JPS646023Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS646023Y2 JPS646023Y2 JP17980282U JP17980282U JPS646023Y2 JP S646023 Y2 JPS646023 Y2 JP S646023Y2 JP 17980282 U JP17980282 U JP 17980282U JP 17980282 U JP17980282 U JP 17980282U JP S646023 Y2 JPS646023 Y2 JP S646023Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- root vegetables
- digging
- roller
- harvesting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 23
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 244000291564 Allium cepa Species 0.000 description 1
- 235000002732 Allium cepa var. cepa Nutrition 0.000 description 1
- 244000061456 Solanum tuberosum Species 0.000 description 1
- 235000002595 Solanum tuberosum Nutrition 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 235000012015 potatoes Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、特に玉葱や馬鈴薯などの根菜類を収
穫するための収穫機に於いて、収穫されることの
種根菜類をスムーズに後方の搬送コンベヤーに移
送させることができるようにした根菜類の掘り上
げ装置に関するものである。
穫するための収穫機に於いて、収穫されることの
種根菜類をスムーズに後方の搬送コンベヤーに移
送させることができるようにした根菜類の掘り上
げ装置に関するものである。
従来知られている収穫機に於いて、根菜類を掘
り上げるための装置として、一般的に第4図及び
第5図示の構成のものが存在している。
り上げるための装置として、一般的に第4図及び
第5図示の構成のものが存在している。
今、これを第5図示に従つて説明すると、機体
の前方に設ける掘り取り具には、前方傾斜する搬
送コンベヤー1の先端部位置に於いて、側板2,
2に架設した軸杆に所定間隔で複数個の爪4,
4,……をくし状に配列して構成した掘り取り爪
5形式のものや、先端部がエツジになつている平
板1枚構成の掘り取り刃形式のものがある。
の前方に設ける掘り取り具には、前方傾斜する搬
送コンベヤー1の先端部位置に於いて、側板2,
2に架設した軸杆に所定間隔で複数個の爪4,
4,……をくし状に配列して構成した掘り取り爪
5形式のものや、先端部がエツジになつている平
板1枚構成の掘り取り刃形式のものがある。
収穫時に於ける根菜類の茎葉は、水分が少なく
枯れた状態であるから、茎葉は容易に切断或いは
ちぎれることができず、そのために根菜類の茎葉
や根が掘り取り爪5の爪にからみ付くことがあ
る。
枯れた状態であるから、茎葉は容易に切断或いは
ちぎれることができず、そのために根菜類の茎葉
や根が掘り取り爪5の爪にからみ付くことがあ
る。
また、降雨直後に収穫作業を行うと、掘り取り
具に土塊が付着してしまつて、根菜類の流入抵抗
が大きくなり、搬送コンベヤー1への流れ込みが
悪くなつて、掘り取り具の上に根菜類が溜り、収
穫作業を停止することがある。しかも、このよう
に溜つたままの状態で根菜類が流れると、根菜類
相互の衝突、機械の一部との当接により、根菜類
の変形や損傷が生じる原因となる欠点がある。
具に土塊が付着してしまつて、根菜類の流入抵抗
が大きくなり、搬送コンベヤー1への流れ込みが
悪くなつて、掘り取り具の上に根菜類が溜り、収
穫作業を停止することがある。しかも、このよう
に溜つたままの状態で根菜類が流れると、根菜類
相互の衝突、機械の一部との当接により、根菜類
の変形や損傷が生じる原因となる欠点がある。
本考案は以上のような欠点に鑑み創作したもの
で、根菜類を適確に掘り上げて後方の搬送コンベ
ヤーにスムーズに移送できるようにして、根菜類
の損傷を防ぐことを目的とした根菜類の掘り上げ
装置を提供せんとするものである。
で、根菜類を適確に掘り上げて後方の搬送コンベ
ヤーにスムーズに移送できるようにして、根菜類
の損傷を防ぐことを目的とした根菜類の掘り上げ
装置を提供せんとするものである。
以下、本考案の詳細を図面に添付した一実施例
について説明すると、第1図は本考案に係る掘り
上げ装置を設けた根菜類を収穫するための収穫機
