JP2018108070A - 農作物移送装置 - Google Patents

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JP2018108070A
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Hidekazu Tanaka
秀和 田中
伸広 池田
Nobuhiro Ikeda
伸広 池田
利廣 貞苅
Toshihiro Sadakari
利廣 貞苅
将吾 前平
Shogo Maehira
将吾 前平
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Abstract

【課題】 本発明は、根に土泥を付着させた農作物の根から土泥を水を使わずに且つ根を傷めること少なく振い落す装置を提供する。【解決手段】 根付の農作物Pの茎葉部分をベルト間に把持して移送速度V0で斜め上方に向って移送する左右一対の接近させた無端ベルトH10と、同左右一対の無端ベルトの下方の農作物Pの根PRが通過する通過領域H2の下方境界面H22の下方r0の位置に設けられた左右方向の水平な回転軸H3と、同回転軸に軸着された回転弾性体H4と、同回転軸を回動する回動手段とを備え、回転軸H3の回転速度ωを2V0>ω・r0>V0を満足するように作動させる。【選択図】図7

Description

本発明は、根部分に土泥を付着した状態の畑から引抜かれた農作物を水平又は斜めに移送しながら根部分の土泥を振るい落とす装置に関する。畑上を走行できる農作業機の前方に装置される農作物引抜装置又は地上に設定された農作物加工・保管・洗滌の為の根を傷めたり、破断すること少なく土泥落しできる移送装置として使用できる技術である。土泥落しする農作物としては、根が細長く多い植物か又は根部分を有用部分とする植物が主たる対象である。
畑に植えられた農作物を引抜いて畑上面から引き上げて農作物を収穫する農作業機として、走行する機体の前方に一対の無端ベルトを後方に従って高くなるように農作物引抜装置を取付け、畑に植えられた農作物の茎葉部分を前記一対の無端ベルト間に挿入して一対の無端ベルトで農作物を把持して上方へ持ち上げることで農作物を畑から引き抜いて上方に農作物を集める構造の引抜装置付農作業機が広く使用され、引用文献1で公知である。
この引抜装置付農作業機では、農作物は畑から無端ベルトで引き抜かれ、回収箱がある高い位置まで持ち上げて回収箱中に収穫される。しかし、引き抜かれた農作物の根には畑の土泥が付着して一部は引抜装置の移送途中で落下するが、回収された農作物の根部分にかなりの土泥が付着したまま収穫されて、後処理として収穫後の土泥落し作業を別途必要となっていた。更に、回収箱に収容しても根の土泥が回収された農作物に被って汚れた状態となって、その後被った土泥落し作業が必要となる。又、農作物の根部分が大切な有益部所となっている場合、引抜作業後に別途土泥落し作業が必要であり、余分な作業が後に残されるものであった。しかも後での水洗浄による土泥落しは避ける作業となっている場合もある。
又、引用文献2には畑の畝上に横倒し状態にした長ねぎを傾斜した搬送機構で、一定間隔をもって掬い上げるとともにその途中に土落し機構91を設けた農作業機が開示されている。
この引用文献2の発明では、斜め上方に移送される長ねぎの根に対し一定位置で上から下へ回転するロータの弾性部材を根に当てて、土を強制的に叩落すものである。
しかしながら、この引用文献2では長ねぎは搬送されて所定の位置にくると回転する弾性部材によって根当てがなされるように同期されるように調整されなければならず、その同期は搬送速度と回転数の機械的同期でなされる。その同期が狂えば、根を当てず単に根間の長ねぎの搬送間隔の空間を通過して土落しが弱くなる難しさがある。即ち、農作物の搬送方向と弾性体をそれと直交する上下方向に回転させて根当てする場合では、そのタイミングが難しい。
そして、本発明の如く一対の無端ベルトで加圧して把持して移送する構造の移送装置では、畑に植えている農作物を引抜く場合農作物の植えた間隔がバラツキがあったり、引抜装置の作業機の移送速度が畑の状況等で変化する場合は農作物の把持の間隔が一定にならず、引用文献2の発明を採用すると弾性部材を根に当てるように周期をとることが難しい。又、地上設置した農作物の移送する搬送装置でも農作物の搬送始端における農作物の供給時間間隔がバラツキがある場合、引用文献2の発明ではうまく土当てして土泥落しが難しいという問題点がある。
