JP6281277B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、易開封性を有する包装袋に関するもので、特に片手で開封できる包装袋に関するものである。
従来から、固形状の内容物を収納する包装袋には、携帯性やハンドリング性などから、三方シール包装袋、四方シール包装袋、自立性を有する包装袋などが広く使用されている。
従来、このような包装袋を開封するために種々の方法がとられている。例えば、少なくとも、基材フィルム層と、シーラント層とからなる積層シートを用いた包装袋で、イージーピール性を有したシーラント層を用いたものがある。
また、基材フィルム層に一軸延伸フィルムを用い、易カット性を発現させ、シール部の形状を鋸刃状の凹凸にし、天地方向へカットするものや、シール部に開封開始部であるノッチを設けたものなどがある。
また、三方シール包装袋において、開封性を持たせるために、長さ方向に沿って形成された折り曲げ部および背貼り部分の包装体表面層に傷をつけ開封用粗面部分を設ける包装体が提案されている(特許文献1)。
しかし、上記のような包装袋は、いずれも両手で開封しなければならないため、片手が塞がっていて、両手で開封できない場合や、片手が不自由な人には開封することができない問題があった。また、切り裂いた開封片が、分離されゴミとなってしまい、携帯時などでは不便があった。
以上から、片手でも容易に開封でき、かつ開封片が生じない包装袋の要望がある。
特開昭64−36435号公報
上記の問題を鑑みて、片手でも容易に開封でき、かつ開封片が生じない包装袋を提供することにある。
上記の課題を解決するために、発明者は鋭意検討を行い、本発明を完成した。
本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも、基材フィルム層と、シーラント層とからなる表裏二枚の本体フィルムを、前記シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部、底シール部、天シール部を形成し、内容物を収納する包装袋において、
前記天シール部が、前記本体フィルムの上端から内側に形成され、該天シール部の上端側には未シール部が形成され、
前記天シール部が、前記包装袋の幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部を有しており、
前記未シール部分の表裏二枚の本体フィルムに、それぞれ前記凸シール部の上側に指挿入穴が形成され、前記指挿入穴の上端と前記本体フィルムの上端との距離が、8mm以上であることを特徴とする包装袋である。
本発明の請求項に係る発明は、前記凸シール部の形状が、三角状であることを特徴とする請求項記載の包装袋。
本発明の請求項に係る発明は、前記凸シール部の包装袋周方向に対する傾斜角度が、15〜55度であることを特徴とする請求項1または2記載の包装袋である。
本発明の請求項に係る発明は、前記シーラント層が、イージーピール性を有する樹脂からなることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の包装袋である。
本発明の包装袋は、片手でも安定して開封でき、かつ開封片が生じないものである。携帯性に優れ、かつ利便性にも優れる包装袋である。
本発明の包装袋は、天シール部が、本体フィルムの上端から内側に形成され、該天シール部の上端側に未シール部が形成され、天シール部が、包装袋の幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部を有しており、未シール部分の表裏二枚の本体フィルムに、それぞれ指が挿入することができる指挿入穴が形成され、該指挿入穴の上端と、本体フィルムの上端との距離が8mm以上であることにより、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間の部分が、切り裂かれることがなく開封できる。片手でも容易に開封できるものである。
未シール部分の表裏二枚の本体フィルムに、それぞれ手の指が挿入できる指挿入穴が形成されていることで、例えば、表本体フィルムに形成された指挿入穴に内側から親指を、裏本体フィルムに形成された指挿入穴に内側から人差し指または中指を、それぞれ挿入し、表裏二枚のフィルムを反対方向に拡げることで、この拡げる力が天シール部を剥離する剥離力となるのである。剥離力が、まず天シール部、即ち凸シール部の先端に集中し、先端を剥離し、次いで凸シール部を剥離して、天シール部全体を剥離するのである。また、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離が8mm以上であることにより、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間の部分が、表裏二枚の本体フィルムを拡げる力(剥離力)で切り裂かれることがなく天シール部を開封できる。このようにして片手でも開封できるのである。
また、指挿入穴が、凸シール部の上側に形成されているにより、剥離力が凸シール部の先端に集中し剥離を容易に開封できる。
また、凸シール部の形状が、三角状であることにより、剥離力が三角状の先端に集中させることで初期の剥離力を小さく抑えることができる。剥離力が順次傾斜部へと伝達され、凸シール部を剥離し、次いで天シール部全体へと伝達され剥離されるのである。よって容易に開封できるのである。
また、シーラント層が、イージーピール性を有する樹脂からなることにより、安定して剥離することができ開封できる。
また、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離が、8〜15mmの範囲にすることにより、経済性を有する包装袋を提供できる。
また、本発明の包装袋は、開封片が生じないため、利便性を有するものである。
