JP7281623B2 - フロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法 - Google Patents

フロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7281623B2
JP7281623B2 JP2019013350A JP2019013350A JP7281623B2 JP 7281623 B2 JP7281623 B2 JP 7281623B2 JP 2019013350 A JP2019013350 A JP 2019013350A JP 2019013350 A JP2019013350 A JP 2019013350A JP 7281623 B2 JP7281623 B2 JP 7281623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
floor
production
production equipment
work area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019013350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020123056A (ja
Inventor
直史 生田
維里 岩田
栄滋 志垣
敬明 横井
隕林 譚
俊二 雜賀
達也 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2019013350A priority Critical patent/JP7281623B2/ja
Publication of JP2020123056A publication Critical patent/JP2020123056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7281623B2 publication Critical patent/JP7281623B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、生産設備が配置されるフロアのレイアウトを作成するフロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法に関する。
従来、ワークに部材を装着する生産作業を実行する複数の生産設備が配置されるフロアでは、部材保管庫から各生産設備に部材を搬送する作業者の作業性を考慮して、生産設備の配置を含む生産効率が良いフロアレイアウトが求められている。特許文献1には、フロア内で部材などを搬送する作業者や無人搬送車などの移動体に干渉や滞留が発生しないように、移動体の動線をシミュレーションして最適な移動経路を算出することが記載されている。
特開2013―127734号公報
ところで、部材保管庫から各生産設備までの距離が長い場合には、生産効率を向上させるために生産設備の近くに一時的に部材を保管する一時保管棚などの作業エリアを設定することがある。しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、生産設備が複数ある場合に適切な位置に作業エリアを設けることは困難であり、生産効率が良いフロアレイアウトを作成するには更なる改善の余地があった。
そこで本発明は、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアを設定することができるフロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法を提供することを目的とする。
本発明のフロアレイアウト作成装置は、生産設備で作業する作業頻度を含む作業頻度情報と、複数の前記生産設備の設備レイアウトを含む配置情報とに基づいて、前記生産設備で用いられる部材を前記生産設備に搬送する前の準備作業のための作業エリアを複数の前記生産設備が配置されるフロア内に設定する作業エリア設定部と、設定した前記作業エリアに基づいて、前記フロアに前記生産設備と前記作業エリアを配置したフロアレイアウトを作成するフロアレイアウト作成部と、を備え、前記作業頻度情報には、前記複数の生産設備それぞれに設定される作業位置毎の作業頻度が含まれ、前記作業エリア設定部は、前記複数の前記作業位置のうち作業頻度が高い前記作業位置からの移動距離が短くなるように前記作業エリアを設定する
本発明のフロアレイアウト表示システムは、請求項1から11のいずれかに記載のフロアレイアウト作成装置で作成したフロアレイアウトを表示する表示部を備える。
本発明のフロアレイアウト作成方法は、生産設備で作業する作業頻度を含む作業頻度情報と、複数の前記生産設備の設備レイアウトを含む配置情報とに基づいて、前記生産設備で用いられる部材を前記生産設備に搬送する前の準備作業のための作業エリアを複数の前記生産設備が配置されるフロア内に設定し、設定した前記作業エリアに基づいて、前記フロアに前記生産設備と前記作業エリアを配置したフロアレイアウトを作成し、前記作業頻度情報には、前記複数の生産設備それぞれに設定される作業位置毎の作業頻度が含まれ、前記複数の前記作業位置のうち作業頻度が高い前記作業位置からの移動距離が短くなるように前記作業エリアを設定する、ことを含む。
本発明によれば、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアを設定することができる。
本発明の一実施の形態の生産設備が配置された生産フロアの一例の概要説明図 本発明の一実施の形態の部品実装ラインの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装ラインが備える部品実装装置の構成説明図 本発明の一実施の形態の生産管理装置(フロアレイアウト作成装置)の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の携帯端末(フロアレイアウト表示システム)の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の生産管理装置(フロアレイアウト作成装置)で使用される配置情報の一例の説明図 本発明の一実施の形態の生産管理装置(フロアレイアウト作成装置)において算出される移動距離の一例の説明図 本発明の一実施の形態の生産管理装置(フロアレイアウト作成装置)において作成されたフロアレイアウトの一例の説明図 本発明の一実施の形態の携帯端末(フロアレイアウト表示装置)が備えるタッチパネルに表示された作業エリア表示画面の一例を示す図 本発明の一実施の形態の第1のフロアレイアウト作成方法のフロー図 本発明の一実施の形態の第2のフロアレイアウト作成方法のフロー図 本発明の一実施の形態の部材保管棚が配置された保管フロアの一例の概要説明図 本発明の一実施の形態の第3のフロアレイアウト作成方法のフロー図 本発明の一実施の形態の携帯端末(フロアレイアウト表示装置)が備えるタッチパネルに表示された部材運搬車駐車位置表示画面の一例を示す図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、生産管理装置(フロアレイアウト作成装置)、部品実装ライン、部品実装装置、携帯端末(フロアレイアウト表示システム)などの仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
