JPH05262406A - 製造システム - Google Patents

製造システム

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JPH05262406A
JPH05262406A JP4062554A JP6255492A JPH05262406A JP H05262406 A JPH05262406 A JP H05262406A JP 4062554 A JP4062554 A JP 4062554A JP 6255492 A JP6255492 A JP 6255492A JP H05262406 A JPH05262406 A JP H05262406A
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JP
Japan
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loader
unloader
storage rack
mobile storage
processing device
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Pending
Application number
JP4062554A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Miura
慎也 三浦
Masahiro Umeda
雅浩 梅田
Hisao Nakayama
尚男 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd, Hitachi Computer Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Priority to JP4062554A priority Critical patent/JPH05262406A/ja
Publication of JPH05262406A publication Critical patent/JPH05262406A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】 【目的】余剰なローダ/アンローダを設けることなし
に、ワークを、より連続的に処理する。 【構成】移動式収納棚121〜127は、複数のワーク
を保管する。本製造システムに投入されると移動式収納
棚は移動し、所定のローダ/アンローダ111〜115
にワークを供給する。また、ローダ/アンローダが回収
したワークを収容して移動し、次の工程を担う処理装置
101〜106に接続しているローダ/アンローダにワ
ークを供給する。ローダ/アンローダは、接続した移動
式収納棚より、ワークを取りだし、接続した処理装置に
供給する。処理装置は、供給されたワークを処理する。
工程を変更する場合、ローダ/アンローダ115を、遊
休状態となる処理装置106より取外して移動し、新た
なに稼働状態となる処理装置105に接続し、処理装置
105用のローダ/アンローダとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造システムに関し、
特に、処理装置へのワークの供給および回収を行うロー
ダ/アンローダに関に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製造品の工作や加工や検査を行う複数の
処理装置よりなる製造システムにおいて、処理装置への
ワークの供給および回収を行うローダ/アンローダは、
一般に、処理装置に固定して設けられている場合が多
い。
【0003】また、たとえば、特開昭58ー13757
6号公報に記載のように、ロボットを自走式台車の上に
載せてローダ/アンローダを構成したものも知られてい
る。このローダ/アンローダによれば、ロボットはワー
クを持ちながら処理装置間を移動し、所定位置で停止
し、各処理装置との間でワークの授受を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、製
造システムにおいては、複数の処理装置を製造品目等に
応じて組み合わせ、当該品目についての製造工程を実現
する。したがい、ある品目の製造期間中、当該品目の工
程中に組み込まれない設備は遊休状態となる。すなわ
ち、製造システムにおいては、常に一定数以上の処理装
