JPH02173568A - ラテックス試薬を安定化し、そして溶解するための方法及び組成物 - Google Patents

ラテックス試薬を安定化し、そして溶解するための方法及び組成物

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JPH02173568A
JPH02173568A JP26924389A JP26924389A JPH02173568A JP H02173568 A JPH02173568 A JP H02173568A JP 26924389 A JP26924389 A JP 26924389A JP 26924389 A JP26924389 A JP 26924389A JP H02173568 A JPH02173568 A JP H02173568A
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reagents
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JP26924389A
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Ian Gibbons
ギボンズ イアン
Chyo Shu Po
ポー チョー シュー
D Smoluk Geraldine
ジェラルディン ディー.スモラック
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラテックス試薬、特にそれらの表面上に抗体
又は抗原を有し、そしてプラスチック容器又は試験装置
上で乾燥せしめられたラテックス試薬を安定化し、そし
て溶解するための方法に関する。
〔従来の技術〕
多くの小さな診断装置がζ過去数年間にわたって実験的
に開発されて来た。これらの典型的なものは、アメリカ
特許出願番号第07−016.506号(1987年2
月17日)、第06−880.793 (1986年7
月1日;現在は[ISP第4.756.884号)、第
07−090.026号(1987年8月27日)及び
第07−117.791号(1987年11月5日)に
記載される装置である。これらの出願のすべては、生物
学的流体、たとえば血液又は尿を自動的にサンプルし、
そして分析物の検出のためにそれらと試薬とを混合する
ために使用される細管チャンバー及び細管路(及び多く
の場合、非細管空間)を含む、プラスチックから構成さ
れる装置を記載する。これらの装置は、便利に多くの分
析物の患者側の分析を提供して来た。
しかしながら、これらの装置は、出願に記載される環境
下では良く作動するが、ある環境下でひじょうに少量の
サンプル及びこれらの装置のプラスチック表面を使用す
ることに多くの困難性が存在する。たとえば、あるアッ
セイ試薬、特にタンパク質及び他の生物学的物質は、し
ばしばプラスチック表面に付着する傾向がある。サンプ
ルがそのような試薬を再懸濁するために使用される場合
、特に細管空間で利用できる少量のサンプルが、再懸濁
工程において問題を提供する。
特定の例が、本発明を導びいて来た問題である。
上記出願に示されるタイプの試験装置でラテックス粒子
を用いて凝集アッセイを行なうことが所望される。ラテ
ックス粒子は、市販源から容易に人手でき、そして凝集
アッセイにおけるそれらの使用のための技法は十分に開
発されている。しかしながら、ラテックス粒子、特に凝
集工程に使用するためにラテックス粒子の表面に結合さ
れる抗体又は他のタンパク質性試薬を有する粒子は、長
期の貯蔵又はプラスチック表面上で乾燥された後、少量
のサンプルによる再構成のために安定化することが特に
困難であることがわかっている。特に、粒子の非特異的
凝集が、貯蔵又は再構成工程の間、通常生じる。粒子の
凝集は、分析物濃度を通常示す凝集反応に類似するので
、分析物を欠いているサンプルと分析物を含むサンプル
とを通常のようにして区別することは難かしく又は不可
能である。
従って、プラスチック装置におけるラテックス粒子の長
期の貯蔵及びそのような試薬がプラスチック表面上で乾
燥せしめられた後、少量のサンプルを用いてのラテック
ス試薬の急速且つ非凝集性再懸濁を可能にするであろう
新規方法及び組成物が必要とされる。
〔発明の要約〕
本発明は、ラテックス粒子の安定した貯蔵を提供するこ
とに使用するための方法及び組成物を提供する。本発明
はまた、ラテックス粒子が乾燥せしめられたプラスチッ
ク表面からのそれらの粒子の急速な再懸濁も提供する。
本発明の方法は、プラスチック表面及び他の表面上で乾
燥せしめられる容易に再懸濁できるラテックス粒子組成
物を提供し、ここで前記組成物は、水溶性の固体ポリヒ
ドロキシ糖又は糖アルコールの存在下で表面に粒子を適
用することによって調製される。C3〜C1の単量体ア
ルドース又はケトース糖、そのような糖の二量体又は三
量体及びC4〜C7の十分に酸素添加された単量体糖ア
ルコールが特に好ましい。
その方法は、プラスチック性疎水性ハウジング及び試薬
又は生物学的サンプルを含むことができる内部チャンバ
ーを含んで成る分析用試験装置に使用するために特に適
切である。乾燥ラテックス試薬は、そのような装置の内
部チャンバーに存在し、ここでその容易に再懸濁できる
性質が、生物学的サンプルが前記チャンバー(試薬が存
在する)に入り又はそのチャンバーを通過する場合、有
意に不適切な(非特異的な)凝集を伴わないで、再懸濁
を可能にする。再懸濁は、毛管寸法の薄いチャンバーを
通して1回の希釈剤の通過により又は軽く混合しながら
、チャンバー中に希釈剤が浸入することにより容易に起
こる。
〔特定の態様の記載〕
本発明は、分析物の存在(又は不在)の指示及びサンプ
ル中の分析物の濃度の正確な決定のためにラテックス粒
子の凝集による改良された装置及び方法を提供する。本
発明は、分析物の存在(又は不在)の指摘及びサンプル
中の分析物の濃度の正確な決定のためにラテックス粒子
の凝集による装置及び方法を提供する。本発明は、流体
をポンプで送り;流体の測定、反応時間及び試薬の混合
を調整し;そして検出可能なシグナルを決定するために
、細管及び他の小さなチャンバー並びにオリフィスによ
る装置に特に向けられる。そのような装置は、アメリカ
特許出願番号第06−880.793号(現在はアメリ
カ特許束4.756.884号である)及び前で指摘し
た関連出願に記載される。再懸濁剤として水溶性で固体
のポリヒドロキシ糖又は糖アルコールを付与することに
よって、そのような装置の小さな内部チャンバー及び路