全体の概略側面図、第2図,第3図は夫々要部の
説明用側面図及び説明用平面図である。
について説明すると、第1図は本考案に係る掘り
上げ装置を設けた根菜類を収穫するための収穫機
全体の概略側面図、第2図,第3図は夫々要部の
説明用側面図及び説明用平面図である。
図に於いて、6は根菜類7,7,……を畑から
拾に上げるための公知の搬送コンベヤー機構であ
り、本考案はこの搬送コンベヤー機構6に根菜類
7をスムーズに掘り上げられるように搬送コンベ
ヤー機構6の先端近傍で地面と接しながら、掘り
上げる略作業幅と等幅に形成した強制的に駆動す
る多角形状のローラ8を設けることを要旨とする
ものである。
拾に上げるための公知の搬送コンベヤー機構であ
り、本考案はこの搬送コンベヤー機構6に根菜類
7をスムーズに掘り上げられるように搬送コンベ
ヤー機構6の先端近傍で地面と接しながら、掘り
上げる略作業幅と等幅に形成した強制的に駆動す
る多角形状のローラ8を設けることを要旨とする
ものである。
まず、搬送コンベヤー機構6など公知な構成に
ついて説明すると、この搬送コンベヤー機構6は
図示のように第1及び第2搬送コンベヤー9,1
0からなり、第1搬送コンベヤー9は左右の側板
11,11間の先端部に所定の前方傾斜角度を保
つて取付けてある。つまり、この第1搬送コンベ
ヤー9は一対の横杆12,12の両端部をリンク
13を介して複数連結して無端状に構成したもの
で、これを側板11,11に設けたベヤリングユ
ニツト14に軸支してある軸杆15の両端部に設
けたスプロケツト16,16に掛け渡してある。
ついて説明すると、この搬送コンベヤー機構6は
図示のように第1及び第2搬送コンベヤー9,1
0からなり、第1搬送コンベヤー9は左右の側板
11,11間の先端部に所定の前方傾斜角度を保
つて取付けてある。つまり、この第1搬送コンベ
ヤー9は一対の横杆12,12の両端部をリンク
13を介して複数連結して無端状に構成したもの
で、これを側板11,11に設けたベヤリングユ
ニツト14に軸支してある軸杆15の両端部に設
けたスプロケツト16,16に掛け渡してある。
第2搬送コンベヤー10は、図示のように上記
第1搬送コンベヤー9の後方に所定の前方傾斜角
度を保つて、側板11,11の後端部に取付けて
あり、この具体的な構成は第1搬送コンベヤー9
と同様な構成であるので、その説明を省略する
が、ただ横杆17,17……の上面に土くずし用
の突起18が付設されている。
第1搬送コンベヤー9の後方に所定の前方傾斜角
度を保つて、側板11,11の後端部に取付けて
あり、この具体的な構成は第1搬送コンベヤー9
と同様な構成であるので、その説明を省略する
が、ただ横杆17,17……の上面に土くずし用
の突起18が付設されている。
19は機体の機枠で、この上端部には第2搬送
コンベヤー10から移送される根菜類7の茎葉や
根を切断するカツテイング装置20が設置してあ
り、さらにこのカツテイング装置20の後方に
は、後方のリフト21に載置してあるコンテナ2
2に投入する根菜類7を移送するためのコンベヤ
ー23を設けてある。24は搬送コンベヤー機構
6の先端部上方に設けた弾性体の平板25,2
5,……を放射状に複数配してなる掻上装置であ
る。以上の諸装置は必ずしもこれに限定されるも
のでなく、必要に応じて適宜設計変更することが
可能であり、特に搬送コンベヤー機構6は、第
1,第2の搬送コンベヤー9,10で構成する必
要はなく、1個の搬送コンベヤーで構成してもよ
いものである。
コンベヤー10から移送される根菜類7の茎葉や
根を切断するカツテイング装置20が設置してあ
り、さらにこのカツテイング装置20の後方に
は、後方のリフト21に載置してあるコンテナ2
2に投入する根菜類7を移送するためのコンベヤ
ー23を設けてある。24は搬送コンベヤー機構
6の先端部上方に設けた弾性体の平板25,2
5,……を放射状に複数配してなる掻上装置であ
る。以上の諸装置は必ずしもこれに限定されるも
のでなく、必要に応じて適宜設計変更することが
可能であり、特に搬送コンベヤー機構6は、第
1,第2の搬送コンベヤー9,10で構成する必
要はなく、1個の搬送コンベヤーで構成してもよ
いものである。
このような構成の根菜類収穫機に於いて、本考
案の要旨である多角形状のローラ8は、上記する
ように搬送コンベヤー機構6の先端近傍、この実
施例にあつては具体的には、第1搬送コンベヤー
9の先端近傍で地面と接する略作業幅と等幅に形
成して強制的に駆動するように構成してある。
案の要旨である多角形状のローラ8は、上記する
ように搬送コンベヤー機構6の先端近傍、この実
施例にあつては具体的には、第1搬送コンベヤー
9の先端近傍で地面と接する略作業幅と等幅に形
成して強制的に駆動するように構成してある。
つまり、この多角形状のローラ8は、側板1
1,11にボルト26などで取付けてあるベヤリ
ングユニツト27,27間に軸支されている軸杆
28を介して側板11,11間に取付けてある。
