JP6281277B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
前記天シール部が、前記本体フィルムの上端から内側に形成され、該天シール部の上端側には未シール部が形成され、
前記天シール部が、前記包装袋の幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部を有しており、
前記未シール部分の表裏二枚の本体フィルムに、それぞれ前記凸シール部の上側に指挿入穴が形成され、前記指挿入穴の上端と前記本体フィルムの上端との距離が、8mm以上であることを特徴とする包装袋である。
)で切り裂かれることがなく開封できる。距離Lが8mm未満では、本体フィルムが、引き裂かれる心配がある(後述する図8にて説明する)。また距離Lが、15mmを超えてもよいが、本体フィルム材料が無駄に使用することになり、敢えて必要はなく経済性から好ましくない。よって、経済性から、距離Lが、8〜15mmの範囲が好ましい。また、裏本体フィルム3の上端を、表本体フィルム3の上端よりも2〜3mm短くしてもよい。このようにすることで表裏二枚の本体フィルムを開き易くし、指を指挿入穴に挿入し易くすることができる。
指または中指52をそれぞれ反対方向に拡げ、表裏二枚の本体フィルムを拡げると、該拡げる力、即ち剥離力が、凸シール部の先端を剥離せず、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間を切り裂く力となってしまい切り裂き部11が生じてしまう。切り裂き部11が生じると天シール部6を開封できない一例を示している。指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離Lが、8mm未満では、切り裂き部11が生じてしまい天シール部6を開封できないのである。
わせることもできる。また接着層として、ポリエチレン樹脂を押出し機より押出し、サンドポリ法にて可能である。
は、表裏二枚の本体フィルムにそれぞれ形成する。指挿入穴は、本体フィルムの上端と指挿入穴の上端との距離を8mm以上に形成する。経済性から8〜15mmに範囲になるように形成する。指挿入穴は、1箇所でもよく、また複数個所形成してもよい。その後、インライン上で左右側シール部、底シール部を形成し上端に開口口を有した包装袋を作成する。また、別な方法として、包装袋を作成した後に、表裏二枚の本体フィルムの所定の位置に指挿入穴をそれぞれ形成してもよい。生産性やコストなど含めて決めればよい。
、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋をそれぞれ作成した。天シール部は、包装袋幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部、即ち三角状の凸シール部を形成した。凸シール部の先端の上側に指挿入穴が配置されるように形成した。凸シール部の形状は、凸シール部の幅Wが20mm、高さHが12mm、包装袋周方向に対する傾斜角度θが30度、シール幅が5mmで形成した。また凸シール部の先端と指挿入穴の下端との距離を10mmとした。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを2mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを4mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを6mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを2mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを4mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを2mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを4mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを6mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
作成した包装袋を片手で掴み、表本体フィルムの指挿入穴に親指を内側から挿入し、裏本体フィルムの指挿入穴に人差し指を内側から挿入する。次いで、親指と人差し指をそれぞれ反対方向に拡げ、表裏二枚の本体フィルムを拡げて、天シール部を剥離するようにする。このようにすることで、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間で、切り裂き部が生じるかを評価した。評価は次のように行った。◎は、切り裂き部が生じることなく天シール部を開封できた。△は、切り裂き部が生じたり、生じなかったりしてバラツキが観られ、開封ができるものと、できないものがあった。×は、切り裂き部が生じて開封できなかった。
表1に示す。
2 表本体フィルム
3 裏本体フィルム
4 側シール部
5 底シール部
6 天シール部
7 凸シール部
8 未シール部
9 指挿入穴
10 底テープ
11 切り裂き部
15 指挿入穴の位置
20 左側シール部
21 右側シール部
22 包装袋の幅
23 シール幅
30 積層シート
31 基材フィルム層
32 接着層
33 シーラント層
34 中間層
40 片手で開封する状態
50 手
51 親指
52 人差し指または中指
60 剥離された天シール部
L 指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離
M 凸シール部先端と指挿入穴の下端との距離
N 指挿入穴の上端と下端との長さ(径)
W 凸幅
H 高さ
θ 傾斜角度
A 剥離力
Claims (4)
- 少なくとも、基材フィルム層と、シーラント層とからなる表裏二枚の本体フィルムを、前記シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部、底シール部、天シール部を形成し、内容物を収納する包装袋において、
前記天シール部が、前記本体フィルムの上端から内側に形成され、該天シール部の上端側には未シール部が形成され、
前記天シール部が、前記包装袋の幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部を有しており、
前記未シール部分の表裏二枚の本体フィルムに、それぞれ前記凸シール部の上側に指挿入穴が形成され、前記指挿入穴の上端と前記本体フィルムの上端との距離が、8mm以上であることを特徴とする包装袋。 - 前記凸シール部の形状が、三角状であることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
- 前記シーラント層が、イージーピール性を有する樹脂からなることを特徴とする請求項1または2記載の包装袋。
- 前記距離が、8〜15mmの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋。
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