に、安定化された乾燥試薬としてラテックス試薬を供給
することが可能であり、そして乾燥されたラテックス試
薬を含むチャンバーを通して液体サンプル又は試薬の1
回の通過でラテックス粒子の満足する再懸濁を達成する
。本発明の懸濁剤を使用しないなら、満足のいかない凝
集が起こり、その結果、正確なアッセイ結果を決定する
ことは不可能である。さらに、多くの場合、試薬の不十
分な再懸濁が、本発明の懸濁剤の不在下で起こる。これ
らの特殊化された装置の特定の必要条件は、本明細書の
後のセクションでさらに論議され、そしてそのような装
置の特徴は指摘された従来の出願及び特許に詳細に見う
けられる。
本発明は、上記タイプの装置で行なわれる方法に限定さ
れない。ラテックス試薬は、乾燥形で安定化され、そし
て安定化されたラテックス試薬が使用されるいづれかの
環境下で水溶性の固体ポリヒドロキシ糖又は糖アルコー
ルを含むことによって一層容易に再懸濁可能にされる。
他のタイプの用途で乾燥ラテックスを再懸濁するのに有
用であることがわかっていて、そして添加剤の必要性を
排除する他の懸濁方法(たとえば音波処理)が、単に比
較的弱い混合が達成され得るこれらの装置に都合良く適
用され得ないような特定のタイプの装置には、糖及び糖
アルコール分子の使用が特に有用である。
本発明の懸濁剤は、水溶性の固体ポリヒドロキシ糖又は
糖アルコールである。230℃で少なくとも5重量%、
好ましくは20重量%及びより好ましくは50重量%の
溶液を付与する水溶性が好ましい。
室温での固体は、乾燥ラテックス試薬を供給するために
必要である。糖又は糖アルコールの融点は、少なくとも
500℃、好ましくは少なくとも700℃及びより好ま
しくは少なくとも1000℃であるべきである。化合物
は、少なくとも2個、好ましくは少なくとも4個及びよ
り好ましくは4個〜6個のヒドロキシ基が糖又は糖アル
コールに存在するポリヒドロキシである。良く知られて
いるように、糖は、多数のヒドロキシ基及びケト又はア
ルデヒド基を含む化合物である。糖アルコールは、ヒド
ロキシ基に還元されるケト又はアルデヒド基を有する糖
に構造的に対応する分子である。好ましい懸濁剤は、0
4〜C1の単量体アルドース及びケトース:C4〜C1
の単量体アルドース、ケトース又はその混合物を含んで
成る二量体及び三量体糖;及びC4〜C7の十分に酸素
添加された糖アルコールである。十分に酸素添加された
糖アルコールは、式: C)120H(C)IOH) 
、、CH20H(式中、nは整数である)の化合物であ
る。上記に示される好ましい糖アルコールにおいて、n
は2〜5の整数である。適切な糖及び糖アルコールの例
として、D−ッラノース、D−マルトース、トレハロー
ス、スクロース、ラクトース、D−フルクトース、マン
ノース、フコース、L−ソルボース、D−リボース、2
−デオキシ−D−グルコース、D−アラビノース、D−
キシロース、グルコース、マルトトリオース、マンニト
ール、ソルビトーノヘ リビトール、D−キシリトーノ
ペL−アラビトール、L−キシリトール及びD−アラビ
トールを挙げることができる。生物学的試験流体と接触
する場合、本発明の糖又は糖アルコールに容易に加水分
解でき又は転換できる他の化合物は、そのような化合物
と同等であると思われ、そしてその場で本発明の化合物
を生せしめるような誘導体の使用は、本゛発明の実施内
にあると思われる。
懸濁剤は、再懸濁工程に積極的に影響を及ぼすために十
分な量でラテックス組成物に存在する。
典型的には、この量は、ラテックスを含む組成物におけ
る固体の10〜95重量%、好ましくは20〜80重量
%及びより好ましくは約60重量%である。制限された
量のサンプル又は他の流体のみが再懸濁されるべき組成
物上に通過する装置においては、ラテックス粒子及び可
溶性ポリヒドロキシ化合物が、利用できる液体の量で容
易に再懸濁され得る量で存在するであろう。典型的には
、再懸濁されたラテックス粒子は、粒子及び再懸濁され
た流体の合計体積のたった10%、好ましくはたった2
%及びより好ましくは0.01〜0.5%を含んで成る
必要ではないが、すべてのポリヒドロキシ化合物を再溶
解し、そしてすべてのラテックスを再懸濁することが好
ましい。添加物の量は、アッセイ応答を有意に減じるほ
ど高くあるべきではない。−般的に、希釈を必要とする
アッセイに関しては、添加物に対する制限は最少である
。添加物がアッセイ応答を変える場合でさえ、アッセイ
媒体は、最適な応答を得るために、システムに存在する
他の成分を変えることによって、有害作用を最少にする
ように調節され得る。
本発明の可溶化糖及び/又は糖アルコールは、種々のラ
テックス粒子、特に抗体又は抗原により被覆された粒子
と共に使用され得る。月経ラテックスとは、一般的に、
天然又は合成ゴム又はプラスチックの粒子の水中懸濁液
を言及する。ラテックス粒子は、いづれの大きさでも良
いが、しかし典型的には約0.01〜約2ミクロンの直
径のものである。本発明の実施が関与するかぎり、ラテ
ックス粒子の化学的組成は、比較的重要でない。凝集ア
ッセイに使用するために満足する粒子を供給するために
、粒子表面に、凝集アッセイに使用されるパートナ−を
共有又は非共有結合するための多くの方法が存在する。
この結合が起こるかぎり、粒子の化学的組成は、通常無
関係である。
多くの良く知られていて且つ市販されているラテックス
粒子は、水性媒体中における付加重合方法により調製さ
れる。使用されるモノマーは、アクロレイン、アクリレ
ート、メチルアクリレート、メタクリレート、メチルメ
タクリレート、グリシジルメタクリレート、スチレン、
ビニルトルエン、t−ブチルスチレンを包含し、そして
コポリマーはこれらのモノマーの混合物を含み、そして
ポリマー及びコポリマーは任意に、架橋剤、たとえばジ
ビニルベンゼン及びブタジェンを含む。そのようなラテ
ックス粒子を調製するための技法は良く知られている。
ラテックス粒子、特にポリスチレン及び他の芳香族分子
に基づく粒子の表面変性も同様に良く知られており、こ
こでアミノ、カルボキシ、アミド、ヒドラジン及び/又
はヒドロキシル基が粒子の表面に導入される。
多くの市販のラテックス粒子、たとえばペプチド合成、
クロマトグラフィー及び診断アッセイ、たとえば前記の
凝集アッセイに使用するための粒子が存在する。
本発明のアッセイ技法に利用され得る粒子、前記粒子に
結合され得る結合パートナ−及びその結合パートナ−を
結合するためのカップリング方法を記載する多くのアメ
リカ特許が発行されている。
これらは、アメリカ特許第4.064.080号;第4
、210.723号:第4.264.766号;第4.
