JP2018112483A - ガスセンサ素子およびガスセンサ - Google Patents

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茂弘 大塚
Shigehiro Otsuka
茂弘 大塚
智広 西
Tomohiro Nishi
智広 西
吉進 廣瀬
Yoshiyuki Hirose
吉進 廣瀬
恵介 中川
Keisuke Nakagawa
恵介 中川
一平 加藤
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一平 加藤
遊 山川
Yu Yamakawa
遊 山川
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Abstract

【課題】熱衝撃による破損が生じ難く、耐振動性にも優れたガスセンサ素子及びガスセンサを提供する。
【解決手段】軸線方向に延びる固体電解質体と、前記固体電解質体上の前記軸線方向の先端側に形成されて測定対象ガスに接触する測定電極と、前記固体電解質体上に形成されて基準ガスに接触し、当該測定電極と対向配置される基準電極と、を備えるガスセンサ素子であって、ガスセンサ素子の基準電極には、当該基準電極とは組成が異なる先端リード層33aが少なくとも積層され、かつ、当該先端リード層には後端リード層33bが接続され、先端リード層の気孔率は、前記後端リード層の気孔率よりも大きい。
【選択図】図4

Description

本発明は、ガスセンサ素子、およびガスセンサ素子を備えるガスセンサに関する。
ガスセンサとして、被測定ガス中の特定ガス成分の濃度に応じて電気的特性が変化するガスセンサ素子を備えるセンサが知られている。近年の排ガス規制強化に伴い、ガス検出精度の向上や貴金属使用量の削減といったアプローチがガスセンサに要求されている。
特許文献1には、各種の導電性酸化物が開示されている。これらの導電性酸化物は、ガスセンサ素子の電極材料として利用することが可能である。ガスセンサ素子の電極材料として特許文献1に開示された導電性酸化物を利用すれば、電気抵抗値が十分に低い電極が得られることでガス検出精度が向上するガスセンサ素子が得られる。また、電極材料として貴金属のみを用いる場合に比べて安価なガスセンサ素子が得られる。
国際公開第2013/150779号公報
しかしながら、車載用のガスセンサ(ガスセンサ素子)では、上記要求に加え、耐振動性が求められている。例えば道路が充分に整備されていないところで使用される場合には、道路から拾い上げた振動によってリード層に当接する接続端子が繰り返し摺動することがある。この場合、接続端子に当接するリード層が緻密に構成されていないと、上記摺動によってリード層が断線し、電気的な導通が取れなくなる虞がある。
また、ガスセンサ(ガスセンサ素子)は、温度変化の激しい環境下で利用される場合がある。上記のガスセンサ素子では、温度変化により生じる熱衝撃に対する耐性(冷熱サイクル耐性)が不十分であるため、熱衝撃によりガスセンサ素子の破損が生じる場合がある。詳細には、燃焼室に近く温度変化の激しい先端側領域に配置される電極に積層されたリード層が緻密に構成されていると、温度変化により生じる熱応力に耐え切れずにクラックが生じてガスセンサ素子が破損する虞がある。
そこで、本発明は、温度変化により生じる熱衝撃による破損が生じ難く、耐振動性にも優れたガスセンサ素子、およびそのようなガスセンサ素子を備えるガスセンサを提供することを目的とする。
本発明におけるガスセンサ素子は、軸線方向に延びる固体電解質体と、前記固体電解質体上の前記軸線方向の先端側に形成されて測定対象ガスに接触する測定電極と、前記固体電解質体上に形成されて基準ガスに接触する基準電極と、を備えるガスセンサ素子であって、前記基準電極には、当該基準電極とは組成が異なる先端リード層が少なくとも積層され、かつ、当該先端リード層には後端リード層が接続され、前記先端リード層の気孔率は、前記後端リード層の気孔率よりも大きいことを特徴とする。
上記構成によれば、接続端子に当接する後端リード層が先端リード層よりも気孔率が小さく緻密であるため、外部からの振動による摺動にも耐えうる。また、基準電極上に形成された先端リード層は、後端リード層よりも気孔率が大きいためヤング率が低下する。これにより冷熱サイクルで発生する熱応力を緩和することができる。
よって、このガスセンサ素子は、熱衝撃による破損が生じ難く、耐振動性にも優れる。
また、前記基準電極、前記先端リード層、及び、前記後端リード層は、導電性酸化物層を含んでいてもよい。
