JP6287050B2 - 開口維持部材付き包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、液体洗剤、トイレタリー、果汁飲料および調味料などの詰め替え用包装袋に関するものである。詳しくは、内容物を注出し易くした開口維持部材付き包装袋に関するものである。
近年、環境保全や省資源の立場から、各種の液体内容物の詰め替え用包装袋が広く使用されている。詰め替え用包装袋としては、使用時に注出口部の先端を切断して開口し、内容物を注出する注出口部付き包装袋がある。さらに内容物の注出易さを向上させるために、注出口部を中空円筒状または中空半円筒状に成形したものがある(特許文献1)。しかし、内容物を充填する前には、包装袋本体は平坦であるが、注出口部が立体構造になっているために、流通および保管時の集積効率が悪く、また内容物充填時に、充填機内での包装袋の搬送上のトラブルが発生し易く、このため、特殊な搬送装置を必要とすることがあった。
また、これの問題を改善するために、注出口部が平坦で、内容物を注出する際に、注出口部を注出し易い立体構造に、ワンタッチでできる開口維持部材付き包装袋がある(特許文献2)。例えば、図7に示すように、四角形状の開口維持部材30を注出口部6内に挿着したものである。開口維持部材は、図には示していないが、四角形状の中央板の両側に、四角形状の側板をヒンジを介してそれぞれ連設されたもので、前記二本のヒンジのそれぞれに、1個以上の四角形状の切欠けを跨らせて設け、両側の側板をヒンジを介して折り曲げたときに、切欠けのそれぞれの両端に係合し合う係合爪をそれぞれ設けたものである。
これは、注出口部6を形成する上側シール部9および下側シール部11の外側から内側方向に指で押圧して両側の側板を折り曲げ、係合爪を係合させ、ワンタッチで立体構造にするものであるが、例えば、押し圧方向Cに対する垂線20に対し、上側シール部の内辺10および下側シール部の内辺12の傾斜角度Aが約±10°になっている場合がある。このような状態では、押圧する力が、横に逃げたり、滑り易くなり、開口維持部材を組み立て難いことがある。
よって、注出口部が平坦で、注出時には、注出口部の外側から内側方向に指で押圧して容易に開口維持部材を組み立てることができる開口維持部材付き包装袋の要望がある。
特開平8−2538号公報 特許第3608357号公報
本発明は、上述のような背景技術の問題を鑑みて、上隅部に、包装袋の外方向に先細りした注出口部を持ち、注出口部が平坦で、注出時には、注出口部の外側から内側方向に指で押圧して容易に開口維持部材を組み立てることができる開口維持部材付き包装袋を提供することにある。
上記の課題を解決するために、発明者は鋭意検討を行い、本発明を完成した。
本発明の請求項1に係る発明は、上隅部に、包装袋の外方向に先細りした注出口部を有する包装袋において、
前記注出口部内に、四角形状の固定板の両側に四角形状の側板をヒンジを介してそれぞれ連設され、前記側板を前記二本のヒンジを介して組み立てる平板状の開口維持部材が挿着された開口維持部材付き包装袋であって、
前記注出口部が、先端シール部と、上側シール部と、下側シール部とから形成され、前記開口維持部材が、前記側板が前記上側シール部と前記下側シール部とに略平行になるように挿着されてなり、
前記上側シール部および前記下側シール部の内辺の形状が、波線状または凸部が尖った凹凸状であり、
前記上側シール部および前記下側シール部の外側から内側方向に押圧する方向に対する垂線に対し、前記上側シール部の内辺および前記下側シール部の内辺の傾斜角度が、±0°〜±8°の範囲であり、
前記側板の外側の側辺と、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺との距離が、それぞれ0.7mm以上であることを特徴とする開口維持部材付き包装袋である。
本発明の開口維持部材付き包装袋は、注出口部において、開口維持部材が、上側シール部および下側シール部とに略平行になるように挿着されてなり、上側シール部および下側シール部の外側から内側方向に押圧する方向に対する垂線に対し、上側シール部の内辺と下側シール部の内辺の傾斜角度が±0°〜±8°の範囲であり、かつ、側板の外側の側辺と、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺との距離を、それぞれ0.7mm以上であることにより、開口維持部材を組み立て易くすることができる。指で押圧する力が、横に逃げることもなく、また滑ることなく、組立て易くすることができる。
本発明の開口維持部材付き包装袋の一例を示す説明図である。 注出口部を示す説明図である。 開口維持部材の一例を示す説明図である。 図4の開口維持部材を挿着した注出口部の一例を示す説明図である。 注出口部での開口維持部材の位置を示す説明図である。 積層シートの層構成の一例を示す説明図である。 従来の開口維持部材付き包装袋の注出口部を示す説明図である。