まず図1を参照して、複数の生産設備で構成される部品実装ラインL1,L2が配置された生産フロアFPの概要を説明する。生産フロアFP内には、2本の部品実装ラインL1,L2が並列して配置されている。各部品実装ラインL1,L2は、後述するように印刷装置、部品実装装置を含む複数の生産設備を連結して構成され、基板に部品を実装した実装基板(製品)を生産する機能を有している。なお、生産フロアFPに配置される部品実装ラインL1,L2は2本である必要はなく、1本および3本以上でも良い。
生産フロアFPにおいて、部品実装ラインL1,L2から離れた位置(図1において、生産フロアFPの左上)には、生産管理装置1、部材保管庫2が配置されている。生産管理装置1では、部品実装ラインL1,L2における実装基板の生産に関する各種シミュレーションの実行、フロアレイアウトの作成、生産設備で使用される各種パラメータの作成などが行われる。なお、生産管理装置1は生産フロアFP以外のフロアや生産フロアFPから離れた建屋に配置されていてもよい。
図1において、部材保管庫2には、部品実装ラインL1,L2を構成する印刷装置で用いられるマスク、クリームはんだや、部品実装装置で用いられる部品、ノズル、装着ヘッドなどの部材が保管されている。すなわち、部材保管庫2は、生産設備で用いられる部材が保管された保管エリアである。部材保管庫2には、クリームはんだを低温保管する低温保管装置、湿度が管理された湿度管理保管装置などを備えており、部材を長期間保管することができる。
生産フロアFPにおいて、部品実装ラインL1,L2に近い位置(図1において、部品実装ラインL1の右側)には、生産設備で作業する前の準備作業のための作業エリアAwが設置されている。作業エリアAw内には、一時保管棚3と作業場所4が配置されている。一時保管棚3は、作業者Wや図示省略する無人搬送車、自動搬送ロボットなどによって部材保管庫2(保管エリア)から搬送された部材を一時的に保管するためのエリアであり、容易に移動可能な棚などで構成される。作業場所4は、生産設備で用いられる部材を補給または交換するために生産設備に搬送する準備作業を行うためのエリアであり、部品実装装置に装着する後述する台車などが一時保管される。
図1において、作業者Wは携帯端末5を携帯している。携帯端末5は、スマートフォンやタブレットPCなどであり、生産管理装置1と無線で通信して情報の授受を行う端末側通信部6、表示機能と入力機能を有するタッチパネル7、カメラ8を備えている。カメラ8のレンズはタッチパネル7とは反対面に開口するように設けられており、カメラ8を撮像したい方向に向けると撮像している映像がタッチパネル7に表示される。携帯端末5は、生産管理装置1から受信した各種情報を表示処理してタッチパネル7に表示する。また、携帯端末5は、タッチパネル7から入力された各種情報などを生産管理装置1に送信する。
なお、システムとして表示機能と入力機能を構成していればよく、携帯端末5は表示機能を備え、生産管理装置1またはその他の入力デバイスが入力機能を備える構成でもよい。例えば、カメラ8とカメラ8で撮像した映像を表示する画面を有していれば、携帯端末5はメガネ型ウェアラブル端末等の他の装置でもよい。また、カメラ8で撮像した映像を表示する画面を有していれば、携帯端末5はコンタクトレンズ型ウェアラブル端末等の他の装置でもよい。
生産フロアFPの天井には、携帯端末5と無線で通信する複数のビーコン(図示省略)が配置されている。携帯端末5は、ビーコンと通信することにより、生産フロアFP内の携帯端末5の現在位置を検出(算出)することができる。なお、ビーコンの配置位置は天井に限定されることはなく、生産フロアFPの床であっても生産装置の側面であってもよい。また、携帯端末5の現在位置を認識することができる方法であればビーコンに限定されることはない。例えば、生産フロアFPの床に設置した位置認識マークをカメラ8で撮像して現在位置を認識するようにしてもよい。また、GPS等の位置情報計測システムを用いてもよい。
次に図2を参照して、部品実装ラインL1,L2の詳細な構成を説明する。部品実装ラインL1,L2は同様の構成をしており、以下、部品実装ラインL1について説明する。部品実装ラインL1は、基板搬送方向の上流側(紙面左側)から下流側(紙面右側)に向けて、基板供給装置M1、印刷装置M2、部品実装装置M3~M6、リフロー装置M7、基板回収装置M8などの生産作業を実行する生産設備を直列に連結して構成されている。なお、部品実装ラインL1は通信ネットワーク9を介して接続される生産設備群であって、物理的に生産設備同士が連結されていなくてもよい。
基板供給装置M1、印刷装置M2、部品実装装置M3~M6、リフロー装置M7、基板回収装置M8は、通信ネットワーク9を介して管理コンピュータ10に接続されている。管理コンピュータ10には、各生産設備で使用される制御プログラムなどを含む生産データ、各生産設備の作業履歴などが記憶され、部品実装ラインL1における実装基板の生産を統括管理する。なお、管理コンピュータ10は、部品実装ラインL1,L2で個別に設けても、共通に設けてもよい。管理コンピュータ10は、通信ネットワーク9を介して生産管理装置1に接続されている。
図2において、基板供給装置M1は、複数の基板を収納するラック等の収納部を備え、収納部から取り出した基板を下流側の装置に供給する基板供給作業を実行する。印刷装置M2は、印刷作業部に装着されたマスクを介して上流側から搬入された基板にクリームはんだを印刷するはんだ印刷作業を実行する。クリームはんだは消耗品であり、生産中に残量が少なくなると印刷装置M2に適宜補給される。また、生産する実装基板の機種を切り替える段取り替えの際、印刷装置M2では、マスクの交換と印刷条件などを含む制御プログラムの変更が行われる。
部品実装装置M3~M6は、クリームはんだが印刷された基板に部品を装着ヘッドで装着する部品装着作業を実行する。なお、部品実装ラインL1は、部品実装装置M3~M6が4台の構成に限定されることなく、部品実装装置M3~M6が1~3台であっても5台以上であってもよい。リフロー装置M7は、装置内に搬入された基板を基板加熱部によって加熱して、基板上のクリームはんだを融解させた後に硬化させ、基板の電極部と部品とを接合する基板加熱作業を実行する。段取り替えの際、リフロー装置M7では、加熱条件などを含む制御プログラムの変更が行われる。基板回収装置M8は、複数の基板を収納するラック等の収納部を備え、上流側の装置が搬出する基板を受け取って収納部に回収する基板回収作業を実行する。
図2において、基板供給装置M1、印刷装置M2、リフロー装置M7、基板回収装置M8には、作業者Wが各生産設備に対して作業を行う作業位置P(図7参照)がそれぞれの生産設備の前側(図面の下側)に1箇所設定されている。部品実装装置M3~M6には、作業位置Pがそれぞれの生産設備の前側と後側(図面の上側)に2箇所設定されている。例えば、印刷装置M2にクリームはんだを補給する際は、作業者Wは補給用のクリームはんだが入った容器を持って印刷装置M2の前側の作業位置Pまで移動して、作業位置Pにおいて補給作業を実行する。
次に図3を参照して、部品実装装置M3~M6の構成について説明する。部品実装装置M3~M6は同様の構成であり、ここでは部品実装装置M3について説明する。部品実装装置M3内の中央の上方には、基板に部品を実装する装着ヘッド11、装着ヘッド11を水平移動させるヘッド移動機構(図示省略)が配置されている。装着ヘッド11の下端には、部品を保持するノズル11aが装着されている。部品実装装置M3の前側の下方と後側の下方には、部品供給部12がそれぞれ設けられている。
