JP2003243474A - 無人搬送車システム - Google Patents

無人搬送車システム

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JP2003243474A
JP2003243474A JP2002038342A JP2002038342A JP2003243474A JP 2003243474 A JP2003243474 A JP 2003243474A JP 2002038342 A JP2002038342 A JP 2002038342A JP 2002038342 A JP2002038342 A JP 2002038342A JP 2003243474 A JP2003243474 A JP 2003243474A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 異なるサイズのウエハが同一の製造ラインに
混在している場合でも、サイズ毎に異なる搬送車を用意
する必要がなく、同一の搬送車で異なるサイズのウエハ
の搬送をも可能とする無人搬送車システムを提供する。 【解決手段】 無人搬送車2に、ウエハの移載を行う枚
葉移載装置18と、ウエハを収納するバッファカセット
17aと、枚葉移載装置18の制御装置12とを設け、
バッファカセットは搬送車本体5に対して着脱可能に設
けられると共に、制御装置12に、搭載されるバッファ
カセットに収納されるウエハのサイズごとに異なる移載
動作プログラムを記憶させ、載置されるバッファカセッ
トの取付面形状の違いを検出する検出機構が設けられ、
検出機構の検出結果に基づいて、載置されたバッファカ
セットに応じた保持機構を作動させる制御装置12を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるサイズの半
導体ウエハなどが混在した半導体製造工程などにおい
て、ウエハの搬送・移載を行う無人搬送車システムの技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハを収納するための棚
を多数設けたカセットを移載するための移載装置を搭載
した無人搬送車により、その搬送経路に沿って多数設け
られた処理装置に当該カセットごと移載する無人搬送車
システムが知られている。このシステムでは、各処理装
置に、載置されたカセットから半導体ウエハを1枚ずつ
取り出し、1枚毎処理部に移載する枚葉移載装置がそれ
ぞれ設けてあった。このため、システムが大規模になる
ほど処理装置が多く設けられるので、この枚葉移載装置
がその分多く必要になるという問題があった。その上、
多品種少量生産を行う場合、品種により処理する処理装
置が異なるため、各処理装置には、処理する半導体ウエ
ハが1〜2枚であっても、例えば25枚を収納可能なカ
セットで供給する必要がある。このため、カセットも非
常に多く必要になり、そのカセットを収納するストッカ
ーが大きくならざるを得ないという問題があった。そこ
で、半導体ウエハを収納するための棚を多数設けたバッ
ファカセットと、枚葉移載装置を無人搬送車に搭載し、
例えば、ストッカーのステーションに載置されたカセッ
トから、半導体ウエハを枚葉移載装置でバッファカセッ
トに順次収納し、目的の処理装置まで搬送して、処理装
置に半導体ウエハを直接移載することが検討されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムで
は、半導体ウエハを収納するバッファカセットは、無人
搬送車に固定されることになる。しかしながら、半導体
ウエハは、そのサイズ(直径)が、従来から設けられて
いる8インチに加えて、より多くの製品を作ることがで
きる12インチのものができており、半導体ウエハを収
納するカセットも8インチ専用のものと12インチ専用
のものがSEMI規格に基づいて造られている。そし
て、一つの工場内に8インチ用の処理ライン、12イン
チ用の処理ライン、それに8インチと12インチの処理
ラインとが混在することがある。さらに、その処理ライ
ンは、レイアウト変更により、今まで8インチ専用の処
理ラインであったものが、8インチと12インチの並設
ラインや、12インチのみの処理ラインになる可能性が
ある。このため、8インチ専用の無人搬送車、12イン
チ専用の無人搬送車では、8インチと12インチとが混
在する処理ラインや、レイアウト変更などに伴うウエハ
のサイズの変化に対応できないという問題が発生した。
そこで、本発明は、以上のような状況に鑑み、処理ライ
ンが複数のサイズのウエハを処理するラインであった
り、レイアウト変更により処理しなければならないウエ
ハが変化したりしても対応することができる無人搬送車
システムを提供することが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、ウエハを収納
するバッファカセットと枚葉移載装置を搭載し、ウエハ
の処理装置へウエハを収納するバッファカセットを搬送
し、前記枚葉移載装置によってバッファカセット内のウ
エハを処理装置に移載する無人搬送車と、枚葉移載装置
の移載動作制御装置とを備えた無人搬送車システムにお
いて、前記制御装置に、バッファカセットに収納される
ウエハのサイズにそれぞれ対応した移載動作を枚葉移載
装置にさせるための移載動作プログラムを格納したもの
である。
【0006】請求項2においては、前記バッファカセッ
トには、サイズが異なる二種類以上のウエハをサイズご
とに分別収納する棚が並設されるものである。
【0007】請求項3においては、無人搬送車に前記バ
ッファカセットを着脱自在に取り付ける台を設け、収納
するウエハのサイズによって異なる種類のバッファカセ
ット毎にそれぞれ対応した複数のバッファカセット保持
機構とバッファカセットの種類を検出する検出機構とを
該台に設け、また該検出機構の検出したバッファカセッ
トの種類に対応する前記保持機構を作動させる制御装置
を設けたものである。
【0008】請求項4においては、前記移載動作プログ
ラムは、ウエハのサイズに対応した複数のプログラムか
らなるとともに、前記バッファカセットに収納されるウ
エハのサイズを検出する検出機構を設け、前記移載動作
制御装置は、前記ウエハのサイズを検出する検出機構か
らの検出結果に基づき、対応するウエハのサイズの移載
動作プログラムを選択し、枚葉移載装置の移載動作を最
適移載モードに変更する機構を有するものである。
【0009】請求項5においては、前記ウエハのサイズ
を検出する検出機構が、前記バッファカセットの種類を
検出する検出機構であるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の一形態を説明
する。図1は本発明の実施の一形態である無人搬送車シ
ステムが適用されるウエハ処理作業の一工程作業部を示
す概略図、図2は無人搬送車の右側面図、図3は無人搬
送車の平面図、図4はバッファカセットとバッファカセ
ット台の側面一部断面図、図5はバッファカセットとバ
ッファカセット台の前面一部断面図、図6はバッファカ