置が遊休状態にあることが期待される。
【0005】しかし、処理装置に固定してローダ/アン
ローダを設ける従来の製造システムによれば、全ての処
理装置に、ローダ/アンローダを設ける必要があり、不
経済であった。
【0006】一方、特開昭58ー137576号公報に
記載の技術によれば、ロード/アンローダ自体が処理装
置間を移動するため、処理装置数とローダ/アンローダ
数を一致させる必要が無く、前述したような問題は生じ
ない。
【0007】しかし、ワークを処理装置に供給には、自
走式台車の上に載せたロボットが、設備よりのワークの
回収し、ロボットがワークを持ちながら次の設備へ移動
し、次の設備に対する位置決め後に固定し、ワークの供
給を行うものであるため、ワークの連続的な処理が期待
できず、製造システムにおける高速な製造処理を期待で
きない。
【0008】そこで、本発明は、余剰なローダ/アンロ
ーダを設けることなしに、ワークを、より連続的に処理
することのできる製造システムを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、それぞれ供給されたワークに所定の処理を施
す複数の処理装置と、それぞれワークを収納可能な棚を
複数有する複数の移動式収納棚と、それぞれ、自身に連
結した移動式収納棚より自身に連結した処理装置へ複数
のワークを供給し、自身に連結した処理装置より処理さ
れたワークを自身に連結した移動式収納棚に収納する手
段を有する複数のローダ/アンローダとを有し、前記の
移動式収納棚は、移動可能であって、かつ、任意の前記
ローダ/アンローダに連結する手段を有し、前記複数の
ローダ/アンローダは、移動可能であって、かつ、任意
の前処理装置に連結する手段を有することを特徴とする
製造システムを提供する。
【0010】
【作用】本発明に係る製造システムによれば、前記複数
のローダ/アンローダは、移動して、任意の前処理装置
に連結することができるので、工程の変更等に伴って遊
休状態となる処理装置より取外し、新たに稼働状態とな
る処理装置用に用いることができる。
【0011】また、ワークを収納可能な棚を複数有する
移動式収納棚単位に、ローダ/アンローダに連結するの
で、ワークの連続供給/回収が行え、より連続的な処理
装置の処理が可能となる。また、移動式収納棚のまま、
ワークの保管、各処理装置間の搬送を行うことができる
ので、ワークの積換え等を行う必要が無い。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る製造システムの一実施例
を説明する。
【0013】図1に、本実施例に係る製造システムが取
り得る態様の1つを示す。
【0014】図中、101〜106は処理装置、111
〜115はローダ/アンローダ、121〜127は移動
式収納棚である。本実施例においては、各移動式収納棚
と各ローダ/アンローダの間のインタフェースは全て共
通化されており、それぞれ任意に連結/離脱することが
できる。また、各ローダ/アンローダ間のインタフェー
スも全て共通化されており、それぞれ任意に連結/離脱
ることができる。また各移動式収納棚と各ローダ/アン
ローダは、移動可能なように構成されている。
【0015】移動式収納棚は、収納した複数のワークを
保管する。本製造システムに投入されると移動式収納棚
は移動し、所定のローダ/アンローダにワークを供給す
る。また、ローダ/アンローダが回収したワークを収容
して移動し、次の工程を担う処理装置ローダ/アンロー
ダにワークを供給する。工程が終了したら、移動式収納
棚内のワークは、棚のまま保管され、必要に応じて、棚
のまま次の製造システム等に投入される。ローダ/アン
ローダは、接続した移動式収納棚より、ワークを取りだ
し、接続した処理装置に供給する。また、処理装置にお
ける処理を終了したワークを回収し、移動式収納棚に収
納する。
【0016】さて、いま製造品目Aが、処理装置101
−102−103−104−106を組み合わせた工程
により製造され、製造品目Bが処理装置101−102
−103−104−105を組み合わせた工程により製
造されるものとする。本実施例に係る製造システムにお
いては、品目Aを製造する場合には、ローダアンローダ
115を処理装置106に接続し、処理装置106用の
ローダ/アンローダとして使用し、品目Bを製造する場
合には、ローダ/アンローダ115を、遊休状態となる
処理装置106より取外して移動し、処理装置105に
