JP2001163322A - 発泡樹脂層を有する容器 - Google Patents
発泡樹脂層を有する容器Info
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- JP2001163322A JP2001163322A JP34863099A JP34863099A JP2001163322A JP 2001163322 A JP2001163322 A JP 2001163322A JP 34863099 A JP34863099 A JP 34863099A JP 34863099 A JP34863099 A JP 34863099A JP 2001163322 A JP2001163322 A JP 2001163322A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優れた断熱性と意匠性、および分別廃棄容易な
発泡樹脂層を有する容器を提供する。 【解決手段】紙層と発泡樹脂層とを含む積層材料からな
る胴部壁を有する容器本体と、印刷層を設けた外装フィ
ルムとからなる発泡樹脂層を有する容器である。
発泡樹脂層を有する容器を提供する。 【解決手段】紙層と発泡樹脂層とを含む積層材料からな
る胴部壁を有する容器本体と、印刷層を設けた外装フィ
ルムとからなる発泡樹脂層を有する容器である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インスタントラー
メンや味噌汁、スープなどの、湯を注ぐことにより喫食
できる即席食品の容器として好適な、発泡樹脂層を有す
る容器および発泡樹脂層を有する容器を用いた包装体に
関するものである。
メンや味噌汁、スープなどの、湯を注ぐことにより喫食
できる即席食品の容器として好適な、発泡樹脂層を有す
る容器および発泡樹脂層を有する容器を用いた包装体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の容器としては、発泡スチ
ロールなどの断熱性材料からなる容器や、胴部壁を2重
にして断熱性を付与したプラスチック製ないし紙製の、
カップ状あるいはどんぶり形状、あるいは略弁当箱状の
容器が広く使用されている。発泡スチロール製の容器は
断熱性に優れており、上記した容器として好適である
が、近年では石油資源の保護、および使用後の廃棄に際
して環境を汚染するという問題が指摘されている。ま
た、プラスチックを主体とする容器も、同様な問題を抱
えている。他方、紙を主体とする、2重壁を有する容器
は断熱性の点からはやや劣るものの、環境保護という観
点からは好ましい容器である。
ロールなどの断熱性材料からなる容器や、胴部壁を2重
にして断熱性を付与したプラスチック製ないし紙製の、
カップ状あるいはどんぶり形状、あるいは略弁当箱状の
容器が広く使用されている。発泡スチロール製の容器は
断熱性に優れており、上記した容器として好適である
が、近年では石油資源の保護、および使用後の廃棄に際
して環境を汚染するという問題が指摘されている。ま
た、プラスチックを主体とする容器も、同様な問題を抱
えている。他方、紙を主体とする、2重壁を有する容器
は断熱性の点からはやや劣るものの、環境保護という観
点からは好ましい容器である。
【0003】しかしながら、2重壁を有する容器を製造
するには、2つの胴部壁を離間させるための工夫が必要
で、例えば胴部壁の一方または双方に段差部分を設けた
り、胴部壁の上端あるいは下端部分を折り曲げないしカ
ール加工する等して、間隙を得るものであった。このよ
うな加工は手間がかかり生産のための工程が多く、また
生産スピードも遅くなるため1つの容器を製造するコス
トが多くかかるものであった。
するには、2つの胴部壁を離間させるための工夫が必要
で、例えば胴部壁の一方または双方に段差部分を設けた
り、胴部壁の上端あるいは下端部分を折り曲げないしカ
ール加工する等して、間隙を得るものであった。このよ
うな加工は手間がかかり生産のための工程が多く、また
生産スピードも遅くなるため1つの容器を製造するコス
トが多くかかるものであった。
【0004】これに対し、断熱性を得るための構造とし
て、上記容器の2重壁に代えて発泡樹脂層を有する材料
によって胴部壁を構成することがおこなわれている。こ
の発泡樹脂層は、紙層と熱可塑性樹脂層を設けた積層材
料を適当な手段により加熱し、紙層に含まれる水分を利
用して熱可塑性樹脂層を発泡させることにより形成した
もので、通常は容器の外面側に位置させて設けられてい
る。
て、上記容器の2重壁に代えて発泡樹脂層を有する材料
によって胴部壁を構成することがおこなわれている。こ
の発泡樹脂層は、紙層と熱可塑性樹脂層を設けた積層材
料を適当な手段により加熱し、紙層に含まれる水分を利
用して熱可塑性樹脂層を発泡させることにより形成した
もので、通常は容器の外面側に位置させて設けられてい
る。
【0005】この発泡樹脂層を有する材料を用いて容器
を製造する場合、使用材料が少なく、また2重壁の容器
と比べると、特別な加工を必要としないので、製造が容
易でありコスト的に有利である。また、発泡樹脂層の形
成は、容器形状に成形した後におこなうことができるの
で、容器の製造はいっそう簡単であるというメリットが
ある。
を製造する場合、使用材料が少なく、また2重壁の容器
