JP2018177094A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮し得るタイヤを提供する。【解決手段】トレッド部2を有するタイヤである。トレッド部2には、第1トレッド端Te1からタイヤ赤道側に向かって斜めに延びる複数の傾斜溝10と、傾斜溝10の間に区分された複数の傾斜陸部13とが設けられている。傾斜陸部13には、傾斜溝10の間を連通する複数の継ぎ溝15が設けられている。継ぎ溝15は、最もタイヤ赤道C側に配された内側継ぎ溝16と、内側継ぎ溝16の第1トレッド端Te1側に隣接して配された少なくとも1本の中間継ぎ溝17とを含む。中間継ぎ溝17は、内側継ぎ溝16よりもタイヤ周方向に対する角度が小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮し得るタイヤを提供する。
例えば、下記特許文献1には、冬用のタイヤが提案されている。特許文献1のタイヤのトレッド部には、トレッド端からタイヤ赤道側に向かって斜めに延びる複数の傾斜溝と、傾斜溝の間に区分された複数の傾斜陸部とが設けられている。傾斜陸部には、傾斜溝の間を連通する複数の継ぎ溝が設けられている。特許文献1のタイヤにおいて、継ぎ溝は、最もタイヤ赤道側に配された内側継ぎ溝と、これに隣接する中間継ぎ溝とを含んでいる。
内側継ぎ溝は、雪上走行時に大きな接地圧が作用するため、雪上トラクションへの寄与が大きい傾向がある。しかしながら、特許文献1のタイヤは、内側継ぎ溝がタイヤ周方向に沿って延びており、内側継ぎ溝による雪上トラクションの向上があまり期待できない傾向があった。
他方、特許文献1の様な傾斜溝及び傾斜陸部を有するタイヤにおいて、継ぎ溝のタイヤ周方向に対する角度が大きくなると、傾斜溝及び継ぎ溝に区分されたブロックの横剛性が低下し、ドライ路面での操縦安定性を損ねるという問題があった。
特開2016−000578号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮し得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部には、タイヤ軸方向の一方側の第1トレッド端からタイヤ赤道側に向かって斜めに延びる複数の傾斜溝と、タイヤ周方向で隣り合う前記傾斜溝の間に区分された複数の傾斜陸部とが設けられ、前記傾斜陸部には、前記傾斜溝の間を連通する複数の継ぎ溝が設けられ、前記継ぎ溝は、最もタイヤ赤道側に配された内側継ぎ溝と、前記内側継ぎ溝の前記第1トレッド端側に隣接して配された少なくとも1本の中間継ぎ溝とを含み、前記中間継ぎ溝は、前記内側継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が小さい。
本発明のタイヤにおいて、前記傾斜溝は、タイヤ軸方向に対する角度がタイヤ赤道側に向かって漸増するように湾曲しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記中間継ぎ溝は、少なくとも1つの折れ曲がり部を有しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記折れ曲がり部は、互いに逆向きに凸となる2つを含むのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記継ぎ溝は、最も前記第1トレッド端側に配された前記中間継ぎ溝とは別の外側継ぎ溝を含み、前記外側継ぎ溝は、前記中間継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が大きいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側継ぎ溝は、前記内側継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が小さいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記内側継ぎ溝と前記外側継ぎ溝との間に、2本の前記中間継ぎ溝が設けられているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