本発明の包装袋の一例を示す正面図である。 図1の包装袋の一例を示す斜視図である。 本発明の包装袋の他の一例を示す説明図である。 指挿入穴の位置関係の一例を示す説明図である。 天シール部の一例を示す説明図である。 図3の包装袋を片手で開封する一例を示す説明図である。 図3の包装袋を片手で開封する一例を示す説明図である。 図3の包装袋を片手で開封する一例を示す説明図である。 積層シートの層構成の一例を示す説明図である。
以下に、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の包装袋の一例を示す正面図である。図2は、図1の包装袋の一例を示す斜視図である。表裏二枚の本体フィルム2,3を重ねあわせ、左右側シール部4、4、底シール部5および天シール部6が形成された包装袋1である。内容物には、固形状の内容物が収納されるものである。天シール部6は、表裏二枚の本体フィルム2,3の上端より内側に設けられ、該天シール部の上端側には未シール部8が形成されている。天シール部6には、包装袋幅方向中央付近に上端方向に向かって三角状の凸シール部7が形成されている。また、未シール部分8の表裏二枚の本体フィルム2,3には、それぞれ手の指を挿入することができる指挿入穴9,9が形成されている。指挿入穴9,9は、凸シール部7の上側に形成されている。また、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離Lが、8mm以上で形成されている。
図3は、本発明の包装袋の他の一例を示す説明図である。表裏二枚の本体フィルム2,3の下端の間に底テープ10を挿入し、底シール部5を形成した自立性を有する包装袋1である。天シール部6は、表裏二枚本体フィルム2,3の上端より内側に設けられ、該天シール部の上端側には未シール部8が形成されている。天シール部6には、包装袋幅方向中央付近で上端方向に向かって三角状の凸シール部7が形成されている。また、未シール部分8の表裏二枚の本体フィルム2,3には、それぞれ手の指を挿入することができる指挿入穴9,9が形成されている。指挿入穴9,9は、凸シール部7の上側に形成されている。また、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離Lが、8mm以上で形成されている。
図4は、指挿入穴の位置関係の一例を示す説明図である。天シール部6は、表裏二枚の本体フィルムの上端より内側に形成されている。天シール部6は、包装袋の幅22方向に対し中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部7が形成されている。また、天シール部6の上側には、未シール部8が形成され、この未シール部の凸シール部の上側には指挿入穴9、9が、表裏二枚の本体フィルムにそれぞれ形成されている。凸シール部7の形状として三角状に形成されている一例である。
本体フィルムの上端と指挿入穴の上端との距離Lが、8mm以上であれば、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間の部分が、表裏二枚の本体フィルムを拡げる力(剥離力
)で切り裂かれることがなく開封できる。距離Lが8mm未満では、本体フィルムが、引き裂かれる心配がある(後述する図8にて説明する)。また距離Lが、15mmを超えてもよいが、本体フィルム材料が無駄に使用することになり、敢えて必要はなく経済性から好ましくない。よって、経済性から、距離Lが、8〜15mmの範囲が好ましい。また、裏本体フィルム3の上端を、表本体フィルム3の上端よりも2〜3mm短くしてもよい。このようにすることで表裏二枚の本体フィルムを開き易くし、指を指挿入穴に挿入し易くすることができる。
また、指挿入穴の上端から下端までの径Nは、特に限定されないが、指の挿入し易さから18〜22mmの範囲が好ましい。一般的な、子供から大人までの指であれば挿入できる。
また、凸シール部7の先端から指挿入穴の下端との距離Mが、10〜14mmの範囲であることが好ましい。表本体フィルムと裏本体フィルムを拡げて易く、天シール部を剥離し易くなり好ましい。凸シール部の先端に剥離力を集中し易くすることができる。
図5は、天シール部の一例を示す説明図である。凸シール部7の形状として、三角状に形成されている一例である。凸シール部7の凸幅W、凸シール部7の高さH、凸シール部7の傾斜角度θを示している。凸シール部の高さHは、包装袋周方向のシール部と凸シール部の先端までの距離を示し、また凸シール部の傾斜角度θは、包装袋周方向との傾斜角度を示している。また、凸シール部7は、包装袋の幅22方向に左側シール部20および右側シール部21にそれぞれ連接され天シール部6を形成している。
特に、凸シール部の形状では、それぞれ、凸シール部の凸幅Wが20〜30mmの範囲、凸シール部の高さHが、12〜20mmの範囲、凸シール部の傾斜角度θが、20〜50度の範囲、天シール部の幅23が、5〜8mmの範囲、であることが好ましい。凸シール部7の先端から天シール部6全体まで容易に剥離され開封できる。片手でも容易に開封できる。
本発明の包装袋の開封方法について説明する。
図6は、図3の包装袋を片手で開封する一例を示した説明図である。片手で開封する状態40としては、まず天シール部6の上側の未シール部の表裏二枚の本体フィルムにそれぞれ形成された指挿入穴9,9に、例えば、表本体フィルムの指挿入穴9に内側から親指51を挿入し、また、裏本体フィルムに形成された指挿入穴9に内側から人指し指または中指52を挿入した状態を示している。包装袋は、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離Lが、8mm以上で形成されているものである。
