JP2018065586A - 台紙付き包装体 - Google Patents

台紙付き包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP2018065586A
JP2018065586A JP2016204903A JP2016204903A JP2018065586A JP 2018065586 A JP2018065586 A JP 2018065586A JP 2016204903 A JP2016204903 A JP 2016204903A JP 2016204903 A JP2016204903 A JP 2016204903A JP 2018065586 A JP2018065586 A JP 2018065586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
panel
article
package
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016204903A
Other languages
English (en)
Inventor
美沙子 佐藤
Misako Sato
美沙子 佐藤
辻本 隆亮
Takaaki Tsujimoto
隆亮 辻本
久貴 山本
Hisataka Yamamoto
久貴 山本
勝彦 西川
Katsuhiko Nishikawa
勝彦 西川
梓 金子
Azusa Kaneko
梓 金子
怜子 今西
Reiko Imanishi
怜子 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2016204903A priority Critical patent/JP2018065586A/ja
Publication of JP2018065586A publication Critical patent/JP2018065586A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】 その目的とするところは収縮したシュリンクフィルムで包装された物品を台紙から剥がしても台紙の紙剥けや台紙のインキ剥がれがなく、台紙の吸湿によるカール発生を防止でき、スタンディング式展示に適した台紙付き包装体を提供することにある。【解決手段】 台紙と、被包装物が収縮したシュリンクフィルムで包装された物品と、接着剤層と、を備え、台紙の表面に物品が接着剤層を介して接合された台紙付き包装体であって、台紙が透明な合成樹脂シートからなり、合成樹脂シートの接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、第一印刷層が台紙の表面から読み取り可能であり、第三印刷層が台紙の裏面から読み取り可能であり、台紙が曲げられた状態で物品が台紙に接合されていることを特徴とする台紙付き包装体である。【選択図】 図1

Description

本発明は、台紙付き包装体に関する。詳しくは、台紙に表示された情報等を台紙の表裏両面から読み取ることができ、店頭展示に適した台紙付き包装体に関する。
店頭展示に適した包装形態として、ブリスター包装が広く知られている。ブリスター包装は、被包装物の形状に合わせて成形されたシート成形品と物品に関する情報や消費者への訴求効果を得るためのデザイン等が印刷された台紙とからなり、シート成形品に物品を収納して開口部を台紙で覆いシート成形品と台紙を接合する包装形態である。しかし、近年、環境問題の高まりから、廃棄に際し、嵩張るブリスター包装に代わり、廃棄物の減容化が図れるシュリンク包装が注目され、採用され始めている。
シュリンク包装された台紙付き包装体としては、台紙の一部に舌状片を切り抜き形成し、台紙の下端縁部に連設して、舌状片のほぼ中心を通る線上に折り返し片を形成し、舌状片に環状の熱収縮フィルムを差込んだ後、この環状の熱収縮フィルム内に折り返し片を折曲しながら所望の商品を環状の熱収縮フィルムの下側から入れ、折り返し片を熱収縮フィルム上に重ね、環状の熱収縮フィルムを加熱し、収縮させて、台紙上に商品を保持する包装形態が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に開示された台紙付きシュリンクは、台紙に紙が用いられているために、耐水性がなく、台紙が吸湿すると台紙のカール等が発生し、見栄えが著しく低下した。また、商品を台紙から剥がすと台紙の紙剥けや台紙に情報等の印刷が施されている場合には台紙のインキ剥がれが発生することがあり、台紙の情報が読み取れないことがあるという問題があった。本発明者は、これらの問題を鑑みて、先に、台紙とシュリンクフィルムで包装された物品と接着剤層とを備え、台紙を透明な合成樹脂シートとし、台紙の表面に物品が接着剤層を介して接合された台紙付き包装体を発明した(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−316164号公報 特願2016−005253
特許文献2により特許文献1の有する台紙の紙破れ等の問題は解消できた。しかしながら、商品の店頭展示には、吊り下げ式展示、スタンディング式展示の方法があり、特許文献1、特許文献2とも吊り下げ式展示には適しているが、スタンディング式展示すると商品のスタンディング状態が不安定であるという問題や吊り下げ式展示では意匠性が十分に発揮できず他の商品との差別化が図り難いという問題がある。
