JPH0612123A - 無人搬送車の走行制御装置 - Google Patents

無人搬送車の走行制御装置

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JPH0612123A
JPH0612123A JP4191734A JP19173492A JPH0612123A JP H0612123 A JPH0612123 A JP H0612123A JP 4191734 A JP4191734 A JP 4191734A JP 19173492 A JP19173492 A JP 19173492A JP H0612123 A JPH0612123 A JP H0612123A
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JP
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speed
guided vehicle
traveling
marker
control
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JP4191734A
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Yasushi Suga
裕史 菅
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無人搬送車の走行速度を決められた指示速度
に対して高精度で一致させて走行させることができる無
人搬送車の走行制御装置を提供する。 【構成】 走行中の無人搬送車10の車輪の回転数がエ
ンコーダ60で検出され、この回転数から走行速度算出
手段50〜70で算出された走行速度が指示速度に一致
するように、駆動装置制御手段50〜70で無人搬送車
10の駆動装置が制御される。ここで、無人搬送車10
に設けられたマーカ検出手段58が走行経路40に配置
されたマーカ42を検出する時間間隔がカウント手段6
8でカウントされる。この時間間隔とマーカ間ピッチP
とから実走行速度算出手段50〜70により算出された
実際の走行速度が指示速度と比較され、その偏差に基づ
いて、偏差補正手段50〜70によって指示速度が補正
される。以上の制御により、各無人搬送車10〜10の
実際の走行速度が指示速度に正確に一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無人搬送車の走行速
度を制御するための無人搬送車の走行制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、生産工場等における製品の無人搬
送システムとして、床面に敷設された誘導線やマーカを
辿ることによって工場内を自動走行する無人搬送車が導
入されている。この無人搬送車は、センサ部,貨物等の
載置部,走行機構および制御部を有しており、床面の誘
導線やマーカを電磁誘導方式等で検知して、走行経路に
沿って自動走行するものである。このような無人搬送車
の走行速度の制御は、一般に、無人搬送車の車輪の回転
数を測定して走行速度を算出し、これを所定の速度と比
較して走行用モータをフィードバック制御することによ
って行われる。
【0003】しかしながら、この制御方法においては、
車輪の磨耗や変形等がある場合には算出される走行速度
の値が実際の走行速度とずれるため、精度の高い速度制
御を行うことができない。このため、同一の走行経路に
複数の無人搬送車を順次走らせるような場合には、走行
速度のばらつきによって、前後の無人搬送車同士が衝突
してしてしまうという問題点があった。このような場合
に前後の無人搬送車同士の衝突を回避するための技術と
しては、例えば特開昭60−39211号公報において
開示された自走式台車における走行制御方法がある。こ
の公報に記載された技術では、同一経路を走行する複数
の自走式台車(無人搬送車)の前後に近接センサを設け
るとともに、無人搬送車が停止したときには識別信号を
発信させる。そして、この識別信号や近接センサの検知
信号に基づいて無人搬送車を自動停止させることによっ
て、同一の走行経路上の無人搬送車同士の衝突を回避し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術においては無人搬送車を停止させることによって無
人搬送車同士の衝突を回避しており、無人搬送車を走行
させながら衝突を回避することはできなかった。従っ
