JP2018180107A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化で蛍光体層を効率良く冷却できる、光源装置を提供する。また、前記光源装置を備えるプロジェクターを提供する。【解決手段】励起光を射出する発光素子と、励起光の光路上に収容空間を有する支持部材と、収容空間内において光路上に設けられた導光光学系と、導光光学系を通過した励起光の光路上に設けられ、蛍光体層と、蛍光体層を支持する基板と、蛍光体層と基板との間に設けられた光反射面と、を有する波長変換素子と、を備える光源装置である。基板は、蛍光体層が導光光学系に面するように、支持部材に支持されている。基板は、支持部材と熱的に接続されており、支持部材は、蛍光体層から射出された蛍光光を透過させる光射出部を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
近年、半導体レーザー等の固体光源と蛍光体層とを組み合わせた光源装置がある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2011−134619号公報
ところで、蛍光体層の温度が上昇すると蛍光を効率良く生成できなくなる。上記光源装置においては、蛍光体層を支持する支持基板の背面に放熱フィンを設けることで蛍光体層を冷却している。しかしながら、放熱フィンを設ける場合、支持基板の背面に大きなスペースが必要となるため、光源装置の大型化してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、小型で蛍光体層を効率良く冷却できる、光源装置を提供することを目的の一つとする。また、前記光源装置を備えるプロジェクターを提供することを目的の一つとする。
本発明の第1態様に従えば、励起光を射出する発光素子と、前記励起光の光路上に収容空間を有する支持部材と、前記収容空間内において前記光路上に設けられた導光光学系と、前記導光光学系を通過した前記励起光の光路上に設けられ、蛍光体層と、前記蛍光体層を支持する基板と、前記蛍光体層と前記基板との間に設けられた光反射面と、を有する波長変換素子と、を備え、前記基板は、前記蛍光体層が前記導光光学系に面するように、前記支持部材に支持されており、前記基板は、前記支持部材と熱的に接続されており、前記支持部材は、前記蛍光体層から射出された蛍光光を透過させる光射出部を有する光源装置が提供される。
第1態様に係る光源装置によれば、基板と支持部材とを熱的に互いに接続するので、支持部材を介して蛍光体層の熱を効率良く放出できる。よって、基板の裏面にヒートシンクを配置する必要がないので、光源装置を小型化できる。したがって、蛍光体層を効率良く冷却する小型の光源装置を提供できる。
上記第1態様において、前記発光素子で発生した熱を放出するための冷却装置と、前記支持部材に設けられ、受熱部と放熱部とを有する熱輸送部材と、をさらに備え、前記受熱部は、前記蛍光体層で発生した熱を受け取り、前記放熱部は、前記熱を前記冷却装置に伝達するのが好ましい。
この構成によれば、蛍光体層の熱を効率良く放出することができる。
上記第1態様において、前記支持部材は、前記基板を支持している第1の面と、前記第1の面と交差する方向に延在している第2の面と、を有し、前記冷却装置は、前記第2の面に設けられているのが好ましい。
この構成によれば、冷却装置が支持部材の第2の面に設けられるため、第1の面に直交する方向において光源装置が大型化するのを防止できる。
上記第1態様において、前記支持部材は、前記励起光を透過させる開口部を有し、前記基板は、前記開口部を前記支持部材の外側から覆うように、前記支持部材に支持されており、前記受熱部は、前記基板の外周よりも内側の領域に設けられているのが好ましい。
この構成によれば、受熱部は、蛍光体層の熱を効率良く受け取ることができる。
上記第1態様において、前記基板と前記支持部材との間に設けられた熱伝導材料をさらに備え、前記支持部材は、前記励起光を透過させる開口部を有し、前記基板は、前記開口部を前記支持部材の外側から覆うように、前記支持部材に支持されており、前記基板は、前記蛍光体層を囲む領域において前記支持部材と当接しており、前記熱伝導材料は、前記基板が前記支持部材と当接している領域の外側に設けられているのが好ましい。
この構成によれば、基板が支持部材と当接している当接領域の外側に熱伝導部材が配置されているため、熱伝導部材で発生したアウトガスや異物から蛍光体層を隔離することができる。よって、蛍光体層の表面が汚染されることによる光変換効率の低下や破損といった不具合の発生を防止できる。
