JP2022118632A - 包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】シュリンクフィルムをミシン目でより確実に破断させる。【解決手段】シュリンクフィルム付き台紙(1)は、台紙(2)と、筒状のシュリンクフィルム(3)と、台紙(2)とシュリンクフィルム(3)とを接合する接着部(4)と、を備えている。台紙(2)における、シュリンクフィルム(3)の開口する端部が配置される位置の付近には、切抜片(21)が形成され、シュリンクフィルム(3)の台紙(2)に面する側には、接着部(4)および切抜片(21)を間において複数のミシン目(32,32)が設けられている。切抜片(21)は、台紙(1)に支持される支持部(21d)と、台紙(1)に対して離隔可能な下端縁(21a)とを有することにより、支持部(21d)から下端縁(21a)まで延在する。シュリンクフィルム(3)の開口する端部における内側には、下端縁(21a)が挿入されている。【選択図】図1
Description
本発明は、台紙にシュリンクフィルムが接着された包装体に関する。
従来、台紙に物品を取り付ける手段の一つとして、シュリンクフィルム付き台紙が用いられている。シュリンクフィルム付き台紙は、物品を包み込むように筒状に形成されたシュリンクフィルムが接着剤によって台紙に接着されることで構成される。このようなシュリンクフィルム付き台紙によって物品を台紙に取り付けた包装体から物品を取り外しやすくするため、シュリンクフィルムにはミシン目が設けられている。
例えば、特許文献1には、2本のミシン目を、その間に接着部が位置するようにシュリンクフィルムに設けたシュリンクフィルム付き台紙が開示されている。このようなシュリンクフィルム付き台紙では、接着部付近にミシン目が設けられているので、開封力をミシン目に効率的に作用させることにより、シュリンクフィルムをミシン目で容易に破断させることができる。
シュリンクフィルム付き台紙では、接着部の上端をシュリンクフィルムの上端付近まで設けなければ、接着部の上端からシュリンクフィルムの上端までの領域でシュリンクフィルムが台紙に接着されない。このため、接着部の上端側で物品を台紙から取り外そうとしても、取り外す力をミシン目に作用させることができない。その結果、シュリンクフィルムは、ミシン目で破断する前に接着部から剥がれてしまう。これは、接着部の接着力がミシン目を破断する力より弱いことによる。
特許文献1には、上述のような剥がれの抑制を目的に、接着部の上端とシュリンクフィルムの上端との距離を0mm~5mmにすることが好ましいと記載されている。
しかしながら、接着部を形成する工程において、特許文献1に記載されるようなシュリンクの上端にまで接着剤を塗布しようとすると、接着剤がシュリンクのない部分にまで伸びてしまう場合がある。このような不都合を回避するには、上記の距離を大きくとる必要があるが、5mm程度に広げると、上述したようにシュリンクフィルムがミシン目で破断する前に接着部から剥がれてしまう。
本発明の一態様は、シュリンクフィルムをミシン目でより確実に破断させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る包装体は、台紙と、筒状のシュリンクフィルムと、前記台紙と前記シュリンクフィルムとを接合する接合部と、を備え、前記台紙における、前記シュリンクフィルムの開口する端部が配置される位置の付近には、係止片が設けられ、前記シュリンクフィルムの前記台紙に面する側には、前記接合部および前記係止片を間において複数のミシン目が設けられ、前記係止片は、前記台紙に支持される支持端と、前記台紙に対して離隔可能な自由端とを有することにより、前記支持端から前記自由端まで延在し、前記シュリンクフィルムの開口する端部における内側には、前記係止片の前記自由端が挿入されている。
上記の構成によれば、シュリンクフィルムの一部が係止片の裏面に現れる。筒状のシュリンクフィルム内に物品を入れて、シュリンクフィルムを熱収縮させると、シュリンクフィルムにおける上記の一部が、係止片をその裏面から物品に押し付ける。これにより、シュリンクフィルムの上記の一部が係止片に密着する。それゆえ、シュリンクフィルムが係止片で接合されているのとほぼ同等の状態が得られる。したがって、接合部がシュリンクフィルムの端付近まで設けられていなくても、シュリンクフィルムをミシン目で容易に破断することができる。
前記包装体において、前記係止片は前記台紙が切り抜かれてなってもよい。
上記の構成によれば、シュリンクフィルム付き台紙の製造を容易にすることができる。
前記包装体において、前記支持端の幅と前記自由端の幅とが同じであってもよい。
上記の構成によれば、シュリンクフィルム付き台紙の製造を容易にするとともに、シュリンクフィルムの開封を容易にすることができる。