さらには、前記基準電極、前記先端リード層、及び、前記後端リード層は、組成式:LaNi(MはCoとFeのうちの一種以上、a+b+c=1、1.25≦x≦1.75)で表されペロブスカイト型結晶構造を有するペロブスカイト相を含有する導電性酸化物層を含んでいてもよい。
上記構成によれば、電極層およびリード層が導電性酸化物層を含んで構成されることにより、電極層およびリード層をさらに安価に製造できる。なお、「ペロブスカイト相を主成分とする」とは、導電性酸化物層において、ペロブスカイト相が最も多く含まれていることを意味する。
また、前記固体電解質体と前記基準電極の間には、反応防止層が配置されている構造であってもよい。
固体電解質体および一対の電極(基準電極、測定電極)は、ガス検出時には高温となるが、このうち基準電極は、ガス検出時に低温の基準ガス(大気)に接触するため、熱衝撃による破損が生じやすい。
これに対して、上記構成を採ることで、熱衝撃による基準電極の破損を抑制でき、ガスセンサ素子としての耐熱衝撃性がより向上する。
次に、上述のガスセンサ素子においては、固体電解質体は、有底筒状または板状であってもよい。有底筒状を成す固体電解質体においては、リード層が外表面に露出することから断線のリスクが高くなるため、本発明が特に有用である。
本発明の別の局面のガスセンサは、測定対象ガスに含まれる特定ガスを検出するガスセンサ素子を備えるガスセンサであって、ガスセンサ素子として、上述のいずれかのガスセンサ素子を備える。
上述のいずれかのガスセンサ素子を備えるガスセンサは、安価であり、熱衝撃による破損が生じ難く、耐振動性にも優れる。
本発明のガスセンサ素子およびガスセンサによれば、熱衝撃による破損が生じ難く、耐振動性にも優れる。
ガスセンサを軸線O方向に破断した状態を示す説明図である。 ガスセンサ素子の外観を示す正面図である。 ガスセンサ素子の構成を示す断面図である。 図3に示すガスセンサ素子のうち点線で囲まれた領域D1および領域D2を 拡大した拡大断面図である。 実施例サンプル1と比較例サンプル2のガスセンサ素子における冷熱サイク ル試験後の断面SEM画像を表す説明図である。 実施例サンプル1と比較例サンプル1のガスセンサ素子における振動試験後 の端子挿入部の外観像を表す説明図である。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
尚、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
[1.第1実施形態]
[1−1.全体構成]
第1実施形態として、内燃機関の排気管に対して先端部分を排気管内に突出させる形態で装着し、排気ガス中の酸素を検出する酸素センサ(以下、ガスセンサ1ともいう)を例に挙げて説明する。なお、ガスセンサ1は、例えば、自動車またはオートバイ等の車両の排気管に備えられる。
まず、本実施形態のガスセンサ1の構成について、図1を用いて説明する。
図1では、図面下方向がガスセンサの先端側であり、図面上方向がガスセンサの後端側である。
ガスセンサ1は、ガスセンサ素子3、セパレータ5、閉塞部材7、端子金具9、リード線11を備える。さらに、ガスセンサ1は、ガスセンサ素子3、セパレータ5、および閉塞部材7の周囲を覆う様に配置される主体金具13、プロテクタ15、外筒16を備えている。なお、外筒16は、内側外筒17および外側外筒19を備えている。
ガスセンサ1は、ガスセンサ素子3を加熱するためのヒータを備えていない、いわゆるヒータレスのセンサであり、排気ガスの熱を利用してガスセンサ素子3を活性化して酸素濃度を検出するものである。
図2は、ガスセンサ素子3の外観を示す正面図である。
ガスセンサ素子3は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体を用いて形成されており、先端部25が閉塞された有底筒型形状であり、軸線O方向に延びる円筒状の素子本体21を有している。この素子本体21の外周には、径方向外向きに突出した素子鍔部23が周設されている。
なお、素子本体21を構成する固体電解質体は、ジルコニア(ZrO)に安定化剤としてイットリア(Y)又はカルシア(CaO)を添加してなる部分安定化ジルコニア焼結体を用いて構成されている。素子本体21を構成する固体電解質体は、これらに限られることはなく、「アルカリ土類金属の酸化物とZrOとの固溶体」、「希土類金属の酸化物とZrOとの固溶体」などを使用しても良い。さらには、これらにHfOが含有されたものを、素子本体21を構成する固体電解質体として用いても良い。
ガスセンサ素子3の先端部25には、素子本体21の外周面に外側電極27が形成されている。外側電極27は、PtあるいはPt合金を多孔質に形成したものである。