そして、このローラ8を強制的に駆動させる伝動
機構29として、例えば、軸杆28の一端部に設
けたスプロケツト30と上記第1搬送コンベヤー
9の軸杆15の一端部に設けたスプロケツト31
間にローラチエーン32を掛け渡し、第2図示の
ようにローラ8を時計方向に駆動するようにして
ある。なお、このローラ8は図示のように6角形
程度の多角形状が理想的であるが、その角数は問
わないものであるし、中空に構成して、軽量化す
ることができる。中空に構成した場合は、両端部
に蓋体33,33を設けてある。
1,11にボルト26などで取付けてあるベヤリ
ングユニツト27,27間に軸支されている軸杆
28を介して側板11,11間に取付けてある。
そして、このローラ8を強制的に駆動させる伝動
機構29として、例えば、軸杆28の一端部に設
けたスプロケツト30と上記第1搬送コンベヤー
9の軸杆15の一端部に設けたスプロケツト31
間にローラチエーン32を掛け渡し、第2図示の
ようにローラ8を時計方向に駆動するようにして
ある。なお、このローラ8は図示のように6角形
程度の多角形状が理想的であるが、その角数は問
わないものであるし、中空に構成して、軽量化す
ることができる。中空に構成した場合は、両端部
に蓋体33,33を設けてある。
また、上記掻上装置24の駆動源は、第1搬送
コンベヤー9の伝動機構34と連結して、第2図
示のように反時計方向に回転するようにしてあ
る。これら駆動源は、機枠19に塔載されている
エンジンによるもので、図中、35,35はデバ
イダー、36はクローラ走行装置である。
コンベヤー9の伝動機構34と連結して、第2図
示のように反時計方向に回転するようにしてあ
る。これら駆動源は、機枠19に塔載されている
エンジンによるもので、図中、35,35はデバ
イダー、36はクローラ走行装置である。
本考案の掘り上げ装置は、以上の構成であれ
ば、畑にある根菜類7を収穫する場合、第2図示
のように収穫機の前進により、時計方向に強制的
に駆動している多角形状のローラ8が、根菜類7
を掘り上げて、後方の第1搬送コンベヤー9に送
り上げると共に、反時計方向に回転している掻上
装置24により、その送り上げを確実なものとす
る。この根菜類7の掘り上げの場合、本考案は多
角形状のローラ8であるから、従来構成の爪形状
の掘り取り具に比べ、根菜類7の茎葉や根がロー
ラ8にからみついたり、まつわりつくことがなく
なり、スムーズな拾い上げが可能となるし、降雨
後の収穫にあつても、ローラ8は常時駆動してい
るので、土塊がローラ8に付着することがなくな
り、能率的な掘り上げが可能となる利点がある。
ば、畑にある根菜類7を収穫する場合、第2図示
のように収穫機の前進により、時計方向に強制的
に駆動している多角形状のローラ8が、根菜類7
を掘り上げて、後方の第1搬送コンベヤー9に送
り上げると共に、反時計方向に回転している掻上
装置24により、その送り上げを確実なものとす
る。この根菜類7の掘り上げの場合、本考案は多
角形状のローラ8であるから、従来構成の爪形状
の掘り取り具に比べ、根菜類7の茎葉や根がロー
ラ8にからみついたり、まつわりつくことがなく
なり、スムーズな拾い上げが可能となるし、降雨
後の収穫にあつても、ローラ8は常時駆動してい
るので、土塊がローラ8に付着することがなくな
り、能率的な掘り上げが可能となる利点がある。
また、このため根菜類8自体を損傷したり、変
形させることを防止でき、その商品価値を損なう
ことがないなど根菜類の収穫作業を効率よく行う
ことができる幾多の利点がある。
形させることを防止でき、その商品価値を損なう
ことがないなど根菜類の収穫作業を効率よく行う
ことができる幾多の利点がある。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の収穫機の概略側面図、第2図は要部の説明用側
面図、第3図は同説明用平面図、第4図、第5図
は従来例を示す説明用側面図及び平面図である。 6……搬送コンベヤー機構、8……多角形状の
ローラ、29……伝動機構。
の収穫機の概略側面図、第2図は要部の説明用側
面図、第3図は同説明用平面図、第4図、第5図
は従来例を示す説明用側面図及び平面図である。 6……搬送コンベヤー機構、8……多角形状の
ローラ、29……伝動機構。
Claims (1)
- 収穫機の前方に構成してある搬送コンベヤー機
構の先端近傍に於いて、この搬送コンベヤー機構
の伝動機構と連絡する伝動機構によつて強制的に
駆動させると共に、掘り起こす地面と接し、且つ
この掘り起こす作業幅と略等幅の多角形状のロー