上記第1態様において、前記基板と前記支持部材との間に設けられた熱伝導材料をさらに備え、前記基板は、前記蛍光体層を囲む領域において前記支持部材と当接しており、前記熱伝導材料は、前記基板が前記支持部材と当接している領域の外側に設けられているのが好ましい。
この構成によれば、基板が支持部材と当接している当接領域の外側に熱伝導部材が配置されているため、熱伝導部材で発生したアウトガスや異物から蛍光体層を隔離することができる。よって、蛍光体層の表面が汚染されることによる光変換効率の低下や破損といった不具合の発生を防止できる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様の光源装置と、前記光源装置からの照明光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターによれば、小型で蛍光体層を効率良く冷却できる光源装置を備えるので、該プロジェクター自体も小型で明るい画像光を投射することができる。
第一実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図。 光源装置の概略構成を示す図。 本体部の周辺構成を示す斜視図。 本体部の要部拡大断面図。 第二実施形態の光源装置の本体部の周辺構成を示す斜視図。 図5とは異なる方向から視た本体部の周辺構成を示す斜視図。 本体部の要部拡大断面図。 第三実施形態の光源装置の本体部の周辺構成を示す斜視図。 第一変形例に係る光源装置の本体部の周辺構成を示す斜視図。 第二変形例に係る光源装置の本体部の要部構成を示す断面図。
(第一実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(プロジェクター)
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す平面図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーン(被投射面)SCR上にカラー映像(画像)を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を用いている。プロジェクター1は、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザー(レーザー光源)を用いている。
具体的に、プロジェクター1は、照明装置2Aと、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学系6と、を備えている。
照明装置2Aは、照明光としての照明光WLを色分離光学系3に向けて射出する。照明装置2Aは、光源装置2と、均一照明光学系36とを含む。
均一照明光学系36は、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳光学系33と、を備える。なお、偏光変換素子32は必須ではない。均一照明光学系36は、光源装置2から射出された照明光WLの強度分布を被照明領域において均一化する。
インテグレータ光学系31は、例えば、レンズアレイ31a,レンズアレイ31bから構成されている。レンズアレイ31a,31bは、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。
インテグレータ光学系31を通過した照明光WLは、偏光変換素子32に入射する。偏光変換素子32は、例えば、偏光分離膜と位相差板とから構成され、照明光WLを直線偏光に変換する。
偏光変換素子32を通過した照明光WLは、重畳光学系33に入射する。重畳光学系33は、例えば、凸レンズから構成され、偏光変換素子32から射出された照明光WLを被照明領域に重畳させる。本実施形態では、インテグレータ光学系31と重畳光学系33とによって、被照明領域における照度分布が均一化される。
均一照明光学系36から射出された照明光WLは色分離光学系3へ入射する。
色分離光学系3は、照明光WLを赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとに分離するためのものである。色分離光学系3は、第1のダイクロイックミラー7aおよび第2のダイクロイックミラー7bと、第1の全反射ミラー8a、第2の全反射ミラー8bおよび第3の全反射ミラー8cと、第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bと、を概略備えている。
第1のダイクロイックミラー7aは、光源装置2からの照明光WLを赤色光LRと、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)とに分離する。第1のダイクロイックミラー7aは、赤色光LRを透過するとともに、その他の光(緑色光LGおよび青色光LB)を反射する。一方、第2のダイクロイックミラー7bは、その他の光を緑色光LGと青色光LBとに分離する。第2のダイクロイックミラー7bは、緑色光LGを反射するとともに、青色光LBを透過する。