更に、斜め上方に搬送されているねぎの根に向けて上から下へ弾性部材を回転させる場合では、根に土泥の塊が付着して土泥の塊の重さによって根は垂れ下がって根は延びている状態にあり、その根・土泥に向って上から下に弾性部材が打撃されると、付着した土泥に加わる打撃力が更に根を強く下方に引張させて、根が切断又は破断する可能性が高い。
従って、引用文献2の発明では農作物の根部が有益部分で土泥を落しても、根部は農作物に残るようにする必要がある場合は採用しにくいものである。
特開2008−306965号公報 特開2001−352812号公報
本発明が解決しようとする課題は、農作物を移送の途中で根に付着した土泥を根の切断・破断を少なく、根を傷つけないで土泥落し出来る農作物移送装置を提供する。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 根付の農作物を左右一対の無端ベルト間にその茎葉部分を加圧把持して斜め上方向又は水平方向に移送する農作物移送装置に於いて、
前記無端ベルトに近接し且つその移送方向に対し平面視で略直交する水平方向又は移送方向に対し側面視で略直交する方向に1つ又は複数の回転軸を設け、同回転軸に軸からその取付位相をかえて半径方向に延びた細長の弾性帯を複数個取付けて一組とするとともに、軸方向に取付位置をかえて前記同様な弾性帯を複数組取付けて回転弾性体を形成し、前記回転軸を回動する回転駆動部を設け、しかも回転弾性体の弾性帯の回転軌跡は無端ベルトで移送される農作物の根部分の通過領域内を通過する円弧状軌跡であり、更に弾性帯の通過領域での農作物移送方向の速度成分が無端ベルトによる移送速度より速くなるように回転軸の単位時間当りの回転数を回転駆動部に設定し、根部分を傷めること少なく農作物の根土泥落しができることを特徴とする、農作物移送装置
2) 前記回転弾性体が、前記回転軸に軸方向に巾が広い平板状弾性板を取付位相を変えた複数の位置に半径方向に軸着し、しかも同弾性板を軸方向に沿って所定巾で複数に分断して分断された部分が細長の弾性帯として構成したものである、前記1)記載の農作物移送装置
3) 前記一対の無端ベルトによって移送される根の通過領域の下方境界面から前記無端ベルトの移送方向と直交する下向きの下方延長線上にあって前記回転軸を無端ベルトの移送方向と平面視で略直交する左右方向に水平に設けた、前記1)又は2)記載の農作物移送装置
4) 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとして下式数Aを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vより大にして土泥落しを確実にした、前記1)〜3)いずれか記載の農作物移送装置
ω・r>V・・・数A
ここで、
・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
・rの長さ単位mm
5) 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとし、下式数Dを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vの4.0倍速より小さくした打撃力を抑えた、前記1)〜4)いずれか記載の農作物移送装置
4.0V>ω・r・・・数D
ここで、
・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
・rの長さ単位mm
6) 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとし、下式数Cを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vの2.5倍速より小さくした打撃力を抑えた、前記1)〜4)いずれか記載の農作物移送装置
2.5V>ω・r・・・数C
ここで、
・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
・rの長さ単位mm
7) 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとし、下式数Bを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vの2倍速より小さくした打撃力を抑えた、前記1)〜4)いずれか記載の農作物移送装置
2V>ω・r・・・数B
ここで、
・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
・rの長さ単位mm