て、自動車の組立工程等のように、複数の無人搬送車を
至近距離に接近させたまま走行させる場合に、これらを
互いに衝突しないように保つことは極めて困難であっ
た。かかる問題点を根本的に解決するためにも、無人搬
送車を所定の走行速度で正確に走行させるための制御技
術が要望されている。そこで本発明においては、無人搬
送車の走行速度を決められた指示速度に対して高精度で
一致させて走行させることができる無人搬送車の走行制
御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、上記
課題を解決するために、その構成が図1の模式図で示さ
れるように、無人搬送車Aの車輪Bの回転数を検出する
回転数検出手段Cと、回転数検出手段Cによって検出さ
れた回転数から無人搬送車Aの走行速度を算出する走行
速度算出手段Hと、走行速度算出手段Hにより算出され
た走行速度と指示速度記憶手段Jに記憶された指示速度
との速度偏差が最小になるように無人搬送車Aの駆動装
置Dを制御する駆動装置制御手段Iとを備えた無人搬送
車の走行制御装置において、走行経路Fに配置された複
数のマーカGと、マーカGを検出するための無人搬送車
Aに設けられたマーカ検出手段Eと、一つのマーカGを
検出してから次のマーカGを検出するまでの時間間隔を
カウントするカウント手段Kと、カウント手段Kによっ
て検出された時間間隔とマーカ間のピッチPとから実際
の走行速度を算出する実走行速度算出手段Lと、実走行
速度算出手段Lにより算出された実走行速度と指示速度
との偏差によって駆動装置制御手段Iにおける速度偏差
を補正する偏差補正手段Mとを有することを特徴とする
無人搬送車の走行制御装置を創出した。
【0006】
【作用】さて、上記構成を備えた本発明に係る無人搬送
車の走行制御装置による無人搬送車の走行制御は、以下
のようにして行われる。まず、回転数検出手段Cによっ
て、走行中の無人搬送車Aの車輪Bの回転数が検出さ
れ、この検出された回転数から走行速度算出手段Hによ
って無人搬送車Aの走行速度が算出される。そして、こ
の走行速度算出手段Hにより算出された走行速度と指示
速度記憶手段Jに記憶された指示速度との速度偏差が最
小になるように、駆動装置制御手段Iによって無人搬送
車Aの駆動装置Dが制御される。ただし、このようにし
て算出された走行速度は、車輪Bの磨耗や変形等の誤差
要因を含んだものであり、必ずしも実際の走行速度と一
致していない。このため、算出された走行速度が指示速
度に正確に一致していても、実際の走行速度は指示速度
からずれたままで、無人搬送車Aが走行することにな
る。
【0007】ここで、無人搬送車Aに設けられたマーカ
検出手段Eによって走行経路Fに配置されたマーカGが
検出されるとともに、カウント手段Kによって、一つの
マーカGを検出してから次のマーカGを検出するまでの
時間間隔がカウントされる。このようにしてカウントさ
れた時間間隔とマーカ間のピッチとから、実走行速度算
出手段Lによって、実際の走行速度が算出される。そし
て、偏差補正手段Mによって、算出された実際の走行速
度と指示速度との偏差に基づいて駆動装置制御手段Iに
おける速度偏差の値が補正され、この補正された速度偏
差の値が最小になるように、駆動装置制御手段Iによる
駆動装置Dの制御が行われる。以上の制御によって、各
無人搬送車Aの実際の走行速度が指示速度に正確に一致
する。このようにして、車輪Bの磨耗や変形等の誤差要
因に影響されることなく、無人搬送車Aの走行速度を決
められた指示速度に対して高精度で一致させて走行させ
ることができる。
【0008】
【実施例】
実施例1 次に、本発明を具現化した実施例1について、図2〜図
4を参照して説明する。図2は、本発明に係る無人搬送
車の走行制御装置の実施例1を示す図である。図2
(A)は本実施例の無人搬送車の走行制御装置の全体構
成を示す図であり、図2(B)は無人搬送車の走行制御
装置の制御系の構成を示す図である。図2(A)の全体
構成図に示されるように、本実施例の無人搬送車の走行
制御装置2は、無人搬送車10の走行経路に沿って敷設
された誘導線40と、この誘導線40の末端が接続され
る地上局44を有している。そして誘導線40に沿っ
て、複数個のマーカ42が、所定のピッチPで敷設され
ている。
【0009】次に、この無人搬送車の走行制御装置2の
制御系の構成について、図2(B)を参照して説明す
る。本実施例の制御系は、図2(B)に示されるよう
に、制御用CPU50,ROM52,RAM54を中心