セット台の平面図、図7は8インチ専用バッファカセッ
トの右側面一部断面図、図8は8インチ専用バッファカ
セットの取付面図、図9は8インチ専用バッファカセッ
トの係止部を示す正面図、図10は第二保持機構の平面
図、図11は第二保持機構の斜視図である。
【0011】まず、図1から図3を用いて本発明の一実
施例である無人搬送車システム1の全体構成を説明す
る。図1に示すように、本実施例の無人搬送車システム
1は、ウエハ処理作業の一工程作業部に適用されてい
る。該作業部には、ウエハが収納される自動倉庫3や、
ウエハの処理装置4・4・・・が配置される。無人搬送
車システム1には、処理装置4にウエハを搬送する無人
搬送車2が備えられている。そして、自動倉庫3、処理
装置4・4・・・に沿って、無人搬送車2の走行経路が
形成されている。本実施例では、無人搬送車2の走行経
路に沿って走行レール7a・7bが敷設されており、無
人搬送車2は走行レール7a・7b上を走行する。ま
た、一方の走行レール7aには、無人搬送車2に走行や
各種作動部の駆動のための電力を供給する給電ケーブル
8が添設される。無人搬送車2はコアとコアに巻回する
受電コイルとを備え、給電ケーブル8より電磁誘導を利
用して、非接触にて電力が供給される。電力供給装置9
は無人搬送車2の走行経路の側方に設置され、前記給電
ケーブル8に電力を供給する。本実施例では、無人搬送
車2は走行レール7a・7b上を走行する有軌道台車と
し、給電ケーブルより非接触で電力供給を受ける構成と
している。本発明はその性質上、この構成に限定される
ものではなく、バッテリにより電力供給を受け、走行レ
ールを敷設せず、誘導線やレーザー誘導システムにより
走行経路に誘導されるようにしてもよい。
【0012】工程内には、工程内で作動する無人搬送車
2の制御を行う搬送車コントローラ10が設けられてい
る。加えて、各工程内に設けた搬送車コントローラ10
を統括制御する統括制御装置6が設けられる。統括制御
装置6は、中央制御室など工程外に設置されるホストコ
ンピュータであり、搬送車コントローラ10を介して、
無人搬送車2に搬送指令を発信する。統括制御装置6と
搬送車コントローラ10とは、通信線を介して接続され
ている。また、搬送車コントローラ10と無人搬送車2
とは、搬送車コントローラ10と接続される通信手段1
1aと、無人搬送車2に搭載されている通信手段11b
とで行う。例えば、通信手段11a・11bは、光通信
手段で構成される。
【0013】次に無人搬送車2の構成について図2およ
び図3を用いて説明する。無人搬送車2の搬送車本体5
には、アライナー19、枚葉移載装置18、バッファカ
セットが搭載される。搬送車本体5には、走行輪13・
13・・・が備えられており、駆動モータ14の駆動に
より、無人搬送車2が走行可能である。なお、以下の記
述では便宜上無人搬送車2の方向について、後述するア
ライナー19が搭載されている方を「前方」、バッファ
カセット(図2においては12インチ・8インチ併用の
バッファカセット17a)が搭載されている方を「後
方」と呼ぶことにする。また、バッファカセットには、
搬送車本体5への取付面(本実施例では底面)の形状の
異なる三種類のカセット(12インチ・8インチ併用の
バッファカセット17a、12インチ専用のバッファカ
セット17b、8インチ専用のバッファカセット17
c)が存在するが、図2および図3では12インチ・8
インチ併用のバッファカセット17aが固定された場合
を示す。
【0014】図2に示すように、無人搬送車2はクリー
ンルーム内に敷設された二本の走行レール7a・7b上
を走行する有軌道台車であり、一方の走行レール7aに
添設される給電ケーブル8(図1に図示)より電磁誘導
を利用して非接触により、電力供給される。そして、無
人搬送車2内に設けた駆動モータや制御機器等の電力負
荷に、電力を供給する。
【0015】搬送車本体5の上面後部にはバッファカセ
ット台15が設けられ、バッファカセット台15には、
第一保持機構36と第二保持機構40とが設けられる。
また、バッファカセット17aには、ウエハを収納する
ための開口部26が形成されており、該開口部26を前
方(枚葉移載装置18側)に向けて、バッファカセット
台15上に載置される。バッファカセットは、その種類
により、第一保持機構36、第二保持機構40のいずれ
か一方により、バッファカセット台15に対して、固定
・解除が可能である。つまり、バッファカセットは、搬
送車本体5に着脱可能に設けられる。種々のバッファカ
セットおよび保持機構36・40の構成については後で
詳述する。
【0016】バッファカセット台15の前方には枚葉移
載装置18、さらに前方にはアライナー(姿勢合わせ装
置)19が配設される。アライナー19について説明す
る。枚葉移載装置18によりバッファカセットに収納さ
れたウエハ20・20・・・は一枚づつ取り出され、ア
ライナー19にてウエハ7の結晶方位が所定方向となる
ように枚葉移載装置18の吸着位置を補正してから製造
装置や検査装置などの処理装置4に移載されたり、ある
いは処理装置4で処理後のウエハ20がバッファカセッ
ト内に回収される。このアライナー19には、載置され
たウエハ20を吸引保持するとともに、旋回する載置台
と、載置台に載置されたウエハ20の外縁の旋回軌跡を
検出するための外周検出センサとが設けられており、外
周検出センサにより検出された軌跡と、予め記憶されて
いる軌跡との差から、載置されているウエハ20の、載
置台の中心に対する載置位置のズレを検出するととも
に、ウエハ20の外縁に1箇所設けられているノッチや
オリエンテーションフラットなどの切欠の位置などを検
出する。この外周検出センサは、8インチのウエハ20
aの軌跡を検出可能な位置と、12インチのウエハ20
bの軌跡を検出可能な位置との両方に並設されている。
またアライナー19には各ウエハ20の表面に記された
バーコードなどの製造履歴情報を読み取るIDリーダー
(図示せず)も併設される。なお、本実施例では無人搬
送車2にはアライナー19が配設されているが、本発明
はアライナーが配設されない構成の無人搬送車であって
も良い。
【0017】枚葉移載装置18について説明する。枚葉
移載装置18の基部は昇降機構21であり、昇降機構2
1は昇降自在に無人搬送車2に設けられる。昇降機構2
1上端には旋回可能な旋回台22が設けられ、該旋回台
22上面にアッパーアーム23とロアアーム24の二本
の移載アームが設けられる。前記移載アームが二本設け
られていることにより、ウエハ20・20・・・の移載
作業の迅速化が可能である。
【0018】アッパーアーム23およびロアアーム24
は同様の構成であるので、以下、アッパーアーム23に
ついて説明する。アッパーアーム23は水平多関節のい
わゆるスカラ型移載装置で、その先端部はピンセット2
3aとなっている。ピンセット23aの先端付近上面に
は吸着口25・25が穿設されており、無人搬送車2に
搭載されるエアータンクやエジェクターなどからなる負
圧発生機構(図示せず)が該吸着口25・25にエアー
配管を介して連結される。このように構成することによ