279.617号:第3.857.931号;第4.0
62.935号:第4.138.213号;第4.14
3.124号:第4.162.895号;第4.184
.849号;第4.307.190号;第4.253.
844号;及び第4、397.960号を含む。これら
の特許のいくつかは、特定の話題の開示に従って、本明
細書のどこかに列挙されている。
乾燥されている固体表面へのラテックス組成物の適用方
法及び液体含有組成物の乾燥方法は、特別に限定されな
い。ラテックスが元来、適用される液体は、水相溶性溶
媒が存在するけれども、典型的には水性である。他の試
薬、たとえば緩衝液、塩、タンパク質、界面活性剤、静
菌剤及び色素も、適用流体に存在することができ、そし
て通常存在するであろう。真空乾燥、空気又は不活性ガ
ス(たとえば窒素又はアルゴン)中における周囲温度で
の乾燥、空気又は不活性ガス下で高温(典型的には50
0℃以下)での乾燥、ガス(空気又は不活性ガス)の蒸
気下での乾燥及び種々の他の乾燥技法のすべてが適切で
あるが、但し、ある技法が特定の製造技法であるために
より適切である。乾燥条件に存在する制限は、本発明の
懸濁剤からよりもむしろラテックス粒子の表面上に存在
する生物学的物質から生じるであろう。たとえば、ラテ
ックス粒子の表面上の抗体の使用は、温度が、タンパク
質性抗体を変性しないであろう範囲(典型的には、70
0℃以下、しばしば500℃以下)で維持されることを
必要とするであろう。本発明の糖及び糖アルコール分子
は、典型的には、少なくとも100℃の温度で安定する
。一般的に、タンパク質の乾燥を、30分以下、好まし
くは15分以下、より好ましくは10分以下で完結する
ことが所望される。
本発明のラテックス組成物は、どの凝集アッセイの種類
においても使用され得る。凝集アッセイは、多価の結合
対の成分であり、又は多価の結合対の成分と競争する分
析物の検出のために使用され得る。多価の結合対とは、
凝集することができる2種の成分を意味する。ある場合
、両結合パートナ−は、多くの結合部位を含むであろう
。たとえば、分析物は抗体のために多くの結合部位を有
する細胞であり得、そしてその結合パートナ−は抗体で
ある(なぜならば、抗体はそれらの抗原のために少なく
とも2種の結合部位を有するからである)。これは、赤
血球細胞の凝集の典型的な場合に生じる反応のタイプで
ある。二価の抗体は、細胞の凝集を引き起こすために赤
血球細胞の表面上に存在するタイプA又はタイプB抗原
を架橋する。
しかしながら、結合対の両メンバーが多価である必要は
ない。たとえば、多価の分析物(たとえば、反復エピト
ープを含むポリペプチド又は炭水化物)は、−価のメン
バーが粒子に結合される場合、−価の抗体フラグメント
又は他の結合タンパク質と反応せしめられ得る。
多くの多価の結合対、たとえば抗体及び抗原(それ自体
、抗体又は他の結合成分であり得る);ホルモン及び受
容体;酵素及び基質;代謝物及びキャリヤータンパク質
;炭水化物及びレクチン;相補的DNA、 RNA又は
DNA/RNAハイブリッド対;及び細胞(たとえば、
赤血球細胞、リンパ球及び細菌細胞)及び細胞膜又はそ
の成分と結合する分子、たとえば細胞内メツセンジャー
及び細胞膜を通して輸送できる又はその膜に結合するこ
とができる他の分子が、本発明の実施において使用され
得るが、但しこれだけには限定されない。はとんどの抗
原と反応することができる抗体、たとえばモノクローナ
ル抗体を容易に形成することができるので、抗原−抗体
対が、好ましい多価の結合対である。典型的には、ラテ
ックス粒子は、凝集アッセイを実施するために、分析物
に結合される結合パートナ−又はその表面に結合される
分析物(又は分析物擬似体〉のいづれかを有する。
多価の結合対のいづれか一方の成分は、問題の分析に依
存して、分析物と呼ばれ、そして他方の成分は結合パー
トナ−である。たとえば、ウィルスによるヒトの感染に
ついての診断アッセイは、患者の血流中におけるウィル
ス抗原又はウィルスに対する抗体を見つけ出すことによ
って行なわれ得る。分析物がウィルス粒子自体である場
合、そのウィルス粒子に対する抗体は、本発明の固体ラ
テックス粒子に結合される。抗体が分析物である場合、
(不活性化された)ウィルス粒子、その−部を含む、抗
体と反応するエピトープ、又は抗体の結合部位をまねる
ように企画された、人工的に調製されたエピトープのい
づれかが、固体粒子に結合される結合パートナ−であり
得る。
しかしながら、前に示したように、分析物は、多価結合
対の一部であるべきでない。それは、それが結合対(必
ずしも多価である必要はない)のメンバーであり、そし
て多価である補助剤が存在する場合、多価のメンバーと
競争することができる。たとえば、分析物は、薬物分子
、たとえばテオフィリンであることができる。テオフィ
リンを結合することができる抗体はラテックス粒子上に
存在することができ、そしてテオフィリン類似体を含む
多価試薬は、そのシステムに存在することができる。そ
のような多価試薬は、ポリマー鎖にそって一定間隔で結
合されテオフィリン分子を有するポリマー分子から成る
。°テオフィリンを含まないサンプルが抗−テオフィリ
ン−抗体被覆のラテックス粒子及び多価のテオフィリン
含有ポリマーから成る試薬に添加される場合、ラテック
ス粒子の凝集が生じるであろう。しかしながら、テオフ
ィリンを含むサンプルがその試薬と接触される場合、テ
オフィリンはラテックス粒子上の抗体と反応し、そして
多価分析物擬似体と抗体との反応を阻害するであろう。
次に、凝集の量の低下は、サンプル中のテオフィリンの
量の上昇に対応するであろう。
多くの技法が、固体表面に結合パートナ−及び他の分子
(たとえば分析物擬似物)を結合するために利用できる
。これらは、表面上への物理的な吸着(通常、ファン・
デル・クールスの相互作用を含む)、帯電された表面と
結合パートナ−における反対の電荷との間のイオン結合
及び結合パートナ−と固体粒子表面との間の共有結合を
包含する。そのような技法は当業界において良く知られ
ており、そして下記文献に記載されている二に、巳。
Hechemy、“Latex Particle A