第1の全反射ミラー8aは、第1のダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。第2の全反射ミラー8bおよび第3の全反射ミラー8cは、第2のダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに向けて反射する。
緑色光LGは、第2のダイクロイックミラー7bにより光変調装置4Gに向けて反射される。
第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路中における第2のダイクロイックミラー7bの光射出側に配置されている。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色の画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色の画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色の画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側および射出側には、一対の偏光板(図示せず)が配置されている。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。
合成光学系5は、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bからの各画像光を合成し、投射光学系6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学系6は、投射レンズ群から構成されている。投射光学系6は、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。
(光源装置)
次に、上記照明装置2Aに用いられる本発明の一つの態様を適用した光源装置2について説明する。
図2は、光源装置2の概略構成を示す図である。
光源装置2は、図2に示すように、本体部40と、光源21と、冷却装置22と、ホモジナイザー光学系24と、第1の位相差板15と、偏光分離素子50と、第1の集光光学系26と、蛍光発光素子27と、第2の位相差板28と、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30と、を備えている。
冷却装置22と、光源21と、ホモジナイザー光学系24と、第1の位相差板15と、偏光分離素子50と、第2の位相差板28と、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30とは、光軸ax1上に順次配置されている。一方、蛍光発光素子27と、第1の集光光学系26と、偏光分離素子50とは、光軸ax2上に順次配置されている。光軸ax1と光軸ax2とは、同一面内にあり、互いに直交している。
本実施形態において、光源21と、ホモジナイザー光学系24と、第1の位相差板15と、偏光分離素子50と、第1の集光光学系26と、第2の位相差板28と、第2の集光光学系29とは、本体部40に収容されている。また、蛍光発光素子27及び冷却装置22は本体部40に支持されている。本体部40の構成及び本体部40による支持構造については後述する。なお、本体部40は特許請求の範囲に記載の「支持部材」に相当する。
光源21は、複数の半導体レーザー21aを含む。複数の半導体レーザー21aは光軸ax1と直交する面内において、アレイ状(本実施形態では、例えば、4つ)に配置されている。半導体レーザー21aは、例えば、後述の励起光として青色の光線B(例えばピーク波長が460nmのレーザー光)を射出する。図示を省略するものの、各半導体レーザー21aから射出された光線Bはコリメーターレンズにより平行光に変換された状態で射出される。本実施形態において、光源21は、複数の光線Bからなる光線束BLを射出する。なお、半導体レーザー21aの数は限定されない。本実施形態において、半導体レーザー21aは特許請求の範囲に記載の「発光素子」に相当する。
光線束BLは、ホモジナイザー光学系24に入射する。ホモジナイザー光学系24は、例えば第1のレンズアレイ24aと第2のレンズアレイ24bとから構成されている。第1のレンズアレイ24aは複数の第1小レンズ24amを含み、第2のレンズアレイ24bは複数の第2小レンズ24bmを含む。