記中間継ぎ溝及び前記外側継ぎ溝は、前記傾斜溝とは逆向きに傾斜しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側継ぎ溝と前記第1トレッド端との間に、隣接する前記傾斜溝の一方から延びかつ前記傾斜陸部内で途切れる外側ラグ溝が設けられているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記傾斜溝は、タイヤ赤道を横切ることなく途切れ、前記傾斜溝から分岐してタイヤ軸方向に延びかつタイヤ赤道を横切る中央横溝が設けられているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記中央横溝は、前記傾斜溝を介して前記内側継ぎ溝と滑らかに連続するように延びているのが望ましい。
本発明のタイヤのトレッド部には、タイヤ軸方向の一方側の第1トレッド端からタイヤ赤道側に向かって斜めに延びる複数の傾斜溝と、タイヤ周方向で隣り合う前記傾斜溝の間に区分された複数の傾斜陸部とが設けられている。傾斜溝は、雪上走行時、タイヤ軸方向に対して斜めに延びる長い雪柱を形成しかつこれをせん断することにより、大きな雪上トラクションを得ることができる。
本発明のタイヤの傾斜陸部には、傾斜溝の間を連通する複数の継ぎ溝が設けられている。前記継ぎ溝は、最もタイヤ赤道側に配された内側継ぎ溝と、内側継ぎ溝の第1トレッド端側に隣接して配された少なくとも1本の中間継ぎ溝とを含む。中間継ぎ溝は、内側継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が小さく形成されている。
最もタイヤ赤道側に配された内側継ぎ溝には、雪上での直進走行時に大きな接地圧が作用するため、雪上トラクションへの寄与が大きい。従って、内側継ぎ溝のタイヤ周方向に対する角度を相対的に大きくすることにより、内側継ぎ溝は、傾斜溝とともに固い雪柱を形成し、ひいては雪上トラクションをさらに高めることができる。
一方、中間継ぎ溝は、内側継ぎ溝よりも第1トレッド端側に設けられているので、中間継ぎ溝は、タイヤの旋回走行時、内側継ぎ溝よりも大きな接地圧が作用する。本発明では、このような接地圧の相違に着目し、中間継ぎ溝のタイヤ周方向に対する角度を小さく設定している。これにより、中間継ぎ溝での雪柱せん断力を得ながら、中間継ぎ溝の両側に区分されるブロックの横剛性を高め、ドライ路面での操縦安定性を維持することができる。
以上のように、本発明のタイヤは、ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮することができる。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 図1の第1トレッド部の拡大図である。 第1中間継ぎ溝の輪郭の拡大図である。 図2のA−A線断面図である。 傾斜溝、中央横溝及び継ぎ溝の輪郭の拡大図である。 傾斜陸部の拡大図である。 図6のB−B線断面図である。 本発明の他の実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 本発明の他の実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 比較例のタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の冬用の空気入りタイヤとして好適に使用される。本発明の他の態様では、タイヤ1は、例えば、重荷重用の空気入りタイヤや、タイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤ等として用いることができる。
本実施形態のタイヤ1は、例えば、回転方向Rが指定された方向性パターンを具えている。回転方向Rは、例えば、サイドウォール部(図示省略)に、文字又は記号で表示される。
本実施形態のタイヤ1は、第1トレッド端Te1と第2トレッド端Te2との間のトレッド部2を有している。トレッド部2は、タイヤ赤道Cと第1トレッド端Te1との間の第1トレッド部2Aと、タイヤ赤道Cと第2トレッド端Te2との間の第2トレッド部2Bとを含んでいる。
