JP5992820B2 - コンバータ及び双方向コンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、コンバータ及び双方向コンバータに関する。
一般的にDC−DCコンバータには、入力側と出力側を絶縁するためのトランスが用いられる。また、このトランスの入力側と出力側との巻数比に応じて、入力される直流電圧を昇圧又は降圧して出力することができる。DC−DCコンバータとして、高周波交流電圧矩形波を発生させトランスで昇圧し全波整流するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、入力された直流電圧をインバータのデューティー比制御によって交流にし、得られた交流をトランスで変圧し整流して直流電圧を出力するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
さらには、広範囲な入出力電圧電流に対応でき、スイッチング損失を低減したコンバータ及び双方向コンバータとして、例えば、本出願人の先の出願である特願2012−223133の図1及び図11に示されるコンバータ及び双方向コンバータがある。このコンバータ及び双方向コンバータでは、例えば、第1端子T1及び第2端子T2側から入力されるエネルギーを第3端子T3及び第4端子T4側に電力を供給する場合に、2つの動作を切替えることで広範囲な入出力電圧電流に対応させることができる。上記の2つの動作のうちの1つ目の動作は、組となる第1回路1のスイッチング素子S1及びS4又はS2及びS3がオンしている間に、第2回路2のスイッチング素子S6又はS5を導通させて2次巻線11bを短絡状態にしてインダクタンス手段Lにエネルギーを蓄積させ、その後スイッチング素子S6又はS5をオフさせてインダクタンス手段Lに蓄積されたエネルギーを第3端子T3及び第4端子T4側に供給させる。2つ目の動作は、第2回路2のブリッジ接続回路をフルブリッジの整流回路として機能させている。
このコンバータ及び双方向コンバータでは、上記の2つの動作において、第1端子T1及び第2端子T2側から入力されるエネルギーを第3端子T3及び第4端子T4側に電力を供給する場合に、第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせる。このとき、組となるスイッチング素子のうち第1又は第2コンデンサが並列に接続された一方のスイッチング素子を先にオフさせてから、他方のスイッチング素子を後からオフさせている。
特開2008−278723号公報 特開平11−187654号公報
しかし、上記のコンバータ及び双方向コンバータにおいて、出力側となる第2回路2のブリッジ接続回路をフルブリッジの整流回路として機能するように動作させている場合に、例えば、軽負荷時などに第1回路1の組となるスイッチング素子S1とS4とが共にオンしている時間の割合を小さくすると、先にスイッチング素子S4をオフさせた後にスイッチング素子S1を介して流れる電流が振動してしまうことがある。これは、トランス11の2次巻線11b側のコンデンサとインダクタンス手段Lによる共振動作の影響を受けるためである。この場合、後からオフさせるスイッチング素子S1のオフ後に次にオンさせるスイッチング素子S2をゼロ電圧まで下げてからオンさせるゼロ電圧スイッチングが実現できなくなり、スイッチング損失が生じてしまうことがある。
そこで、本発明は、スイッチング損失を低減したコンバータ及び双方向コンバータを提供することを目的とする。
本発明に係るコンバータは、1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの一方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの一方のスイッチング素子に並列に接続される第1コンデンサと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの他方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの他方のスイッチング素子に並列に接続される第2コンデンサとを有し、前記1次巻線側に接続される第1回路と、ブリッジ接続される一方向性素子のうち少なくとも2つの前記一方向性素子は並列コンデンサがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を含むスイッチング素子がそれぞれ並列に接続されるブリッジ接続回路と、前記ブリッジ接続回路内の少なくとも2つの前記スイッチング素子にそれぞれ並列に接続される第3コンデンサと第4コンデンサとを有し、前記2次巻線側に接続される第2回路と、前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記ブリッジ接続回路内で前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される接続点側と前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から出力させ、前記組となるスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子のうち前記第1又は第2コンデンサが並列に接続されたスイッチング素子を先にオフさせた後、前記トランスの励磁電流が前記1次巻線と後からオフさせる前記スイッチング素子とを有する1次側循環経路に流れている間に前記第2回路の前記第3又は第4コンデンサが並列に接続されたスイッチ素子を順方向に導通させてからオフし、前記第3コンデンサとこれに並列に接続される前記並列コンデンサと前記第4コンデンサとこれに並列に接続される前記並列コンデンサと前記インダクタンス手段とによる共振作用の影響によって重畳されたことによる前記励磁電流よりも大きい電流を前記1次側循環経路に流す制御回路とを備えることを特徴とする。