前記包装体において、前記係止片の先端と前記接合部との間には、所定距離が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、係止片の先端と接合部との間に形成される空間を利用して、シュリンクフィルムの端部内に係止片を挿入する作業を容易に行うことができる。
前記包装体において、前記接合部は、前記台紙における所定の接合領域に形成されており、少なくとも前記係止片に最も近い前記接着領域の接合に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、物品を台紙から取り外す力を接合領域の端部に作用させることができる。それゆえ、ミシン目がシュリンクフィルムの端から裂けた後に、上記の端部付近で継続してミシン目を裂くことができる。また、接合部を接合領域の全体に形成する必要がなくなるので、接合部を形成する接着剤等の量を減らすことができる。
前記包装体において、前記係止片は、前記シュリンクフィルムの開口する端縁と前記台紙の端縁との間で前記台紙とつながっていてもよい。
上記の構成によれば、シュリンクフィルムの端縁の位置でつながっている係止片と比べて、係止片が長く形成される。これにより、筒状のシュリンクフィルム内に物品を入れてシュリンクフィルムを熱収縮させると、係止片は、係止片の裏面側に現れたシュリンクフィルムの一部に締め付けられることで台紙の表面側に押し出された状態になる。それゆえ、係止片の裏面側が凹むため、そこに指を当てやすくなる。したがって、その凹んだ部分を押せば、物品に台紙から離れる方向の力を与えることができ、ミシン目を裂く契機を物品の使用者に容易に与えることができる。
本発明の一態様によれば、シュリンクフィルムをミシン目でより確実に破断させることができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について、図1~図9に基づいて以下の通り説明する。
本発明の実施形態1について、図1~図9に基づいて以下の通り説明する。
図1は、実施形態1に係るシュリンクフィルム付き台紙1を示す正面図である。図2は、図1のA-A線断面図である。図3は、シュリンクフィルム付き台紙1のシュリンクフィルム3に物品5を取り付けた包装物10を示す縦断面図である。図4は、包装物10から物品5を取り出す状態を示す包装物10の縦断面図である。
図1および図2に示すように、実施形態1のシュリンクフィルム付き台紙1(包装体)は、台紙2と、接着部4(接合部)と、シュリンクフィルム3とを備えている。シュリンクフィルム3は、接着部4を介して台紙2の表面2aに接着されている。シュリンクフィルム3は、筒状であるが、物品5が取り付けられる前の状態(保管状態、運搬状態など)では、通常、扁平状に畳まれている。筒状のシュリンクフィルム3の内側に物品5を挿入し、シュリンクフィルム3を熱収縮させることにより、図3に示すように物品5がシュリンクフィルム3に取り付けられる。
台紙2は、長方形を成しているが、その形状は長方形に限定されない。台紙2の形状は、三角形状、楕円形状などであってもよい。本実施形態および後述する実施形態2においては、台紙2が長方形を成している例について説明する。
台紙2は、シート材によって形成されている。当該シート材としては、例えば、厚紙(薄い合成樹脂製フィルムが積層された厚紙を含む)、合成樹脂製シート、金属蒸着層を有する合成樹脂製シート、発泡樹脂シート、およびこれらが積層された積層シートなどが挙げられる。厚紙または合成樹脂製シートは、比較的安価であることから、台紙2として好適に用いることができる。また、合成樹脂製シートとしては、例えば、ポリプロピレン製シート、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリスチレン系などのシートが挙げられる。これらのうち、適度な剛性を有するポリプロピレン製シートが好ましい。
また、台紙2は、複数枚のシート材を剥離可能に積層してなる積層シート、1枚のシート材を複数回折り返して重ね合わせた積層シートなどであってもよい。このような積層シートを用いることにより、表示面積が大きい台紙2を構成できる。
シート材の厚みは、好ましくは0.2mm~1.5mm程度であるが、この範囲には限定されない。厚紙の場合には、0.5mm~1.5mm程度であり、合成樹脂製シートの場合には、0.2mm~0.6mm程度である。
また、台紙2の表面2aおよび裏面2bの少なくともいずれか一方には、必要に応じて、所望のデザインが印刷などにより施されていてもよい。また、台紙2の上端部には、必要に応じて、台紙2を吊り下げるための孔2cが形成されている。
台紙2は、切抜片21(係止片)を有している。切抜片21は、台紙2における、シュリンクフィルム3の開口する端部が配置される位置の付近に設けられている。切抜片21は、シュリンクフィルム3上端縁の位置で台紙2と一部でつながるように台紙2から切り抜かれて形成されている。切抜片21は、上下方向に垂直な方向に長い長方形に形成されているが、正方形に形成されていてもよい。切抜片21の形状は、長方形および正方形に限定されず、他の形状であってもよい。その他の切抜片の形状については、後に変形例として詳しく説明する。