そこで本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは収縮したシュリンクフィルムで包装された物品を台紙から剥がしても台紙の紙剥けや台紙のインキ剥がれが発生することがなく、また、台紙の吸湿によるカール発生を防止でき、スタンディング式展示に適した台紙付き包装体を提供することにある。
本発明は、上記課題を達成するために、請求項1に記載の本発明は、台紙と、被包装物が収縮したシュリンクフィルムで包装された物品と、接着剤層と、を備え、前記台紙の表面に前記物品が前記接着剤層を介して接合された台紙付き包装体であって、前記台紙が透明な合成樹脂シートからなり、前記合成樹脂シートの前記接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、前記第一印刷層が前記台紙の表面から読み取り可能であり、前記第三印刷層が前記台紙の裏面から読み取り可能であり、前記台紙が起立した起立パネルと前記起立パネルに連設された平坦な台板を備え、前記台板の上に前記物品が載置されると共に、前記物品が前記起立パネルに接合されていることを特徴とする台紙付き包装体である。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の台紙付き包装体において、前記台板の前記起立パネルが連設された側と反対側の端部に上方に立ち上がる前パネルが前記起立パネルと対向して延設され、前記物品が前記起立パネルと前記台板と前記前パネルに接して位置することを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の台紙付き包装体において、前記起立パネルと前記台板の両側に起立した側面パネルを備え、前記物品は、前記起立パネル、前記側面パネルで後方、両側方の三方が囲まれ前方及び上方が解放されていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1に記載の台紙付き包装体において、前記起立パネルは、切込線で区画された正面パネルと、湾曲部を備えた湾曲パネルとを備え、前記湾曲パネルは、端部に延設された係合片を備え、前記台板は、切込を備え、前記湾曲パネルの前記係合片が前記台板の前記切込に係合されていることを特徴とするものである。
本発明の台紙付き包装体は、収縮したシュリンクフィルムで包装された物品を台紙から剥がしても台紙の紙剥けや台紙のインキ剥がれが発生することがなく、また、台紙の吸湿によるカール発生を防止でき、スタンディング式展示に適したものとできる。
本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す斜視図である。 図1のX−X線断面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す背面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態の台紙のブランクを示す平面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の製造方法を示す説明図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態の台紙のブランクを示す平面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態の台紙のブランクを示す平面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態を示す斜視図である。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す斜視図、図2は図1のX−X線断面図、図3は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す背面図、図4は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図5は本発明に係る台紙付き包装体の製造方法を示す説明図、図6は本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図7は本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態を示す斜視図、図8は本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図9は本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態を示す斜視図であり、図中の1、2、3は台紙付き包装体、10は台紙、11は透明な合成樹脂シート、12は第一印刷層、12a、12bは第一表示部、13は第二印刷層、14は第三印刷層、14aは第三表示部、20は接着剤層、30は物品、31は収縮したシュリンクフィルム、32は被包装物、33はシュリンクフィルム、34はミシン目、35は開封部、100、200、300はブランク、101、201、301は起立パネル、102、202、302は台板、103は前パネル、203、204は側面パネル、205、206は連結パネル、303は切込線、304は切込、310は正面パネル、320は湾曲パネル、320’は湾曲パネル形成予定部、321は湾曲部、322は係合片、y1、y2、y3、y4、y5、y6、y7は横罫線、t1、t2、t3、t4は縦罫線、n1、n2は斜罫線をそれぞれ示す。
