JP2018050002A - 部品供給システム、自律走行台車および部品供給方法 - Google Patents

部品供給システム、自律走行台車および部品供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業者の作業負担を軽減しながら、部品実装装置に部品を供給することが可能な部品供給システム、自律走行台車、および、部品供給方法を提供する。【解決手段】この部品供給システム100は、複数の部品実装装置3が基板10の搬送方向に沿って配置された実装ライン1と、部品11および機器12を保持する保持部21と、自律走行するための駆動部22と、部品実装装置2に接続された状態で、部品11および機器12を部品実装装置3に供給する複数の自律走行台車2と、部品実装装置3の段取り替えの際に、自律走行台車2を自律走行させるとともに、自律走行台車2を部品実装装置3に接続させる制御を行う移動制御部5とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、部品供給システム、自律走行台車および部品供給方法に関し、特に、部品実装装置に部品を供給する部品供給システム、自律走行台車および部品供給方法に関する。
従来、部品実装装置に部品を供給する部品供給システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、生産ラインに部品が収納されたリールを供給するリール部品供給システムが開示されている。この特許文献1のリール部品供給システムでは、生産ラインには、複数の部品実装装置が設けられている。また、リール部品供給システムは、複数のリールが保管されているリール倉庫を含む。そして、リール倉庫では、載置台の上に載置された搬送用ケースにリールが収納される。そして、この搬送用ケースは、作業者により載置台から台車に乗せ換えられて、作業者により台車が移動されて生産ラインに搬送される。
特開2012−182246号公報
しかしながら、上記特許文献1のリール部品供給システムでは、リール部品が収容された搬送用ケースが載せられた台車が、作業者により移動されて生産ラインに搬送される。このため、作業者が台車を生産ライン(実装ライン)に移動させる作業を行う分、作業者の作業負担が増大するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、作業者の作業負担を軽減しながら、部品実装装置に部品を供給することが可能な部品供給システム、自律走行台車および部品供給方法を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による部品供給システムは、基板に部品を実装するとともに基板を搬送する複数の部品実装装置が、基板の搬送方向に沿って配置された実装ラインと、部品および部品実装装置により使用される機器の少なくとも一方を保持する保持部と、自律走行するための駆動部と、部品実装装置に接続された状態で、部品または機器の少なくとも一方を部品実装装置に供給する複数の自律走行台車と、部品実装装置に部品または機器の少なくとも一方を供給する際に、自律走行台車を自律走行させるとともに、自律走行台車を部品実装装置に接続させる制御を行う移動制御部とを備える。
この発明の第1の局面による部品供給システムでは、上記のように構成することにより、自律走行台車を自律走行させて、自律走行台車を部品実装装置に接続させることができるので、作業者が台車を実装ラインに移動させる必要がない。これにより、作業者の作業負担を軽減しながら、部品実装装置に部品を供給することができる。また、作業者により台車が移動される場合と異なり、作業者の人為的なミスにより搬送すべき台車の選択および部品の選択が誤った状態で、台車が移動されることを抑制することができる。その結果、台車を実装ラインに移動させる作業の確実性を向上させることができる。
上記第1の局面による部品供給システムにおいて、好ましくは、移動制御部は、搬送方向の上流側から下流側に向かって一方通行に、自律走行台車を自律走行させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、自律走行台車を部品実装装置に対して交換する際に、部品実装装置から離れる自律走行台車と、新たに部品実装装置に接続されるために部品実装装置に近付く自律走行台車とが走行経路上で干渉し合うことを抑制することができる。その結果、走行経路の干渉に伴う自律走行台車の停止時間の発生を抑制することができる。ここで、搬送方向の上流側から下流側に向かって順に、基板への部品の実装は終了するので、生産される基板の種類が変更される(段取り替えが行われる)場合、搬送方向の上流側から下流側に向かって順に段取り替えが可能な状態になる。この点に着目して、本発明は、基板が搬送される方向と同一の方向である搬送方向の上流側から下流側に向かって一方通行に自律走行台車を自律走行させることにより、段取り替えを行う場合に、基板への部品の実装の進捗状況(終了状況)に沿って、複数の自律走行台車を移動させながら、自律走行台車を交換することができる。
この場合、好ましくは、実装ラインは、搬送方向に交差する方向に並列して複数列設けられており、自律走行台車は、部品実装装置の搬送方向に交差する方向から部品実装装置に接続されるように構成されており、複数の実装ライン同士の間の距離は、部品実装装置の搬送方向に交差する方向から部品実装装置に接続されるために要する長さよりも大きく、かつ、自律走行台車の台車幅の2倍より小さい。このように構成すれば、複数の実装ライン同士の距離が、1台の自律走行台車が自律走行するための必要最小限の大きさになるので、複数の実装ラインの設置領域の増大を抑制することができる。そして、複数の実装ライン同士の間において、自律走行台車を一方通行に自律走行させることができるので、実装ラインの設置領域の増大を抑制しながら、自律走行台車の停止時間の発生を抑制することができる。
上記第1の局面による部品供給システムにおいて、好ましくは、実装ラインは、搬送方向に交差する方向に並列して複数列設けられており、自律走行台車は、部品実装装置の搬送方向に交差する方向から部品実装装置に接続されるように構成されており、複数の実装ライン同士の間の距離は、部品実装装置の搬送方向に交差する方向から部品実装装置に接続されるために要する長さおよび自律走行台車の台車幅の2倍よりも大きく、かつ、自律走行台車の台車幅の3倍より小さい。このように構成すれば、複数の実装ライン同士の間において、複数の自律走行台車を2列並列させた状態で、自律走行させることができるので、1列により自律走行台車を自律走行させるように構成する場合に比べて、より迅速に自律走行台車を交換することができる。