ホモジナイザー光学系24を通過した光線束BLは第1の位相差板15に入射する。第1の位相差板15は、例えば回転可能とされた1/2波長板である。半導体レーザー21aから射出された光線Bは直線偏光である。1/2波長板の回転角度を適切に設定することにより、第1の位相差板15を透過した光線Bを、偏光分離素子50に対するS偏光成分とP偏光成分とを所定の比率で含む光とすることができる。第1の位相差板15を回転させることにより、S偏光成分とP偏光成分との比率を変化させることができる。
偏光分離素子50は、例えば波長選択性を有するダイクロイックミラーから構成されている。偏光分離素子50は、光軸ax1,ax2に対して45°の角度をなすように配置されている。
偏光分離素子50は、第1の位相差板15を通過した光線束BLを、偏光分離素子50に対するS偏光成分とP偏光成分とに分離する。S偏光成分(光線束BLs)は、偏光分離素子50で反射して蛍光発光素子27に向かう。P偏光成分(光線束BLp)は、偏光分離素子50を透過して拡散反射素子30に向かう。
偏光分離素子50は、後述する光線束BLとは波長帯が異なる蛍光光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる。また、偏光分離素子50は、後述する拡散反射素子30による反射光と、蛍光光YLとを合成する光合成機能を有している。
偏光分離素子50から射出された光線束BLsは、第1の集光光学系26に入射する。第1の集光光学系26は、光線束BLsを蛍光発光素子27の蛍光体層34に向けて集光させる。また、第1の集光光学系26はホモジナイザー光学系24と協働して、蛍光体層34上での光線束BLsによる照度分布を均一化する。第1の集光光学系26は、例えばピックアップレンズ26a,26bから構成されている。なお、光線束BLsは特許請求の範囲の「励起光」に対応する。
第1の集光光学系26から射出された光線束BLsは蛍光発光素子27に入射する。本実施形態では、第1の集光光学系26の焦点位置に蛍光発光素子27が配置されている。
蛍光発光素子27は、蛍光体層34と、蛍光体層34を支持する基板35と、蛍光体層34と基板35との間に設けられた反射部37とを有している。
本実施形態において、蛍光発光素子27は、蛍光体層34が第1の集光光学系26に面するように本体部40に支持されている。なお、本体部40による蛍光発光素子27の支持構造については後述する。
蛍光体層34は、光線束BLsを吸収して黄色の蛍光光YLに変換して射出する蛍光体粒子を含む。蛍光体粒子としては、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。
蛍光体層34としては、例えば、アルミナ等の無機バインダー中に蛍光体粒子を分散させた蛍光体層、バインダーを用いずに蛍光体粒子を焼結した蛍光体層などを好適に用いることができる。
蛍光体層34で生成された蛍光光YLのうち、一部の蛍光光YLは、反射部37によって反射され、蛍光体層34の外部へと射出される。このようにして、蛍光光YLが第1の集光光学系26に向かって蛍光体層34から効率良く射出される。蛍光体層34から射出された蛍光光YLは、第1の集光光学系26および偏光分離素子50を透過する。
一方、偏光分離素子50から射出された光線束BLpは、第2の位相差板28に入射する。
第2の位相差板28は、1/4波長板(λ/4板)から構成される。P偏光の光線束BLpは、第2の位相差板28を透過することによって円偏光の光線束BLcに変換され、第2の集光光学系29に入射する。
第2の集光光学系29は、光線束BLcを拡散反射素子30に向けて集光させるものである。第2の集光光学系29は、例えばピックアップレンズ29a、ピックアップレンズ29bから構成されている。また、第2の集光光学系29はホモジナイザー光学系24と協働して、拡散反射素子30上での光線束BLcによる照度分布を均一化する。本実施形態では、第2の集光光学系29の焦点位置に拡散反射素子30(拡散反射板30A)が配置されている。
拡散反射素子30は、第2の集光光学系29から射出された光線束BLcを偏光分離素子50に向けて拡散反射させるものである。拡散反射素子30で反射した光を光線束BLc’と称する。光線束BLc’は、特許請求の範囲における拡散光に相当する。拡散反射素子30としては、拡散反射素子30に入射した光線束BLcをランバート反射させるものを用いることが好ましい。
拡散反射素子30は、拡散反射板30Aと、拡散反射板30Aを光軸ax1の周りに回転させるためのモーター30Mと、を備えている。
拡散反射板30Aによって反射され、第2の集光光学系29を再び透過した円偏光の光線束BLc’(拡散光)は、再び第2の位相差板28を透過して、S偏光の光線束BLs’となる。