図1は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す斜視図、図2は図1のX−X線断面図であって、図1、図2に示すように本発明の第一実施形態の台紙付き包装体1は、台紙10と、被包装物32が収縮したシュリンクフィルム31で包装された物品30と、接着剤層20と、を備え、台紙10の表面に円柱状の物品30が載置され、収縮したシュリンクフィルム31と台紙10が接着剤層20を介して接合されており、物品30が台紙10に固定されている。
台紙10は、起立した起立パネル101と起立パネル101に連設された平坦な台板102を備え、台板102の起立パネル101が連設された側と反対側の端部に上方に立ち上がる前パネル103が起立パネル101と対向して延設され、物品30が起立パネル101と台板102と前パネル103に接して位置している。前パネル103の高さは起立パネル101の高さより小さく、前パネル103の上辺は鋸刃状の形状をしている。前パネル103の上辺の形状は鋸刃状に限定されるものではなく、曲線または直線、あるいはそれらの組合せでもよく、店頭陳列効果を高めるために上辺の形状に変化を設ける方が好ましい。なお、本発明では、収縮させる前の状態のフィルムを単にシュリンクフィルムと呼び、収縮させた後の状態のフィルムを収縮したシュリンクフィルムと呼ぶこととする。
台板102の上に載置された物品30は、台板102、前パネル103のいずれか、または両方に接着させることもできる。台紙付き包装体1のスタンディング性(起立安定性)が得られるように適宜決めればよい。なお、物品30は円柱状で示したが、一例を示すものであり、楕円状の柱、角柱等の形状でもよい。
図2の円内の拡大断面図に台紙10の積層構成例を示す。台紙10は、透明な合成樹脂シート11からなり、表面に接着剤層20と接着剤層20を介して接合された物品30を備えており、接着剤層20の側と反対側の裏面に第一印刷層12と第二印刷層13と第三印刷層14を備え、この順に積層されている。第一印刷層12は透明な合成樹脂シート11を透して表面から読み取り可能であり、第三印刷層14は裏面から読み取り可能である。第二印刷層13は第一印刷層12と第三印刷層14が相互に干渉して読み難くなることを防ぐために設けるものであり、第二印刷層13を設けることにより、第一印刷層12は表面から、第三印刷層14は裏面から容易に読み取ることができる。第二印刷層13はベタ印刷層であることが好ましく、全面に設けることもできるし、第一印刷層12及び第三印刷層14が配置される位置に合わせて部分的に設けてもよい。つまり第一印刷層12と第三印刷層14が直接接して積層されないように構成することが好ましい。さらに第二印刷層13は例えば白ベタを複数回、重ね刷りし、隠蔽性を上げることもできる。また、第一印刷層12及び第三印刷層14はそれぞれ多色印刷層ないし単色印刷層で設けられ、デザイン等により適宜選択される。また第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を覆うようにオーバーコート層を設けて耐摩擦性、耐擦傷性を付与することもできる。
図1、図3に示すように台紙付き包装体1は台紙10の表面(正面)から透明な合成樹脂シート11(図2参照)を透して第一印刷層12で形成された第一表示部12a、12bが読み取ることができる。第一実施形態では、第一表示部12aには商品名が印刷され、第一表示部12bには多色カラー印刷で形成されたデザインやキャッチコピーが印刷された例を示している。
また、図1、図3に示すように台紙付き包装体1には例えば円柱状の被包装物32が収縮したシュリンクフィルム31で包装された物品30が接着剤層20(図2参照)を介して台紙10の表面に接合されている。収縮したシュリンクフィルム31は円柱状の被包装物32の天面及び底面の周縁を被覆するように包装され台紙10に固定されている。収縮したシュリンクフィルム31には二本のミシン目34が上端から下端に至るまで並行して設けられ下端または上端に図示しないが開封開始手段が設けられている。二本のミシン目34で挟まれた部分が開封部35とされている。
物品30だけをスタンディング式展示すると外力により転倒する可能性があるが、台紙付き包装体1とすることにより、縦長の物品30であっても台板102の上に載置され、起立パネル101、前パネル103に接する構成とすることにより物品30を起立状態で安定して支えることができ、優れたスタンディング性が得られると共に、立体感も得られ、他の商品との差別化が可能となるものである。
図3は本発明に係る台紙付き包装体1の第一実施形態を示す背面図であり、図3に示すように台紙付き包装体1の裏面からは第三印刷層14(図2参照)で形成された第三表示部14aが読み取ることができる。第一実施形態では、第三表示部14aには例えば使用説明書や図示しないが効能や注意事項等の情報が印刷されている。なお、被包装物32として、例えばリップクリーム等が収納された円柱状容器を例示したが、内容物や容器の形状等はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範疇のものは、すべて本発明に含まれるものである。
