JP2018157643A - 多入力コンバータ及び双方向コンバータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る多入力コンバータは、第1回路のスイッチング素子のスイッチ素子(Q1とQ2)をゼロ電圧でオンさせるために励磁電流を利用する。本発明に係る多入力コンバータは、入力電圧が低い第1回路のスイッチ素子(Q3とQ4)がオフする前に入力電圧が高い第1回路のスイッチ素子(Q3とQ4)をオフして励磁電流の増加を止め、入力電圧が低い第1回路に励磁電流が流れるようにしている。また、本発明に係る多入力コンバータは、入力電圧が高い第1回路のスイッチ素子がオフしてから入力電圧が低い第1回路のスイッチ素子がオフするまでの時間を、第1回路への入力電圧の差に比例するように設定する。
【選択図】図11
Description
られる。また、このトランスの入力側と出力側との巻数比に応じて、入力される直流電圧
を昇圧又は降圧して出力することができる。従来のDC−DCコンバータとして、例えば
特許文献1のDC−DCコンバータでは、昇圧用のトランス16を用いている。このDC
−DCコンバータは、特許文献1の図4(a)に示されるように第1、第4スイッチング
素子15a,15dがオンのとき、第2、第3スイッチング素子15b,15cをオフと
し、次の期間でこれらの動作を反転させて各期間を交互に発生させることで、高周波交流
電圧矩形波を発生させている。この動作により生じた高周波交流電圧矩形波は、トランス
16で昇圧され、全波整流回路17を介して出力される。コンバータ制御部20は、所望
の出力電圧が得られると、インバータ回路14の第1、第4スイッチング素子15a,1
5d又は第2、第3スイッチング素子15b,15cをオフさせるように制御する。
をインバータ8のデューティー比制御によって交流にし、得られた交流をトランス9で変
圧し、整流回路10を介して直流電圧を出力している。このDC−DCコンバータでは、
入力電圧の変動に応じてインバータ8のデューティー比を変動させている。この特許文献
2のものでは、入力電圧が大きく変動した場合に、デューティー比が小さくなるとトラン
ス9の損失が大きくなってしまう。このため、特許文献2の図8に示されるDC−DCコ
ンバータでは、インバータ8の前に降圧回路7を挿入させ、入力電圧が大きい場合には降
圧回路7を動作させている。また、特許文献2の図1に示されるDC−DCコンバータで
は、接続切替回路18を設け、入力電圧が大きい場合には接続切替回路18を介して出力
電圧を下げている。
流がまだ流れている状態でインバータ回路のスイッチをオフさせることになり、スイッチ
ング損失が生じるという問題がある。また、広範囲な入出力電圧電流の実現のため、イン
バータ内のスイッチング素子をデューティー比制御で対応させるとトランスの損失が大き
くなり、トランスの損失を低減させるために降圧回路や切替回路を設けると回路や制御が
複雑になるという問題がある。
N個(Nは2以上の整数)の1次巻線と1つの2次巻線とを有するトランスと、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの一方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの一方のスイッチング素子に並列に接続される第1コンデンサと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの他方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの他方のスイッチング素子に並列に接続される第2コンデンサとを有し、それぞれの前記1次巻線に接続されるN個の第1回路と、
ブリッジ接続される一方向性素子のうち少なくとも2つの前記一方向性素子は並列コンデンサがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を含むスイッチング素子がそれぞれ並列に接続されるブリッジ接続回路と、少なくとも2つの前記スイッチング素子にそれぞれ並列に接続される第3コンデンサと第4コンデンサとを有し、前記2次巻線に接続される第2回路と、
前記第1回路それぞれで、前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して接続される、又は前記第2回路の前記ブリッジ接続回路内で、前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される接続点側と前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から出力させ、前記組となるスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子のうち、前記第1コンデンサ又は前記第2コンデンサが並列に接続された前記スイッチング素子を先にオフさせる制御回路とを備え、
前記制御回路は、前記第1回路それぞれの前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間が重複するように前記第1回路のスイッチング素子の動作を制御(PWM制御、周波数制御、又は位相シフト制御で実現する。以下、これらの制御を「パルス制御」と呼ぶ。)し、かつ前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように、前記第1回路それぞれで前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段に蓄積させるように前記第3コンデンサ又は第4コンデンサが並列に接続された前記スイッチング素子を順方向に導通させ、前記第1回路のなかで最先に前記先にオフさせる第1回路のスイッチング素子をオフする前に前記順方向に導通させていた第2回路のスイッチング素子をオフさせることを特徴とする。