本発明のコンバータ及び双方向コンバータは、スイッチング損失を低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係るコンバータの説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンバータにおいて第1回路1のスイッチング素子S1〜S4の電圧及び電流の一例を示す波形図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンバータにおいて第2回路2のスイッチング素子S5、S6の電圧、電流及び一方向性素子D7、D8の電圧、電流の一例を示す波形図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンバータにおいて各タイミングで形成される回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る双方向コンバータの構成図である。
(第1の実施形態)
本発明に係る第1の実施形態のコンバータについて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るコンバータの説明図であり、図1(a)は本発明の第1の実施形態に係るコンバータの構成図、図1(b)は本発明の第1の実施形態に係るコンバータのスイッチング素子の駆動タイミングの説明図である。図1(a)に示すように、コンバータは、トランス11と、トランス11の1次巻線11a側に接続される第1回路1と、トランス11の2次巻線11b側に接続される第2の回路2と、インダクタンス手段Lと、制御回路3とを備える。このコンバータは、第1端子T1及び第2端子T2側から入力される直流を交流に変換させて第1回路1から出力し、トランス11を介して第2回路2で交流を直流に変換して出力側の第3端子T3、第4端子T4側へ電力を供給する。
第1端子T1、第2端子T2には外付けされる電源からの直流電力が入力される。第1端子T1、第2端子T2の間にはコンデンサ16が接続され、直流電圧となる。さらに第1端子T1、第2端子T2間には第1回路1が接続され、第1回路1は、第1レグ12及び第2レグ13の上下アームをスイッチング素子S1〜S4で構成したフルブリッジの回路となっている。
第1回路1の第1レグ12、第2レグ13は、第1端子T1と第2端子T2との間にそれぞれ並列に接続される。第1レグ12は、スイッチング素子S1、S2を上下アームとし、第2レグ13は、スイッチング素子S3、S4を上下アームとする。図1(a)では、スイッチング素子S1〜S4はスイッチ素子Q1〜Q4に逆並列ダイオードD1〜D4が内蔵され並列コンデンサC1〜C4がそれぞれ並列に内蔵されたものを用いている。つまり、逆並列ダイオードD1〜D4はスイッチング素子S1〜S4の内部ダイオードであり、並列コンデンサC1〜C4はスイッチング素子S1〜S4の寄生容量である。
なお、本発明においては、スイッチ素子Q1〜Q4に並列に接続された逆並列ダイオードD1〜D4は、図1(a)に示したようにスイッチング素子S1〜S4の内蔵ダイオードを用いてもよく、スイッチング素子S1〜S4とは別に外付けされたダイオードを用いてもよく、またはこれらの組み合わせであってもよい。同様に、スイッチ素子Q1〜Q4に並列に接続された並列コンデンサC1〜C4は、図1(a)に示したようにスイッチング素子S1〜S4の寄生容量を用いてもよく、スイッチング素子S1〜S4とは別に外付けされたコンデンサを用いてもよく、またはこれらの組み合わせであってもよい。
第1コンデンサCa、第2コンデンサCbは、組となる第1回路1のスイッチング素子S1とS4又はS2とS3のうち先にオフさせるスイッチング素子にそれぞれ並列に接続される。図1(a)では、第1コンデンサCa、第2コンデンサCbを、先にオフさせる第2レグ13の上下アームのスイッチング素子S3、S4にそれぞれ並列に接続している。
次に、第2回路2は、一方向性素子D7、D8と2つのスイッチング素子S5、S6とを備えるブリッジ接続回路と、2つのスイッチング素子S5、S6にそれぞれ並列に接続される第3コンデンサCcと第4コンデンサCdとを有し、トランス11の2次巻線11b側に接続される。図1(a)では、スイッチング素子S5、S6は、一方向性素子D5、D6が内蔵され並列コンデンサC5、C6が寄生容量としてそれぞれスイッチ素子Q5、Q6に並列に接続されたものを用いている。また、一方向性素子D5とD6とが同じ極性で直列に接続されたスイッチング素子S5とS6との直列回路と、同じ極性で直列に接続された一方向性素子D7とD8との直列回路とが、それぞれ第3端子T3、第4端子T4間側に並列に接続される。
図1(a)では、スイッチ素子Q5、Q6に逆並列ダイオードD5、D6と並列コンデンサC5、C6とがそれぞれ並列に接続されたスイッチング素子S5、S6を用いている。つまり、一方向性素子D5、D6はスイッチング素子S5、S6の内部ダイオードであり、並列コンデンサC5、C6はスイッチング素子S5、S6の寄生容量である。なお、本発明においては、一方向性素子D5、D6は、図1(a)に示したようにスイッチング素子S5、S6の内蔵ダイオードを用いてもよく、スイッチング素子S5、S6とは別に外付けされたダイオードを用いてもよく、またはこれらの組み合わせであってもよい。同様に、並列コンデンサC5、C6は、図1(a)に示したようにスイッチング素子S5、S6の寄生容量を用いてもよく、スイッチング素子S5、S6とは別に外付けされたコンデンサを用いてもよく、またはこれらの組み合わせであってもよい。
第2回路2のブリッジ接続回路内で、一方向性素子D5、D6が同じ極性で直列に接続される接続点側と一方向性素子D7、D8が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側とには、トランス11の2次巻線11bが接続される。また、第3端子T3、第4端子T4の間にはコンデンサ17が接続され、直流電圧が第3端子T3、第4端子T4の間に出力される。
次に、インダクタンス手段Lは、第1レグ12の上下アームの接続点側と第2レグ13の上下アームの接続点側とにトランス11の1次巻線11aを介して接続される。このインダクタンス手段Lは、第2回路2のブリッジ接続回路内で一方向性素子D5、D6が同じ極性で直列に接続される接続点側と一方向性素子D7、D8が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側とにトランス11の2次巻線11bを介して接続させてもよい。また、図1(a)では、インダクタンス手段Lの一端が第1レグ12の上下アームの接続点側に、他端がトランス11の1次巻線11a側に接続されるが、インダクタンス手段Lの一端を第2レグ13の上下アームの接続点側に、他端をトランス11の1次巻線11a側に接続させてもよい。インダクタンス手段Lが2次巻線11bを介して接続される場合も同様である。