接続し、処理装置105用のローダ/アンローダとして
使用する。
【0017】このように、本実施例に係る製造システム
によれば、ローダ/アンローダを遊休状態となる処理装
置より取外し、稼働状態となる処理装置用に用いること
ができるので、処理装置数と同数のローダ/アンローダ
は必要でなく、同時に稼働状態となる最大処理装置数の
ローダ/アンローダのみで足りる。
【0018】以下、本実施例に係る製造システムの各部
の詳細について説明する。
【0019】図2は、処理装置5とローダ/アンローダ
6と移動式収納棚7が接続した状態を示したものであ
る。
【0020】また、図3にローダ/アンローダ6と移動
式収納棚7の内部構成を示す。
【0021】図示するように、ローダ/アンローダ6
は、水平方向に移動する水平テーブル8、垂直方向に移
動する垂直テーブル9、前後方向に移動する前後テーブ
ル10、さらに、前後方向にアーム11を伸縮させる伸
縮シリンダ12、移動式収納棚に収納されるマガジン2
を吸着搬送するための吸着パッド13を有している。ま
た、移動用の車輪28と、位置を固定するアジャスター
29を筐体下部に有している。本ローダ/アンローダ6
はマガジン単位にワークを処理装置に供給/回収する。
マガジン2は、複数枚のワークを格納する。本実施例で
は、ワークが基板である場合を例にとり説明する。
【0022】移動式収納棚7は、複数の棚を有し、マガ
ジン2を各棚に収容する。移動式収納棚7の各棚上部に
は、ペアにした2つのセンサよりなる両端センサ15が
設けてあり、この2つのセンサにより、マガジン有無
と、マガジンの傾きの有無を監視する。また、各棚上部
の中央には、基板1の有無を監視する中央センサ16が
設けられている。なお、各センサは、レーザセンサ等に
よって実現することができる。
【0023】また、図4に示すように、移動式収納棚7
には、筐体下部に車輪17がついており、容易に移動で
きる構造となっている。図4中(a)は移動収納棚7の
正面図、(b)は側面図を示している。図示するよう
に、移動式収納棚7は、棚毎にマガジン2の収納および
取りだしのための扉23を有し、扉には、開け閉めを容
易にする扉用取っ手24を有している。なお、扉23
は、内部の状態を目視できる用に、透明な樹脂材料で作
成する。移動式収納棚7のローダ/アンローダ6と接続
する面、すなわち、正面図(a)の裏面は、ローダ/ア
ンローダ6がマガジンの取りだし、収容をすることがで
きるように開放されている。
【0024】また、各棚には、搬送中にマガジン2が倒
れたりずれたりしないようにロック付ストッパ21が設
けられている。ロック付ストッパ21は、マガジン2の
取だしをさせないようにする機能を持っている。すなわ
ち、処理装置5において当該移動式収容棚7についての
処理を行っている間、各マガジン2はストッパ21によ
って扉23側よりの取りだしに対してロックされ、人間
が勝手に取り出すことはできない。
【0025】また、各棚の扉23には、棚に収容したマ
ガジンの状態を示す表示ランプ23を設けている。表示
ランプ23は、図5に示すように、棚内のマガジンが接
続した処理装置5で処理されるのを待っている状態にあ
ることを示す処理待ランプ25、マガジンが処理中で棚
内にはマガジンが無いことを示す処理中ランプ26、棚
内のマガジンが処理が終わったものであることを示す処
理完ランプ27で構成され、全てのランプが消灯してい
る場合は、棚にマガジンが無い事を示す。
【0026】なお、図示するように、棚に対して、マガ
ジン2を横向きに収納しているのは、搬送中に基板1が
マガジン2から滑り落ちるのを防ぐためと、基板を処理
装置方向に向かせて収納することにより、ローダ/アン
ローダ6が、そのままの方向で処理装置に供給すれば足
りるようにするためである。
【0027】また、移動式収納棚7は車輪17を用いて
自動走行を行うためのバッテリー、モータを有する駆動
装置18を備えている。当該駆動装置18によって移動
式収納棚7は独自に移動する事ができる。また、図示す
るように、移動式収納棚7は、手動移動時に移動を容易
にさせるための取っ手19を有している。移動式収納棚
7の移動経路は、入力装置32を引き出し、制御装置4
00に入力する。制御装置は、移動式収納棚7の移動の
他、前記表示ランプの表示や、後述するさまざまな処理
を司る。
【0028】さて、次に、移動式収納棚7とローダ/ア
ンローダ6と処理装置5の接続部について説明する。