光線束BLs’(青色光)が偏光分離素子50を透過した蛍光光YLと合成されることで、白色の照明光WLが生成される。照明光WLは、図1に示した均一照明光学系36(インテグレータ光学系31)に入射する。
ところで、蛍光体層34は蛍光光YLを生成する際、発熱する。蛍光体層34の温度が上昇すると、蛍光の発光効率が低下し、明るい蛍光光YLを生成できなくなる。これに対し、本実施形態の蛍光発光素子27は、本体部40を介して蛍光体層34の熱を放出させるようにしている。
以下、本体部40の構成について説明する。図3は本体部40およびその周辺の構成部材を示す斜視図である。図3では、図面を見易くするため、本体部40の上板部の図示を省略している。
図3に示すように、本体部40は金属製のケース部材からなる。本体部40は収容空間Sを有する。収容空間Sには、光源21、ホモジナイザー光学系24、第1の位相差板15、偏光分離素子50、第1の集光光学系26(図4参照)、第2の位相差板28及び第2の集光光学系29が収容されている。
本体部40は、第1の集光光学系26に対向する第1の側板部41と、ホモジナイザー光学系24に対向する第2の側板部42と、第2の集光光学系29に対向する第3の側板部43と、第4の側板部44と、第5の側板部45と、を有する。
第2の側板部42は、第1の側板部41と交差する(直交する)方向に延在する部材である。本実施形態においては、第2の側板部42は、第1の側板部41と直交する方向に延在している。
第3の側板部43は、第2の側板部42と対向するとともに、第1の側板部41と交差する(直交する)方向に延在する部材である。
第4の側板部44は、第1の側板部41、第2の側板部42及び第3の側板部43と交差する(直交する)方向に延在する部材であって、本体部40の下板部をなす。
第5の側板部45は、第1の側板部41と対向するとともに、第2の側板部42、第3の側板部43及び第4の側板部44と交差する(直交する)方向に延在する部材である。第5の側板部45は、蛍光体層34からの蛍光光YLの射出方向に位置する。第5の側板部45は、蛍光体層34から射出された蛍光光YLを透過させる光射出部49を有する。光射出部49は、第5の側板部45を貫通する貫通孔49aからなる。
図4は本体部40の要部拡大断面図である。ただし、反射部37を省略してある。図4に示すように、第1の集光光学系26は、収容空間S内において光線束BLs(励起光)の光路上に設けられている。本実施形態において、本体部40の第1の側板部41の内面側には、第1の集光光学系26(ピックアップレンズ26a,26b)を保持する第1レンズ保持部46が形成されている。第1レンズ保持部46は本体部40と一体に形成されている。
本実施形態の蛍光発光素子27は、第1の集光光学系26を通過した光線束BLsの光路上に設けられる。本実施形態において、基板35は、蛍光体層34が第1の集光光学系26に面するように、本体部40の第1の側板部41の外面41aに支持されている。本実施形態において、外面41aは特許請求の範囲に記載の「第1の面」に対応する。
本実施形態の本体部40は、光線束BLsを透過させる開口部41bを有する。
本実施形態において、基板35は、開口部41bを本体部40の外側から、すなわち外面41a側から覆うように、本体部40に支持されている。
基板35は、蛍光体層34を支持する支持面35aの一部が本体部40と熱的に接続されている。ここで、二つの部材同士が熱的に接続されているとは、二つの部材間で熱伝達が可能な状態を意味し、二つの部材同士が直接接触している状態に加え、二つの部材同士が熱伝導部材を介して間接的に接触した状態も含む。
本実施形態では、支持面35aと第1の側板部41とが直接接触しているので、蛍光体層34の熱が基板35を介して本体部40に効率良く伝達される。よって、基板35の裏面(支持面35aと反対の面)にヒートシンクを設けることなく、蛍光体層34の熱を効率良く放出できる。
本体部40の第2の側板部42は貫通孔48を有する。光源21は貫通孔48を介してホモジナイザー光学系24に対向するように配置されている。
冷却装置22は、ヒートシンク22aと、冷却ファン22bとを含む。ヒートシンク22aは放熱性の高い金属部材から構成される。ヒートシンク22aは、光源21を支持する支持面23と、該支持面23の反対側に設けられる複数のフィン22a1とを有する。冷却ファン22bは、ヒートシンク22aの複数のフィン22a1に送風することでヒートシンク22aを冷却する。
光源21は、ヒートシンク22aの支持面23に実装され、冷却装置22と熱的に接続されている。これにより、光源21で発生した熱は冷却装置22から放出される。