上記第1の局面による部品供給システムにおいて、好ましくは、複数の自律走行台車は、部品実装装置に接続されている第1の自律走行台車と、第1の自律走行台車に交換されて部品実装装置に接続される第2の自律走行台車とを含み、移動制御部は、実装ラインの搬送方向の上流側から下流側に向かって、順次、部品実装装置に接続されている自律走行台車を、第1の自律走行台車から第2の自律走行台車に交換する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、生産される基板の種類が変更される(段取り替えが行われる)場合に、複数の部品実装装置のうちの下流側の部品実装装置により基板に部品の実装が行われている際にも、実装が終了した上流側の部品実装装置から順次、自律走行台車を第1の自律走行台車から第2の自律走行台車に交換することができる。その結果、全ての部品実装装置による実装が終了した後に、自律走行台車を交換する場合に比べて、より迅速に、実装ラインにおける自律走行台車を交換することができる。
上記第1の局面による部品供給システムにおいて、好ましくは、複数の自律走行台車は、部品実装装置に接続されている第1の自律走行台車と、第1の自律走行台車に交換されて部品実装装置に接続される第2の前記自律走行台車とを含み、移動制御部は、複数の部品実装装置から基板に対する部品の実装に関する実装情報を取得して、取得した実装情報に基づいて、部品実装装置に接続されている自律走行台車を、第1の自律走行台車から第2の自律走行台車に交換する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、実装情報に応じた自律走行台車の交換が必要な時に、自動で自律走行台車を交換することができるので、より効率良く自律走行台車を交換することができる。
上記第1の局面による部品供給システムにおいて、好ましくは、部品実装装置または自律走行台車は、部品実装装置と自律走行台車とを接続すること、および、部品実装装置と自律走行台車との接続を解除することが可能な着脱部を含み、移動制御部は、部品実装装置に部品または機器の少なくとも一方を供給する際に、着脱部により部品実装装置と自律走行台車との接続を解除するとともに、自律走行台車を自律走行させて、所定の待機位置に移動させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、部品実装装置と自律走行台車との間の着脱を自動化することができるので、作業者が部品実装装置と自律走行台車とを着脱するための作業を行う必要がない。その結果、作業者の作業負担をより軽減することができる。
この発明の第2の局面による自律走行台車は、部品実装装置が基板に実装する部品および前記部品実装装置により使用される機器の少なくとも一方を保持する保持部と、自律走行するための駆動部とを備え、部品実装装置に部品または機器の少なくとも一方を供給する際に、自律走行するとともに、部品実装装置に接続された状態で、部品または機器の少なくとも一方を部品実装装置に供給するように構成されている。
この発明の第2の局面による自律走行台車では、上記のように構成することにより、作業者の作業負担を軽減しながら、部品実装装置に部品を供給することが可能な自律走行台車を提供することができる。
この発明の第3の局面による部品供給方法は、部品実装装置が基板に実装する部品および部品実装装置により使用される機器の少なくとも一方を保持する保持部を含む、複数の自律走行台車を自律走行させ、自律走行台車を部品実装装置に接続させ、自走走行台車から部品実装装置に、部品または機器の少なくとも一方を供給する。
この発明の第3の局面による部品供給方法では、上記のように構成することにより、作業者の作業負担を軽減しながら、部品実装装置に部品を供給することが可能な部品供給方法を提供することができる。
本発明によれば、上記のように、作業者の作業負担を軽減しながら、部品実装装置に部品を供給することができる。
本発明の第1実施形態および第2実施形態による部品供給システムの概略を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態による自律走行台車の構成を模式的に示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品供給システムの全体を模式的に示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品供給システムの実装ライン同士の間の距離および自律走行台車の台車幅を示す図である。 本発明の第1実施形態による部品実装装置の概略を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態による部品供給システムの自律走行台車の交換(初期)を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による部品供給システムの自律走行台車の交換(中期)を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による部品供給システムの自律走行台車の交換(終期)を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による部品供給システムによる部品供給方法を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第2実施形態による部品供給システムの実装ライン同士の間の距離および自律走行台車の台車幅を示す図である。 本発明の第1実施形態の変形例による自律走行台車の構成を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(部品供給システムの構成)
図1〜図8を参照して、本発明の第1実施形態による部品供給システム100の構成について説明する。
部品供給システム100は、図1に示すように、たとえば、基板10を生産する工場100a内に設けられている。また、部品供給システム100は、複数の実装ライン1と、複数の自律走行台車2(以下、「台車2」)とを備える。そして、部品供給システム100は、実装ライン1を構成する複数の部品実装装置3に、部品11および部品実装装置3により使用される機器12を供給するシステムである。