図7は、図6に示した状態から、指挿入穴9,9に挿入した親指51と人差し指または中指52をそれぞれ反対方向に拡げ、表裏二枚の本体フィルムを拡げる。該拡げる力が、天シール部の凸シール部の先端を剥離する剥離力Aとなり、次いで該剥離力が凸シール部を剥離し、次いで左側シールおよび右側シールを剥離し、天シール部の全体を剥離していくのである。指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離を8mm以上にすることで、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間のフィルムが切り裂けることもなく開封できる。経済性から8〜15mmの範囲であればよいのである。符号60は、剥離された天シール部を示している。このようにすることで、片手で開封することができるのである。また、開封する際には、開封片が生じないために利便性を有する包装袋である。
図8は、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離Lが、8mm未満の包装袋を開封する一例を示した説明図である。包装袋の指挿入穴9,9に挿入した親指51と人差し
指または中指52をそれぞれ反対方向に拡げ、表裏二枚の本体フィルムを拡げると、該拡げる力、即ち剥離力が、凸シール部の先端を剥離せず、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間を切り裂く力となってしまい切り裂き部11が生じてしまう。切り裂き部11が生じると天シール部6を開封できない一例を示している。指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離Lが、8mm未満では、切り裂き部11が生じてしまい天シール部6を開封できないのである。
図9は、積層シートの層構成の一例を示す説明図である。包装袋を形成する積層シート30の層構成は、図9−1に示すように、少なくとも、基材フィルム層31/接着層32/シーラント層33からなる。
基材フィルム層31としては、耐熱性を有するプラスチックフィルムが使用できる。例えば、ポリエステルフィルム(PET)、ポリエチレンナフタレートフィルム(PEN)、ポリブチレンテレフタレートフィルム(PBT)、ポリエチレンフィルム(PE)、ポリプロピレンフィルム(PP)、ナイロンフィルム(Ny)、ポリスチレンフィルム(PS)、ポリカーボネートフィルム(PC)、ポリアクリロニトリルフィルム(PAN)、ポリイミドフィルム(PI)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、セロハンなどが挙げられる。機械的強度や寸法安定性を有するものであれば、特に限定されない。特に二軸延伸されたフィルムが好ましい。基材フィルム層31の厚みとしては、積層する加工性を考慮すると、10〜50μmの範囲であることが好ましく、10〜30μmの範囲であればより好ましい。
シーラント層33としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EAA)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、アイオノマー、ポリプロピレン(PP)、などのポリオレフィン系樹脂からなるフィルムが使用できる。これらの樹脂を押出し機によりフィルム化して使用することができる。上記の樹脂を用いて単層または複層にて使用できる。シーラント層の厚みとしては20〜60μmの範囲であることが好ましい。また、シーラント層33には、イージーピール性を有する樹脂が使用できる。シーラント層にイージーピール性を付与することで安定して剥離することができる。
イージーピール性を有するシーラント層としては、シーラント層自体が凝集破壊するタイプで、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンなどの樹脂を混合した樹脂を用いることができる。フィルム化し積層したり、またはこれら樹脂の塗工液を塗布することにより使用することができる。
例えば、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂とポリブテンー1樹脂を混合した樹脂、またポリオレフィン樹脂とポリスチレン樹脂を混合した樹脂などが使用することができる。
これら樹脂を、押出し機により押出しフィルム化し、シーラント層として積層することができる。また、これら樹脂を溶剤に溶解または分散させ、グラビアコートやロールコートにて積層することができる。
接着層32としては、ドライラミネート用接着剤が使用できる。例えば、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などが使用することができる。貼り合わせ方法としては、ドライラミネート法にて可能である。また、シーラント層を押出し機により押出しながら、アンカー剤(接着剤)を介して貼り合
わせることもできる。また接着層として、ポリエチレン樹脂を押出し機より押出し、サンドポリ法にて可能である。
また、積層シート30の諸物性を向上する必要があれば、中間層34を積層することができる。例えば、積層シート30の剛性、落下強度や突き刺し強度などの向上、また内容物が食品の場合は、酸素ガスバリアや水蒸気バリアの向上、などに設けることができる。層構成としては、図9−2に示す層構成になる。積層シート30の層構成は、基材フィルム層31/接着層32/中間層34/接着層32/シーラント層33になる。
中間フィルム34としては、落下強度や突き刺し強度などの向上には、ナイロンフィルムや、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルムなどを使用することができ、また、酸素ガスバリアや水蒸気バリアなどの向上には、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム、無機酸化物蒸着ポリエステルフィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム(EVOH)、塩化ビニリデンフィルム(PVDC)などを用いることができる。また、中間層を積層するには、接着層を介してドライラミネート法にて貼り合わせることができる。