ここで、上下方向は、筒状のシュリンクフィルム3の軸方向(円筒状に開いたシュリンクフィルム3の中心線)と平行な方向である。また、幅方向は、台紙2の面内で上記の上下方向と直交する方向である。
切抜片21は、下端縁21a(自由端)と、側端縁21b,21cと、支持部21d(固定端)とを有している。下端縁21aは、台紙2の上端縁と平行に設けられている。側端縁21bは、台紙2の一方の側端縁と平行に設けられ、側端縁21cは、台紙2の他方の側端縁と平行に設けられている。支持部21dは、台紙2の上端縁から一定の距離をおいた位置に設けられており、図1において二点鎖線にて示すように、側端縁21b,21cのそれぞれの上端を結ぶ、下端縁21aと平行な直線の部分であり、かつ台紙2に支持される部分である。
切抜片21は、下端縁21aと、側端縁21b,21cと、支持部21dによって長方形(または正方形)を形成している。切抜片21は、このように形成されることにより、支持部21dから延在し、台紙2の表面2a側および裏面2b側に曲がることができる。これにより、下端縁21aは、台紙2に対して離隔可能となっている。
下端縁21aの幅と支持部21dの幅とは、同じであることが好ましい。また、下端縁21aの幅と支持部21dの幅とが同じである切抜片21の側端縁21b,21cおよび下端縁21aの少なくともいずれか一方には、切欠きが設けられていてもよい。これは、後述する各変形例および実施形態2の切欠片についても同様である。
なお、切抜片21は、台紙2の上端縁側の付近に設けられているが、台紙2の下端縁側の付近に設けられていてもよい。これは、後述する他の切抜片についても同様である。
また、シュリンクフィルム付き台紙1は、切抜片21に代えて、切抜片21が切り抜かれていない台紙2に貼り付けるように設けられた係止片を備えていてもよい。この係止片は、切抜片21と同じく下端縁21aが台紙2に対して離隔可能となるように、台紙2に貼り付けられている。また、係止片は、台紙2への貼り付け代を確保するように、切抜片21よりも大きく形成されている。後述する各変形例および実施形態2の切欠片についても、上記のような係止片に代えることができる。
シュリンクフィルム3は、方形のフィルム基材の側端部が重ね合わされて溶剤または接着剤によって接合されたシール部33によって筒状に形成されている。フィルム基材は、柔軟性を有し、かつ透明であって、少なくともシール部33が伸びる方向に直交する方向(フィルム基材が筒状に形成された状態での周方向)に熱収縮性を有する。フィルム基材としては、公知のフィルムを用いることができる。ここで、熱収縮性は、所定の温度(例えば70℃~100℃)に加熱されると収縮する性質をいう。
フィルム基材は、透明に限らず不透明であってもよい。しかしながら、フィルム基材は、シュリンクフィルム3内に保持される物品5を透視できるようにするため、無色透明または有色透明であることが好ましい。また、フィルム基材は、単層であってもよいし、複数の層が一体に積層された構造であってもよい。また、フィルム基材の厚みは、20μm~100μm程度であるが、この範囲には限定されない。
フィルム基材の材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸などのポリエステル系樹脂、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリスチレンなどのポリスチレン系樹脂、環状オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂から選ばれる1種、または2種以上の混合物などを主成分として含む樹脂組成物が挙げられる。上記のフィルム基材の材料は、一例であって、これらに限定されない。
シュリンクフィルム3の大きさは、物品5に応じて適宜設定できる。物品5を挿入するために、筒状のシュリンクフィルム3の内周長さは、物品5の外周長さよりも少し大きい。また、シュリンクフィルム3の上下方向の長さは、物品5の上下方向の長さと同じ、当該長さよりも短い長い、または当該長さよりも長い。
上下方向の長さが物品5よりも長いシュリンクフィルム3を用いた場合、物品5を挿入した状態でシュリンクフィルム3を加熱することにより、シュリンクフィルム3の上端部および下端部が、それぞれ物品5における上端面の周縁部および下端面の周縁部に回り込んで密着する。あるいは、上記の場合、シュリンクフィルム3の上端部が物品5における上端面の周縁部に回り込んで密着するか、またはシュリンクフィルム3の下端部が物品5における下端面の周縁部に回り込んで密着する。
図3に示す例では、上下方向の長さが物品5の上下方向の長さよりも長いシュリンクフィルム3が用いられている。