と比べると、特別な加工を必要としないので、製造が容
易でありコスト的に有利である。また、発泡樹脂層の形
成は、容器形状に成形した後におこなうことができるの
で、容器の製造はいっそう簡単であるというメリットが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの容
器には、通常、商品の内容を示す表示、例えば商品名や
商品の内容を示すイラストや写真、さらには収納内容物
を表示する文字、商品管理用のバーコードなどが、印刷
により設けられている。この印刷層は、上記した発泡樹
脂層を有する容器の場合、紙層の外表面に設けることが
可能である。この場合、印刷層の外面側に発泡樹脂層が
位置することになるので、細かい文字やバーコード、写
真などを表現することは困難であった。
器には、通常、商品の内容を示す表示、例えば商品名や
商品の内容を示すイラストや写真、さらには収納内容物
を表示する文字、商品管理用のバーコードなどが、印刷
により設けられている。この印刷層は、上記した発泡樹
脂層を有する容器の場合、紙層の外表面に設けることが
可能である。この場合、印刷層の外面側に発泡樹脂層が
位置することになるので、細かい文字やバーコード、写
真などを表現することは困難であった。
【0007】印刷層を発泡樹脂層の外表面に設けること
も、提案されている。この構成の場合、発泡樹脂層に対
して印刷加工を施すことが考えられるが、発泡樹脂層は
表面が凹凸であり、またスポンジ状となっているので印
刷適性はきわめて悪く、実用的ではない。そこで、発泡
樹脂層を形成する熱可塑性樹脂層の表面に、予め印刷層
を設けておき、この印刷層が形成された熱可塑性樹脂層
を発泡させることにより、外表面に印刷層を有する発泡
樹脂層が形成可能である。
も、提案されている。この構成の場合、発泡樹脂層に対
して印刷加工を施すことが考えられるが、発泡樹脂層は
表面が凹凸であり、またスポンジ状となっているので印
刷適性はきわめて悪く、実用的ではない。そこで、発泡
樹脂層を形成する熱可塑性樹脂層の表面に、予め印刷層
を設けておき、この印刷層が形成された熱可塑性樹脂層
を発泡させることにより、外表面に印刷層を有する発泡
樹脂層が形成可能である。
【0008】しかしながら、この場合、印刷層は熱可塑
性樹脂層の発泡に伴い引き延ばされるので、鮮明な画像
を得ることは難しい。また、印刷層が熱可塑性樹脂層の
発泡を抑制するので、印刷層がない部分と比べ、印刷層
が存在する部分の発泡が不十分となる傾向があり、所期
の断熱性が得られない場合があった。また、印刷層が外
表面に存在するので、容器に口をつけて飲食しようとす
ると、口が印刷層に直接触れることになるので、印刷層
に用いるインキの安全性、衛生性を考慮する必要があっ
た。さらには、印刷層の下地が柔軟な発泡樹脂層である
ため、容器の輸送や取り扱い時のこすれなどによって、
印刷層が脱落して美匠性が損なわれるといった問題もあ
った。
性樹脂層の発泡に伴い引き延ばされるので、鮮明な画像
を得ることは難しい。また、印刷層が熱可塑性樹脂層の
発泡を抑制するので、印刷層がない部分と比べ、印刷層
が存在する部分の発泡が不十分となる傾向があり、所期
の断熱性が得られない場合があった。また、印刷層が外
表面に存在するので、容器に口をつけて飲食しようとす
ると、口が印刷層に直接触れることになるので、印刷層
に用いるインキの安全性、衛生性を考慮する必要があっ
た。さらには、印刷層の下地が柔軟な発泡樹脂層である
ため、容器の輸送や取り扱い時のこすれなどによって、
印刷層が脱落して美匠性が損なわれるといった問題もあ
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙層と発泡樹
脂層とを含む積層材料からなる胴部壁を有する容器本体
と、印刷層を設けた外装フィルムとからなる発泡樹脂層
を有する容器により、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、内容物を収納した容器本体と、印刷層
を設けた外装フィルムとからなる包装体であって、容器
本体が、紙層と発泡樹脂層とを含む積層材料からなる胴
部壁を有することを特徴とする、発泡樹脂層を有する容
器を用いた包装体により、上記課題を解決するものであ
る。上記発泡樹脂層を有する容器ないし発泡樹脂層を有
する容器を用いた包装体において、胴部壁は、発泡樹脂
層、紙層、被覆樹脂層の順に積層された積層材料からな
るものとすることができる。また、発泡樹脂層は、容器
本体の外面側に位置するように構成することができる。
また、外装フィルムは、少なくとも容器本体の胴部壁を
覆うようにすることができ、また外装フィルムに設ける
印刷層は、容器本体側に位置するように構成することが
できる。
脂層とを含む積層材料からなる胴部壁を有する容器本体
と、印刷層を設けた外装フィルムとからなる発泡樹脂層
を有する容器により、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、内容物を収納した容器本体と、印刷層
を設けた外装フィルムとからなる包装体であって、容器
本体が、紙層と発泡樹脂層とを含む積層材料からなる胴
部壁を有することを特徴とする、発泡樹脂層を有する容
器を用いた包装体により、上記課題を解決するものであ
る。上記発泡樹脂層を有する容器ないし発泡樹脂層を有