として、I/Oポート56,インターフェイス66,タ
イマカウンタ68を有している。そして、これらの構成
要素がバス70によって、相互にデータ交換可能に接続
されている。前記I/Oポート56には、後述する無人
搬送車10に取り付けられたマーカ42の検出装置から
検出信号を入力するための、マーカ入力部58が接続さ
れている。このI/Oポート56には、無人搬送車10
の車輪回転数を測定するための、後述する速度監視用エ
ンコーダ60も接続されている。また、前記インターフ
ェイス66には、モータ制御回路62および無線用通信
回路64が接続されている。
【0010】次に、本実施例において用いられる無人搬
送車10の構造について、図3を参照して説明する。図
3は無人搬送車10の構造を示す図であり、図3(A)
が正面図、図3(B)が平面図、図3(C)が側面図で
ある。ただし、図3(A)の正面図は、上下が逆になっ
ている。この無人搬送車10の車体12には、四つの車
輪、すなわち前部従動輪14A,前部駆動輪16A,後
部従動輪14B,後部駆動輪16Bが取り付けられてい
る。これらの四つの車輪14A〜16Bは、各車輪の中
心を貫通した支持軸に対して回転自在に取り付けられる
とともに、この支持軸が車体12に対して水平面内にお
いて回転自在に取り付けられている。この支持軸を回転
させることにより、四つの車輪14A〜16Bは、水平
面内で360度自由に向きを変えることができる。従っ
て、無人搬送車10は前進・後進のみならず、四つの車
輪14A〜16Bを車体12の前後方向に対して90度
に向けることによって、車体12の左右方向に横進する
こともできる。
【0011】前部駆動輪16Aには、前部ステアリング
用モータ18Aおよび前部走行用モータ20Aが取り付
けられている。前部ステアリング用モータ18Aは、前
部駆動輪16Aの支持軸を車体12に対して水平面内で
回転させて、前部駆動輪16Aの向きを変えるためのモ
ータである。ここで、前部ステアリング用モータ18A
の作動によって前部駆動輪16Aが水平面内で回転する
と、前部駆動輪16Aの支持軸と前部従動輪14Aの支
持軸とを繋ぐ図示しないロッドの作用によって、前部従
動輪14Aも同じ角度だけ水平面内で回転する。一方、
前部走行用モータ20Aは、前部駆動輪16Aを支持軸
に対して回転させることによって、無人搬送車10を走
行させるための駆動用モータである。同様に、後部駆動
輪16Bには後部ステアリング用モータ18Bおよび後
部走行用モータ20Bが取り付けられており、これらも
同様に働く。また、前部従動輪14Aおよび後部従動輪
14Bには、走行中における車輪14A,14Bの回転
数を測定するために、図2(B)に示される速度監視用
エンコーダ60(図3においては図示省略)が取り付け
られている。
【0012】さらに、車体12の前部には衝突防止用の
前部バンパー22Aが固定されており、同様に後部には
後部バンパー22Bが固定されている。これらの衝突防
止用バンパー22A,22Bには、図示しないリミット
スイッチが設けられている。そして、万一これらのバン
パー22A,22Bが周囲の障害物等に接触した場合に
は、このリミットスイッチが作動して走行用モータ20
A,20Bへの電力供給が遮断され、無人搬送車10が
自動的に非常停止するようになっている。また、無人搬
送車10の周囲には、前部衝突防止センサ24A,後部
衝突防止センサ24B,左側部衝突防止センサ24C,
右側部衝突防止センサ24Dが、間隔をおいて複数個ず
つ配置されている。これらの衝突防止センサ24A〜2
4Dは、無人搬送車10が周囲の障害物等に所定距離以
内に接近した場合に、これを検知する光学式のセンサで
ある。この衝突防止センサ24A〜24Dから検出信号
が出力された場合にも、走行用モータ20A,20Bへ
の電力供給が遮断されて無人搬送車10は自動的に非常
停止する。
【0013】図3に示されるように、車体12の下面の
前部中央付近には、前記誘導線40を検知するための前
部誘導線センサ23Aが取り付けられている。同様に、
車体12の下面後部には後部誘導線センサ23Bが、左
右の側部には各々左側部誘導線センサ23Cおよび右側
部誘導線センサ23Dが取り付けられている。また、車
体12の下面の中央部には、無線用送受信部25が取り
付けられている。ここで、図2(A)に示される誘導線
40は、実際には二本の独立した誘導線からなり、いず
れも前記地上局44に接続されている。そして、一方の
誘導線には地上局44から微弱な低周波電流が常時流さ
れており、前記誘導線センサ23A〜23Dは、電磁誘