8) 一対の前記無端ベルトが、畑上を走行できる農作業機の前部に装置された農作物引抜装置の後方に向って高くなるように傾斜状に配置されて農作物の引抜きと持ち上げを行う無端ベルトであって、前記回転軸は傾斜した無端ベルトの根の通過領域下方に前記無端ベルトの移送方向と平面視で直交するように水平に設けたものである、前記1)〜7)いずれか記載の農作物移送装置
にある。
本発明によれば、一対の無端ベルトで把持されて移送する農作物に対し、農作物の根部分が移送される根の通過領域に回転弾性体は根を追うように下から移送方向へ農作物の根の移送速度以上の周速度で打撃又は揺らすことで農作物の根の土泥を確実に落す。この打撃力又は揺らす力は、回転弾性体の周速の無端ベルトの搬送方向の分速度と無端ベルトの搬送速度の差分速度の2乗に比例するが、速度差は小さくなるので打撃力又は揺らす力はそれ程強力のものとならない。よって、この打撃力又は揺らす力で根が切断・破断することは少ない。
仮に、回転弾性体の周方向が逆方向の無端ベルトの搬送方向と逆方向の斜め下方向きとなると、打撃力又は揺らす力は無端ベルトの搬送速度に回転弾性体の周速度のこの方向の分速度が加わる大きな速度で打撃することとなるので、回転弾性体による打撃力は強力となり、その強力な打撃力で根を下方に強く引張してこれを切断・破断させ易くなる。
しかも、上記の打撃力又は揺らす力の強弱の他に無端ベルトで斜め上方向又は水平に搬送される場合、細くて長い根に付着した土泥の塊は、その土泥の質量の慣性の為に無端ベルトの下流方向に向けて根部分は後方に引きずられるように移送される状態にあり、根は引張状態に近いものである。これに、回転弾性体の斜め上方向の打撃力又は揺らす力が加われば質量が大きい土泥の塊は斜め上方向に強く動かされ、根は引張状態からこの土泥の移動に引きずられて斜め上方へ移動して緩んで変曲状態となり、根に強い引張力が働かず切断・破断することが少ない。更に、回転が進んだ位相で回転弾性体がこの状態で強力でない打撃力又は揺らす力で打撃しても、根は曲った状態から引張状態になるだけで、根に強力な引張力が働かず根の切断・破断することが少ない。又、この位相では根の土泥の多くは一回目の打撃力又は揺らす力で根から分離又は破壊されて付着土泥が少なくなっているので、根の引張力も弱い。よって、回転弾性体を無端ベルトの送り方向に向けて回転させる場合は、根を傷めることなく土泥を除去できる。
これに対して、回転弾性体が逆方向の斜め下方に回転させて打撃すると、前記の如く速度和となるため打撃速度が高くなって、強力な打撃力でしかも根は斜め下方向に引張された状態で更に斜め下方に強く打撃されるので、根は切断・破断し易くなる。
更に、無端ベルトで移送される農作物の間隔がランダムになっても、弾性帯の取付位相の間隔又は回転軸の回転数を適切にすることで土泥落しが確実にできる。
及び、根部の移送方向と回転弾性体の回転による打撃方向が同じであるので、根部の大部分を長い時間打撃・揺動させることが可能であるので、土泥落しが充分になされる。
又、回転弾性体が回転軸方向に巾が広い平板状弾性体を軸方向に沿って所定巾で複数に分断して分断された部分が細長の弾性帯とする構造では、複数の細長の弾性帯を軸方向に取付方向位置をかえて複数組取付けた構造とすればシンプルに実現でき、製作が容易となる。
特に、回転数ωと移送速度Vと回転軸と根の通過空間の下方境界との間の長さをrとした場合、
ω・r>V・・・数A
の関係式を満すように回転軸の回転速度ωを設定すれば、回転弾性体の周速度の搬送方向成分の分速度を確実に移送速度Vより高い速度で根・土泥を追い打ちするように押圧・打撃又は揺らし、効果的に土泥落しができる。
更に、数Bの2V>ω・rを満すように回転弾性体の移送方向の分速度を抑えれば、下方境界面での速度差はV以下となって、打撃力又は揺らす力は土泥の根からの分離と土泥の破砕又は根から分離と土泥の上流方向への移動とが適切となって、根を傷めない程で土泥落しが行える。又、回転弾性体の最高位置での速度差を2V以下にできる。
(本発明の数値条件について説明)
回転弾性体が根の通過領域を通過する円弧状軌跡のうち移送方向への分速度が最も低い位置は、通過領域の下方境界面との交差点及び半径rで通過領域の下方境界面に接する垂線の足の位置である。この位置での回転弾性体の移送方向の速度はω・rであり、これが移送速度以上となる条件はω・r>V(数A)となる。ここで、
=ω・rとなるωの値 ω=V/r
2V=ω・rとなるωの値 ω=2V/r
2.5V=ω25・rとなるω25の値 ω25=2.5V/r
4.0V=ω・rとなるωの値 ω=4.0V/r
と定義する。