する容器を用いた包装体において、胴部壁は、発泡樹脂
層、紙層、被覆樹脂層の順に積層された積層材料からな
るものとすることができる。また、発泡樹脂層は、容器
本体の外面側に位置するように構成することができる。
また、外装フィルムは、少なくとも容器本体の胴部壁を
覆うようにすることができ、また外装フィルムに設ける
印刷層は、容器本体側に位置するように構成することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の発泡樹脂層を有す
る容器の一実施例を示すもので、底部11と胴部壁12
とからなる容器本体1の胴部壁12の外面側に、印刷層
21を設けた外装基材22からなる外装フィルム2を設
けてなる、カップ状の容器である。
施の形態を説明する。図1は本発明の発泡樹脂層を有す
る容器の一実施例を示すもので、底部11と胴部壁12
とからなる容器本体1の胴部壁12の外面側に、印刷層
21を設けた外装基材22からなる外装フィルム2を設
けてなる、カップ状の容器である。
【0011】胴部壁12は、略扇状に打ち抜いたブラン
クスの側端縁を熱接着して筒状に形成したもので、上部
には、その上端を外側に向かって約1回転カールさせて
フランジ部17を形成している。また、下部には、円盤
状に打ち抜いた底部11を配置し、胴部壁12の下端を
内側に折り返し、底部11の周縁を挟み込んで熱接着
し、脚部18が形成されている。
クスの側端縁を熱接着して筒状に形成したもので、上部
には、その上端を外側に向かって約1回転カールさせて
フランジ部17を形成している。また、下部には、円盤
状に打ち抜いた底部11を配置し、胴部壁12の下端を
内側に折り返し、底部11の周縁を挟み込んで熱接着
し、脚部18が形成されている。
【0012】容器本体1の底部11および胴部壁12
は、共に紙層13を主たる構成要素とするもので、その
内面側には、底部11の断面を拡大して示す図2、およ
び胴部壁12の断面を拡大して示す図3に示すように、
熱可塑性樹脂層14が設けられている。この熱可塑性樹
脂層14は、容器に耐水性、耐内容物性を付与すると共
に、底部11および胴部壁12を熱接着可能とするため
の層である。この熱可塑性樹脂層14は、必要に応じて
多層構成とすることができる。上記紙層13の厚さは、
容器の大きさにもよるが、150〜500g/m2の厚
さの紙、例えばコートボール紙、カード紙などを使用す
ることができる。
は、共に紙層13を主たる構成要素とするもので、その
内面側には、底部11の断面を拡大して示す図2、およ
び胴部壁12の断面を拡大して示す図3に示すように、
熱可塑性樹脂層14が設けられている。この熱可塑性樹
脂層14は、容器に耐水性、耐内容物性を付与すると共
に、底部11および胴部壁12を熱接着可能とするため
の層である。この熱可塑性樹脂層14は、必要に応じて
多層構成とすることができる。上記紙層13の厚さは、
容器の大きさにもよるが、150〜500g/m2の厚
さの紙、例えばコートボール紙、カード紙などを使用す
ることができる。
【0013】内面側の熱可塑性樹脂層14は、ポリオレ
フィン系樹脂から構成することができ、発泡樹脂層を形
成する樹脂の融点よりも高い融点を有する樹脂からなる
ことが好ましい。具体的には、低密度ポリエチレン(L
DPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポ
リエチレン(HDPE)、あるいは線状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)が使用でき、特に高密度ポリエチレ
ンが好適に使用できる。この熱可塑性樹脂層14の厚さ
は、10〜100μmとすることが好ましい。
フィン系樹脂から構成することができ、発泡樹脂層を形
成する樹脂の融点よりも高い融点を有する樹脂からなる
ことが好ましい。具体的には、低密度ポリエチレン(L
DPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポ
リエチレン(HDPE)、あるいは線状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)が使用でき、特に高密度ポリエチレ
ンが好適に使用できる。この熱可塑性樹脂層14の厚さ
は、10〜100μmとすることが好ましい。
【0014】底部11の外表面側には、内面側に設けた
ものと同様の、熱可塑性樹脂層15を設ける。この熱可
塑性樹脂層15も、必要に応じて多層構成とすることが
できる。また、この層は、省略することも可能である。
この熱可塑性樹脂層15は、ポリオレフィン系樹脂から
構成することができ、具体的には、低密度ポリエチレン
(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密
度ポリエチレン(HDPE)、あるいは線状低密度ポリ
エチレン(LLDPE)が使用できる。図示のように胴
部下端の巻き込みにより脚部18を形成する場合は、ヒ
ートシール適性を考慮して低密度ポリエチレンが好適に
使用できる。この熱可塑性樹脂層15の厚さは、10〜
30μmとすることが好ましい。
ものと同様の、熱可塑性樹脂層15を設ける。この熱可
塑性樹脂層15も、必要に応じて多層構成とすることが
できる。また、この層は、省略することも可能である。