【0029】図6に、移動式収納棚7とローダ/アンロ
ーダ6の接続のようすを示す。
【0030】図6は、接続した移動式収納棚7とローダ
/アンローダ6を上方より視たものである。
【0031】図中、51は、電磁石であって、これによ
りローダ/アンローダ6に対して移動式収納棚7を正確
に位置決め固定する。また、接続を容易にするために、
車輪17に対して、誘導レール30を設け、誘導レール
30によって移動式収納棚7とローダ/アンローダ6の
粗位置決めを行うようにしてもよい。
【0032】図7に、処理装置5と、移動式収納棚7お
よびローダアンローダ6との接続機構について説明す
る。
【0033】図中、5が処理装置、6or7はローダ/
アンローダもしくは移動式収納棚である。また、51は
電磁石、52は位置決めピン、53は位置決めシリンダ
である。接続時には、移動式収納棚もしくはローダアン
ローダは、位置決めシリンダ53により位置決めピン5
2を出し、処理装置の位置決め誘導穴50に挿入し、電
磁石により処理装置5に固定する。このように位置決め
ピンを用いることにより正確な位置に固定することがで
きる。
【0034】図8は、このような機構により、ローダ/
アンローダ6を処理装置に固定したところを示したもの
である。図示するように、処理装置5には、移動式収納
棚7用の位置決め誘導穴50と電磁石を4ヵ所に設けて
いる。また、図中には現れていないが、処理装置5は、
ローダ/アンローダ6に対しても同様に4ヵ所、位置決
め誘導穴50と電磁石51を設けている。なお、図示す
るように、ローダ/アンローダ6の移動式収納棚7と接
続する面は、移動式収納棚7のマガジンの取りだし、収
容をすることができるように開放されている。
【0035】また、図9に示すように、ローダ/アンロ
ーダ6の処理装置5と接続する面には、処理装置5との
間で、マガジンの供給、回収をすることができるように
供給/回収口80が設けられている。
【0036】一方、図10に示すように、処理装置5の
ローダアンローダ6と接続する面には、供給/回収口8
1とプラットホーム82が設けられている。プラットホ
ーム82は、ローダアンローダ6の供給/回収口80よ
りローダアンローダ6内に差し込まれるようになってい
る。また、プラットホーム82には、プラットホーム8
2上にローダ/アンローダ6によって置かれたマガジン
を、供給/回収口80、81を介して処理装置内5内に
処理のために取り込み、かつ、処理装置5内からローダ
/アンローダ6に処理済みのマガジンを送るためのコン
ベア83が設けられている。
【0037】このような構成により、ローダ/アンロー
ダ6より処理装置5へのマガジンの供給は次のように行
われる。
【0038】すなわち、処理装置5へのマガジンの供給
時、前述した(図4参照)水平テーブル8、垂直テーブ
ル9、前後テーブル10、アーム11、伸縮シリンダ1
2、吸着パッド13を用いて、ローダ/アンローダは、
移動式収納棚7の任意の棚よりマガジンを取りだし、前
記プラットホーム82に載せる。処理装置5は、コンベ
ア83によりマガジンを処理装置5内に取り込む。
【0039】処理装置5内では、図11に示すように、
移載ロボット35が、引き込んだプラットホーム82上
のマガジン2から基板1を取だし、テーブル36へ移載
する。そして、テーブル36上で処理した後、マガジン
2の元の位置に基板1を戻す。このようにして、マガジ
ン2内の全基板1について処理が終了したら、コンベア
83によりマガジン2をローダ/アンローダ内に返す。
【0040】そして、ローダ/アンローダ4では、返さ
れたマガジン2を元の棚位置に戻す。 ところで、処理
装置では、処理装置5における処理後の基板を、処理前
とは異なるマガジンに収容して、ローダ/アンローダ6
に返すようにしてもよい。
【0041】この場合は、図12に示すように、図9、
10に示した処理装置5とローダ/アンローダ間の供給
/回収口80、81およびプラットホーム83の組を2
組設けるようにする。そして、ローダ/アンローダ6
は、最初に、処理すべきマガジン2と共に空マガジン3
7を処理装置5へ供給する処理装置5では、処理すべき
基板が入ったマガジン2から基板1を移載ロボット35
が取リだし、テーブル36へ移載する。テーブル36上
で基板1の処理が終了すると、再び移載ロボット35に
よって、テーブル36から空マガジン37へ基板を入れ
る。全ての処理すべき基板がマガジン2から取り出され
