JP2017206294A - 台紙付き包装体 - Google Patents

台紙付き包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP2017206294A
JP2017206294A JP2016100193A JP2016100193A JP2017206294A JP 2017206294 A JP2017206294 A JP 2017206294A JP 2016100193 A JP2016100193 A JP 2016100193A JP 2016100193 A JP2016100193 A JP 2016100193A JP 2017206294 A JP2017206294 A JP 2017206294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
panel
article
package
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016100193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6733304B2 (ja
Inventor
美沙子 神谷
Misako Kamiya
美沙子 神谷
辻本 隆亮
Takaaki Tsujimoto
隆亮 辻本
久貴 山本
Hisataka Yamamoto
久貴 山本
勝彦 西川
Katsuhiko Nishikawa
勝彦 西川
梓 金子
Azusa Kaneko
梓 金子
怜子 今西
Reiko Imanishi
怜子 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2016100193A priority Critical patent/JP6733304B2/ja
Publication of JP2017206294A publication Critical patent/JP2017206294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6733304B2 publication Critical patent/JP6733304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】 その目的とするところは収縮したシュリンクフィルムで包装された物品を台紙から剥がしても台紙の紙剥けや台紙のインキ剥がれがなく、台紙の吸湿によるカール発生を防止でき、スタンディング式展示に適した台紙付き包装体を提供することにある。【解決手段】 台紙と、被包装物が収縮したシュリンクフィルムで包装された物品と、接着剤層と、を備え、台紙の表面に物品が接着剤層を介して接合された台紙付き包装体であって、台紙が透明な合成樹脂シートからなり、合成樹脂シートの接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、第一印刷層が台紙の表面から読み取り可能であり、第三印刷層が台紙の裏面から読み取り可能であり、台紙が曲げられた状態で物品が台紙に接合されていることを特徴とする台紙付き包装体である。【選択図】 図1

Description

本発明は、台紙付き包装体に関する。詳しくは、台紙に表示された情報等を台紙の表裏両面から読み取ることができ、店頭展示に適した台紙付き包装体に関する。
店頭展示に適した包装形態として、ブリスター包装が広く知られている。ブリスター包装は、被包装物の形状に合わせて成形されたシート成形品と物品に関する情報や消費者への訴求効果を得るためのデザイン等が印刷された台紙とからなり、シート成形品に物品を収納して開口部を台紙で覆いシート成形品と台紙を接合する包装形態である。しかし、近年、環境問題の高まりから、廃棄に際し、嵩張るブリスター包装に代わり、廃棄物の減容化が図れるシュリンク包装が注目され、採用され始めている。
シュリンク包装された台紙付き包装体としては、台紙の一部に舌状片を切り抜き形成し、台紙の下端縁部に連接して、舌状片のほぼ中心を通る線上に折り返し片を形成し、舌状片に環状の熱収縮フィルムを差込んだ後、この環状の熱収縮フィルム内に折り返し片を折曲しながら所望の商品を環状の熱収縮フィルムの下側から入れ、折り返し片を熱収縮フィルム上に重ね、環状の熱収縮フィルムを加熱し、収縮させて、台紙上に商品を保持する包装形態が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に開示された台紙付きシュリンクは、台紙に紙が用いられているために、耐水性がなく、台紙が吸湿すると台紙のカール等が発生し、見栄えが著しく低下したり、また、商品を台紙から剥がすと台紙の紙剥けや台紙に情報等の印刷が施されている場合には台紙のインキ剥がれが発生することがあり、台紙の情報が読み取れないことがあるという問題があった。本発明者は、これらの問題を鑑みて、先に、台紙とシュリンクフィルムで包装された物品と接着剤層とを備え、台紙を透明な合成樹脂シートとし、台紙の表面に物品が接着剤層を介して接合された台紙付き包装体を発明した。
特開平10−316164号公報 特願2016−005253
特許文献2により特許文献1の有する台紙の紙破れ等の問題は解消できた。しかしながら、商品の店頭展示には、吊り下げ式展示、スタンディング式展示の方法があり、特許文献1、特許文献2とも吊り下げ式展示には適しているが、スタンディング式展示すると商品のスタンディング状態が不安定であるという問題や吊り下げ式展示では意匠性が十分に発揮できず他の商品との差別化が図り難いという問題がある。
そこで本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは収縮したシュリンクフィルムで包装された物品を台紙から剥がしても台紙の紙剥けや台紙のインキ剥がれが発生することがなく、また、台紙の吸湿によるカール発生を防止でき、スタンディング式展示に適した台紙付き包装体を提供することにある。