り、ピンセット23a上にすくい取られたウエハ20の
盤面が、吸着口25・25によるエアー吸引によりピン
セット23aに吸着されて、移載時にウエハ20が脱落
しない。またピンセット23aを薄板状に形成すること
により、バッファカセットへの進入時に、バッファカセ
ット内の上下に配置される他のウエハに接触しない構成
となっている。ロアアーム24のピンセット24aは、
常にアッパーアーム23のピンセット23aよりも低い
位置で作動し、結果としてアッパーアーム23とロアア
ーム24は互いに接触せずに移載作業を行うことが可能
な構成となっている。
【0019】無人搬送車2は、収納するウエハの種類や
組み合わせの異なるバッファカセットを搭載可能であ
る。本実施例においては、無人搬送車2は、三種類の異
なるバッファカセットを搭載可能に構成されており、具
体的には、12インチ・8インチ併用のバッファカセッ
ト17aと、12インチ専用のバッファカセット17b
と、8インチ専用のバッファカセット17cとの三種類
である。12インチ専用のバッファカセット17bは、
12インチ用のウエハ20aを収納可能なバッファカセ
ットである。8インチ専用のバッファカセット17c
は、8インチ用のウエハ20bを収納可能なバッファカ
セットである。これに対し、12インチ・8インチ併用
のバッファカセット17aは、サイズの異なる8インチ
のウエハ20aと12インチのウエハ20bを同時に収
納可能としたバッファカセットである。つまり、無人搬
送車2には、複数のサイズの異なるウエハを同時に収納
可能とするバッファカセットを、搭載可能である。12
インチ・8インチ併用のバッファカセット17aは、詳
しくは後述するが、8インチのウエハを上方に配置され
た棚に、12インチのウエハを下方に配置された棚に、
それぞれサイズ毎に分けた状態で収納するバッファカセ
ットである。なお、複数種のウエハを収納するバッファ
カセットは、収納可能なサイズを8インチと12インチ
に限るものではなく、例えば、6インチ用と8インチ用
の共用のバッファカセットを製造して、該共用カセット
を搭載することも可能である。
【0020】図4および図5に示すように、12インチ
・8インチ併用のバッファカセット17aは筐体27、
8インチ収納部28、12インチ収納部29、位置決め
脚30・30・30、係止体31などで構成され、直径
8インチのウエハ20aと直径12インチウエハ20b
との双方を収納可能である。そして、同一の処理ライン
に、直径8インチのウエハ20aと直径12インチのウ
エハ20bとが混在した状態でも、取り扱うウエハサイ
ズが異なる複数のバッファカセットを用意して無人搬送
車2に載せ換えたり、異なる無人搬送車2を同時に走行
させたりする必要が無い。
【0021】12インチ収納部29の構成について説明
する。12インチ収納部29内に、ウエハ20bが上下
に多数段配置して収納可能である。12インチ収納部2
9の内壁の左右には、左右一対でウエハ20bを載置す
る12インチ用棚29a・29aが、上下に多数段固設
されている。左右一対の12インチ用棚29a・29a
は、直径8インチのウエハ20aの端部を支持すること
により、複数のウエハ20aを互いに接触させること無
く、12インチ収納部内に収納することができる。8イ
ンチ収納部28も、12インチ用収納部29と同様の構
成である。8インチ収納部28の内壁の左右には、左右
一対でウエハ20aを載置する8インチ用棚28a・2
8aが、上下に多数段固設されている。8インチ用棚2
8a・28aの左右間隔は、ウエハのサイズに合わせ
て、12インチ用棚29a・29aの左右間隔より狭く
配置されている。
【0022】なお本実施例では、12インチ・8インチ
併用のバッファカセット17a内部の構成について、8
インチのウエハ20aを上半分に、12インチのウエハ
20bを下半分に収納する構成としたが、例えば12イ
ンチのウエハ20bを上半分に収納してもよく、8イン
チのウエハ20aおよび12インチのウエハ20bの収
納可能な比率(8インチ用棚28および12インチ用棚
29の設置棚数の比率)を変更してもよい。あるいはウ
エハのサイズが6インチのものが取り扱える棚を新たに
形成し、直径の異なる三種類以上のウエハを同時に収納
可能な構成としてもよく、限定されない。
【0023】まず、バッファカセット台15と、12イ
ンチ・8インチ併用のバッファカセット17aとにおけ
る、相互の位置決め手段について説明する。バッファカ
セット台15上には、正三角形の頂点位置となる三点
に、位置決めピン32・32・32が立設されている。
一方、12インチ・8インチ併用のバッファカセット1
7aの底面には、位置決め脚30・30・30が設けら
れており、位置決め脚30の下面には、位置決め孔30
aが、前記位置決めピン32と係合するように形成され
る。このため、バッファカセット17aがバッファカセ
ット台15上に載置されると、前記位置決めピン32が
それぞれ対応する位置決め孔31aに係合し、位置決め
がなされ、水平方向の移動が規制される。しかしなが
ら、位置決めピン32による係合だけでは、上下方向の
大きな振動でずれる恐れがある。なお、本実施の一形態
では、バッファカセット17aの位置決め手段として位
置決め孔30aが形成されているが、SEMI規格にあ
るような位置決め用の溝でも良い。
【0024】このため、本実施例のバッファカセット台
15には、バッファカセット台15に対するバッファカ
セット17aの上下動を制止する手段として、第一保持
機構36が設けられている。第一保持機構36は、位置
決めピン32、固定フック33、エアーシリンダ34、
および開口部35からなる。
【0025】バッファカセット17aの筐体27のバッ
ファカセット台15への取付面には、側面視略L字型の
係止体31が突設される。L字型となる係止体31は、
基部31aと係止部31bとからなる。基部31aの一
端が前記取付面に固設され、係止部31bの面部は、取
付面と平行となる。一方、バッファカセット台15側に
は該バッファカセット台15に回動可能に固定フック3
3が設けられ、固定フック33の駆動手段として、エア
ーシリンダ34が設けられる。固定フック33は、側面
視鉤状に形成されるフック部33aと、内部に長溝を形
成したスライド部33bとを備えている。フック部33
aとスライド部33bとの中央部で、固定フック33は
バッファカセット台15に取り付けられた枢軸57に回
動自在に枢設される。エアーシリンダ34の伸縮ロッド
34aの先端には、固定フック33の枢軸57と平行と
なる係止軸34bが固設されている。前記スライド部3
3b内に形成される長溝33cは、係止軸34bが溝の
方向に沿って移動可能な幅に形成されている。そして、
伸縮ロッド34aの伸縮により、係止軸34bが前後
(伸縮ロッド34aの伸縮方向に)に移動し、それに伴
って、スライド部33bが枢軸57回りに回転し、フッ
ク部33aが回動する。従って、伸縮ロッド34aを伸
張させると、フック部33aが図4上において左回転
し、フック部33aの先端が係止体31に当圧し、係止
体31を固定する。その結果バッファカセット17aが