図1は、本発明の開口維持部材付き包装袋の一例を示す説明図である。上隅部に、包装袋の外方向に先細りした注出口部6を有し、注出口部6には、注出易さを向上させるために開口維持部材30が挿着されている一例を示している。使用時に易カット線7をカットして先端シール部8を取り除き、注出孔を開口するものである。開口維持部材付き包装袋1は、表裏二枚の胴部シート2、2と底部シート3からなっている。胴部シート2および底部シート3は、可撓性を有したシートである。胴部シート2の下部の間に底部シート3を折り畳みながら挿入し、底部をシールし底シール部4、両サイドをシールしサイドシール部5,5をそれぞれ形成したものである。内容物が充填する際、底部シート3が拡開し自立性包装袋になる。また、包装袋の左側の上隅部に、斜め外方向に先細りした注出口部6が形成されている。注出口部6の先端部には、注出口部を開封するための易カット線7が形成されている。注出口部6は、先端シール部8、上側シール部9、下側シール部11からなっている。上側シール部9は、先端シール部8および天部の開口口13を形成するシール部14へと連接されている。また、下側シール部11は、先端シール部8および左サイドシール部5へと連接されている。注出口部6には、四角形状で平板状の開口維持部材30が、上側シール部9と下側シール部11と略平行になるように挿着されている。
図2は、注出口部を示す説明図である。開口維持部材30は、上側シール部9と下側シール部11と略平行に挿着されている。上側シール部9および下側シール部11の外側から内側方向に押圧する方向Cに対する垂線20に対し、上側シール部の内辺10および下側シール部の内辺12の傾斜角度Aが、±0°〜±8°の範囲であることにより、指の押圧する力で開口維持部材を組み立て易くすることができる。押圧する力を、横に逃がすこともなく、また、滑ることもなく、開口維持部材に集中させることができる。好ましくは、傾斜角度が±0〜±2°の範囲がよい。
図3は、開口維持部材の一例を示す説明図である。四角形状の開口維持部材の一例を示している。図3−1は、平面図を示している。開口維持部材30は、四角形状の固定板31の両側に四角形状の側板32をヒンジ34を介してそれぞれ連設し、ヒンジのそれぞれに4個の四角形状の切欠け35、35、35´、35´を跨らせて設けている。両側の側板をヒンジ34を介して内側へ折り曲げた時に、切欠け35、35のそれぞれの側板の端縁断面37に係合突起36を係合させ立体的にするのである。また、切欠け35´、35´のそれぞれの固定板31と、該切欠け35´の側板32にはそれぞれ係合爪38を設けている。折り曲げた時にそれぞれの係合爪38が係合させ立体的にするのである。なお、ヒンジの延設方向は、前記垂線と平行であることが望ましい。開口維持部材30は、平板状で、剛性を有するプラスチック製のものからなっている。
図3−2は、図3−1のM−M´線断面を示している。四角形状の固定板31の両側に四角形状の側板32をヒンジを介してそれぞれ連設し、それぞれのヒンジに四角形状の切欠け35を跨らせて設け、両側の側板を内側へ直立に折り曲げたときに、切欠け35のそれぞれの側板32の端縁断面37に、係合突起36が係合するものである。
図4は、図3の開口維持部材を挿着した注出口部の一例を示す説明図である。図4−1は、注出口部内に開口維持部材30を挿着した一例を示し、その断面を示している。注出口部は、上側シール部9および下側シール部11で形成され、開口維持部材30が挿着されている。開口維持部材30の両側の側板32,32が、上側シール部9および下側シール部11と対向している。固定板31は胴部シート2と部分的に接着部39が形成され、注出口部内に固着されている。図4−2は、開口維持部材を組み立てた一例を示し、その断面を示している。注出口部の外側から内側方向に押圧する力で、開口維持部材の側板32が内側に直角に折り曲げられ、係合突起36が、端縁断面37に係合され、組み立てられた状態を示している。注出孔40が形成されている状態を示している。
図5は、注出口部での開口維持部材の位置を示す説明図である。開口維持部材の側板の外側の側辺33と、上側シール部の内辺10および下側シール部の内辺との距離Lを示している。距離Lが0.7mm以上であることにより、指で押圧する力が、横に逃げることもなく、また、滑ることなく、さらに開口維持部材を組み立て易くすることができる。0.7mm未満では、組み立て難くい面がある。
さらに、本発明を実施するための形態について詳しく説明する。
本発明の開口部材付き包装袋の形態は、三方シール袋、四方シール袋や自立性包装袋などに可能である。これらの包装袋の上隅部に、外方向に先細りした注出口部を形成し、開口維持部材を挿着したものであれば可能である。
包装袋を構成する積層シートしては、可撓性のシートからなり、例えば、自立性包装袋を例に挙げると、胴部シートおよび底部シートは、図6−1に示すような積層シートになる。積層シート50は、基材フィルム層51/接着層53/シーラント層52の層構成に