更に、回転弾性体の回転軌跡中最も移送方向への分速度が速くなる位置は、回転弾性体の先端の回転軌跡が最も高くなる位置で、その速度はωRとなる。この最も高い位置での打撃速度は、速度差dV=(ωR−V)となる。この速度差dV及びその2乗の値dVのω=ω,ω,ω25,ωでの値は次のようになる。数値はV=1239mm/sec,r=39.2mm,R=50mmでの値である。
・V=ω・rの場合
ω=31.6rad/sec
Figure 2018108070
dV≒0.076V ≒0.0V
・2V=ω・rの場合
ω=63.2rad/sec
Figure 2018108070
dV=2.40V
・2.5V=ω25・rの場合
ω25=79.0rad/sec
Figure 2018108070
dV=4.78V
・4.0V=ω・rの場合
ω=126.4rad/sec
Figure 2018108070
dV=16.8V
又、最も打撃力が高い最上位置での速度差dVは、2V>ω・rでは1.6V以下で、2.5V>ω・rでは2.2V以下で、4.0V>ω・rでは4.1V以下であり、いずれもdVは2.4〜16.8*V 程である。この高い最上位置での打撃力は最も高いが、打撃時間が短かいこと及び上方に逃げ易いことを考慮すると、2乗の打撃エネルギーの数値より低いと判断される。よって、高い最上位置でも農作物の根に対する打撃による切断・破断は少なく、土泥を除去できると推定される。
図1は実施例の引抜装置を省いた状態の平面図である。 図2は実施例の側面図である。 図3は実施例の回転弾性体を示す拡大平面図である。 図4は実施例の回転弾性体の回転と農作物の根部分との接触を示す説明図である。 図5は実施例の回転軸の回動機構を示す側面図である。 図6は実施例のエンジンから回転軸の回動機構を示す説明図である。 図7は実施例の回転弾性体と根の通過空間での土泥落しの寸法関係を示す説明図である。 図8は実施例の無端ベルトと引寄せ装置を示す平面図である。 図9は回転弾性体による土泥の動きを示す説明図である。 図10は本発明の垂直な回転軸を有する例の平面矢視の説明図である。
水平な回転軸まわりの回転弾性体の先端は、根部の通過領域の上方境界まで長くする場合と、根の通過領域の中間位置の場合と、通過領域の下方領域の場合の根部分の下方部分を揺らして土泥落しする場合がある。但し、根の付根付近を打撃すると根が根本から切断するので、根を残したい場合は下方領域又は中間位置にするのがよい。
本発明で、回転軸の方向をその移送方向に対し平面視で略直交する水平方向又は移送方向に対し側面視が略直交する方向に設けるとしているが、上記「略直交」とは直交(90°)及びこれに多少の角度差がある方向を含んでいて、本発明の弾性帯による土泥落しに対し直交と同程度で根の破断・切断に支障がない角度範囲ものを指す。
又、本発明の回転軸は実施例で示すように無端ベルトの下方位置に水平に配置する他に、無端ベルトの左右に無端ベルトに対し側面視で垂直な回転軸を設けて、これに根部通過空間の根部を移送方向に向って打撃又は揺らすように回転弾性体を設ける場合もある。左右の垂直の回転軸まわりの回転弾性体が根部通過の半分又は全部と接触するようにする(図9参照)。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜8に示す本実施例は、根が有益な部所である薬草(農作物)の引抜回収作業機の前部に左右一対の無端ベルトを傾斜状に配置した引抜装置の途中下方に、回転弾性体を左右方向に延びた水平の回転軸に取付けた例である。
図中、KSは引抜回収作業機、Hは同引抜回収作業機KSの前部に後方が高くなるように装置された実施例の移送装置である引抜装置、KSは引抜回収作業機KSの後方の大径の車輪、KSは小径の前輪、KSはエンジン、KSはハンドル、KSは機台、KSはエンジンKSの動力で回転軸を回動させるための伝動機構、KSは引抜装置Hの前端に設けた畑の農作物を引抜装置Hの前端に取付けられ、逆ハ字状拡がった左右一対の掻込爪付の無端ベルトからなる農作物引寄せ装置、KSは農作物の回収容器載置台である。
更に、Hは左右一対の農作物の茎葉部分を加圧把持して畑から農作物を引き抜いて後方に従って高く移送する水平に対して傾斜角αで傾斜したベルトコンベヤ、H10は同ベルトコンベヤのゴム製の無端ベルト、H11は同無端ベルトのリターンローラ、H12は同無端ベルトの駆動ローラ、Hは無端ベルトH10の下方に設定される農作物の根部分の通過領域、H21は通過領域Hの上方境界面、H22は上方境界面H21と平行となる通過領域Hの下方境界面、Hは通過領域Hに直交する延長線H23の下方の位置で左右水平に配置された回転軸で、平面視で同回転軸Hは無端ベルトH10の移送方向に対して直交している。Hは回転軸Hに軸着した回転弾性体、H41は軸方向に長い板状のゴム製の弾性板、H41aは同弾性板H41を短い巾で分断線H41bで分断して形成された弾性帯である。rは通過領域Hの下方境界面H22と回転軸Hの軸心までの垂線の足の長さ、Rは回転弾性体Hの先端から回転軸Hの軸心までの長さであり、θは回転弾性体Hの先端が下方境界面H22に交わった位置での回転弾性体Hと前記垂線の足又は延長線となす角度である。Pは農作物、PKは農作物Pの茎、PRは同農作物の細長く多数生えた根、Sは同根に付着した土泥である。θは回転軸Hから下方境界面への垂線の足と回転弾性体とのなす角度である。