固定される。
【0026】バッファカセット台15の上面には開口部
35が形成されており、固定フック33が回動しても、
固定フック33とバッファカセット台15の上面とが接
触しない。また、固定フック33は不使用時にはバッフ
ァカセット台15内部に収納される。
【0027】12インチ専用のバッファカセット17b
(図示せず)は、12インチのウエハ20bのみを取り
扱う場合に使用され、前記12インチ・8インチ併用の
バッファカセット17aの内部が12インチ収納部29
のみで構成される場合と略同じ構成である。前記12イ
ンチ・8インチ併用のバッファカセット17aと取付面
である底面の形状も、位置決めおよび取り付け構成に関
して略同じである(ただし、後で詳述する検出手段56
a・56b・56cで検出される部位の形状はバッファ
カセット17aと異なる)。つまり、前記第一保持機構
36により、12インチ専用カセット17bはバッファ
カセット台15に対して固定・解除可能である。
【0028】次に、直径8インチのウエハ20aのみを
収納する8インチ専用のバッファカセット17cを使用
する場合について説明する。図7および図8に示すよう
に、8インチ専用のバッファカセット17cの内部構成
は、前記8インチ収納部28と同様の構成である。8イ
ンチ専用のバッファカセット17cの内部の左右側壁に
は、左右一対でウエハ20aを載置する8インチ用棚3
7・37が、上下に多数段固設されている。そして、左
右一対の8インチ用棚37・37によりウエハ20aの
左右両端部を支持し、複数のウエハ20aを互いに接触
させること無く収納することができる。
【0029】8インチ専用のバッファカセット17cと
バッファカセット台15との前後位置の位置決め構造に
ついて説明する。8インチ専用のバッファカセット17
cの底面60中央には、側断面視略半円形状の位置決め
バー39が固設されている。位置決めバー39は、8イ
ンチ専用のバッファカセット17cの左右方向に延出し
ている。一方、バッファカセット台15上面には、一対
の位置決めブロック54・54が前後離間して固設され
ている。この一対の位置決めブロック54・55間の距
離は、前記位置決めバー39の外径と同じである。そし
て、前記位置決めバー39を前記一対の位置決めブロッ
ク54・55間に位置させて、8インチ専用のバッファ
カセット17cをバッファカセット台15上に載置する
と、8インチ専用のバッファカセット17cがバッファ
カセット台15上に対して、前後位置が位置決めされ
る。この状態で、8インチ専用のバッファカセット17
cのウエハを収納する開口部は前方を向いている。
【0030】次に、8インチ専用のバッファカセット1
7cとバッファカセット台15との左右位置の位置決め
構造について説明する。8インチ専用のバッファカセッ
ト17cの底面60(バッファカセット台15への取付
面)には、左右両端部に、それぞれ左右で一対となる係
止部38・38が形成されている。係止部38には、図
9に示すように、8インチ専用のバッファカセット17
cの左右側壁の下端部より下方(載置時)に延出する垂
直部38aと、垂直部38aの先端より、底面60と平
行に(載置時)両側方に延出する水平部38bとが形成
されている。水平部38b・38bは、垂直部38a・
38aより、それぞれ対向する向き(内側)に延出して
いる。そして、底面60と、水平部38b、垂直部38
aとで、コ字形状となる係止部38が構成される。一
方、バッファカセット台15の内部には図10に示す第
二保持機構40が設けられている。ここで、バッファカ
セット台15について説明する。バッファカセット台1
5は、図5に示すように大きさの異なる筐体からなるも
ので、それぞれ天板15a・15bを有している。上部
筐体の天板(以下「上部天板」という)15aには、後
述する軸42a・42bを上下方向に通過するととも
に、左右方向に移動可能にする長孔53・53・53・
53が形成されている。
【0031】次に、第二保持機構40について、以下説
明する。図5、図10、図11に示されるように、バッ
ファカセット台15の下部筐体の天板(以下「下部天
板」という)15bに支持される基部部材52上に、左
右方向に配置されるガイド53をスライドする一対のス
ライダー57・58が設けられている。それぞれのスラ
イダー57・58上には、側面視で水平部材を下方とし
た凹字形状のチャック基部41a・41bが取り付けら
れている。このため、それぞれのチャック基部41a・
41bは、スライダー57・58を介してガイド53上
をスライド可能に構成されている。そして、チャック4
1a・41bの上部の各先端には、前記上部天板15a
に形成された長孔53・53・53・53内をこれら長
孔53に沿って移動自在の軸42a・42a・42b・
42bが設けられ、これら軸42a・42a・42b・
42bには、係止体42・42・42・42が取り付け
られている。さらに第二保持機構40は、チャック基部
41a・41bを移動させるための駆動機構を備えてい
る。
【0032】駆動機構には、図10に示すように、無端
状のワイヤ44と、ワイヤ44が掛け渡されるプーリ4
5・46・47・48・49が設けられ、また前記スラ
イダー57・58のそれぞれには、ワイヤ44を係止す
るためのワイヤホルダ41cが設けられ、さらに前記ス
ライダー57を駆動させるエアシリンダ51が設けら
れ、それぞれ前記基部部材52上に配設される。プーリ
45・46・47・48・49は、ワイヤ44が平面視
で凹形を形成するように配置され、ワイヤ44の内側の
コ字形の中央に前記ガイド43が配置される。そして、
スライダー57・58にはワイヤ44が通過可能な一対
の貫通孔57a・57bおよび貫通孔58a・58bが
それぞれガイド43に略平行となるように形成され、内
側のコの字を形成している一対のワイヤ44の部分(よ
り具体的にはプーリ47・48間およびプーリ48・4
9間に掛け渡されている部分)がそれぞれ貫通するよう
になっている。この一対の貫通孔の一方を貫通している
ワイヤ44に前記ワイヤホルダ41cを係止すること
で、スライダー57・58をワイヤ44に固定するよう
になっている。このときのスライダー57・58とワイ
ヤ44との係止固定位置は、ワイヤ44のコ字形の対向
する一対の一方を、スライダー57に固定し、他方をス
ライダー58に固定する。より具体的には、プーリ48
・49間においてワイヤ44とスライダー57とを係止
し、プーリ47・48間においてワイヤ44とスライダ
ー58とを係止するのである。また、エアシリンダ51
のシリンダロッド51aの先端には、スライダー固定部
材51bが取り付けられ、スライダー固定部材51bは
スライダー57に固定されるようになっている。このよ
うな構成になっているため、エアシリンダ51を作動さ
せることで、スライダー57が移動し、その移動に伴い
ワイヤ44のコ字形の対向する辺のワイヤが逆方向に移
動する。つまり、エアシリンダ51の伸縮に合わせて、
スライダー57(チャック基部41a)とスライダー5
8(チャック基部41b)とが接近・離間するようにな
っている。
