JP2017206294A - 台紙付き包装体 - Google Patents
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前記台紙が透明な合成樹脂シートからなり、前記合成樹脂シートの前記接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、前記第一印刷層が前記台紙の表面から読み取り可能であり、前記第三印刷層が前記台紙の裏面から読み取り可能であり、前記台紙が曲げられた状態で前記物品が前記台紙に接合されていることを特徴とする台紙付き包装体である。
図1は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す斜視図、図2は図1のX−X線断面図、図3は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す正面図、図4は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す背面図、図5は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図6は本発明に係る台紙付き包装体の製造方法を示す説明図、図7は本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図8は本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態を示す斜視図、図9は本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図10は本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態を示す斜視図、図11は本発明に係る台紙付き包装体の第四実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図12は本発明に係る台紙付き包装体の第四実施形態を示す斜視図であり、図中の1A、1B、1C、1Dは台紙付き包装体、10は台紙、11は透明な合成樹脂シート、12は第一印刷層、12a、12bは第一表示部、13は第二印刷層、14は第三印刷層、14aは第三表示部、20は接着剤層、30は物品、31は収縮したシュリンクフィルム、32は被包装物、33はシュリンクフィルム、34はミシン目、35は開封部、100、200、300、400はブランク、101は第一パネル、102は第二パネル、103は第三パネル、104は第四パネル、105は第五パネル、106は山折線、107は谷折線、110は折り曲げ部、210、310、410は切込線、211、212、213、214、215は帯部、301は左起立パネル、302は右起立パネル、303は背湾曲部、303’は背湾曲部形成予定部、311は左帯部、312は右帯部、321、322は切込、401は正面パネル、402は湾曲パネル、402’は上湾曲部形成予定部、403は上湾曲部、410a、410bは切込線下端をそれぞれ示す。
図7に示すようにブランク200は、台紙10の左右方向に二本の切込線210で挟まれた帯部215、214、213、212、211を下端より上下方向に隣接して5個設けられている。最下段の帯部215は台紙10の下端と切込線210は共有している。切込線210は略中央より台紙10の左右両端に向かって延びる直線で平行して設けられており、左右方向の長さは台紙10の左右方向の長さの約1/2である。二本の切込線210で挟まれた帯部211、213、215の左右両端には谷折線207がそれぞれ設けられ、中央には山折線206がそれぞれ設けられている。帯部212、214の中央には谷折線207が設けられているが、帯部212、214の左右両端には折線が設けられていない。帯部211の山折線206の上端には上方向に延びる直線の谷折線207が台紙10を左右に二分する位置に設けられている。つまり、台紙10の略中央には上下方向に上から谷折線207、山折線206の順に交互に設けられている。帯部を形成する位置は物品30が位置する高さの範囲内であればよく、帯部の長さも物品30のサイズに応じて決定すればよく、帯部の数も1個でも複数でもよく、被包装物32の寸法を勘案して適宜設ければよい。なお、帯部を1個設ける場合は、台紙10の下端と共有するために図7で示すと帯部215の位置に限定される。2個設ける場合、図7で示すと帯部215、214が相当し、この場合、帯部215の中央は山折線206に換わり谷折線207になり、左右両端の谷折線207は不要となる。そして、帯部214の中央は谷折線207に換わり山折線206になり、左右両端には谷折線207が設けられる。
〔実施例1〕
台紙10の透明な合成樹脂シート11として、厚さ300μmのポリエチレンテレフタレート製シート(三菱化学株式会社製:ノバクリアー)を用い、透明な合成樹脂シート11の裏面にオフセット印刷法で多面付でUV印刷を施し、第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を順に形成した。第一印刷層12は黄、赤、藍、墨の4色を重ね刷りして透明な合成樹脂シート11を透して読み取り可能なように第一表示部12a、12bを設けた。第三印刷層14は墨1色印刷とし、裏面である第三印刷層14の側から読み取り可能な第三表示部14aを設けた。第二印刷層13は白のベタ印刷を行い、第一印刷層12、第三印刷層14が設けられた領域を必ず含む領域に設け第一印刷層12と第三印刷層14が直接接しないようにした。なお、第二印刷層13は隠蔽性を上げるために白ベタの多色刷とすることもある。