素子鍔部23の先端側(図2下方)には、Pt等で形成された環状の環状リード部28が形成されている。
素子本体21の外周面のうち外側電極27と環状リード部28との間には、Pt等で形成された縦リード部29が軸線方向に延びるように形成されている。縦リード部29は、外側電極27と環状リード部28とを電気的に接続している。
一方、図1に示すとおり、ガスセンサ素子3の素子本体21の内周面には、内側電極30が形成されている。内側電極30は、希土類添加セリアやペロブスカイト相等を含む材料を多孔質に形成したものである。ガスセンサ素子3の先端部25(検知部)において、外側電極27が測定対象ガスに晒され、内側電極30が基準ガス(大気)に晒されることで、測定対象ガス中の酸素濃度を検出している。
セパレータ5は、電気絶縁性を有する材料(例えばアルミナ)で形成された円筒形状の部材である。セパレータ5は、その軸中心に、リード線11が貫挿される貫通孔35が形成されている。セパレータ5は、その外周側を覆う内側外筒17との間に空隙18が設けられるように配置されている。
閉塞部材7は、電気絶縁性を有する材料(例えばフッ素ゴム)で形成された円筒形状のシール部材である。閉塞部材7は、その後端に径方向外向きに突出する突出部36を備える。閉塞部材7は、その軸中心にリード線11が挿通されるリード線挿通孔37を備えている。閉塞部材7の先端面95は、セパレータ5の後端面97に密着し、閉塞部材7のうち突出部36よりも先端側の側方外周面98は、内側外筒17の内面に密着している。即ち、閉塞部材7は、外筒16の後端側を閉塞している。
閉塞部材7の後端向き面99は、外側外筒19の縮径部19gの先端向き面19aとの間で、リード線保護部材89の鍔部89bを挟持する。
このうち、縮径部19gは、閉塞部材7よりも後端側にて、径方向内側に延びており、縮径部19gの先端向き面19aは、ガスセンサ1の先端側に向く面として備えられている。縮径部19gの中央領域には、リード線11およびリード線保護部材89を挿通するためのリード線挿通部19cが形成されている。
リード線保護部材89は、リード線11を収容可能な内径寸法を有する筒状部材であり、可撓性、耐熱性および絶縁性を有する材料(例えば、ガラスチューブや樹脂チューブなど)で構成されている。リード線保護部材89は、リード線11を外部からの飛来物(石や水など)から保護するために備えられる。
リード線保護部材89は、先端側端部89aにおいて、軸線方向の垂直方向における外向きに突出する板状の鍔部89bを備える。鍔部89bは、リード線保護部材89の周方向の一部ではなく、全周にわたり形成されている。
リード線保護部材89の鍔部89bは、外筒16(詳細には、外側外筒19)の縮径部19gの先端向き面19aと閉塞部材7の後端向き面99との間に挟持される。
端子金具9は、導電性材料(例えばインコネル750(英インコネル社、商標名))で形成されており、センサ出力を外部に取り出すための導電性材料で構成される筒状部材である。端子金具9は、リード線11に電気的に接続されると共に、ガスセンサ素子3の内側電極30に電気的に接触するように配置されている。端子金具9は、その後端側に径方向(軸線方向と垂直の方向)の外向きに突出するフランジ部77を備えている。フランジ部77は、3枚の板状のフランジ片75を備えている。
リード線11は、芯線65と、その芯線65の外周を覆う被覆部67と、を備えて構成されている。
主体金具13は、金属材料(例えば鉄またはSUS430)で形成された円筒状の部材である。主体金具13には、内周面において径方向内側に向かって張り出した段部39が周設されている。段部39は、ガスセンサ素子3の素子鍔部23を支持するために備えられている。
主体金具13のうち先端側の外周面には、ガスセンサ1を排気管に取付けるためのネジ部41が形成されている。主体金具13のうちネジ部41の後端側には、ガスセンサ1を排気管に着脱する際に取付工具を係合させる六角部43が形成されている。更に、主体金具13のうち六角部43の後端側には、筒状部45が設けられている。
プロテクタ15は、金属材料(例えばSUS310S)で形成されており、ガスセンサ素子3の先端側を覆う保護部材であり、複数のガス流通孔を介してガスセンサ素子3に測定対象ガスを導入する。プロテクタ15は、その後端縁が、導電性材料で形成されたパッキン88を介して、ガスセンサ素子3の素子鍔部23と主体金具13の段部39との間に挟まれるようにして固定されている。
ガスセンサ素子3のうち素子鍔部23の後端側領域においては、主体金具13とガスセンサ素子3との間に、先端側から後端側にかけて、滑石で形成されたセラミック粉末47と、アルミナで形成されたセラミックスリーブ49と、が配置されている。