複数の実装ライン1では、基板10(たとえば、プリント基板)に部品11を実装するとともに、基板10を搬送する複数の部品実装装置3が、基板10の搬送方向に沿って配置されている。なお、本願明細書では、単に「搬送方向」と記載した場合には、実装ライン1において基板10が搬送される方向(たとえば、図3のX軸に平行な方向)を意味する。
台車2は、自律走行して、複数の部品11および機器12を部品実装装置3に供給(搬送)するように構成されている。また、図2に示すように、台車2は、部品実装装置3に対して部品11および機器12を一括して交換可能な一括交換台車として構成されている。また、部品11は、IC、トランジスタ、コンデンサおよび抵抗などの電子部品を含む。そして、複数の部品11は、たとえば、テープ上に所定の間隔を隔てて保持されて、テープが巻き付けられたリール11aとして台車2に搭載されている。また、機器12は、たとえば、複数のテープフィーダ12a(以下、「フィーダ12a」)および複数のノズル12bが収納されたノズルステーション12cを含む。また、部品11および機器12は、それぞれ、生産される基板10の種類に応じて複数の種類設けられている。また、ノズル12bは、部品実装装置3の後述するヘッドユニット32に取り付けられる。
また、部品実装装置3の段取り替えが行われる際に、少なくとも1台の台車2が交換される。たとえば、部品実装装置3に接続される全ての台車2が交換される。なお、本願明細書では「部品実装装置3の段取り替え」とは、生産される基板10の種類の変更が行われる際に、種類変更前の基板10に対応した部品11およびノズル12bを部品実装装置3に供給可能な状態から、種類変更後の基板10に対応した部品11およびノズル12bを部品実装装置3に供給可能な状態に変更することを意味する。また、この「部品実装装置3の段取り替え」の際に、部品11およびノズル12bの他、種類変更後の基板10に対応したバックアップピン等の部品実装装置3により使用される機器12を供給可能な状態に変更してもよい。なお、部品実装装置3の段取り替えの際は、特許請求の範囲の「部品実装装置に部品または機器の少なくとも一方を供給する際」の一例である。
具体的には、第1実施形態では、図3に示すように、台車2は、部品実装装置3に接続されている台車2である第1台車2aと、第1台車2aに交換されて部品実装装置3に接続される台車2である第2台車2bとを含む。そして、部品実装装置3の段取り替えが行われる際に、第1台車2aが第2台車2bに交換される。なお、以下の説明では、第1台車2aを、部品実装装置3に接続されている状態の台車2のみならず、部品実装装置3から脱離して、次回以降に段取りに対応した部品11および機器12が搭載された状態となる(第2台車2bとなる)までの台車2を意味するものとして記載している。
部品供給システム100は、部品格納部4を備える。部品格納部4は、たとえば、棚や倉庫として構成されており、複数の部品11および複数の機器12が格納されている。また、部品格納部4は、複数の実装ライン1から離れた位置に設けられている。たとえば、部品格納部4は、複数の実装ライン1の矢印Y1方向側に配置されている。そして、部品供給システム100は、複数の実装ライン1と部品格納部4との間において、第1台車2aと第2台車2bとを循環させて、部品11および機器12を供給(交換)する台車循環システムとして構成されている。なお、部品格納部4は、特許請求の範囲の「所定の待機位置」の一例である。
たとえば、部品格納部4において、作業者により各段取り(基板10の種類)に対応した部品11および機器12が第2台車2bに搭載される。また、部品格納部4において、作業者により、帰還した第1台車2aから、機器12(および部品11)が、次回以降の段取りに対応した部品11および機器12に交換(載せ替え)が行われる。そして、帰還した第1台車2aは、第2台車2bとして再び実装ライン1に自律走行する。以下、部品格納部4に帰還した第1台車2aを、第2台車2bに変更することを「台車2の段取り替え」とする。
部品供給システム100は、移動制御部5を備える。移動制御部5は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを含み、たとえば、部品格納部4に配置されている。移動制御部5は、メモリに格納されたプログラムを実行することにより、部品供給システム100の各部を制御するように構成されている。
部品供給システム100は、通信部6を備える。通信部6は、たとえば、部品格納部4に配置されている。そして、通信部6は、移動制御部5と各部品実装装置3との間、および、移動制御部5と各台車2と間において、LAN(Local Area Network)を介して、無線通信可能に構成されている。
(自律走行台車の構成)
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、台車2は、部品11および機器12を保持する保持部21と、自律走行するための駆動部22とを備える。また、台車2は、駆動部22に電力を供給する電源部23と、駆動部22の自律走行を制御する台車制御部24と、台車制御部24の指令により旋回動作することが可能に構成されているとともに、駆動部22の駆動により回転される車輪25とを備える。また、台車2は、保持部21、駆動部22、電源部23、台車制御部24、および、車輪25を支持する車体部20を含む。
保持部21は、複数のリール11a、複数のフィーダ12aおよびノズルステーション12cを保持(支持)するように構成されている。言い換えると、部品11および機器12は、保持部21に載置されている。フィーダ12aは、リール11aから延びるテープを保持している。フィーダ12aは、リール11aを回転させて部品11を保持するテープを送出することにより、フィーダ12aの先端から部品11を供給するように構成されている。
駆動部22は、たとえば、電動機(モータ)により構成されており、電源部23(たとえば、電池)から電力が供給されることにより、駆動するように構成されている。具体的には、駆動部22は、台車制御部24の指令に基づいて、車輪25(たとえば、後輪25b)を回転させることにより、走行するように構成されている。また、駆動部22は、台車制御部24の指令に基づいて、車輪25(たとえば、前輪25a)を、車体部20の前後方向(Y軸に平行な方向)に対して所定の角度に傾けることにより台車2を旋回動作(方向転換)することが可能に構成されている。なお、図2では、車輪25の数を4つ図示しているが、たとえば、車輪25は3つでもよいし、5つ以上でもよい。
