JP4383904B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷却ユニットが庫外にある場合に、冷却器からの除霜水を確実に回収できるようにするところにある。
冷却ユニットが庫外に出された状態で、冷却器から除霜水が滴下すると、その下方に配された受け板で受けられ、受けられた除霜水は、まとまって滴下部から基台上に設けられた蒸発皿内に滴下される。蒸発皿に溜まった除霜水は、冷却ユニットが機械室内に収納されて駆動される等に伴って蒸発して消失する。
冷却ユニットが庫外に出された場合に生じた冷却器からの除霜水が、すべて蒸発皿に回収される。そのため除霜水が冷凍装置に降り懸かることが無くなって、故障の発生等を未然に防止することができる。また、冷却ユニットが置かれた床面が除霜水で汚れることも防止される。
冷却ユニットが収納されて運転された際、凝縮器のファンが併せて駆動されて吸引された外気等で凝縮器が冷却されるが、熱交換された後の排熱は、受け板で案内されて蒸発皿を通過しつつ庫外へと排出される。排熱が蒸発皿を通過することで、溜まった除霜水の蒸発が促進される。
本発明の一実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
図1及び図2において、符号10は冷蔵庫の本体であって、前面に開口した横長の断熱箱体により構成され、その内部が冷蔵室11となっている。前面の開口には観音開き式の断熱扉12が備えられ、底面の四隅に設けられた脚13によって支持されている。
本体10の正面から見た左側部には、冷却ユニット30が引き出し可能に収納される機械室15が設けられている。冷却ユニット30は、後記するように冷凍回路の構成部品等を基台31上に搭載してユニット化したものである。
収納スペース19の底面に張られる底板21は浅皿状に形成され、正面から見た右側板が本体10の側面の下端部に、左側板が、冷却器室17の側面の下縁から垂下状に設けられた前後一対の支持フレーム22の下端にそれぞれ固定されて支持されている。この底板21上に、冷却ユニット30の基台31が出し入れ可能に載置されるようになっている。
冷却ユニット30の基台31は、左右両側縁に背の低い側板が形成された断面伏コ字形に形成され、手前側の端縁には、上面が開口したほぼ溝状に曲げ形成された把手32が形成されている。
これらの冷凍回路の構成部品等は、基台31上に以下のようにして搭載される。図4にも示すように、基台31の奥側に圧縮機35が設置される。一方、基台31の手前側には凝縮器36が設置され、その奥側に凝縮器ファン37が配される。その他ドライヤ38及びキャピラリチューブ39等が配され、これらが本願に言う冷凍装置43となる。
このとき併せて、冷却器40並びに庫内ファン50が冷却器室17内に出入口18から挿入され、基台31の押し込みが停止されたところで、蓋体45が出入口18を閉鎖するようになっている。蓋体45は、ボルト・ナット等の締結手段で閉鎖状態に固定される。なお、蓋体45の表面側には、電装箱52が取り付けられている。
また、機械室15の前面の開口には、前面パネル25が揺動開閉可能に装着されており、前面パネル25の下部位置には、凝縮器36等を冷却すべく外気の吸気口26が形成されているとともに、上部における正面から見た左側縁側に排気口27が開口されている。
また、蒸発皿60の設置面には、図3に示すように、圧縮機35の出口と凝縮器36の入口とを接続する冷媒配管42が蛇行して配管されており、この蛇行部42Aの上面に、蒸発皿60が密着して載置されて固定されている。
ここで、蒸発皿60の載置位置は、少なくともその奥面61(図4の左側)が、冷却器40の奥面よりも奥側にあり、左右の側面62の間に冷却器40の幅方向が収まるようになっている。
この冷却運転の間、凝縮器ファン37の駆動に伴って、機械室15の前面パネル25の吸気口26から外気が収納スペース19に取り込まれ、凝縮器36、圧縮機35等が冷却される。冷却に供した後の排熱は、冷却器室17の左側方の排気スペースに立ち上ったのち、前面パネル25の排気口27から機外前方に排出される。その他、当該冷蔵庫の設置の関係で、機械室15の背面や左側面が開放されている場合は、排熱の一部が、背面パネルや側面パネルの排気口からも排出される。
また、冷却器室17の外底面における手前側の領域が受け板65で覆われた状態であって、受け板65で遮られることにより排熱が直接に当たることから回避されるから、その分、冷却器室17内の温度上昇が抑えられ、すなわち断熱効果を得ることができる。
さらに、蒸発皿60内に水が無くなったのちも、蒸発皿60自身が放熱板の機能を果たして、冷媒配管42の蛇行部42Aの温度低下が期待でき、凝縮器36へ入る前の冷媒ガスの温度が下げられ、すなわち凝縮能力が高められる。
蒸発皿60内に水が無くなったのちも、蒸発皿60自身が放熱板の機能を果たして、冷媒配管42の蛇行部42Aの温度低下が期待でき、凝縮器36へ入る前の冷媒ガスの温度が下げられ、すなわち凝縮能力が高められる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)図6に示す受け板65Aのように、前縁及び左右の側縁に側板68を立ち上げて設けた形状とすると、受け板65Aに滴下した除霜水が、滴下部66以外の余分な所から零れるのをより確実に防止することができる。
(2)また受け板全体を、延出端側が下がった斜め姿勢とすれば、受けた除霜水を延出側端に流下させてそこから滴下させることと、排熱を蒸発皿に向けて案内することの両方の機能を果たすことができるから、上記実施形態に示した斜め姿勢の滴下部を設けることは不要にできる。
(4)上記実施形態では、圧縮機の出口から引き出された冷媒配管(吐出管)が、蒸発皿の下面側に配管された場合を例示したが、蒸発皿内すなわち内底面上に配管してもよい。
(5)また蒸発皿内の除霜水の蒸発は、冷媒の熱を利用した強制蒸発に限らず、自然蒸発に委ねるものであってもよく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (2)
- 貯蔵庫本体の側方には機械室が設けられ、この機械室内の上部位置には前記貯蔵庫本体と連通した冷却器室が設けられるとともに、基台上に、圧縮機、ファン付きの凝縮器を含む冷凍装置と、冷却器とを積み上げて搭載してなる冷却ユニットが備えられ、この冷却ユニットが、前記冷却器を前記冷却器室に収納しつつ前記機械室に出し入れ可能とされた冷却貯蔵庫において、
前記冷却ユニットにおける前記基台上には蒸発皿が設けられるとともに、前記冷却器の下方で、かつこの冷却ユニットが前記機械室内に収納された場合に前記冷却器室の外部となる位置には、前記冷却器からの除霜水を受ける受け板が設けられ、この受け板には受けた除霜水をまとめて滴下すべく滴下部が設けられてこの滴下部が前記蒸発皿の上方に臨んで配されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記受け板は、前記凝縮器のファンの駆動によって生ずる空気流で前記凝縮器を冷却した後の排熱を、前記蒸発皿に向けて案内する機能を兼備していることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
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