本発明は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、台紙と、被包装物が収縮したシュリンクフィルムで包装された物品と、接着剤層と、を備え、前記台紙の表面に前記物品が前記接着剤層を介して接合された台紙付き包装体であって、
前記台紙が透明な合成樹脂シートからなり、前記合成樹脂シートの前記接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、前記第一印刷層が前記台紙の表面から読み取り可能であり、前記第三印刷層が前記台紙の裏面から読み取り可能であり、前記台紙が曲げられた状態で前記物品が前記台紙に接合されていることを特徴とする台紙付き包装体である。
また、請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の台紙付き包装体において、前記台紙は、第一パネル、第二パネル、第三パネル、第四パネル及び第五パネルと、前記第一パネルと前記第二パネルとの間、前記第二パネルと前記第三パネルとの間、前記第三パネルと前記第四パネルとの間及び前記第四パネルと前記第五パネルとの間に折り曲げ部を備え、前記折り曲げ部でそれぞれのパネルが折り曲げられた状態で連設されており、前記物品は前記第二パネル、前記第三パネル、前記第四パネルで側方及び後方が囲まれていることを特徴とするものである。
また、請求項3記載の本発明は、請求項1に記載の台紙付き包装体において、前記台紙は二本の切込線で挟まれた帯部を備え、前記台紙及び前記帯部が折り曲げられた状態で前記物品が前記帯部の裏面と、前記台紙の表面の間に挟持されていることを特徴とするものである。
また、請求項4記載の本発明は、請求項3に記載の台紙付き包装体において、前記帯部が複数からなり、上下方向に隣接して設けられ、前記帯部の裏面と前記帯部の表面が交互に前記物品の側となるように配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項5記載の本発明は、請求項1に記載の台紙付き包装体において、前記台紙が、略中央に設けられた背湾曲部と、前記背湾曲部を介して連設された左起立パネルと右起立パネルと、を備え、前記左起立パネル及び前記右起立パネルは、対向する端部に端から前記背湾曲部に向かう二本の切込線で挟まれた左帯部及び右帯部をそれぞれ備え、前記左帯部及び前記右帯部は、相互に係合する切込を備え、前記物品が、前記左起立パネル及び前記右起立パネル、並びに相互に曲げられ前記切込で係合された前記左帯部及び前記右帯部に挟持されていることを特徴とするものである。
また、請求項6記載の本発明は、請求項1に記載の台紙付き包装体において、前記台紙は、切込線で区画された正面パネルと上湾曲部を備えた湾曲パネルとを備え、前記物品が前記正面パネルと前記湾曲パネルに挟持され接合されていることを特徴とするものである。
本発明の台紙付き包装体は、収縮したシュリンクフィルムで包装された物品を台紙から剥がしても台紙の紙剥けや台紙のインキ剥がれが発生することがなく、また、台紙の吸湿によるカール発生を防止でき、スタンディング式展示に適したものとできる。
本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す斜視図である。 図1のX−X線断面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す正面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す背面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態の台紙のブランクを示す平面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の製造方法を示す説明図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態の台紙のブランクを示す平面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態の台紙のブランクを示す平面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第四実施形態の台紙のブランクを示す平面図である。 本発明に係る台紙付き包装体の第四実施形態を示す斜視図である。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す斜視図、図2は図1のX−X線断面図、図3は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す正面図、図4は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す背面図、図5は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図6は本発明に係る台紙付き包装体の製造方法を示す説明図、図7は本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図8は本発明に係る台紙付き包装体の第二実施形態を示す斜視図、図9は本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図10は本発明に係る台紙付き包装体の第三実施形態を示す斜視図、図11は本発明に係る台紙付き包装体の第四実施形態の台紙のブランクを示す平面図、図12は本発明に係る台紙付き包装体の第四実施形態を示す斜視図であり、図中の1A、1B、1C、1Dは台紙付き包装体、10は台紙、11は透明な合成樹脂シート、12は第一印刷層、12a、12bは第一表示部、13は第二印刷層、14は第三印刷層、14aは第三表示部、20は接着剤層、30は物品、31は収縮したシュリンクフィルム、32は被包装物、33はシュリンクフィルム、34はミシン目、35は開封部、100、200、300、400はブランク、101は第一パネル、102は第二パネル、103は第三パネル、104は第四パネル、105は第五パネル、106は山折線、107は谷折線、110は折り曲げ部、210、310、410は切込線、211、212、213、214、215は帯部、301は左起立パネル、302は右起立パネル、303は背湾曲部、303’は背湾曲部形成予定部、311は左帯部、312は右帯部、321、322は切込、401は正面パネル、402は湾曲パネル、402’は上湾曲部形成予定部、403は上湾曲部、410a、410bは切込線下端をそれぞれ示す。