制御回路3は、第1回路1のスイッチング素子S1〜S4、第2回路2のスイッチング素子S5、S6にそれぞれ駆動信号を与えて、各スイッチング素子のオンオフ制御をする。図1(a)のコンバータは、第1レグ12又は第2レグ13の上アームのスイッチング素子S1又はS3と第2レグ13又は第1レグ12の下アームのスイッチング素子S4又はS2とがそれぞれ一組となって交互にオンオフする。例えば、組となる第1回路1のスイッチング素子S1、S4のうち、第2のコンデンサCbが並列に接続されたスイッチング素子S4を先にオフさせて、その後に、スイッチング素子S1を後からオフさせる。同様に、他方の組となる第1回路1のスイッチング素子S2、S3のうち、第1のコンデンサCaが並列に接続されたスイッチング素子S3を先にオフさせて、その後に、スイッチング素子S2を後からオフさせる。
また、制御回路3は、第1回路1の組となるスイッチング素子S1とS4又はS2とS3とが共にオンしている時間の割合が小さい場合にも、先にオフさせるスイッチング素子S4又はS3をオフさせるときには第2回路2のスイッチング素子S5又はS6を導通させておく。そして、後からオフさせるスッチング素子S1又はS2をオフさせるよりも前に導通させている第2回路2のスイッチング素子S5又はS6をオフする。
なお、制御回路3は、第1回路1の組となるスイッチング素子S1とS4又はS2とS3が同時にオンしている期間に、第2回路2のスイッチング素子S5、S6のオンオフ制御を行い、第2回路を整流回路として機能させる動作と2次巻線11bを短絡状態にさせる動作とを切替えることで広範囲な入出力電圧電流に対応させることができる。
前者の第2回路を整流回路として機能させる動作では、スイッチング素子S1とS4又はS2とS3が同時にオンしている期間には、第2回路2のスイッチング素子S5又はS6のスイッチ素子Q5又はQ6を順方向に導通させず、第1端子T1、第2端子T2側から入力される電力はインダクタンス手段Lから一方向性素子D5とD8又はD6とD7とを介して第3端子T3、第4端子T4側に供給させる。
後者の2次巻線11bを短絡状態にさせる動作では、スイッチング素子S1とS4又はS2とS3が同時にオンしている期間に第2回路2のスイッチング素子S6又はS5を導通させて第1端子T1、第2端子T2側から入力される電力をインダクタンス手段Lに一旦蓄積させてからオフし、インダクタンス手段Lに蓄積されたエネルギーを一方向性素子D5、D8を介して第3端子T3、第4端子T4側に供給させる。
図1(a)に示した第2回路2の出力電圧検出手段18は、第3端子T3及び第4端子T4間に出力される第2回路2の出力電圧を検出する。この出力電圧検出値は制御回路3に入力される。制御回路3は、出力電圧検出値にもとづいて第1回路1のスイッチング素子S1〜S4及び第2回路2のスイッチング素子S5、S6をオンオフさせて、第2回路2の出力電圧を制御する。例えば、制御回路3は、出力電圧検出値を負荷条件に応じた目標電圧値に近づけるように第1回路1のスイッチング素子S1〜S4のパルス幅や周波数等を変調させるパルス制御を行う。第2回路2の出力電圧検出手段18は、例えば出力側に抵抗を接続し、この抵抗に印加される電圧を検出する。
なお、駆動信号については、第1回路1のスイッチング素子、第2回路2のスイッチング素子をオンさせるための駆動信号をオン信号、オフさせるための駆動信号をオフ信号として下記の動作で説明する。駆動信号としては、電圧、電流などを用いる。また、オン信号、オフ信号等は、オン、オフの期間ずっと信号を与えるものであっても、トリガーとして短い時間の信号を与えるものであってもよく、特に限定されるものではない。
次に、本発明の第1の実施形態に係るコンバータの動作の一例について説明する。第1回路1側から第2回路2側へ電力を供給するときに、入力側となる第1回路1の組となるスイッチング素子S1とS4又はS2とS3とが共にオンしている時間の割合が小さい場合のコンバータの動作について説明する。
図1(b)は、本発明の第1の実施形態に係るコンバータにおいて第1回路1のスイッチング素子S1〜S4及び第2回路2のスイッチング素子S5、S6の駆動信号の一例を示す波形図である。
図1(b)において、いま、時刻t1で組となる第1回路1のスイッチング素子S1及びS4にオン信号が与えられ、スイッチング素子S5のオン信号が時刻t1〜t2の間で与えられたとする。なお、図1(b)ではスイッチング素子S5のオン信号を時刻t1〜t2の間に与えているが、1次巻線11aを通じて流れる電流の振動を防止するためにはスイッチ素子Q5が順方向に導通する時点t3のときにオン信号が与えられていればよい。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るコンバータにおいて第1回路1のスイッチング素子S1〜S4の電圧及び電流の一例を示す波形図であり、図3は、本発明の第1の実施形態に係るコンバータにおいて第2回路2のスイッチング素子S5、S6の電圧、電流及び一方向性素子D7、D8の電圧、電流の一例を示す波形図である。また、図4は、本発明の第1の実施形態に係るコンバータにおいて各動作タイミングで形成される回路図である。
ここで、図2及び図3に示す電流波形では、第1回路1のスイッチング素子S1〜S4、第2回路2のスイッチング素子S5、S6を順方向に流れる電流をプラスとし、第1回路1のスイッチング素子S1〜S4、第2回路2のスイッチング素子S5、S6を逆方向に流れる電流及び一方向性素子D7、D8を順方向に流れる電流をマイナスとしている。
図2に示すように、時刻t1ではスイッチング素子S1の電流及びスイッチング素子S4の電流はマイナス側、つまりダイオードD1及びD4を導通しているが、その後プラス側、つまりスイッチ素子Q1及びQ4を順方向に導通する。