s5ays in LaboratoryMedici
ne” in Laboratory Managem
ent、  5月、1984.27〜40ページ及び7
月、1984.26〜35ぺ一など、、  J、Imm
unoloMethods(1983)65 :277
〜283 ;Limet、  Up、Cit、 ;5t
evart and Young、  5olid P
hasePeptide 5ynthesis、  P
ierce Chemical Company。
Rockford、  l1linois(1984)
  ;及びMoussebo is fJ。
ど1、アメリカ特許第4.397.960号;Hage
r、アメリカ特許第3.857.931号:ロanie
l、アメリカ特許第4.064.080号; Dorm
anなど1、アメリカ特許第4、210.723号;F
ischer、アメリカ特許第4.264.766号;
Massonなど0、アメリカ特許第4.279.61
7号;及び14 a s s o nなど3、アメリカ
特許第4.253.844号。
典型的な技法は、一端で、固体表面上に存在する官能基
、たとえばカルボン酸基(それ自体、はとんどの有機表
面の酸化により生成される)と反応し、そして他端で、
結合パートナ−に存在する官能基(典型的には、アミノ
酸又は炭水化物残基であろう)と反応する二官能架橋分
子の使用を包含する。反応性アミノ酸側基は、カルボキ
シレート基(たとえばアスパラギン酸塩)、ヒドロキシ
ル基(たとえばチロシン)、スルフヒドリル基(たとえ
ばシスティン)及びアミノ基(たとえばリシン)を包含
する。反応性炭水化物基は、アルデヒド、ヒドロキシル
及びカルボン酸基を包含する。
典型的な架橋基は、フエニルジイソシアネート、ビスジ
アゾ化されたベンジジン、二酸塩化物、ジアルデヒド、
ジアミン、ジヒドロキジル、二酸及びそれらの官能基の
いづれか2種の組合せを有する分子を包含する。共有カ
ップリングが好ましい。
なぜならば、粒子から脱離する少量の“フリー”結合パ
ートナ−が、アッセイ感度を減じるからである。
次の一般的方法が、本発明の実施に使用するためのラテ
ックス粒子を調製することに利用され得る。追加の詳細
は、続く特定の例に提供される。
この一般的方法は、抗体が結合する抗原のためのアッセ
イにおいて、抗体被覆されたラテックス粒子を利用する
ことに関して記載される。
所望により市販の抗血清又はモノクローナル抗体が利用
できる。本発明の実施に使用するために特別に製造され
た抗血清又はモノクローナル抗体もまた利用できる。標
準技法が、凝集アッセイに関して、抗体の特異性を決定
するために利用できる;National Comm1
ttee for C11nical Laborat
oryStandards、第■巻、k 3 (198
3) 414〜425を参照のこと。抗血清は、製造業
者(Pharmac ia )により推薦される方法を
用いてDEAF−3ephacy lクロマトグラフィ
ーにより分別される。予備蒸発された生成物は、リン酸
緩衝溶液中において10〜20mg/rnlの濃度に透
析される。特定の抗血清又はモノクローナル抗体の適合
性は、肉眼で見えるラテックス凝集試験を用いて確めさ
れ得る。一つのそのような方法は、にadorなど、、
 Am、J、Cl1n、Path、(1977)68 
: 284〜289に記載される。また、Ilager
 、アメリカ特許第3.857.931号も参照のこと
ラテックス粒子が凝集アッセイに使用される場合、それ
らは、使用する前、しばしば“洗浄”される。なぜなら
ば、それらの製造業者により製造されるような多くのラ
テックス粒子は、それらの表面上にドテシル硫酸ナトリ
ウム(SO3)を含むからである。適切な洗浄方法は、
Bio−Rad Laboratoriesにより製造
されるAG 501−X8(d)を使用する。ラテック
ス粒子及び水の10%(W/V)混合物を、蒸留水によ
り十分に洗浄されたAG 501−X8 (d)と共に
2時間混合する。ラテックスの2倍の洗浄樹脂が使用さ
れる。インキ;ベーションの後、ラテックスは、樹脂を
除去するためにガラスウールを通して濾過され、そして
蒸留水により約4%の固形分に調整される。
抗体によりラテックス粒子を被覆する工程は、典型的に
は、緩衝溶液中で行なわれる。満足する緩衝液は、pH
8,4で0.015Mのグリシン(最少量の水酸化ナト
リウムを用いて調製される)及び0.2mg/mfの濃
度でのメルチオレートを含む。
直径0.30ミクロンのラテックス粒子のために、次の
方法が記載される。0.30ミクロン以外の直径を有す
る粒子のためには、濃縮試薬が、存在する全体のラテッ
クス表面積を表わすために通常調整される。一定重量の
ラテックスのためには、全体の表面積は、0.60ミク
ロンのラテックスが、0.30ミクロンの粒子の半分の
抗体又は被覆タンパク質を利用する(両者が2.5mg
/mlラテックスで存在する場合)ように直径に反比例
する。最適感度のための抗体濃度は種々抗体及び種々の
量の抗血清により異なるであろうことがまた、思い出さ
れるべきである。被覆工程の間、心に留めるべき他の要
因は、ラテックスの固まりを防ぐために抗体結合の°間
、塩を低レベル(0,005M以下)に維持することを
含む。耐凝集性は、結合タンパク質がラテックス粒子上
に被覆された後、増進する。
抗体によるラテックス粒子の被覆は、ラテックス表面上
に被覆されるべき抗体の緩衝液及び緩衝水溶液と共に、
0.5〜10%、好ましくは約1%(W/V)の水中、
ラテックス粒子を含む水性懸濁液を順序正しく混合する
ことによって行なわれ得る。数秒〜数分の間の急速な混
合は、タンパク質を分散し、この後、ラテックス粒子は
数分の間、室温で静置される。次に、被覆された粒子は
、抗体が結合されなかったラテックス表面を被覆するた
めに非特異的タンパク質の水溶液と共に混合される。そ
のような典型的な1つの方法は、まずウシカゼインによ
る被覆、次にウシ血清アルブミンによる被覆を含む(抗
体が結合された後)。
本発明の方法が実施され得る凝集アッセイは制限されな
い;すなわち可溶化剤は、結合アッセイに利用され得る
いづれかのサンプル中のいづれかの分析物(可溶化剤の