第1トレッド端Te1及び第2トレッド端Te2は、空気入りタイヤの場合、正規状態のタイヤ1に正規荷重が負荷されキャンバー角0°で平面に接地したときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。正規状態とは、タイヤが正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
トレッド部2には、複数の傾斜溝10が設けられている。
傾斜溝10は、例えば、第1トレッド部2Aに設けられた第1傾斜溝10Aと、第2トレッド部2Bに設けられた第2傾斜溝10Bとを含む。第1傾斜溝10Aは、第1トレッド端Te1からタイヤ赤道C側に向かって斜めに延びている。第2傾斜溝10Bは、第2トレッド端Te2からタイヤ赤道C側に向かって斜めに延びている。第2傾斜溝10Bは、第1傾斜溝10Aと実質的に同様の構成を有している。このため、特に断りの無い限り、第1傾斜溝10Aの構成は、第2傾斜溝10Bに適用することができる。各傾斜溝10は、雪上走行時、タイヤ軸方向に対して斜めに延びる長い雪柱を形成しかつこれをせん断することにより、大きな雪上トラクションを得ることができる。
望ましい態様では、各傾斜溝10A、10Bは、トレッド端Te1、Te2から、タイヤ赤道C側に向かって、回転方向Rの先着側に傾斜している。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではない。
図2には、第1トレッド部2Aの拡大図が示されている。図2に示されるように、傾斜溝10は、例えば、タイヤ軸方向に対する角度θ1がタイヤ赤道C側に向かって漸増するように湾曲しているのが望ましい。前記角度θ1は、例えば、0〜80°であるのが望ましい。このような傾斜溝10は、雪上走行時、タイヤ軸方向にも雪柱せん断力を発揮することができる。
傾斜溝10は、例えば、タイヤ赤道Cを横切ることなく途切れている。傾斜溝10の内端(溝中心線のタイヤ軸方向内側の端を意味し、以下、同様である。)からタイヤ赤道までのタイヤ軸方向の距離L1は、例えば、トレッド幅TWの2.0%〜7.0%であるのが望ましい。トレッド幅TWは、前記正規状態における第1トレッド端Te1から第2トレッド端Te2までのタイヤ軸方向の距離である。
傾斜溝10は、例えば、第1トレッド端Te1側に向かって溝幅が漸増しているのが望ましい。傾斜溝10の最大の溝幅W1は、例えば、トレッド幅TWの3.0%〜5.0%であるのが望ましい。傾斜溝10の深さは、乗用車用の冬用タイヤの場合、例えば、6.0〜12.0mmであり、好ましくは8.1〜9.1mmである。
本実施形態のトレッド部2には、中央横溝12が設けられている。中央横溝12は、例えば、傾斜溝10から分岐してタイヤ軸方向に延びかつタイヤ赤道を横切っている。より具体的には、中央横溝12は、第1中央横溝12Aと第2中央横溝12Bとを含んでいる。第1中央横溝12Aは、第1傾斜溝10Aと同じ向きに傾斜している。第1中央横溝12Aは、第1傾斜溝10Aから分岐してタイヤ軸方向に延び、第2傾斜溝10Bに連なっている。第2中央横溝12Bは、第2傾斜溝10Bと同じ向きに傾斜している。第2中央横溝12Bは、第2傾斜溝10Bから分岐してタイヤ軸方向に延び、第1傾斜溝10Aに連なっている。第1中央横溝12Aと第2中央横溝12Bとは、タイヤ周方向に交互に設けられている。
中央横溝12は、例えば、タイヤ軸方向に対して10〜20°の角度θ2で配されているのが望ましい。
トレッド部2には、傾斜陸部13が設けられている。傾斜陸部13は、タイヤ周方向で隣り合う傾斜溝10の間に区分されている。本実施形態の傾斜陸部13は、例えば、第1中央横溝12Aと第2中央横溝12Bとの間に区分された領域を含んでいる。
図1に示されるように、傾斜陸部13は、例えば、複数の第1傾斜溝10Aの間に区分された第1傾斜陸部13Aと、複数の第2傾斜溝10Bの間に区分された第2傾斜陸部13Bとを含む。第2傾斜陸部13Bは、第1傾斜陸部13Aと実質的に同様の構成を有している。このため、特に断りの無い限り、第1傾斜陸部13Aの構成は、第2傾斜陸部13Bに適用することができる。
図2に示されるように、傾斜陸部13には、傾斜溝10の間を連通する複数の継ぎ溝15が設けられている。