部品供給部12には、上部に部品供給装置である複数のテープフィーダ13を並列に保持する台車14がそれぞれ装着されている。台車14において、テープフィーダ13の下方には、部品を格納する部品供給テープを巻回収納する複数のリール15が並列に保持されている。テープフィーダ13は、リール15から引き出された部品供給テープを内部で搬送しながら部品供給テープに格納された部品を順に部品実装装置M3に供給する。
部品実装装置M3では、部品供給テープが収納する部品の残数が少なくなると、テープフィーダ13に部品を補給する部品補給作業が行われる。部品補給作業において作業者Wは、補給用のリール15を持って部品補給作業対象のテープフィーダ13がある側の作業位置Pまで移動する。そして、作業者Wは、部品を供給している部品供給テープの後端に補給用のリール15から新しい部品供給テープを引き出して継合して、または、テープフィーダ13に新しい部品供給テープを挿入して部品を補給する。
図2において、部品実装ラインL1,L2において生産する実装基板の機種を切り替える段取り替えの際は、印刷装置M2のマスク、部品実装装置M3~M6のテープフィーダ13、装着ヘッド11、ノズル11a、リール15などを交換する内段取り作業が実行され、各生産設備の構成が変更される。また、各生産設備では制御プログラムが変更される。また、部品実装装置M3~M6において交換するテープフィーダ13やリール15の数が多い場合は、作業エリアAw内の作業場所4に一時保管された予備の台車14に対して、予め次の機種の生産で使用するテープフィーダ13やリール15を配置する準備作業を行う。そして、段取り替えの際に、部品実装装置M3~M6に装着されている台車14と交換する外段取り作業が実行される。
次に図4を参照して、生産管理装置1の構成について説明する。生産管理装置1はコンピュータであり、生産処理部20、記憶装置である生産計画記憶部25、フロア情報記憶部26の他、生産入力部27、生産表示部28、装置側通信部29、有線通信部30を備えている。生産処理部20はCPUなどのデータ処理装置であり、内部処理部として作業頻度算出部21、作業エリア設定部22、フロアレイアウト作成部23、通信処理部24を備えている。
生産入力部27は、キーボード、タッチパネル、マウスなどの入力装置であり、操作コマンドやデータ入力時などに用いられる。生産表示部28は液晶パネルなどの表示装置であり、各記憶部が記憶する各種データを表示する他、生産入力部27による操作のための操作画面などの各種情報を表示する。装置側通信部29は通信インターフェースであり、携帯端末5が備える端末側通信部6と無線によりデータの送受信を行う。有線通信部30は通信インターフェースであり、通信ネットワーク9を介して管理コンピュータ10や部品実装ラインL1,L2を構成する生産設備との間でデータの送受信を行う。なお、生産管理装置1は、ひとつのコンピュータで構成する必要はなく、複数のデバイスで構成してもよい。例えば、記憶装置の全てもしくは一部をサーバを介してクラウドに備えてもよい。
図4において、生産計画記憶部25には、生産計画情報25a、生産データ25b、作業頻度情報25cなどが記憶されている。生産計画情報25aには、部品実装ラインL1,L2で生産される実装基板の機種を特定する生産機種名毎に、実装基板の生産枚数、生産の開始予定時刻と終了予定時刻などを含む生産計画が記憶されている。生産データ25bには、生産機種名毎に、基板に装着される部品の部品名、装着位置(XY座標)などの他、部品を供給するテープフィーダ13が台車14に装着される位置、台車14が装着される部品実装装置M3~M6および部品供給部12の位置(前側、後側)などが記憶されている。なお、以下において、生産計画情報25aと生産計画情報25aに対応する生産データ25bをまとめて生産情報として説明する。
フロア情報記憶部26には、配置情報26a、フロアレイアウト情報26bなどが記憶されている。配置情報26aには、生産フロアFPに設置される複数の生産設備の設備レイアウト(部品実装ラインL1,L2を構成する生産設備の接続順番など)、生産フロアFPにおける生産設備、部材保管庫2(保管エリア)の位置、作業エリアAwの配置を禁止する配置禁止エリアの位置などが記憶されている。
ここで図6を参照して、配置情報26aの一例について説明する。配置情報26aには、生産フロアFPのサイズ、生産フロアFPに配置される部材保管庫2、2本の部品実装ラインL1,L2、後述する配置禁止エリアAeの配置位置、サイズなどが記憶されている。配置禁止エリアAeは、並列に配置された部品実装ラインL1と部品実装ラインL2の間を含む2本の部品実装ラインL1,L2の周囲に設置されている。配置禁止エリアAeには、そこに作業エリアAwを配置すると、作業者Wや自動搬送ロボットの動線と作業エリアAwに含まれる一時保管棚3や作業場所4で作業する作業者Wなどが干渉する位置が含まれる。
図4において、作業頻度算出部21は、生産情報(生産計画情報25a、生産データ25b)、配置情報26aに含まれる設備レイアウトに基づいて、各生産設備で発生する生産設備で作業する作業頻度(単位時間当たりの作業回数)を作業位置P毎に算出する。生産設備で発生する作業としては、生産設備で用いられる部材を生産中に補給する部品補給作業、生産設備で用いられる部材を生産切替に伴い交換する段取り替え作業などが含まれる。算出された作業頻度は、作業頻度情報25cとして生産計画記憶部25に記憶される。
すなわち、作業頻度情報25cには、部品補給作業や段取り替え作業が発生する発生頻度が含まれる。なお、作業頻度情報25cは、生産管理装置1の他のコンピュータで作成して、生産計画記憶部25に記憶するようにしてもよい。作業頻度の算出においては、生産データ25bを用いて各生産設備で発生する作業をシミュレーションで算出してもよい。また、過去の生産計画情報25aや生産データ25bを基に、各生産設備で発生する作業頻度情報を算出もしくは取得してもよい。
作業エリア設定部22はCPUなどの情報処理部であり、内部処理部として移動距離算出部22a、第1の設定処理部22b、第2の設定処理部22cを備えている。作業エリア設定部22は、作業頻度情報25c、配置情報26aに基づいて、作業エリアAwを生産設備が配置される生産フロアFP内に設定する。
ここで図7を参照しながら、作業エリア設定部22による作業エリアAwの設定の詳細を説明する。この例では、図6に示す配置情報26aに含まれる生産フロアFP内に作業エリアAwを設定する。まず作業エリア設定部22は、生産フロアFP内の部材保管庫2、部品実装ラインL1,L2、配置禁止エリアAe以外の領域に、所定の間隔で複数のノードNを設定する。ノードNの間隔は、隣接する2箇所のノードNが作業エリアAwに含まれる程度に設定される。なお、ノードNの位置は、予め配置情報26aに記憶させておいてもよい。図7では、生産フロアFP内に18箇所のノードN1~N18が設定されている。
図7において、部材保管庫2および部品実装ラインL1,L2の各生産設備において作業者Wや自動搬送ロボットが作業する作業位置Pは、白丸で表示されている。白丸の大きさは作業頻度の大きさを表している。すなわち、大きな白丸で表示される作業位置Pは、作業頻度が高いことを示している。移動距離算出部22aは、各ノードN1~N18と各作業位置Pの間を作業者Wが移動する移動距離を算出する。その際、移動距離算出部22aは、生産設備など移動の障害となる物が配置されている領域は迂回するように移動経路を決定する。