ると、処理マガジン2は、空になったマガジンとして、
ローダ/アンローダ4返される。
【0042】ローダ/アンローダ7は、返されたマガジ
ン2を、新たな空マガジンととして収納棚に一時保管す
る。次にローダ/アンローダ7は、処理待ちになってい
るマガジンを、処理装置5へ供給する。
【0043】一方、処理装置5において、空マガジン3
7に、処理された基板が全て入ると、ローダ/アンロー
ダ4に返す。
【0044】ローダアンローダ7は、返されたマガジン
37を棚に戻し、空のマガジンとして、一時保管してい
た空マガジンを処理装置5へ供給する。
【0045】以上の処理により、処理装置5の、マガジ
ン供給待ち時間を、ほぼ無くすことができる。
【0046】ところで、本実施例では、ロット番号によ
り基板の管理を行う。
【0047】すなわち、製造システムにワークを新たに
投入する場合、作業者は、図13に示すように外部の雰
囲気に直接触れないようにケース3の中に入っている、
基板を収容したマガジン2を取りだし、順次、所定の順
序で棚に入庫する。また、このとき、ケースに記してあ
る当該マガジンのロットNOを、図14に示すように移
動式収納棚7に付属しているロットNO入力装置から入
力することにより、ロットNOを記憶させる。
【0048】移動式収納棚7は、処理装置5に接続する
と、収容しているマガジンのロットNOを処理装置に伝
える。処理装置5は、自身が処理する必要のあるロット
NOをローダ/アンローダ6に伝える。ローダ/アンロ
ーダは当該ロットNOのマガジンを収容している棚を移
動式収容棚に問いあわせ、当該棚のマガジンを処理装置
に供給する。
【0049】なお、処理装置5の処理中に、収納棚のマ
ガジンを取り出す場合は、割込み要求を移動式収納棚に
入力する。移動式収納棚6は、これを処理装置5とロー
ダ/アンローダ6に伝える。ローダ/アンローダ6は割
込み要求を受けると動作を停止する。移動式収容棚7
は、ローダ/アンローダの停止を確認し、各棚のロック
を解除する。その後、割込み解除移動式収容棚に入力す
ることにより、処理は再開される。
【0050】さて、以上のように、本実施例に係る製造
システムにおいては、移動式収容棚7とローダ/アンロ
ーダ6を移動可能なように構成しているので、図15に
示す態様をも取ることができる。
【0051】図中、101〜106は処理装置、111
〜115はローダ/アンローダ、121〜127は移動
式収納棚である。図14に示した態様は、処理装置の処
理速度が、あまり速くない場合に好適な態様であり、本
態様においては、ローダー/アンローダは順次移動式収
納棚を接続して、共に移動し、各処理装置にマガジンを
供給/回収して廻る。この態様によれば、稼働状態にあ
る処理装置よりも少ない数のローダ/アンローダで足
り、かつ、移動式収納棚内のワークを、ある程度、まと
めて連続的に処理装置に提供することができる。
【0052】以上のように、本実施例によれば、マガジ
ンを保管状態のまま処理装置へ投入できるため製造工数
を少なくすることができる。さらに、ワークの多数入っ
た収納棚を任意の処理装置に接続することによって、ワ
ークの連続供給/回収が行え、処理装置の連続運転が可
能になり、稼働率を向上することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、余剰な
ローダ/アンローダを設けることなしに、ワークを、よ
り連続的に処理することのできる製造システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る製造システムがとり得る
一態様を示した説明図である。
【図2】接続した状態の処理装置とローダ/アンローダ
と移動式収納棚を示す説明図である。
【図3】ローダ/アンローダと移動式収納棚の内部構成
を示す説明図である。
【図4】移動式収納棚の正面と側面を示した説明図であ
る。
【図5】表示ランプの構成を示す説明図である。
【図6】上方より視た移動式収納棚とローダ/アンロー
ダを示す説明図である。
【図7】接続機構を示す説明図である。
【図8】ローダ/アンローダを処理装置に固定したよう
すを示した説明図である。
【図9】ローダ/アンローダの処理装置と接続する面を
示した説明図である。
【図10】処理装置のローダアンローダと接続する面を
示した説明図である。
【図11】処理装置の内部構成を示す説明図である。
【図12】処理装置の他の内部構成を示す説明図であ
る。
