JP2018105716A - ラテックス粒子分散液の保管方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アリール基を有するモノマーに由来するモノマー単位を全モノマー単位に対して70〜100質量%含む重合体を含有し、かつ体積平均粒子径が10〜1000nmである体外診断薬用ラテックス粒子が分散してなるラテックス粒子分散液を容器中に保管する方法であって、前記容器の内容積から前記粒子分散液の占める体積を除いた空隙部の体積の割合を、前記容器の内容積に対して0〜25%(v/v)として容器中に保管することを特徴とする、保管方法。
【選択図】なし
Description
しかしながら、製造後の処理や保管環境の変化等によりラテックス粒子分散液中のラテックス粒子が凝集する場合がある(特許文献1)。一度発生した凝集体は再分散させることが困難であり、このような凝集体が発生したものは、診断薬として使用しても凝集体に起因する偽陽性が検出される等してしまうため、診断薬として使用できなくなる。
また、ラテックス凝集法による診断は、ラテックスの凝集により陽性と陰性とを区別するものであるため、ラテックス粒子は微量の標的物質(抗原等)との結合でも容易に凝集するように設計されている。そのため、ラテックス粒子の設計変更等によって分散性を高くすると感度が低下する可能性がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、分散液中における凝集体の経時的な発生を抑制でき、保管後のラテックス粒子を用いても、標的物質を高感度で検出できる新たな技術を提供することである。
そして、本発明者は更に鋭意検討した結果、容器の内容積からラテックス粒子分散液の占める体積を除いた空隙部の体積の割合が0〜25%(v/v)という特定の割合となるように、ラテックス粒子分散液を容器中に保管することによって、分散液中における凝集体の経時的な発生を抑制でき、保管後のラテックス粒子を用いても、標的物質を高感度で検出できることを見出し、本発明を完成した。
本発明の保管方法は、アリール基を有するモノマーに由来するモノマー単位を全モノマー単位に対して70〜100質量%含む重合体を含有し、かつ体積平均粒子径が10〜1000nmである体外診断薬用ラテックス粒子が分散してなるラテックス粒子分散液を容器中に保管する方法であって、前記容器の内容積から前記粒子分散液の占める体積を除いた空隙部の体積の割合(以下、「空隙率」ともいう)を、前記容器の内容積に対して0〜25%(v/v)として容器中に保管することを特徴とするものである。
本発明の保管方法は、容器の内容積100%に対して、空隙率を0〜25%(v/v)として容器中に保管するものである。空隙率が25%(v/v)を超えると、経時的な凝集体の発生が増大し、保管後のラテックス粒子を用いて標的物質の検出を行った場合に感度低下が生じやすくなる。
上記空隙率としては、本発明の所望の効果を高める点で、0〜20%(v/v)が好ましく、0〜15%(v/v)がより好ましく、0〜12.5%(v/v)が更に好ましく、0〜10%(v/v)が更に好ましく、0〜7.5%(v/v)が更に好ましく、0〜5%(v/v)が特に好ましい。特に、空隙率を7.5%(v/v)以下又は5%(v/v)以下とすることにより、本発明の所望の効果を飛躍的に高めることができ、高温条件下で長期間保管した場合でも凝集体が発生しにくくなる。
なお、本発明の保管方法は、未開封の容器中で空隙率を0〜25%(v/v)として保管すること、開封後の容器中で空隙率を0〜25%(v/v)として保管することのいずれをも包含するものである。
本発明で用いる粒子分散液に含まれるラテックス粒子は、アリール基を有するモノマー(以下、モノマー(a)ともいう)に由来するモノマー単位を含む重合体を含有するものである。上記ラテックス粒子は、合成高分子系ポリマー粒子でも天然高分子系ポリマー粒子でもよい。
モノマー(a)としては、フェニル基を有するモノマー、ナフチル基を有するモノマーが挙げられ、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。フェニル基を有するモノマーとしては、スチレン系モノマーが好ましい。フェニル基を有するモノマーの具体例としては、スチレン、α−メチルスチレン、アミノスチレン、2−メチルスチレン、4−メチルスチレン、4−クロロスチレン、4−ビニル安息香酸、ジビニルベンゼン、ビニルトルエン等が挙げられる。また、ナフチル基を有するモノマーとしては、ナフチル基を有する不飽和モノマーが好ましい。ナフチル基を有するモノマーの具体例としては、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタレン、(メタ)アクリル酸1−ナフチル、(メタ)アクリル酸2−ナフチル等が挙げられる。これらの中でも、モノマー(a)としては、スチレン系モノマーが好ましく、スチレンが特に好ましい。