この熱可塑性樹脂層15は、ポリオレフィン系樹脂から
構成することができ、具体的には、低密度ポリエチレン
(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密
度ポリエチレン(HDPE)、あるいは線状低密度ポリ
エチレン(LLDPE)が使用できる。図示のように胴
部下端の巻き込みにより脚部18を形成する場合は、ヒ
ートシール適性を考慮して低密度ポリエチレンが好適に
使用できる。この熱可塑性樹脂層15の厚さは、10〜
30μmとすることが好ましい。
【0015】胴部壁12の外面側には、熱可塑性樹脂の
発泡樹脂層16が設けられている。この発泡樹脂層16
は、容器に断熱性を付与するもので、紙層13に熱可塑
性樹脂を積層した積層材料を加熱することにより、紙層
13の水分を利用して上記熱可塑性樹脂を発泡させて形
成することができる。この場合、発泡させる樹脂層と反
対の面に、紙層から発生する水蒸気の透過を防止する層
を形成することにより、発泡を効果的におこなわせるこ
とができる。図示の実施例においては、容器内面側の熱
可塑性樹脂層14が、上記水蒸気透過防止層として機能
する。
発泡樹脂層16が設けられている。この発泡樹脂層16
は、容器に断熱性を付与するもので、紙層13に熱可塑
性樹脂を積層した積層材料を加熱することにより、紙層
13の水分を利用して上記熱可塑性樹脂を発泡させて形
成することができる。この場合、発泡させる樹脂層と反
対の面に、紙層から発生する水蒸気の透過を防止する層
を形成することにより、発泡を効果的におこなわせるこ
とができる。図示の実施例においては、容器内面側の熱
可塑性樹脂層14が、上記水蒸気透過防止層として機能
する。
【0016】上記発泡樹脂層16を構成する熱可塑性樹
脂としては、加熱により発泡可能な樹脂が使用でき、ポ
リオレフィン系樹脂が好適に用いられる。具体的には、
低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン
(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ある
いは線状低密度ポリエチレン(LLDPE)が使用で
き、特に低密度ポリエチレンが好適である。熱可塑性樹
脂の発泡倍率は紙層に含まれる水分や加熱条件、発泡さ
せる樹脂の性質(融点やメルトインデックスなど)によ
り異なるが、通常5〜30倍程度である。発泡樹脂層1
6の厚さは断熱性との関係から重要であり、熱湯を使用
する用途の場合は、少なくとも50μmの厚さが必要で
あり、好ましくは100μm以上とする。従って、この
熱可塑性樹脂の厚さは、上記発泡倍率を考慮して発泡樹
脂層16が所望の厚さとなるように設定する必要があ
る。
脂としては、加熱により発泡可能な樹脂が使用でき、ポ
リオレフィン系樹脂が好適に用いられる。具体的には、
低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン
(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ある
いは線状低密度ポリエチレン(LLDPE)が使用で
き、特に低密度ポリエチレンが好適である。熱可塑性樹
脂の発泡倍率は紙層に含まれる水分や加熱条件、発泡さ
せる樹脂の性質(融点やメルトインデックスなど)によ
り異なるが、通常5〜30倍程度である。発泡樹脂層1
6の厚さは断熱性との関係から重要であり、熱湯を使用
する用途の場合は、少なくとも50μmの厚さが必要で
あり、好ましくは100μm以上とする。従って、この
熱可塑性樹脂の厚さは、上記発泡倍率を考慮して発泡樹
脂層16が所望の厚さとなるように設定する必要があ
る。
【0017】上記発泡樹脂層16の形成(発泡加工)
は、容器形状に成形する前におこなってもよく、また、
容器形状に成形した後におこなうようにしてもよい。容
器成形時の作業適性を考慮すると、容器形状に成形した
後に発泡加工をおこなうことが好ましい。
は、容器形状に成形する前におこなってもよく、また、
容器形状に成形した後におこなうようにしてもよい。容
器成形時の作業適性を考慮すると、容器形状に成形した
後に発泡加工をおこなうことが好ましい。
【0018】本発明の発泡樹脂層を有する容器は、上記
構成からなる容器本体1に、印刷層21を設けた外装フ
ィルム2を取り付けたものである。
構成からなる容器本体1に、印刷層21を設けた外装フ
ィルム2を取り付けたものである。
【0019】この外装フィルム2は、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリス
チレンフィルムなどの印刷適性を有するフィルムからな
る外装基材22の一方の面に、ウレタン系、アクリル
系、ポリエステル系、アミド系、ニトロセルロース系な
どのインキを用いて印刷層21を設けたものである。
フタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリス
チレンフィルムなどの印刷適性を有するフィルムからな
る外装基材22の一方の面に、ウレタン系、アクリル
系、ポリエステル系、アミド系、ニトロセルロース系な
どのインキを用いて印刷層21を設けたものである。
【0020】外装フィルム2を容器本体1に取り付ける
には、外装フィルム2をラベル状に打ち抜き、接着剤を