さらに、ヒートシンク22aの支持面23は、本体部40の第2の側板部42の外面42aと熱的に接続されている。第2の側板部42の外面42aは、第1の側板部41の外面41aと交差する方向に延在する面である。本実施形態において、面42aは外面41aと直交する方向に延在しており、特許請求の範囲に記載の「第2の面」に対応する。よって、蛍光体層34の熱は、基板35および本体部40を介して冷却装置22から放出される。
第2の集光光学系29は、収容空間S内において光線束BLp(図2参照)の光路上に設けられる。本実施形態において、本体部40の第3の側板部43の内面側には、第2の集光光学系29(ピックアップレンズ29a,29b)を保持する第2レンズ保持部47が形成されている。第2レンズ保持部47は本体部40と一体に形成されている。
また、本体部40の第4の側板部44の外面には、複数のフィン44aが設けられている。これにより、蛍光体層34から本体部40に伝わった熱を複数のフィン44aから効率良く放出することができる。
本実施形態の光源装置2では、基板35が本体部40と熱的に接続されているので、基板35と本体部40を介して蛍光体層34の熱を効率良く放出できる。よって、基板35の裏面にヒートシンクを配置する必要が無いため、光源装置2を小型化できる。
また、光源21で発生した熱を放出するための冷却装置22が本体部40の第2の側板部42の外面42aに設けられているため、光源装置2の光軸ax2方向(外面41aに直交する方向)において光源装置2が大型化するのを防止できる。
従って、本実施形態によれば、小型で蛍光体層を効率良く冷却する光源装置2を提供できる。よって、この光源装置2を含む本実施形態のプロジェクター1は、小型ながらも明るい画像光を投射することができる。
(第二実施形態)
続いて、第二実施形態に係る光源装置について説明する。なお、本実施形態と上記実施形態との違いは本体部およびその周辺の構成部材である。そのため、上記実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その説明については省略若しくは簡略化する。
以下、本実施形態の光源装置の構成について説明する。以下では、本体部およびその周辺の構成部材を主体に説明する。図5は本実施形態の光源装置102の本体部40Aおよびその周辺の構成部材を示す斜視図である。図6は本体部40Aおよびその周辺の構成部材を示す図5とは別の方向から視た斜視図である。図7は本体部40Aの要部拡大断面図である。なお、図5,6では、図面を見易くするため、本体部40Aの上板部の図示を省略している。
図5〜7に示すように、本実施形態の光源装置102は、本体部40Aに設けられた熱輸送部材110をさらに備えている。熱輸送部材110は、例えば、ヒートパイプから構成される。ヒートパイプは、熱伝導性の高いパイプ中を流れる作動液の蒸発と凝縮とを利用して熱を移動させるものである。
具体的に、熱輸送部材110は、図6に示すように、第1の側板部41の外面41aと第2の側板部42の外面42aとにわたって、本体部40Aの表面に埋め込まれるように設けられている。
熱輸送部材110は、受熱部111と放熱部112とを有する。受熱部111は、作動液の蒸発時における潜熱の吸収を利用して受熱する。一方、放熱部112は、作動液の凝縮時における潜熱の放出を利用して放熱する。
本実施形態において、受熱部111は外面41aに設けられ、放熱部112は外面42aに設けられている。
このような構成に基づき、熱輸送部材110は、外面41aに設けられた基板35を介して蛍光体層34から吸収した熱を、外面42aに設けられたヒートシンク22aに輸送する。
具体的に、受熱部111は、図5中に破線で示すように、基板35の外周よりも内側の領域に設けられている。これにより、受熱部111は、基板35から熱を効率良く吸収することができる。
本実施形態では、基板35と外面41aとの間に熱伝導部材38を配置している。熱伝導部材38としては、例えば、熱伝導グリスを用いた。
本実施形態の本体部40Aは、外面41aのうち、開口部41bの開口端を囲むリング状の領域に、本体部40Aの外側に突出した突出部40A1を有している。基板35は、基板35の蛍光体層34を囲む領域において突出部40A1と当接している。突出部40A1は、基板35に当接することで蛍光体層34をリング状に囲んでいる。
熱伝導部材38は、外面41aのうち突出部40A1の外側の領域において、外面41aと基板35との間の隙間に配置されている。すなわち、熱伝導部材38は、基板35が本体部40Aと当接している領域の外側に設けられている。
蛍光体層34の熱の一部は、突出部40A1および熱伝導部材38を介して本体部40Aへと伝達され、さらに冷却装置22に伝達されヒートシンク22aから放出される。また、蛍光体層34の熱の残りは、熱伝導部材38、受熱部111、放熱部112の経路で冷却装置22に伝達され、ヒートシンク22aから放出される。