なお、重合体中の各モノマー単位の含有量は、NMR等により測定することができる。
モノマー(b)としては、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、クロトン酸、これらの塩等の不飽和カルボン酸モノマー、不飽和無水カルボン酸モノマー又はそれらの塩;2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、イソプレンスルホン酸、スチレンスルホン酸、ジビニルベンゼンスルホン酸、2−メチルスチレンスルホン酸、4−メチルスチレンスルホン酸、これらの塩等の不飽和スルホン酸モノマー又はその塩;
熱ラジカル発生剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)2塩酸塩などの水溶性重合開始剤;2、2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、ビス(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキサイドなどの油溶性重合開始剤等が挙げられる。これらの中でも、本発明の所望の効果を高める観点から、水溶性重合開始剤が好ましく、過硫酸カリウムなどの過硫酸塩がより好ましい。熱ラジカル発生剤の使用量は、本発明の所望の効果を高める観点から、全モノマーの合計100質量部に対して、好ましくは0.01〜10質量部、より好ましくは0.1〜5質量部、特に好ましくは0.5〜2質量部である。
本明細書において体積平均粒子径は、動的光散乱法で測定した体積平均粒子径を意味し、ナノトラック粒度分布測定装置UPA−EX150(日機装(株)社製)、ALV5000(ALV社製)、FPAR−1000(大塚電子(株)製)、ゼータサイザーシリーズ(Malvern社製)等の粒度分布測定装置を用いて測定できる。なお、体積平均粒子径は、粒子分散液を遠心分離し、凝集体を沈降させた後、その上澄み液を用いて上記粒度分布測定装置で測定する方法によっても測定できる。
本明細書において表面荷電量は、電位差滴定装置で測定した際、得られた電導度曲線の接線を利用して滴定した硫酸量を求め、算出した値である。Titrinoシリーズ(メトローム社製)、TITRA−A16(平沼産業(株)社製)、AT−710M(京都電子工業(株)社製)等の電位差滴定装置を用いて測定できる。
なお、標的物質と結合可能な物質の担体粒子(未担持粒子)への担持は、疎水−疎水相互作用による物理吸着法、水溶性カルボジイミド系縮合剤等を用いた化学結合法等の常法に従って行えばよい。
なお、ブロッキング剤のコーティングは、ブロッキング剤を含む溶液中にラテックス粒子を分散させた後、遠心分離を行い、上澄み液を除去し再度ラテックス粒子を水又は緩衝液により再分散させる等の常法に従って行えばよい。
本発明で用いる粒子分散液における分散媒は、体外診断薬用ラテックス粒子を分散できるものであればよい。例えば、水性媒体が挙げられる。
水性媒体としては、水を含むものが好ましい。水の含有量は、水性媒体全量に対して、好ましくは40〜100質量%、より好ましくは60〜100質量%、更に好ましくは80〜100質量%、特に好ましくは90〜100質量%である。
また、水性媒体は、グッド緩衝液、トリス緩衝液、リン酸緩衝液、グリシン緩衝液、アンモニア緩衝液等の緩衝液であってもよい。
なお、水性媒体は、水や緩衝液の他に、メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコールを含んでいてもよい。
分散媒の含有量としては、粒子分散液全量に対して、50〜99.9質量%が好ましく、70〜99.9質量%がより好ましく、80〜99.9質量%が更に好ましく、85〜99.9質量%が特に好ましい。
また、本発明で用いる粒子分散液としては、上記各成分の他に、本発明の所望の効果を高める点で、界面活性剤を含有するものが好ましい。界面活性剤は、1種を単独で使用しても2種以上を組み合わせて使用してもよい。界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤が挙げられる。これらの中でも、本発明の所望の効果を高める点で、アニオン界面活性剤が好ましく、ドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸リチウム等の硫酸エステル型アニオン界面活性剤;N−ラウロイルサルコシンナトリウム等のカルボン酸型アニオン界面活性剤がより好ましく、硫酸エステル型アニオン界面活性剤が更に好ましく、ドデシル硫酸ナトリウムが特に好ましい。このような界面活性剤を用いることにより、本発明の所望の効果を飛躍的に高めることができ、高温条件下で長期間保管した場合でも凝集体が発生しにくくなる。