本発明の台紙付き包装体に用いる台紙10としては、耐水性があり吸湿が抑制できる透明な合成樹脂シート11が好ましい。本発明において合成樹脂シートが透明であることが重要で合成樹脂シートの裏面に第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を設けても表面から透明な合成樹脂シート11を透して第一印刷層12が読み取り可能となる。さらに第二印刷層13を設けることにより第三印刷層14が裏面から読み取り可能となる。透明な合成樹脂シート11に用いる合成樹脂としては、ポリエステル系、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系、ナイロン系、アクリル系、ポリスチレン系、ポリ乳酸系等が使用できる。また、透明な合成樹脂シート11の厚さとしては物品30を接合したときに台紙10が変形しない程度の厚さであればよく、特に限定されない。
第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14はグラビア印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法等で設けることができる。オフセット印刷法の場合、紫外線硬化型インキを用いること(以下、UV印刷という。)が好ましい。
シュリンクフィルム33(図5参照)に用いる樹脂としては、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の樹脂が用いられ、単層フィルムあるいは複層フィルムとされる。複層フィルムの場合、各々の同種類の樹脂同志を組合せた複層、あるいは、各々の樹脂を組合せた複層としてもよい。シュリンクフィルム33は、熱で収縮するフィルムであればよく、タテ方向、ヨコ方向の両方向に収縮するフィルムが好ましく使用される。
接着剤層20に用いる接着剤としては、ホットメルト接着剤、粘着剤、水系接着剤、溶剤系接着剤等を用いることができるが、熱溶融させて塗布でき冷却することにより初期接着力が発揮されるホットメルト接着剤が作業性、生産性が向上するので好ましく用いられる。また、ホットメルト接着剤に気泡が含有された発泡ホットメルト接着剤はより好ましい。
ホットメルト接着剤としては、少なくともエチレン・酢酸ビニル共重合体、スチレン系ポリマー、エチレン・不飽和エステル共重合体、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド系等の熱可塑性樹脂の一種以上を含むベースポリマーと、クマロン・インデン樹脂、ポリテルペン樹脂、フェノール樹脂、変性フェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂、キシレンフェノール樹脂、シクロペンタジエン−フェノール樹脂、キシレン樹脂、芳香族炭化水素樹脂、脂肪族環状炭化水素樹脂、水素添加炭化水素樹脂、炭化水素系樹脂、ポリブテン、ロジン、ロジンエステル、水素添加ロジン、水素添加ロジンとモノアルコールまたは多価アルコールとのエステル、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、及び共重合系石油樹脂粘着付与樹脂の一種以上を含むタッキファイヤー(粘着付与樹脂)を含有するものである。さらに、ワックスを含有することが好ましく、要求される特性により、充填剤、軟化剤、可塑剤、着色剤、ブロッキング防止剤、抗酸化剤、粘度調整剤、発泡剤等が適宜含有できる。
図4は台紙付き包装体1の台紙10に用いるブランク100を表面から見た平面図である。図4に示すようにブランク100は、1枚の透明な合成樹脂シート11からなり、起立パネル101、台板102、前パネル103が横罫線y1及びy2を介して順次連設されている。起立パネル101と台板102の間及び台板102と前パネル103の間の横罫線y1、y2で各パネルは谷折りして折り曲げられ、鉤型状にされ、物品30を接着剤層20を介して接合することにより台紙付き包装体1が形成される。
次に、図5を参照しながら本発明の台紙付き包装体1の製造方法の一つの例について説明する。まず、シュリンクフィルム33は、広幅の巻取を巻き戻しながら必要により印刷を行い、所定の幅にスリットして、スリットされた両端を重ね合わせ封筒貼りし、円柱状の被包装物32の周長より収縮率を考慮して大きく設定された所定の周長の筒状とした後、折り畳んで巻取にする。その後、被包装物32の長さより長く設定された所定の長さに断裁機で断裁し図5(イ)に示すスリーブ状のシュリンクフィルム33が得られる。なお、ミシン目34はスリットの工程で形成するか、断裁工程で巻取を巻き戻す際に同時に折り畳まれて二重に重なったシュリンクフィルム33にミシン刃が貫通するように形成してもよい。
次に、図5(イ)に示すようにスリーブ状のシュリンクフィルム33のスリーブ状の中に被包装物32を挿入して、例えばシュリンクトンネルで加熱させてシュリンクフィルム33を熱収縮させ図5(ロ)に示すように収縮したシュリンクフィルム31でシュリンク包装された物品30を先に作製する。なお、スリーブ状のシュリンクフィルム33の長さ(図では上下方向の長さ)は被包装物32全体をシュリンクフィルム33で被覆する、いわゆるフルシュリンクにしてもよい。