図1は本発明に係る台紙付き包装体の第一実施形態を示す斜視図、図2は図1のX−X線断面図であって、図1、図2に示すように本発明の第一実施形態の台紙付き包装体1Aは、台紙10と、被包装物32が収縮したシュリンクフィルム31で包装された物品30と、接着剤層20と、を備え、台紙10の表面に円柱状の物品30が載置され、収縮したシュリンクフィルム31と台紙10が接着剤層20を介して接合されており、物品30が台紙10に固定されている。
台紙10は、第一パネル101、第二パネル102、第三パネル103、第四パネル104及び第五パネル105を備え、第一パネル101と第二パネル102との間、第二パネル102と第三パネル103との間、第三パネル103と第四パネル104との間及び第四パネル104と第五パネル105との間に折り曲げ部110を備え、それぞれの折り曲げ部110で正面から見て順に山折り、谷折り、谷折り、山折りされ各パネル間が略直角に折り曲げられた状態で連設されている。したがって、第二パネル102、第三パネル103、第四パネル104はコの字状の空間を形成している。物品30は第二パネル102、第三パネル103、第四パネル104で形成されたコの字状の空間において側方及び後方が囲まれた状態で起立して配置されており、物品30は第三パネル103に接着剤層20を介して接合されている。なお、本発明では、収縮させる前の状態のフィルムを単にシュリンクフィルムと呼び、収縮させた後の状態のフィルムを収縮したシュリンクフィルムと呼ぶこととする。
物品30は円柱状で示したが、特に限定されるものではなく楕円状の柱、角柱等の形状でもよい。また、折り曲げ部110で折り曲げられた隣接パネル間で成す折り曲げ角度は直角に限定されるものではなく、第二パネル102、第三パネル103、第四パネル104でコの字状の凹部が形成されていればよく、折り曲げ角度も台紙付き包装体1Aのスタンディング性(起立安定性)が安定すれば鈍角、または鋭角になっていてもよく特に限定されるものではないが、略直角近辺である方が台紙付き包装体1Aのスタンディング性が得られるので好ましい。また、図2に示すように物品30は第一パネル101と第五パネル105の折り曲げ部110で形成される想定平面よりも第三パネル103と反対側に少しはみ出している方が好ましく、物品30が目立ちやすい。
図2の円内の拡大断面図に台紙10の積層構成例を示す。台紙10は、透明な合成樹脂シート11からなり、表面に接着剤層20と接着剤層20を介して接合された物品30を備えており、接着剤層20の側と反対側の裏面に第一印刷層12と第二印刷層13と第三印刷層14を備え、この順に積層されている。第一印刷層12は透明な合成樹脂シート11を透して表面から視認可能であり、第三印刷層14は裏面から視認可能である。第二印刷層13は第一印刷層12と第三印刷層14が相互に干渉して読み難くなることを防ぐために設けるものであり、第二印刷層13を設けることにより、第一印刷層12は表面から、第三印刷層14は裏面から容易に読み取ることができる。第二印刷層13はベタ印刷層であることが好ましく、全面に設けることもできるし、第一印刷層12及び第三印刷層14が配置される位置に合わせて部分的に設けてもよい。つまり第一印刷層12と第三印刷層14が直接接して積層されないように構成することが好ましい。さらに第二印刷層13は例えば白ベタを複数重ね刷りし、隠蔽性を上げることもできる。また、第一印刷層12及び第三印刷層14はそれぞれ多色印刷層ないし単色印刷層で設けられ、デザイン等により適宜選択される。また第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を覆うようにオーバーコート層を設けて耐摩擦性、耐擦傷性を付与することもできる。
図1、図3に示すように台紙付き包装体1Aは台紙10の表面(正面)から透明な合成樹脂シート11(図2参照)を透して第一印刷層12で形成された第一表示部12a、12bが読み取ることができる。第一実施形態では、第一表示部12aには商品名が印刷され、第一表示部12bには多色カラー印刷で形成されたデザインやキャッチコピーが印刷された例を示している。
また、図1、図3に示すように台紙付き包装体1Aには例えば円柱状の被包装物32が収縮したシュリンクフィルム31で包装された物品30が接着剤層20(図2参照)を介して台紙10の表面に接合されている。収縮したシュリンクフィルム31は円柱状の被包装物32の天面及び底面の周縁を被覆するように包装され台紙10に固定されている。収縮したシュリンクフィルム31には二本のミシン目34が上端から下端に至るまで並行して設けられ下端または上端に図示しないが開封開始手段が設けられている。二本のミシン目34で挟まれた部分が開封部35とされている。
物品30だけをスタンディング式展示すると外力により転倒する可能性があるが、台紙付き包装体1Aとすることにより、第一パネル101、第二パネル102、第三パネル103、第四パネル104、及び第五パネル105は折り曲げ部110で折り曲げられているので物品30を起立状態で安定して支えることができ、優れたスタンディング性が得られると共に、立体感も得られ、他の商品との差別化が可能となるものである。