ラを設けてなることを特徴とする掘り上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17980282U JPS5983309U (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | 掘り上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17980282U JPS5983309U (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | 掘り上げ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5983309U JPS5983309U (ja) | 1984-06-05 |
JPS646023Y2 true JPS646023Y2 (ja) | 1989-02-15 |
Family
ID=30390020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17980282U Granted JPS5983309U (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | 掘り上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5983309U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104255201A (zh) * | 2014-09-24 | 2015-01-07 | 路大波 | 打籽西葫芦收获机 |
WO2022201950A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | ヤンマーホールディングス株式会社 | 野菜収穫機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6646976B2 (ja) * | 2015-08-25 | 2020-02-14 | 松山株式会社 | 収穫機 |
-
1982
- 1982-11-27 JP JP17980282U patent/JPS5983309U/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104255201A (zh) * | 2014-09-24 | 2015-01-07 | 路大波 | 打籽西葫芦收获机 |
CN104255201B (zh) * | 2014-09-24 | 2016-08-17 | 路大波 | 打籽西葫芦收获机 |
WO2022201950A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | ヤンマーホールディングス株式会社 | 野菜収穫機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5983309U (ja) | 1984-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4234045A (en) | Harvesting machine feeder apparatus | |
JP2018014901A (ja) | 野菜収穫機 | |
JP6816865B2 (ja) | 地下茎作物の掘り取り装置 | |
JP2018134065A (ja) | 地下茎作物の掘り取り装置 | |
JP2009142226A (ja) | 葉菜収穫機 | |
JPS646023Y2 (ja) | ||
US3286774A (en) | Tomato harvester | |
US2724228A (en) | Cane harvesting machine | |
JP2018014900A (ja) | 野菜収穫機 | |
JP6115984B2 (ja) | 農作業機 | |
US3203430A (en) | Separating conveyor for a tomato harvester | |
US3426515A (en) | Cabbage harvester | |
JP7390140B2 (ja) | 鱗茎野菜収穫機 | |
JP3367148B2 (ja) | 野菜収穫機 | |
US3616861A (en) | Pickup device for row-crop harvesting | |
JPH0612965B2 (ja) | 刈取機の穀稈搬送装置 | |
JP3076781B2 (ja) | 収穫機 | |
KR101938782B1 (ko) | 땅속작물 수확기 | |
US2197305A (en) | Rotary weed hoer | |
JP7121995B2 (ja) | 茎葉詰まり防止装置およびこれを備えた多畦式根菜類収穫機 | |
US3316978A (en) | Peanut harvesting machine | |
US2809487A (en) | Sugar cane harvester | |
JPH0142984Y2 (ja) | ||
JPH0414975Y2 (ja) | ||
JPH05316848A (ja) | 人参等の根菜収穫機 |