【0033】また、チャック基部41a・41bの上方
に配置されている前記係止体42は、前記係止部38に
進入可能な高さ位置に配置されている。そして、係止体
42が中央から外側に移動する(チャック基部41a
と、チャック基部41bとが離間する方向に移動する)
ことで、係止体42は係止部38と係合し、バッファカ
セット17cがバッファカセット台15に固定されるよ
うになっている。また、係止体42が係止部38と係合
している状態から、係止体42が中央方向に移動する
(チャック基部41aと、チャック基部41bとが接近
する方向に移動する)ことで、係止体42と係止部38
との係合が解け、バッファカセット17cがバッファカ
セット台15から着脱可能になる。
【0034】図7および図8に示すように、8インチ専
用のバッファカセット17cをバッファカセット台15
に固定するときは、バッファカセット台15上面に突設
された二組の一対の位置決めブロック54・55間に位
置決めバー39がはまり込むように載置する。これで、
前後位置が位置決めされる。続いて前記第二保持機構4
0を作動させて二組の一対の係止体42・42・42・
42を無人搬送車2の左右側面外方向に移動させ、8イ
ンチ専用カセット17cに設けた係止部38と、前記係
止体42とを係合させる。
【0035】このようにすることにより、8インチ専用
のバッファカセット17cはバッファカセット台15に
位置決めされて固定される。なお、本実施例ではバッフ
ァカセット17cの係止部38の水平部38bがバッフ
ァカセット17cの内側に対向するように設けられ、こ
れに応じて係止体42が内側(中心軸)から外側に移動
することによりバッファカセット17cをバッファカセ
ット台15に係合するようにしているが、バッファカセ
ット17cの水平部38bが外側に向くように形成され
ていれば、係止体42を外側から内側に移動させること
で係合させるようにすればよい。また、前記12インチ
・8インチ併用のバッファカセット17aまたは12イ
ンチ専用のバッファカセット17bをバッファカセット
台15に固定する第一保持機構36と、8インチ専用の
バッファカセット17cをバッファカセット台15に固
定する第二保持機構40とは、互いに干渉せず、所定の
バッファカセット以外のものを載置する際に邪魔になら
ないように構成されている。
【0036】以上で説明したように、無人搬送車2に搭
載するバッファカセットは、搬送車本体5に対して脱着
可能である。
【0037】このため、収納するウエハのサイズの異な
るバッファカセットを、無人搬送車2に搭載することが
できる。したがって、一台の無人搬送車2を、バッファ
カセットの種類を交換するだけで、ウエハのサイズの異
なる製造ラインで共用することができ、部品共用化に繋
がる。
【0038】また、搬送車本体5には、枚葉移載装置1
8の制御装置12が設けられている。枚葉移載装置18
は、制御装置12に記憶される移載動作プログラムによ
り制御される。枚葉移載装置18により移載するウエハ
の種類に応じて、異なる移載動作プログラムが必要とな
るが、これらの各種の移載動作プログラムが、制御装置
12に記憶されている。異なる移載動作プログラムが必
要とされるのは、枚葉移載装置18が移載するウエハの
サイズに応じて、例えば、無人搬送車2に搭載されるバ
ッファカセットやアライナー4、走行経路に沿って設け
た処理装置までの移載距離が変化するため、枚葉移載装
置18のピンセット23a・23bの伸縮量を変化させ
る必要があることによる。
【0039】そこで、枚葉移載装置18の制御装置12
に、ウエハのサイズに応じて異なる移載動作プログラム
を記憶させることで、枚葉移載装置18が移載するウエ
ハのサイズに応じて、枚葉移載装置18の移載動作を変
更することができる。したがって、無人搬送車2に種類
の異なるバッファカセットを搭載して、種類の異なるウ
エハを移載する場合に、枚葉移載装置18の移載動作を
変更することができ、直ちに、ウエハサイズの異なる製
造ラインでの無人搬送車2の使用が可能となる。
【0040】前述した各種のバッファカセットの一つで
ある12インチ・8インチ併用のバッファカセット17
aには、8インチ用収納部28と12インチ用収納部2
9とが設けられる。8インチ用収納部28には、8イン
チのウエハ20bを収納する8インチ用棚28a・28
aが設けられ、12インチ用収納部29には、12イン
チ用のウエハ20aを収納する12インチ用棚29a・
29aが設けられる。また、本実施例の無人搬送車2で
は、12インチのウエハ20a用の処理装置と、12イ
ンチのウエハ20b用の処理装置が混在していても対応
できるように、12インチ・8インチ併用のバッファカ
セット17aでは、12インチ用の移載プログラムと8
インチ用の移載プログラムとが両方作動し、枚葉移載装
置18を制御するようになっている。つまり、8インチ
用の棚28a・28aに8インチ用ウエハ20aを移載
する場合には、前記制御装置12に記憶されている移載
動作プログラムの中から8インチ用の移載動作プログラ
ムが選択され、12インチ用の棚29a・29aに12
インチのウエハ20bを移載する場合には12インチ用
の移載動作プログラムが選択される。そして、この移載
動作プログラムは、そのウエハ20a(もしくはウエハ
20b)をそれぞれ収納されている一対の棚28a・2
8a(もしくは棚29a・29a)から、前記アライナ
ー19に供給する際にも適用されるとともに、検査装置
や製造装置などの処理装置4にウエハ20a(もしくは
ウエハ20b)を移載する際にも適用される。なお、こ
の際の移載動作プログラムの選択方法であるが、8イン
チ用の移載動作プログラムと12インチ用の移載動作プ
ログラムとの2種類を制御装置12に格納させておき、
それを棚の位置のウエハ移載指令に応じて適用プログラ
ムを選択する方法や、8インチ用の棚28a・28aと
12インチ用の棚29a・29aの高さ位置に枚葉移載
装置18が昇降するときの昇降指令と連動するように8
インチ用の移載動作プログラムと12インチ用の移載動
作プログラムが併記されている12インチ・8インチ併
用のバッファカセット17a用の移載動作プログラムを
制御手段12に更に格納させ、それによって選択する方
法等がある。
【0041】また8インチ専用のバッファカセット17
cや、12インチ専用のバッファカセット17bが搭載
された場合には、それぞれ8インチ専用または12イン
チ専用の移載動作プログラムが選択されるようになって
いる。このように、本実施例の無人搬送車2は、異なる
種類のバッファカセットを搭載できるのみならず、搭載
されたバッファカセットの種類に応じて、前記制御手段
12に格納されている前記枚葉移載装置18の移載動作
プログラムの中から、最適な移載動作プログラムが選択
されるようになっている。さらに、搭載しているアライ
ナー19も、載置される8インチのウエハ20aおよび
12インチのウエハ20bの両方が検出可能に外周検出
センサをそれぞれ配置しており、搭載されるバッファカ
セットの種類に応じて適切なセンサが選択されるように
する。このため、レイアウト変更等により従来8インチ