接着部4は、台紙2とシュリンクフィルム3を接合する層であって、接着剤または粘着剤によって構成されている。接着剤または粘着剤としては、台紙2およびシュリンクフィルム3をそれぞれ強固に接合できるものであればよく、特定のものに限定されない。
接着剤または粘着剤としては、水系接着剤、溶剤型接着剤、感熱性接着剤、感圧型粘着剤などを用いることができる。水系接着剤は、樹脂成分が水に溶解または分散された流動性を有する接着剤であって、乾燥により固化する。溶剤型接着剤は、樹脂成分が溶剤に溶解された流動性を有する接着剤であって、揮発によって固化する。感熱性接着剤は、常温で粘着性を示さず、かつ加熱によって粘着性を生じ、冷却により固化する。感圧型粘着剤は、常温で粘着性を示し、かつその粘着性が長期間持続する。特に、台紙2を形成するシート材が厚紙の場合には、紙への接着性の観点から、湿気反応型ホットメルト接着剤を用いることが好ましい。
なお、台紙2とシュリンクフィルム3を接合する接合部としては、接着部4に限らず、台紙2とシュリンクフィルム3を縫合するための糸などであってもよい。
接着部4は、台紙2の表面2aにおける、上下方向に伸び、かつ所定幅を有する帯状の接着領域2dに形成されている。接着領域2dは帯状であることが望ましいが、これには限定されない。接着領域2dは、例えば、台紙2の幅方向のほぼ中央部に設けられ、その下端は、台紙2の下端縁よりもやや上方に位置している。接着部4の上端と、台紙2の切抜片21の先端となる下端縁との間には、所定距離Dが設けられている。所定距離Dは、少なくとも7mmである。
図1においては、便宜上、接着部4を黒く塗りつぶして示し、接着部4の下層にある台紙2の接着領域2dを、接着部4の一部を切り欠いて破線にて示している。
なお、接着部4は、実質的に帯状に形成されていればよい。実質的に帯状の接着部4は、図1に示すように、接着剤などが接着領域2dの全体に一様に塗布されることによって形成される。あるいは、接着部4は、接着剤などが無数のドット状に設けて全体として帯状となるように形成される場合、接着剤などが接着領域2dにおいて複数箇所に分断された状態で塗布されることによって形成される場合などを含む。いずれの場合であっても、接着部4は、接着領域2dの少なくとも切抜片21に最も近い位置に形成されている。
接着領域2dすなわち接着部4の幅は、特に限定されない。当該幅が小さすぎると、接着部4の接着力が不十分となり、シュリンクフィルム3が物品5の重さに耐えられずに台紙2から外れるおそれがある。このため、接着部4の幅は、3mm以上であることが好ましい。一方、接着部4の幅が大きすぎると、扁平状に畳んだシュリンクフィルム3を円筒状に開くことが困難となる。このため、接着部4の幅は15mm以下であることが好ましい。ただし、上記の接着部4の幅は、直径1cm~7cm程度の円筒状の物品5または円筒状の物品5と同程度の周長を有する非円筒状の物品5を取り付ける場合である。例えば、非常に大きな物品5を台紙2に取り付ける場合、接着部4の幅が上記の範囲以外でも、支障を来さない場合もある。
図1および図2に示すように、シュリンクフィルム3の台紙2に面する側には、複数、ここでは2本のミシン目31,32が設けられている。ミシン目31,32は、接着部4および切抜片21を間においた位置に上下方向に伸びるように、シュリンクフィルム3の上端縁から下端縁にかけて形成されていることが望ましい。あるいは、これに限らず、ミシン目31,32は、シュリンクフィルム3の上端縁の近傍から下端縁の近傍にかけて形成されていてもよい。この場合、ミシン目31,32の上端とシュリンクフィルム3の上端縁の間、およびミシン目31,32下端とシュリンクフィルム3の下端縁の間には、それぞれ図示しない切り目が形成されている。あるいは、ミシン目31,32は、シュリンクフィルム3の上端縁または上端縁の近傍から、シュリンクフィルム3における長手方向の中間位置にかけて形成されていてもよい。
ミシン目31は、接着部4および切抜片21の一方の側端縁21bよりも外側(台紙2の一方の側端縁側)に配置されている。一方、ミシン目32は、接着部4および切抜片21の他方の側端縁21cよりも外側(台紙2の他方の側端縁側)に配置されている。
なお、ミシン目31と接着部4の一方の側端縁21b側との間隔、およびミシン目32と接着部4の他方の側端縁21c側との間隔が大きすぎると、物品5を台紙2から取り外すときに、ミシン目31,32においてシュリンクフィルム3を容易に破断できないおそれがある。このため、上記の間隔は3mm以下であることが好ましい。
ミシン目31,32の間隔は、接着部4および切抜片21の幅のいずれか大きい方に依存する。このため、切抜片21の幅が接着部4の幅より広い場合、ミシン目31,32の間隔が切抜片21の幅によって制限されてしまう。この場合、接着部4の幅を上述した3mm以上、かつ15mm以下の範囲でできるだけ広くするか、あるいは接着部4を一列だけではなく、2列以上設けることにより、ミシン目31,32を接着部4の両側端縁側に近づけるようにする。