図4は本発明に係る台紙付き包装体1Aの第一実施形態を示す背面図である。図4に示すように台紙付き包装体1Aの裏面からは第三印刷層14(図2参照)で形成された第三表示部14aが読み取ることができる。第一実施形態では、第三表示部14aには例えば使用説明書や図示しないが効能や注意事項等の情報が印刷されている。なお、被包装物32として、例えばリップクリーム等が収納された円柱状容器を例示したが、内容物や容器の形状等はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範疇のものは、すべて本発明に含まれるものである。
本発明の台紙付き包装体に用いる台紙10としては、耐水性があり吸湿が抑制できる透明な合成樹脂シート11が好ましい。本発明において合成樹脂シートが透明であることが重要で合成樹脂シートの裏面に第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を設けても表面から透明な合成樹脂シート11を透して第一印刷層12が読み取り可能となる。さらに第二印刷層13を設けることにより第三印刷層14が裏面から読み取り可能となる。透明な合成樹脂シート11に用いる合成樹脂としては、ポリエステル系、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系、ナイロン系、アクリル系、ポリスチレン系、ポリ乳酸系等が使用できる。また、透明な合成樹脂シート11の厚さとしては物品30を接合したときに台紙10が変形しない程度の厚さであればよく、特に限定されない。
第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14はグラビア印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法等で設けることができる。オフセット印刷法の場合、紫外線硬化型インキを用いること(以下、UV印刷という。)が好ましい。
シュリンクフィルム33(図6参照)に用いる樹脂としては、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の樹脂が用いられ、単層フィルムあるいは複層フィルムとされる。複層フィルムの場合、各々の同種類の樹脂同志を組合せた複層、あるいは、各々の樹脂を組合せた複層としてもよい。シュリンクフィルム33は、熱で収縮するフィルムであればよく、タテ方向、ヨコ方向の両方向に収縮するフィルムが好ましく使用される。
接着剤層20に用いる接着剤としては、ホットメルト接着剤、粘着剤、水系接着剤、溶剤系接着剤等を用いることができるが、熱溶融させて塗布でき冷却することにより初期接着力が発揮されるホットメルト接着剤が作業性、生産性が向上するので好ましく用いられる。また、ホットメルト接着剤に気泡が含有された発泡ホットメルト接着剤はより好ましい。
ホットメルト接着剤としては、少なくともエチレン・酢酸ビニル共重合体、スチレン系ポリマー、エチレン・不飽和エステル共重合体、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド系等の熱可塑性樹脂の一種以上を含むベースポリマーと、クマロン・インデン樹脂、ポリテルペン樹脂、フェノール樹脂、変性フェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂、キシレンフェノール樹脂、シクロペンタジエン−フェノール樹脂、キシレン樹脂、芳香族炭化水素樹脂、脂肪族環状炭化水素樹脂、水素添加炭化水素樹脂、炭化水素系樹脂、ポリブテン、ロジン、ロジンエステル、水素添加ロジン、水素添加ロジンとモノアルコールまたは多価アルコールとのエステル、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、及び共重合系石油樹脂粘着付与樹脂の一種以上を含むタッキファイヤー(粘着付与樹脂)を含有するものである。さらに、ワックスを含有することが好ましく、要求される特性により、充填剤、軟化剤、可塑剤、着色剤、ブロッキング防止剤、抗酸化剤、粘度調整剤、発泡剤等が適宜含有できる。
図5は台紙付き包装体1Aの台紙10に用いるブランク100を表面から見た平面図である。図5に示すようにブランク100は、第一パネル101、第二パネル102、第三パネル103、第四パネル104、第五パネル105が罫線を介して順次連接されている。第一パネル101と第二パネル102の間及び第四パネル104と第五パネル105の間の罫線は山折線106であり、一点鎖線で示している。第二パネル102と第三パネル103の間及び第三パネル103と第四パネル104の間の罫線は谷折線107であり、破線で示している。各パネルは山折線106及び谷折線107で折り曲げられ、折り曲げ部110を形成する。
次に、図6を参照しながら本発明の台紙付き包装体1Aの製造方法の一実施形態について説明する。まず、シュリンクフィルム33は、広幅の巻取を巻き戻しながら必要により印刷を行い、所定の幅にスリットして、スリットされた両端を重ね合わせ封筒貼りし、円柱状の被包装物32の周長より収縮率を考慮して大きく設定された所定の周長の筒状とした後、折り畳んで巻取にする。その後、被包装物32の長さより長く設定された所定の長さに断裁機で断裁し図6(イ)に示すスリーブ状のシュリンクフィルム33が得られる。なお、ミシン目34はスリットの工程で形成するか、断裁工程で巻取を巻き戻す際に同時に折り畳まれて二重に重なったシュリンクフィルム33にミシン刃が貫通するように形成してもよい。
次に、図6(イ)に示すようにスリーブ状のシュリンクフィルム33のスリーブ状の中に被包装物32を挿入して、例えばシュリンクトンネルで加熱させてシュリンクフィルム33を熱収縮させ図6(ロ)に示すようにシュリンク包装された物品30を先に作製する。なお、スリーブ状のシュリンクフィルム33の長さ(図では上下方向の長さ)は被包装物32全体をシュリンクフィルム33で被覆する、いわゆるフルシュリンクにしてもよい。