更に、主体金具13の筒状部45の後端部51の内側には、金属材料(例えばSUS430)で形成された金属リング53と、金属材料(例えばSUS304L)で形成された内側外筒17の先端部55と、が配置されている。内側外筒17の先端部55は、径方向外向きに広がる形状に形成されている。つまり、筒状部45の後端部51が加締められることで、内側外筒17の先端部55が、金属リング53を介して筒状部45の後端部51とセラミックスリーブ49との間に挟持されて、内側外筒17が主体金具13に固定される。
また、内側外筒17の外周には、樹脂材料(例えばPTFE)で形成された筒状のフィルタ57が配置されると共に、フィルタ57の外周には、例えばSUS304Lで形成された外側外筒19が配置されている。フィルタ57は、通気は可能であるが水分の侵入は抑制できるものである。
そして、外側外筒19の加締め部19bが外周側から径方向内向きに加締められることにより、内側外筒17とフィルタ57と外側外筒19とが一体に固定される。また、外側外筒19の加締め部19hが外周側から径方向内向きに加締められることにより、内側外筒17と外側外筒19とが一体に固定され、閉塞部材7の側方外周面98が、内側外筒17の内面に密着することとなる。
なお、内側外筒17および外側外筒19は、それぞれ通気孔59、61を備えており、各通気孔59、61及びフィルタ57を介して、ガスセンサ1の内部と外部との通気が可能である。
[1−2.ガスセンサ素子]
ガスセンサ素子3の構成について説明する。
ガスセンサ素子3は、上述の通り、素子本体21と、外側電極27と、環状リード部28と、縦リード部29、内側電極30と、を備えている。
図3は、ガスセンサ素子3の構成を示す断面図である。図4は、図3に示すガスセンサ素子3のうち点線で囲まれた領域D1および領域D2を拡大した拡大断面図である。
ガスセンサ素子3の先端部25においては、外側電極27および内側電極30が素子本体21を挟み込むように配置されている。素子本体21および一対の電極(外側電極27および内側電極30)は、酸素濃淡電池を構成して、測定対象ガスのガス濃度に応じた起電力(電圧)を発生する。つまり、ガスセンサ素子3の先端部25(検知部)において、外側電極27が測定対象ガスに晒され、内側電極30が基準ガス(大気)に晒されることで、測定対象ガス中の酸素濃度を検出している。
外側電極27は、上述の通り、縦リード部29を介して環状リード部28に電気的に接続されている。環状リード部28は、導電性材料で形成されたパッキン88およびプロテクタ15を介して、主体金具13に電気的に接続されている。なお、外側電極27を覆うように、外側電極27を保護するための電極保護層(図示省略)を形成してもよい。なお外側電極27の形状や配置は単なる一例であり、これ以外の種々の形状や配置を採用可能である。
一方、ガスセンサ素子3の素子本体21の内周面には、内側電極30が形成されている。内側電極30は、希土類添加セリアやペロブスカイト相等を含む材料を多孔質に形成したものである。内側電極30は、内側検知電極部30aと、内側リード部30bと、を有している。
内側検知電極部30aは、素子本体21の先端部25の内表面を覆うように形成されている。内側リード部30bは、内側検知電極部30aの後端側に接続されており、端子金具9(図1参照)と電気的に接続される。内側検知電極部30aおよび内側リード部30bは、全体として素子本体21の内面の全面を覆うように形成されている。
つまり、ガスセンサ素子3の素子本体21の内周面には、先端側領域F1に内側検知電極部30aが形成され、後端側領域F2に内側リード部30bが形成されている。素子本体21の先端側領域F1は、素子本体21の先端部25に相当する。
図4に示すように、内側検知電極部30aは、素子本体21に近い側から順に、反応防止層31、電極層32が積層された多層構造であり、電極層32には先端リード層33aがさらに積層されている。
なお、先端リード層33aは、後述する後端リード層33bとともにリード層33を形成する。つまり、リード層33は、先端リード層33aと、後端リード層33bと、を備える。