ためのアッセイ以外の)と共に使用される。これは、生
理学的流体、たとえば血液、血液溶血物、血清、血漿、
尿、糞、リンパ液、を髄液、唾液及び同様のものを包含
するが、但しこれだけには限定されない。非生物学的起
源の流体は、サンプル、たとえば廃棄処理水、水サンプ
ル、空気サンブノペ植物抽出物及び同様のものとして利
用され得る。多くの技法が、結合反応を使用する診断ア
ッセイにおいてこれらの及び他のサンプルタイプを利用
するために開発されて来た。
多くの場合、抗原抽出方法が、分析物と本発明の試薬と
の反応の前、実施される。たとえば、連鎖状球菌A抗原
は、典型的な凝集アッセイにおけるインキニベーション
反応の前、亜硝酸ナトリウム/酢酸/水中に抽出される
。そのような抽出方法は本発明の範囲以外であるが、し
かし感度を改良するために、サンプリング装置(たとえ
ば咽喉綿棒)から抗原を除くために又は抽出方法が通常
行なわれるいづれか他の理由のために利用され得る。
前に指摘したように、本発明の方法は、乾燥せしめられ
たラテックス試薬が配置される内部チャンバー及び少容
積の毛管路を含む疎水性プラスチック(又は他の疎水性
材料)から製造される小さな診断装置で行なわれる場合
、特に有用である。
この装置は、適切な物性、たとえば光の透過性、熱伝導
性及び機械的性質を有する材料から典型的には製造され
、そしてそれらの性質は、試薬の均等な被覆及び安定性
、並びに媒体適合性、たとえば血液適合性を可能にする
。このためには、適切なプラスチックは、高い界面自由
エネルギー及び低い水吸収性を有するものであり、モし
てP[ETG。
ポリエステル(Mylar”)、ポリカーボネート(L
exan”)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン及びSA
Nを包含する。特に好ましいプラスチックは、商標Cy
co lacとしてBorg Warnerにより供給
されるアクリロニトリル−ブタジェン−スチレン(AB
S)である。しかしながら、これらのプラスチックは、
疎水性であり、そして低い試薬被覆性及び低い血液流を
示すので、そのプラスチックは、血漿エツチング剤又は
コロナ放電(所望により)を用いて、アルゴン血漿によ
る処理により一層親水性にされ得る。
適切な条件は、13.56Mflzで10〜25ワツト
及び5〜10分間での1トルのチャンバー圧である。他
方、タンパク質、たとえばアルブミン被覆は、たとえば
、約1〜5%の血清アルブミンを有する装置に溶液を通
し、その溶液を30分間放置し、ぬぐい取り、そして乾
燥せしめることによって使用され得る。他の変法もまた
適用され得る。血漿エツチング及びコロナ放電は、著し
く卓越した流れ調整特性及び再現性を提供する。
次に、サンプルが入口部分を通して装置に導入され、こ
こで、その入口部分はサンプルをチャンバー又は細管中
に導入することができる。次に、サンプルは、細管又は
チャンバーを通過して装置に移動し、ここでサンプルは
1又は複数の試薬と遭遇するであろう。本発明の場合、
少なくとも1種の試薬は、ポリヒドロキシ再懸濁剤を含
む本発明の乾燥ラテックス組成物である。1又は複数の
部位で大気への通路を連結するオリフィスを有すること
によって、その部位までの流れを断つことができ、その
結果、媒体が種々の時間、インキユベートされ又は停止
された動きが、たとえば測定の前すぐに、開始される。
混合は、前記で言及されたように、ラテックス粒子を再
懸濁するためには必要とされないけれども、混合は、所
望により適切なチャンバー中で提供され得る。弁がまた
、所望により流体の流れを調整するために使用される。
本発明が好まし〈実施される分析装置の製造に基づく追
加の情報は、前に列挙された特許及び特許出願に見出さ
れ得る。
いづれかの液体サンプルがこれらの装置に使用され得、
そしてその液体サンプルはラテックス試薬を再構成する
ために使用され得る。装置は、毛管作用が単独の機動力
である場合、その毛管作用のポンプ作用により理想的な
流速を提供するために必要に応じて変更され得る。毛管
作用は、多くの用途において(すべてではないが)、表
面と流体との間の界面作用に基づく単独の駆動力である
ことが理解されるべきである。サンプルが粘性過ぎる場
合、それは、所望する操作、たとえば混合を可能にする
毛管ポンプ速度、及びアッセイのための時間を調整する
であろう理想的な流れ時間を提供するために希釈される
べきである。
サンプルは、いづれかの源、たとえば生理学的流体、た
とえば血液、唾液、接眼レンズ液、脳を髄液、膿、汗、
滲出液、尿、ミルク又は同様のものに由来することがで
きる。その流体は、前記処理、たとえば血液、希釈膜、
唾液又は同様のものから血清を調製することにゆだねら
れ得る。その処理方法は、濾過、蒸留、透析又は同様の
ものによる濃縮、希釈、濾過、天然成分の不活性化、濃
縮、クロマトグラフィー処理、試薬の追加、化学的処理
、等を包含することができる。
生理学的流体の他に、対象の成分が液体又は固体のいづ
れか及び液体媒体に溶解された固体である他の液体サン
プルも使用され得る。対象のサンプルは、プロセス蒸気
、水、土壌、植物又は他の植物群、空気及び同様のもの
を包含する。
さらに又は他方、ラテックス試薬を再構成する希釈剤は
、ガラスアンプル中に液体形で供給される。液体試薬は
、機械的な破壊によりそのアンプルから放される。その
ような場合、希釈剤はサンプルであることに限定されな
いが、しかしいづれか定義された組成物の調製された試
薬の形で存在することができる。
対象の分析物は、アッセイ目的及び源に依存して広く異
なる。分析物は、小さな有機分子、たとえば、薬物、ホ
ルモン、ステロイド、神経伝達物、成長因子、市販の化
学物質、分解生成物、乱用薬物、代謝物、異化代謝物、
等を包含する。大きな有機分子は、たとえば核酸、タン
パク質、多糖、又は同様のものにより決定される。分子
、たとえばウィロイド、ウィルス、細胞、原核及び真核
生物、たとえば単細胞微生物、哺乳類細胞、たとえばリ
ンパ球、上皮細胞、腫瘍細胞及び同様のものの凝集、特
に天然に存在する凝集がまた興味の対象である。
装置の使用者による試薬の操作を最少にするために、す