例えば、ノードN14から部品実装ラインL1の部品実装装置M4の後側の作業位置Pまでの移動経路T1と、ノードN14から部材保管庫2の作業位置Pまでの移動経路T3は、間に障害物がないため移動距離は直線距離で算出される。一方、ノードN14から部品実装ラインL2の部品実装装置M3の前側の作業位置Pまでの移動経路T2は、間にある生産設備を迂回するように設定され、移動距離は移動経路T2に沿って算出される。
図7において、第1の設定処理部22bは、作業頻度が最も高い生産設備の作業位置Pを特定し、その作業位置Pからの移動距離が最も短いノードNを特定し、そのノードNを含む位置に作業エリアAwを設定する。例えば、部品実装ラインL1の部品実装装置M4の後側の作業位置Pの作業頻度が最も高い場合、第1の設定処理部22bは、移動距離が最も短いノードN14を含む位置に作業エリアAwを設定する。
すなわち、作業エリア設定部22は、生産フロアFP(フロア)に設定された複数のノードN1~N18の位置と配置情報26aに基づいて、複数のノードN1~N18のうち作業頻度が最も高い生産設備の作業位置Pからの移動距離が最も短いノードN14を含む位置に作業エリアAwを設定する。これによって、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアAwを設定することができる。
図7において、第2の設定処理部22cは、ノードNから部材保管庫2、生産設備の作業位置Pまでの移動距離に、その作業位置Pの作業頻度に基づく重みを乗じた重み付き移動距離を算出して、ノードN毎に重み付き移動距離を合計した重み付き移動距離合計を算出する。作業頻度に基づく重みとしては、作業頻度をそのまま使用しても、作業頻度を複数の区分に分けて各区分に異なる重みを付与するようにしてもよい。第2の設定処理部22cは、重み付き移動距離合計が最も小さいノードNを含む位置に作業エリアAwを設定する。
すなわち、作業エリア設定部22は、生産フロアFP(フロア)に設定された複数のノードN1~N18の位置と配置情報26aと部材保管庫2(保管エリア)の位置に基づいて、ノードN1~N18毎にノードN1~N18から生産設備までの移動距離とノードN1~N18から部材保管庫2までの移動距離を算出し、算出された複数の移動距離と作業頻度情報25cに基づいて、作業エリアAwを設定する。これによって、生産設備と保管エリアが配置されたフロアの適切な位置に作業エリアAwを設定することができる。
図7において、第2の設定処理部22cは、重み付き移動距離合計を算出する際、部材保管庫2から作業エリアAwに部材を搬送する専門の作業者Wがいる場合や、部材保管庫2から作業エリアAwに部材を搬送する頻度が少ない場合は、ノードNから部材保管庫2までの移動距離を重み付き移動距離合計から除外してもよい。例えば、第2の設定処理部22cは、部材保管庫2の作業頻度をゼロにして重み付き移動距離合計を算出する。
すなわち、作業エリア設定部22は、生産フロアFP(フロア)に設定された複数のノードN1~N18の位置と配置情報26aに基づいて、ノードN1~N18毎にノードN1~N18から生産設備までの移動距離を算出し、算出された複数の移動距離と作業頻度情報25cに基づいて、作業エリアAwを設定する。これによって、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアAwを設定することができる。
図4において、フロアレイアウト作成部23は、配置情報26a、作業エリア設定部22が設定した作業エリアAwに基づいて、生産フロアFP(フロア)に生産設備と作業エリアAwを配置したフロアレイアウトを作成する。その際、フロアレイアウト作成部23は、周囲にある生産設備などと干渉しない作業エリアAw内の位置に一時保管棚3と作業場所4を配置する。作成されたフロアレイアウトは、フロアレイアウト情報26bとしてフロア情報記憶部26に記憶される。通信処理部24は、装置側通信部29を介して作成されたフロアレイアウト情報26bを携帯端末5に送信する。このように、生産管理装置1は、フロアレイアウトを作成するフロアレイアウト作成装置である。
図8を参照して、作成されたフロアレイアウト情報26bの一例について説明する。図8のフロアレイアウト情報26bは、図6に示す配置情報26aに基づいて作成されている。すなわち、生産フロアFPには、部材保管庫2、2本の部品実装ラインL1,L2、配置禁止エリアAeが配置され、作業エリアAwは、ノードN14を含む位置に設定されている。一時保管棚3と作業場所4は、作業エリアAwの中に横並びで配置されている。
フロアレイアウトは、作業者Wのシフト毎や週に1回などの所定の間隔や、生産する機種が変更されるタイミングで作成される。作業者Wは、作成されたフロアレイアウトに合わせて一時保管棚3を移動し、作業場所4の位置を確保する。このように、適切なタイミングで作業エリアAwの位置を見直すことで、生産効率を向上させることができる。
次に図5を参照して、携帯端末5の構成について説明する。携帯端末5は、端末処理部31、記憶装置である端末記憶部34の他、端末側通信部6、タッチパネル7、カメラ8を備えている。端末処理部31はCPUなどのデータ処理装置であり、内部処理部として端末通信処理部32、表示処理部33を備えている。端末通信処理部32は、端末側通信部6を介して生産管理装置1から送信されたフロアレイアウト情報26bを受信して、フロアレイアウト情報34aとして端末記憶部34に記憶させる。また、端末通信処理部32は、生産フロアFPに設置された複数のビーコンと通信して、通信結果より生産フロアFP内の携帯端末5の現在位置を検出する。
表示処理部33はCPUなどの情報処理部であり、内部処理部としてレイアウト処理部33a、拡張現実処理部33bを備えている。レイアウト処理部33aは、フロアレイアウト情報34aに基づいて、フロア(生産フロアFP)に生産設備と作業エリアAwが配置されたフロアレイアウトをタッチパネル7に表示させる。すなわち、携帯端末5は、フロアレイアウト作成装置(生産管理装置1)で作成したフロアレイアウトを表示する表示部(タッチパネル7)を備える、フロアレイアウト表示システムである。
図5において、拡張現実処理部33bは、端末通信処理部32によって検出された現在位置と、フロアレイアウト情報34aに基づいて、カメラ8が撮像しているフロア(生産フロアFP)の映像に作業エリアAwを重ねてタッチパネル7に表示させる。すなわち、携帯端末5は、フロアを撮像する撮像部(カメラ8)を備え、生産設備を撮像した画像に作業エリアAwを重ねて表示部(タッチパネル7)に表示する、フロアレイアウト表示システムである。なお、現在位置は、カメラ8が撮像している生産設備に付された設備認識マーク(図示省略)に基づいて、拡張現実処理部33bが認識するようにしてもよい。
ここで図9を参照して、表示処理部33(拡張現実処理部33b)によってタッチパネル7の表示画面7aに表示された作業エリア表示画面の例について説明する。フロアレイアウト情報34aには、図8に示すフロアレイアウトが記憶されているとする。図9は、図1に示す生産フロアFPにおいて部材保管庫2の前側から部品実装ラインL1の部品実装装置M3~M6を含む位置をカメラ8で撮像し、タッチパネル7の表示画面7aに表示された画像を示している。
