JP2000258032A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
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Abstract
能改善を図った冷却装置を提供する。 【解決手段】 冷媒回路の一部を構成する凝縮器21
と、この凝縮器を空冷するための複数台の凝縮器用送風
機22A、22Bを備えてなるものであって、凝縮器に
取り付けられ、各凝縮器用送風機が並設されるファンケ
ーシング33を備え、このファンケーシング33には各
凝縮器用送風機間に位置して仕切板36を取り付け、こ
の仕切板内には、各凝縮器用送風機への配線37を収納
する収納部を構成した。
Description
とそれを空冷する凝縮器用送風機を備えてなる冷却装置
に関するものである。
開平5−329039号公報に示される如く断熱壁にて
構成された本体内に貯蔵室を構成し、冷却装置の冷却器
にて冷却された冷気を送風機によりこの貯蔵室内に循環
して冷却すると共に、冷却装置の圧縮機や凝縮器、凝縮
器用送風機などは本体下部に構成された機械室内に設置
している。
て蒸発させる蒸発皿も機械室内に設置されており、凝縮
器用送風機にて外気をこの機械室内に通風することによ
り、凝縮器や圧縮機の空冷と、蒸発皿における除霜水の
蒸発促進を企図していた。
例えば横長のプレートフィン型熱交換器を採用した場
合、凝縮器用送風機はこの凝縮器に対応して左右に複数
台設置されることになるが、各凝縮器用送風機から吹き
出された空気が干渉を起こすと、乱流を引き起こし、凝
縮器や機械室内に通風性能が低下する問題がある。
他の凝縮器用送風機からの風の影響を受けて起動不良を
引き起こす問題もあった。更に、凝縮器用送風機に接続
される配線は送風機からの風の影響を受け易いが、これ
らが風に煽られて送風機に当たると、損傷を来して運転
不能となる問題も生じる。
ために成されたものであり、凝縮器用送風機が複数台設
置される場合の性能改善を図った冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
媒回路の一部を構成する凝縮器と、この凝縮器を空冷す
るための複数台の凝縮器用送風機を備えてなるものであ
って、凝縮器に取り付けられ、各凝縮器用送風機が並設
されるファンケーシングを備え、このファンケーシング
には各凝縮器用送風機間に位置して仕切板を取り付け、
この仕切板内には、各凝縮器用送風機への配線を収納す
る収納部を構成したことを特徴とする。
る凝縮器と、この凝縮器を空冷するための複数台の凝縮
器用送風機を備えてなる冷却装置において、凝縮器に取
り付けられ、各凝縮器用送風機が並設されるファンケー
シングを設け、このファンケーシングには各凝縮器用送
風機間に位置して仕切板を取り付けたので、凝縮器用送
風機の運転によって生じた風が他の凝縮器用送風機に干
渉することが無くなり、通風性能が向上すると共に、凝
縮器用送風機の始動に他送風機からの風が悪影響を与え
ることも無くなる。また、仕切板を取り付けることによ
り、ファンケーシング自体の強度も向上する。
の配線を収納する収納部を構成したので、配線の位置決
めが容易となると共に、風に煽られて凝縮器用送風機に
当たり、配線が損傷を来す不都合も未然に防止できるよ
うになるものである。
て仕切板は断面略コ字状の鋼板から成り、底壁がファン
ケーシングに固定され、対向する両側壁が各凝縮器用送
風機間に位置してファンケーシングより起立しているこ
とを特徴とする。
切板は断面略コ字状の鋼板から成り、底壁がファンケー
シングに固定され、対向する両側壁が各凝縮器用送風機
間に位置してファンケーシングより起立する構成とした
ので、構造の簡素化によるコストの削減も図れるように
なるものである。
形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例として
のショーケース2の斜視図、図2はショーケース2の縦
断側面図、図3はショーケース2の機械室19の平面
図、図4は同じく機械室19の斜視図である。
口する断面略コ字状の断熱壁5と、その両側に取り付け
られた側板15によって本体4が構成されており、この
断熱壁5の内側に沿って仕切板6が配設され、この仕切
板6と断熱壁5間にダクト9が構成されている。
デックパンカバー11が設けられており、これら仕切板
6及びデックパンカバー11の内側に貯蔵室8が構成さ
れている。
き出し自在のスライド棚装置1Aが設けられると共に、
デックパンカバー11の下方にはダクト9に連通してそ
の一部を構成する下部ダクト12が構成されている。そ
して、この下部ダクト12にはデックパンカバー11の