反応防止層31は、希土類添加セリアで形成された酸化物層である。希土類添加セリアは、セリア以外の希土類酸化物が添加されたセリアである。「セリア以外の希土類酸化物」としては、La、Gd、Sm、Y等を利用することができる。このような希土類添加セリアにおける希土類元素REの含有割合は、セリウムと希土類元素REのモル分率{RE/(Ce+RE)}に換算して、例えば、5mol%以上40mol%以下の範囲とすることができる。このような希土類添加セリアは、低温(室温)では絶縁体であるが、高温(ガスセンサ1の使用温度)では酸素イオン伝導性を有する固体電解質として機能する。このため、反応防止層31は、ガスセンサ1の使用時(ガスセンサ素子3の使用時)には、電極層32と素子本体21とを電気的に接続するための層として機能する。なお、反応防止層31は、ガスセンサ素子3の製造時(焼成時)には、電極層32のLaと素子本体21のZrOとの反応を生じ難くする機能を有する。このような反応防止層31を設けることで、電極層32のLaと素子本体21のZrOとの反応によりランタンジルコネート層(反応層)が形成されるのを抑制できる。
電極層32およびリード層33は、以下の組成式を満たすペロブスカイト型酸化物結晶構造を有する結晶相(ペロブスカイト相)を含んで構成されている。
LaNi…(1)
ここで、元素MはCoとFeのうちの一種以上を表し、a+b+c=1、1.25≦x≦1.75である。係数a,b,cは以下の関係を満たすことが好ましい。
0.375≦a≦0.535 …(2a)
0.200≦b≦0.475 …(2b)
0.025≦c≦0.350 …(2c)
上記組成式で表される組成を有するペロブスカイト型導電性酸化物は、室温(25℃)での導電率が250S/cm以上で、かつB定数が600K以下となり、これらの関係満たさない場合に比べて導電率が高くB定数が小さいという良好な特性を有する。また、このペロブスカイト型導電性酸化物を電極層とした場合、貴金属電極に比べて固体電解質と電極間の界面抵抗の活性化エネルギーが小さくなるため、低温においても固体電解質体と電極との間の界面抵抗を十分に小さくすることができる。なお、大気中で約600℃の環境で放置すると、Pt電極は酸化して界面抵抗が上昇するのに対して、ペロブスカイト型導電性酸化物ではこのような経時変化が起こり難いという利点もある。
係数a,b,cに関しては、上記(2a),(2b),(2c)の代わりに下記の(3a),(3b),(3c)を満足するようにしてもよい。
0.459≦a≦0.535 …(3a)
0.200≦b≦0.375 …(3b)
0.125≦c≦0.300 …(3c)
この場合、導電率を更に高くするとともに、B定数を更に小さくすることができる。
上記(1)式のO(酸素)の係数xに関しては、上記組成を有する導電性酸化物がすべてペロブスカイト相からなる場合には、理論上はx=1.50となる。但し、酸素が量論組成からずれることがあるので、典型的な例として、xの範囲を1.25≦x≦1.75と規定している。
電極層32は、上記のペロブスカイト相および希土類添加セリアを含んで構成されている。このような電極層32は、高温(ガスセンサ1の使用時)においてイオン導電性と電子導電性の両方の性質を有しているので、十分に低い界面抵抗値を示す。
リード層33は、上記のペロブスカイト相を主成分とし、希土類添加セリアを含まないで構成されている。
反応防止層31の厚さ寸法T1は2μmであり、電極層32の厚さ寸法T2は11μmであり、リード層33の厚さ寸法T3は16μmである。また、反応防止層31の気孔率B1は1%であり、電極層32の気孔率B2は21%であり、リード層33のうち、先端リード層33aの気孔率B3は56%であり、後端リード層33bの気孔率B4は39%である。
内側リード部30bは、後端リード層33b(リード層33)と、ランタンジルコネート層34と、を含む多層構造を有する。ランタンジルコネート層34は、後端リード層33bよりも素子本体21に近い側に配置されている。
後端リード層33bは、上述した内側検知電極部30aの先端リード層33aと同様の組成で形成されている。
但し、内側検知電極部30aを構成する先端リード層33aにおけるペロブスカイト相の含有割合は、内側リード部30bを構成する後端リード層33bにおけるペロブスカイト相の含有割合と同じか、又は、それよりも多くてもよい。
ランタンジルコネート層34は、内側リード部30bの焼成時に、後端リード層33bに含まれるランタン(La)と、素子本体21に含まれるZrOとが反応して形成された層である。このようなランタンジルコネート層34を、以下では「反応層34」とも呼ぶ。ランタンジルコネート層34が形成されると、ランタンジルコネート層34と後端リード層33bとの間、及び、ランタンジルコネート層34と素子本体21との間の密着性が高まるので、機械的な耐衝撃性が向上する。従って、内側リード部30bが存在する部分では、後端リード層33bと素子本体21との間にランタンジルコネート層34が形成されることで、機械的な耐衝撃性を向上できる。
[1−3.ガスセンサ素子の製造方法]
ガスセンサ素子3の製造方法について説明する。
第1工程では、未焼結成形体を作製する。