継ぎ溝15は、内側継ぎ溝16と、少なくとも1本の中間継ぎ溝17と、最も第1トレッド端Te側に配された中間継ぎ溝17とは別の外側継ぎ溝18とを含んでいる。
内側継ぎ溝16は、複数の継ぎ溝15の内、最もタイヤ赤道C側に配されている。内側継ぎ溝16は、例えば、第1トレッド部2Aのタイヤ軸方向の中心位置(図示省略)よりも、タイヤ赤道C側に位置している。本実施形態の内側継ぎ溝16は、例えば、タイヤ軸方向の外端(溝中心線のタイヤ軸方向外側の端を意味し、以下、同様である。)からタイヤ赤道Cまでの距離L2がトレッド幅TWの0.10〜0.14倍であるのが望ましい。
内側継ぎ溝16は、例えば、直線状に延びている。内側継ぎ溝16は、例えば、タイヤ周方向に対して80〜90°の角度θ3で配されている。このような内側継ぎ溝16は、雪上トラクションを高めるのに役立つ。なお、内側継ぎ溝16がタイヤ軸方向に対して傾斜している場合、傾斜溝10とは逆向きに傾斜しているのが望ましい。
中間継ぎ溝17は、内側継ぎ溝16の第1トレッド端Te1側に隣接して配されている。本実施形態では、内側継ぎ溝16と外側継ぎ溝18との間に、2本の中間継ぎ溝17が設けられている。中間継ぎ溝17は、タイヤ赤道C側の第1中間継ぎ溝17Aと、第1トレッド端Te1側の第2中間継ぎ溝17Bとを含む。各中間継ぎ溝17は、例えば、傾斜溝10とは逆向きに傾斜しているのが望ましい。
第1中間継ぎ溝17A及び第2中間継ぎ溝17Bは、それぞれ、例えば、第1トレッド部2Aのタイヤ軸方向の中心位置よりも、タイヤ赤道C側に位置しているのが望ましい。本実施形態では、第1中間継ぎ溝17Aは、例えば、タイヤ軸方向の外端からタイヤ赤道Cまでの距離L3がトレッド幅TWの0.14〜0.18倍であるのが望ましい。第2中間継ぎ溝17Bは、例えば、タイヤ軸方向の外端から第1トレッド端Te1までの距離L4がトレッド幅TWの0.20〜0.30倍であるのが望ましい。本実施形態の第1中間継ぎ溝17A及び第2中間継ぎ溝17Bには、雪上走行時において比較的大きな接地圧が作用し、固い雪柱を形成することができる。
中間継ぎ溝17は、内側継ぎ溝16よりもタイヤ周方向に対する角度θ4が小さく形成されている。なお、中間継ぎ溝17が曲がっている場合、前記角度θ4は、溝中心線の両端を結ぶ仮想直線のタイヤ周方向に対する角度である。
最もタイヤ赤道C側に配された内側継ぎ溝16には、雪上での直進走行時に大きな接地圧が作用するため、雪上トラクションへの寄与が大きい。従って、内側継ぎ溝16のタイヤ周方向に対する角度を相対的に大きくすることにより、内側継ぎ溝16は、傾斜溝10とともに固い雪柱を形成し、ひいては雪上トラクションをさらに高めることができる。
一方、中間継ぎ溝17は、内側継ぎ溝16よりも第1トレッド端Te1側に設けられているので、中間継ぎ溝17は、タイヤの旋回走行時、内側継ぎ溝16よりも大きな接地圧が作用する。本発明では、このような接地圧の相違に着目し、中間継ぎ溝17のタイヤ周方向に対する角度を小さく設定している。これにより、中間継ぎ溝17での雪柱せん断力を得ながら、中間継ぎ溝17の両側に区分されるブロックの横剛性を高め、ドライ路面での操縦安定性を維持することができる。
上述の効果をさらに発揮させるために、前記角度θ4は、好ましくは45°以上、より好ましくは50°以上であり、好ましくは60°以下、より好ましくは55°以下である。
図3には、中間継ぎ溝17を説明するための図として、第1中間継ぎ溝17Aの輪郭の拡大図が示されている。図3に示されるように、本実施形態の中間継ぎ溝17は、例えば、少なくとも1つの折れ曲がり部20を有しているのが望ましい。より望ましい態様では、折れ曲がり部20は、互いに逆向きに凸となる2つを含んでいる。このような中間継ぎ溝17は、固い雪柱を形成するのに役立ち、ひいては雪上性能が高められる。
中間継ぎ溝17は、例えば、一対の主傾斜部21と、これらの間の副傾斜部22とを有している。主傾斜部21は、例えば、傾斜溝10からタイヤ周方向に対して45〜55°の角度θ5で延びている。
副傾斜部22は、例えば、主傾斜部21よりも小さい長さを有している。副傾斜部22は、例えば、主傾斜部21とは逆向きに傾斜している。副傾斜部22のタイヤ周方向に対する角度θ6は、例えば、65〜80°であるのが望ましい。