この実施例は、農作物Pはその根PRを有用部分とするもので、畑に植えられる。
この畑の畦に沿って引抜回収作業機KSを走行させると、農作物Pの地上部分の茎は逆ハ字状に開いた農作物引寄せ装置KSの無端ベルトの掻込爪によって、引抜装置HのベルトコンベヤHの左右一対の無端ベルトH10の対向面のベルト間間隙へ送られ、引抜回収作業機KSの走行とともに畑に植えられている農作物Pの茎PKは左右の無端ベルトH10に挟まれて、左右の無端ベルトH10間に加圧されて把持される。
農作物Pの茎PKが左右の無端ベルトH10に挟まれて把持されて、周回運動しながら後方に従って高くなるように移送されると、農作物Pは畑上面から持ち上げられ、農作物Pの根PRには土壌から引き上げられる。この根PRには、土壌の土泥Sの塊が付着している。尚、根PRに軽く付着している土は無端ベルトH10の移送途中で無端ベルトH10の移送・振動及び引抜回収作業機KSの走行振動・空気中の気流等で振い落され、根PRに強く付着した土泥Sの大小の塊が残される。
根PR及び付着した土泥Sは根の通過領域Hに沿って移動する。その途中でゴム製の回転弾性体Hの回転によって打撃又は揺らされる(以下、単に打撃するという)。回転弾性体Hの回転速度ω(2πN;Nは単位時間当りの回転数)で回転していて、通過領域Hの下方境界面H22からrの長さ下方にある回転軸Hまわりにωr>Vの速度ωで回転している。及び、回転弾性体Hの通過領域Hの下方境界面H22との交点の半径rでの無端ベルトH10方向の分速度は、ω・r・cosθであり、R≧r≧r,θ≧θ≧0において、移送方向への速度が最も遅い下方境界面H22ではr・cosθ=rであるので、これが無端ベルトH10方向の速度Vより速い条件は、ω・r>Vの数Aとなる。回転弾性体Hは、根PR・これに付着した土泥Sに追いついてその速度差(ω・r・cosθ−V)をもって打撃する。速度差が最も遅くなる下方境界面H22ではr・cosθ=rであるので、速度差は(ω・r−V)となる。
更に、回転弾性体Hの打撃力が根を最も傷めない程度に抑えるため、回転弾性体Hの分速度ω・r・cosθを無端ベルトの移送速度Vの2倍以内にすれば、即ちω・r・cosθ=ω・r<2Vとすれば、その速度差は移送速度V以内に収まって根を傷つけない打撃力に抑えることができる。その条件は、下式の数Bとなる。
2V>ω・r・・・数B
更に、回転弾性体Hの分速度を無端ベルトの移送速度Vの2.5倍以内にすれば、2.5V>ω・r(数C)の条件となり、更にVの4.0以内にすれば4.0V>ω・rの数Dの条件となる。
回転弾性体Hによる打撃力はその速度差の2乗と土泥の質量に比例するが、数D>数C>数Bとその速度差が小さくなって根に対しては根の打撃は軽くしなやかとなる。その打撃力は強力なものでなく根PRを揺らすが、土泥Sの塊に対しては質量が大きいので土泥Sは強い打撃力で後方高くに向けて打撃され、土泥Sは破砕又は根から分離・分裂して根PRから離れる傾向となる。
しかも、無端ベルトH10による速度Vで移送している打撃前の状態では、土泥Sには質量の慣性力と自重が働いて、土泥Sは下流側に寄って根PRはやや張った引きずられる状態で送られている。これに回転弾性体Hの追打撃を加わると質量が大きい土泥Sは強い打撃力で後方高くの方に動かされ、根PRは土泥Sの動きに引きずられて引張状態からしなった変曲した状態となる。
この変曲した状態で次の回転弾性体Hで打撃されても、土泥Sは一回目の打撃でかなり分離して落下していることもあり、根PRには変曲から引張の方向に伸び、そしてその引張力は土泥Sの分離で弱くなるから根には大きな引張力が作用しない。よって、根PRの切断・破断は少なく、土泥Sを分離落下させることができる(図10参照)。
上記実施例の数値は、
Figure 2018108070
回転数N=483回/分
・R=回転弾性体の長さ=50mm
・無端ベルトの移送速度V=1239(mm/s)
・r=39.2mm
・θ=37.1°
・通過領域の巾 60mm
の場合、
Figure 2018108070