図4(a)は、時刻t1後のスイッチ素子Q1及びQ4を順方向に導通しているときの電流の流れを示したものである。トランス11の1次巻線11a側では電流がスイッチ素子Q1、Q4を通じて流れ、2次巻線11b側では一方向性素子D5、D8を介して電流が流れる。第1端子T1及び第2端子T2側から供給される入力電力は、インダクタンス手段Lを介して第3端子T3、第4端子T4側に供給される。
時刻t2で、例えば、第2回路2の出力電圧検出手段18で検出された第3端子T3、第4端子T4間の電圧検出値が目標値に近づくように、制御回路3は、組となる第1回路1のスイッチング素子S1、S4のうち先にオフさせるスイッチング素子S4にオフ信号を与える。このため、図2に示すように、電流値が比較的大きな状態でスイッチ素子Q4がオフすることになる。時刻t2でスイッチ素子Q4がオフすると、図4(b)に示すように、1次巻線11a側では、オフしたスイッチ素子Q4に並列に接続された並列コンデンサC4及び第2コンデンサCbを充電する方向にスイッチ素子Q1を通じて電流が流れる。一方、並列コンデンサC3及び第1コンデンサCaからは、スイッチ素子Q1を通じて放電電流が流れる。そこで、先にオフさせる第1回路1のスイッチング素子S4、S3に並列に接続されるコンデンサの容量を大きくし、スイッチング素子S4の両端電圧の上昇を緩やかにさせることで、第1回路1のスイッチング素子S4のオフ時のスイッチング損失の低減を図っている。スイッチング素子S3についても同様に、並列コンデンサC3に第1コンデンサCaを並列に接続することでスイッチング素子S3のオフ時のスイッチング損失を低減させている。なお、2次巻線11b側の電流は、時刻t1から継続して一方向性素子D5、D8を通じて流れている。
並列コンデンサC3及び第1コンデンサCaの放電、並列コンデンサC4及び第2コンデンサCbの充電動作が終わるとスイッチ素子Q3に並列に接続された逆並列ダイオードD3が導通する。1次巻線11a側ではインダクタンス手段Lに蓄積されたエネルギー及びトランス11の励磁電流によって、直前に1次巻線11a、インダクタンス手段Lに流れていた電流と同じ方向に、1次巻線11aと後からオフさせるスイッチング素子S1とを有する1次側循環経路、ここでは、図4(c)に示すように、1次巻線11a、逆並列ダイオードD3、スイッチ素子Q1、インダクタンス手段Lによって形成された経路に電流が流れる。
2次巻線11b側の電流は、時刻t1から継続して一方向性素子D5、D8を順方向に流れているが、時刻t3で一方向性素子D5を順方向の導通が終了するとスイッチ素子Q5を順方向に流れ始める。なお、スイッチング素子S5のオン信号は、1次側循環経路を流れる電流が振動しないように一方向性素子D5を順方向の導通が終了する時点t3には与えておく。
一方向性素子D5が順方向に導通すると、図4(c)に示すように、2次巻線11b側では、トランス11の励磁電流がスイッチ素子Q5及び一方向性素子D7を介して流れる。このため、トランス11の励磁電流は、1次巻線11a側の1次側循環経路と2次巻線11b側とに分流することになる。
トランス11の励磁電流が2次巻線11b側にも分流するため、図2のスイッチング素子S1及びS3の電流に示すように1次側循環経路に流れる電流は非常に小さくなる。この状態で後からオフさせるスイッチング素子S1をオフすると、スイッチング素子S1と同じレグ12の他方のスイッチング素子S2をオンさせる時にゼロ電圧スイッチングを実現させることができない場合がある。スイッチング素子S1をオフさせた後に、トランス11の励磁電流によってコンデンサC1を充電し、かつ次にオンさせるスイッチング素子S2のコンデンサC2をゼロ電圧まで放電させないと、スイッチング素子S2をゼロ電圧の状態でオンさせられないからである。
本発明では、後からオフさせるスイッチング素子S1をオフする前に、導通状態にあるスイッチング素子S5をオフさせ、2次巻線11b側のコンデンサ、すなわち、コンデンサC5、第3のコンデンサCc、コンデンサC6、第4のコンデンサCdの合成容量とインダクタLとの共振動作を利用してコンデンサC1、C2の充放電時に1次側循環経路に流れる電流を大きくする。
この動作について具体的に説明する。図1(b)に示すように時刻t4でスイッチング素子S5の駆動信号をオフにする。すると、図4(d)に示すように2次巻線11b側では、コンデンサC5及び第3のコンデンサCcを充電し、コンデンサC6及び第4のコンデンサCdを放電する電流が流れ、図3のスイッチング素子S5、S6の電圧及び電流波形は、インダクタンス手段と2次側のコンデンサとの共振動作を反映した波形となっている。この2次巻線側11bの共振電流は、トランス11を介して1次巻線11a側の1次側循環経路に流れる電流に重畳される。図4(d)に示すように1次巻線11a側では継続して1次側循環経路に電流が流れ、図2のスイッチング素子S1の電流波形は、時刻t4まではトランス11の励磁電流値であった電流値が時刻t4の後に上昇する。つまり、1次側循環経路には、2次巻線11b側のコンデンサの合成容量とインダクタンス手段Lとによる共振作用の影響によって重畳されたことによる励磁電流よりも大きい電流が流れる。
時刻t5で、組となるスイッチング素子S1、S4のうち後からオフさせるスイッチング素子S1をオフすると、図4(e)に示すように、1次巻線11a側では、ダイオードD3を介してコンデンサC1、C2を充放電する電流が流れる。上記の共振動作を利用して時刻t5の時に1次側循環経路に流れていた電流をコンデンサC1、C2の充放電を行うのに十分な大きさにしたので、図2のスイッチング素子S2の電圧波形は時刻t5以降にほぼゼロボルトまで下がっている。ここでは、2次巻線11b側のコンデンサの合成容量とインダクタンス手段Lとの共振動作を開始してからスイッチング素子S1をオフするまでの時刻t4〜t5の期間は、上述の共振動作における共振一周期の1/2以内の時間とする。1次側循環経路に流れる励磁電流に共振電流分が重畳された電流は、共振動作開始後共振一周期の1/2の時までは上昇し、共振一周期の1/2でピーク値となり、その後は減少するためである。一方、図4(e)の2次巻線11b側では、コンデンサC5及び第3のコンデンサCcを放電し、コンデンサC6及び第4のコンデンサCdが充電する電流が流れている。