図2に示されるように、外側継ぎ溝18は、例えば、第1トレッド部2Aのタイヤ軸方向の中心位置よりも、第1トレッド端Te1側に位置している。外側継ぎ溝18は、例えば、タイヤ軸方向の外端から第1トレッド端Te1までの距離L5がトレッド幅TWの0.10〜0.20倍であるのが望ましい。
外側継ぎ溝18は、例えば、傾斜溝10とは逆向きに傾斜しているのが望ましい。換言すれば、外側継ぎ溝18は、中間継ぎ溝17と同じ向きに傾斜して直線状に延びているのが望ましい。外側継ぎ溝18は、例えば、中間継ぎ溝17よりもタイヤ周方向に対する角度θ7が大きいのが望ましい。より具体的には、外側継ぎ溝18の角度θ7は、少なくとも、中間継ぎ溝17の主傾斜部21の角度θ5(図3に示す)よりも大きい。望ましい態様では、外側継ぎ溝18の角度θ7は、中間継ぎ溝17の溝中心線の両端を結ぶ仮想直線の角度θ4よりも大きい。これにより、外側継ぎ溝18で区分されたブロックがタイヤ周方向に適度に変形し易くなる。従って、雪上走行時、傾斜溝10内の雪がさらに押し固められ、優れた雪上性能が得られる。とりわけ、本実施形態では、傾斜溝10の溝幅が第1トレッド端Te1側に向かって漸増していることと相俟って、より大きな上記効果が期待できる。
ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、上記効果を発揮させるために、さらに望ましい態様では、外側継ぎ溝18は、内側継ぎ溝16よりもタイヤ周方向に対する角度が小さい。外側継ぎ溝18の前記角度θ7は、例えば、60〜70°であるのが望ましい。
上述した各継ぎ溝16乃至18は、例えば、傾斜溝10の最大の溝幅W1の0.20〜0.30倍の溝幅W2を有しているのが望ましい。このような各継ぎ溝16乃至18は、ドライ路面での操縦安定性と雪上性能とをバランス良く高めることができる。
図4には、継ぎ溝15の断面形状を示す図として、外側継ぎ溝18のA−A線断面図が示されている。図4に示されるように、継ぎ溝15は、例えば、傾斜溝10の深さd1の0.55〜0.70倍の最大の深さd2を有しているのが望ましい。
望ましい態様では、継ぎ溝15は、タイヤ軸方向の両側の端部15aにおいて、底面が隆起しているのが望ましい。前記端部15aの深さd3は、たとえば、継ぎ溝15の最大の深さd2の0.65〜0.80倍であるのが望ましい。このような継ぎ溝15は、ドライ路面での操縦安定性をさらに高めることができる。
各溝のさらに詳細な構成が説明される。図5には、傾斜溝10、中央横溝12及び継ぎ溝15の輪郭の拡大図が示されている。図5に示されるように、傾斜溝10の溝中心線と、この傾斜溝10の回転方向Rの先着側に連なる外側継ぎ溝18の溝中心線の延長線との交点が、第1交点26とされる。ドライ路面での操縦安定性と雪上性能とをバランス良く高めるために、第1トレッド端Te1と第1交点26との間のタイヤ軸方向の第1距離L6は、例えば、トレッド幅TWの0.24〜0.30倍であるのが望ましい。
傾斜溝10の溝中心線と、この傾斜溝10の回転方向Rの先着側に連なる第1中間継ぎ溝17Aの溝中心線の延長線との交点が、第2交点27とされる。第1交点26と第2交点27との間のタイヤ軸方向の第2距離L7は、例えば、トレッド幅TWの0.10〜0.17倍であるのが望ましい。
第1中央横溝12Aの溝中心線の延長線と第2傾斜溝10Bの溝中心線との交点が、第3交点28とされる。第2交点27と第3交点28との間のタイヤ軸方向の第3距離L8は、例えば、トレッド幅TWの0.12〜0.19倍であるのが望ましい。
第1トレッド端Te1と傾斜溝10の溝中心線との交点10eから第1交点26まで延びる第1直線31は、例えば、タイヤ軸方向に対して5〜25°の角度θ8で傾斜しているのが望ましい。これにより、傾斜溝10は、とりわけ第1トレッド端Te1付近において、タイヤ軸方向に長い雪柱を形成でき、ひいては大きな雪上トラクションが得られる。
第2交点27から第3交点28まで延びる第2直線32は、例えば、タイヤ軸方向に対して32〜52°の角度θ9で傾斜しているのが望ましい。