表示画面7aには、カメラ8が撮像している生産設備の画像40あるいは生産フロアFPに重ねて、表示選択領域41、一時保管棚3または作業場所4の設置位置を示す位置表示42が表示されている。表示選択領域41には、「一時保管棚」選択ボタン41aと「作業場所」選択ボタン41bが表示されている。タッチパネル7において、「一時保管棚」選択ボタン41aまたは「作業場所」選択ボタン41bをタッチすることにより、位置表示42として作業エリアAw内に配置される一時保管棚3または作業場所4のいずれを表示するかを選択することができる。図9では、「作業場所」選択ボタン41bが選択されており、表示画面7aには作業場所4を示す位置表示42が表示されている。
次に図10のフローに沿って、図7を参照しながら生産管理装置1(フロアレイアウト作成装置)によってフロアレイアウトを作成する第1のフロアレイアウト作成方法について説明する。図10において、まず、配置情報26a(ST1:配置情報取得工程)と生産情報(生産計画情報25a、生産データ25b)(ST2:生産情報取得工程)が取得される。次いで作業頻度算出部21は、作業者Wが生産設備で作業する作業頻度を算出する(ST3:作業頻度算出工程)。算出された作業頻度は、作業頻度情報25cとして生産計画記憶部25に記憶される。なお、作業頻度情報25cを算出する代わりに、他の装置が作成した作業頻度情報25cを取得して生産計画記憶部25に記憶するようにしてもよい。
次いで作業エリア設定部22は、生産フロアFPに設定された複数のノードN1~N18の位置と配置情報26aに基づいて、作業頻度が最も高い生産設備の作業位置Pから各ノードN1~N18への移動距離を算出する(ST4)。次いで作業エリア設定部22は、複数のノードN1~N18のうち移動距離が最も短いノードNを含む位置に作業エリアAwを設定する(ST5)。次いでフロアレイアウト作成部23は、設定された作業エリアAwに基づいて、生産フロアFP(フロア)に生産設備と作業エリアAwを配置したフロアレイアウトを作成する(ST6:フロアレイアウト作成工程)。作成されたフロアレイアウトは、フロアレイアウト情報26bとしてフロア情報記憶部26に記憶される。
このように、第1のフロアレイアウト作成方法は、作業頻度を含む作業頻度情報25cと、配置情報26aと、フロアに設定された複数のノードN1~N18の位置に基づいて、複数のノードN1~N18のうち作業頻度が最も高い生産設備からの移動距離が最も短いノードNを含む位置に作業エリアAwをフロア(生産フロアFP)内に設定する(ST4,ST5)。これによって、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアAwを設定することができる。
次に図11のフローに沿って、図7を参照しながら生産管理装置1(フロアレイアウト作成装置)によってフロアレイアウトを作成する第2のフロアレイアウト作成方法について説明する。第2のフロアレイアウト作成方法は、第1のフロアレイアウト作成方法とは作業エリアAwをフロア内に設定する方法が異なる。以下、第1のフロアレイアウト作成方法と同じ工程は同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
まず、配置情報取得工程(ST1)、生産情報取得工程(ST2)、作業頻度算出工程(ST3)が実行され、作業頻度が算出されて作業頻度情報25cとして生産計画記憶部25に記憶される。次いで作業エリア設定部22は、生産フロアFPに設定された複数のノードN1~N18のうちの一のノードNから全ての生産設備の全ての作業位置Pまでの移動距離をそれぞれ算出する(ST11:生産設備移動距離算出工程)。次いで作業エリア設定部22は、一のノードNから部材保管庫2の作業位置Pまでの移動距離を算出する(ST12:部材保管庫移動距離算出工程)。
図11において、次いで作業エリア設定部22は、全てのノードNで移動距離を算出したか否かを判断する(ST13)。未算出のノードNがある場合は(ST13においてNo)、生産設備移動距離算出工程(ST11)、部材保管庫移動距離算出工程(ST12)に戻って移動距離を算出する。すなわち、作業エリア設定部22は、全てのノードN1~N18で作業位置Pまでの移動距離を算出する(ST11,ST12)。
全てのノードN1~N18で移動距離が算出されると(ST13においてYes)、作業エリア設定部22は、移動距離に各作業位置Pでの作業頻度に基づく重みを乗じた重み付き移動距離を算出し、ノードN1~N18毎に合計した重み付き移動距離合計を全てのノードN1~N18について算出する(ST14:重み付き移動距離合計算出工程)。次いで作業エリア設定部22は、重み付き移動距離合計が最も小さいノードNを含む位置に作業エリアAwを設定する(ST15)。次いでフロアレイアウト作成工程(ST6)が実行される。
このように、第2のフロアレイアウト作成方法では、フロア(生産フロアFP)に設定された複数のノードN1~N18の位置と配置情報26aと保管エリア(部材保管庫2)の位置に基づいて、ノードN1~N18毎にノードN1~N18から生産設備の作業位置Pまでの移動距離とノードN1~N18から保管エリアの作業位置Pまでの移動距離を算出し(ST11~ST13)、算出された複数の移動距離と作業頻度情報25cに基づいて、作業エリアAwが設定される(ST14,ST15)。これによって、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアAwを設定することができる。
なお、部材保管庫2における作業頻度が少ない場合や部材保管庫2から作業エリアAwまで部材を運搬する専用の作業者Wがいる場合は、部材保管庫移動距離算出工程(ST12)が省略される。すなわち、フロアに設定された複数のノードN1~N18の位置と配置情報26aに基づいて、ノードN1~N18毎にノードN1~N18から生産設備の作業位置Pまでの移動距離を算出し(ST11、ST13)、算出された複数の移動距離と作業頻度情報25cに基づいて、作業エリアAwが設定される。
上記説明したように、本実施の形態の生産管理装置1(フロアレイアウト作成装置)は、生産設備で作業する作業頻度を含む作業頻度情報25cと、複数の生産設備の設備レイアウトを含む配置情報26aとに基づいて、生産設備で作業する前の準備作業のための作業エリアAwを生産設備が配置されるフロア(生産フロアFP)内に設定する作業エリア設定部22と、設定した作業エリアAwに基づいて、フロアに生産設備と作業エリアAwを配置したフロアレイアウトを作成するフロアレイアウト作成部23と、を備える。これによって、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアAwを設定することができる。
次に本発明の一実施の形態の第2の実施例について説明する(以下、図1~11で説明した実施例を「第1の実施例」と称する。)。第2の実施例では、フロアが図12に示す部材などを保管する保管フロアFSであり、生産設備が保管フロアFSに配置された部材保管棚であるところが第1の実施例と異なる。以下、第1の実施例と同様の要素、工程には同じ符号を付して、詳細な説明を省略する。
図12において、保管フロアFSには、複数(ここでは5台)の部材保管棚50が設置されている。各部材保管棚50には、部材を保管する複数の区画50aが設けられている。各区画50aの前方には、部材保管棚50(生産設備)に部材を出し入れする作業を行う作業位置Pが設定されている。作業頻度は、部材保管棚50の各区画50aに部材を出し入れする作業の頻度である。保管フロアFSにおいて、複数の部材保管棚50の周囲には、部材を載置して運搬する部材運搬車51を一時駐車させる駐車領域52が複数(ここでは11箇所)設定されている。