導によりこの低周波電流を検知する。無人搬送車10が
前後進するときには、車体12の前後端に取り付けられ
た誘導線センサ23A,23Bによって、誘導線の低周
波電流が検出される。また、左右方向へ横進するときに
は、車体12の両側面に取り付けられた誘導線センサ2
3C,23Dによって検出が行われる。また、他方の誘
導線は無線通信用のラインであり、地上局44からこの
ラインに送られた通信用信号は、前記無線用送受信部2
5で受信されて図2(B)に示される無線通信用回路6
4に送られる。
【0014】一方、車体12の前部下面には、図3に示
されるように、前部左側位置検出センサ30Aおよび前
部右側位置検出センサ32Aが取り付けられている。同
様に車体12の後部下面には、後部左側位置検出センサ
30Bおよび後部右側位置検出センサ32Bが取り付け
られている。これらの位置検出センサ30A〜32B
は、電磁誘導方式によって図2(A)に示される複数個
のマーカ42を検出するマーカ検出手段である。図2
(A)のマーカ42は、実際には誘導線40を挟んで両
側に二つずつ、計四種類が走行方向に互いにずれて繰り
返して設置されている。前記の位置検出センサ30A〜
32Bは、これらの四種類のマーカ42にそれぞれ対応
する位置に設けられている。そして、無人搬送車10が
前方へ走行する場合にも、後方へ走行する場合にも、こ
れらの四種類のマーカ42が位置検出センサ30A〜3
2Bによって、順番に繰り返して検出される。
【0015】そして、四種類のマーカ42のいずれかが
検出されなかったときは、無人搬送車10が所定の走行
ラインから外れる等の異常が発生したものと判断して、
無人搬送車10は非常停止させられる。これによって、
後続の無人搬送車10〜10も、前部衝突防止センサ2
4Aによってこの非常停止した無人搬送車10の存在を
検知して、順次非常停止する。さらに、無人搬送車10
の車体12上には、一対の制御ユニット26が載置され
ている。制御ユニット26内には、図2(B)に示され
る無人搬送車の制御系が設けられている。この制御ユニ
ット26において、以下に説明するようにして、図4に
示されるブロック線図に基づいた制御が行われる。
【0016】次に、本実施例の無人搬送車の走行制御装
置における制御の手順について、図4を参照しつつ説明
する。図4は、本実施例の無人搬送車の走行制御装置に
おける制御の手順を示すブロック線図である。図4に示
されるように、生産スケジュール等に基づいて予め決定
された指示速度100の値は、所定時間算出手段102
によって、時間の単位に変えられる。すなわち、前記マ
ーカ間ピッチPを指示速度で走行するのに要する時間に
変換される。一方、無人搬送車10が実際に走行するこ
とによって、マーカ入力部58からマーカ42の検出信
号が入力され、この検出信号に基づいてタイマカウンタ
68によって実際の所要時間がカウントされる。このよ
うにして測定された実際の所要時間の値が、前記算出さ
れた所定時間の値とともに、速度偏差算出手段104に
入力される。そして、速度偏差算出手段104におい
て、実際の所要時間と所定時間との差から、実際の速度
と指示速度との偏差が求められる。この速度偏差の値
が、前記指示速度100の値から減じられることによっ
て、実際の指示速度(以下、実指示速度という)の値が
求められ、図4に示される速度制御部に入力される。
【0017】こうして求められた実指示速度の値に基づ
いて、図4の速度制御部において、フィードバック制御
を伴うPI制御、すなわち積分(I)制御および比例
(P)制御による速度制御が行われる。この速度制御部
の中には、さらに電流制御部が含まれており、この電流
制御部における制御もPI制御によって行われる。ま
ず、上記の実指示速度と、前記エンコーダ60による回
転数から後述する走行速度算出手段116によって算出
される走行速度との偏差が求められる。この速度偏差の
値が積分制御ブロック106に入力され、積分制御が行
われる。すなわち、速度偏差の値の過去の入力傾向に基
づいて、例えば速度を上げる指示が連続して出されてい
れば、より大きく上げるように制御が行われる。さらに
本実施例においては、現時点の速度偏差の値をバイパス
して入力させることにより、積分制御ブロック106に
おける応答を良くする工夫が行われている。積分制御ブ
ロック106から出力された値は、比例制御ブロック1
08に入力される。この比例制御ブロック108におい
ては、速度の値が、当該速度を達成するために必要なモ
ータへの供給電流の値に変換されて出力される。