熱伝導部材38は経時的な劣化によってアウトガスや異物を発生することもある。アウトガスや異物が蛍光体層34に付着すると、蛍光体層34の表面が汚染され、光変換効率の低下や温度上昇によって破損するおそれがある。
これに対し、本実施形態の本体部40Aにおいては、基板35が本体部40Aと当接している当接領域の外側に熱伝導部材38を配置しているので、熱伝導部材38で発生したアウトガスや異物から蛍光体層34が隔離される。そのため、蛍光体層34の表面が汚染されることによる光変換効率の低下や破損といった不具合の発生が防止される。
本実施形態の光源装置102によれば、熱輸送部材110を組み合わせることで、蛍光体層34の熱を効率良く放出することができる。また、熱輸送部材110は本体部40Aの表面に埋め込まれているため、第一実施形態の構成と同様、光源装置102を小型化できる。
(第三実施形態)
続いて、第三実施形態に係る光源装置について説明する。なお、本実施形態と第1実施形態との違いは本体部の周辺の構成部材である。そのため、上記実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その説明については省略若しくは簡略化する。
以下、本実施形態の光源装置の構成について説明する。以下では、本体部40およびその周辺の構成部材を主体に説明する。図8は本実施形態の光源装置202の本体部40Bおよびその周辺の構成部材を示す斜視図である。また、図8では、図面を見易くするため、本体部40Bの上板部の図示を省略している。なお、本体部40Bは、第一実施形態の本体部40と同一の構成を有している。すなわち、基板35は第1の側板部41の外面41aに直接接続されている。
図8に示すように、本実施形態の光源装置202は、本体部40Bに設けられた熱輸送部材210を備えている。本実施形態の熱輸送部材210は、第二実施形態の熱輸送部材110とは別の位置に配置される。
本実施形態において、熱輸送部材210は、基板35とヒートシンク22aの支持面23とにわたって設けられている。熱輸送部材210は、受熱部211と放熱部212とを有する。
受熱部211は基板35の裏面に設けられた接続板39に不図示のネジ部材を介して固定され、放熱部212はヒートシンク22aの支持面23に熱的に接続されている。接続板39は、受熱部211と基板35とを熱的に接続するためのものであり、熱伝導性に優れた銅板からなる。
本実施形態において、基板35の熱の一部は本体部40Bへと伝達され、基板35の熱の残りは接続板39を介して受熱部111に伝達される。
本実施形態の光源装置202によれば、熱輸送部材210を組み合わせることで、蛍光体層34の熱を効率良く放出することができる。また、基板35の裏面に熱輸送部材210を設けるため、第二実施形態のように熱輸送部材110を本体部40Aの表面に埋め込む構成に比べてコストを抑えることができる。また、基板35の裏面にヒートシンクを配置する構成に比べて、光源装置202の光軸ax2方向におけるサイズを小さくできる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記第二、第三実施形態においては、基板35の熱をヒートシンク22aに移動する手段として熱輸送部材110,210を用いる場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。
(第一変形例)
図9は第一変形例に係る光源装置302の本体部40Cおよびその周辺の構成部材を示す斜視図である。なお、本体部40Cは、第一実施形態の本体部40と同一の構成を有している。すなわち、基板35は第1の側板部41の外面41aに直接接続されている。
図9に示すように、本実施形態の光源装置302は、熱伝導プレート100を用いることで基板35の熱をヒートシンク22aに移動させている。熱伝導プレート100は、例えば、熱伝導性に優れた、銅、銀、ダイヤモンド等から構成される。熱伝導プレート100は、基板35の裏面とヒートシンク22aの支持面23とを熱的に接続する板状の部材である。熱伝導プレート100は、支持面23側の端部101が本体部40C側に折り曲げられた略L字状の断面を有し、この端部101は本体部40C及び支持面23の両方に接続されている。
本変形例に係る光源装置302によれば、熱伝導プレート100を組み合わせることで、蛍光体層34の熱を効率良く放出することができる。また、基板35の裏面にヒートシンクを配置する構成に比べて、光源装置302の光軸ax2方向におけるサイズを小さくできる。
(第二変形例)