一方、大きなサイズの透明な合成樹脂シート11の片面に第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を印刷し、多面付けの大きなサイズの透明な合成樹脂シート11を作製し断裁乃至打ち抜き工程を経て、所定位置に罫線や切込線や切込を施し所定の寸法に仕上げられた台紙10を準備する。
そして、台紙10の透明な合成樹脂シート11に設けられた各印刷層とは反対側の表面の例えば、起立パネル101の所定位置に例えば発泡ホットメルト接着剤等のホットメルト接着剤を塗布して接着剤層20を形成し、図5(ハ)に示すように物品30を開封部35が正面側となるように配置して台紙10に固定し、横罫線y1、y2で台紙10を折り曲げて物品30が台板102の上に載置させると共に前パネル103に接して位置させることにより台紙付き包装体1(図1参照)が得られる。なお、物品30は台板102、前パネル103と接着させ、物品30をより安定させてもよい。
本発明の台紙付き包装体1は、物品30を台紙10から剥がしても、透明な合成樹脂シート11を用いているので台紙10の紙剥けすることがない。また、第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14は物品30と接合される側と反対側に備えた構成であるので物品30を台紙10から剥がしても台紙10のインキ剥がれがない。また、紙製台紙のように吸湿することがないのでカールが発生することもなく立体的美観を保つことができる。
図6は本発明に係る第二実施形態の台紙付き包装体2の台紙10のブランク200を示す平面図、図7は第二実施形態の台紙付き包装体2を示す斜視図である。図6に示すようにブランク200は、左右方向に順に側面パネル203、起立パネル201、側面パネル204が縦罫線t1、t3を介して連設されており、側面パネル203、起立パネル201、側面パネル204の下辺には横罫線y2、y1、y4を介して連結パネル205、台板202、連結パネル206が連設されており、さらに連結パネル205、台板202、連結パネル206は左右方向に縦罫線t2、t4を介して連設されている。連結パネル205には、角部と、横罫線y2と縦罫線t2の交点とを結ぶ斜罫線n1が設けられ、連結パネル206には、角部と、横罫線y4と縦罫線t4の交点とを結ぶ斜罫線n2が設けられている。起立パネル201には第一表示部12a、12bが設けされている。
ブランク200について、縦罫線t1、t3及び横罫線y1で谷折りし、側面パネル203、204及び台板202を起立パネル201側に折り曲げると共に、連結パネル205の横罫線y2及び縦罫線t2を谷折り、斜罫線n1を山折りし、連結パネル205の裏面同志を重ね合わせて接着させ、横罫線y2と斜罫線n1で仕切られた三角形状の表面を側面パネル203の表面に重ね合わせて接着させることにより、縦罫線t2と斜罫線n1で仕切られた三角形状の部分も側面パネル203に重ね合わされた状態でその表面を露出している。同様に、連結パネル206についても連結パネル206の横罫線y4及び縦罫線t4を谷折り、斜罫線n2を山折りし、連結パネル206の裏面同志を重ね合わせて接着させ、横罫線y4と斜罫線n2で仕切られた三角形状の表面を側面パネル204の表面に重ね合わせて接着させることにより、縦罫線t4と斜罫線n2で仕切られた三角形状の表面を側面パネル204の表面に重ね合わせて接着させることにより、図7に示す台紙付き包装体2の台紙10が完成する。
ブランク200を組み立てた台紙10は、起立パネル201と台板202の両側に起立した側面パネル203、204を備え、起立パネル201、側面パネル203、204で後方、両側方の三方が囲まれ前方及び上方が解放されている形状であり、平坦な台板202の上に物品30が載置され、少なくとも物品30が起立パネル201に接合されると、図7に示すように物品30が、起立パネル201、側面パネル203、204で後方、両側方の三方が囲まれ前方及び上方が解放された台紙付き包装体2となる。起立パネル201と台板202は側面パネル203、204で固定されているので台紙付き包装体2の転倒防止が図れ、より安定したスタンディング性が得られる。
図8は本発明に係る第三実施形態の台紙付き包装体3の台紙10のブランク300を示す平面図、図9は第三実施形態の台紙付き包装体3を示す斜視図である。図8に示すようにブランク300は、縦長の起立パネル301と横長の台板302が横罫線y1を介して連設されている。起立パネル301には上に向かって膨出する半円形状の弧線と、その両端から下方に延びる直線からなる開いた形状の切込線303が設けられている。切込線303の一方の下端より起立パネル301の左端に延びる想定水平線(点線で示す)付近、切込線303の他方の下端より起立パネル301の右端に延びる想定水平線(点線で示す)付近、及び切込線303で区画された起立パネル301の上部が湾曲パネル320(図9参照)とされ、湾曲パネル320以外の起立パネル301の部分が正面パネル310とされている。切込線303の上端は起立パネル301の上辺近傍に位置し、切込線303の上端から下端に至るまでの長さや左右方向の切込線303の下端間の長さ等は、物品30の幅、奥行き、高さや台板302の上下方向の長さを勘案し、意匠性を考慮して任意に形成できる。