一方、大きなサイズの透明な合成樹脂シートの片面に第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を印刷し、多面付けの大きなサイズの透明な合成樹脂シートを作製し断裁乃至打ち抜き工程を経て、所定位置に罫線や切込線や切込を施し所定の寸法に仕上げられた台紙10を準備する。
そして、台紙10の透明な合成樹脂シート11(図2参照)に設けられた各印刷層とは反対側の表面の例えば、第三パネル103の所定位置に例えば発泡ホットメルト接着剤等のホットメルト接着剤を塗布して接着剤層20を形成し、図6(ハ)に示すように物品30を開封部35が正面となるように配置して台紙10に固定し、山折線106、谷折線107で台紙を折り曲げて折り曲げ部110を設けることにより台紙付き包装体1A(図1参照)が得られる。なお、図6(ハ)に示すように折り曲げ部110を設けてから接着剤層20を形成し、物品30を固定してもよい。
本発明の台紙付き包装体1Aは、物品30を台紙10から剥がしても、透明な合成樹脂シート11を用いているので台紙10の紙剥けがすることがない。また、第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14は物品30と接合される側と反対側に備えた構成であるので物品30を台紙10から剥がしても台紙10のインキ剥がれがない。また、紙製台紙のように吸湿することがないのでカールが発生することもなく立体的美観を保つことができる。
図7は本発明に係る第二実施形態の台紙付き包装体1Bの台紙10のブランク200を示す平面図、図8は第二実施形態の台紙付き包装体1Bを示す斜視図である。
図7に示すようにブランク200は、台紙10の左右方向に二本の切込線210で挟まれた帯部215、214、213、212、211を下端より上下方向に隣接して5個設けられている。最下段の帯部215は台紙10の下端と切込線210は共有している。切込線210は略中央より台紙10の左右両端に向かって延びる直線で平行して設けられており、左右方向の長さは台紙10の左右方向の長さの約1/2である。二本の切込線210で挟まれた帯部211、213、215の左右両端には谷折線207がそれぞれ設けられ、中央には山折線206がそれぞれ設けられている。帯部212、214の中央には谷折線207が設けられているが、帯部212、214の左右両端には折線が設けられていない。帯部211の山折線206の上端には上方向に延びる直線の谷折線207が台紙10を左右に二分する位置に設けられている。つまり、台紙10の略中央には上下方向に上から谷折線207、山折線206の順に交互に設けられている。帯部を形成する位置は物品30が位置する高さの範囲内であればよく、帯部の長さも物品30のサイズに応じて決定すればよく、帯部の数も1個でも複数でもよく、被包装物32の寸法を勘案して適宜設ければよい。なお、帯部を1個設ける場合は、台紙10の下端と共有するために図7で示すと帯部215の位置に限定される。2個設ける場合、図7で示すと帯部215、214が相当し、この場合、帯部215の中央は山折線206に換わり谷折線207になり、左右両端の谷折線207は不要となる。そして、帯部214の中央は谷折線207に換わり山折線206になり、左右両端には谷折線207が設けられる。
ブランク200を山折線206、谷折線207に沿って、台紙10の表面同志が相互に対向する側に折り曲げると図8に示すように帯部211、213、215が表面側に、帯部212、214が裏面側にそれぞれくの字状に折り曲がり、台紙10の略中央に菱形の空間が形成される。台紙10及び帯部215、214、213、212、211が折り曲げられた状態で当該菱形の空間内に物品30が配置され、物品30が帯部211、213、215の裏面と、帯部212、214及び台紙10の上部表面の間に挟持されている。隣接する帯部間では例えば帯部211の裏面と帯部212の表面が交互に物品30の側となるように配置されているので物品30がより安定する。接着剤層20は帯部211の上部の台紙10の表面に形成して物品30を固定することが好ましい。第二実施形態の台紙付き包装体1Bは、より安定したスタンディング性が得られると共にその立体感から商品の訴求度が高まる。
図9は本発明に係る第三実施形態の台紙付き包装体1Cの台紙10のブランク300を示す平面図、図10は第三実施形態の台紙付き包装体1Cを示す斜視図である。図9に示すようにブランク300は、略中央に上下方向に背湾曲部形成予定部303’が設けられ、背湾曲部形成予定部303’を介して左起立パネル301と右起立パネル302が連設されている。左起立パネル301及び右起立パネル302は、対向する左右端部の端から背湾曲部形成予定部303’に向かう二本の切込線310で挟まれた左帯部311及び右帯部312をそれぞれ備えている。左帯部311及び右帯部312の左右の長さは台紙10の左右の長さの略1/3である。左帯部311及び右帯部312を設ける上下方向の位置は物品30の高さの範囲内である。左帯部311及び右帯部312の左右の長さと設ける上下方向の位置は、物品30の大きさや形状等を考慮して適宜設けられる。左帯部311及び右帯部312は、左右端部より内側に寄った位置に相互に係合する切込321及び切込322を備える。切込321は左帯部311の上端から下方に直線の切目で形成し、切込322は右帯部312の下端から上方に直線の切目で形成した例を示したが、限定されるものではなく切込321を下端から切込322を上端から形成してもよい。また、方向も斜めに係合するように形成してもよい。