前記第1回路の前記第1又は第2レグの上下アームとして前記第1コンデンサが並列に接続された前記第1回路のスイッチング素子と前記第2コンデンサが並列に接続された前記第1回路のスイッチング素子とが接続され、
前記第2回路の前記ブリッジ接続回路は前記一方向性素子と前記並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続された前記スイッチ素子を有する前記第2回路のスイッチング素子を上下アームとして第3端子と第4端子との間にそれぞれ並列に接続された第3レグと第4レグで構成され、前記第3又は第4レグの上下アームとして前記第3コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子と前記第4コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子とが接続され、
前記制御回路は、前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第3、第4端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第2回路から出力させ、前記組となる第2回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とのうち、前記第3コンデンサ又は前記第4コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子を先にオフさせることを特徴とする。
図1〜図6によって本発明に関連する形態(関連形態)のコンバータについて説明する。図1に、関連形態のコンバータの構成図を示す。図1に示されるコンバータは、トランス11と、トランス11の1次巻線11a側に接続される第1回路1と、トランス11の2次巻線11b側に接続される第2の回路2と、インダクタンス手段Lと、制御回路3とを備える。このコンバータは、第1端子T1及び第2端子T2側から入力される直流を交流に変換させて第1回路1から出力し、トランス11を介して第2回路2で交流を直流に変換して出力側の第3端子T3、第4端子T4側へ電力を供給する。
スイッチング素子S3、S4を上下アームとする。図1では、スイッチ素子Q1〜Q4に逆並列ダイオードD1〜D4と並列コンデンサC1〜C4とがそれぞれ並列に接続されたスイッチング素子S1〜S4を用いている。つまり、逆並列ダイオードD1〜D4はスイッチング素子S1〜S4の内部ダイオードであり、並列コンデンサC1〜C4はスイッチング素子S1〜S4の寄生容量である。
本実施形態及び以降の実施形態において、断りのない限り「第1回路1」とは「第1回路1−1」と「第1回路1−2」の双方に共通内容を説明するために使用する。
図11に、本発明の第1の実施形態に係る多入力コンバータの電気回路図を示す。図11に示される多入力コンバータは、N個(Nは2以上の整数)の1次巻線と1つの2次巻線とを有するトランス11tと、トランス11tの1次巻線11aのそれぞれに接続されるN個の第1回路1と、トランス11tの2次巻線11b側に接続される第2回路2と、インダクタンス手段Lと、制御回路3とを備える。この多入力コンバータは、各第1回路1の第1端子T1及び第2端子T2側から入力される直流を交流に変換させて第1回路1から出力し、トランス11tを介して第2回路2で交流を直流に変換して出力側の第3端子T3、第4端子T4側へ電力を供給する。図11の多入力コンバータではN=2の場合を説明しているが、Nが2より大きい場合も同様である。
制御回路3は、組となる第1回路1のスイッチ素子(例えば、Q1とQ4)がオン状態にある期間(例えば、図12のα)が、全ての第1回路1において重複するように第1回路1のスイッチング素子をパルス制御する。そして制御回路3は、第3端子T3及び第4端子T4間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は第1端子T1及び第2端子T2間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように、第1回路1毎に動作Bをさせる。つまり、制御回路3は、第1回路1それぞれで組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に第1端子T1及び第2端子T2側から入力されるエネルギーをそれぞれのインダクタンス手段Lに蓄積させるようにスイッチ素子(例えばQ6)を順方向に導通させる(例えば図12のβ)。さらに制御回路3は、第1回路1のなかで最先に先にオフさせる第1回路1のスイッチ素子(例えば第1回路1−1のQ4)をオフする前に順方向に導通させていた第2回路2のスイッチ素子(例えばQ6)をオフさせる(例えば図12のγ)。
図15に、本発明の第2の実施形態に係る双方向コンバータの電気回路図を示す。本発明の第2の実施形態に係る双方向コンバータにおいて、関連形態のコンバータと符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。ここでは、主に第1の実施形態のコンバータと異なる構成及び動作について説明する。
本発明では、上述の説明において、励磁電流を適切な大きさにするためにトランス11tの1次巻線又は2次巻線に並列に設けられるインダクタンス成分も上述のトランスの励磁インダクタンスに含まれる。また、上述の説明において、トランス11tの励磁インダクタンスとこれに並列に設けられるインダクタンス成分とによる合成インダクタンスによって流れる電流も上述の励磁電流に含まれる。トランスの励磁インダクタンスは、トランスの構造において、例えば、コアのギャップ幅、巻線の巻数量、コアの材質などによって調整することができる。