べての試薬は装置内に供給され、それによって試薬との
混合が装置中で生じる。これは、本発明の目的であるラ
テックス試薬のみならず、また同じ装置に他の目的のた
めに存在するいづれか他の試薬もまた包含する。試薬は
、装置の表面に拡散的又は非拡散的に結合され、すなわ
ち付着、吸着、吸収又は共有結合され、その結果、試薬
は流体中に溶解し始め、又はその表面に固定したまま存
在する。多くの場合、試薬は定義された領域又は反応チ
ャンバーに存在することが必須であり、これは、内部チ
ャンバーの構成、続く試薬の後での添加を実質的に不可
能にする。
同じ又は異なった試薬が装置を通して種々の位置に存在
することができ、その結果、連続的な反応が生じ又は試
薬が移動媒体中に続けて供給される。また、複数のチャ
ンバー及び細管を有することもできる。しばしば、第一
単位は反応体を有するであろう。チャンバーは、大きさ
及び目的で異なり、種々のインキ二ベーション時間、種
々の反応時間、異なった細管からの媒体の混合又は同様
のものを提供する。いづれの数、通常6個を越えない、
より普通には約4個を越えない数のチャンバーが使用さ
れ得、ここでチャンバーは直列又は並列に配置され得る
。単位(細管又はチャンバーのいづれか)(試薬が固定
される)の大きさは、試薬と接触する滞留時間がアッセ
イ媒体により接触される試薬の領域により影響されるで
あろうから、特に重要である。
本発明は、凝集工程の肉眼による試験を可能にするシス
テムで実施され得るけれども、本明細書に記載されるよ
うな好ましいタイプの装置は有用な技法の使用を容易に
可能にし、そして乾燥ラテックス試薬の適切な再懸濁は
そのようなシステムにおいて特に重要である。光、たと
えばばらつきの測定は、集団(凝集)サイズの変化を測
定するために使用され得る。小さなラテックス粒子の凝
集の濁りの移動が好ましい。そのような測定法は良く知
られている。レーザーは、流速の変化を伴わないで細管
トラック中における移動性粒子の大きさを区別すること
ができる。小さな粒子は、高い頻度でレーザー光線を妨
げ又はレーザー光線と相互反応する。大きな粒子(凝集
された粒子)は、低い振動数(少ない合計粒子)及び高
い振幅(個々の粒子が大きい)を有する。従って、粒子
サイズの分布の変化は、既知の回路部品を用いて、集積
ノイズにより検出され得る。しかしながら、そのような
分析は、ラテックス試薬が、乾燥試薬への希釈剤の添加
後、適切に再構成しない場合、激しく崩壊されるであろ
う。
次の例は例示的であって、本発明を限定するものではな
い。
例1 テオフィリンIgG接合体の調製 テオフィリン−8−酪酸ラクタム(Calbioche
m)を、Cook、 C,B、、  など、、 Res
、Commun、Cl1n、Path。
& Pharm、 (1976) 13 : 497〜
505ニより記載される方法の変法によりタンパク質に
接合する。ウシIgG(1d!>を、100mMの炭酸
水素ナトリウム緩衝液(pH8,5)に溶解し、30m
g/mfにした。水槽中で撹拌し、そして冷却しながら
、ラクタl、(ジオキサンに溶解された0、7mg/m
lの溶液0.5m1)を、前記タンパク質溶液に一部分
づつ添加した。その溶液を4℃で4時間インキュベート
し、次に4×100体積の炭酸水素す) IJウム緩衝
液により透析し、未結合試薬を除去した。
例2 小さなラテックス粒子の洗浄 10m1’X10%(W/V)ポリスチレンラテックス
(Seragen ;直径85nm)に、4gのBio
rad Ag 50W−X4混合ベツド樹脂を添加した
。4時間の連続した混合の後、ラテックスを、ガラスウ
ールを通しての濾過により回収した。
例3 抗体被覆された小さなラテックス粒子の吸着による調製 洗浄されたポリスチレンラテックス(NaOHによりp
H9,3に調整され、そして0.01%のアジ化ナトリ
ウムを含む25mMのグリシン溶液において1%)を、
6mMのNaCRを含む50mMのグリシン溶液(Na
OHによりp)19.3に調整された)中、同体積の抗
体溶液(2mg/rnl)に撹拌しながら添加した)。
室温で15時間撹拌した後、抗体被覆されたラテックス
を回収し、そして1%ウシ血清アルブミンを含むpH9
,3の10mMのナトリウムグリシン溶液中で2度、遠
心分離により洗浄した。
例4 抗体被覆された小さなラテックス粒子の共有結合による
調製 反応性ラテックス(Duke 5cientific、
 1101nの直径)の1.1%懸濁液19m1に、5
mMのに、CD、溶液(pH9,0) 59m1+を添
加した。抗体溶液C20dのに2C[)3(pH9,0
)にあける:3mg/mの溶液9rIIfl)を、撹拌
しながらラテックス懸濁液に急速に添加し、0.2河の
抗体/ラテックス表面積cdの割合を付与した。抗体の
添加が完結した後、正確に1分後、400mMのグリシ
ン(NaO)Iによりpt19.3に調整された) 1
3m1を、撹拌しながら急速に添加した。その得られた
混合物を37℃で24時間インキュベー1− t。
た。抗体被覆のラテックスを集め、そして50mMのグ
リシン(pH9,3)中においてくり返して遠心分離す
ることにより洗浄した。同じ方法を用いて、テオフィリ
ンによりラベルされたIgGを含む他のクンバク質を小
さなラテックス粒子に結合した。
例5 肝炎ウィルスコア抗原被覆の大きなラテックス粒子の調
製 ガラスバイアルを、グリシン緩衝溶液(0,13MのN
aCβを含む0.1Mのグリシン溶液(Na”)。
pH8,4)に溶解された1%ポリエチレングリコール
(M=4,000)により被覆した。5分以上経過した
後、液体を除去し、そして1mMX1%(W/V)の0
.77μ−直径ポリスチレンラテックスビーズ(Ser
agen)をバイアルに添加した。肝炎Bウィルスコア
ー抗原(Biogen、クローン化された物質;33I
IIX 1. Omg/mf)を添加し、そして室温で
1時間続けて混合した。抗原被覆のラテックスを回収し
、そしてグリシン緩衝溶液中、ウシ血清アルブミン(S
igma)の溶液中において遠心分離し、そして再懸濁
することによって洗浄した。室温で30分間混合した後
、粒子を再び回収し、そしてインキユベーションを行な
