JP2007094247A - タックシュリンクラベル - Google Patents

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Yukinobu Hirose
幸信 広瀬
Seiichi Harada
誠一 原田
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Abstract

【課題】高収縮で貼付作業も容易なタックシュリンクラベルを提供する。
【解決手段】熱収縮フィルムをロール状に巻いてなる原反12が、その長手方向と直角方向に延伸され、その延伸したフィルムの裏面に粘着剤が塗布され、所定のラベル形状に切り取られる。ラベル本体18の延伸した方向aが、長尺の剥離紙14の長手方向に対して平行になるようにして、ラベル本体18が剥離紙14に貼り付けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ポリスチレンフィルム(OPS)やポリエチレンテレフタレート(PET)等の熱収縮フィルムの裏面に粘着剤が塗布され、容器の形状に沿って容器周面を収縮包装するタックシュリンクラベルに関する。
従来、例えば図3に示すような点眼薬等の液体を入れる小形の容器1は、液体を収容する容器本体2と、容器本体2に取り付けられたキャップ3を有している。そして使用前の包装状態では、容器1にタックシュリンクラベル4が取り付けられ、キャップ3ともに収縮包装されている。このタックシュリンクラベル4は、容器本体2とキャップ3の境目に横ミシン線5が形成され、横ミシン線5を境に、容器本体2を覆うラベル部6と、キャップ3を覆う切離部7に区分されている。切離部7は、キャップ3を開封する際に切り離されるもので、粘着性がなく、ラベル部6は裏面に粘着剤が塗布され容器本体2に粘着している。
この従来のタックシュリンクラベル4は、熱収縮フィルムをその長手方向に延伸したいわゆる縦収縮フィルムであり、製膜する際の延伸張力により、フィルムの両側縁部が不安定になるネッキングが発生する。そのため、両側縁部のフィルムの厚さが、安定した中央部分より厚く製膜され、フィルム片側または両側に弛みや厚みムラが発生し、全体として安定した製膜が難しいと言う問題があった。また、フィルムに弛みや厚みムラがあると、インクの受理性を向上させるアンカーコート加工や、貼り合わせるための粘着層の形成が安定してできない。そのため、縦収縮フィルムの延伸率が横収縮フィルムに比較して低く、一般に縦収縮フィルムでは100℃で50%程度の収縮率が安定的に供給できる限界であった。
この縦収縮フィルムは、延伸した状態で裏面に粘着剤が塗布され、表面に印刷等が施されてラベルが形成され、所定形状に打ち抜いて、延伸した方向に沿って長尺の剥離紙にそのラベルを貼付し、ロール状に巻回されていた。
特開平5−309732号公報 特開平7−114341号公報
しかし、従来の熱収縮フィルムをその長手方向に延伸する方法では、100℃での収縮率が50%から、せいぜい55%程度しか得られないという問題があった。特に近年タックシュリンクラベルにおいては、容器形状の多様性等から高収縮のラベルが求められている。
一方、熱収縮フィルムをその長手方向に対して直角の幅方向に延伸した場合は、100℃での熱収縮率が80%程度のものが得られる。しかし、この場合熱収縮フィルムの延伸前の原反のロールの長手方向に対して直角方向に高収縮となるため、長尺の剥離紙にラベルを貼付した際に、剥離紙の長手方向に対して直角方向が高収縮の方向となる。従って、自動機でタックシュリンクラベルを容器に貼り付けようとする場合に、容器に対する巻き付け方向を、剥離紙の幅方向にしなければならず、その場合、容器の中心軸の向きと剥離紙の長手方向が一致してしまうものであった。従って、本願発明の図2に示すように、ラベルの剥離とともに、容器の胴体にラベルを巻き付けるという工程が取れないという欠点があった。また、医薬品等では、熱収縮の温度を上げることが好ましくなく、できるだけ低温で高収縮のタックシュリンクラベルが好ましいものであった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、高収縮で貼付作業も容易なタックシュリンクラベルを提供することを目的とする。
この発明は、熱収縮フィルムをロール状に巻いてなる原反が、その長手方向と直角の幅方向に延伸され、その延伸したフィルムの裏面に粘着剤が塗布され、所定のラベル形状に切り取られたタックシュリンクラベルであって、このラベル本体の前記延伸した方向が、長尺の剥離紙の長手方向に対して平行になるようにして前記ラベル本体が前記剥離紙に貼り付けられているタックシュリンクラベルである。