Claims (8)
- N個(Nは2以上の整数)の1次巻線と1つの2次巻線とを有するトランスと、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの一方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの一方のスイッチング素子に並列に接続される第1コンデンサと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの他方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの他方のスイッチング素子に並列に接続される第2コンデンサとを有し、それぞれの前記1次巻線に接続されるN個の第1回路と、
ブリッジ接続される一方向性素子のうち少なくとも2つの前記一方向性素子は並列コンデンサがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を含むスイッチング素子がそれぞれ並列に接続されるブリッジ接続回路と、少なくとも2つの前記スイッチング素子にそれぞれ並列に接続される第3コンデンサと第4コンデンサとを有し、前記2次巻線に接続される第2回路と、
前記第1回路それぞれで、前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して接続される、又は前記第2回路の前記ブリッジ接続回路内で、前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される接続点側と前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から出力させ、前記組となるスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子のうち、前記第1コンデンサ又は前記第2コンデンサが並列に接続された前記スイッチング素子を先にオフさせる制御回路とを備え、
前記制御回路は、前記第1回路それぞれの前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間が重複するように前記第1回路のスイッチング素子の動作を制御し、かつ前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように、前記第1回路それぞれで前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段に蓄積させるように前記第3コンデンサ又は第4コンデンサが並列に接続された前記スイッチング素子を順方向に導通させ、前記第1回路のなかで最先に前記先にオフさせる第1回路のスイッチング素子をオフする前に前記順方向に導通させていた第2回路のスイッチング素子をオフさせることを特徴とする多入力コンバータ。 - 前記制御回路は、前記第1回路のスイッチング素子の動作を制御し、前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間と前記第1回路のなかで最先に前記先にオフさせる第1回路のスイッチング素子をオフする前に前記順方向に導通させていた第2回路のスイッチング素子の導通期間との重複期間を、所望のエネルギーが前記第1及び第2端子側から前記インダクタンス手段を介して前記第3及び第4端子側に供給されるように前記第1回路毎に調整することを特徴とする請求項1に記載の多入力コンバータ。
- 前記制御回路は、前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように、前記第1回路それぞれの前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段を介して前記第3及び第4端子側に供給させるように前記第2回路のスイッチング素子を順方向に導通させないことを特徴とする請求項1又は2に記載の多入力コンバータ。
- 前記制御回路は、前記第1回路それぞれの前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段を介して前記第3及び第4端子側に供給させるように前記第1回路のスイッチング素子の動作を制御し、かつ前記第2回路のスイッチング素子を順方向に導通させない動作から、前記第1回路それぞれで前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段に蓄積させるように前記第3コンデンサ又は第4コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子を順方向に導通させ、前記第1回路のなかで最先に前記先にオフさせる第1回路のスイッチング素子をオフする前に前記順方向に導通させている第2回路のスイッチング素子をオフさせる動作に切り替えて、前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値を目標値に近づけさせることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多入力コンバータ。