【0018】こうして求められた電流の値に基づいて、
図4に示される電流制御部において、PI制御が行われ
る。すなわち、比例制御ブロック108から出力された
電流の値が、積分制御ブロック110に入力されて積分
制御が行われ、さらに比例制御ブロック112に入力さ
れて比例制御が行われる。この積分制御および比例制御
は、前記積分制御ブロック106および比例制御ブロッ
ク108におけるものと同様である。こうして比例制御
ブロック112から出力された電流の値に相当する電力
が、前記走行用モータ20A,20Bに供給される。同
時に、実際に供給された電流(以下、実電流という。)
の大きさが、電流計114によって測定され、この実電
流の値がフィードバックされる。こうして供給された電
力によって、前記走行用モータ20A,20Bが駆動さ
れて、無人搬送車10の走行速度が制御される。ここ
で、無人搬送車10の走行に伴って、前記エンコーダ6
0で測定される車輪14A,14Bの回転数から、走行
速度算出手段116によって走行速度が算出される。図
4に示されるように、この走行速度の値が速度制御のた
めのフィードバック値として用いられる。そして、前述
の如く、この走行速度と前記の実指示速度との偏差が求
められて、この速度偏差の値が積分制御ブロック106
に入力され、積分制御が行われる。
【0019】さて、以上のように構成された無人搬送車
の走行制御装置2による無人搬送車10の走行制御の手
順について、図1〜図4を参照しつつ説明する。本実施
例における無人搬送車10の走行は、図2(B)に示さ
れるROM52に記憶された走行プログラムに従って制
御される。この走行プログラムには走行方向(前進,後
進,および左右方向への横進)のみがプログラムされて
おり、走行速度は予め生産プログラムに従って決められ
た一定の指示速度で走行する。この指示速度の値は、走
行開始前に、RAM54に記憶される。図4に示される
ように、このRAM54に記憶された指示速度100の
値が、所定時間算出手段102において前記マーカ間ピ
ッチPの値を用いて所定時間の値に変換される。一方、
無人搬送車10の走行開始前においては、タイマカウン
タ68からの実際の所要時間の値は入力されない。従っ
て、決められた指示速度100の値がそのまま入力さ
れ、この指示速度の値に基づいて前記走行用モータ20
A,20Bに電力が供給されて、無人搬送車10が走行
を開始する。
【0020】無人搬送車10の走行中においては、前述
の如く、マーカ入力部58からの検出信号とタイマカウ
ンタ68によって、マーカ1ピッチごとの実際の所要時
間が入力される。そして、車輪14A,14Bの磨耗や
変形等による実走行時間のずれに応じて、RAM54に
記憶された指示速度100の値が補正される。これによ
って、同じ誘導線40に沿って前後して走行する複数の
無人搬送車10〜10の実際の走行速度が、与えられた
指示速度に正確に一致する。このようにして、各無人搬
送車10〜10の走行速度が正確に制御される。これに
よって、車輪14A,14Bの磨耗や変形等の誤差要因
に影響されることなく、無人搬送車10同士の間隔が正
確に所定の距離に保たれる。このようにして、同一の走
行経路40上を、複数の無人搬送車10〜10を互いに
衝突しないように前後して走行させることができる。
【0021】本実施例においては、上述のように、予め
決められた指示速度100の値を各無人搬送車10のR
AM54に記憶させて速度制御が行われる。従って、通
常の走行中においては、図2(A)に示される誘導線4
0のうちの無線通信ラインから信号が送られることはな
い。生産プログラムの変更があった場合のように、指示
速度100の値を変える必要のあるときだけ、地上局4
4から各無人搬送車10〜10に対して信号が送られ
る。これによって、図2(A)に示される無線用通信回
路64を通じて、RAM54に記憶された指示速度10
0の値が、全ての無人搬送車10〜10について同時に
変更される。また本実施例では、図4に示されるよう
に、マーカ42〜42から算出された実走行速度と指示
速度との偏差の値を用いて指示速度を補正する方法をと
っているが、実走行速度と指示速度との偏差の値を用い
て回転数から算出された走行速度を補正する制御方法を
とってもよい。
【0022】実施例2 次に、本発明を具現化した実施例2について、図5およ
び図1〜図4を参照して説明する。図5は、無人搬送車
の走行制御装置の実施例2を応用した自動車組立工程を
示す全体構成図である。本実施例は、自動車の組立工程
において、複数の無人搬送車を至近距離に接近させて、