のウエハ20aのみの処理ラインであったものが、8イ
ンチのウエハ20a用の処理装置と、12インチのウエ
ハ20b用の処理装置とが混在する処理ラインに変更さ
れても、また、12インチのウエハ20b用の処理装置
専用ラインに変更されても、搭載するバッファカセット
の種類を変えるだけで枚葉移載装置18の設定変更など
をすることなく、同じ無人搬送車2で対応することがで
きるようになっている。
【0042】続いて、種類の異なるバッファカセット
を、無人搬送車2側で検出する方法について説明する。
バッファカセットのバッファカセット台15への取付面
の形状は、バッファカセットの種類毎に異なる部分を有
するように形成されている。具体的には、バッファカセ
ットの底面(取付面)に、例えば、前期位置決め脚30
のように外側に突出する部分が形成されており、この突
出する部分の形状がバッファカセットにより異なるよう
になっている。そこで、本実施例の無人搬送車2では、
突出部の有無を検出機構により検出することで、バッフ
ァカセット台15に載置されたバッファカセットの種類
を認識するようになっている。
【0043】この検出機構は、図6に示されるような前
記上部天板15aに、その検出部のみが上方に突出する
ように配置された検出手段56a・56b・56cと、
これらの検出手段56a・56b・56cの検出信号が
送信される制御装置12とを備えている。なお、制御装
置12は、枚葉移載装置18の制御装置をも兼ねてい
る。このそれぞれの検出手段56a・56b・56c
は、検出部が押し下げられることにより物品を検出する
ようになっており、バッファカセット台15の上面の三
箇所に配設される。該検出手段56a・56b・56c
はバッファカセット台15上面より上方に突出した押し
ボタンであり、例えば8インチ専用のバッファカセット
17cをバッファカセット台15に載置したとき、8イ
ンチ専用のバッファカセット17cの底面に突設された
位置決めバー39により、検出手段56cは押し下げら
れる。このとき、残りの二箇所の検出手段56a・56
bは8インチ専用のバッファカセット17cにより押し
下げられないように構成されている。
【0044】取付面形状の違いを検出する検出機構は、
検出手段56a・56b・56cのいずれから検出信号
が発せられたかを、制御装置12に設けた判定回路で判
定して、バッファカセットの取付面(底面)形状の違い
を認識する。この認識結果により、検出機構は、バッフ
ァカセットの種類の違いを検出する。例えば、検出手段
56cのみが押し下げられて検出信号が発せられなが
ら、検出手段56a・56bからは検出信号が発せられ
ない場合、搬送車本体5に載置されたバッファカセット
が、8インチ専用のバッファカセット17cであること
が検出機構により検出される。
【0045】以上において、8インチ専用のバッファカ
セット17cにおいては、位置決めバー39が、底面
(取付面)からの突出部であり、他のカセットとの違い
が搬送車本体5側に検出される被検出部である。
【0046】12インチ・8インチ併用のバッファカセ
ット17aおよび12インチ専用のバッファカセット1
7bについても略同様であり、12インチ・8インチ併
用のバッファカセット17aのときは三箇所の検出機構
のうち、検出手段56aのみが、12インチ・8インチ
併用のバッファカセット17aの底面(取付面)に設け
た突出部(不図示)により押し下げられる。この突出部
が、他のバッファカセットとの違いが搬送車本体5側に
検出される被検出部である。また、12インチ専用のバ
ッファカセット17bのときは三箇所の検出手段のう
ち、検出手段56bのみが、12インチ専用のバッファ
カセット17bの底面(取付面)に設けた突出部(不図
示)により、押し下げられる。この場合も、この突出部
が、他のバッファカセットとの違いが搬送車本体5側に
検出される被検出部である。
【0047】このように構成することにより、無人搬送
車2のバッファカセット台15に載置されたバッファカ
セットの種類が、検出手段56a・56b・56cのい
ずれか一つが押し下げられることにより、前記検出機構
により検出される。なお、本実施例では、検出手段56
a・56b・56cのいずれか1つだけ押し下げられ、
その検出結果を制御手段12で検出するようになってい
るが、複数の、検出手段56a・56b・56cが同時
に押し下げられたり、検出手段56a・56b・56c
を適宜組み合わせたものが押し下げられたりするように
して、その組み合わせを検出して、バッファカセットの
種類を制御手段12で判断するような構成にしても良
い。また本実施例では、バッファカセットの種類を底面
の形状により検出したが、CCDカメラなどの撮像手段
による画像認識によりバッファカセットの種類を検出し
ても良い。また、バッファカセットの種類を検出するこ
とにより、該バッファカセットに収納されているウエハ
のサイズを認識するようにしているが、ウエハのサイズ
をCCDカメラやレーザーセンサなどにより直接認識す
るようにしても良い。従って、検出手段56a・56b
・56cの配設位置を本実施例の構成に代えて、例え
ば、12インチ・8インチ併用のバッファカセット17
aでは、検出手段56a・56bの双方が、12インチ
・8インチ併用のバッファカセット17aの底面の突出
部により押し下げられる、などという構成でもよい。
【0048】また、無人搬送車2には、前記検出機構の
検出結果に基づいて、搬送車本体5に載置されるバッフ
ァカセットに応じた保持機構を作動させる制御装置が備
えられている。該制御装置は、前記検出機構によって、
載置されるバッファカセットが、12インチ・8インチ
併用のバッファカセット17aと12インチ専用のバッ
ファカセット17bのいずれかであることが検出される
と、前記第一保持機構36を作動させる。また、該制御
装置は、前記検出機構によって、載置されるバッファカ
セットが、8インチ専用のバッファカセット17cであ
ることが検出されると、前記第二保持機構40を作動さ
せる。保持機構を作動させる制御装置は、本実施例で
は、枚葉移載装置18の制御装置12で兼用している。
【0049】このため、搬送車本体5に載置されるバッ
ファカセットの取付面(底面)の形状の違いにより、載
置されるバッファカセットに対応した保持機構を作動さ
せることができる。特に、載置されるバッファカセット
に関するデータを、統括制御装置6や搬送車コントロー
ラ10等の外部の制御装置より、無人搬送車2に予め送
信しておく必要が無いので、無人搬送車2への外部装置
からのデータ送信量を低減することができる。加えて、
複数種類のバッファカセットを無人搬送車2で使用する
場合でも、バッファカセットの交換のたびにバッファカ
セットに関するデータを、外部装置で作成する必要が無
い。
【0050】バッファカセット台15上に載置されたバ
ッファカセットの取付面形状の違いを検出する検出機構
により、バッファカセットの種類が検出されると、その
バッファカセットに応じた保持機構が作動する。
【0051】枚葉移載装置18の制御装置12は、前記
検出機構の検出結果に基づいて、つまり、バッファカセ