Figure 2018108070
となる。実施例のω=50.56rad/secは、残りの数B,数C,数Dを下記のとおり全て満足する。
Figure 2018108070
Figure 2018108070
Figure 2018108070
本実施例のω=50.56rad/secは数Bの上限値に近いものであり、農作物の根が破断し易いものか、又は根の破断を少なくする安全側の設定のものである。
図7(a),(b)の2つのケースの2V/r,ω,V/rの数A,数B,数C,数Dの数値は下表1の如くなって、数A,数B,数C,数Dとも満足されている。
更に、図7のケース(a),(b)は同じ農作物移送装置において、農作物の根(通過領域)が短い場合(a)と、根(通過領域)が長い場合(b)を想定した場合の数値である。農作物の根の通過領域の巾が想定の(a)の60mmから(b)の70mmに長くなっても、土泥落しの数A,B,C,Dを満足させる。農作物の根が長くなっても対応できることを示す。
Figure 2018108070
そして、打撃速度は速度差で、その打撃エネルギーはその2乗に比例すると推定される。根の通過領域Hの下方境界面H22での速度差Vαを計算する。
(1)2.0V=ω・rの正回転(追い打ちの回転)の場合、速度差=Vαとすると、
Vα=1.0VでVα=1.0となり、
ここで逆回転の場合では、
Vα=V+2V=3VでVα=9.0V となり、
(2)2.5V=ω・rの正回転(追い打ちの回転)の場合、
Vα=1.5VでVα=2.25V となり、
ここで逆回転の場合では、
Vα=2.5V+V=3.5VでVα=12.3V となり、
(3)4.0V=ω・rの場合、
Vα=3.0VでVα=9.0V で、
ここで逆回転の場合では、
Vα=V+3V=4VでVα=16.0V
となる。
これから分るように、速度差Vαの2乗のエネルギーVαは、4.0V=ω・rの正回転(追い打ちの回転)の場合、Vα=9.0V であり、これは2.0V=ω・rの場合逆回転の場合のVαのエネルギーと略同じ程であり、しかも前記したように正回転(追い打ちの回転)の方が逆回転の場合に比べて根を傷めにくいものであるから、4.0V=ω・rのωの値でも根を傷めにくい範囲と判断される。
実施例での回転弾性体の先端の下方境界面H22での打撃の速度差 Vα
Vα=ω・R・cos37.1°−1239mm/sec
=50.56(rad/sec)×50mm×0.7969−1239=776mm/sec≒0.6V
及び、回転弾性体の先端が上方境界に最も近づいた最も速度の高い位置での速度差Vβは、
Vβ=ω・R−1239mm/sec
=2528−1239=1289mm/sec
は、略1.0Vである。
従って、この位置の速度差は最大値をもっていて、約1.0Vであり、その2乗は1.0の値となる。
このように、回転弾性体の先端の打撃速度の速度差は無端ベルトの移送速度の0.6倍(約半分)乃至1.0倍となって、その打撃力の速度差の2乗は0.36〜1.0となってかなり低い値で根を傷め易い農作物でも根PRを傷めることが少ないものにできた。これが逆回転の場合、約6〜9倍以上の強い打撃力となり、根を傷めるものとなる。
実際、回転数ωを決めるためのnV=ω・rの値n(n=1〜4)をどのように決定するかは植物の根と土質によって定めるものとする。根が傷み易い場合及び破断・切断し易い場合は、数Dより数C,数Bの範囲の小さな回転数にするのがよい。nの値は、土泥落しする農作物を畑土とで実験してみてn値を決めるのがよい。
尚、根PRの付着した軽い土泥は空気吹付けによって分離させるとよい。
本発明は、根に土泥が付着した農作物を加工前に水を使わずに根に付着した塊状の土泥をよく分離・落下させることができ、根の部分の有益利用加工の前処理として利用できる。
KS 引抜回収作業機
KS 車輪
KS 前輪
KS エンジン
KS31 エンジン出力軸
KS ハンドル
KS 機台
KS 伝動機構
KS61 伝動チェーン
KS62 チェーンスプロケット
KS63 エンジン出力軸に軸着のプーリー
KS64 プーリー
KS65 伝動ベルト
KS66 正逆ミッション
KS 引寄せ装置
H 引抜装置
ベルトコンベヤ
10 無端ベルト
11 リターンローラ
12 駆動ローラ
根部分の通過領域
21 上方境界面
22 下方境界面
23 延長線
回転軸
回転弾性体
41 弾性板
41a 弾性帯
41b 分断線
垂線の足の長さ
R 回転弾性体の長さ
P 農作物
PK 茎
PR 根
S 土泥

Claims (8)

  1. 根付の農作物を左右一対の無端ベルト間にその茎葉部分を加圧把持して斜め上方向又は水平方向に移送する農作物移送装置に於いて、