用いて容器本体1の外表面に接着したり、所定形状に打
ち抜いた外装フィルム2を筒状に形成し、容器本体1に
被せ、同様に接着剤により接着するようにしてもよい。
また、外装フィルム2の内面側(容器本体側)に、ヒー
トシール性のある樹脂層あるいはコーティング剤層を形
成し、ヒートシールにより取り付け固定するようにして
もよい。また、外装フィルム2の外装基材22として、
伸縮性に富む材料(例えばポリオレフィン系あるいはポ
リエステル系のストレッチラベル)を選択し、その伸縮
性を利用して容器本体1に取り付けるようにしてもよ
い。またさらに、外装フィルム2の外装基材22とし
て、熱収縮性のある材料(例えば1軸ないし2軸延伸さ
れたポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルムポ
リスチレンフィルム)を選択し、これを筒状に形成し、
容器本体1に被せ、その後熱風などにより加熱して外装
フィルム2を収縮させて取り付けるようにしてもよい。
これら外装フィルム2の厚さは、10〜30μmとする
ことが好ましい。
には、外装フィルム2をラベル状に打ち抜き、接着剤を
用いて容器本体1の外表面に接着したり、所定形状に打
ち抜いた外装フィルム2を筒状に形成し、容器本体1に
被せ、同様に接着剤により接着するようにしてもよい。
また、外装フィルム2の内面側(容器本体側)に、ヒー
トシール性のある樹脂層あるいはコーティング剤層を形
成し、ヒートシールにより取り付け固定するようにして
もよい。また、外装フィルム2の外装基材22として、
伸縮性に富む材料(例えばポリオレフィン系あるいはポ
リエステル系のストレッチラベル)を選択し、その伸縮
性を利用して容器本体1に取り付けるようにしてもよ
い。またさらに、外装フィルム2の外装基材22とし
て、熱収縮性のある材料(例えば1軸ないし2軸延伸さ
れたポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルムポ
リスチレンフィルム)を選択し、これを筒状に形成し、
容器本体1に被せ、その後熱風などにより加熱して外装
フィルム2を収縮させて取り付けるようにしてもよい。
これら外装フィルム2の厚さは、10〜30μmとする
ことが好ましい。
【0021】上記外装フィルム2の印刷層21は、外表
面に露出するように位置させることも可能であるが、衛
生性、擦過等からの保護などを考慮すると、外表面に露
出しない位置、すなわち容器本体1側を向くように位置
させることが好ましい。なお、外装基材22が多層構成
である場合には、印刷層22を層間に挟み込むようにす
ることもできる。
面に露出するように位置させることも可能であるが、衛
生性、擦過等からの保護などを考慮すると、外表面に露
出しない位置、すなわち容器本体1側を向くように位置
させることが好ましい。なお、外装基材22が多層構成
である場合には、印刷層22を層間に挟み込むようにす
ることもできる。
【0022】外装フィルム2は、図1に示すように、少
なくとも容器本体1の胴部壁12を覆うように設けるも
のであるが、さらに容器本体1の脚部18を覆うように
してもよい。この場合、外装フィルム2としては、熱収
縮性フィルムを利用したものとすることが好ましい。
なくとも容器本体1の胴部壁12を覆うように設けるも
のであるが、さらに容器本体1の脚部18を覆うように
してもよい。この場合、外装フィルム2としては、熱収
縮性フィルムを利用したものとすることが好ましい。
【0023】また、外装フィルム2には、外装フィルム
2と容器本体1とを分離可能にして分別廃棄を容易とす
るための、ミシン目などを設けるようにしてもよい。例
えば図1の容器にあっては、容器の高さ方向に伸びる2
条のミシン目を外装フィルム2に設けることができる。
2と容器本体1とを分離可能にして分別廃棄を容易とす
るための、ミシン目などを設けるようにしてもよい。例
えば図1の容器にあっては、容器の高さ方向に伸びる2
条のミシン目を外装フィルム2に設けることができる。
【0024】外装フィルム2の取り付けは、容器本体1
に内容物を収納する前におこなってもよく、また、容器
本体1に内容物を収納し適当な蓋材(例えば紙/アルミ
ニウム箔/ヒートシールラッカーという構成からなるヒ
ートシール蓋)により封止してから、外装フィルム2を
取り付けるようにしてもよい。
に内容物を収納する前におこなってもよく、また、容器
本体1に内容物を収納し適当な蓋材(例えば紙/アルミ
ニウム箔/ヒートシールラッカーという構成からなるヒ
ートシール蓋)により封止してから、外装フィルム2を
取り付けるようにしてもよい。
【0025】図4は、本発明の、発泡樹脂層を有する容
器を用いた包装体の一実施例を示すもので、上述した発
泡樹脂層16を有する容器本体1に内容物3(例えばイ
ンスタントラーメンなど)を収納し、蓋材4により封止
し、その外側を、外装フィルム2によって覆ったもので
ある。
器を用いた包装体の一実施例を示すもので、上述した発
泡樹脂層16を有する容器本体1に内容物3(例えばイ
ンスタントラーメンなど)を収納し、蓋材4により封止
し、その外側を、外装フィルム2によって覆ったもので
ある。
【0026】容器本体1および外装フィルム2として
は、図1に示した実施例に関して説明したものと同じも
のが、この実施例においても使用できる。本実施例の特