傾斜溝10の溝中心線と、この傾斜溝10の最もタイヤ赤道C側に連なる中央横溝12の溝中心線の延長線との交点が、第4交点29とされる。第2交点27から第4交点29まで延びる第3直線33は、例えば、タイヤ軸方向に対して51〜71°の角度θ10で傾斜しているのが望ましい。
さらに望ましい態様では、中央横溝12は、傾斜溝10を介して内側継ぎ溝16と滑らかに連続するように延びているのが望ましい。このような中央横溝12は、雪上走行時、内側継ぎ溝16とともにタイヤ軸方向に長い雪柱を形成でき、雪上トラクションを高めるのに役立つ。
図6には、傾斜陸部13の拡大図が示されている。図6に示されるように、傾斜陸部13は、例えば、クラウンブロック35と、複数のミドルブロック36と、ショルダーブロック37とを含んで区分されている。
クラウンブロック35は、例えば、内側継ぎ溝16及び両側の傾斜溝10で区分された領域と、第1中央横溝12Aと第2中央横溝12Bとの間に区分された領域とを含んでいる。本実施形態のクラウンブロック35は、例えば、第1端縁35a、第2端縁35b及び第3端縁35cに囲まれた踏面を有している、第1端縁35aは、たとえば、回転方向Rの先着側に凸となっている。第2端縁35bは、例えば、第1端縁35aよりも回転方向Rの後着側に配され、前記先着側に凹んでいる。第3端縁35cは、第1端縁35aと第2端縁35bとをつないでいる。これにより、クラウンブロック35は、略U字状の踏面を有している。
クラウンブロック35には、例えば、少なくとも1本のクラウンラグサイプ38が設けられているのが望ましい。クラウンラグサイプ38は、例えば、一端がいずれかの溝に連通しかつ他端がブロック内で途切れている。このようなクラウンラグサイプ38は、クラウンブロック35の剛性を維持しつつ、例えば、固く押し固められた圧雪路面で摩擦力を提供することができる。なお、本明細書において、サイプとは、幅が1.5mm未満の切れ込みを意味する。
ミドルブロック36は、例えば、第1ミドルブロック36A、第2ミドルブロック36B及び第3ミドルブロック36Cを含む。第1ミドルブロック36Aは、例えば、内側継ぎ溝16と第1中間継ぎ溝17Aとの間に区分されている。第2ミドルブロック36Bは、例えば、第1中間継ぎ溝17Aと第2中間継ぎ溝17Bとの間に区分されている。第3ミドルブロック36Cは、例えば、第2中間継ぎ溝17Bと外側継ぎ溝18との間に区分されている。
各ミドルブロック36には、例えば、ブロックを完全に横切るミドルサイプ39が設けられているのが望ましい。
ショルダーブロック37は、例えば、外側継ぎ溝18と第1トレッド端Te1との間に区分されている。ショルダーブロック37には、例えば、外側ラグ溝40と、複数のショルダーサイプ41とが設けられている。
外側ラグ溝40は、例えば、隣接する傾斜溝10の一方から延びかつ傾斜陸部13内で途切れている。このような外側ラグ溝40は、ショルダーブロック37の剛性を維持しつつ、雪上性能を高めることができる。
外側ラグ溝40は、例えば、外側継ぎ溝18と同じ向きに傾斜して直線状に延びている。本実施形態の外側ラグ溝40は、例えば、外側継ぎ溝18に沿って延びている。このような外側ラグ溝40は、ショルダーブロック37の剛性分布を均一にし、ドライ路面での操縦安定性を維持するのに役立つ。
外側ラグ溝40は、例えば、外側継ぎ溝18とタイヤ軸方向でオーバーラップしているのが望ましい。これにより、雪上トラクションがさらに高められる。
図7には、外側ラグ溝40のC−C線断面図が示されている。図7に示されるように、外側ラグ溝40は、例えば、傾斜溝10の深さd1の0.50〜0.65倍の最大の深さd4を有している。
外側ラグ溝40は、例えば、傾斜溝10と連なる端部40aにおいて、底面が隆起しているのが望ましい。前記端部40aの深さd5は、例えば、前記最大の深さd4の0.65〜0.75倍であるのが望ましい。このような外側ラグ溝40は、ショルダーブロック37の剛性を維持し、ひいてはドライ路面での操縦安定性を高めることができる。
図6に示されるように、ショルダーサイプ41は、例えば、第1ショルダーサイプ41Aと第2ショルダーサイプ41Bとを含んでいる。第1ショルダーサイプ41Aは、例えば、外側継ぎ溝18と外側ラグ溝40との間に設けられ、ブロックを完全に横切っている。