互いに衝突しないように保ちながら低速で走行させる制
御の例である。本実施例においても、実施例1と同様
に、地上局44に接続された誘導線40に沿って複数の
マーカ42〜42が設置されている。そして同様に、地
上局44から誘導線40に常時流される低周波電流を無
人搬送車の四個の誘導線センサで検出して、誘導線40
に沿って走行する。なお、図5においては、誘導線4
0,マーカ42,地上局44は、図示省略されている。
【0023】また、本実施例において用いられる無人搬
送車210の構造は、基本的には図3に示される実施例
1の無人搬送車10の構造と同様である。ただし、本実
施例においては、後述するように作業者が無人搬送車2
10に乗って作業するために、部分的に構造が変更され
ている。すなわち、図5に示されるように、本実施例の
無人搬送車210は車体外周に張り出した下床面220
を有しており、この下床面220の上に出ている本体部
230の両側面が抉られた形状を有している。この下床
面220、特に本体部230の両側面が抉られた部分
に、作業者S〜Sが乗って作業を行いながら、無人搬送
車210が走行する。
【0024】この無人搬送車210には、実施例1の無
人搬送車10と同様に、前部従動輪,前部駆動輪,後部
従動輪,後部駆動輪が取り付けられており、これらは無
人搬送車10の場合と同様に作動する。また、二つの従
動輪に取り付けられた速度監視用エンコーダや、マーカ
を検出するための四つの位置検出センサについても無人
搬送車10と同様である。さらに、本体部230の周囲
の四面には、光学式の衝突防止センサが間隔をおいて複
数個ずつ取り付けられている。また無人搬送車210で
は、前後の衝突防止用バンパーの代わりに、下床面22
0の外周に沿って四面に衝突防止用バンパーが固定され
ている。この四面の衝突防止用バンパーも、無人搬送車
10の前後の衝突防止用バンパー22A,22Bと同様
にリミットスイッチを内蔵しており、障害物に接触する
ことによって無人搬送車210が非常停止する。
【0025】図5に示されるように、無人搬送車の走行
制御装置の実施例2を応用した自動車組立工程204
は、以下のように構成されている。参照符号80は、自
動車の組立ラインに沿って空中に敷設されたガイドレー
ルである。このガイドレール80には一定間隔で複数の
ボデー吊り下げ用ハンガー82が取り付けられており、
これらのボデー吊り下げ用ハンガー82〜82は図示し
ない駆動機構によってガイドレール80に沿って移動す
る。各ボデー吊り下げ用ハンガー82には、一台ずつ自
動車のボデー84が吊り下げられている。さらに、ガイ
ドレール80に沿って二箇所に、パレット昇降装置86
および96が設置されている。このパレット昇降装置8
6は、ガイドレール80を挟む位置の床面に設置された
左右一対の昇降機構86A,86Bの間に、2枚の支持
板88が掛け渡された構造を有している。後述するよう
に、無人搬送車210が走行して2枚の支持板88の下
方にもぐり込むと、パレット90のみがワークWととも
に支持板88の上に移し換えられる。そして、昇降機構
86A,86Bが同時に上昇することによって、上方の
ガイドレール80に接近させられる。もう一台のパレッ
ト昇降装置96も、同様に左右一対の昇降機構96A,
96Bの間に2枚の支持板98が掛け渡された構造を有
しており、パレット昇降装置86と同様に作動する。
【0026】さらに、これら二台のパレット昇降装置8
6,96の間には、ガイドレール80に沿ってコンベア
92が設置されている。このコンベア92は、ボデー吊
り下げ用ハンガー82に吊り下げられたボデー84に対
して一定間隔をおいた高さに設けられている。そして、
コンベア92は、図示しない駆動機構によって作動し
て、ガイドレール80に沿って移動する。前記パレット
昇降装置86によって上昇させられたパレット90およ
びワークWは、このコンベア92に移される。そして、
コンベア92が作動することによって、ガイドレール8
0に沿って搬送される。ここで、このコンベア92によ
るパレット90の搬送速度と、前記ガイドレール80に
沿ったボデー吊り下げ用ハンガー82によるボデー84
の搬送速度は、一致するように設計されている。従っ
て、ワークWを載置したパレット90が各ボデー84の
下方に一台ずつ置かれた状態で、搬送される。なお、こ
の間にパレット90を下ろして空になった無人搬送車2
10は、ガイドレール80に沿って床面を走行して、前
記パレット昇降装置96の下方まで移動する。
【0027】このようにして、パレット90がコンベア