ットの種類の検出に基づいて、枚葉移載装置18の移載
動作モードを検出されたバッファカセットの種類に対応
したものに変更する。前述したように、制御装置12に
は、ウエハサイズに応じた移載動作プログラムが記憶さ
れている。このとき、制御装置12は、前記検出機構の
検出結果に基づいて、載置されたバッファカセットに対
応した移載動作プログラムで、枚葉移載装置18が作動
するように、移載動作モードを変更する。つまり、アク
ティブにする移載動作プログラムの切替制御が、制御装
置12内で行われる。
【0052】このため、載置されるバッファカセットに
関するデータを、無人搬送車2に予め送信することな
く、載置されたバッファカセットに応じた適切な移載動
作モードで、無人搬送車2を待機させることができる。
このため、無人搬送車2に、統括制御装置6や搬送車コ
ントローラ10等の外部の制御装置より、搬送の指令を
送信する際にも、載置されるバッファカセットに関する
データを含む必要が無いので、搬送指令の容量を小さな
ものとすることができる。外部制御装置の負担や、無人
搬送車2と外部制御装置との間を通信可能とする通信機
器の負担が、軽減される。
【0053】本実施例では、バッファカセットの交換時
には、無人搬送車2と、外部の制御装置である統括制御
装置6および搬送車コントローラ10との間で、次のよ
うな手順に従って、移載動作が開始される。
【0054】第一段階では、無人搬送車2において、バ
ッファカセットの交換が行われる。バッファカセットの
交換作業は、手動であっても、他の移載装置による自動
作業であってもよい。例えば、自動倉庫3上にバッファ
カセットの移載装置を設け、該移載装置によりバッファ
カセットの交換を行うものである。
【0055】第二段階では、第一段階で載置されたセッ
トの種類を、無人搬送車2が備える前記検出機構が検出
する。検出機構に設けた制御装置12は、バッファカセ
ットの取付面(底面)形状より、バッファカセットの種
類を検出する。
【0056】第三段階では、制御装置12は、検出機構
の検出結果に基づいて、バッファカセットの種類に応じ
た保持機構を作動させて、バッファカセットを搬送車本
体5に保持する。
【0057】第四段階では、制御装置12は、検出機構
の検出結果に基づいて、自らに記憶されている移載動作
プログラムの中から、載置されたバッファカセットに収
納されるウエハに対応した移載動作プログラムを選択
し、該移載動作プログラムに基づいて枚葉移載装置18
が作動するように、移載動作モードを変更する。本実施
例では、無人搬送車2は、この状態で、外部制御装置で
ある統括制御装置6および搬送車コントローラ10等の
搬送指令の待機状態となる。
【0058】第五段階では、制御装置12は、搬送車コ
ントローラ10へ向けて、前記検出結果に基づいて、自
らの無人搬送車2に搭載されたバッファカセットの種類
に関するデータを送信する。
【0059】第六段階では、搬送車コントローラ10
に、統括制御装置6より無人搬送車2への搬送指令が送
られてくると、そのデータの中に含まれるウエハのサイ
ズに関するデータと、無人搬送車2の制御装置12より
送信されたバッファカセットの種類に関するデータと
が、比較される。そして、搬送車コントローラ10での
比較により、搬送指令に関わるウエハのサイズが、無人
搬送車2に搭載されたバッファカセットに収納可能なウ
エハであれば、問題無しと判定する。搬送指令に関わる
ウエハのサイズが、無人搬送車2に搭載されたバッファ
カセットに収納不能なウエハであれば、エラーと判定す
る。
【0060】第七段階では、搬送車コントローラ10で
の比較結果が問題ない場合、搬送指令が無人搬送車2に
伝達される。このとき、ウエハのサイズに関する確認作
業は終了しているので、搬送車コントローラ10内にお
いて、統括制御装置6から下された搬送指令の再編集が
行われ、ウエハのサイズ等、不用なデータを除いたデー
タ量の少ない搬送指令が作成される。この再編集された
搬送指令が、搬送車コントローラ10より、統括制御装
置6へ向けて伝達される。一方、搬送車コントローラ1
0での比較結果がエラーであった場合は、エラーである
ことに関するデータが、搬送車コントローラ10より統
括制御装置6へ向けて送信される。無人搬送車2への搬
送指令の伝達は一時中断される。そして、ウエハのサイ
ズの誤認による、移載作業によるウエハの破損等の不具
合の発生を防止する。
【0061】なお、前記第三段階から第五段階の処理は
同時処理に構成しても良く、また本実施例では統括制御
装置6の送信データと無人搬送車2の送信データとを搬
送車コントローラ10にて比較していたが、該搬送車コ
ントローラ10を省略して統括制御装置6と無人搬送車
2との間で直接データを送受信し、統括制御装置6また
は制御装置12でデータを比較する構成としてもよい。
さらに、前記検出手段56a・56b・56cは押しボ
タンに限定する必要はなく、例えばバッファカセット台
15上に三組の透過型光センサを設け、三種類のバッフ
ァカセットの取付面(底面)にそれぞれ特定の透過型光
センサの光のみを遮断する部材を設けても同様の効果を
奏する。またバッファカセットの種類は本実施例の三種
類に限らず、四種類以上でも構わない。また、本実施例
ではアライナー19に設けられる外周検出センサを、8
インチ用と12インチ用の2つが並設されるようにした
が、並設可能にしておき、処理ラインの構成に応じて、
その数を変えるようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0063】即ち、請求項1に示す如く、ウエハを収納
するバッファカセットと枚葉移載装置を搭載し、ウエハ
の処理装置へウエハを収納するバッファカセットを搬送
し、前記枚葉移載装置によってバッファカセット内のウ
エハを処理装置に移載する無人搬送車と、枚葉移載装置
の移載動作制御装置とを備えた無人搬送車システムにお
いて、前記制御装置に、バッファカセットに収納される
ウエハのサイズにそれぞれ対応した移載動作を枚葉移載
装置にさせるための移載動作プログラムを格納したの
で、異なるサイズのウエハでも枚葉移載装置により移載
することができる。この結果、例えば、ウエハを処理す
る処理ラインに、8インチ用の処理装置と、12インチ
用の処理装置とが並設されていても、1台の無人搬送車
で対応することができる。また、処理ラインが8インチ
用の処理装置のみから、レイアウト変更により、8イン
チ用の処理装置と12インチ用の処理装置とが並設され
るようになっても、また、12インチ用の処理装置のみ
が配置されるようになっても、対応することができる。
【0064】請求項2に示す如く、前記バッファカセッ
トには、サイズが異なる二種類以上のウエハをサイズご
とに分別収納する棚が並設されるので、同一の製造ライ
ン上に、8インチ用のウエハの処理装置と、12インチ
用のウエハの処理装置とが混在する場合でも、一台の無
人搬送車で対応することができる。特に、混在ラインに
おいて、移載するウエハのサイズが異なる度に、無人搬
送車に搭載するバッファカセットを交換する必要が無い