界面活性剤の含有量は、本発明の所望の効果を高める点で、粒子分散液全量に対して、好ましくは0〜10質量%、より好ましくは0.01〜1質量%である。
本発明で用いる粒子分散液の25℃におけるpHは、本発明の所望の効果を高める点で、好ましくは3〜12の範囲であり、より好ましくは5〜11の範囲であり、更に好ましくは7〜10の範囲であり、更に好ましくは7超9以下の範囲であり、特に好ましくは8〜9の範囲である。
本発明で用いる容器の形状は、本発明で用いる粒子分散液を収容できるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ボトル、パウチ、チューブ、キャニスター、カップ等の形状が挙げられる。なお、これらの容器はいずれも公知の方法で製造可能であり、また、市販品を用いてもよい。
また、容器の材質は特に限定されないが、本発明で用いる粒子分散液が直接接触する部位が、ガラス、樹脂などの金属溶出の少ない材質で構成されているものが好ましい。このような材質の容器は、特開昭59−035043号公報等の公知の方法により製造できる。上記樹脂は特に限定されず、単一種のモノマーの重合体であっても、2種以上のモノマーの共重合体であってもよいが、ポリオレフィン系樹脂が好ましい。具体的には、ポリエチレン(低密度ポリエチレン等)、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリテトラフルオロエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・α−オレフィン共重合体等が挙げられ、1種を単独で使用しても2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これら樹脂の単層で構成されるものでもこれら樹脂が多層積層されたものでもよい。
容器Aとしては、以下の容器(1)及び(2)が挙げられ、容器(2)が好ましい。
(1) 粒子分散液が収容されるとともに粒子分散液の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器と、当該内容器の外周を取り囲む外容器と、上記内容器の開口部の蓋体及び上記外容器の開口部の蓋体を兼ねる外蓋体とを備える容器。
容器(1)としては、上記内容器が、上記外容器から離脱自在に収納されているものが好ましい。また、上記内容器としては、可撓性ライナー又は袋が挙げられ、上記樹脂で形成されたものが好ましい。また、容器(1)としては、蓋又はカバーなどの保持構造によって、外容器内の所定の位置に上記内容器が固定されているものが好ましい。
また、上記外容器は、剛性又は半剛性を備えるものが好ましく、キャニスタータイプであるのがより好ましい。例えば、上記樹脂や金属で形成されたものが挙げられる。
このような容器(1)としては、東邦シートフレーム株式会社製NOWPAK(登録商標)等が挙げられる。
(2) 空隙部の体積の割合を一定に保つ機能を有する容器。
このような容器としては、例えば、空気弁や逆止弁等により収容部内部への気体の流入を防止するなどして、空隙部の体積の割合を一定に保つように構成されたものが挙げられる。また、容器(2)の好ましい形状は、ボトル、パウチである。
容器(2)としては、所望の空隙率に調整しやすく、搬送性も優れる点で、以下の容器(2−1)が好ましい。
(2−1)粒子分散液が収容されるとともに粒子分散液の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器と、当該内容器が内装されるとともに内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成された外容器とを有する容器本体を備える容器。
容器(2−1)としては、具体的には、粒子分散液が収容されるとともに粒子分散液の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、及び当該内容器が内装されるとともに内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成された外容器を有する容器本体と、当該容器本体の口部に装着され、粒子分散液を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、外部と前記吸気孔とを連通する外気導入孔と、当該外気導入孔と前記吸気孔との連通及びその遮断を切り替える空気弁部とを備える吐出容器が挙げられる。