また、台車制御部24は、CPUおよび所定の走行経路を自律走行するためのプログラムが記憶されたメモリを含む。これにより、駆動部22は、台車制御部24の指令に基づいた走行経路(たとえば、図3の矢印B1〜B8)を走行することにより、自律して走行することが可能に構成されている。
また、台車2は、移動制御部5と無線通信可能な通信部26と、センサ27とを備える。台車制御部24は、通信部26を介して、移動制御部5からの指令(たとえば、後述する移動指示信号、台車進入指示信号および台車帰還指示信号)を取得して、取得した指令に応じた走行経路により、駆動部22により自律走行する制御を行うように構成されている。
また、台車制御部24は、部品格納部4において台車2の段取り替えが完了した場合に、段取り完了確認信号を移動制御部5に送信するように構成されている。
センサ27は、たとえば、撮像部(カメラ)として構成されており、工場100a内の各所および部品実装装置3に設けられたマーク部100bを撮像可能に構成されている。台車制御部24は、センサ27からのマーク部100bの撮像情報(走行情報)を取得して、取得した撮像情報に基づいて、自律走行の制御を行うように構成されている。また、台車制御部24は、取得した撮像情報に基づいて、他の物体(台車2や部品実装装置3等)と衝突しないように、自律走行する制御を行うように構成されている。
また、台車2は、部品実装装置3に固定される可動固定部28を備える。図4に示すように、可動固定部28は、移動制御部5(台車制御部24)による指令に基づいて、部品実装装置3の後述する固定部33に固定される。これにより、台車2が部品実装装置3に対して固定される。たとえば、可動固定部28は、固定部33に係合可能に構成されている。なお、可動固定部28は、特許請求の範囲の「着脱部」の一例である。
具体的には、第1実施形態では、可動固定部28は、移動制御部5により台車固定解除信号を取得した場合、固定部33に対する固定の解除を行うように構成されている。そして、台車制御部24は、固定が解除された後、固定が解除されたことを示す情報(固定解除確認信号)を移動制御部5に送信するように構成されている。また、可動固定部28は、移動制御部5により台車進入指示信号を取得した場合、固定部33に対する固定(接続)を行うように構成されている。これにより、部品実装装置3と台車2とは、移動制御部5により着脱される制御が可能に構成されている。
また、台車2(車体部20)は、直進する際の走行方向に垂直な方向(左右方向:図2のX軸に平行な方向)に台車幅W1を有するとともに、走行方向に平行な方向(前後方向:図2のY軸に平行な方向)に台車長さL1を有する。台車幅W1は、図2において、車体部20の矢印X1方向側の端部から矢印X2方向側の端部までの長さを意味するものとする。また、台車長さL1は、車体部20の矢印Y1方向側の端部から矢印Y2方向側の端部までの長さを意味するものとする。
(実装ラインおよび部品実装装置の構成)
実装ライン1(生産ライン)は、図3に示すように、基板10の搬送方向に交差する方向(たとえば、垂直な方向:Y軸に平行な方向)に並列して複数列(図3の例では、3列)設けられている。そして、実装ライン1には、複数の部品実装装置3が、基板10の搬送方向(X軸に平行な方向)に沿って配置されている。また、複数の実装ライン1の搬送方向は共通であり、矢印X1方向側が上流側であり、矢印X2方向側が下流側である。なお、図示していないが、部品実装装置3よりも上流側には、たとえば、部品11が実装される基板10に半田などを印刷する印刷装置が設けられており、下流側には、リフロー装置および基板検査装置が設けられている。
詳細には、複数の部品実装装置3には、それぞれ、基板10を搬送する基板搬送部31が設けられている。基板搬送部31は、たとえば、基板10を保持した状態で搬送するコンベアとして構成されており、隣接する部品実装装置3同士のコンベアが接続されることにより、複数の部品実装装置3が、搬送方向に沿って互いに接続されている。そして、部品実装装置3は、隣接する部品実装装置3の基板搬送部31と、自己の基板搬送部31とにより、基板10を搬送方向に受け渡して搬送するように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図4に示すように、複数の実装ライン1同士の間の距離D1は、部品実装装置3の搬送方向に交差する方向(搬送方向に垂直な方向)から部品実装装置3に接続されるために要する長さL2よりも大きく、かつ、台車2の台車幅W1の2倍より小さい。すなわち、L2<D1<(W1×2)である。なお、距離D1は、複数の実装ライン1同士の間の最短距離を意味し、部品実装装置3に台車2が配置されている状態で、一の実装ライン1の他の実装ライン1側の端部から、他の実装ライン1の一の実装ライン1側の端部までの搬送方向に垂直な方向(Y軸に平行な方向)における距離(長さ)を意味するものとする。また、長さL2は、たとえば、台車2が方向転換する際に要する搬送方向に垂直な方向の長さ(または旋回半径)である。
これにより、実装ライン1同士の間において、1台の台車2が搬送方向に走行することが可能であるとともに、2台の台車2が搬送方向に交差する方向に並列して走行できないように構成されている。
図5に示すように、部品実装装置3は、基板搬送部31と、ヘッドユニット32と、固定部33と、実装制御部34と、通信部35とを備える。
基板搬送部31は、実装制御部34の指令に基づいて、上流側に隣接する部品実装装置3から搬送された基板10を、部品11を実装するための所定位置まで搬送するように構成されている。そして、基板搬送部31は、ヘッドユニット32により部品11が基板10に実装される際に、基板10を部品実装装置3の内部の所定位置で保持するように構成されている。そして、基板搬送部31は、部品11が基板10に実装された後、基板10を下流側に隣接する部品実装装置3に搬送(搬出)するように構成されている。
ヘッドユニット32には、複数のノズル12bが装着されている。そして、ヘッドユニット32は、実装制御部34の指令に基づいて、ノズル12bにより台車2のフィーダ12aから部品11を取得するとともに、基板搬送部31により保持された基板10に部品11を実装するように構成されている。また、部品実装装置3の段取り替え(基板10の機種変更)の際に、ヘッドユニット32の複数のノズル12bは、ノズルステーション12cに配置された次に生産される(次の段取りの)基板10の機種に対応したノズル12bに交換される。固定部33は、台車2の可動固定部28に係合されるように構成されている。