第1工程では、まず、素子本体21の材料である固体電解質体の粉末として、ジルコニア(ZrO)に安定化剤としてイットリア(Y)を5mol%添加したもの(「5YSZ」ともいう)に対して、さらにアルミナ粉末を添加したものを用意する。素子本体21の材料粉末全体を100質量%としたとき、5YSZの含有量は99.6質量%であり、アルミナ粉末の含有量は0.4質量%である。この粉末をプレス加工した後、筒型形状となるように切削加工を実施することで、未焼結成形体を得る。
次に、第2工程では、電極層32用のスラリーと、先端リード層33a用のスラリーと、後端リード層33b用のスラリーと、反応防止層31用のスラリーと、を作製する。
電極層32のスラリーの作製においては、まず、導電性酸化物の原料粉末を秤量した後、湿式混合して乾燥することにより、原料粉末混合物を調整し、700〜1300℃で1〜5時間仮焼して仮焼粉末を作製する。そして、この仮焼粉末を、湿式ボールミル等により粉砕し所定の粒子サイズに調製する。このとき、ペロブスカイト相の原料粉末としては、例えば、La(OH)又はLa、並びに、Co、Fe、及びNiOを用いることができる。なお、本実施形態では、仮焼粉末として、比表面積が8.0[m/g]のLFN(LaFe0.5Ni0.5)粉末を得た。次に、希土類添加セリアの原料粉末を秤量した後、湿式混合して乾燥することにより、原料粉末混合物を調整し、大気雰囲気下、1000〜1600℃で1〜5時間仮焼して仮焼粉末を作製する。希土類元素添加セリアの原料粉末としては、CeOの他に、La、Gd、Sm、Y等を用いることができる。本実施形態では、仮焼粉末として、比表面積が30.0[m/g]のGDC(20mol%Gd−CeO)粉末を得た。そして、所定の粒子サイズに調製された2種の仮焼粉末を、湿式ボール等により混合し、ターピネオールやブチルカルビトール等の溶媒に、エチルセルロース等のバインダとともに溶解することにより、スラリーを作製する。
先端リード層33a用のスラリーの作製工程は、電極層32用のスラリーの作製工程と比べて、少なくとも希土類添加セリアの仮焼粉末を混合しない点と、造孔材を添加する点、が異なる。本スラリーの作製においては、例えば、導電性酸化物の原料粉末を秤量した後、湿式混合して乾燥することにより、原料粉末混合物を調整し、700〜1300℃で1〜5時間仮焼して仮焼粉末を作製する。そして、この仮焼粉末を、湿式ボールミル等により混合、粉砕し、比表面積が1.5[m/g]のLFN(LaFe0.5Ni0.5)粉末を得た。この粉末に対してカーボンを30体積%添加したものを、ターピネオールやブチルカルビトール等の溶媒に、エチルセルロース等のバインダとともに溶解することにより、先端リード層33a用のスラリーを作製した。
後端リード層33b用のスラリーの作製工程は、先端リード層33a用のスラリーの作製工程と比べて、LFN粉末の比表面積が異なること以外は同じである。本実施形態では、ペロブスカイト相の仮焼粉末として、比表面積が8.0[m/g]となるLFN(LaFe0.5Ni0.5)粉末を用いた。この粉末に対してカーボンを30体積%添加したものを、ターピネオールやブチルカルビトール等の溶媒に、エチルセルロース等のバインダとともに溶解することにより、後端リード層33b用のスラリーを作製した。
反応防止層31用のスラリーの作製においては、電極層32のスラリーと同様、希土類添加セリアの仮焼粉末を、ターピネオールやブチルカルビトール等の溶媒に、エチルセルロース等のバインダとともに溶解することにより、スラリーを作製する。ただし、本実施形態では、希土類添加セリアとして、比表面積が10[m/g]のGDC(20mol%Gd−CeO)粉末を用いるようにした。前述したように、反応防止層31は、希土類添加セリアで形成されている。
次に、第3工程では、未焼結成形体のうち、外側電極27、内側検知電極部30a、内側リード部30bの形成部分に、それぞれのスラリーを塗布する。
まず、外側電極27の形成部分にPtペースト等の貴金属のスラリーを塗布し、反応防止層31の形成部分に反応防止層31用のスラリーを塗布する。反応防止層31用のスラリーの塗布の後に、電極層32用のスラリーを塗布し、その後、リード層33(内側検知電極部30aの先端リード層33a、内側リード部30bの後端リード層33b)のスラリーを塗布する。
前述の通り、電極層32は、ペロブスカイト相と、希土類添加セリアとを含むものである。一方、リード層33(先端リード層33a、後端リード層33b)は、希土類添加セリアを含まず、ペロブスカイト相のみで構成されたものである。そこで、第3工程では、それぞれの部分に適したスラリーを塗布する。