保管後の分散液としては、分散液に含まれる粒子を0.8〜100μmの粒径範囲で測定したときの円相当径(個数基準)のモード径(最頻径)が、0〜1.3μmであるものが好ましく、0〜1.2μmであるものがより好ましく、0〜1.0μmであるものが更に好ましく、0〜0.8μmであるものが更に好ましく、0(不検出)であるものが特に好ましい。
本明細書においてモード径(最頻径)は、フロー式画像解析法で測定したモード径(最頻径)を意味し、具体的には、FPIA−3000(シメックス社製)等の粒子径・形状分析装置を使用して実施例と同様にして測定した値を云うものとする。
また、保管後の分散液としては、分散液に含まれる粒子を0.8〜100μmの粒径範囲で測定したときの上記円相当径(個数基準)のCV値(変動係数)が、50%以下であるものが好ましく、30%以下であるものがより好ましい。なお、下限値は、例えば1%である。
なお、CV値(変動係数)は、上記粒子径・形状分析装置を使用して実施例と同様にして測定すればよい。
本発明の容器詰分散液は、アリール基を有するモノマーに由来するモノマー単位を全モノマー単位に対して70〜100質量%含む重合体を含有し、かつ体積平均粒子径が10〜1000nmである体外診断薬用ラテックス粒子が分散してなるラテックス粒子分散液が、容器に収容されてなる容器詰分散液であって、前記容器の内容積から前記粒子分散液の占める体積を除いた空隙部の体積の割合が、前記容器の内容積に対して0〜25%(v/v)であることを特徴とするものである。
本発明の容器詰分散液におけるラテックス粒子分散液、容器、空隙率の他、分散液に含まれる粒子を0.8〜100μmの粒径範囲で測定したときの円相当径(個数基準)のモード径(最頻径)、CV値(変動係数)は、上記の保管方法と同様であるのが好ましい。
本発明のキットは、ラテックス凝集法による検体中の標的物質の検出に用いるためのキットであって、本発明の容器詰分散液を備えるものである。当該キットに具備される場合、ラテックス粒子分散液としては、標的物質と結合可能な物質が担持されたラテックス粒子が分散したものが好ましい。
また、本発明のキットは、上記第1試薬及び第2試薬の他に、陽性コントロール、陰性コントロール、血清希釈液等を備えていてもよい。陽性コントロール、陰性コントロールの媒体は、標的物質が含まれていない血清、生理食塩水の他、溶剤でもよい。当該溶剤としては上記水性媒体が挙げられる。
スチレン25質量部、水400質量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.06質量部、炭酸水素ナトリウム0.035質量部、及び過硫酸カリウム0.7質量部を、容量2リットルの攪拌機付ガラスフラスコに仕込み、窒素雰囲気下、80℃で2時間重合反応を行った。次いで、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.2質量部加え、スチレン75質量部を2時間かけて滴下した後、さらに80℃で4時間重合反応を行うことにより、体積平均粒子径が355nmである粒子(以下、「粒子1」という。)を得た。なお、体積平均粒子径は、ナノトラック粒度分布測定装置UPA−EX150(日機装(株)社製)で測定した(調製例において、以下同じ)。得られた粒子1を透析により精製し、粒子1の水分散液(25℃におけるpH9、固形分濃度10質量%)を調製した。
過硫酸カリウムの使用量を0.5質量部に変更した以外は、調製例1Aと同様の操作を行い、体積平均粒子径が350nmである粒子(以下、「粒子2」という。)を得た。得られた粒子2を透析により精製し、粒子2の水分散液(25℃におけるpH9、固形分濃度10質量%)を調製した。
調製例2Aで得た粒子2を透析により精製した後、ドデシル硫酸ナトリウム2質量%水溶液を加え、粒子2の水分散液(25℃におけるpH9、固形分濃度10質量%、ドデシル硫酸ナトリウム濃度0.5質量%)を調製した。
過硫酸カリウムの使用量を0.3質量部に変更した以外は、調製例1Aと同様の操作を行い、体積平均粒子径が350nmである粒子(以下、「粒子3」という。)を得た。得られた粒子3を透析により精製した後、ドデシル硫酸ナトリウム2質量%水溶液を加え、粒子3の水分散液(25℃におけるpH9、固形分濃度10質量%、ドデシル硫酸ナトリウム濃度0.5質量%)を調製した。