起立パネル301は、切込線303で区画された正面パネル310と、湾曲パネル形成予定部320’を備え、上端には上方に凸状の係合片322が複数個設けられている。台板302の下辺近傍に切込304が複数個設けられている。切込304は係合片322が係合されるためのものである。係合片322、切込304を設ける数は1個でもよいが複数個設ける方が湾曲パネル形成予定部320’を折り曲げて形成された湾曲パネル320(図8参照)の形状保持が安定する。切込304は、通常、透明な合成樹脂シートに多面付けされた台紙を打ち抜く工程で形成することができる。
ブランク300の台紙10を横罫線y1で谷折りし、湾曲パネル形成予定部320’を折り曲げて係合片322を台板302の切込304に差し込み、係合片322を折り曲げて台板302の裏面に接着剤等で接着させることにより、図9に示すように起立パネル301には、切込線303で区画された正面パネル310と、湾曲部321を備えた湾曲パネル320が設けられる。
ブランク300を組み立て形成された台紙10の平坦な台板302の上に物品30が載置され、少なくとも物品30が起立パネル301に接合されると、図9に示すように起立パネル301は、切込線303で区画された正面パネル310と、湾曲部321を備えた湾曲パネル320とを備え、湾曲パネル320は、端部に延設された係合片322を備え、台板302は、切込304を備え、湾曲パネル320の係合片322が台板302の切込304に係合された台紙付き包装体3となる。台紙付き包装体3は湾曲パネル320を備えることにより優れた意匠性が得られる。また、物品30は、より安定したスタンディング性を得るために起立パネル301以外に台板302に接合して固定してもよい。
つぎに、本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳しく説明する。
〔実施例1〕
台紙10の透明な合成樹脂シート11として、厚さ300μmのポリエチレンテレフタレート製シート(三菱化学株式会社製:ノバクリアー)を用い、透明な合成樹脂シート11の裏面にオフセット印刷法で多面付でUV印刷を施し、第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を順に形成した。第一印刷層12は黄、赤、藍、墨の4色を重ね刷りして透明な合成樹脂シート11を透して読み取り可能なように第一表示部12a、12bを設けた。第三印刷層14は墨1色印刷とし、裏面である第三印刷層14の側から読み取り可能な第三表示部14aを設けた。第二印刷層13は白のベタ印刷を行い、第一印刷層12、第三印刷層14が設けられた領域を必ず含む領域に設け第一印刷層12と第三印刷層14が直接接しないようにした。なお、第二印刷層13は隠蔽性を上げるために白ベタの多色刷とすることもある。
多面付で印刷を施した透明な合成樹脂シート11を所定の罫線と切刃を備えた抜型を用いて打抜機で横罫線y1、y2を形成すると共に打抜いて、前パネル103の上辺が鋸刃状の形状をした図4に示すように台紙10からなるブランク100を作製した。なお、起立パネル101、台板102、前パネル103の左右の長さは120mm、起立パネル101、台板102、及び前パネル103の上下長さはそれぞれ110、30、30mmとした。
シュリンクフィルム33として、厚さ40μmの複層ハイブリッドタイプのシュリンクフィルム(グンゼ株式会社製:品名ファンシーラップ タイプHGL)を使用して幅方向の両端を重ねて封筒貼りし、折径(折り畳んだ状態の幅方向の寸法)60mmの筒状で長さ方向に125mmに断裁した。
被包装物32として、直径30mm×長さ100mmの容器に収納されたリップクリームを準備し、シュリンクフィルム33のスリーブ状の中にリップクリームを挿入し、シュリンクトンネルを通過させ、シュリンクフィルム33を熱収縮させ、収縮したシュリンクフィルム31で包装された物品30を作製した。
つぎにブランク100の起立パネル101、台板102、前パネル103の所定位置に発泡ホットメルト塗布装置を用いて溶融したホットメルト接着剤に気泡が含有された発泡ホットメルト接着剤を塗布して接着剤層20を形成し、台板102の所定位置に形成された接着剤層20(図示しない)の上に物品30を載置し、横罫線y1、y2で谷折りして折り曲げ起立パネル101に形成された接着剤層20及び前パネル103に形成された接着剤層20(図示しない)と物品30を接合することにより図1に示す台紙付き包装体1を形成した。
〔実施例2〕
台紙10の透明な合成樹脂シート11として、厚さ300μmのポリプロピレン製シート(シーダム株式会社製:グランアクア)を用いた以外は、実施例1と同じとした。
〔実施例3〕
シュリンクフィルム33として、厚さ22.5μmの多層シュリンクフィルム(大倉工業株式会社製:品名ラプラー501)を使用し、被包装物32全体をシュリンクフィルム33でオーバーラッピングし、先に被包装物32が収縮したシュリンクフィルム31でフルシュリンク包装された物品30を作製した。その後、実施例1と同様にして物品30を台紙10に固定した。実施例3はシュリンクフィルムが異なる点とフルシュリンクされている点で実施例1と異なる。その他は実施例1と同じである。