ので、移載作業の効率を低下させることが無い。
【0065】請求項3に示す如く、無人搬送車に前記バ
ッファカセットを着脱自在に取り付ける台を設け、収納
するウエハのサイズによって異なる種類のバッファカセ
ット毎にそれぞれ対応した複数のバッファカセット保持
機構とバッファカセットの種類を検出する検出機構とを
該台に設け、また該検出機構の検出したバッファカセッ
トの種類に対応する前記保持機構を作動させる制御装置
を設けたので、バッファカセットを容易に交換すること
ができるため、レイアウト変更などにより処理しなけれ
ばならないウエハの種類が変わった場合に、最適なバッ
ファカセットに容易に交換することができる。また、バ
ッファカセットを交換する際に、検出機構によりそのバ
ッファカセットの種類の違いを認識し、最適な保持機構
を作動させることができる。
【0066】請求項4に示す如く、前記移載動作プログ
ラムは、ウエハのサイズに対応した複数のプログラムか
らなるとともに、前記バッファカセットに収納されるウ
エハのサイズを検出する検出機構を設け、前記移載動作
制御装置は、前記ウエハのサイズを検出する検出機構か
らの検出結果に基づき、対応するウエハのサイズの移載
動作プログラムを選択し、枚葉移載装置の移載動作を最
適移載モードに変更する機構を有するので、検出機構に
より認識した結果に基づき、格納されている移載動作プ
ログラムからウエハを移載するのに最適な移載プログラ
ムを選択し、最適な移載モードとすることができる。こ
のため、ウエハのサイズに関するデータを外部の制御装
置から、例えば、搬送指令に含めて無人搬送車に送信す
ることなく、ウエハを移載することができ、外部の制御
装置から無人搬送車に送信するデータを減らすことがで
きるとともに、外部の制御装置および無人搬送車の制御
装置にかかる負担を減らすことができる。
【0067】請求項5に示す如く、前記ウエハのサイズ
を検出する検出機構が、前記バッファカセットの種類を
検出する検出機構であるので、バッファカセットの種類
を検出することでバッファカセットに収納されているウ
エハの種類を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である無人搬送車システ
ムが適用されるウエハ処理作業の一工程作業部を示す概
略図。
【図2】無人搬送車の右側面図。
【図3】無人搬送車の平面図。
【図4】バッファカセットとバッファカセット台の側面
一部断面図。
【図5】バッファカセットとバッファカセット台の前面
一部断面図。
【図6】バッファカセット台の平面図。
【図7】8インチ専用バッファカセットの右側面一部断
面図。
【図8】8インチ専用バッファカセットの底面図。
【図9】8インチ専用バッファカセットの係止部を示す
正面図。
【図10】第二保持機構の平面図。
【図11】第二保持機構の斜視図。
【符号の説明】
1 無人搬送車システム 2 無人搬送車 3 自動倉庫 4 半導体製造装置 5 搬送車本体 6 統括制御装置 12 制御装置 17 バッファカセット 17a 12インチ・8インチ併用バッファカセット 17b 12インチ専用バッファカセット 17c 8インチ専用バッファカセット 18 枚葉移載装置 20 ウエハ 20a 8インチウエハ 20b 12インチウエハ 28 8インチ用収納部 29 12インチ用収納部 36 第一保持機構 40 第二保持機構 56a・56b・56c 検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 49/07 B65G 49/07 C L (72)発明者 中尾 敬史 京都市伏見区竹田向代町136番地 村田機 械株式会社本社工場内 Fターム(参考) 3F022 AA08 BB09 CC02 EE05 KK10 LL12 MM08 NN13 PP01 PP04 QQ11 QQ17 5F031 CA02 DA01 DA17 EA18 FA01 FA03 FA09 GA08 GA24 GA30 GA35 GA36 GA38 GA43 GA49 GA50 GA58 HA13 HA59 JA01 JA02 JA04 JA08 JA14 JA15 JA17 JA28 JA29 JA34 JA35 JA36 JA40 JA50 JA51 KA11 KA13 KA14 KA20 LA13 LA15 MA06 NA02 PA02 PA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを収納するバッファカセットと枚
    葉移載装置を搭載し、ウエハの処理装置へウエハを収納
    するバッファカセットを搬送し、前記枚葉移載装置によ
    ってバッファカセット内のウエハを処理装置に移載する
    無人搬送車と、枚葉移載装置の移載動作制御装置とを備
    えた無人搬送車システムにおいて、 前記制御装置に、バッファカセットに収納されるウエハ
    のサイズにそれぞれ対応した移載動作を枚葉移載装置に
    させるための移載動作プログラムを格納したことを特徴
    とする無人搬送車システム。
  2. 【請求項2】 前記バッファカセットには、サイズが異
    なる二種類以上のウエハをサイズごとに分別収納する棚
    が並設されることを特徴とする請求項1に記載の無人搬
    送車システム。
  3. 【請求項3】 無人搬送車に前記バッファカセットを着
    脱自在に取り付ける台を設け、収納するウエハのサイズ
    によって異なる種類のバッファカセット毎にそれぞれ対
    応した複数のバッファカセット保持機構とバッファカセ
    ットの種類を検出する検出機構とを該台に設け、また該
    検出機構の検出したバッファカセットの種類に対応する
    前記保持機構を作動させる制御装置を設けた、ことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の無人搬送車シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記移載動作プログラムは、ウエハのサ
    イズに対応した複数のプログラムからなるとともに、前
    記バッファカセットに収納されるウエハのサイズを検出
    する検出機構を設け、前記移載動作制御装置は、前記ウ
    エハのサイズを検出する検出機構からの検出結果に基づ
    き、対応するウエハのサイズの移載動作プログラムを選
    択し、枚葉移載装置の移載動作を最適移載モードに変更
    する機構を有する、ことを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の無人搬送車システム。
  5. 【請求項5】 前記ウエハのサイズを検出する検出機構
    が、前記バッファカセットの種類を検出する検出機構で
    ある、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
    かに記載の無人搬送車システム。
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