時刻t6で並列コンデンサC1、C2の充放電が終わると、図4(f)に示すように、逆並列ダイオードD2が導通する。1次巻線11a側では、時刻t6の直前に1次巻線11aに流れていた電流と同じ方向に、1次巻線11aから、逆並列ダイオードD3、D2を通じて電流が流れる。一方、2次巻線11b側では、コンデンサC5、第3のコンデンサCc、コンデンサC6、第4のコンデンサCdとインダクタLとの共振動作により、再びコンデンサC5及び第3のコンデンサCcを充電し、コンデンサC6及び第4のコンデンサCdが放電する電流が流れる。なお、逆並列ダイオードD2が導通を開始する時刻t6の時に、2次巻線11b側の電流は、図4(f)に示すコンデンサC5及び第3のコンデンサCcが放電し、コンデンサC6及び第4のコンデンサCdを充電する電流が流れている状態でもよい。
時刻t7で図2に示すように他方の組となる第1回路1のスイッチング素子S2、S3にオン信号を与える。時刻t7では、図3に示すように、スイッチング素子S2、S3の電流はマイナス側、つまり逆並列ダイオードD2、D3を流れているが、その後スイッチング素子S2、S3の電流はプラス側、つまりスイッチ素子Q2、Q3を流れる。図4(g)は、1次巻線11a側の電流がスイッチ素子Q2、Q3を介して流れる動作を示したものである。このとき、2次巻線11b側の電流は、一方向性素子D6、D7を介して流れている。図4(a)の場合と同様に、第1端子T1、第2端子T2間から入力された電力は、インダクタンス手段Lを介して第3端子T3、第4端子T4側に供給される。
スイッチ素子Q2、Q3が順方向に導通する直前にスイッチ素子Q2,Q3にそれぞれ並列に接続される逆並列ダイオードD2,D3が導通しているため、図2に示すように、第1回路1のスイッチング素子S2,S3はオン時にゼロ電圧スイッチングを実現している。上述のように1次側循環経路に流れる励磁電流を小さい場合であっても、共振動作を利用して1次側循環経路に流れる電流を大きくすることによって、後からオフさせるスイッチング素子のオン時にゼロ電圧スイッチングを実現させることができる。
時刻t7後の他方の組となる第1回路1のスイッチング素子S2、S3の動作ついては、上述の組となるスイッチング素子S1、S4の時刻t1から時刻t7と同様に動作させる。すなわち、例えば、第3端子T3、第4端子T4間の出力電圧が所望の値となるように、制御回路3は、組となるスイッチング素子S2、S3のうち第1コンデンサCaが並列に接続されたスイッチ素子Q3を先にオフさせる。次にスイッチ素子Q6を導通させてトランス11の励磁電流が1、2次巻線11a、11b側に分流している状態でスイッチ素子Q6をオフする。スイッチ素子Q6のオフ後の2次巻線11b側のコンデンサの合成容量とインダクタンス手段Lとの共振動作を利用して1次側循環経路に流れる電流を上昇させた状態で後からオフさせるスイッチ素子Q2をオフさせる。このように動作させることによって、組となるスイッチング素子S1とS4又はS2とS3とが共にオンしている時間の割合が小さい場合など1次側循環経路に流れる励磁電流が小さいときにも、後からオフさせるスイッチング素子のゼロ電圧スイッチングに必要な電流を確保することができる。
ここで、第2回路2の一方向性素子D5が順方向導通する期間にスイッチング素子S5にオン信号を与えて同期整流を行ってもよい。通常、逆方向導通時のスイッチ素子S5の電圧降下は一方向性素子D5の順方向導通時の電圧降下よりも小さいので、スイッチ素子Q5を逆方向に導通させることによりの導通損失を低減させることができる。第2回路2の一方向性素子D6及びスイッチ素子Q6についても同様である。さらに、上記の実施形態1の説明では、第2回路2の一方向性素子D7、D8としてダイオードで示したが、この一例に限定されることなく電流を一方向へ導通させる素子であればよい。例えば、一方向性素子D7、D8として、一方向性素子D7、D8を外付けした又は内部ダイオードD7、D8を有したスイッチング素子S7、S8を用いてもよい。上述の一方向性素子D5、D6と同様に、一方向性素子D7、D8が順方向導通する期間に逆方向導通時の電圧降下が小さいスイッチ素子Q7、Q8を逆方向に導通させることで導通損失の低減を図ることができる。
図1(b)に示すように、後からオフさせるスイッチング素子S1、S2の駆動信号が共にオフ信号となる期間Tdは、スイッチング素子S1又はS2のゼロ電圧スイッチングを実現させるために両端電圧がゼロまで下がる期間程度とする。また、後にオフさせるスイッチ素子Q1,Q2に並列に接続されるコンデンサの容量の並列コンデンサC1,C2は、スイッチング素子S1、S2内蔵の寄生容量の場合など小さい容量値となり、部品によってはバラツキがある。このため、スイッチング素子S1、S2内蔵の寄生容量に別付けのコンデンサを並列に接続させ、これらの合成容量を上記並列コンデンサC1,C2としてもよい。
なお、図1(b)及び図2に示すように、時刻t7で第1回路1のスイッチング素子S2、S3の駆動信号であるオン信号を同時に与えており、その後、スイッチ素子Q2及びスイッチ素子Q3が順方向に導通し始めている動作の一例を示した。しかし、上記の実施形態の動作の一例に限定されることなく、スイッチング素子S2、S3のオン信号を与える時刻t7は、逆並列ダイオードD2、D3が導通している期間であればよい。また、スイッチング素子S2、S3のオン信号を与える時点とスイッチ素子Q2及びスイッチ素子Q3が順方向に導通し始め時点とを時刻t7で一致させてもよい。スイッチ素子Q2、Q3の逆方向導通時の電圧降下が逆並列ダイオードD2、D3の順方向導通時の電圧降下よりも小さい場合には、スイッチング素子S2、S3のオン信号を与えてスイッチング素子S2、S3の導通損失を低減させることができる。これらの内容はもう一方の組となる第1回路1のスイッチング素子S1、S4の場合についても同様である。
上記の第1の実施形態では、組となる第1回路1のスイッチング素子S1及びS4、S2及びS3のうち第2レグ13の上下アームのスイッチング素子S4、S3を先にオフさせているが、第1レグ12の上下アームのスイッチング素子S1、S2を先にオフさせてもよい。この場合、第1コンデンサCa、第2コンデンサCbを、先にオフさせるスイッチング素子S1、S2にそれぞれ接続させる。また、先にオフさせる第1回路1のスイッチング素子を、第1レグ12と第2レグ13との上アームのスイッチング素子S1、S3、又は、第1レグ12と第2レグ13との下アームのスイッチング素子S2、S4としてもよい。この場合、第1コンデンサCa、第2コンデンサCbを、先にオフさせるスイッチング素子S1、S3又はスイッチング素子S2、S4にそれぞれ並列に接続させる。