徴は、容器本体1に内容物3を収納して開口部を蓋材4
により封止した後、容器本体1の胴部壁12およびその
上面19の周縁部を、外装フィルム2により覆った点に
ある。
は、図1に示した実施例に関して説明したものと同じも
のが、この実施例においても使用できる。本実施例の特
徴は、容器本体1に内容物3を収納して開口部を蓋材4
により封止した後、容器本体1の胴部壁12およびその
上面19の周縁部を、外装フィルム2により覆った点に
ある。
【0027】図から明らかなように、外装フィルム2は
容器上面に取り付けられた蓋材4の周縁を覆うように設
けられており、また、脚部18をも覆っている。このよ
うに容器本体上面19および/または脚部18を覆うよ
うに構成する場合は、外装フィルム2としては、前述の
熱収縮性のフィルムを外装基材22として用いることが
好ましい。
容器上面に取り付けられた蓋材4の周縁を覆うように設
けられており、また、脚部18をも覆っている。このよ
うに容器本体上面19および/または脚部18を覆うよ
うに構成する場合は、外装フィルム2としては、前述の
熱収縮性のフィルムを外装基材22として用いることが
好ましい。
【0028】図示の実施例の場合、外装フィルム2に
は、蓋材4を剥離開封可能とするための、外装フィルム
上部切り取り用のミシン目25を、容器本体のフランジ
部17のやや下方に設けることが好ましい。また、先に
述べたように、外装フィルム2と容器本体1とを分離可
能にして分別廃棄を容易とするための、容器の高さ方向
に伸びるミシン目を外装フィルム2に設けることもでき
る。
は、蓋材4を剥離開封可能とするための、外装フィルム
上部切り取り用のミシン目25を、容器本体のフランジ
部17のやや下方に設けることが好ましい。また、先に
述べたように、外装フィルム2と容器本体1とを分離可
能にして分別廃棄を容易とするための、容器の高さ方向
に伸びるミシン目を外装フィルム2に設けることもでき
る。
【0029】以上、本発明を実施例に基づいて具体的に
説明したが、本発明は上記実施例に限られるものではな
く、発明の主旨に反しない範囲において、種々の変更が
可能である。例えば、上記実施例では発泡樹脂層16は
容器の外面側に設けられているが、容器内面側(内容物
に向かう側)に設けるようにしてもよい。また、容器の
形状はカップ状のほか、どんぶり型や弁当箱状とするこ
ともできる。上記実施例では、外装フィルム2は容器の
胴部壁をほぼ全面にわたるように設けているが、印刷表
示すべき絵柄や文字等が少ない場合は、外装フィルム2
は胴部壁12の一部、例えば高さ方向の中央付近を帯状
に覆うようにして、その上下には外装フィルム2が存在
しない部分を設けるようにすることもできる。
説明したが、本発明は上記実施例に限られるものではな
く、発明の主旨に反しない範囲において、種々の変更が
可能である。例えば、上記実施例では発泡樹脂層16は
容器の外面側に設けられているが、容器内面側(内容物
に向かう側)に設けるようにしてもよい。また、容器の
形状はカップ状のほか、どんぶり型や弁当箱状とするこ
ともできる。上記実施例では、外装フィルム2は容器の
胴部壁をほぼ全面にわたるように設けているが、印刷表
示すべき絵柄や文字等が少ない場合は、外装フィルム2
は胴部壁12の一部、例えば高さ方向の中央付近を帯状
に覆うようにして、その上下には外装フィルム2が存在
しない部分を設けるようにすることもできる。
【0030】容器開口部を封止する蓋材4は、実施例記
載のヒートシール蓋のほか、嵌合による取り付けが可能
な蓋材を用いてもよい。この形式の蓋材を用いる場合
は、外装フィルム2を図4に示すように蓋材の周縁を覆
うように設けることで、容器全体の封止を確実なものと
することができ、また、未開封であることを保証するこ
とができるので、好ましい。
載のヒートシール蓋のほか、嵌合による取り付けが可能
な蓋材を用いてもよい。この形式の蓋材を用いる場合
は、外装フィルム2を図4に示すように蓋材の周縁を覆
うように設けることで、容器全体の封止を確実なものと
することができ、また、未開封であることを保証するこ
とができるので、好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上の構成からなる本発明の発泡樹脂層
を有する容器ないし包装体は、次のような効果を有す
る。印刷層が外装フィルムに設けられるので、細かい文
字や写真などがきれいに印刷でき、美匠性に優れる。ま
た、印刷層を外表面に露出しないように構成でき、その
場合は印刷層が直接手や口に触れることがないので、衛
生性、安全性に優れる。また、容器本体が発泡樹脂層を
有するので断熱性に優れ、容器に熱湯を注いでも容器を
手で持つことができる。また、上記容器本体と外装フィ
ルムを組み合わせた構成なので、全体として容器の剛性
が適度に高く、熱湯を注いだ場合でも強度の低下が小さ
い。そして、外装フィルムにより胴部壁が被覆されてい
るので、容器外面の耐水性、耐湯性に優れる。
を有する容器ないし包装体は、次のような効果を有す
る。印刷層が外装フィルムに設けられるので、細かい文
字や写真などがきれいに印刷でき、美匠性に優れる。ま
た、印刷層を外表面に露出しないように構成でき、その
場合は印刷層が直接手や口に触れることがないので、衛
生性、安全性に優れる。また、容器本体が発泡樹脂層を
有するので断熱性に優れ、容器に熱湯を注いでも容器を