スチレン25質量部、水400質量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.06質量部、炭酸水素ナトリウム0.035質量部、及び過硫酸カリウム0.5質量部を、容量2リットルの攪拌機付ガラスフラスコに仕込み、窒素雰囲気下、80℃で2時間重合反応を行った。次いで、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.2質量部加え、スチレン68質量部、メタクリル酸7質量部を2時間かけて滴下した後、さらに80℃で4時間重合反応を行うことにより、体積平均粒子径が355nm、表面荷電量が0.2mmol/gである粒子(以下、「粒子4」という。)を得た。なお、表面荷電量は、電位差滴定装置(メトローム社製794 Basic Titrino)で測定した(調製例において、以下同じ)。得られた粒子4を透析により精製し、粒子4の水分散液(25℃におけるpH9、固形分濃度10質量%)を調製した。
メタクリル酸の使用量を3.5質量部に変更した以外は、調製例5Aと同様の操作を行い、体積平均粒子径が350nm、表面荷電量が0.1mmol/gである粒子(以下、「粒子5」という。)を得た。得られた粒子5を透析により精製し、粒子5の水分散液(25℃におけるpH9、固形分濃度10質量%)を調製した。
メタクリル酸の使用量を1.8質量部に変更した以外は、調製例5Aと同様の操作を行い、体積平均粒子径が350nm、表面荷電量が0.05mmol/gである粒子(以下、「粒子6」という。)を得た。得られた粒子6を透析により精製し、粒子6の水分散液(25℃におけるpH9、固形分濃度10質量%)を調製した。
調製例6Aで得られた粒子5を透析により精製した後、塩酸によりpHを調整し、25℃におけるpH5、固形分濃度10質量%の粒子5の水分散液を調製した。
調製例6Aで得られた粒子5を透析により精製した後、塩酸によりpHを調整し、25℃におけるpH3、固形分濃度10質量%の粒子5の水分散液を調製した。
調製例1A〜9Aで得たラテックス粒子分散液を、それぞれ下記表1に示す空隙率になるように容器に収容し、表1に示す保管条件で保管した。なお、空隙率は、収容したラテックス粒子分散液の体積と容器の内容積から算出した。
St:スチレン由来のモノマー単位の含有量
MA:メタクリル酸由来のモノマー単位の含有量
SDS:ドデシル硫酸ナトリウム
PEボトル:ポリエチレンボトル(角型、内容量500mL)
ボトルK:キッコーマン(株)社製「いつでも新鮮 しぼりたて生醤油」のボトルであり、醤油を抜き出し、充分に洗浄してから粒子分散液を充填した。
パウチY:ヤマサ醤油(株)社製「鮮度の一滴」のパウチであり、醤油を抜き出し、充分に洗浄してから粒子分散液を充填した。
各実施例及び比較例の保管終了後、容器を振ることで粒子分散液を十分に攪拌した後、粒子分散液10μLをスライドガラスに滴下し、光学顕微鏡(カートン光学社製CSシリーズ、倍率:400倍)で観察を行い、以下の基準で評価した。結果を表2に示す。
(評価基準)
◎: 凝集体が確認できなかった
○: 凝集体がわずかに確認されるのみであった
△: 凝集体がはっきりと確認された
×: 大きな凝集体が多く確認された
各実施例及び比較例の保管終了後、容器を振ることで粒子分散液を十分に攪拌した後、粒子分散液500μLを秤り取り、この分散液に含まれる粒子について、粒子径・形状分析装置FPIA−3000(シスメックス社製)を使用しフロー式画像解析法で、0.8〜100μmの粒径範囲における円相当径(個数基準)のモード径(最頻径)を測定した。結果を表2に示す。モード径の値が小さいほど、一次粒子の凝集体(二次粒子)の経時的な発生が抑制されているといえる。
実施例8と比較例3で保管した粒子分散液について、試験例2で粒子分散液をFPIA−3000(シスメックス社製)で評価した際、円相当径(個数基準)のCV値を測定した。結果を表2に示す。CV値が小さいほど、一次粒子の凝集体(二次粒子)の経時的な発生が抑制されているといえる。
実施例1の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。具体的手順は以下のとおりである。
実施例1の保管方法で保管した後の粒子分散液(固形分濃度10質量%)を、50mMトリス緩衝液(pH7.4)で10倍に希釈した。他方、抗ヒトCRP抗体の水溶液(10mg/mL)を、50mMトリス緩衝液(pH7.4)で2倍に希釈した。
次いで、上記粒子分散液の希釈液6容量部と、上記抗ヒトCRP抗体の希釈液1容量部とを混合し、37℃で1時間攪拌した後、遠心により上清を除去した。次いで、BSAを2%(w/v)含む50mMトリス緩衝液(pH7.4)を7.5容量部添加して、25℃で1時間攪拌を行った。さらに、BSAを1%(w/v)含む50mMトリス緩衝液(pH7.4)を添加して希釈することにより、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