1、2、3 台紙付き包装体
10 台紙
11 透明な合成樹脂シート
12 第一印刷層
12a、12b 第一表示部
13 第二印刷層
14 第三印刷層
14a 第三表示部
20 接着剤層
30 物品
31 収縮したシュリンクフィルム
32 被包装物
33 シュリンクフィルム
34 ミシン目
35 開封部
100、200、300 ブランク
101、201、301 起立パネル
102、202、302 台板
103 前パネル
203、204 側面パネル
205、206 連結パネル
303 切込線
304 切込
310 正面パネル
320 湾曲パネル
320’ 湾曲パネル形成予定部
321 湾曲部
322 係合片
y1、y2、y3、y4、y5、y6、y7 横罫線
t1、t2、t3、t4 縦罫線
n1、n2 斜罫線

Claims (4)

  1. 台紙と、
    被包装物が収縮したシュリンクフィルムで包装された物品と、
    接着剤層と、
    を備え、前記台紙の表面に前記物品が前記接着剤層を介して接合された台紙付き包装体であって、
    前記台紙が透明な合成樹脂シートからなり、
    前記合成樹脂シートの前記接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、
    前記第一印刷層が前記台紙の表面から読み取り可能であり、前記第三印刷層が前記台紙の裏面から読み取り可能であり、
    前記台紙が起立した起立パネルと前記起立パネルに連設された平坦な台板を備え、
    前記台板の上に前記物品が載置されると共に、前記物品が前記起立パネルに接合されていることを特徴とする台紙付き包装体。
  2. 前記台板の前記起立パネルが連設された側と反対側の端部に上方に立ち上がる前パネルが前記起立パネルと対向して延設され、前記物品が前記起立パネルと前記台板と前記前パネルに接して位置することを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
  3. 前記起立パネルと前記台板の両側に起立した側面パネルを備え、
    前記物品は、前記起立パネル、前記側面パネルで後方、両側方の三方が囲まれ前方及び上方が解放されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
  4. 前記起立パネルは、切込線で区画された正面パネルと、湾曲部を備えた湾曲パネルとを備え、
    前記湾曲パネルは、端部に延設された係合片を備え、
    前記台板は、切込を備え、
    前記湾曲パネルの前記係合片が前記台板の前記切込に係合されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
JP2016204903A 2016-10-19 2016-10-19 台紙付き包装体 Pending JP2018065586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204903A JP2018065586A (ja) 2016-10-19 2016-10-19 台紙付き包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204903A JP2018065586A (ja) 2016-10-19 2016-10-19 台紙付き包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018065586A true JP2018065586A (ja) 2018-04-26

Family

ID=62085648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016204903A Pending JP2018065586A (ja) 2016-10-19 2016-10-19 台紙付き包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018065586A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11113698A (ja) * 1997-10-17 1999-04-27 Tdk Corp 商品展示用吊り下げ台紙
JPH11130054A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Hitachi Maxell Ltd ディスプレイパッケージ
JP2001270557A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Fuji Seal Inc ボタン電池包装体
JP2003192024A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Okura Ind Co Ltd ブリスター台紙
JP2005093334A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Fuji Seal International Inc 乾電池収容体