手で持つことができる。また、上記容器本体と外装フィ
ルムを組み合わせた構成なので、全体として容器の剛性
が適度に高く、熱湯を注いだ場合でも強度の低下が小さ
い。そして、外装フィルムにより胴部壁が被覆されてい
るので、容器外面の耐水性、耐湯性に優れる。
【0032】容器本体に外装フィルムを取り付けた構成
であるので、容器本体と外装フィルムの分離が容易であ
り、消費者が分別廃棄を容易におこなうことができ、パ
ルプやプラスチックの再利用が容易である。また、本発
明の構成とすることにより、印刷層を設けていない熱可
塑性樹脂を加熱発泡させることによって発泡樹脂層を形
成させることができるので、発泡樹脂層の発泡が印刷層
によって抑制されるようなことがなく、均一な発泡状態
を得ることができる。これにより、発泡樹脂層表面が凹
凸とならず均一となるので、この上に外装フィルムを設
けても外装フィルムが凹凸にならず、印刷絵柄がいっそ
う美麗に見えるというメリットがある。また、容器本体
自体は無地とすることができるので、絵柄等が異なるも
のについても共通して利用できる。従って、多品種小ロ
ットの用途であっても低コストで容器を提供できる。
であるので、容器本体と外装フィルムの分離が容易であ
り、消費者が分別廃棄を容易におこなうことができ、パ
ルプやプラスチックの再利用が容易である。また、本発
明の構成とすることにより、印刷層を設けていない熱可
塑性樹脂を加熱発泡させることによって発泡樹脂層を形
成させることができるので、発泡樹脂層の発泡が印刷層
によって抑制されるようなことがなく、均一な発泡状態
を得ることができる。これにより、発泡樹脂層表面が凹
凸とならず均一となるので、この上に外装フィルムを設
けても外装フィルムが凹凸にならず、印刷絵柄がいっそ
う美麗に見えるというメリットがある。また、容器本体
自体は無地とすることができるので、絵柄等が異なるも
のについても共通して利用できる。従って、多品種小ロ
ットの用途であっても低コストで容器を提供できる。
【図1】本発明の発泡樹脂層を有する容器の一実施例を
示す説明断面図である。
示す説明断面図である。
【図2】容器本体の底部の断面を拡大して示す説明図で
ある。
ある。
【図3】容器本体の胴部壁の断面を拡大して示す説明図
である。
である。
【図4】本発明の発泡樹脂層を有する容器を用いた包装
体の一実施例を示す説明断面図である。
体の一実施例を示す説明断面図である。
1…容器本体 2…外装フィルム 3…内容物 4…蓋材 5…接着樹脂層 11…底部 12…胴部壁 13…紙層 16…発泡樹脂層 17…フランジ部 21…印刷層 22…外装基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 貴志 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 東儀 俊秀 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AA03 AA11 AB01 BA07A BB01A BB16A BB17A BB25A CA18 EE02 GA11
Claims (15)
- 【請求項1】紙層と発泡樹脂層とを含む積層材料からな
る胴部壁を有する容器本体と、印刷層を設けた外装フィ
ルムとからなる発泡樹脂層を有する容器。 - 【請求項2】胴部壁が、発泡樹脂層、紙層、被覆樹脂層
の順に積層された積層材料からなることを特徴とする、
請求項1に記載の発泡樹脂層を有する容器。 - 【請求項3】発泡樹脂層が、容器本体の外面側に位置す
ることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれ
かに記載の発泡樹脂層を有する容器。 - 【請求項4】発泡樹脂層が、紙層に積層された樹脂層を
発泡させたものである、請求項1ないし請求項3のいず
れかに記載の発泡樹脂層を有する容器。 - 【請求項5】外装フィルムが、少なくとも容器本体の胴
部壁を覆うものである、請求項1ないし請求項4のいず
れかに記載の発泡樹脂層を有する容器。 - 【請求項6】外装フィルムの印刷層が、容器本体側に位
置することを特徴とする、請求項1ないし請求項5のい
ずれかに記載の発泡樹脂層を有する容器。 - 【請求項7】容器本体が、カップ形状であることを特徴
とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の発
泡樹脂層を有する容器。 - 【請求項8】内容物を収納した容器本体と、印刷層を設
けた外装フィルムとからなる包装体であって、容器本体
が、紙層と発泡樹脂層とを含む積層材料からなる胴部壁
を有することを特徴とする、発泡樹脂層を有する容器を
用いた包装体。 - 【請求項9】胴部壁が、発泡樹脂層、紙層、被覆樹脂層
の順に積層された積層材料からなることを特徴とする、
請求項8に記載の発泡樹脂層を有する容器を用いた包装
体。 - 【請求項10】発泡樹脂層が、容器本体の外面側に位置
することを特徴とする、請求項8または請求項9のいず
れかに記載の発泡樹脂層を有する容器を用いた包装体。 - 【請求項11】発泡樹脂層が、紙層に積層された樹脂層
を発泡させたものである、請求項8ないし請求項10の
いずれかに記載の発泡樹脂層を有する容器を用いた包装
体。 - 【請求項12】外装フィルムが、少なくとも容器本体の