ブランク300の背湾曲部形成予定部303’の下端に物品30の下端を合わせて物品30を配置し、左起立パネル301と右起立パネル302を相互に対向する側に折り曲げて、略中央に背湾曲部303を形成し、左起立パネル301及び右起立パネル302に備えられた二本の切込線310で挟まれた左帯部311及び右帯部312をそれぞれ内側に物品30に沿って相互に折り曲げ、切込321と切込322を係合させ、図10に示すように物品30が左帯部311及び右帯部312に挟持される。接着剤層20は台紙10の表面の背湾曲部303に形成して物品30を固定することが好ましい。第三実施形態の台紙付き包装体1Cは、物品30側に折り曲げられた左起立パネル301と右起立パネル302が脚部となり、物品30は左帯部311及び右帯部312並びに背湾曲部303で挟持されるのでより安定したスタンディング性、立体感が得られる。
図11は本発明に係る第四実施形態の台紙付き包装体1Dの台紙10のブランク400を示す平面図、図12は第四実施形態の台紙付き包装体1Dを示す斜視図である。図11に示すようにブランク400は、台紙10の上部に上に向かって膨出する半円状の弧線と、その両端から下方に延びる直線からなる開いた形状の切込線410が設けられている。切込線下端410aより台紙10の左端に延びる想定水平線(点線で示す)付近、切込線下端410bと台紙10の右端に延びる想定水平線(点線で示す)付近、及び切込線410で区画された台紙10の上部が上湾曲部形成予定部402’とされ、上湾曲部形成予定部402’以外の台紙10の部分が正面パネル401とされている。切込線410の上端から台紙10の下端に至るまでの長さは物品30の高さより大きくなるように切込線410は設けられている。切込線下端410a、410bは台紙10の上下方向の略中間位置とされているが意匠性を考慮して任意に形成できる。
ブランク400の台紙10の正面パネル401の下端に物品30の下端を位置合わせして正面パネル401の表面に接着剤層20を介して物品30が接合されている。上湾曲部形成予定部402’を下方に曲げて物品30を挟み込み上湾曲部形成予定部402’の上部の表面を物品30に接着剤等で接合させる。そうすることにより切込線下端410a及び切込線下端410bより上湾曲部形成予定部402’が折り曲げられた上湾曲部403が左右にそれぞれ形成されると共に物品30に接するまで折り曲げられた湾曲パネル402が形成される。
図12に示すように台紙付き包装体1Dは、切込線410で区画された正面パネル401と上湾曲部403を備えた湾曲パネル402とを備え、物品30が正面パネル401と湾曲パネル402に挟持され接合されている。
つぎに、本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳しく説明する。
〔実施例1〕
台紙10の透明な合成樹脂シート11として、厚さ300μmのポリエチレンテレフタレート製シート(三菱化学株式会社製:ノバクリアー)を用い、透明な合成樹脂シート11の裏面にオフセット印刷法で多面付でUV印刷を施し、第一印刷層12、第二印刷層13、第三印刷層14を順に形成した。第一印刷層12は黄、赤、藍、墨の4色を重ね刷りして透明な合成樹脂シート11を透して読み取り可能なように第一表示部12a、12bを設けた。第三印刷層14は墨1色印刷とし、裏面である第三印刷層14の側から読み取り可能な第三表示部14aを設けた。第二印刷層13は白のベタ印刷を行い、第一印刷層12、第三印刷層14が設けられた領域を必ず含む領域に設け第一印刷層12と第三印刷層14が直接接しないようにした。なお、第二印刷層13は隠蔽性を上げるために白ベタの多色刷とすることもある。
多面付で印刷を施した透明な合成樹脂シート11を所定の罫線と切刃を備えた抜型を用いて打抜機で山折線106、谷折線107を形成すると共に打抜いて、台紙10からなるブランク100を作製した。
ブランク100は、図5に示すように第一パネル101、第二パネル102、第三パネル103、第四パネル104及び第五パネル105と、第一パネル101と第二パネル102との間、及び第四パネル104と第五パネル105との間に山折線106を形成し、第二パネル102と第三パネル103との間、及び第三パネル103と第四パネル104との間に谷折線107を形成した。なお、第一パネル101、第三パネル103、第五パネル105の左右の長さは40mm、第二パネル102、第四パネル104の左右長さは25mmとし、ブランク100の上下長さは110mmとした。
シュリンクフィルム33として、厚さ40μmの複層ハイブリッドタイプのシュリンクフィルム(グンゼ株式会社製:品名ファンシーラップ タイプHGL)を使用して幅方向の両端を重ねて封筒貼りし、折径(折り畳んだ状態の幅方向の寸法)60mmの筒状で長さ方向に125mmに断裁した。
被包装物32として、直径30mm×長さ100mmの容器に収納されたリップクリームを準備し、シュリンクフィルム33のスリーブ状の中にリップクリームを挿入し、シュリンクトンネルを通過させ、シュリンクフィルム33を熱収縮させ、収縮したシュリンクフィルム31で包装された物品30を作製した。
つぎにブランク100の第三パネル103の所定位置に発泡ホットメルト塗布装置を用いて溶融したホットメルト接着剤に気泡が含有された発泡ホットメルト接着剤を塗布して接着剤層20を形成し、第三パネル103の下端と物品30の下端を位置合わせして第三パネル103に物品30を接合し固定した。そして、山折線106、谷折線107に沿って各パネルを折り曲げ図1に示す台紙付き包装体1Aを得た。
〔実施例2〕
台紙10の透明な合成樹脂シート11として、厚さ300μmのポリプロピレン製シート(シーダム株式会社製:グランアクア)を用いた以外は、実施例1と同じとした。
〔実施例3〕
シュリンクフィルム33として、厚さ22.5μmの多層シュリンクフィルム(大倉工業株式会社製:品名ラプラー501)を使用し、被包装物32全体をシュリンクフィルム33でオーバーラッピングし、先に被包装物32が収縮したシュリンクフィルム31でフルシュリンク包装された物品30を作製した。その後、実施例1と同様にして物品30を台紙10に固定した。実施例3はシュリンクフィルムが異なる点とフルシュリンクされている点で実施例1と異なる。その他は実施例1と同じである。