なる。
基材フィルム層51としては、耐熱性を有するプラスチックフィルムが使用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステルフィルム、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィンフィルム、ポリアミドフィルム(PA)、ポリスチレンフィルム(PS)、ポリカーボネートフィルム(PC)、ポリアクリロニトリルフィルム(PAN)、ポリイミドフィルム(PI)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)などが挙げられる。支持体として、機械的強度や寸法安定性を有するものであれば、特に限定されない。特に二軸延伸されたフィルムが好ましい。基材フィルムの厚みとしては、加工性を考慮すると、10〜50μmの範囲であることが好ましく、10〜30μmの範囲であればより好ましい。
シーラント層52としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EAA)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、アイオノマー、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂からなるフィルムが使用できる。これらの樹脂を押出し機により製膜して使用することができる。上記の樹脂を用いて単層または複層にて使用できる。フィルム厚みとしては10〜100μmの範囲であることが好ましく、15〜70μmの範囲であればより好ましい。これらの樹脂からなるフィルムを用いることで、底部シートと接着できる。
接着層53としては、ドライラミネート用接着剤が使用できる。例えば、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などが使用することができる。貼り合わせ方法としては、ドライラミネート法にて可能である。
また、積層シート50の諸物性を向上する必要があれば、積層シートに中間層54を設けることも可能である。例えば、積層シートの剛性、落下強度や突き刺し強度などを向上させるなどの場合に積層することができる。層構成としては、図6−2に示すように、積層シート50は、基材フィルム層51/接着層53/中間層54/接着層53/シーラント層52の層構成になる。
中間層54としては、例えば、落下強度や突き刺し強度などを向上させるには、延伸ポリアミド樹脂フィルムや、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどを使用することができ、また酸素ガスバリア、水蒸気バリアを向上させるには、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、無機酸化物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムなどが使用できる。また中間層を積層するには、接着層53を介してドライラミネート法にて貼り合わせることができる。
無機酸化物としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシュウム、酸化カリウム、酸化錫、酸化ナトリウム、酸化ホウ素、酸化チタン、酸化鉛、酸化ジルコニウム、酸化イットリウムなどの金属の酸化物が使用できる。中でも生産性、価格面から酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなどが好ましい。
また、基材フィルム層51には、必要に応じて適宜印刷層を設けることができる。印刷層としては、溶剤と、ウレタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系などのバインダー樹脂と、各種顔料、体質顔料および可塑剤、乾燥剤、安定剤などを添加してなるインキにより形成される層である。この印刷層により、文字、絵柄などを形成することができる。印刷方法としては、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シル
クスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の印刷方法を用いることができる。また基材フィルム層の表面を、予め前処理としてコロナ処理またはオゾン処理を施すことにより、印刷層の密着性を向上させることができる。また、底部シートの延伸ポリエチレンフィルムへの印刷も同様に行うことができる。適宜、印刷方式を決めて行うことができる。