また、部品実装装置3には、複数(たとえば、4台)の台車2が接続されるように構成されている。たとえば、部品実装装置3には、搬送方向に並列に2台ずつ、搬送方向に垂直な方向の両側からそれぞれ台車2が接続(固定)されている。
実装制御部34は、たとえば、CPUおよびメモリを含み、メモリに格納されたプログラムを実行することにより、各部を制御するように構成されている。具体的には、実装制御部34は、通信部35を介して、移動制御部5からの指令を取得するとともに、実装情報等を移動制御部5に送信するように構成されている。また、通信部35は、移動制御部5と無線通信可能に構成されている。
詳細には、実装制御部34は、移動制御部5から段取り替え指示信号を取得した場合、ノズル12bの交換等を含む段取り替えを行うように構成されている。また、実装制御部34は、部品実装装置3の段取り替えが終了した場合、移動制御部5に段取り替え終了確認信号を送信するように構成されている。また、実装制御部34は、移動制御部5から生産開始指示信号を取得した場合、基板10に対する部品11の実装を開始するように構成されている。
また、実装情報は、実装ライン1における基板10に対する部品11の実装の進捗状況を示す情報を含む。具体的には、実装情報は、実装ライン1により部品11の実装が行われている複数の基板10(現在の段取り:ロット)の最終の基板10が自己の部品実装装置3から搬出されたことを示す情報を含む。より好ましくは、複数の台車2が部品実装装置3に接続されている場合、実装情報は、上流側の台車2に対応する実装が現在の段取りの最終の基板10に対して終了したことを示す情報を含む。なお、実装情報には、部品11切れや機器12異常等の異常情報が含まれていてもよい。
(移動制御部の構成)
ここで、第1実施形態では、図3、図6〜図8に示すように、移動制御部5は、部品実装装置3に部品11および機器12を供給する際に、台車2を自律走行させるとともに、台車2を部品実装装置3に接続させる制御を行うように構成されている。すなわち、移動制御部5は、第1台車2aと第2台車2bとの交換(循環システム)の制御を行うように構成されている。
具体的には、第1実施形態では、移動制御部5は、各部品実装装置3に実装終了確認信号を送信するとともに、各部品実装装置3から基板10に対する部品11の実装に関する実装情報を取得して、取得した実装情報に基づいて、第1台車2aを、第2台車2bに交換する制御を行うように構成されている。
詳細には、移動制御部5は、図3に示すように、第2台車2bに移動指示信号を送信して、第2台車2bを部品格納部4から待機位置A1に自律走行させる制御を行う。ここで、待機位置A1は、実装ライン1よりも上流側(矢印X1方向側)に設けられている。そして、移動制御部5は、部品実装装置3から実装情報として、最上流側の部品実装装置3の上流側の第1台車2aに対応する実装が終了して、下流側に基板10を搬出したことを示す情報(終了結果確認信号)を取得した場合には、実装情報に応じた第1台車2aに台車固定解除信号を送信するように構成されている。これにより、図6に示すように、第1台車2aを矢印C1方向に移動させる。
また、移動制御部5は、固定解除確認信号を取得した場合に、固定が解除された第1台車2aに、部品格納部4まで帰還する台車帰還指示信号を送信する。これにより、図6に示すように、複数の実装ライン1同士の間において、第1台車2aを矢印C2方向に搬送方向の上流側から下流側に向かって自律走行させる。そして、第1台車2aは、実装ライン1よりも下流側に移動した後、部品格納部4まで自律走行して帰還する。
また、第1実施形態では、移動制御部5は、台車2を搬送方向の上流側から下流側に向かって一方通行に移動させる制御を行うように構成されている。なお、「一方通行」とは、必ずしも台車2が搬送方向の下流側から上流側に移動することを禁止することを意味するものではなく、台車2が部品実装装置3から離脱する際に、一時的に搬送方向の下流側から上流側に後退するように移動させてもよい。
そして、移動制御部5は、第1台車2aの固定が解除されたこと、または、第1台車2aが搬送方向の上流側から下流側に向かって自律走行を開始したことに基づいて、第2台車2bに台車進入指示信号を送信する。これにより、第2台車2bを、搬送方向の上流側から下流側に向かって(矢印C3方向に)自律走行させる制御を行う。そして、第2台車2bは、接続される部品実装装置3の近傍に到着した場合、矢印C4方向に旋回動作を行いながら第1台車2aが接続されていた位置に進入するように構成されている。
そして、第2台車2bは、部品実装装置3と接続可能な位置に到着した場合、可動固定部28により、部品実装装置3の固定部33に固定されて接続される。そして、第2台車2bが接続される部品実装装置3では、部品実装装置3の段取り替えが実行される。そして、移動制御部5は、段取り替え終了信号を取得した場合、部品実装装置3に、新たな段取りに対応する生産を開始する指令である生産開始指令信号を送信する。
また、第1実施形態では、移動制御部5は、実装ライン1の搬送方向の上流側から下流側に向かって、順次、第1台車2aを第2台車2bに交換する制御を行うように構成されている。たとえば、図8に示すように、最上流側の部品実装装置3の上流側の第1台車2aが第2台車2bに交換された後、最上流側の部品実装装置3の下流側の第1台車2aが第2台車2bに交換される。その後、最上流側の部品実装装置3の下流側に隣接する部品実装装置3の上流側の第1台車2aが第2台車2bに交換される。
(第1実施形態による部品供給方法)
次に、図9を参照して、第1実施形態の部品供給システム100による部品供給方法について説明する。ここで、第1実施形態の部品供給システム100による部品供給方法とは、台車2から部品実装装置3に、部品11および機器12を供給する部品供給方法である。具体的な例として、以下、第1段取りAから第2段取りBに移行する際の例を説明する。
また、第1台車2aの制御処理は、第1台車2aに設けられた台車制御部24により実行され、第2台車2bの制御処理は、第2台車2bに設けられた台車制御部24により実行される。また、部品実装装置3の制御処理は、実装制御部34により実行される。なお、図9のシーケンス図では、たとえば、図4の点線E部分の台車2が配置される箇所に対応する部品供給方法について図示しているが、部品供給システム100では、全ての実装ライン1の部品実装装置3において、同様の制御処理が並行して実行される。