実施例2の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。具体的手順は以下のとおりである。
実施例2の保管方法で保管した後の粒子分散液(固形分濃度10質量%)を、50mMトリス緩衝液(pH7.4)で10倍に希釈した。他方、抗ヒトCRP抗体の水溶液(10mg/mL)を、50mMトリス緩衝液(pH7.4)で2倍に希釈した。
次いで、上記粒子分散液の希釈液6容量部と、上記抗ヒトCRP抗体の希釈液1容量部とを混合し、37℃で1時間攪拌した後、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩の1質量%水溶液を0.025容量部加え、さらに37℃で1時間攪拌した後、遠心により上清を除去した。次いで、BSAを2%(w/v)含む50mMトリス緩衝液(pH7.4)を7.5容量部添加して、25℃で1時間攪拌を行った。さらに、BSAを1%(w/v)含む50mMトリス緩衝液(pH7.4)を添加して希釈することにより、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
実施例3の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例1の保管方法で保管した後の粒子分散液を、実施例3の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更した以外は、調製例1−1Bと同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
実施例4の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例2の保管方法で保管した後の粒子分散液を、実施例4の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更し、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩の1質量%水溶液の使用量を0.05容量部に変更した以外は、調製例1−2Bと同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
実施例5、6の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例1の保管方法で保管した後の粒子分散液を、実施例5の保管方法で保管した後の粒子分散液、又は実施例6の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更した以外は、調製例1−1Bとそれぞれ同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
実施例7の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例2の保管方法で保管した後の粒子分散液を、実施例7の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更し、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩の1質量%水溶液の使用量を0.1容量部に変更した以外は、調製例1−2Bと同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
実施例8の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例1の保管方法で保管した後の粒子分散液を、実施例8の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更した以外は、調製例1−1Bと同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
比較例1の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例1の保管方法で保管した後の粒子分散液を、比較例1の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更した以外は、調製例1−1Bと同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