部材運搬車51は、保管フロアFSと生産フロアFPの部材保管庫2(保管エリア)または作業エリアAwの間を往復移動して、生産設備で使用する部材、または使用後の部材などを運搬する。以下、部材運搬車51は作業者Wが手動で移動させる形態で説明するが、部材運搬車51は、生産管理装置1から送信される指令に従って自動で移動する無人搬送車であってもよい。
図12において、作業者Wは、部材運搬車51を所定の駐車領域52に駐車させ、生産管理装置1から送信されて携帯端末5のタッチパネル7に表示される指示に従って、部材運搬車51と指示された部材保管棚50の作業位置Pの間を移動して、部材を部材運搬車51に移載させる作業を繰り返す。
すなわち、部材運搬車51が駐車された駐車領域52は、保管フロアFSに設定された部材保管棚50(生産設備)で作業する前の準備作業のための作業エリアAwである。各駐車領域52内には、複数のノードNのいずれかが設置される。フロアレイアウトは、保管フロアFS(フロア)に部材保管棚50(生産設備)と部材運搬車51を駐車させる駐車領域52(作業エリアAw)を配置した情報である。
次に図13のフローに沿って、図12を参照しながら生産管理装置1(フロアレイアウト作成装置)によって保管フロアFSのフロアレイアウトを作成する第3のフロアレイアウト作成方法について説明する。以下、第1のフロアレイアウト作成方法、第2のフロアレイアウト作成方法と同じ工程は同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
まず、配置情報取得工程(ST1)において、部材保管棚50(生産設備)の設備レイアウトを含む配置情報26aが取得される。次いで各部材保管棚50に収納されている部材の種類、数量、保管位置などを含む収納情報が取得される(ST21:収納情報取得工程)。収納情報は、部材の入出庫の履歴に基づく情報であり、部材を入庫または出庫する際に、部材の種類、数量、保管位置が記録される。なお、部材の種類、数量、保管位置の記録は、作業者Wが行ってもよいし、RFIDや自動数量計測装置等を用いて行ってもよい。
次いで保管フロアFSに駐車させる部材運搬車51に対して、作業者Wが行う作業の作業指令が取得される(ST22:作業指令取得工程)。作業指令には、部材運搬車51が運搬していた部材を部材保管棚50の所定の位置に収納する作業、部材保管棚50の所定の位置から所定の部材を取り出して部材運搬車51に移載する作業などが含まれる。取得された作業指令は、作業者Wが携帯する携帯端末5にも送信される。
図13において、作業頻度算出部21は、配置情報26a、収納情報、作業指令に基づいて、作業者Wが部材保管棚50で作業する作業頻度を作業位置P毎に算出する(ST23:第2の作業頻度算出工程)。次いで第2のフロアレイアウト作成方法における生産設備移動距離算出工程(ST11)、ST13、重み付き移動距離合計算出工程(ST14)、ST15が実行される。すなわち、生産設備移動距離算出工程(ST11)において作業エリア設定部22は、保管フロアFSに設定された複数の駐車領域52(ノードN)のうち一のノードNから全ての部材保管棚50(生産設備)の全ての作業位置Pまでの移動距離をそれぞれ算出する。
全ての駐車領域52で移動距離が算出されると(ST13においてYes)、重み付き移動距離合計算出工程(ST14)において作業エリア設定部22は、移動距離に部材保管棚50(生産設備)の作業頻度に基づく重みを乗じた重み付き移動距離を算出し、駐車領域52(ノードN)毎に合計した重み付き移動距離合計を全ての駐車領域52について算出する。次いで作業エリア設定部22は、重み付き移動距離合計が最も小さい駐車領域52を、部材運搬車51を駐車させる駐車領域52(作業エリアAw)に設定する(ST15)。その際、重み付き移動距離合計が最も小さい駐車領域52に既に別の部材運搬車51が駐車中(満車)の場合には、次に重み付き移動距離合計が小さい駐車領域52を作業エリアAwとして設定する。
図13において、次いでフロアレイアウト作成工程(ST6)が実行され、フロアレイアウト情報26bがフロア情報記憶部26に記憶される。これによって、生産設備(部材保管棚50)が配置されたフロア(保管フロアFS)の適切な位置に作業エリアAw(部材運搬車51が駐車する駐車領域52)を設定することができる。
次いで通信処理部24は、フロアレイアウト情報26bを携帯端末5に送信する。携帯端末5の表示処理部33は、受信したフロアレイアウト情報34aに基づいて、フロアレイアウトをタッチパネル7に表示させる(ST24)。第3のフロアレイアウト作成方法に示すフロアレイアウトの作成は、例えば作業者Wが部材運搬車51を保管フロアFSまで移動させたタイミングで実行される。
次に図14を参照して、表示処理部33(レイアウト処理部33a)によってタッチパネル7の表示画面7aに表示されたフロアレイアウトである部材運搬車駐車位置表示画面の例について説明する。表示画面7aには、保管フロアFSに設置された部材保管棚50と駐車領域52の位置を模式的に示す保管フロア表示領域60と、作業対象の部材運搬車51を特定する運搬車番号(ここでは「V103」)を表示する部材運搬車情報61が表示されている。保管フロア表示領域60に表示された駐車領域52の位置には、その駐車領域52が「空き」であるか「満車」であるかの情報の他、運搬車番号「V103」の部材運搬車51の駐車位置60a(ここでは3番の駐車領域52)が表示されている。
運搬車番号「V103」の部材運搬車51を保管フロアFSまで移動させたタイミングで、作業者Wの携帯端末5に図14に示す部材運搬車駐車位置表示画面を表示させることで、作業者Wは作業効率が良い駐車領域52に部材運搬車51を駐車させることができる。なお、携帯端末5は、図9に示す作業エリア表示画面と同様に、カメラ8(撮像部)が部材保管棚50(生産設備)を撮像した画像に運搬車番号「V103」の部材運搬車51を駐車させる駐車領域52(作業エリアAw)を重ねて、タッチパネル7(表示部)に表示させてもよい。これによって、作業者Wは部材運搬車51を停車させる位置を容易に知ることができる。
以上、本発明の一実施の形態を基に説明した。この実施の形態は、生産フロアFP内で生産設備によって生産される製品の種類、組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えばフロアレイアウトは、製品である電子機器を組み立てる組立生産ラインのフロアレイアウトであっても、製品である食品加工製品を製造する食品加工ラインのフロアレイアウトであってもよい。
なお、フロアレイアウト作成部23で作成した適切な位置の作業エリアAwと、現状の位置の作業エリアAwとで生じる作業差を比較して表示させてもよい。比較方法は、例えばシミュレーション等で現状の位置の作業エリアAwを経由した移動経路に基づいて作業時間や作業量を推測して比較してもよい。また、比較する値は、作業時間や作業量等の比較可能な数値や、数値以外にも符号等を用いてもよい。
本発明のフロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法は、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアを設定することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