なお、ミシン目31,32の間隔は、切抜片21の幅および接着部4の幅に応じて、一様でなくてもよい。例えば、接着部4の幅が切抜片21の幅よりも狭い場合、ミシン目31,32は、切抜片21の領域で広い間隔をおく一方、接着部4の領域で狭い間隔をおくように形成されてもよい。
ここで、図1に示すように、ミシン目31,31の間には、接着部4および切抜片21以外に、シール部33が配置されている。シール部33の位置は、ミシン目31,31の間であれば、いずれの位置であっても構わない。シール部33は、シュリンクフィルム3の一方の側端縁3aと他方の側端縁3bとの間の領域である。図1に示す例では、接着部4とミシン目31との間にシール部33が配置されているが、接着部4とミシン目32との間、または接着部4上に配置されていてもよい。シール部33が上記の位置に配置されることにより、シール部33がシュリンクフィルム3の前面に現れないので、物品5の美観を損ねることがない。
続いて、シュリンクフィルム付き台紙1の製造について説明する。
まず、台紙2に接着部4を形成し、接着部4においてシュリンクフィルム3を台紙2に接着する。次いで、切抜片21を台紙2の表面2a側に浮くように曲げた状態で、シュリンクフィルム3の上端部を開き、シュリンクフィルム3の上端部における台紙2側の部分を、切抜片21の裏面側に差し込む。このようにして、シュリンクフィルム3の上端部における内側に切抜片21が挿入される。
図1および図3に示すように、切抜片21は、シュリンクフィルム3の上端部(端部)における内側に挿入されている。この状態では、シュリンクフィルム3の上端部における一部である差込部3cは、切抜片21の裏面側(台紙2の裏面2b側)に現れている。換言すれば、上記の差込部3cは、切抜片21と台紙2との間に形成される切れ込みに差し込まれることにより、台紙2の裏面2b側に現れている。
このような状態で、筒状のシュリンクフィルム3内に物品5を入れて、シュリンクフィルム3をシュリンク加工装置によって熱収縮させると、図3に示すように、物品5が台紙2に包装された包装物10が完成する。包装物10において、シュリンクフィルム3の差込部3cが、切抜片21の裏面を物品5に押し付ける。これにより、シュリンクフィルム3の差込部3cが切抜片21に密着する。したがって、シュリンクフィルム3が切抜片21で台紙2に接着されているのとほぼ同等の状態となる。このように、差込部3cが切抜片21の裏面に密着しているために、シュリンクフィルム3における接着部4に接着された部分および差込部3cは、台紙2に保持される。
この状態から、物品5を台紙2から取り外すには、図4に示すように、物品5の上端部をF方向に引っ張る。シュリンクフィルム3が差込部3cで台紙2に保持されているので、物品5が引っ張られると、ミシン目31,32の上端に引っ張る力が作用する。これにより、ミシン目31,32が上端から裂けていく。さらに物品5が引っ張られることにより、ミシン目31,32が順次下方に裂けていき、ミシン目31,32が完全に裂けると、シュリンクフィルム3に包まれた物品5が台紙2から分離される。
このように、包装物10において、切抜片21がシュリンクフィルム3の上端部における内側に挿入された状態で、物品5が熱圧縮したシュリンクフィルム3内に保持されている。これにより、差込部3cは、切抜片21に密着することで台紙2に保持される。それゆえ、接着部4がシュリンクフィルム3の上端にまで設けられていなくても、シュリンクフィルム3の上端からミシン目31,32を容易に裂くことができる。
また、台紙2の裏面2b側には、切抜片21が設けられることによる切れ込みが形成されるとともに、シュリンクフィルム3の一部である差込部3cが現れている。これにより、物品5の使用者に差込部3cが現れた箇所に指を当てようとする動機を与えることができる。そして、上記の箇所を図4に示すB方向に押すことにより、切抜片21の裏面を力点とし、支持部21dを支点とすると、切抜片21の下端縁21aを作用点として切抜片21を台紙2の表面2a側に曲がるように変形させる。切抜片21の変形によって物品5がF方向に押し出されることにより、ミシン目31,32を上端から裂けさせることができる。その後は、上述のように、F方向に物品5を引っ張れば、ミシン目31,32が裂けていく。
台紙2の表面2aに、切抜片21の裏面(差込部3c)に指を当ててB方向に押すことを記載することが好ましい。これにより、使用者に上記の動作をするように促すことができる。
また、シール部33がミシン目31,32の間に配置されている。これにより、物品5を台紙2から取り外すときに、シュリンクフィルム3がミシン目31,32で破断しなくても、ミシン目31,32に近いシール部33に物品5を取り外す力が作用する。それゆえ、シール部33が剥がれることによってシュリンクフィルム3の接合が解かれるので、物品5を取り出すことができる。
また、台紙2は、その幅が物品5の幅に対して広すぎないように形成されることが好ましい。これにより、物品5の取り出し時に上記の指を当てる箇所までの距離が指の間隔程度になるので、指が届きやすい。