比較例2、3の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例2の保管方法で保管した後の粒子分散液を、比較例2の保管方法で保管した後の粒子分散液、又は比較例3の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更し、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩の1質量%水溶液の使用量を0.05容量部に変更した以外は、調製例1−2Bと同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
比較例4の保管方法で保管した後のラテックス粒子に、抗ヒトCRP抗体を感作させ、感作ラテックス粒子分散液を調製した。
すなわち、実施例1の保管方法で保管した後の粒子分散液を、比較例4の保管方法で保管した後の粒子分散液に変更した以外は、調製例1−1Bと同様の操作を行い、感作ラテックス粒子分散液(固形分濃度0.1質量%)を調製した。
上記で調製した各感作ラテックス粒子分散液を用いて、下記に示す測定条件で免疫ラテックス凝集測定を行った。
すなわち、検体3μL及び検体希釈液100μLを測定セルに加え、これに検体希釈液100μLを加えて攪拌した後、5分間保持した。その後、表3に示す感作ラテックス粒子分散液100μLを加えて攪拌し、当該攪拌開始から8秒経過時の吸光度と300秒経過時の吸光度との差(以下、「Δ吸光度」という。)を計測した。結果を表3に示す。
・測定装置 :日立7180型自動分析装置
・測定波長 :570nm
・測定温度 :37℃
・検体 :60mg/dLのCRP標準液
・検体希釈液 :BSAを1%(w/v)含む50mMトリス緩衝液(pH7.4)
また、感作前に保管しないこと以外は上記と同様にして各感作ラテックス粒子分散液を調製し、感作後に、実施例1〜8、比較例1〜4と同様にして保管した後、吸光度測定を行ったところ、表3の結果と同様の傾向を示した。
Claims (11)
- アリール基を有するモノマーに由来するモノマー単位を全モノマー単位に対して70〜100質量%含む重合体を含有し、かつ体積平均粒子径が10〜1000nmである体外診断薬用ラテックス粒子が分散してなるラテックス粒子分散液を容器中に保管する方法であって、
前記容器の内容積から前記粒子分散液の占める体積を除いた空隙部の体積の割合を、前記容器の内容積に対して0〜25%(v/v)として容器中に保管することを特徴とする、
保管方法。 - 1〜45℃の範囲で保管するものである、請求項1に記載の保管方法。
- 前記粒子分散液の25℃におけるpHが3〜12である、請求項1又は2に記載の保管方法。
- 前記空隙部の体積の割合が、前記容器の内容積に対して0〜7.5%(v/v)である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の保管方法。
- 前記粒子分散液が、アニオン界面活性剤を更に含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の保管方法。
- 前記ラテックス粒子の表面荷電量が、0.15mmol/g以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の保管方法。
- 前記容器が、前記粒子分散液が収容されるとともに前記粒子分散液の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む収容部を備える容器である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の保管方法。
- 前記容器が、前記空隙部の体積の割合を一定に保つ機能を有する容器である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の保管方法。
- アリール基を有するモノマーに由来するモノマー単位を全モノマー単位に対して70〜100質量%含む重合体を含有し、かつ体積平均粒子径が10〜1000nmである体外診断薬用ラテックス粒子が分散してなるラテックス粒子分散液が、容器に収容されてなる容器詰分散液であって、
前記容器の内容積から前記粒子分散液の占める体積を除いた空隙部の体積の割合が、前記容器の内容積に対して0〜25%(v/v)である、
容器詰分散液。 - 前記粒子分散液に含まれる粒子を0.8〜100μmの粒径範囲で測定したときの円相当径(個数基準)のCV値が50%以下である、請求項9に記載の容器詰分散液。
- ラテックス凝集法による検体中の標的物質の検出に用いるためのキットであって、請求項9又は10に記載の容器詰分散液を備える、キット。
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