無機酸化物としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシュウム、酸化カリウム、酸化錫、酸化ナトリウム、酸化ホウ素、酸化チタン、酸化鉛、酸化ジルコニウム、酸化イットリウムなどの金属酸化物が使用できる。中でも生産性、価格面から酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなどが好ましい。
また、基材フィルム層31には、必要に応じて適宜印刷層を設けることができる。印刷層としては、溶剤と、ウレタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系などのバインダー樹脂と、各種顔料、体質顔料および可塑剤、乾燥剤、安定剤などを添加してなるインキにより形成される層である。この印刷層により、文字、絵柄などを形成することができる。印刷方法としては、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の印刷方法を用いることができる。また基材フィルム層の表面を、予め前処理としてコロナ処理またはオゾン処理を施すことにより、印刷層の密着性を向上させることができる。通常は、基材フィルム層の内面に印刷層を設ける。
さらに、本発明を実施するための形態につき詳しく説明する。
指挿入穴を形成する方法としては、レーザー加工や金属刃により形成できる。円形状(楕円形状含む)に切り抜いたもの、または打抜いたもので可能である。また一部を残し切り込み(積層シートを貫通)したものでも可能である。指を挿入できるものであれば限定されない。レーザーとしては、例えば、連続またはパルス発振型の炭酸ガスレーザー、YAGレーザー、エキシマレーザーなどが挙げられるが、中でも炭酸ガスレーザーが好適に使用できる。
以下、包装袋の製造方法について簡単に説明する。
基材フィルム層と、シーラント層とを、必要に応じてガスバリア層を有する中間層を用い、接着層を介してドライラミネート法やポリエチレン樹脂を押出しサンドポリ法により積層シートを作成する。
次いで、積層シートを所定の幅にスリットして、ロール状に巻取り、表裏の本体フィルムを形成する。これらの表裏の本体フィルムのロールを製袋機に載置し製袋する。この際に、まず表裏二枚の本体フィルムの所定の位置に指挿入穴をそれぞれ形成する。指挿入穴
は、表裏二枚の本体フィルムにそれぞれ形成する。指挿入穴は、本体フィルムの上端と指挿入穴の上端との距離を8mm以上に形成する。経済性から8〜15mmに範囲になるように形成する。指挿入穴は、1箇所でもよく、また複数個所形成してもよい。その後、インライン上で左右側シール部、底シール部を形成し上端に開口口を有した包装袋を作成する。また、別な方法として、包装袋を作成した後に、表裏二枚の本体フィルムの所定の位置に指挿入穴をそれぞれ形成してもよい。生産性やコストなど含めて決めればよい。
次に、包装袋の開口部から固形状の内容物を充填した後、天シール部を表裏二枚の本体フィルムの上端から内側に形成する。天シール部は、包装袋の幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部と、該凸シール部と連接して左側シール部および右側シール部を包装袋周方向に形成されてなるものである。また左側シール部および右側シール部を包装袋の周方向より上傾斜方向または下傾斜方向でもよく、内容物の種類によって適宜決めればよい。天シール部は、このような形状のシールバーを作成して形成すれば可能である。
また、他の包装袋の形態として、表裏二枚の本体フィルムの下端の間に、所定の幅にスリットした底テープを挿入し、底シール部を形成し、上記と同様に行うことにより自立性を有する包装袋ができる。
このようにして形成された包装袋は、片手で容易に開封できるため、携帯性に優れるものである。また、開封片が生じることもなく、利便性に優れているものである。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
基材フィルム層として、ポエステルフィルム(PET)12μmの片面に低密度ポリエチレン樹脂を介してアルミニウム箔7μmを貼り合わせた。低密度ポリエチレン樹脂15μmを押し出し、サンドポリ法にて貼り合せた。
次いで、アルミニウム箔面に接着層をアンカーコートし、イージーピール性を有する樹脂を押出し、シーラント層40μmを形成し貼り合せた。このようにして積層シートを形成した。イージーピール性を有する樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレンを20重量%、低密度ポリエチレンを50重量%、ポリブテンー1を30重量%からなる混合樹脂からなるものである。接着層は、二液硬化型ウレタン系接着剤を用いた。積層シートの層構成は、ポリエステルフィルム12μm/低密度ポリエチレン樹脂層15μm/アルミニウム箔7μm/接着層/シーラント層40μmの層構成になる。接着層は、二液硬化型ウレタン系接着剤を用いグラビアコートした。
次に、この積層シートをスリットし、所定の幅で、表裏二枚の本体フィルムと底テープをロール状に形成した。
上記表裏二枚の本体フィルムを重ね合わせがなら、該表裏二枚の本体フィルムの下端の間に底テープを挿入し底シール部、次いで左右側シール部を形成した。横の長さ130mm、縦の長さ180mm、底部の幅30mmの包装袋を作成した。次いで、包装袋の所定の位置の表裏二枚の本体フィルムにそれぞれ指挿入穴を形成した。この指挿入穴は、包装袋幅方向の中央付近に形成した。指挿入穴は、金属刃を用い打抜き加工を行った。指挿入穴は、楕円状で、長径は22mm、短径18mmを形成した。この際、指挿入穴を、指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを8mmで形成した。
次いで、上端の開口部からピーナッツを充填し、上端をシールして天シール部を形成し