1 生産管理装置(フロアレイアウト作成装置)
2 部材保管庫(保管エリア)
5 携帯端末(フロアレイアウト表示システム)
7 タッチパネル(表示部)
8 カメラ(撮像部)
50 部材保管棚(生産設備)
52 駐車領域(作業エリア)
Aw 作業エリア
FP 生産フロア(フロア)
FS 保管フロア(フロア)
N、N1~N18 ノード
M1 基板供給装置(生産設備)
M2 印刷装置(生産設備)
M3~M6 部品実装装置(生産設備)
M7 リフロー装置(生産設備)
M8 基板回収装置(生産設備)
W 作業者

Claims (17)

  1. 生産設備で作業する作業頻度を含む作業頻度情報と、複数の前記生産設備の設備レイアウトを含む配置情報とに基づいて、前記生産設備で用いられる部材を前記生産設備に搬送する前の準備作業のための作業エリアを複数の前記生産設備が配置されるフロア内に設定する作業エリア設定部と、
    設定した前記作業エリアに基づいて、前記フロアに前記生産設備と前記作業エリアを配置したフロアレイアウトを作成するフロアレイアウト作成部と、を備え
    前記作業頻度情報には、前記複数の生産設備それぞれに設定される作業位置毎の作業頻度が含まれ、
    前記作業エリア設定部は、前記複数の前記作業位置のうち作業頻度が高い前記作業位置からの移動距離が短くなるように前記作業エリアを設定する、フロアレイアウト作成装置。
  2. 前記作業頻度情報には、前記生産設備で用いられる部材を生産中に補給する作業が発生する作業頻度が含まれる、請求項1に記載のフロアレイアウト作成装置。
  3. 前記作業頻度情報には、前記生産設備で用いられる部材を生産切替に伴い交換する作業が発生する作業頻度が含まれる、請求項1または2に記載のフロアレイアウト作成装置。
  4. 前記作業エリアには、前記生産設備で用いられる部材を補給または交換するために前記生産設備に搬送する準備作業を行うためのエリアが含まれる、請求項1から3のいずれかに記載にフロアレイアウト作成装置。
  5. 前記作業エリアには、前記生産設備で用いられる部材が保管された保管エリアから搬送された前記部材を一時的に保管するためのエリアが含まれる、請求項1から4のいずれかに記載のフロアレイアウト作成装置。
  6. 前記配置情報には、前記保管エリアの位置が含まれる、請求項5に記載のフロアレイアウト作成装置。
  7. 前記配置情報には、前記作業エリアの配置を禁止する配置禁止エリアの位置が含まれる、請求項1から6のいずれかに記載のフロアレイアウト作成装置。
  8. 前記配置禁止エリアには、前記作業エリアを配置すると作業者の動線と干渉する位置が含まれる、請求項7に記載のフロアレイアウト作成装置。
  9. 前記作業エリア設定部は、前記フロアに設定された複数のノードの位置と前記配置情報に基づいて、前記複数のノードのうち前記作業頻度が最も高い前記生産設備からの移動距離が最も短いノードを含む位置に前記作業エリアを設定する、請求項1から8のいずれかに記載のフロアレイアウト作成装置。
  10. 前記作業エリア設定部は、前記フロアに設定された複数のノードの位置と前記配置情報に基づいて、前記ノード毎に前記ノードから前記生産設備までの移動距離を算出し、算出された複数の前記移動距離と前記作業頻度情報に基づいて、前記作業エリアを設定する、請求項1から8のいずれかに記載のフロアレイアウト作成装置。
  11. 前記作業エリア設定部は、前記フロアに設定された複数のノードの位置と前記配置情報と前記保管エリアの位置に基づいて、前記ノード毎に前記ノードから前記生産設備までの移動距離と前記ノードから前記保管エリアまでの移動距離を算出し、算出された複数の前記移動距離と前記作業頻度情報に基づいて、前記作業エリアを設定する、請求項5または6に記載のフロアレイアウト作成装置。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載のフロアレイアウト作成装置で作成したフロアレイアウトを表示する表示部を備える、フロアレイアウト表示システム。
  13. 前記フロアを撮像する撮像部をさらに備え、
    前記表示部は、前記生産設備を撮像した画像に前記作業エリアを重ねて表示する、請求項12に記載のフロアレイアウト表示システム。
  14. 生産設備で作業する作業頻度を含む作業頻度情報と、複数の前記生産設備の設備レイアウトを含む配置情報とに基づいて、前記生産設備で用いられる部材を前記生産設備に搬送する前の準備作業のための作業エリアを複数の前記生産設備が配置されるフロア内に設定し、
    設定した前記作業エリアに基づいて、前記フロアに前記生産設備と前記作業エリアを配置したフロアレイアウトを作成し、
    前記作業頻度情報には、前記複数の生産設備それぞれに設定される作業位置毎の作業頻度が含まれ、
    前記複数の前記作業位置のうち作業頻度が高い前記作業位置からの移動距離が短くなるように前記作業エリアを設定する、ことを含む、フロアレイアウト作成方法。
  15. 前記フロアに設定された複数のノードの位置と前記配置情報に基づいて、前記複数のノードのうち前記作業頻度が最も高い前記生産設備からの移動距離が最も短いノードを含む位置に前記作業エリアを設定する、請求項14に記載のフロアレイアウト作成方法。
  16. 前記フロアに設定された複数のノードの位置と前記配置情報に基づいて、前記ノード毎に前記ノードから前記生産設備までの移動距離を算出し、算出された複数の前記移動距離と前記作業頻度情報に基づいて、前記作業エリアを設定する、請求項14に記載のフロアレイアウト作成方法。
  17. 前記作業エリアには、前記生産設備で用いられる部材が保管された保管エリアから搬送された前記部材を一時的に保管するエリアが含まれ、
    前記フロアに設定された複数のノードの位置と前記配置情報と前記保管エリアの位置に基づいて、前記ノード毎に前記ノードから前記生産設備までの移動距離と前記ノードから前記保管エリアまでの移動距離を算出し、算出された複数の前記移動距離と前記作業頻度情報に基づいて、前記作業エリアを設定する、請求項14に記載のフロアレイアウト作成方法。
JP2019013350A 2019-01-29 2019-01-29 フロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法 Active JP7281623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019013350A JP7281623B2 (ja) 2019-01-29 2019-01-29 フロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019013350A JP7281623B2 (ja) 2019-01-29 2019-01-29 フロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020123056A JP2020123056A (ja) 2020-08-13
JP7281623B2 true JP7281623B2 (ja) 2023-05-26

Family