開口維持部材30は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの樹脂を用いて、射出成形法により作成することができる。この開口維持部材を製袋時に、注出口部を形成する積層シートの内面、即ちシーラント面に部分的に接着剤で接着する、または熱融着して、その後製袋して、注出口部内に挿着することができる。
本発明の開口維持部材付き包装袋は、上隅部に、包装袋の外方向に先細りの注出口部を有する包装袋であり、該注出口部内に開口維持部材を挿着したものである。開口維持部材が、上側シール部と下側シール部と略平行に挿着されてなり、上側シール部および下側シール部の外側から内側に押圧する方向に対する垂線に対し、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺の傾斜角度が、±0°〜±8°の範囲であることにより、指の押圧する力で、開口維持部材を組み立て易くすることができる。また、開口維持部材の外側の側辺と、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺との距離を、それぞれ0.7mm以上にすることで、さらに開口維持部材を組み立て易くすることができる。
また、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺の形状を、波線状や、凸部が尖った凹凸状にすることで、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺が折れ曲がり易くすることができ、押圧する力を開口維持部材に集中することでき、さらに開口維持部材を組み立て易くすることができる。
また、注出口部に易カット線7を設けることで、先端シール部をカットし、注出口部を開封し注出孔を形成することができる。易カット線7の一端には、V字型やU字型のノッチや切込み線を設けたりして開封性が向上させることができる。易カット線は、表裏フィルムに連続して設けたハーフカット線であることが好ましい。ハーフカット線は、刃物によって形成する方法と、レーザー加工によって形成する方法が一般に用いられているが、レーザー加工による方法の方が均一で安定した切れ目を形成できるので好ましい。レーザーの種類としては、炭酸ガスレーザーがより好ましい。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
基材フィルム層としてポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)12μm、中間層として、延伸ポリアミドフィルム(ONy)15μmを、二液硬化型ウレタン接着剤を介してドライラミネート法にて貼り合わせた。
次にシーラント層として、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE)70μmを、上記延伸ポリアミドフィルム面に二液硬化型ウレタン接着剤を介してドライラミネート法にて貼り合わせ積層シートを作成した。
次に、自立性包装袋を形成すべく、上記積層シートを、胴部シートと底部シートの所定の幅にスリットした。
次に、上記底部シートを表裏二枚の胴部シートの下部の間に折り畳みながら挟み込んで、底部と左右サイドをシールし、底シール部、左右サイドシール部を形成した。また天部をシールして天シール部を形成した。自立性包装袋のサイズを横170mm×縦240mmに形成した。この際、左側上隅部には、図2に示すような注出口部を形成し、該注出口部内に開口維持部材(図3に示す)を挿着した。開口維持部材は、ポリエチレン樹脂を用いて射出成形にて行い作成した。
図2で示した垂線と上側シール部の内辺および下側シール部の内辺とのそれぞれの傾斜角度Aを±0°にした包装袋を作成した。また、開口維持部材の側板の外側の側辺と、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺との距離Lをそれぞれ1.0mmにした。
実施例1の傾斜角度Aを±2°にした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の傾斜角度Aを±4°にした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の傾斜角度Aを±6°にした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の傾斜角度Aを±8°にした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の距離Lを0.7mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の距離Lを1.5mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の距離Lを2.0mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の傾斜角度Aを±8°にし、距離Lを0.7mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