なお、ミシン目31,32を破断しやすくする観点から、接着領域2dの幅と、切抜片21の幅との差が小さいほど好ましく、接着領域2dの幅と、切抜片21の幅とが同じであることがより好ましい。
また、切抜片21は、下端縁21aの幅と、切抜片21の支持部21dの幅とが同じになるように形成されている。例えば、切抜片21は正方形または長方形に形成されている。これにより、シュリンクフィルム付き台紙1の製造を容易にするとともに、シュリンクフィルム3を開封しやすくすることができる。
具体的には、シュリンクフィルム3の上端部内に切抜片21を挿入するときに、シュリンクフィルム3の差込部3cを切抜片21の裏面側に差し込む作業が容易になる。また、包装物10において、物品5を台紙2から取り外して開封するときに、切抜片21がシュリンクフィルム3から抜け出にくくすることができる。これにより、開封時に差込部3cによるシュリンクフィルム3の台紙2への保持力を維持することができる。
なお、切抜片21は、下端縁21aが支持部21dよりも長い台形の形状であってもよい。このような形状の切抜片21では、下端縁21aが長くなるため、差込部3cを切抜片21の裏面側に差し込む作業がやや難しくなるが、切抜片21がシュリンクフィルム3から抜け出にくくなる。これに対し、下端縁21aが支持部21dよりも短い逆台形の形状を有する切抜片21は、上記の作業を容易にするが、切抜片21がシュリンクフィルム3から抜け出やすくなるので、好ましくない。
また、切抜片21の先端と接着部4との間には、所定距離Dが設けられている。これにより、シュリンクフィルム3の上端部内に切抜片21を挿入するときに、切抜片21の先端と接着部4との空間を利用して、シュリンクフィルム3の差込部3cを切抜片21の裏面側に差し込む作業を容易に行うことができる。
また、接着部4は、台紙2における所定の接着領域2dに形成されており、少なくとも切抜片21に最も近い接着領域2dの端部に形成されている。これにより、切抜片21から最も近い接着領域2dの端部でシュリンクフィルム3が台紙2に保持されるので、物品5を台紙2から取り外す力を接着領域2dの端部に作用させることができる。それゆえ、ミシン目31,32がシュリンクフィルム3の上端から裂けた後に、継続してミシン目31,32を裂くことができる。また、接着部4を接着領域2dの全体に形成する必要がなくなるので、接着部4を形成する接着剤等の量を減らすことができる。
続いて、本実施形態の変形例について説明する。図5~図9は、それぞれ本実施形態の第1~第5変形例に係るシュリンクフィルム付き台紙1A~1Eを示す正面図である。
図5に示すように、第1変形例に係るシュリンクフィルム付き台紙1Aは、台紙2Aと、シュリンクフィルム3Aと、接着部4Aとを備えている。
台紙2Aの大きさは、上述したシュリンクフィルム付き台紙1の台紙2の大きさに比べて、上下方向および幅方向の双方で大幅に小さい。また、台紙2Aが有する切抜片22(係止片)も切抜片21よりも大幅に小さく形成されている。
シュリンクフィルム3Aの大きさは、シュリンクフィルム3の大きさに比べて、上下方向で大幅に小さく、幅方向でやや小さい。このため、シュリンクフィルム3Aの幅は、台紙2Aの幅よりも広い。また、シュリンクフィルム3Aに設けられたミシン目31A,32Aは、シュリンクフィルム3Aの上下方向の大きさに合わせた長さに形成されている。ミシン目31A,32Aの間隔は、ミシン目31,32の間隔よりも狭い。
シュリンクフィルム付き台紙1は、台紙2が、上下方向に長く、かつ比較的広い幅を有しているため、スプレー缶などの物品5の包装に適している。これに対し、シュリンクフィルム付き台紙1Aは、高さの比較的低い円筒状の容器に封入されたクリームなどの物品5の包装に適している。
図6に示すように、第2変形例に係るシュリンクフィルム付き台紙1Bは、台紙2Bと、シュリンクフィルム3Bと、接着部4とを備えている。
台紙2Bの大きさは、上述したシュリンクフィルム付き台紙1の台紙2の大きさに比べて、上下方向で同じであり、幅方向で大幅に小さい。また、台紙2Bが有する切抜片23(係止片)の大きさは、台紙2の切抜片21と比べて、上下方向で同じであり、幅方向で大幅に小さい。
シュリンクフィルム3Bの大きさは、シュリンクフィルム3の大きさに比べて、上下方向で同じであり、幅方向で大幅に小さい。また、シュリンクフィルム3Bに設けられたミシン目31B,32Bの長さは、シュリンクフィルム3のミシン目31,32の長さと同じである。ミシン目31B,32Bの間隔は、ミシン目31,32の間隔よりも大幅に狭い。