、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋をそれぞれ作成した。天シール部は、包装袋幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部、即ち三角状の凸シール部を形成した。凸シール部の先端の上側に指挿入穴が配置されるように形成した。凸シール部の形状は、凸シール部の幅Wが20mm、高さHが12mm、包装袋周方向に対する傾斜角度θが30度、シール幅が5mmで形成した。また凸シール部の先端と指挿入穴の下端との距離を10mmとした。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを10mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを12mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを14mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを16mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを18mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを20mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
基材フィルム層として、延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)20μmの裏面に低密度ポリエチレン樹脂を介してアルミ蒸着ポリエステルフィルム12μmを貼り合わせた。低密度ポリエチレン樹脂15μmを押出し機により押し出し貼り合せた。
次いで、ポリエステルフィルム面に低密度ポリエチレン樹脂15μmを介してイージーピール性を有する樹脂を押出し機により押出し、シーラント層30μmを形成し貼り合せた。サンドポリ法にて貼り合わせた。このようにして積層シートを形成した。イージーピール性を有する樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレンを20重量%、低密度ポリエチレンを50重量%、ポリブテンー1を30重量%からなる混合樹脂からなるものである。接着層は、二液硬化型ウレタン系接着剤を用いグラビアコートした。積層シートの層構成は、延伸ポリプロピレンフィルム20μm/低密度ポリエチレン樹脂層15μm/アルミ蒸着ポリエステルフィルム12μm/接着層/シーラント層30μmの層構成になる。この積層シートを用い、上記と同じように行い自立性を有する包装袋を作成した。この際、同様に指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを6mmで形成した。
次いで、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を形成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを8mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを10mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを12mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを14mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを16mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを18mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを20mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
基材フィルム層として、延伸ナイロンフィルム(ONy)15μmの裏面に接着層を介して、イージーピール性を有する樹脂を押出し機により押出し、シーラント層40μmを形成し貼り合せた。このようにして積層シートを形成した。イージーピール性を有する樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレンを20重量%、低密度ポリエチレンを50重量%、ポリブテンー1を30重量%からなる混合樹脂からなるものである。接着層は、二液硬化型ウレタン系接着剤を用いグラビアコートした。積層シートの層構成は、延伸ナイロンフィルム15μm/接着層/シーラント層40μmの層構成になる。この積層シートを用い、上記と同じように行い自立性を有する包装袋を作成した。この際、同様に指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを8mmで形成した。
次いで、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を形成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを10mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを12mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを14mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを16mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを18mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを20mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを2mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<比較例2>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを4mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<比較例3>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを6mmとした以外は、実施例1と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<比較例4>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを2mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<比較例5>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを4mmとした以外は、実施例8と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<比較例6>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを2mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<比較例7>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを4mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<比較例8>
指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離Lを6mmとした以外は、実施例16と同様に行い、ピーナッツが充填された自立性を有する包装袋を作成した。
<評価方法>
作成した包装袋を片手で掴み、表本体フィルムの指挿入穴に親指を内側から挿入し、裏本体フィルムの指挿入穴に人差し指を内側から挿入する。次いで、親指と人差し指をそれぞれ反対方向に拡げ、表裏二枚の本体フィルムを拡げて、天シール部を剥離するようにする。このようにすることで、指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との間で、切り裂き部が生じるかを評価した。評価は次のように行った。◎は、切り裂き部が生じることなく天シール部を開封できた。△は、切り裂き部が生じたり、生じなかったりしてバラツキが観られ、開封ができるものと、できないものがあった。×は、切り裂き部が生じて開封できなかった。
<評価結果>
表1に示す。
Figure 0006281277
三種類の積層シートを用い評価したが、いずれも指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離が8mm以上あれば、指挿入穴の上端と本体フィルム上端との間で切り裂き部が生じることもなく、天シール部を片手で開封できた。また8mm未満では、切り裂き部が生じて開封できないことが判った。
また、指挿入穴の上端と本体フィルム上端との距離が、15mmを超えてもよいが、本体フィルム材料を無駄に使用することになり、経済性から、距離Lが8〜15mmの範囲であれば十分、本発明の包装袋に使用できることが判った。
本発明の包装袋は、片手でも容易に天シール部を開封できた。携帯性に優れるものであった。また、開封片が生じないため利便性にも優れるものであった。
本発明の包装袋は、片手でも容易に開封することができるため、片手が不自由な人でも容易に開封できるものである。
1 本発明の包装袋
2 表本体フィルム
3 裏本体フィルム
4 側シール部
5 底シール部
6 天シール部
7 凸シール部
8 未シール部
9 指挿入穴
10 底テープ
11 切り裂き部
15 指挿入穴の位置
20 左側シール部
21 右側シール部
22 包装袋の幅
23 シール幅
30 積層シート
31 基材フィルム層
32 接着層
33 シーラント層
34 中間層
40 片手で開封する状態
50 手
51 親指
52 人差し指または中指
60 剥離された天シール部
L 指挿入穴の上端と本体フィルムの上端との距離
M 凸シール部先端と指挿入穴の下端との距離
N 指挿入穴の上端と下端との長さ(径)
W 凸幅
H 高さ
θ 傾斜角度
A 剥離力

Claims (4)

  1. 少なくとも、基材フィルム層と、シーラント層とからなる表裏二枚の本体フィルムを、前記シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部、底シール部、天シール部を形成し、内容物を収納する包装袋において、
    前記天シール部が、前記本体フィルムの上端から内側に形成され、該天シール部の上端側には未シール部が形成され、
    前記天シール部が、前記包装袋の幅方向中央付近で上端方向に向かって凸状の凸シール部を有しており、
    前記未シール部分の表裏二枚の本体フィルムに、それぞれ前記凸シール部の上側に指挿入穴が形成され、前記指挿入穴の上端と前記本体フィルムの上端との距離が、8mm以上であることを特徴とする包装袋。
  2. 前記凸シール部の形状が、三角状であることを特徴とする請求項記載の包装袋。
  3. 前記シーラント層が、イージーピール性を有する樹脂からなることを特徴とする請求項1または2記載の包装袋。
  4. 前記距離が、8〜15mmの範囲であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の包装袋。
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