実施例1の傾斜角度Aを±8°にし、距離Lを2.0mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
実施例1の傾斜角度Aを±10°にした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
<比較例2>
実施例1の傾斜角度Aを±12°にした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
<比較例3>
実施例1の距離Lを0.0mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
<比較例4>
実施例1の距離Lを0.3mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
<比較例5>
実施例1の距離Lを0.5mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
<比較例6>
実施例1の傾斜角度Aを±8°にし、距離Lを0.5mmにした以外は、実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
<評価方法>
実施例1〜10、比較例1〜6の包装袋の注出口部の上側シール部および下側シール部を外側から内側方向に指で押圧し、開口維持部材の組み立て易さの評価を行った。それぞれ10袋を評価した。評価としては、官能にて行い、○は組み立て易い、×は組み立て難いとした。
評価結果を表1に示す。
実施例1〜5の傾斜角度Aが0〜±8°の範囲では、開口維持部材の組み立てが容易にできた。しかし、比較例1〜2の傾斜角度Aが、±10°、±12°では、組み立て難かった。
また、実施例6〜8では、傾斜角度Aが±0°で、距離Lが0.7mm以上では組み立てが容易にできた。しかし、比較例3〜5では、傾斜角度が±0°で、距離が0〜0.5mmの範囲では組み立て難かった。
また、実施例9では、傾斜角度Aが±8°で、距離Lを0.7mmにしたものは、組み立て易かった。しかし、比較例6では、傾斜角度Aを±8°で、距離Lを0.5mmにしたものは、組み立て難かった。
垂線と、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺との傾斜角度が、±0°〜±8°の範囲で、かつ側板の外側の側辺と、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺との距離が、それぞれ0.7mm以上であれば、上側シール部および下側シール部の外側から内側方向に指で押圧する力が横に逃げることがなく、また滑り難いことから、開口維持部材を容易に組み立てることができることが判った。
1・・・開口維持部材付き包装袋
2・・・胴部シート
3・・・底部シート
4・・・底シール部
5・・・サイドシール部
6・・・注出口部
7・・・易カット線
8・・・先端シール部
9・・・上側シール部
10・・上側シール部の内辺
11・・下側シール部
12・・下側シール部の内辺
13・・開口口
14・・シール部
20・・垂線
30・・開口維持部材
31・・固定板
32・・側板
33・・側板の外側の側辺
34・・ヒンジ
35・・切欠け
36・・係合突起
37・・断面
38・・係合爪
39・・接着部
40・・注出孔
50・・積層シート
51・・基材フィルム層
52・・シーラント層
53・・接着層
54・・中間層
A・・・角度
L・・・距離
C・・・押圧方向

Claims (1)

  1. 上隅部に、包装袋の外方向に先細りした注出口部を有する包装袋において、
    前記注出口部内に、四角形状の固定板の両側に四角形状の側板をヒンジを介してそれぞれ連設され、前記側板を前記二本のヒンジを介して組み立てる平板状の開口維持部材が挿着された開口維持部材付き包装袋であって、
    前記注出口部が、先端シール部と、上側シール部と、下側シール部とから形成され、前記開口維持部材が、前記側板が前記上側シール部と前記下側シール部とに略平行になるように挿着されてなり、
    前記上側シール部および前記下側シール部の内辺の形状が、波線状または凸部が尖った凹凸状であり、
    前記上側シール部および前記下側シール部の外側から内側方向に押圧する方向に対する垂
    線に対し、前記上側シール部の内辺および前記下側シール部の内辺の傾斜角度が、±0°〜±8°の範囲であり、
    前記側板の外側の側辺と、上側シール部の内辺および下側シール部の内辺との距離が、それぞれ0.7mm以上であることを特徴とする開口維持部材付き包装袋。
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