このようなシュリンクフィルム付き台紙1Bは、以下の理由から、アイライナー、ペンなどの細長い棒状の形状を有する、いわゆる細物である物品5の包装に適している。すなわち、シュリンクフィルム付き台紙1Bは、シュリンク加工装置の構成の都合上、物品5の大きさに関わらず、物品5に対して数mm大きいシュリンクフィルム3Bを備える必要がある。このため、物品5が細物である場合、収縮後のシュリンクフィルム3Bの収縮率は、物品5が細物でない場合よりも大きくなる。収縮率の大きなシュリンクフィルム3Bは硬くなり、破断しにくくなってしまうため、たとえば、シュリンクフィルム3Bがミシン目31B,32Bで破断する前に、シュリンクフィルム3Bが接着部4から剥がれてしまう恐れがある。これに対し、シュリンクフィルム付き台紙1Bによれば、切抜片23があることにより、物品5が細物である場合においても、シュリンクフィルム3Bの上端からミシン目31B,32Bを容易に割くことができる。
図7に示すように、第3変形例に係るシュリンクフィルム付き台紙1Cは、台紙2Cと、シュリンクフィルム3と、接着部4とを備えている。
台紙2Cは、台紙2の切抜片21に代えて切抜片24(係止片)を有している。切抜片24は、切抜片21の角部が円弧状に形成された形状を有している。このような切抜片24によれば、シュリンクフィルム3の差込部3cを切抜片24の裏面側に差し込む作業を、台紙2の切抜片21による同作業と比べて、より一層容易にすることができる。
図8に示すように、第4変形例に係るシュリンクフィルム付き台紙1Dは、台紙2Dと、シュリンクフィルム3と、接着部4とを備えている。
台紙2Dは、台紙2の切抜片21に代えて切抜片25(係止片)を有している。切抜片25は、切抜片21と同じ外形となるように形成されている。また、切抜片25は、内側に小切抜片26を有している。小切抜片26は、先端が半円状に形成されている。切抜片25は、切抜片21と同じく、シュリンクフィルム3の上端部における内側に挿入されている。小切抜片26は、シュリンクフィルム3の上端部における外側に配置されている。
このようなシュリンクフィルム付き台紙1Dでは、シュリンクフィルム3の上端部が切抜片25および小切抜片26によって挟まれる。これにより、台紙2Dがシュリンクフィルム3を保持する保持力を、台紙2がシュリンクフィルム3を保持する保持力よりも高めることができる。
図9に示すように、第5変形例に係るシュリンクフィルム付き台紙1Eは、台紙2Eと、シュリンクフィルム3と、接着部4とを備えている。
台紙2Eは、台紙2の切抜片21に代えて切抜片27(係止片)を有している。切抜片27は、台紙2Eと一部でつながるように、上部が半円状に切り抜かれるとともに、下部が上部よりも大きいU字形状に切り抜かれて形成されている。また、切抜片27は、内側に小切抜片28を有している。小切抜片28は、台紙2Eと一部でつながるようにU字形状に切り抜かれて形成されている。切抜片27は、シュリンクフィルム3の上端部における内側に挿入されている。小切抜片28は、シュリンクフィルム3の上端部における外側に配置されている。
このようなシュリンクフィルム付き台紙1Eでは、シュリンクフィルム3Eの上端部が切抜片27および小切抜片28によって挟まれる。これにより、台紙2Eがシュリンクフィルム3を保持する保持力を、台紙2がシュリンクフィルム3を保持する保持力よりも高めることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10および図11を参照して以下の通り説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1における構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について、図10および図11を参照して以下の通り説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1における構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、実施形態2に係るシュリンクフィルム付き台紙1Fを示す正面図である。図11は、シュリンクフィルム付き台紙1Fのシュリンクフィルムに物品5が取り付けられた包装物10を示す縦断面図である。図12は、包装物10から物品5を取り出す状態を示す包装物10の縦断面図である。
図10に示すように、シュリンクフィルム付き台紙1Fは、台紙2Fと、シュリンクフィルム3と、接着部4とを備えている。
台紙2Fは、実施形態1のシュリンクフィルム付き台紙1における台紙2と同じ形状および大きさを有しており、台紙2を形成するシート材と同じシート材によって形成されている。また、台紙2Fは、切抜片29を有している。
切抜片29は、台紙2Fの上端縁から一定の距離をおいた位置に設けられている。切抜片29は、台紙2Fと一部でつながるように台紙2Fから切り抜かれて形成されている。切抜片29は、上下方向に長い長方形に形成されているが、正方形に形成されていてもよい。切抜片29の形状は、長方形および正方形に限定されず、他の形状であってもよい。