また、上記の第1の実施形態において、図1に示した第2回路2のブリッジ接続回路内で、第3端子T3、第4端子T4間に接続されるスイッチング素子S5、S6の直列回路と一方向性素子D7,D8の直列回路との位置が入れ替わってもよい。この場合も、第3コンデンサCc、第4コンデンサCdは、オンオフさせる第2回路2のスイッチング素子S5、S6にそれぞれ並列に接続される。また、第2回路2において一方向性素子D7又はD8と第2回路2のスイッチング素子S5又はS6との直列回路をそれぞれ第3端子T3、第4端子T4間に接続する混合ブリッジ接続の回路構成にしてもよい。この場合も、第3コンデンサCc、第4コンデンサCdは、オンオフさせる第2回路2のスイッチング素子S5、S6にそれぞれ並列に接続させる。
(第2の実施形態)
図5に、本発明の第2の実施形態に係る双方向コンバータの電気回路図を示す。本発明の第2の実施形態に係る双方向コンバータにおいて、第1の実施形態に係るコンバータと符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。ここでは、主に第1の実施形態に係るコンバータと異なる構成及び動作について説明する。
第2の実施形態に係る双方向コンバータでは、双方向で動作させるため、第2回路は、第1回路と同様の構成になるようにする。このため、図5では、第2回路22は、スイッチング素子を2つのレグの上下アームとした回路構造にする。また、第2回路22のスイッチング素子S7、S8にも駆動信号を与えることからも、ここでは、制御回路23とする。なお、第1回路1の第1レグ12、第2レグ13及び第2回路22の第3レグ14については、第1の実施形態で述べた図1に示す構成と同様である。また、図1と同様に、図5では、インダクタンス手段Lは、1次巻線11a側に接続されているが、2次巻線11b側に接続させてもよい。
第1回路1で組となる第1回路1のスイッチング素子S1とS4、S2とS3のうち、先にオフさせる一方のレグの上下アーム、ここでは第1レグ12の上下アームのスイッチング素子S3、S4が直列に接続される。先にオフさせる第1回路1のスイッチング素子S3、S4には、それぞれ第1、第2コンデンサCa、Cbが並列に接続される。
図5に示すように、第2回路22の第3レグ24、第4レグ25は、第3端子T3と第4端子T4との間にそれぞれ並列に接続される。第3レグ24、第4レグ25は、上下アームをスイッチング素子S5〜S8で構成したフルブリッジ接続の回路となる。また、スイッチング素子S5〜S8は、スイッチ素子Q5〜Q8と一方向性素子D5〜D8と並列コンデンサC5〜C8とがそれぞれ並列に接続される。なお、第1の実施形態と同様に、一方向性素子D5〜D8は、図5に示したように第2回路22のスイッチング素子S5〜S8の内蔵ダイオードを用いてもよく、第2回路22のスイッチング素子S5〜S8とは別に外付けされたダイオードを用いてもよく、またはこれらの組み合わせであってもよい。同様に、並列コンデンサC5〜C8は、図5に示したように第2回路22のスイッチング素子S5〜S8の寄生容量を用いてもよく、第2回路22のスイッチング素子S5〜S8とは別に外付けされたコンデンサを用いてもよく、またはこれらの組み合わせであってもよい。
第2回路22から第1回路1側へ電力を供給する場合に、第2回路22で組となるスイッチング素子S5とS8、S6とS7のうち、先にオフさせる一方のレグの上下アーム、ここでは第3レグ24の上下アームのスイッチング素子S5、S6が直列に接続される。また先にオフさせるスイッチング素子S5、S6には、それぞれ第3、第4コンデンサCc、Cdが並列に接続される。
第1回路1から第2回路22側へ電力を供給する場合は、上記の実施形態1で述べたのと同様の動作を行う。また、第2回路22から第1回路1側へ電力を供給する場合、制御回路23は、第2回路22で組となるスイッチング素子S5とS8、S6とS7のうち、第3、第4コンデンサCc,Cdがそれぞれ並列に接続されたスイッチング素子S5、S6を先にオフさせる。第2回路22の組となるスイッチング素子S5とS8又はS6とS7とが共にオンしている時間の割合が小さい場合には、第2回路22の組となるスイッチング素子のうち先にオフさせるスイッチング素子S5又はS6をオフさせた後に、トランス11の励磁電流が2次巻線11bと後からオフさせるスイッチング素子S8又はS7とを有する2次側循環経路に流れている間にスイッチング素子S4又はS3を順方向に導通させる。そして、後からオフさせるスイッチング素子S8又はS7をオフする前に、スイッチング素子S4又はS3をオフすることによって1次巻線11a側のコンデンサC3、第1のコンデンサCa、コンデンサC4、第2のコンデンサCbの合成容量とインダクタLとの共振動作を利用して、コンデンサC7、C8の充放電の時に2次側循環経路に流れる電流を大きくする。2次側循環経路に流れる電流を大きくすることで、並列コンデンサC8又はC7をゼロ電圧になるまで放電させることができるので、後からオフさせるスイッチング素子S8又はS7のゼロ電圧スイッチングを実現できる。
第1の実施形態と同様に、第2回路22又は第1回路1の一方向性素子(逆並列ダイオード)D5、D6又は逆並列ダイオードD3、D4が順方向導通する期間にスイッチング素子S5、S6又はS3、S4にオン信号を与えて同期整流を行ってもよい。通常、逆方向導通時のスイッチ素子Q5、Q6の電圧降下は一方向性素子D5、D6の順方向導通時の電圧降下よりも小さいので、スイッチ素子Q5、Q6を逆方向に導通させることによりの導通損失を低減させることができる。第1回路1の逆並列ダイオードD3、D4及びスイッチ素子Q3、Q4についても同様である。また、第2回路22のスイッチング素子S7、S8又は第1回路1のスイッチング素子S1、S2についても同様に、一方向性素子(逆並列ダイオード)D7、D8又は逆並列ダイオードD1、D2が順方向導通する期間に逆方向導通時の電圧降下が小さいスイッチ素子Q7、Q8又はQ1、Q2を逆方向に導通させることで導通損失の低減を図ることができる。