図10は第二変形例に係る光源装置402の本体部40Dの要部構成を示す断面図である。図10に示すように、蛍光発光素子27は収容空間S内に配置されている。蛍光発光素子27の基板35は、蛍光体層34が第1の集光光学系26に面するように、本体部40Dの第1の側板部41の内面41cに支持されている。内面41cは、基板35の裏面35b(支持面35aと反対の面)と直接接触することで熱的に接続されている。これにより、蛍光体層34の熱が本体部40Dに効率良く伝達されるので、蛍光体層34の熱を効率良く放出できる。
また、上記第二、第三実施形態において、第1実施形態の本体部40と同様、第4の側板部44の外面に複数のフィン44aを設けるようにしても良い。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置4R,4G,4Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。また、光変調装置として、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。
また、上記実施形態では本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、2,102,202,302,402…光源装置、4B,4G,4R…光変調装置、6…投射光学系、20…本体部(支持部材)、21a…半導体レーザー(発光素子)、22…冷却装置、26…第1の集光光学系(導光光学系)、35…基板、38…熱伝導部材、40,40A,40B,40C,40D…本体部、41a…外面(第1の面)、41b…開口部、42a…外面(第2の面)、49…光射出部、50…偏光分離素子、110,210…熱輸送部材、111,211…受熱部、112,212…放熱部、BLs…光線束(励起光)、S…収容空間。

Claims (7)

  1. 励起光を射出する発光素子と、
    前記励起光の光路上に収容空間を有する支持部材と、
    前記収容空間内において前記光路上に設けられた導光光学系と、
    前記導光光学系を通過した前記励起光の光路上に設けられ、蛍光体層と、前記蛍光体層を支持する基板と、前記蛍光体層と前記基板との間に設けられた光反射面と、を有する波長変換素子と、を備え、
    前記基板は、前記蛍光体層が前記導光光学系に面するように、前記支持部材に支持されており、
    前記基板は、前記支持部材と熱的に接続されており、
    前記支持部材は、前記蛍光体層から射出された蛍光光を透過させる光射出部を有する
    光源装置。
  2. 前記発光素子で発生した熱を放出するための冷却装置と、
    前記支持部材に設けられ、受熱部と放熱部とを有する熱輸送部材と、をさらに備え、
    前記受熱部は、前記蛍光体層で発生した熱を受け取り、
    前記放熱部は、前記熱を前記冷却装置に伝達する
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記支持部材は、前記基板を支持している第1の面と、
    前記第1の面と交差する方向に延在している第2の面と、を有し、
    前記冷却装置は、前記第2の面に設けられている
    請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記支持部材は、前記励起光を透過させる開口部を有し、
    前記基板は、前記開口部を前記支持部材の外側から覆うように、前記支持部材に支持されており、
    前記受熱部は、前記基板の外周よりも内側の領域に設けられている
    請求項2に記載の光源装置。
  5. 前記基板と前記支持部材との間に設けられた熱伝導材料をさらに備え、
    前記支持部材は、前記励起光を透過させる開口部を有し、
    前記基板は、前記開口部を前記支持部材の外側から覆うように、前記支持部材に支持されており、
    前記基板は、前記蛍光体層を囲む領域において前記支持部材と当接しており、
    前記熱伝導材料は、前記基板が前記支持部材と当接している領域の外側に設けられている
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  6. 前記基板と前記支持部材との間に設けられた熱伝導材料をさらに備え、
    前記基板は、前記蛍光体層を囲む領域において前記支持部材と当接しており、
    前記熱伝導材料は、前記基板が前記支持部材と当接している領域の外側に設けられている
    請求項4に記載の光源装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
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