わないで洗浄した。
例6 抗体被覆された試薬ラテックスのアッセイ凝集ポリマー
を、ポリアスパラギン酸(M=15.000)にペプチ
ド抗原の約9個の分子を共有結合することによって製造
した。ラテックス試薬を、小さなラテックス粒子(85
nmの直径)にモノクローナル抗体(ペプチド抗原に結
合する)を吸着せしめることによって製造した。凝集ポ
リマーのアッセイを、次のようにしてポリマー及び抗体
被覆されたラテックスを混合し、次に濁り度の上昇割合
を測定することによって行なった: 0.05%のウシ
血清アルブミン及び0.1%のアジ化ナトリウムを含む
0.2Mのグリシン(Naつ溶液(p)l 9.0 )
0.86m1に、同じ溶媒中、抗体被覆されたラテック
ス(0,45%w/v)の懸濁液0.45rd及び5m
Mのアジ化ナトリウム及び0.1%のウシ血清アルブミ
ンを含む20mMのリン酸ナトリウム溶液(pH6,0
)中、凝集体ペプチド(lk /mjり 0.045m
を急速に連続して添加した。その混合物を、1 cmの
光路距離を有する分光光度計の温度調整された流動セル
中にアスピレートし、そして急速に370℃に加熱した
540nmでの見掛吸光度の変化を20秒間にわたって
記録した。
例7 プラスチック表面上でのラテックス試薬の乾燥0.05
%のウシ血清アルブミン及び0.1%のアジ化ナトリウ
ムを含むpH9,0の0.2Mグリシン(Na″−)溶
液中、ラテックス<0.09d!X (典型的には)0
.45%)の懸濁液を、1片(IXo、5cm)のアク
リロニトリル−ブタジェン−スチレンプラスチック(B
iotrack PTカートリッジから切断された〉に
適用した。はとんどの実験のためには、種々の添加物が
また、ラテックス懸濁液中に存在した(例9及び10を
参照のこと)。液体を、種々の条件(気流、乾燥N2の
流れ又は真空)下で乾燥剤に暴露することによって除い
た。プラスチック上に被覆された試薬の乾燥フィルムが
得られた。
例8 例4におけるようにして調製されたラテックス粒子を、
例7におけるようにして乾燥せしめた。
例6に記載されるアッセイ方法を対照(液体試薬)のア
ッセイのために使用し、そして乾燥試薬のためには次の
ようにして調整した:乾燥ラテックスを有するプラスチ
ックチップを、例6のグリシン緩衝液0.95−中に懸
濁し、次に凝集ペプチドを添加し、そしてアッセイを例
6に記載されるようにして行なった。
例9 乾燥抗体ラテックスの回収率に対するスクロースの効果 乾燥抗体の回収率に対するスクロースの効果の測定を、
例8に従って行ない、そして第1表に示す。
この実験は、ラテックス試薬が、(a)強力な超音波振
動が粒子を移動するために使用されなければ又は(b)
本発明の化合物がラテックス配合物中に存在しないなら
、乾燥及び再水和化の後、プラスチックに結合したまま
存続することを示す。
例10 測定を例8におけるようにして行なった。添加物を、乾
燥の前、指摘された濃度でラテックス懸濁液に添加した
。回収率が、乾燥されなかった(液体)対照の活性の百
分率として第2表に示される。一般的に、糖及び糖アル
コールが、乾燥により引き起こされる活性(回収された
)の損失を防いだ。
第1表 活性の回収率;抗体−ラテックス ■ 空気  O A 空気  93 グリシン緩衝液   V   液 体   (100)
B 空気  87 グリシン緩衝液   V   液 体   (100)
+5%スクロース  V   真 空    100V
     N2     54 V370 ℃     83 V 空気  67 1、 サンプルは、5秒間撹拌され(V)、超音波水浴
中で5秒間音波処理しくΔ)、又は超音波ホーンの上部
に5〜10秒間直接置かれた。
2、乾燥方法。液体:対照サンプルは液体形で抗体−ラ
テックスと共に行なわれた。空気:サンプルは室温で乾
燥器中において一晩乾燥せしめられた。真空:サンプル
は20分間、真空乾燥により乾燥せしめられた。N、:
サンプルは乾燥窒素流により乾燥せしめられた。370
℃:サンプルは370℃での乾燥により乾燥せしめられ
た。
3、 グリシン緩衝液: 0.05%のウシ血清アルブ
ミン及び0.1%のアジ化ナトリウムを含む200++
+Mのグリシン(Na”)溶液(pH9,0)。
第2表 添加物の比較 アラニン システィン グリシン アラビアゴム ヒドロキシプロピル メチルセルロース(高分子量) ヒドロキシプロピル メチルセルロース(低分子量) アミノ酸   5 アミノ酸   5 アミノ酸   5 ポリマー   5 ポリマー  2.5 ポリマー  2.5 添加物 ポリアクリルアミド ポリビニルアルコール ポリビニルピロリジン デキストラン硫酸 ポリエチレングリコール デキストラン153に 塩化ナトリウム リン酸ナトリウム D−マンノース D−マルトース トレハロース スクロース ラクトース D−フルクトース マンノース フコース L−ソルボース D−リボース 2−デオキシ−D− グルコース 種類 ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー 塩 塩 糖 糖 糖 糖 糖 糖 糖 糖 糖 糖 糖 N町活性度(%) )対照=液体 添加物 種類 聞°欝闘晶 例11 D−キシロース       糖      5グルコ
ース          糖      4マルトトリ
オース      糖      535D−グルコン
酸−Na+   糖酸塩    5マンニトール   
     糖アルコール 4ソルビトール      
  糖アルコール 5リビトール         糖
アルコール 5D−キシリトール      糖アルコ
ール 5L−アラビトール      糖アルコール 
5L−キシリトール      糖アルコール 5D−
アラビトール      糖アルコール 5D−グルコ
サミン−HCl   糖アミン塩  5* これは、プ
ラスチックに適用されるラテックスの水性懸濁液におけ
る濃度である。乾燥組成物において、添加物は重量のほ
とんどを含んで成る。
指摘されるような添加剤を有する、2%(W/V)の濃
度での例3又は4の試薬を、液体分散液として維持し、
又は乾燥の前に添加される5%スクロースの存在下で、