台紙10の透明な合成樹脂シート11として、厚さ300μmのポリプロピレン製シート(シーダム株式会社製:グランアクア)を用いた以外は、実施例1と同じとした。
シュリンクフィルム33として、厚さ22.5μmの多層シュリンクフィルム(大倉工業株式会社製:品名ラプラー501)を使用し、被包装物32全体をシュリンクフィルム33でオーバーラッピングし、先に被包装物32が収縮したシュリンクフィルム31でフルシュリンク包装された物品30を作製した。その後、実施例1と同様にして物品30を台紙10に固定した。実施例3はシュリンクフィルムが異なる点とフルシュリンクされている点で実施例1と異なる。その他は実施例1と同じである。
台紙として、坪量310g/m2 の板紙を用い表面に第一印刷層12を裏面に第三印刷層14をオフセット印刷法で形成した。台紙には山折線106、谷折線107は設けなかった。その他は実施例1と同様にして折り曲げのない平坦な台紙付き包装体を得た。
つぎに物品30を台紙10から剥がすと実施例1〜3は台紙のインキ剥がれ及び紙剥けもなく台紙10は綺麗であり第一表示部12a、12bの読み取りができた。一方、比較例1は物品30を台紙から剥がすと紙剥けが発生し、インキも紙剥けした紙片に付いたままで物品30が剥がされた台紙の表面の情報は読み取ることができなかった。また、実施例1〜3は、台紙付き包装体を手で押しても簡単に倒れることがなく、スタンディング姿勢は保持でき優れたスタンディング性が得られると共に立体感もあり意匠性の優れたものであった。一方、比較例1は台紙付き包装体を手で押すと簡単に転倒しスタンディング性は不安定であり、立体感もなかった。
10 台紙
11 透明な合成樹脂シート
12 第一印刷層
12a、12b 第一表示部
13 第二印刷層
14 第三印刷層
14a 第三表示部
20 接着剤層
30 物品
31 収縮したシュリンクフィルム
32 被包装物
33 シュリンクフィルム
34 ミシン目
35 開封部
100、200、300、400 ブランク
101 第一パネル
102 第二パネル
103 第三パネル
104 第四パネル
105 第五パネル
106 山折線
107 谷折線
110 折り曲げ部
210、310、410 切込線
211、212、213、214、215 帯部
301 左起立パネル
302 右起立パネル
303 背湾曲部
303’ 背湾曲部形成予定部
311 左帯部
312 右帯部
321、322 切込
401 正面パネル
402 湾曲パネル
402’ 上湾曲部形成予定部
403 上湾曲部
410a、410b 切込線下端
Claims (6)
- 台紙と、
被包装物が収縮したシュリンクフィルムで包装された物品と、
接着剤層と、
を備え、前記台紙の表面に前記物品が前記接着剤層を介して接合された台紙付き包装体であって、
前記台紙が透明な合成樹脂シートからなり、
前記合成樹脂シートの前記接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、
前記第一印刷層が前記台紙の表面から読み取り可能であり、前記第三印刷層が前記台紙の裏面から読み取り可能であることを特徴とする台紙付き包装体。 - 前記台紙は、第一パネル、第二パネル、第三パネル、第四パネル及び第五パネルと、前記第一パネルと前記第二パネルとの間、前記第二パネルと前記第三パネルとの間、前記第三パネルと前記第四パネルとの間及び前記第四パネルと前記第五パネルとの間に折り曲げ部を備え、前記折り曲げ部でそれぞれのパネルが折り曲げられた状態で連設されており、前記物品は前記第二パネル、前記第三パネル、前記第四パネルで側方及び後方が囲まれていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
- 前記台紙は二本の切込線で挟まれた帯部を備え、
前記台紙及び前記帯部が折り曲げられた状態で前記物品が前記帯部の裏面と、前記台紙の表面の間に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。 - 前記帯部が複数からなり、上下方向に隣接して設けられ、前記帯部の裏面と前記帯部の表面が交互に前記物品の側となるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の台紙付き包装体。
- 前記台紙が、略中央に設けられた背湾曲部と、前記背湾曲部を介して連設された左起立パネルと右起立パネルと、を備え、
前記左起立パネル及び前記右起立パネルは、対向する端部に端から前記背湾曲部に向かう二本の切込線で挟まれた左帯部及び右帯部をそれぞれ備え、
前記左帯部及び前記右帯部は、相互に係合する切込を備え、
前記物品が、前記左起立パネル及び前記右起立パネル、並びに相互に曲げられ前記切込で係合された前記左帯部及び前記右帯部に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。 - 前記台紙は、切込線で区画された正面パネルと上湾曲部を備えた湾曲パネルとを備え、
前記物品が前記正面パネルと前記湾曲パネルに挟持され接合されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
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