前記ラベル本体は、その延伸方向である横方向の100℃における収縮率が60%以上、例えば60%〜100%、好ましくは70%〜80%あり、100℃における縦方向の収縮率が15%以下である。
この発明のタックシュリンクラベルは、高収縮で連続的に自動機による貼付作業も容易であり、このタックシュリンクラベルを用いて包装する商品の包装効率を、大幅に高めることができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1、図2は、この発明の一実施形態を示すもので、この実施形態のタックシュリンクラベル10は、一軸延伸された透明な熱収縮の樹脂フィルム、例えばポリスチレンフィルムやポリエチレンテレフタレート等で作られている。延伸方向は、フィルム原反12の長手方向に対して直角の幅方向aであり、原反12からの延伸割合は、幅方向aに300%程度である。そして、延伸後のタックシュリンクラベル10は、100℃で幅方向である方向aの収縮率が60%〜100%、好ましくは70%〜80%のフィルムである。そして、方向aと直交する縦方向の100℃における収縮率が15%以下、好ましくは5%〜10%のものである。
このタックシュリンクラベル10の製造方法は、原反12が製造工程で幅方向aに約3倍に延伸され、裏面に粘着剤が塗布される。さらに、ラベル本体18の所定範囲には、内容物の名称や説明の印刷等が施される。この後、所定のラベル本体18の大きさに打ち抜かれて切り取られる。
ラベル本体18は、延伸後の原反12の裏面に粘着剤が塗布された後、原反12の長手方向に、一旦図示しない剥離紙に貼付されて巻き取られる。そしてその後、図1に示す剥離紙14に載せ替えるものである。このとき、原反12の長手方向に対して、剥離紙14の長手方向が直交する位置に配置され、元の剥離紙上でのタックシュリンクラベル12の収縮方向に対して、剥離紙14上での収縮方向が90°入れ替えられて載せられる。これにより、剥離紙14の長手方向にラベル本体18の高収縮方向である方向aが位置するように並べられる。そして、剥離紙14は、タックシュリンクラベル10が整列された状態で、ロール状に巻き取られる。
このタックシュリンクラベル10は、例えば図2に示すように、医薬品を収容した小形の容器16の側面全体に巻き回されて筒状に取り付けられる。また、図3に示すような形状の容器に巻き付けられ、開封時にキャップ部と容器本体部を分離するミシン目を形成しても良い。
次に、このタックシュリンクラベル10の使用方法について説明する。この実施形態のタックシュリンクラベル10は、剥離紙14に貼付された状態で、容器16の周面に巻回される方向と剥離紙14の長手方向とが、各ラベルの高収縮の方向aに一致している。従って、剥離紙14上に貼付されて並べられた各タックシュリンクラベル10は、図2に示すように、剥離紙14が折り返されて、タックシュリンクラベル10が剥離紙14から剥離するとともに、剥離紙14の折返し部に近接して位置した容器16の側面に、高収縮の方向を周方向として、巻き付けられる。
この実施形態のタックシュリンクラベル10によれば、容器16に貼り付けられるタックシュリンクラベル10の高収縮の方向が、剥離紙14の長手方向と平行であり、貼り付ける容器16の側面に対して連続的に貼付することができる。これにより、容器16への貼付作業が効率化され、作業効率が向上する。
なお、この発明のタックシュリンクラベルは実施形態に限定されるものではなく、熱収縮フィルムの種類や収縮率は適宜変更可能である。
この発明の一実施形態のタックシュリンクラベルの製造工程における延伸状態を示す概略平面図である。 この実施形態のタックシュリンクラベルを容器に貼付する状態を示す側面図である。 従来のタックシュリンクラベルを容器を包装した状態の斜視図である。
符号の説明
10 タックシュリンクラベル
12 原反
14 剥離紙
16 容器
18 ラベル本体

Claims (2)

  1. 熱収縮フィルムをロール状に巻いてなる原反が、その長手方向と直角の幅方向に延伸され、その延伸したフィルムの裏面に粘着剤が塗布され、所定のラベル形状に切り取られたタックシュリンクラベルにおいて、このラベル本体の前記延伸した方向が、長尺の剥離紙の長手方向に対して平行になるようにして前記ラベル本体が前記剥離紙に貼り付けられていることを特徴とするタックシュリンクラベル。
  2. 前記ラベル本体の延伸方向である横方向の100℃における収縮率が60%以上あり、100℃における縦方向の収縮率が15%以下である請求項1記載のタックシュリンクラベル。
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