第2ショルダーサイプ41Bは、例えば、一端が傾斜溝10に連なり、他端が第1トレッド端Te1まで延びている。このような第2ショルダーサイプ41Bは、ショルダーブロック37の剛性を適度に緩和し、ワンダリング性能を高めることができる。
第2ショルダーサイプ41Bは、例えば、傾斜サイプ部43と横サイプ部44とを含んでいるのが望ましい。傾斜サイプ部43は、例えば、傾斜溝10から斜めに延びている。傾斜サイプ部43は、例えば、外側ラグ溝40と同じ向きに傾斜し、本実施形態では外側ラグ溝40に沿って延びている。傾斜サイプ部43は、例えば、ジグザグ状に延びているのが望ましい。傾斜サイプ部43は、タイヤ走行時、サイプ壁同士が噛み合ってショルダーブロック37の見かけの剛性を維持できる。
横サイプ部44は、傾斜サイプ部43のタイヤ軸方向外側に連なり、タイヤ軸方向に沿って第1トレッド端Te1まで延びている。横サイプ部44は、例えば、直線状に延びている。第2ショルダーサイプ41Bは、横サイプ部44はサイプ壁同士が接触しても、ショルダーブロック37のタイヤ軸方向のせん断変形を許容する。このため、雪上走行時、傾斜溝10から雪が排出され易くなる。
本実施形態では、第2ショルダーサイプ41Bの横サイプ部44を除き、各ブロックに設けられたサイプは、ジグザグ状に形成されているのが望ましい。このようなサイプは、各ブロックの見かけの剛性を維持し、ひいてはドライ路面での操縦安定性を高めることができる。
望ましい態様では、前記サイプは、例えば、所謂ミウラ折り状に形成されたサイプ壁を有しているのが望ましい。換言すれば、前記サイプは、ブロックの踏面で開口する開口縁形状が、ジグザグ状部分を有し、かつ、深さ方向には、開口縁形状を実質的に保持しつつ、ジグザグ状部分がサイプの長さ方向に変位している。しかも、ジグザグ状部分の変位は、コーナ部でその向きを変えている。このようなサイプは、サイプ壁同士が互いにさらに強く噛み合うことができ、ブロックの剛性を維持することができる。
図1に示されるように、本実施形態のトレッド部2のランド比Lrは、好ましくは60%以上、より好ましくは65%以上であり、好ましくは80%以下、より好ましくは75%以下である。これにより、ドライ路面での操縦安定性と氷雪上性能とがバランス良く高められる。本明細書において、「ランド比」とは、各溝及びサイプを全て埋めた仮想接地面の全面積Saに対する、実際の合計接地面積Sbの比Sb/Saである。
同様の観点から、トレッド部2を形成するトレッドゴムのゴム硬度Htは、好ましくは45°以上、より好ましくは55°以上であり、好ましくは70°以下、より好ましくは65°以下である。本明細書において、前記「ゴム硬度」は、JIS−K6253に準拠し、23℃の環境下におけるデュロメータータイプAによる硬さである。
図8及び図9には、本発明の他の実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図が示されている。図8及び図9において、上述の実施形態と共通する要素には、同一の符号が付されており、ここでの説明は省略される。
図8に示される実施態様では、各継ぎ溝15が直線状にのびている。このような実施形態は、各継ぎ溝15が優れた排水性を発揮するため、例えば、雪と水とが混ざった路面で優れた性能を発揮することができる。
図9に示される実施形態では、中間継ぎ溝17のみならず、内側継ぎ溝16及び外側継ぎ溝18も、互いに逆向きに凸となる2つの折れ曲がり部を有している。このような内側継ぎ溝16及び外側継ぎ溝18は、固い雪柱を形成するのに役立ち、ひいては雪上性能が高められる。
以上、本発明の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本トレッドパターンを有するサイズ205/55R16の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図10に示されるように、内側継ぎ溝が、中間継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が小さく形成されたタイヤが試作された。各テストタイヤのドライ路面での操縦安定性及び雪上性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