ここで、第1実施形態では、部品11および機器12を保持する保持部21と、自律走行するための駆動部22とを含む、複数の台車2を自律走行させ、台車2を部品実装装置3に接続させ、台車2から部品実装装置3に、部品11または機器12の少なくとも一方を供給する実装ライン1の部品実装装置3に、自律走行する台車2により、部品11および機器12を供給させる。以下、具体的に説明する。
まず、ステップS1において、部品実装装置3では、第1段取りAに対応する基板10に部品11の実装が行われる。そして、ステップS2において、移動制御部5から部品実装装置3に、実装終了確認信号が送信される。その後、ステップS3において、部品実装装置3における第1段取りAに対応する基板10(ロットの最終の基板10)に対する部品11の実装が終了した後、実装情報としての終了結果確認信号が部品実装装置3から移動制御部5に送信される。
そして、ステップS4において、移動制御部5から第1台車2aに、台車固定解除信号が送信される。その後、ステップS5において、第1台車2aと部品実装装置3との接続(固定)が解除される。その後、ステップS6において、第1台車2aから移動制御部5に、固定解除確認信号が送信される。
そして、ステップS7において、移動制御部5から第1台車2aに、台車帰還指示信号が送信される。その後、ステップS8において、第1台車2aは、実装ライン1同士の間に移動して、搬送方向の上流側から下流側に向かって移動(自律走行)する。そして、第1台車2aは、部品格納部4に到着(帰還)し、(たとえば、作業者により、)台車2の段取り替えが行われる。これにより、第1台車2aは、新たな段取りに対応した第2台車2bとなる。なお、図9のシーケンス図では、説明の都合上、新たな段取りに対応した第2台車2bを「第1台車」として図示している。その後、ステップS9に進む。
ステップS9において、第1台車2a(新たな段取りに対応した第2台車2b)から移動制御部5に、段取り完了確認信号が送信される。その後、ステップS10において、移動制御部5から新たな段取りに対応した第2台車2bに、待機位置A1に移動することを指令する移動指令信号が送信される。その後、ステップS11において、新たな段取りに対応した第2台車2bは、待機位置A1に自律走行により移動される。
一方、第1台車2aに台車帰還指示信号を送信したステップS7以降に実行される、ステップS12において、移動制御部5から部品実装装置3に、段取り替え指示信号が送信される。そして、ステップS13において、部品実装装置3の段取り替えが行われる。また、ステップS7以降に実行される、ステップS14において、移動制御部5から第2台車2bに、台車進入指示信号が送信される。
そして、ステップS15において、第2台車2bが、実装ライン1同士の間において、搬送方向の上流側から下流側に向かって移動して、第2台車2bの可動固定部28により、第2台車2bが部品実装装置3に固定される。これにより、第2段取りに対応する基板10に対する部品11および機器12が部品実装装置3に供給可能な状態になる。その後、ステップS16において、第2台車2bから移動制御部5に台車固定確認信号が送信される。
その後、ステップS17において、部品実装装置3において段取り替えが終了した後、段取り替えが終了したことを示す段取り替え終了確認信号が、部品実装装置3から移動制御部5に送信される。その後、ステップS18において、移動制御部5から部品実装装置3に第2段取りに対応する基板10に対する部品11の実装を開始する生産開始指示信号が送信される。
そして、上記のステップS1〜S13が、第2段取りB、および、第2段取りBよりも後に実行される段取りに対しても同様に実行される。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、部品供給システム100に、自律走行するための駆動部22と、部品実装装置3に接続された状態で、部品11および機器12を部品実装装置3に供給する複数の台車2と、部品実装装置3に部品11および機器12を供給する際に、台車2を自律走行させるとともに、台車2を部品実装装置3に接続させる制御を行う移動制御部5とを設ける。これにより、作業者が台車2を実装ラインに移動させる必要がない。その結果、作業者の作業負担を軽減しながら、部品実装装置3に部品を供給することができる。また、作業者により台車が移動される場合と異なり、作業者の人為的なミスにより搬送すべき台車2の選択および部品11の選択が誤った状態で、台車2が移動されることを抑制することができる。その結果、台車2を実装ライン1に移動させる作業の確実性を向上させることができる。
また、第1実施形態では、移動制御部5を、搬送方向の上流側から下流側に向かって一方通行に、台車2を自律走行させる制御を行うように構成する。これにより、台車2を部品実装装置3に対して交換する際に、部品実装装置3から離れる第1台車2aと、新たに部品実装装置3に接続されるために部品実装装置3に近付く第2台車2bとが走行経路上で干渉し合うことを抑制することができる。その結果、走行経路の干渉に伴う台車2の停止時間の発生を抑制することができる。また、基板10が搬送される方向と同一の方向である搬送方向の上流側から下流側に向かって一方通行に台車2を自律走行させることにより、部品実装装置3の段取り替えを行う際に、基板10への部品11の実装の進捗状況(基板の流れ)に沿って、複数の台車2を移動させながら(図8参照)、台車2を交換することができる。
また、第1実施形態では、実装ライン1を、搬送方向に交差する方向に並列して複数列設ける。また、台車2を、部品実装装置3の搬送方向に交差する方向から部品実装装置3に接続されるように構成して、複数の実装ライン1同士の間の距離D1を、部品実装装置3の搬送方向に交差する方向から部品実装装置3に接続されるために要する長さL2よりも大きく、かつ、台車2の台車幅W1の2倍より小さくする。これにより、複数の実装ライン1同士の距離D1が、1台の台車2が自律走行するための必要最小限の大きさになるので、複数の実装ライン1の設置領域の増大(工場100aの大型化)を抑制することができる。そして、複数の実装ライン1同士の間において、台車2を一方通行に自律走行させることができるので、実装ライン1の設置領域の増大を抑制しながら、台車2の停止時間の発生を抑制することができる。