下側に位置して冷気循環用の送風機14が設置されると
共に、背部のダクト9内下部には冷却装置の冷媒回路を
一部を構成する冷却器13が縦設されている。
9、12に連通する冷気吐出口16と冷気吸込口17が
それぞれ形成されている。また、貯蔵室8内には上下に
複数段のスライド棚装置1・・・がブラケット28を介
して架設され、前方に引き出し自在とされている。
のデックパンカバー11との間から空気を吸引し、冷却
器13に送給する。この冷却器13と熱交換して冷却さ
れた冷気はダクト9を通り、開口の上縁の冷気吐出口1
6から吹き出され、開口にエアーカーテンを形成しなが
ら貯蔵室8を冷却する。このように吹き出された冷気は
開口下縁の冷気吸込口17から下部ダクト12に帰還
し、再び送風機14に吸い込まれる。
の間には少許間隔が形成されており、更にこのデックパ
ンカバー11には底部冷気吸込口10が形成されてい
る。従って、貯蔵室8内を循環した冷気は棚装置1Aと
デックパンカバー11間を通ってこの底部冷気吸込口1
0からも送風機14に吸引される。
すると共に、騒音も低下する。特に、棚装置1Aを引き
出した際に、冷気吸込口17の上方が塞がれても、今度
はデックパンカバー11の底部冷気吸込口10が露出す
ることになるので、冷気の吸引能力が低下することは無
くなる。
成され、この機械室19内には前記冷却器13と共に冷
却装置の冷媒回路の一部を構成する圧縮機20と凝縮器
21及び二台の凝縮器用送風機22A、22B、蒸発皿
31、電装箱52などが後述する如く設けられ、ベース
板30上に設置されている。この機械室19の前面はパ
ネル53によって開閉自在に閉塞されており、このパネ
ル53の中央部から向かって左側に渡っては、複数のス
リットから成る外気吸込口54が形成されている。ま
た、電装箱52の操作部52Aはこの外気吸込口54の
向かって右側から前方に臨んでいる。
7が取り付けられており、この背面板57と断熱壁5間
には上下に渡る排気通路58が構成されている。この排
気通路58の下端は機械室19の後上部に連通してお
り、排気通路58の上端は排気口59にて本体4上部に
開放している。また、機械室19の両側は側板15、1
5にて閉塞され、後面は背面板57にて閉塞されてい
る。更に、下面はベース板30にて塞がれている。
を詳述する。図3と図4において、凝縮器21は機械室
19のベース板30前部の中央から向かって左寄りの位
置に取り付けられ、パネル53に形成された外気吸込口
54の後側に対応している。この凝縮器21はプレート
フィンタイプの熱交換器であり、その両側に位置する管
板21A、21Aには鋼板製のファンケーシング33が
取り付けられている。
に示す如く凝縮器21の上面を覆って管板21A、21
Aに固定された上壁33Aと、この上壁33Aの後端か
ら凝縮器21と間隔を存して略垂直に降下する後壁33
Bから成り、この後面33Bには円形透孔から成るグリ
ル34、34が左右に並設されている。そして、前記凝
縮器用送風機22A、22Bは各グリル34、34に対
応して後から固定具38によりファンケーシング33の
後壁33Bに取り付けられている。
て左側に、凝縮器用送風機22Bは向かって右側に取り
付けられると共に、両凝縮器用送風機22A、22B間
には仕切板36が配置され、ファンケーシング33の後
壁33B後面に取り付けられている。尚、この凝縮器用
送風機22A、22Bは運転されて前方から空気を吸引
し、後方に吹き出すものである。
れる底壁36Aと、この底壁36Aの両側端から起立す
る側壁36B、36Bとから成る断面略コ字状の鋼板で
あり、両凝縮器用送風機22A、22B間に位置して上
下に延在している。従って、両側壁36B、36Bはフ
ァンケーシング33の後壁33Bから後方に起立して突
出し、両凝縮器用送風機22A、22B間を仕切ってい
る。また、両側壁36B、36B間には底壁36Aの幅
寸法の収納部が構成される。
若しくは22Bの運転によって生じた風が他方の凝縮器
用送風機22B若しくは22Aに干渉することが無くな
り、通風性が向上すると共に、一方の送風機の始動に他
方からの風が悪影響を与えることも無くなる。また、係
る仕切板36を後壁33Bに固定することにより、ファ
ンケーシング33自体の強度も向上する。
配線37はこの仕切板36内(側壁36B、36B間に
て行われ、配線37はこの仕切板36の側壁36B、3
6B間の収納部内に収納される(図5)。従って、配線
37の位置決めがなされると共に、風に煽られて凝縮器
用送風機22A、22Bに当たり損傷を来す不都合も未
然に防止できるようになる。
30前部に電装箱52は設置される。これにより、機械
室19の前面の凝縮器21以外の部分は電装箱52で塞
