において前記凝縮器と前記蒸発用ファンの間に配されている請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記電装箱内には、ヒートシンクが収容され、
    前記電装箱を構成する外壁部のうち、前記ヒートシンクと接触する第1外壁部は、前記電装箱における前記凝縮器側の外面を構成するものである請求項3に記載の冷却貯蔵庫。
  5. 前記機械室には、電装箱が収容され、
    前記電装箱は、前記蒸発用ファンの上方に配されている請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
  6. 前記機械室には、電装箱が収容され、
    前記電装箱は、前記底壁を介して、前記蒸発皿の上方に配されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫。
  7. 前記底壁において、前記電装箱の下方には、貫通孔が形成されている請求項6に記載の冷却貯蔵庫。
  8. 前記一対の支持レールは、当該冷却貯蔵庫の左右方向に間隔を空けて対向配置されると共に、当該冷却貯蔵庫の前後方向に沿ってそれぞれ延びるものとされ、
    前記凝縮器と前記蒸発皿の前記左右方向における距離は、
    一対の支持レールのうち、前記凝縮器側に配された前記支持レールの前記切欠部の前記前後方向の長さよりも大きい値で設定されている請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
  9. 前記蒸発皿は、平面視方形状をなし、
    前記蒸発皿の周端部のうち、前記凝縮器側の周端部を凝縮器側周端部とし、前記凝縮器とは反対側の周端部を反対側周端部とした場合において、
    前記底壁の前記下面と前記凝縮器側周端部との隙間が、前記底壁の前記下面と前記反対側周端部との隙間に比べて小さい値で設定されている請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
  10. 前記一対の支持レールのうち、前記凝縮器に近い側の支持レールを凝縮器側支持レールとし、前記凝縮器とは反対側の支持レールを反対側支持レールとした場合において、
    前記凝縮器側支持レールの前記支持面は、前記反対側支持レールの前記支持面よりも高い位置に配されている請求項9に記載の冷却貯蔵庫。
  11. 前記蒸発皿と前記凝縮器は、当該冷却貯蔵庫の左右方向に配列されており、
    前記蒸発用ファンは、その送風方向が当該冷却貯蔵庫の前方に向かうにつれて下降傾斜する姿勢で配されている請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫。
  12. 前記機械室を構成すると共に前記凝縮器と対向配置されるパネル部材を備え、
    前記パネル部材には、前記凝縮器と対向配置される複数のパネル部材側通気孔が形成され、
    前記複数のパネル部材側通気孔のうち、前記蒸発皿に最も近い側に配される前記パネル部材側通気孔が、前記パネル部材において、前記凝縮器における前記蒸発皿側の端部に対して、前記蒸発皿とは反対側となる箇所に配されている請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫。
  13. 前記機械室を構成すると共に前記凝縮器と対向配置されるパネル部材を備え、
    前記パネル部材には、前記凝縮器と対向配置される複数のパネル部材側通気孔が形成され、
    前記複数のパネル部材側通気孔のうち、最も下方に配される前記パネル部材側通気孔が、前記パネル部材において、前記凝縮器の下端部よりも高い位置に配されている請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫。
  14. 前記蒸発用ファンを前記底壁に固定する固定部材を備え、
    前記底壁における当該冷却貯蔵庫の前側の前端部には、前記前側が相対的に低い段差状をなす段差部が設けられ、
    前記底壁には、上方に立ち上がる立壁が設けられ、
    前記固定部材は、前記段差部における前面及び前記立壁における前面に対して当該冷却貯蔵庫の前方からねじ止めされている請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫。
  15. 前記下面には、前記蒸発皿の周端部を支持する一対の支持レールが設けられ、
    前記支持レールは、
    前記下面に沿って延び、前記下面に取り付けられる被取付部と、
    前記蒸発皿を支持する支持面を有する支持部と、
    前記被取付部と前記支持部とを連結する連結部と、を備え、
    前記一対の支持レールのうち、前記凝縮器に近い側の支持レールを凝縮器側支持レールとし、前記凝縮器とは反対側の支持レールを反対側支持レールとした場合において、
    前記反対側支持レールの前記連結部には、レール側貫通孔が形成されている請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫。
  16. 前記冷却器に取り付けられる除霜ヒータを備え、
    前記冷却器は、
    対向配置された一対の管板と、
    前記一対の管板の間に配される複数のプレートフィンと、
    蛇行状をなし、前記一対の管板及び前記複数のプレートフィンを貫通する形で配されている冷媒管と、を備え、
    前記除霜ヒータの一部は、前記一対の管板のうち、少なくとも一方の管板の周端部に凹設された凹部に嵌合されており、
    前記一方の管板の前記周端部には、プレート部材が取り付けられ、
    前記プレート部材は、
    前記凹部に嵌合された前記除霜ヒータの前記一部を前記凹部の開口側から覆うプレート本体部と、
    前記プレート本体部における外周端部から前記一方の管板の内側に向かって立ち上がるプレート立壁部と、を備える請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫。
  17. 前記除霜ヒータは、蛇行状をなし、
    前記一対の管板のうち、他方の管板には、前記除霜ヒータが有する湾曲部が挿通される湾曲部挿通孔が形成されている請求項16に記載の冷却貯蔵庫。
  18. 前記除霜ヒータは、蛇行状をなし、
    前記一対の管板のうち、他方の管板の周端部には、前記除霜ヒータが有する湾曲部に対して前記凹部の開口側から係止する係止部が形成されている請求項16に記載の冷却貯蔵庫。
JP2017085441A 2017-04-24 2017-04-24 冷却貯蔵庫 Active JP6898141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017085441A JP6898141B2 (ja) 2017-04-24 2017-04-24 冷却貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017085441A JP6898141B2 (ja) 2017-04-24 2017-04-24 冷却貯蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018185062A true JP2018185062A (ja) 2018-11-22
JP6898141B2 JP6898141B2 (ja) 2021-07-07