胴部壁を覆うものである、請求項8ないし請求項11の
いずれかに記載の発泡樹脂層を有する容器を用いた包装
体。 - 【請求項13】外装フィルムが、少なくとも容器本体上
面の周縁部分および胴部壁を覆うものである、請求項1
2に記載の発泡樹脂層を有する容器を用いた包装体。 - 【請求項14】外装フィルムの印刷層が、容器本体側に
位置することを特徴とする、請求項8ないし請求項13
のいずれかに記載の発泡樹脂層を有する容器を用いた包
装体。 - 【請求項15】容器本体が、カップ形状であることを特
徴とする、請求項8ないし請求項14のいずれかに記載
の発泡樹脂層を有する容器を用いた包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34863099A JP2001163322A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 発泡樹脂層を有する容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34863099A JP2001163322A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 発泡樹脂層を有する容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001163322A true JP2001163322A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18398296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34863099A Pending JP2001163322A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 発泡樹脂層を有する容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001163322A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004231197A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Toppan Printing Co Ltd | 発泡紙カップ容器 |
JP2004299717A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱電子レンジ対応容器 |
JP2007131304A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Sekisui Plastics Co Ltd | 印刷付き発泡シート成形容器及び食品包装体 |
JP2009066856A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Kyugi Kofun Yugenkoshi | 断熱性紙容器の製造方法 |
KR101032458B1 (ko) * | 2008-10-21 | 2011-05-03 | 김창수 | 단열성 종이용기의 제조방법 |
CN112411260A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-02-26 | 江苏吉利纸业有限公司 | 一种防印刷失真的隔热环保发泡淋膜纸及容器、制备工艺 |
-
1999
- 1999-12-08 JP JP34863099A patent/JP2001163322A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004231197A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Toppan Printing Co Ltd | 発泡紙カップ容器 |
JP2004299717A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱電子レンジ対応容器 |
JP2007131304A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Sekisui Plastics Co Ltd | 印刷付き発泡シート成形容器及び食品包装体 |
JP2009066856A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Kyugi Kofun Yugenkoshi | 断熱性紙容器の製造方法 |
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CN112411260A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-02-26 | 江苏吉利纸业有限公司 | 一种防印刷失真的隔热环保发泡淋膜纸及容器、制备工艺 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060317 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060926 |