また、第1実施形態では、複数の台車2に、部品実装装置3に接続されている第1台車2aと、第1台車2aに交換されて部品実装装置3に接続される第2台車2bとを設ける。また、移動制御部5を、実装ライン1の搬送方向の上流側から下流側に向かって、順次、第1台車2aを第2台車2bに交換する制御を行うように構成する。これにより、部品実装装置3の段取り替えを行う際に、複数の部品実装装置3のうちの下流側の部品実装装置3により基板10に部品11の実装が行われている際にも、実装が終了した上流側の部品実装装置3から順次、第1台車2aを第2台車2bに交換することができる。その結果、全ての部品実装装置3の実装が終了した後に、台車2を交換する場合に比べて、より迅速に、実装ライン1における台車2を交換することができる。
また、第1実施形態では、移動制御部5を、複数の部品実装装置3から基板10に対する部品11の実装に関する実装情報を取得して、取得した実装情報に基づいて、第1台車2aを第2台車2bに交換する制御を行うように構成する。これにより、実装情報に応じた第1台車2aの交換が必要な時に、自動で第1台車2aを交換することができるので、より効率良く台車2を交換することができる。
また、第1実施形態では、台車2に、部品実装装置3と台車2とを接続すること、および、部品実装装置3と台車2との接続を解除することが可能な可動固定部28を設ける。また、移動制御部5を、部品実装装置3に部品11および機器12を供給する際に、可動固定部28により部品実装装置3と台車2との接続を解除するとともに、台車2を自律走行させて、部品格納部4に移動(帰還)させる制御を行うように構成する。これにより、部品実装装置3と台車2との間の着脱を自動化することができるので、作業者が部品実装装置3と台車2との間の着脱するための作業を行う必要がない。その結果、作業者の作業負担をより軽減することができる。
[第2実施形態]
次に、図1および図10を参照して、第2実施形態の部品供給システム200の構成について説明する。第2実施形態による部品供給システム200では、複数の実装ライン1同士の間の距離D1が、長さL2よりも大きく、かつ、台車2の台車幅W1の2倍より小さく構成されていた上記第1実施形態の部品供給システム200の構成と異なり、複数の実装ライン1同士の間の距離D2が、長さL2および台車2の台車幅W1の2倍よりも大きく、かつ、台車2の台車幅W1の3倍より小さく構成されている。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(第2実施形態による部品供給システムの構成)
本発明の第2実施形態による部品供給システム200は、図10に示すように、複数の実装ライン1同士の間の距離D2が、部品実装装置3の搬送方向に交差する方向(矢印Y1方向または矢印Y2方向)から部品実装装置3に接続されるために要する長さL2および台車2の台車幅W1の2倍よりも大きく、かつ、台車2の台車幅W1の3倍より小さく構成されている。すなわち、部品供給システム200では、L2<(W1×2)<D2<(W1×3)の関係を有する。
部品供給システム200は、図1に示すように、移動制御部205を備える。そして、移動制御部205は、部品実装装置3に部品11および機器12を供給する際に、複数の実装ライン1同士の間において、搬送方向に交差する方向に並列して2列の台車群202を形成した状態で、第1台車2aを第2台車2bに交換する制御を行うように構成されている。なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、複数の実装ライン1同士の間の距離D2を、長さL2および台車2の台車幅W1の2倍よりも大きく、かつ、台車2の台車幅W1の3倍より小さくする。これにより、複数の実装ライン1同士の間において、搬送方向に交差する方向に並列して2列の台車群202を自律走行させることができるので、1列の台車群202を自律走行できるように構成する場合に比べて、より迅速に台車2を交換することができる。なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、部品実装装置に4台の台車を接続可能に構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、部品実装装置に3台以下の台車を接続可能に構成してもよいし、部品実装装置に5台以上の台車を接続可能に構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、移動制御部が部品格納部に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、移動制御部が複数の部品実装装置のうちのいずれかの装置に配置されていてもよいし、移動制御部が複数の台車のうちのいずれかの台車に配置されていてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、移動制御部を、搬送方向の上流側から下流側に向かって一方通行に、台車を自律走行させる制御を行うように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、台車同士の干渉が生じるおそれがなければ、台車を搬送方向の下流側から上流側に移動させてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、部品実装装置の段取り替えを自動で行う例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、部品実装装置に作業者を配置して、部品実装装置の段取り替えを作業者により行うように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、台車を、部品および機器の両方を部品実装装置に供給可能に構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、台車は、部品および機器のうちの少なくとも一方が部品実装装置に対して供給可能に構成されていればよい。