【図13】マガジンを収容したケースを示す説明図であ
る。
【図14】ロット番号入力装置を示す説明図である。
【図15】本発明の実施例に係る製造システムが取り得
る他の態様を示した説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 マガジン 3 ケース 5 処理装置 6 ローダ/アンローダ 7 移動式収納棚 8 水平テーブル 9 垂直テーブル 10 前後テーブル 11 アーム 12 伸縮シリンダ 13 吸着パッド 14 棚 15 両端センサ 16 中央センサ 17 車輪 18 駆動装置 19 取っ手 21 ロック付きストッパ 22 表示ランプ 23 扉 24 扉用取っ手 25 処理待ちランプ 26 処理中ランプ 27 処理完ちランプ 30 誘導レール 31 固定装置 32 ロットNO入力装置 33 ケーブル 35 移載ロボット 36 テーブル 37 空マガジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 慎也 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内 (72)発明者 梅田 雅浩 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内 (72)発明者 中山 尚男 茨城県日立市会瀬町二丁目9番1号 日立 設備エンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ供給されたワークに所定の処理を
    施す複数の処理装置と、 それぞれワークを収納可能な棚を複数有する複数の移動
    式収納棚と、 それぞれ、自身に連結した移動式収納棚より自身に連結
    した処理装置へ複数のワークを供給し、自身に連結した
    処理装置より処理されたワークを自身に連結した移動式
    収納棚に収納する手段を有する複数のローダ/アンロー
    ダとを有し、 前記の移動式収納棚は、移動可能であって、かつ、任意
    の前記ローダ/アンローダに連結する手段を有し、 前記複数のローダ/アンローダは、移動可能であって、
    かつ、任意の前処理装置に連結する手段を有することを
    特徴とする製造システム。
  2. 【請求項2】それぞれ供給されたワークに所定の処理を
    施す複数の処理装置と、 それぞれワークを収納可能な棚を複数有する複数の移動
    式収納棚と、 それぞれ、自身に連結した移動式収納棚より自身に連結
    した処理装置へ複数のワークを供給し、自身に連結した
    処理装置より処理されたワークを自身に連結した移動式
    収納棚に収納する手段を有する複数のローダ/アンロー
    ダとを有し、 前記複数の処理装置は、共通化された、前記ローダ/ア
    ンローダとの連結インタフェースを有し、 前記複数の移動式収納棚は、移動可能であって、かつ、
    共通化された、前記ローダ/アンローダとの連結インタ
    フェースを有し、 前記複数のローダ/アンローダは、移動可能であって、
    かつ、共通化された、前処理装置との連結インタフェー
    スと、共通化された、前記移動式収納棚との連結インタ
    フェースとを有することを特徴とする製造システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の製造システムであ
    って、 前記移動式収納棚は、自身を移動する自走手段を有する
    ことを特徴とする製造システム。
  4. 【請求項4】移動可能であって、かつ、それぞれワーク
    を収納可能な棚を複数有する複数の移動式収納棚と、 前記複数の前記移動式収納棚のうちの任意の移動式収納
    棚を連結する手段と、連結した移動式収納棚より、ワー
    クの処理を行う処理装置へ複数のワークを供給し、前記
    処理装置より処理されたワークを連結した移動式収納棚
    に収納する手段とを有する移動可能なローダ/アンロー
    ダと、 を有することを特徴とするワーク搬送、供給装置。
  5. 【請求項5】ワークを保管する収納棚を移動可能とし、
    処理装置へワークを供給するローダ/アンローダへのワ
    ークの搬送は、前記棚の移動により実現することを特徴
    とするワーク保管、搬送方法。
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