〔比較例1〕
台紙として、坪量310g/m2 の板紙を用い表面に第一印刷層12を裏面に第三印刷層14をオフセット印刷法で形成した。台紙には山折線106、谷折線107は設けなかった。その他は実施例1と同様にして折り曲げのない平坦な台紙付き包装体を得た。
上記で作製した実施例1〜3及び比較例1は、表面からは第一印刷層12で形成された第一表示部12a、12bが読み取ることができ、裏面から第三印刷層14で形成された第三表示部14aが読み取ることができた。
つぎに物品30を台紙10から剥がすと実施例1〜3は台紙のインキ剥がれ及び紙剥けもなく台紙10は綺麗であり第一表示部12a、12bの読み取りができた。一方、比較例1は物品30を台紙から剥がすと紙剥けが発生し、インキも紙剥けした紙片に付いたままで物品30が剥がされた台紙の表面の情報は読み取ることができなかった。また、実施例1〜3は、台紙付き包装体を手で押しても簡単に倒れることがなく、スタンディング姿勢は保持でき優れたスタンディング性が得られると共に立体感もあり意匠性の優れたものであった。一方、比較例1は台紙付き包装体を手で押すと簡単に転倒しスタンディング性は不安定であり、立体感もなかった。
1A、1B、1C、1D 台紙付き包装体
10 台紙
11 透明な合成樹脂シート
12 第一印刷層
12a、12b 第一表示部
13 第二印刷層
14 第三印刷層
14a 第三表示部
20 接着剤層
30 物品
31 収縮したシュリンクフィルム
32 被包装物
33 シュリンクフィルム
34 ミシン目
35 開封部
100、200、300、400 ブランク
101 第一パネル
102 第二パネル
103 第三パネル
104 第四パネル
105 第五パネル
106 山折線
107 谷折線
110 折り曲げ部
210、310、410 切込線
211、212、213、214、215 帯部
301 左起立パネル
302 右起立パネル
303 背湾曲部
303’ 背湾曲部形成予定部
311 左帯部
312 右帯部
321、322 切込
401 正面パネル
402 湾曲パネル
402’ 上湾曲部形成予定部
403 上湾曲部
410a、410b 切込線下端

Claims (6)

  1. 台紙と、
    被包装物が収縮したシュリンクフィルムで包装された物品と、
    接着剤層と、
    を備え、前記台紙の表面に前記物品が前記接着剤層を介して接合された台紙付き包装体であって、
    前記台紙が透明な合成樹脂シートからなり、
    前記合成樹脂シートの前記接着剤層の側と反対側の裏面に第一印刷層と第二印刷層と第三印刷層を備えており、
    前記第一印刷層が前記台紙の表面から読み取り可能であり、前記第三印刷層が前記台紙の裏面から読み取り可能であることを特徴とする台紙付き包装体。
  2. 前記台紙は、第一パネル、第二パネル、第三パネル、第四パネル及び第五パネルと、前記第一パネルと前記第二パネルとの間、前記第二パネルと前記第三パネルとの間、前記第三パネルと前記第四パネルとの間及び前記第四パネルと前記第五パネルとの間に折り曲げ部を備え、前記折り曲げ部でそれぞれのパネルが折り曲げられた状態で連設されており、前記物品は前記第二パネル、前記第三パネル、前記第四パネルで側方及び後方が囲まれていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
  3. 前記台紙は二本の切込線で挟まれた帯部を備え、
    前記台紙及び前記帯部が折り曲げられた状態で前記物品が前記帯部の裏面と、前記台紙の表面の間に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
  4. 前記帯部が複数からなり、上下方向に隣接して設けられ、前記帯部の裏面と前記帯部の表面が交互に前記物品の側となるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の台紙付き包装体。
  5. 前記台紙が、略中央に設けられた背湾曲部と、前記背湾曲部を介して連設された左起立パネルと右起立パネルと、を備え、
    前記左起立パネル及び前記右起立パネルは、対向する端部に端から前記背湾曲部に向かう二本の切込線で挟まれた左帯部及び右帯部をそれぞれ備え、
    前記左帯部及び前記右帯部は、相互に係合する切込を備え、
    前記物品が、前記左起立パネル及び前記右起立パネル、並びに相互に曲げられ前記切込で係合された前記左帯部及び前記右帯部に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
  6. 前記台紙は、切込線で区画された正面パネルと上湾曲部を備えた湾曲パネルとを備え、
    前記物品が前記正面パネルと前記湾曲パネルに挟持され接合されていることを特徴とする請求項1に記載の台紙付き包装体。
JP2016100193A 2016-05-19 2016-05-19 台紙付き包装体 Active JP6733304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016100193A JP6733304B2 (ja) 2016-05-19 2016-05-19 台紙付き包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016100193A JP6733304B2 (ja) 2016-05-19 2016-05-19 台紙付き包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017206294A true JP2017206294A (ja) 2017-11-24
JP6733304B2 JP6733304B2 (ja) 2020-07-29

Family