がれることになる。また、凝縮器21の後方に対応する
機械室19の向かって左側後部に蒸発皿31が設けられ
る。
の皿31A、31B、31Cにより構成されており、冷
却器13からの除霜水は最初に最上段の皿31Aに受容
される。そして、皿31Aを溢れた除霜水はその下の皿
31Bに受容され、更に溢れた除霜水は皿31Cに受容
される。皿31Bには高温冷媒が流される蒸発パイプ3
9が交熱的に配設されて加熱され、皿31Cには電気ヒ
ータ(図示せず)が取り付けられて加熱される。
0が設置されている。即ち、圧縮機20は例えばロータ
リタイプの電動圧縮機であり、機械室19のベース板3
0上の向かって右後部において左右に配設され、その電
動機20Mは蒸発皿31側(向かって左側)とされてい
る。そして、この電動機20Mは凝縮器21の右端後方
に対応している。
の入口に接続され、蒸発パイプ39の出口は凝縮器21
の入口に接続されている。そして、凝縮器21の出口は
乾燥器としてのドライコア41の入口に接続され、ドラ
イコア41の出口は断熱壁5内に入り、図示しないキャ
ピラリチューブ(或いは膨張弁)を経て前記冷却器13
の入口に接続されている。
室19に入り、アキュムレータ42を経て圧縮機20の
吸込側に接続され、これによって、環状の冷媒回路が構
成されている。
コア41の取付構造を説明する。各図において43は略
門型に折曲された鋼板から成る取付具であり、この取付
具43は上面43Aと、この上面43Aの両側から略垂
下する両側面43B、43Bと、この側面43B、43
Bの下端から外側に略直角に折曲された下面43C、4
3Cとから構成されている。
風機22Bと圧縮機20の電動機20Mの間のベース板
30上にネジ止めされると共に、上面43A上に前記ド
ライコア41が固定バンド44によって取り付けられて
いる。
3Bの内側は冷媒回路に冷媒チャージを行うための高圧
側チャージ用冷媒配管46と低圧側チャージ用冷媒配管
47が断熱材48を捲回されて挿通されている。尚、4
8はこれら冷媒配管46、47の先端に取り付けられた
チャージバルブである。これら冷媒配管46、47は機
械室19の後部から取付具43内を経て機械室19の前
部に引き出されており、チャージバルブ49はパネル5
3の内側に配置されている。
のベース板30に固定された略門型の取付具43の上面
43Aに取り付けると共に、この取付具43の内側には
冷媒配管46、47を挿通させたので、機械室19の上
下方向の寸法を有効に利用してドライコア41と冷媒配
管46、47を配設することができるようになる。ま
た、取付具43の内側に冷媒配管46、47を挿通させ
るので、冷媒配管46、47の位置決めも行える。これ
により、機械室19内の空間が狭くなってもドライコア
41や冷媒配管46、47を整理して効率良く設置する
ことが可能となると共に、組立作業性も改善される。
運転されると、吐出側からは高温高圧の液冷媒が吐出さ
れ、蒸発パイプ39に流入して蒸発皿31の皿31Bを
加熱する。蒸発パイプ39を出た冷媒は次ぎに凝縮器2
1に入る。ここで、両凝縮器用送風機22A、22Bも
運転されているので、パネル53の外気吸込口54から
は外気が吸引され、凝縮器21に通風される。
媒はそこで空冷されて放熱・凝縮液化される。凝縮器2
1を出た液冷媒はトライコア41に入り、そこを通過す
る過程で含有する水分が除去される。そして、ドライコ
ア41を出た冷媒は前記キャピラリチューブ(或いは膨
張弁)にて減圧された後、冷却器13に入って蒸発す
る。
き冷却効果が発揮される。そして、冷却器13を出た低
温冷媒はアキュムレータ42を経て圧縮機20に帰還す
ることになる。
き出された外気は図3に矢印で示す如く後方の蒸発皿3
1に吹き付けられる。他方、凝縮器用送風機22Bから
後方に吹き出された外気も、一部はそのまま蒸発皿31
に吹き付けられるが、一部は圧縮機20の電動機20M
に吹き付けられる。
前部は電装箱52によって塞がれているので、圧縮機2
0の電動機20Mに吹き付けられた外気はその後図3に
矢印で示す如く蒸発皿31方向に向かう。そして、前述
の如く蒸発皿31に直接吹き付けられた外気と合流して
蒸発皿31内を通過した後、機械室19の上後部から排
気通路58を通って本体4上部の排気口59から排出さ
れる。
縮器21及び蒸発皿31と、圧縮機20の発熱部分(電
動機20M)を効率的に且つ満遍なく空冷することがで
きるようになる。特に、凝縮器21、電装箱52、蒸発
皿31及び圧縮機20を係る配置とすることにより、通
風性に支障を生じさせること無く機械室19内空間を効
率的に利用することができるようになり、省スペース化
にも寄与できる。
を、機械室19の後上部から排気通路58に流入させる