JP2014028658A (ja) * 2012-07-05 2014-02-13 Fuji Seal International Inc シート付き包装体及びシート付き収縮性フィルム
JP2015006911A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 株式会社フジシールインターナショナル 包装体
JP2015030511A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社フジシールインターナショナル 包装体
JP2016050008A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 アイパックスイケタニ株式会社 台紙付き起立包装体
JP2017206294A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 大日本印刷株式会社 台紙付き包装体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11113698A (ja) * 1997-10-17 1999-04-27 Tdk Corp 商品展示用吊り下げ台紙
JPH11130054A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Hitachi Maxell Ltd ディスプレイパッケージ
JP2001270557A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Fuji Seal Inc ボタン電池包装体
JP2003192024A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Okura Ind Co Ltd ブリスター台紙
JP2005093334A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Fuji Seal International Inc 乾電池収容体
JP2014028658A (ja) * 2012-07-05 2014-02-13 Fuji Seal International Inc シート付き包装体及びシート付き収縮性フィルム
JP2015006911A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 株式会社フジシールインターナショナル 包装体
JP2015030511A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社フジシールインターナショナル 包装体
JP2016050008A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 アイパックスイケタニ株式会社 台紙付き起立包装体
JP2017206294A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 大日本印刷株式会社 台紙付き包装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6236003B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙
JP2013537506A (ja) ミシン目付き収縮包装スリーブおよび容器
JP6145839B2 (ja) 包装体
JP6210751B2 (ja) 包装体
JP6733304B2 (ja) 台紙付き包装体
JP2018065586A (ja) 台紙付き包装体
JP6388226B2 (ja) 包装体
JP6023975B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙、包装体、及び包装体の製造方法
JP2015131679A (ja) スキンパック包装体
JP6728693B2 (ja) 台紙付き包装体
JP6682277B2 (ja) キャップシール形成用基材、及びキャップシール包装体
JP6287050B2 (ja) 開口維持部材付き包装袋
JP6750231B2 (ja) シュリンクフィルム付カートン、シュリンクフィルム付台紙、製造方法
JP2019073338A (ja) 操作可能なフラップを有するブリスターパッケージ
JP6470937B2 (ja) タックラベル付き熱収縮性ラベル並びにラベル付き容器
JP4967003B2 (ja) ブリスターパック
JP5446446B2 (ja) カップ状容器用ディスプレイトレイ
JP2018065593A (ja) シュリンクフィルム付き台紙及び包装体
JP6875090B2 (ja) ラベル付き容器及びラベル付き容器の製造方法
JP2007094247A (ja) タックシュリンクラベル
JP2018127268A (ja) 包装材及び包装体
JP2024056536A (ja) 包装容器の製造方法、包装容器、及び天面部
JP6553383B2 (ja) 包装体
JP6762741B2 (ja) 包装体
JP2023129058A (ja) 容器ホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210817