トレッド接地幅:160mm
傾斜溝の溝深さ:8.6mm
ランド比:70%
トレッドゴムのゴム硬度Ht:65
リム:16×6.5
タイヤ内圧:200kPa
テスト車両:排気量2000cc、前輪駆動車
テストタイヤ装着位置:全輪
<ドライ路面での操縦安定性>
上記テスト車両でドライ路面の周回コースを走行したときの操縦安定性が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、ドライ路面での操縦安定性が優れていることを示す。
<雪上性能>
上記テスト車両で雪路を走行したときの走行性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、雪上性能が優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2018177094
Figure 2018177094
テストの結果、実施例の空気入りタイヤは、ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮していることが確認できた。
2 トレッド部
10 傾斜溝
13 傾斜陸部
15 継ぎ溝
16 内側継ぎ溝
17 中間継ぎ溝
Te1 第1トレッド端

Claims (11)

  1. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部には、タイヤ軸方向の一方側の第1トレッド端からタイヤ赤道側に向かって斜めに延びる複数の傾斜溝と、タイヤ周方向で隣り合う前記傾斜溝の間に区分された複数の傾斜陸部とが設けられ、
    前記傾斜陸部には、前記傾斜溝の間を連通する複数の継ぎ溝が設けられ、
    前記継ぎ溝は、最もタイヤ赤道側に配された内側継ぎ溝と、前記内側継ぎ溝の前記第1トレッド端側に隣接して配された少なくとも1本の中間継ぎ溝とを含み、
    前記中間継ぎ溝は、前記内側継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が小さいタイヤ。
  2. 前記傾斜溝は、タイヤ軸方向に対する角度がタイヤ赤道側に向かって漸増するように湾曲している請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記中間継ぎ溝は、少なくとも1つの折れ曲がり部を有している請求項1又は2記載のタイヤ。
  4. 前記折れ曲がり部は、互いに逆向きに凸となる2つを含む請求項3記載のタイヤ。
  5. 前記継ぎ溝は、最も前記第1トレッド端側に配された前記中間継ぎ溝とは別の外側継ぎ溝を含み、
    前記外側継ぎ溝は、前記中間継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が大きい請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記外側継ぎ溝は、前記内側継ぎ溝よりもタイヤ周方向に対する角度が小さい請求項5記載のタイヤ。
  7. 前記内側継ぎ溝と前記外側継ぎ溝との間に、2本の前記中間継ぎ溝が設けられている請求項5又は6記載のタイヤ。
  8. 前記中間継ぎ溝及び前記外側継ぎ溝は、前記傾斜溝とは逆向きに傾斜している請求項5乃至7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記外側継ぎ溝と前記第1トレッド端との間に、隣接する前記傾斜溝の一方から延びかつ前記傾斜陸部内で途切れる外側ラグ溝が設けられている請求項5乃至8のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 前記傾斜溝は、タイヤ赤道を横切ることなく途切れ、
    前記傾斜溝から分岐してタイヤ軸方向に延びかつタイヤ赤道を横切る中央横溝が設けられている請求項1乃至9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 前記中央横溝は、前記傾斜溝を介して前記内側継ぎ溝と滑らかに連続するように延びている請求項10記載のタイヤ。
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