切抜片29は、下端縁29a(自由端)と、側端縁29b,29cと、支持部29d(支持端)とを有している。下端縁29aは、台紙2Fの上端縁と平行に設けられている。側端縁29bは、台紙2Fの一方の側端縁と平行に設けられ、側端縁29cは、台紙2Fの他方の側端縁と平行に設けられている。側端縁29b,29cは、シュリンクフィルム3の上端縁よりも台紙2Fの上端縁側に伸びるように形成されている。これにより、側端縁29b,29cは、実施形態1の台紙2の切抜片21における側端縁21b,21cよりも長い。支持部29dは、台紙2の上端縁から一定の距離をおいた位置に設けられており、図10において二点鎖線にて示すように、側端縁29b,29cのそれぞれの上端を結ぶ、下端縁29aと平行な直線の部分であり、かつ台紙2に支持される部分である。
切抜片29は、下端縁29aと、側端縁29b,29cと、、支持部29dとによって長方形(または正方形)を形成している。また、切抜片29は、シュリンクフィルム3の開口する上端縁(端縁)と台紙2Fの上端縁(端縁)との間で支持部29dにおいて台紙2Fとつながっている。
図10および図11に示すように、切抜片29は、シュリンクフィルム3の上端部(端部)における内側に挿入されている。この状態では、シュリンクフィルム3の上端部における一部である差込部3cは、切抜片21の裏面側(台紙2Fの裏面2b側)に現れている。換言すれば、上記の差込部3cは、切抜片21と台紙2Fとの間に形成される切れ込みに差し込まれることにより、台紙2Fの裏面2b側に現れている。
このような状態で、筒状のシュリンクフィルム3内に物品5を入れて、シュリンクフィルム3を熱収縮させると、図11に示すように、物品5が台紙2Fに包装された包装物10が完成する。包装物10において、シュリンクフィルム3の差込部3cが、切抜片29の裏面を台紙2Fの物品5に押し付ける。これにより、シュリンクフィルム3の差込部3cが切抜片29に密着する。したがって、シュリンクフィルム3が切抜片29で台紙2Fに接着されているのとほぼ同等の状態となる。
また、切抜片29は、長く形成されていることにより、差込部3cに締め付けられることで台紙2Fに対して表面2a側に浮いた状態になる。これにより、切抜片29の裏面側が凹むため、そこに指を当てやすくなる。
この状態から、物品5を台紙2Fから取り外すには、図12に示すように、切抜片29の裏面側すなわち差込部3cに指を当ててB方向に押す。これにより、ミシン目31,32を上端から裂けさせることができる。その後は、実施形態1において図4を参照して説明したように、F方向に物品5を引っ張れば、ミシン目31,32が裂けていく。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 シュリンクフィルム付き台紙(包装体)
2,2A~2F 台紙
2d 接着領域
3,3A,3B シュリンクフィルム
4 接着部(接合部)
21a,29a 下端縁(自由端)
21d,29d 支持部(支持端)
31,31A,31B,32,32A,32B ミシン目
21~25,27,29 切抜片(係止片)
D 所定距離
2,2A~2F 台紙
2d 接着領域
3,3A,3B シュリンクフィルム
4 接着部(接合部)
21a,29a 下端縁(自由端)
21d,29d 支持部(支持端)
31,31A,31B,32,32A,32B ミシン目
21~25,27,29 切抜片(係止片)
D 所定距離
Claims (4)
- 台紙と、
筒状のシュリンクフィルムと、
前記台紙と前記シュリンクフィルムとを接合する接合部と、を備え、
前記台紙における、前記シュリンクフィルムの開口する端部が配置される位置の付近には、係止片が設けられ、
前記シュリンクフィルムの前記台紙に面する側には、前記接合部および前記係止片を間において複数のミシン目が設けられ、
前記係止片は、前記台紙に支持される支持端と、前記台紙に対して離隔可能な自由端とを有することにより、前記支持端から前記自由端まで延在し、
前記シュリンクフィルムの開口する端部における内側には、前記係止片の前記自由端が挿入されていることを特徴とする包装体。 - 前記係止片は前記台紙が切り抜かれてなることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
- 前記支持端の幅と前記自由端の幅とが同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の包装体。
- 前記係止片の先端と前記接合部との間には、所定距離が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の包装体。
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- 2021-02-02 JP JP2021015296A patent/JP2022118632A/ja active Pending
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