Family

ID=64355701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017085441A Active JP6898141B2 (ja) 2017-04-24 2017-04-24 冷却貯蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6898141B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110579071A (zh) * 2019-09-12 2019-12-17 青岛海尔电冰箱有限公司 蒸发器安装结构改进的冰箱

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544475U (ja) * 1977-06-14 1979-01-12
JPH04110376U (ja) * 1991-03-08 1992-09-24 三洋電機株式会社 貯蔵庫
JPH1068574A (ja) * 1996-08-23 1998-03-10 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却箱体
JPH1082580A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫のトレイ支持構造
JP2000258043A (ja) * 1999-03-08 2000-09-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷凍機構を有する装置の蒸発皿
JP2000292051A (ja) * 1999-04-01 2000-10-20 Sanden Corp ショーケース
JP2002277146A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Hoshizaki Electric Co Ltd ドレンパン付き冷却貯蔵庫
JP2006017362A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Sharp Corp ドレン水の蒸発装置
JP2008002734A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2010071572A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
JP2013167444A (ja) * 2013-06-07 2013-08-29 Hoshizaki Electric Co Ltd 排水蒸発装置
US20130276471A1 (en) * 2012-04-20 2013-10-24 General Electric Company Refrigerator appliance having a drain pan
JP2016096844A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 富士電機株式会社 ショーケース
JP2016148477A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 福島工業株式会社 冷蔵庫等のカバー構造

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544475U (ja) * 1977-06-14 1979-01-12
JPH04110376U (ja) * 1991-03-08 1992-09-24 三洋電機株式会社 貯蔵庫
JPH1068574A (ja) * 1996-08-23 1998-03-10 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却箱体
JPH1082580A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫のトレイ支持構造
JP2000258043A (ja) * 1999-03-08 2000-09-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷凍機構を有する装置の蒸発皿
JP2000292051A (ja) * 1999-04-01 2000-10-20 Sanden Corp ショーケース
JP2002277146A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Hoshizaki Electric Co Ltd ドレンパン付き冷却貯蔵庫
JP2006017362A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Sharp Corp ドレン水の蒸発装置
JP2008002734A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2010071572A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
US20130276471A1 (en) * 2012-04-20 2013-10-24 General Electric Company Refrigerator appliance having a drain pan
JP2013167444A (ja) * 2013-06-07 2013-08-29 Hoshizaki Electric Co Ltd 排水蒸発装置
JP2016096844A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 富士電機株式会社 ショーケース
JP2016148477A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 福島工業株式会社 冷蔵庫等のカバー構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110579071A (zh) * 2019-09-12 2019-12-17 青岛海尔电冰箱有限公司 蒸发器安装结构改进的冰箱
CN110579071B (zh) * 2019-09-12 2020-11-20 青岛海尔电冰箱有限公司 蒸发器安装结构改进的冰箱
WO2021047548A1 (zh) * 2019-09-12 2021-03-18 青岛海尔电冰箱有限公司 蒸发器安装结构改进的冰箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6898141B2 (ja) 2021-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7210305B2 (en) Outdoor unit for air conditioner
JP2018185062A (ja) 冷却貯蔵庫
JP4827591B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP3129225U (ja) ノイズ低減システム
JP2009002596A (ja) 冷却ユニット
JP3691308B2 (ja) 冷蔵庫
JP3653426B2 (ja) 冷蔵庫
CN110388778B (zh) 用于冰箱的翅片式蒸发器和冰箱
JP5367553B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP4629915B2 (ja) 貯蔵庫における機械室構造
KR100569934B1 (ko) 빌트인 냉장고의 방열장치
JP7106212B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2000258032A (ja) 冷却装置
JP4929620B2 (ja) 自動販売機
CN214276567U (zh) 一种耐高温、抗堵塞冷却塔散热装置
JP2014066494A (ja) 冷蔵庫
US20100115982A1 (en) Evaporator integrated duct and refrigerator having the same
CN219810087U (zh) 冷柜
JP3649966B2 (ja) 冷蔵庫
JP2018084391A (ja) 冷却ユニット及びそれを備えたウォークインタイプショーケース
JP3783505B2 (ja) 自動販売機
KR100557097B1 (ko) 빌트인 냉장고의 제상수 방열장치
JP2008040794A (ja) 自動販売機の冷却装置
JP2006250466A (ja) 冷蔵庫
JP3625712B2 (ja) 冷蔵庫の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6898141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150