ID=71992680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019013350A Active JP7281623B2 (ja) 2019-01-29 2019-01-29 フロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7281623B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023157248A1 (ja) * 2022-02-18 2023-08-24 株式会社 東芝 処理装置、作成方法、プログラム、及び記憶媒体

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004018137A (ja) 2002-06-12 2004-01-22 Toyota Motor Corp 部品配置演算装置、部品配置演算方法、部品配置演算用プログラム、該プログラムを記録した記録媒体および部品配置支援システム
JP2005238351A (ja) 2004-02-24 2005-09-08 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の組立設備
JP2016132538A (ja) 2015-01-20 2016-07-25 株式会社日立製作所 搬入据付け作業計画支援装置および搬入据付け作業計画支援方法
JP2018156239A (ja) 2017-03-16 2018-10-04 Kddi株式会社 操作支援装置
WO2018207280A1 (ja) 2017-05-10 2018-11-15 株式会社Fuji 段取り替え作業の設定装置、および段取り替え作業の設定方法
JP7160739B2 (ja) 2019-03-25 2022-10-25 日東電工株式会社 ダイシングテープ一体型半導体背面密着フィルム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100005A (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 Sanei Seisakusho:Kk ロ−タリ−式ストツカ−
JP3099617B2 (ja) * 1993-12-03 2000-10-16 日産自動車株式会社 生産ラインレイアウト作成装置
JP4982531B2 (ja) * 2009-07-28 2012-07-25 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 作業領域配置支援装置、方法、プログラム及び記録媒体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004018137A (ja) 2002-06-12 2004-01-22 Toyota Motor Corp 部品配置演算装置、部品配置演算方法、部品配置演算用プログラム、該プログラムを記録した記録媒体および部品配置支援システム
JP2005238351A (ja) 2004-02-24 2005-09-08 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の組立設備
JP2016132538A (ja) 2015-01-20 2016-07-25 株式会社日立製作所 搬入据付け作業計画支援装置および搬入据付け作業計画支援方法
JP2018156239A (ja) 2017-03-16 2018-10-04 Kddi株式会社 操作支援装置
WO2018207280A1 (ja) 2017-05-10 2018-11-15 株式会社Fuji 段取り替え作業の設定装置、および段取り替え作業の設定方法
JP7160739B2 (ja) 2019-03-25 2022-10-25 日東電工株式会社 ダイシングテープ一体型半導体背面密着フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020123056A (ja) 2020-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109557877B (zh) 材料补给辅助装置及材料补给辅助方法
JP6467586B2 (ja) 部品実装ラインにおける部品補給支援方法および部品補給支援システム
US20180206372A1 (en) Group determination method and group determination apparatus
JP7349608B2 (ja) 生産計画作成方法および生産計画作成装置並びに生産計画作成プログラム
US10845783B2 (en) Component mounting system, worker allocation system, and worker allocation method
JP7126045B2 (ja) 計画管理方法および計画管理装置
JP7367176B2 (ja) 部品実装システムおよび部品実装方法
US11048242B2 (en) Production schedule creating method and production schedule creating apparatus
JP7065293B2 (ja) 材料補給支援装置および材料補給支援方法
KR20140000272A (ko) 전자 부품 실장 시스템 및 전자 부품 실장 방법
WO2020217861A1 (ja) 製造工場における作業指示装置、および製造工場における作業指示方法
JP7281623B2 (ja) フロアレイアウト作成装置およびフロアレイアウト表示システムならびにフロアレイアウト作成方法
JP7429834B2 (ja) 生産管理装置および生産管理方法ならびに生産管理方法をコンピュータにより実行させるプログラム
JP7108830B2 (ja) 準備計画作成方法および準備計画作成装置
JP2022122998A (ja) 生産指標表示方法および生産管理装置
WO2024043118A1 (ja) 生産管理装置および生産管理方法
JP7340741B2 (ja) 生産管理装置および生産管理方法ならびに生産管理方法をコンピュータにより実行させるプログラム
JP2020095296A (ja) 生産管理装置および生産管理方法
JP7482456B2 (ja) 待機位置決定装置および待機位置決定方法
WO2021177311A1 (ja) 生産管理装置および生産管理方法ならびにデータ構造
JP2019061311A (ja) 材料補給支援装置および材料補給支援方法
WO2022145081A1 (ja) 搬送システム、搬送方法、経路情報作成システムならびに経路情報作成方法
JP2022124546A (ja) 時間推定装置および時間推定方法
JP2021033566A (ja) ライン制御システムおよび作業指令決定方法
US20240023303A1 (en) Substrate production simulation method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220914

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20221020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230410

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7281623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151