また、上記第1および第2実施形態では、台車に可動固定部を設けて、移動制御部を、台車に台車固定解除信号を送信するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、部品実装装置に可動固定部を設けて、移動制御部を、部品実装装置に台車固定解除信号を送信するように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、台車に撮像部からなるセンサを設けて、台車が自律走行するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、台車に走行経路、部品格納部、および、各部品実装装置に対応した位置座標をティーチングして記憶させておくことにより、台車を自律走行可能に構成してもよいし、台車にGPS(Global Positioning System)を設けて、GPSにより取得した位置情報に基づいて、台車を自律走行可能に構成してもよい。また、走行経路上に金属を配置するとともに、台車に磁気センサを配置して、走行経路上に金属を検知することにより台車を自律走行可能に構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、台車が部品実装装置の搬送方向に交差する方向から部品実装装置に接続されるために要する長さを、台車の旋回動作するために必要な長さにするように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図11に示す変形例の台車302のように旋回せずに、走行方向を変更可能に構成する場合には、台車302の長さL11が、台車302が部品実装装置3の搬送方向に交差する方向から部品実装装置3に接続されるために要する長さとして、実装ライン1同士の距離D3を設定してもよい。
1 実装ライン
2、302 自律走行台車
2a 第1台車(第1の自律走行台車)
2b 第2台車(第2の自律走行台車)
3 部品実装装置
4 部品格納部(所定の待機位置)
5、205 移動制御部
11 部品
12 機器
21 保持部
22 駆動部
28 可動固定部(着脱部)
100、200 部品供給システム

Claims (9)

  1. 基板に部品を実装するとともに前記基板を搬送する複数の部品実装装置が、前記基板の搬送方向に沿って配置された実装ラインと、
    前記部品および前記部品実装装置により使用される機器の少なくとも一方を保持する保持部と、自律走行するための駆動部と、前記部品実装装置に接続された状態で、前記部品または前記機器の少なくとも一方を前記部品実装装置に供給する複数の自律走行台車と、
    前記部品実装装置に前記部品または前記機器の少なくとも一方を供給する際に、前記自律走行台車を自律走行させるとともに、前記自律走行台車を前記部品実装装置に接続させる制御を行う移動制御部とを備える、部品供給システム。
  2. 前記移動制御部は、前記搬送方向の上流側から下流側に向かって一方通行に、前記自律走行台車を自律走行させる制御を行うように構成されている、請求項1に記載の部品供給システム。
  3. 前記実装ラインは、前記搬送方向に交差する方向に並列して複数列設けられており、
    前記自律走行台車は、前記部品実装装置の前記搬送方向に交差する方向から前記部品実装装置に接続されるように構成されており、
    前記複数の実装ライン同士の間の距離は、前記部品実装装置の前記搬送方向に交差する方向から前記部品実装装置に接続されるために要する長さよりも大きく、かつ、前記自律走行台車の台車幅の2倍より小さい、請求項1または2に記載の部品供給システム。
  4. 前記実装ラインは、前記搬送方向に交差する方向に並列して複数列設けられており、
    前記自律走行台車は、前記部品実装装置の前記搬送方向に交差する方向から前記部品実装装置に接続されるように構成されており、
    前記複数の実装ライン同士の間の距離は、前記部品実装装置の前記搬送方向に交差する方向から前記部品実装装置に接続されるために要する長さよりも大きく、かつ、前記自律走行台車の台車幅の2倍よりも大きく、かつ、前記自律走行台車の台車幅の3倍より小さい、請求項1または2に記載の部品供給システム。
  5. 前記複数の自律走行台車は、前記部品実装装置に接続されている第1の前記自律走行台車と、前記第1の自律走行台車に交換されて前記部品実装装置に接続される第2の前記自律走行台車とを含み、
    前記移動制御部は、前記実装ラインの前記搬送方向の上流側から下流側に向かって、順次、前記部品実装装置に接続されている前記自律走行台車を、前記第1の自律走行台車から前記第2の自律走行台車に交換する制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の部品供給システム。
  6. 前記複数の自律走行台車は、前記部品実装装置に接続されている第1の前記自律走行台車と、前記第1の自律走行台車に交換されて前記部品実装装置に接続される第2の前記自律走行台車とを含み、
    前記移動制御部は、前記複数の部品実装装置から前記基板に対する前記部品の実装に関する実装情報を取得して、取得した前記実装情報に基づいて、前記部品実装装置に接続されている前記自律走行台車を、前記第1の自律走行台車から前記第2の自律走行台車に交換する制御を行うように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の部品供給システム。
  7. 前記部品実装装置または前記自律走行台車は、前記部品実装装置と前記自律走行台車とを接続すること、および、前記部品実装装置と前記自律走行台車との接続を解除することが可能な着脱部を含み、
    前記移動制御部は、前記部品実装装置に前記部品または前記機器の少なくとも一方を供給する際に、前記着脱部により前記部品実装装置と前記自律走行台車との接続を解除するとともに、前記自律走行台車を自律走行させて、所定の待機位置に移動させる制御を行うように構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の部品供給システム。
  8. 部品実装装置が基板に実装する部品および前記部品実装装置により使用される機器の少なくとも一方を保持する保持部と、
    自律走行するための駆動部とを備え、
    前記部品実装装置に前記部品または前記機器の少なくとも一方を供給する際に、自律走行するとともに、前記部品実装装置に接続された状態で、前記部品または前記機器の少なくとも一方を前記部品実装装置に供給するように構成されている、自律走行台車。
  9. 部品実装装置が基板に実装する部品および前記部品実装装置により使用される機器の少なくとも一方を保持する保持部を含む、複数の自律走行台車を自律走行させ、
    前記自律走行台車を前記部品実装装置に接続させ、
    前記自走走行台車から前記部品実装装置に、前記部品または前記機器の少なくとも一方を供給する、部品供給方法。
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