構造としたので、蒸発皿31内では排気通路58に向け
て上昇する円滑な気流を形成することができるようにな
る。これにより、実施例の如く蒸発皿31が上下三段構
成のものであっても、各段の皿31A〜31Cに円滑に
通風し、除霜水の蒸発を促進させることができるように
なる。
用したが、それに限らず、業務用・家庭用冷蔵庫やプレ
ハブ冷蔵庫のコンデンシングユニットなどにも本発明は
有効である。
回路の一部を構成する凝縮器と、この凝縮器を空冷する
ための複数台の凝縮器用送風機を備えてなる冷却装置に
おいて、凝縮器に取り付けられ、各凝縮器用送風機が並
設されるファンケーシングを設け、このファンケーシン
グには各凝縮器用送風機間に位置して仕切板を取り付け
たので、凝縮器用送風機の運転によって生じた風が他の
凝縮器用送風機に干渉することが無くなり、通風性能が
向上すると共に、凝縮器用送風機の始動に他送風機から
の風が悪影響を与えることも無くなる。また、仕切板を
取り付けることにより、ファンケーシング自体の強度も
向上する。
の配線を収納する収納部を構成したので、配線の位置決
めが容易となると共に、風に煽られて凝縮器用送風機に
当たり、配線が損傷を来す不都合も未然に防止できるよ
うになるものである。
切板は断面略コ字状の鋼板から成り、底壁がファンケー
シングに固定され、対向する両側壁が各凝縮器用送風機
間に位置してファンケーシングより起立する構成とした
ので、構造の簡素化によるコストの削減も図れるように
なるものである。
図である。
る。
面図である。
面図である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 冷媒回路の一部を構成する凝縮器と、こ
の凝縮器を空冷するための複数台の凝縮器用送風機を備
えてなる冷却装置において、 前記凝縮器に取り付けられ、前記各凝縮器用送風機が並
設されるファンケーシングを備え、このファンケーシン
グには前記各凝縮器用送風機間に位置して仕切板を取り
付け、この仕切板内には、前記各凝縮器用送風機への配
線を収納する収納部を構成したことを特徴とする冷却装
置。 - 【請求項2】 仕切板は断面略コ字状の鋼板から成り、
底壁がファンケーシングに固定され、対向する両側壁が
各凝縮器用送風機間に位置して前記ファンケーシングよ
り起立していることを特徴とする請求項1の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06486099A JP3702120B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06486099A JP3702120B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000258032A true JP2000258032A (ja) | 2000-09-22 |
JP3702120B2 JP3702120B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=13270363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06486099A Expired - Fee Related JP3702120B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 冷却装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3702120B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1956316A1 (en) | 2007-02-08 | 2008-08-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Cooling device |
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JPWO2019142324A1 (ja) * | 2018-01-19 | 2020-09-17 | 三菱電機株式会社 | ショーケース |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP06486099A patent/JP3702120B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3702120B2 (ja) | 2005-10-05 |
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