上述のように本発明では、後にオフさせる第1回路1のスイッチング素子S1、S2又は第2回路22のスイッチング素子S7、S8をオフさせた時の電流を、第2回路のコンデンサ又は第1回路のコンデンサとインダクタンス手段Lとの共振動作により大きくすることによって、後にオフさせる第1回路1のスイッチング素子S1、S2又は第2回路22のスイッチング素子S7、S8についてゼロ電圧スイッチングを実現させ、オフ時に生じるスイッチング損失を低減させている。
また、本発明に係るコンバータ及び双方向コンバータでは、制御回路3、23が、第1回路1又は第2回路22のスイッチング素子のパルス幅や周波数を変調させ、出力側の第2回路22又は第1回路1ではスイッチング素子のオンオフのタイミングを変えることで広範囲な入出力電圧電流に対応させることができる。さらに、入力側の第1又は第2回路の組となるスイッチ素子のうち、先にオフさせるスイッチ素子に並列に接続されるコンデンサの容量が、後にオフさせるスイッチ素子に並列に接続されるコンデンサの容量よりも大きくすることで第1回路又は第2回路のスイッチング素子のオフ時に生じるスイッチング損失を低減させることができる。同様に、オンオフさせる出力側の第2回路又は第1回路のスイッチング素子についても並列にコンデンサを接続することでオフ時に生じるスイッチング損失を低減させることができる。
なお、第1回路1のスイッチング素子S1、S2を共にオフさせる期間Tdを大きな値に設定すると、スイッチング素子S1又はS2の両端電圧がゼロまで下がった後に再度電圧が上昇してしまう、つまりコンデンサC1又はC2がゼロまで放電された後に充電されてしまうことがある。このため、スイッチング素子S1、S2を共にオフさせる期間Tdは、スイッチング素子S1又はS2の両端電圧がゼロまで下がる期間程度とするのが好ましい。第2回路22のスイッチング素子S7、S8についても同様である。また、後にオフさせるスイッチ素子Q1,Q2に並列に接続されるコンデンサの容量の並列コンデンサC1,C2は、第1回路1のスイッチング素子S1、S2内蔵の寄生容量の場合など小さい容量値となり、部品によってはバラツキがある。このため、第1回路1のスイッチング素子S1、S2内蔵の寄生容量に別付けのコンデンサを並列に接続させ、これらの合成容量を上記並列コンデンサC1,C2としてもよい。第2回路22の並列コンデンサC7、C8についても同様である。
本発明では、上述の説明において、励磁電流を適切な大きさにするためにトランス11の1次巻線又は2次巻線に並列に設けられるインダクタンス成分も上述のトランス11の励磁インダクタンスに含まれる。また、上述の説明において、トランス11の励磁インダクタンスとこれに並列に設けられるインダクタンス成分とによる合成インダクタンスによって流れる電流も上述の励磁電流に含まれる。トランス11の励磁インダクタンスは、トランスの構造において、例えば、コアのギャップ幅、巻線の巻数量、コアの材質などによって調整することができる。
上記の第1、第2の実施形態では、制御回路3、23は、第2回路の出力電圧検出手段18、第1回路の出力電圧検出手段19によって検出された電圧値が目標値に近づくようにしているが、用いる検出値は出力電流値や出力電力の他にこれらの組み合わせであってもよい。同様に入力側の電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくようにしてもよい。なお、一般的に、電力の検出値としては、検出された電圧及び電流を乗算した演算値を用いる。上述の出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は入力される電圧、電流又は電力の検出値には、これらの値にある係数を乗除算したり、ある値を加減算等したりといった演算をして得られた値も含まれる。
本発明の電気回路において、接続点とは電気的に接続されて同電位にある部位を言い、物理的に接続された点を言うものではない。また、本発明のコンバータ及び双方向コンバータにおける各部の構成、構造、数、配置、形状、材質などに関しては、上記具体例に限定されず、当業者が適宜選択的に採用したものも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に包含される。
より具体的には、例えば、半導体素子として記号により例示したものなどは、これら特定の電気素子には限定されず、同様の機能または作用を有する単一の電気素子あるいは複数の電気素子を含む電気回路として構成することができ、これらすべての変形は、本発明の範囲に包含される。同様に、ダイオード、コンデンサ、スイッチング素子をはじめとする各回路素子の数や配置関係などについても、当業者が適宜設計変更したものは本発明の範囲に包含される。
T1・・・第1端子、T2・・・第2端子、T3・・・第3端子、T4・・・第4端子、1・・・第1回路、2、22・・・第2回路、3、23・・・制御回路、11・・・トランス、12・・・第1レグ、13・・・第2レグ、24・・・第3レグ、25・・・第4レグ、16、17・・・コンデンサ、18・・・第2回路の出力電圧検出手段、19・・・第1回路の出力電圧検出手段、S1〜S4・・・第1回路のスイッチング素子、Q1〜Q4・・・スイッチ素子、D1〜D4・・・逆並列ダイオード、C1〜C4・・・並列コンデンサ、D5〜D8・・・一方向性素子(逆並列ダイオード)、S5〜S8・・・第2回路のスイッチング素子、Q5〜Q8・・・スイッチ素子、C5〜C8・・・並列コンデンサ、Ca〜Cd・・・第1〜第4コンデンサ、L・・・インダクタンス手段

Claims (4)

  1. 1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
    逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの一方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの一方のスイッチング素子に並列に接続される第1コンデンサと、前記第1レグもしくは第2レグの上下アームの他方のスイッチング素子又は前記第1レグ及び第2レグの上アームもしくは下アームの他方のスイッチング素子に並列に接続される第2コンデンサとを有し、前記1次巻線側に接続される第1回路と、