つまり、電極層32のスラリーの塗布に際しては、電極層32の形成部分(反応防止層31用のスラリーの塗布部分)に、電極層32用のスラリーを塗布する。次に、先端リード層33a用のスラリー、後端リード層33b用のスラリーをそれぞれの部分に塗布する。このとき、塗布が不要な部分には、予めマスキングしておくとよい。
次の第4工程では、各スラリーが塗布された未焼結成形体について、乾燥を行った後、所定の焼成温度(例えば、1250℃以上1450℃以下(好ましくは1350±50℃))で焼成する。この焼成工程では、内側リード部30bの後端リード層33bと素子本体21との間には、反応層34が形成されるが、内側検知電極部30aの電極層32と素子本体21との間には、反応防止層31が形成されているので、反応層34は形成されない。
前述したように、反応層34は、内側リード部30bに含まれるランタン(La)と、素子本体21に含まれるZrOとが反応して形成された層である。なお、反応層34の厚み寸法は、焼成温度が高いほど大きくなり、また、希土類添加セリアの含有割合が低いほど大きくなる。従って、これらのパラメーター(焼成温度、希土類添加セリアの含有割合)を調整することによって、反応層34の厚みを調整することが可能である。
上記の各工程を実施することで、ガスセンサ素子3を製造できる。
[1−4.ガスセンサ素子の評価試験]
本発明を適用したガスセンサ素子の耐熱衝撃性および耐振動性を評価するために実施した評価試験の試験結果について説明する。
本評価試験では、比較例サンプル1、比較例サンプル2、実施例サンプル1となるガスセンサ素子を作製して評価を行った。上記サンプルの違いはリード層のLFN原料の比表面積、及びそれに付随して変化する気孔率のみである。比較例サンプル1は、上述した先端リード層33a用のスラリーを用いてリード層33を形成した。比較例サンプル2は、上述した後端リード層33b用のスラリーを用いてリード層33を形成した。実施例サンプル1は、上述した先端リード層33a用のスラリーを用いて先端リード層33aを形成し、上述した後端リード層33b用のスラリーを用いて後端リード層33bを形成した。
従って、比較例サンプル1のリード層33の気孔率は56%であり、比較例サンプル2のリード層33の気孔率は39%であり、実施例サンプル1の先端リード層33aの気孔率は56%であり、後端リード層33bの気孔率は39%である。
耐熱衝撃性の試験に関しては、ガスセンサ素子に対して冷熱サイクル試験を行い、ガスセンサ素子におけるクラック(破損)発生の有無に基づいて耐熱衝撃性を評価した。
本試験では、ガスセンサ素子3の温度を室温(20℃)から970℃まで上昇させて再び室温まで低下させる一連の温度変化を1サイクルとして、1000サイクルの温度変化を実施した後に、ガスセンサ素子の断面SEM画像に基づいて、ガスセンサ素子3に破損が生じたか否かを判定した。
耐振動性の試験に関しては、ガスセンサ素子に対して振動試験を行い、ガスセンサ素子における剥がれ発生の有無に基づいて耐振動性を評価した。
本試験では、振動試験機を用いて加速度45Grms、周波数2000−3000hz、試験時間100hrの条件で実施した後に、ガスセンサ素子内側断面の端子挿入部のマイクロスコープ画像に基づいて、下地の固体電解質体が観察されるか否かを判定した。
比較例サンプル1、比較例サンプル2、及び、実施例サンプル1における耐熱衝撃性の評価結果と、耐振動性の評価結果を[表1]に記載した。
図5は、実施例サンプル1と比較例サンプル2のガスセンサ素子3における冷熱サイクル試験後の断面SEM画像を表す説明図である。
図5の断面SEM画像及び表1の評価結果から分かるように、実施例サンプル1のガスセンサ素子3では、冷熱サイクル試験後において、反応防止層、電極層、リード層のいずれにも破損が生じていないのに対して、比較例サンプル2のガスセンサ素子3では、冷熱サイクル試験後において、リード層から電極層および反応防止層を介して固体電解質体(素子本体)に至るクラック(破損)が生じている。
この試験結果によれば、先端リード層33aの気孔率は、後端リード層33bの気孔率よりも大きいことで、熱衝撃によるガスセンサ素子の破損を抑制することができる。
図6は、実施例サンプル1と比較例サンプル1のガスセンサ素子3における振動試験後の端子挿入部の外観像を表す説明図である。
図6の外観像及び表1の評価結果から分かるように、実施例サンプル1のガスセンサ素子3では、接続端子による摺動痕が見られないのに対して、比較例サンプル1のガスセンサ素子3では、軸線方向に沿った縦長の摺動痕が見られ、固体電解質体が外面に露出している。