92上を前記パレット昇降装置96の位置まで搬送され
て、パレット昇降装置96の支持板98の上に移し換え
られる。そして、パレット90は、昇降機構96A,9
6Bが同時に下降することによって床面まで下降させら
れて、パレット昇降装置96の下方まで回送された無人
搬送車210に再び載置される。この後、パレット90
を載置した無人搬送車210は順次並んで走行して、図
5の下方に示される手作業工程に移行する。この手作業
工程においては、図5に示されるように、パレット90
を載置した無人搬送車210が互いに至近距離(10c
m〜20cm)に接近して走行する。そして、各無人搬
送車210〜210の下床面220に、数人の作業者S
〜Sが乗って作業をしながら走行する。この作業によっ
て、パレット90の上で、フロントサス,リアサス,お
よびジョイントシャフトが一体となったワークWが組み
立てられる。こうして組み立てられたワークWを載置し
たパレット90が、上述の如くパレット昇降機構86に
よって上昇させられるのである。
【0028】上述の如く、図5の手作業工程において
は、各無人搬送車210の下床面220に数人の作業者
S〜Sが乗って作業をしながら走行する。のみならず、
隣合った無人搬送車210〜210の間を乗り移りなが
ら作業をする場合もある。このため、無人搬送車210
同士の間隔が少しでも変化したり、徐々に間隔が開いた
りすると、作業者Sが下床面220から転落したり、さ
らには無人搬送車210〜210の間に挟まれるという
事故が生ずる危険がある。従って、図5の手作業工程に
おいては、無人搬送車210〜210を互いに接触しな
いように至近距離で走行させるだけでなく、この間隔を
正確に保持しつつ走行させる必要がある。しかも、この
手作業工程における無人搬送車210の走行速度は極め
て低速(約2m/min)であるため、無人搬送車21
0の速度制御に要求される精度は一段と厳しくなる。
【0029】そこで、本実施例の無人搬送車の走行制御
装置においては、実施例1におけるプログラム制御と異
なり、いわゆるタクト制御によって無人搬送車210の
速度を制御している。このタクト制御について、図2
(A)および図4を参照しつつ説明する。本実施例にお
けるタクト制御とは、図2(A)に示されるマーカ42
を、いわゆるタクト管理用マークとして用い、一定ピッ
チで配置されたマーカ42の一区間ごとに指示速度の修
正を行う制御方法である。実施例1においても、マーカ
42の一区間ごとに実際の所要時間を測定してフィード
バック制御を行っているが、本実施例ではさらに高精度
の制御を行うために、前の区間の補正値をも参照して、
以下のように指示速度の補正を行っている。
【0030】無人搬送車210が(n−2)番目のマー
カ42から(n−1)番目のマーカ42まで走行するの
に要する実際の所要時間をTn-1 とし、n−1番目のマ
ーカ42からn番目のマーカ42までの実際の所要時間
をTn とする。本実施例においては、マーカ42〜42
は一定ピッチPで配置されているため、各区間の目標所
要時間をそれぞれTPn-1 ,TPn として、マーカ間ピ
ッチをP、無人搬送車210の指示速度をVとすると、
次式(1)が成り立つ。 TPn =TPn-1 =P/V=TP …(1) 各区間の目標所要時間TPn と実際の所要時間Tn との
偏差をΔTn とすると、次式(2),(3)の関係が成
り立つ。 ΔTn =TP−Tn …(2) ΔTn-1 =TP−Tn-1 …(3) これによって、区間n(n番目のマーカ42から(n+
1)番目のマーカ42までの区間)のタクト制御速度U
n が、次式(4)によって算出される。 Un =2(P/ΔTn )−(P/ΔTn-1 )+Un-1 …(4)
【0031】このようにして算出されたタクト制御速度
n によって、各無人搬送車210について、マーカ4
2の一区間ごとに指示速度の修正が行われる。すなわ
ち、図4のブロック線図において、速度偏差算出手段1
02から出力される速度偏差と指示速度100との差の
値に代わって、前記タクト制御速度Un の値が、速度制
御部に入力される。これによって、無人搬送車210の
速度制御の精度はより高くなり、図5の手作業工程にお
いて一列に並んだ各無人搬送車210〜210の走行速
度は、指示速度に高精度で一致する。従って、無人搬送
車210〜210を至近距離に接近させて間隔を変動さ
せずに走行させることができ、作業者S〜Sによる無人
搬送車210上での組立作業を安全に行うことができ
る。
【0032】本実施例において、マーカのピッチや無人