- 前記制御回路は、前記第1回路それぞれで前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段に蓄積させるように前記第3コンデンサ又は第4コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子を順方向に導通させ、前記第1回路のなかで最先に前記先にオフさせる第1回路のスイッチング素子をオフする前に前記順方向に導通させている第2回路のスイッチング素子をオフさせるように前記第2回路のスイッチング素子を制御する動作から、前記第1回路それぞれの前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段を介して前記第3及び第4端子側に供給させるように前記第2回路のスイッチング素子を順方向に導通させない動作に切り替えて、前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値を目標値に近づけさせることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の多入力コンバータ。
- 組となる前記第1回路のスイッチング素子のうち先にオフさせる前記第1回路のスイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記並列コンデンサ及び前記第1コンデンサ又は第2コンデンサとの合成容量は、後にオフさせる前記第1回路のスイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記並列コンデンサの容量よりも大きく、
前記トランスは、全ての前記第1回路の、後にオフさせる前記第1回路のスイッチング素子のスイッチ素子と同じレグにある他の上又は下アームのスイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記並列コンデンサの両端電圧をゼロ近辺まで下げるように前記並列コンデンサの電荷を放電させる大きさの励磁電流を流す励磁インダクタンスを有し、
前記制御回路は、前記励磁電流によって後にオフさせる前記第1回路のスイッチング素子のスイッチ素子と同じレグにある他の上又は下アームのスイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記並列コンデンサの両端電圧がゼロ近辺まで下がるまで、前記後にオフさせる第1回路のスイッチング素子のスイッチ素子とそれと同じレグにある他の上又は下アームのスイッチング素子のスイッチ素子とを共にオフさせる期間を設けるとともに、前記組となる第1回路のスイッチング素子がオン状態にある期間に前記第1及び第2端子側から入力され、前記インダクタンス手段を介して前記第3及び第4端子側に供給させるエネルギーに比例して、前記第1回路それぞれの、前記先にオフさせる第1回路のスイッチング素子をオフするタイミングを制御することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の多入力コンバータ。 - 前記第1回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記逆並列ダイオードは、前記第1回路のスイッチング素子の内蔵ダイオード、前記第1回路のスイッチング素子とは別に外付けされたダイオード、又はこれらを組み合わせたものであり、前記第1回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記並列コンデンサは、前記第1回路のスイッチング素子の寄生容量、前記第1回路のスイッチング素子とは別に外付けされたコンデンサ、又はこれらを組み合わせたものであり、
前記第2回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記一方向性素子は、前記第2回路のスイッチング素子の内蔵ダイオード、前記第2回路のスイッチング素子とは別に外付けされるダイオード、又はこれらを組み合わせものであり、前記第2回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された並列コンデンサは、前記第2回路のスイッチング素子の寄生容量、前記第2回路のスイッチング素子とに別に外付けされるコンデンサ、又はこれらを組み合わせものであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の多入力コンバータ。 - 前記第1回路の前記第1又は第2レグの上下アームとして前記第1コンデンサが並列に接続された前記第1回路のスイッチング素子と前記第2コンデンサが並列に接続された前記第1回路のスイッチング素子とが接続され、
前記第2回路の前記ブリッジ接続回路は前記一方向性素子と前記並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続された前記スイッチ素子を有する前記第2回路のスイッチング素子を上下アームとして第3端子と第4端子との間にそれぞれ並列に接続された第3レグと第4レグで構成され、前記第3又は第4レグの上下アームとして前記第3コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子と前記第4コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子とが接続され、
前記制御回路は、前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第3、第4端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第2回路から出力させ、前記組となる第2回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とのうち、前記第3コンデンサ又は前記第4コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子を先にオフさせることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の多入力コンバータを備えた双方向コンバータ。
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