この試験結果によれば、後端リード層33bの気孔率は、先端リード層33aの気孔率よりも小さいことで後端リード層33bは緻密となり、外部からの振動に対する耐振動性を獲得することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
上記実施形態では、測定電極(外側電極)、基準電極(内側電極)、固体電解質体(素子本体)などにおける各種数値(厚さ寸法、気孔率など)が特定されているが、これらの各種数値は、上記数値に限られることはなく、本発明の技術的範囲に含まれる限り、任意の値を採ることができる。なお、気孔率はLFN原料の比表面積でコントロールする他、添加するカーボン等の造孔剤の粒径を変更することでコントロールしてもよい。
また、上記実施形態では、基準電極(内側電極)が多層構造(反応防止層、電極層、リード層が積層された多層構造)であるガスセンサ素子について説明したが、本発明は、このような構成に限られることはない。本発明が適用されるガスセンサ素子は、例えば、反応防止層が省略されていてもよい。
次に、上記実施形態では、ガスセンサとして、有底筒状のガスセンサ素子を備えるガスセンサについて説明したが、本発明を適用するガスセンサは、板状のガスセンサ素子を備えるガスセンサであってもよい。なお、板状のガスセンサ素子を備えるガスセンサは公知であるため、詳細な構成についての説明は省略する。
次に、上記実施形態では、リード層として、上記のペロブスカイト相を主成分とし、希土類添加セリアを含まない構成のリード層を備えるガスセンサ素子について説明したが、リード層はこのような構成に限られることはない。例えば、リード層は、希土類添加セリアを含む構成を採ってもよく、そのような構成のリード層は、ガスセンサ素子の使用時において外側電極と内側電極との間の内部抵抗値を低下させることが可能である。但し、室温におけるリード層の電気抵抗値を低下させるためには、希土類添加セリアを含まない構成を採るとよい。
次に、上記実施形態では、ペロブスカイト相として、MがFeである材料を用いたものを説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ペロブスカイト相として、MがCoであってもよいし、MがFeとCoの双方であってもよい。また、MとしてFe、Coに加えてCuを用いてもよい。
1…ガスセンサ、3…ガスセンサ素子、13…主体金具、15…プロテクタ、21…素子本体、23…素子鍔部、25…先端部、27…外側電極、28…環状リード部、29…縦リード部、30…内側電極、30a…内側検知電極部、30b…内側リード部、31…反応防止層、32…電極層、33…リード層、33a…先端リード層、33b…後端リード層、34…ランタンジルコネート層(反応層)

Claims (6)

  1. 軸線方向に延びる固体電解質体と、前記固体電解質体上の前記軸線方向の先端側に形成されて測定対象ガスに接触する測定電極と、前記固体電解質体上に形成されて基準ガスに接触し、当該測定電極と対向配置される基準電極と、を備えるガスセンサ素子であって、
    前記基準電極には、当該基準電極とは組成が異なる先端リード層が少なくとも積層され、かつ、当該先端リード層には後端リード層が接続され、
    前記先端リード層の気孔率は、前記後端リード層の気孔率よりも大きいことを特徴とするガスセンサ素子。
  2. 前記基準電極、前記先端リード層、及び、前記後端リード層は、導電性酸化物を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ素子。
  3. 前記基準電極、前記先端リード層、及び、前記後端リード層は、組成式:LaNi(MはCoとFeのうちの一種以上、a+b+c=1、1.25≦x≦1.75)で表されペロブスカイト型結晶構造を有するペロブスカイト相を含有する導電性酸化物層を含むことを特徴とする請求項2に記載のガスセンサ素子。
  4. 前記固体電解質体と前記基準電極との間には、反応防止層が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のガスセンサ素子。
  5. 前記固体電解質体は、有底筒状または板状であることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載のガスセンサ素子。
  6. 測定対象ガスに含まれる特定ガスを検出するガスセンサ素子を備えるガスセンサであって、
    前記ガスセンサ素子として、請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のガスセンサ素子を備えるガスセンサ。
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