搬送車の走行速度,間隔等、さらに無人搬送車やパレッ
トの形状,大きさ等は例示に過ぎず、これ以外にも種々
の速度,大きさ等とすることができる。無人搬送車およ
び走行制御装置のその他の部分の構造,配置,数量,大
きさ,材質等についても、本実施例に限定されるもので
はない。
【0033】
【発明の効果】本発明では、車輪の回転数から走行速度
を算出して駆動装置をフィードバック制御する無人搬送
車の走行制御装置において、マーカを検出することによ
り実際の走行速度を算出する手段と、算出された実走行
速度に基づいて指示速度あるいは車輪の回転数から算出
される走行速度を補正する手段とを有する無人搬送車の
走行制御装置を創出したために、無人搬送車の走行速度
を決められた指示速度に正確に一致させて走行させるこ
とができる。これによって、同一の走行経路で、複数の
無人搬送車を接近させて互いに衝突しないように保ちな
がら走行させることができ、極めて安全で実用的な無人
搬送車の走行制御装置となる。さらに、本発明の波及的
な効果として、当初の指示速度からの実際の指示速度の
経年的な変化によって無人搬送車の車輪の磨耗速度を知
ることができ、工程の管理に役立てることができるとい
う利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無人搬送車の走行制御装置を模式
的に示す概念図である。
【図2】無人搬送車の走行制御装置の実施例1を示す図
である。
【図3】無人搬送車の走行制御装置の実施例1および実
施例2で用いられる無人搬送車の構造を示す図である。
【図4】無人搬送車の走行制御装置の実施例1の制御系
を示すブロック線図である。
【図5】無人搬送車の走行制御装置の実施例2を示す全
体構成図である。
【符号の説明】
2 無人搬送車の走行制御装置 A,10 無人搬送車 B,14,16 車輪 C,60 回転数検出手段 D,20 駆動装置 E,30,32 マーカ検出手段 F,40 走行経路 G,42 マーカ H,50,52,54,56,70 走行速度算出手段 I,50,52,54,56,62,66,70 駆動
装置制御手段 J,54 指示速度記憶手段 K,68 カウント手段 L,50,52,54,56,58,70 実走行速度
算出手段 M,50,52,54,56,70 偏差補正手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車の車輪の回転数を検出する回
    転数検出手段と、該回転数検出手段によって検出された
    回転数から前記無人搬送車の走行速度を算出する走行速
    度算出手段と、該走行速度算出手段により算出された走
    行速度と指示速度記憶手段に記憶された指示速度との速
    度偏差が最小になるように前記無人搬送車の駆動装置を
    制御する駆動装置制御手段とを備えた無人搬送車の走行
    制御装置において、 走行経路に配置された複数のマーカと、 該マーカを検出するための前記無人搬送車に設けられた
    マーカ検出手段と、 一つのマーカを検出してから次のマーカを検出するまで
    の時間間隔をカウントするカウント手段と、 該カウント手段によって検出された時間間隔とマーカ間
    のピッチとから実際の走行速度を算出する実走行速度算
    出手段と、 該実走行速度算出手段により算出された実走行速度と前
    記指示速度との偏差によって前記駆動装置制御手段にお
    ける前記速度偏差を補正する偏差補正手段、とを有する
    ことを特徴とする無人搬送車の走行制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09183318A (ja) * 1995-10-31 1997-07-15 Honda Motor Co Ltd 自動走行車
JP2015513073A (ja) * 2012-02-03 2015-04-30 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッドSiemens Healthcare Diagnostics Inc. 自動化軌道表面に埋め込まれたコード配列
JP2018050002A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 ヤマハ発動機株式会社 部品供給システム、自律走行台車および部品供給方法

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