ID=60416293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016100193A Active JP6733304B2 (ja) 2016-05-19 2016-05-19 台紙付き包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6733304B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018065586A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 大日本印刷株式会社 台紙付き包装体
JP2020070045A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 エステー株式会社 スタンディングパウチ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056634A (ja) * 2010-08-09 2012-03-22 Fuji Seal International Inc 支持体
JP2014028658A (ja) * 2012-07-05 2014-02-13 Fuji Seal International Inc シート付き包装体及びシート付き収縮性フィルム
US20150114869A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-30 National Concessions Group Inc. Product packaging with removable indicia
JP2016050008A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 アイパックスイケタニ株式会社 台紙付き起立包装体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056634A (ja) * 2010-08-09 2012-03-22 Fuji Seal International Inc 支持体
JP2014028658A (ja) * 2012-07-05 2014-02-13 Fuji Seal International Inc シート付き包装体及びシート付き収縮性フィルム
US20150114869A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-30 National Concessions Group Inc. Product packaging with removable indicia
JP2016050008A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 アイパックスイケタニ株式会社 台紙付き起立包装体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018065586A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 大日本印刷株式会社 台紙付き包装体
JP2020070045A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 エステー株式会社 スタンディングパウチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6733304B2 (ja) 2020-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6117100B2 (ja) ミシン目付き収縮包装スリーブおよび容器
KR20090018126A (ko) 장식 슬리브를 구비하는 용기 또는 분배기
JP6145839B2 (ja) 包装体
JP6318393B2 (ja) シート付き包装体
JP2017206294A (ja) 台紙付き包装体
JP2006276515A (ja) シュリンクフィルム
JP6654484B2 (ja) 包装体の製造方法
JP6023975B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙、包装体、及び包装体の製造方法
CN205788861U (zh) 一种易撕型防伪包装用标签
JP5493194B2 (ja) 包装材
JP2018065586A (ja) 台紙付き包装体
JP2015030511A (ja) 包装体
JP6728693B2 (ja) 台紙付き包装体
JP6682277B2 (ja) キャップシール形成用基材、及びキャップシール包装体
JP7382131B2 (ja) ラベル付き容器
JP2017049360A (ja) 偽造防止ラベル
JP6767237B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙及び包装体
JP2005119733A (ja) 断熱性プラスチックカップ
JP2001163322A (ja) 発泡樹脂層を有する容器
JP6470937B2 (ja) タックラベル付き熱収縮性ラベル並びにラベル付き容器
JP6637555B2 (ja) 鏡餅型容器の製造方法
JP2019181745A (ja) パウチの製造方法および製造装置
JP6762741B2 (ja) 包装体
JP6171197B2 (ja) 複合包装体
JP2018052614A (ja) ラベル付き容器の製造方法、及びラベル付き容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6733304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150