例7におけるようにプラスチック上で乾燥せしめた(6
X31tlドツトとして〉。
貯蔵の後、活性度(例8におけるように)及び粒子の大
きさの測定(Brookhaven Instrume
nts 8190粒度分析器)を行なった。その結果は
、第3表に示される。
この実験は、スクロースの存在下でプラスチック上で乾
燥せしめられる場合、ラテックス試薬は、実質的に凝集
せず、そして高温での長い貯蔵の間、十分に活性化を維
持することを示す。さらに、乾燥は、3日間にわたって
液体形で存在することができる凝集を阻止する(第3表
;試薬4)。
乾燥は、アッセイ粒子サイズの少々の上昇及び活性度の
少々の損失を引き起こすが、しかしながら、貯蔵上での
変化はさらに起こらなかった。その変化は貯蔵に対して
安定しているので、その変化は、後でのアッセイにおい
て乾燥試薬を使用する能力に影響を及ぼさなかった。
例12 ラテックス結合の試薬を、指摘されたようにタンパク質
被覆を伴って又はタンパク質被覆を伴わないで(“グリ
シン−ラテックス”)、例4に従って調製した。テオフ
ィリンによりラベルされたウシIgGを、例1における
ようにして製造した。試薬を、例7におけるようにして
適用された懸濁液においてスクロース(5%)の添加(
4×7111の滴下)を伴って又は伴わないで370℃
で、乾燥窒素流下でプラスチック上で乾燥せしめた。テ
オフィリンによりラベルされたIgG被覆ラテックスの
回収率を次の通りにして評価した:5mMのアジ化ナト
リウム及び6mMのフェリシアン化カリウムを含む5%
ルブロール(界面活性剤)における完全な血液の1=3
0希釈溶液を含む血液溶血物50idに、−片のプラス
チック上に被覆された乾燥ラテックスを添加した。緩衝
液(0,05%のウシ血清アルブミン及び0.1%のア
ジ化ナトリウムを含む0.2Mのグリシン(ナトリウム
)(pH9,0) 0.9 mf)及び抗−テオフィリ
ン(Instrumentation Labs、未希
釈のまま使用されるテオフィリンアッセイのための試薬
)50Iを添加した。混合した後、再懸濁されたラテッ
クスの凝集速度を、370℃で20秒間にわたって見掛
けの吸光度(1c+n、 565nm)の変化として測
定した。テオフィリンに関する結果は、第4表(セクシ
ョン1)に示される。
他のラテックス結合の試薬(有用な、すなわち均質な懸
濁液における)の回収率を、1.0−の最終体積の緩衝
液における乾燥されたラテックス(又は同体積の対応す
るラテックス懸濁液)を再懸濁することによって製造さ
れた混合物の濁り度の測定により評価した。その結果は
第4表(セクション2)に示される。スクロースなしに
乾燥されたラテックスは、はとんど又はまったくの濁り
を付与しない肉眼で見えるフレークとしてプラスチック
から溶離された。
例13 の効果 抗原被覆のラテックス(例5におけるようにして調製さ
れた)(5%スクロースを含むか又は含まない、0.1
6MのNaC!及び3mMのアジ化ナトリウムを含む0
.1Mのグリシン溶液(pH8,4)中に懸濁された1
、0%(W/V)の溶液1m)を、−片のPETGプラ
スチックの表面上に被覆した。乾燥室°素流下で乾燥せ
しめた後、その片を、USP第4、756.884号に
記載されるようにして、両面接着剤テープ(4ミルの厚
さ)から切断されたトラックのラミネート化によりカー
トリッジ中に導入した。乾燥試薬フィルムの活性を試験
するために、肝炎ウィルスコア抗原に対する抗体を含む
か又は含まない血清サンプルをサンプル適用部位に適用
し、そしてフィルム及び混合物上を流れるサンプルとし
て観察される、サンプルと試薬フィルムとの間の反応が
、サンプル適用部位から離れたトラックの端の部分下に
引き下げられた。ラテックス粒子がトラックの端で凝集
される場合、陽性反応が記録された。
凝   集 添 加 剤    +サンプル  −サンプルナ  シ
                +        
   +5%スクロース     + これらの結果は、スクロースが、プラスチック上でラテ
ックス試薬を乾燥せしめることによって引き起こされる
ラテックス粒子の非特異的凝集を阻止することを示す。
本明″細書に言及されるすべての出版物及び特許出願は
、本発明に関与する当業者の熟練のレベルの表示であり
、そしてこれらの出版物及び特許出願を引用により本明
細書中に組込む。
前述の発明は、明確に理解するために例示的且つ測的に
いくらか詳細に記載されているけれども、特許請求の範
囲内で修飾及び変更を行なうことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、再懸濁のためにラテックス粒子を安定化するための
    方法であって: 前記粒子及び水溶性の固形ポリヒドロキシ糖又は糖アル
    コールを含む水性組成物を表面に適用し;そして 前記表面上で前記組成物を乾燥せしめることを含んで成
    る方法。 2、前記糖又は糖アルコールが、C_4〜C_7の単量
    体アルドース又はケトース;C_4〜C_7の単量体ア
    ルドース、ケトース又はそれらの混合物から成る二量体
    又は三量体糖;又はC_4〜C_7の十分に酸素添加さ
    れた単量体糖アルコールである請求項1記載の方法。 3、凝集の測定が行なわれる内部チャンバーを有するプ
    ラスチック性疎水性ハウジングを含んで成る分析用試験
    装置であって: 前記装置の内部チャンバーに乾燥ラテックス試薬(該試
    薬は、ラテックス粒子及び水溶性の固形ポリヒドロキシ
    糖又は糖アルコールを含んで成る)を含んで成る装置。 4、前記ハウジングが、ポリスチレン、アクリルアミド
    −ブタジエン−スチレン、ポリエステル、ポリカーボネ
    ート又はポリ塩化ビニルを含んで成る請求項3記載の装
    置。 5、前記装置が、前記試薬の位置を通過しての希釈剤の
    1回の通過で希釈剤を前記位置に付与するように構成さ
    れ、それによって前記試薬が前記希釈剤の1回の通過で
    再懸濁される請求項3記載の装置。
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