    ブリッジ接続される一方向性素子のうち少なくとも2つの前記一方向性素子は並列コンデンサがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を含むスイッチング素子がそれぞれ並列に接続されるブリッジ接続回路と、前記ブリッジ接続回路内の少なくとも2つの前記スイッチング素子にそれぞれ並列に接続される第3コンデンサと第4コンデンサとを有し、前記2次巻線側に接続される第2回路と、
    前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記ブリッジ接続回路内で前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される接続点側と前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
    前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から出力させ、前記組となるスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子のうち前記第1又は第2コンデンサが並列に接続されたスイッチング素子を先にオフさせた後、前記トランスの励磁電流が前記1次巻線と後からオフさせる前記スイッチング素子とを有する1次側循環経路に流れている間に前記第2回路の前記第3又は第4コンデンサが並列に接続されたスイッチ素子を順方向に導通させてからオフし、前記第3コンデンサとこれに並列に接続される前記並列コンデンサと前記第4コンデンサとこれに並列に接続される前記並列コンデンサと前記インダクタンス手段とによる共振作用の影響によって重畳されたことによる前記励磁電流よりも大きい電流を前記1次側循環経路に流す制御回路とを備えることを特徴とするコンバータ。
  2. 前記制御回路は、前記第3又は第4コンデンサが並列に接続された一方向性素子が導通しているときに該一方向性素子と並列に接続された前記スイッチング素子にオン信号を与えることを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
  3. 前記第1回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記逆並列ダイオードは、前記第1回路のスイッチング素子の内蔵ダイオード、前記第1回路のスイッチング素子とは別に外付けされたダイオード、又はこれらを組み合わせたものであり、前記第1回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記並列コンデンサは、前記第1回路のスイッチング素子の寄生容量、前記第1回路のスイッチング素子とは別に外付けされたコンデンサ、又はこれらを組み合わせたものであり、
    前記第2回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された前記一方向性素子は、前記第2回路のスイッチング素子の内蔵ダイオード、前記第2回路のスイッチング素子とは別に外付けされるダイオード、又はこれらを組み合わせものであり、前記第2回路の前記スイッチング素子のスイッチ素子に並列に接続された並列コンデンサは、前記第2回路のスイッチング素子の寄生容量、前記第2回路のスイッチング素子とに別に外付けされるコンデンサ、又はこれらを組み合わせものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンバータ。
  4. 前記第1回路の前記第1又は第2レグの上下アームとして前記第1コンデンサが並列に接続された前記第1回路のスイッチング素子と前記第2コンデンサが並列に接続された前記第1回路のスイッチング素子とが接続され、
    前記第2回路の前記ブリッジ接続回路は前記一方向性素子と前記並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続された前記スイッチ素子を有する前記第2回路のスイッチング素子を上下アームとして第3端子と第4端子との間にそれぞれ並列に接続された第3レグと第4レグで構成され、前記第3又は第4レグの上下アームとして前記第3コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子と前記第4コンデンサが並列に接続された前記第2回路のスイッチング素子とが接続され、
    前記制御回路は、前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第3、第4端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第2回路から出力させ、前記組となる第2回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とのうち前記第3又は第4コンデンサが並列に接続された第2回路のスイッチング素子を先にオフさせた後、前記トランスの励磁電流が前記2次巻線と後からオフさせる前記第2回路のスイッチング素子とを有する2次側循環経路に流れている間に前記第1回路の前記第1又は第2コンデンサが並列に接続されたスイッチ素子を順方向に導通させてからオフし、前記第1コンデンサとこれに並列に接続される前記並列コンデンサと前記第2コンデンサとこれに並列に接続される前記並列コンデンサと前記インダクタンス手段とによる共振作用の影響によって重畳させたことによる前記励磁電流よりも大きい電流を前記2次側循環経路に流すことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンバータを備えた双方向コンバータ。
JP2012279151A 2012-12-21 2012-12-21 コンバータ及び双方向コンバータ Active JP5992820B2 (ja)

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