    前記無端ベルトに近接し且つその移送方向に対し平面視で略直交する水平方向又は移送方向に対し側面視で略直交する方向に1つ又は複数の回転軸を設け、同回転軸に軸からその取付位相をかえて半径方向に延びた細長の弾性帯を複数個取付けて一組とするとともに、軸方向に取付位置をかえて前記同様な弾性帯を複数組取付けて回転弾性体を形成し、前記回転軸を回動する回転駆動部を設け、しかも回転弾性体の弾性帯の回転軌跡は無端ベルトで移送される農作物の根部分の通過領域内を通過する円弧状軌跡であり、更に弾性帯の通過領域での農作物移送方向の速度成分が無端ベルトによる移送速度より速くなるように回転軸の単位時間当りの回転数を回転駆動部に設定し、根部分を傷めること少なく農作物の根土泥落しができることを特徴とする、農作物移送装置。
  2. 前記回転弾性体が、前記回転軸に軸方向に巾が広い平板状弾性板を取付位相を変えた複数の位置に半径方向に軸着し、しかも同弾性板を軸方向に沿って所定巾で複数に分断して分断された部分が細長の弾性帯として構成したものである、請求項1記載の農作物移送装置。
  3. 前記一対の無端ベルトによって移送される根の通過領域の下方境界面から前記無端ベルトの移送方向と直交する下向きの下方延長線上にあって前記回転軸を無端ベルトの移送方向と平面視で略直交する左右方向に水平に設けた、請求項1又は2記載の農作物移送装置。
  4. 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとして下式数Aを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vより大にして土泥落しを確実にした、請求項1〜3いずれか記載の農作物移送装置。
    ω・r>V・・・数A
    ここで、
    ・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
    ・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
    ・rの長さ単位mm
  5. 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとし、下式数Dを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vの4.0倍速より小さくした打撃力を抑えた、請求項1〜4いずれか記載の農作物移送装置。
    4.0V>ω・r・・・数D
    ここで、
    ・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
    ・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
    ・rの長さ単位mm
  6. 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとし、下式数Cを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vの2.5倍速より小さくした打撃力を抑えた、請求項1〜4いずれか記載の農作物移送装置。
    2.5V>ω・r・・・数C
    ここで、
    ・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
    ・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
    ・rの長さ単位mm
  7. 回転軸から根の通過領域の下方境界面までの長さrとし、下式数Bを満足するようにして、回転弾性体の無端ベルトの送り方向の打撃分速度が無端ベルトの送り速度Vの2倍速より小さくした打撃力を抑えた、請求項1〜4いずれか記載の農作物移送装置。
    2V>ω・r・・・数B
    ここで、
    ・ωは回転弾性体の回転角速度rad/sec
    ・Vは無端ベルトの送り速度(mm/sec)
    ・rの長さ単位mm
  8. 一対の前記無端ベルトが、畑上を走行できる農作業機の前部に装置された農作物引抜装置の後方に向って高くなるように傾斜状に配置されて農作物の引抜きと持ち上げを行う無端ベルトであって、前記回転軸は傾斜した無端ベルトの根の通過領域下方に前記無端ベルトの移送方向と平面視で直交するように水平に設けたものである、請求項1〜7いずれか記載の農作物移送装置。
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