JP7331249B2 - 生産システム - Google Patents

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Description

本明細書は、生産システムについて開示する。
従来、基板の搬送方向に沿って整列されフィーダから供給された部品を基板に実装する複数の部品実装機と、基板の搬送方向に沿って移動して各部品実装機に対して必要なフィーダを補給したり使用済みのフィーダを回収したりするローダと、を備える生産システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。ローダは、障害物(作業者)の有無を監視する監視センサを備える。ローダは、監視センサにより障害物が検知されていないときには、作業位置に向かって走行し、監視センサにより障害物が検知されると、走行を停止する。そして、ローダは、停止中に監視センサにより障害物が検知されると、走行を再開する。
国際公開第2019/016924号
ところで、生産システムには、互いに並行に並ぶ複数の生産ラインと、各生産ラインにそれぞれ設けられた複数のローダ(フィーダ交換装置)と、を備えるものがある。この生産システムでは、省スペース性を図るため、隣り合う生産ライン間でローダがすれ違うことができる間隔を確保しつつ、複数の生産ラインの間隔を狭めることが考えられる。しかし、こうした生産システムでは、生産を停止する際に、隣り合う生産ライン間で各ローダが基板搬送方向において重なった位置で停止する場合がある。この場合、作業者は、ローダによって進路が塞がれ、生産ライン間を通れなくなってしまう。
本開示は、互いに並行に並ぶ第1生産ラインおよび第2生産ラインと、互いにすれ違い可能な間隔をおいて各生産ラインにそれぞれ設けられた第1フィーダ交換装置および第2フィーダ交換装置と、を備えるものにおいて、生産ライン間の間隔を狭めるものとしても、生産を停止する際に生産ライン間において人が通り抜けられるスペースを確保することができる生産システムを提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の生産システムは、
基板搬送方向に整列すると共にフィーダが着脱される着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第1生産ラインと、
前記第1生産ラインと並行して整列すると共に前記第1生産ラインの前記着脱部と向かい合うように着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第2生産ラインと、
を備える生産システムであって、
前記第1生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第1生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第1フィーダ交換装置と、
前記第1フィーダ交換装置とすれ違い可能な間隔をおいて前記第2生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第2生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第2フィーダ交換装置と、
を有し、
前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、生産が停止される際には、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止する、
ことを要旨とする。
この本開示の生産システムは、互いに並行に並ぶ第1生産ラインおよび第2生産ラインと、互いにすれ違い可能な間隔をおいて各生産ラインにそれぞれ設けられた第1フィーダ交換装置および第2フィーダ交換装置と、を備える。第1フィーダ交換装置および第2フィーダ交換装置は、生産が停止される際には、互いに基板搬送方向(生産ラインの延出方向)に所定距離以上の間隔をおいて停止する。これにより、生産ライン間の間隔を狭めるものとしても、生産を停止する際に生産ライン間において人が通り抜けられるスペースを確保することができる生産システムとすることができる。
第1実施形態の生産システムの概略構成図である。 生産ラインの概略構成図である。 部品実装機の概略構成図である。 フィーダの概略構成図である。 フィーダ台の外観斜視図である。 ローダの概略構成図である。 生産システムの電気的な接続関係を示すブロック図である。 監視センサの検知エリアを示す説明図である。 監視センサによる人体の検知の様子を示す説明図である。 生産処理の一例を示すフローチャートである。 第1生産ラインおよび第2生産ラインの2台のローダが通路を塞いでいる様子を示す説明図である。 予定数の生産が完了したときに第1生産ラインおよび第2生産ラインの各ローダが停止する停止位置の一例を示す説明図である。 生産システムのいずれかの部品実装機に異常が発生したときに第1生産ラインおよび第2生産ラインの各ローダが停止する停止位置を示す説明図である。 AGVが進入するときに第1生産ラインおよび第2生産ラインの各ローダが停止する停止位置の一例を示す説明図である。 変形例の生産処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の生産システムの概略構成図である。 第2実施形態の生産処理を示すフローチャートである。 第3実施形態の生産システムの概略構成図である。 第3実施形態の生産処理を示すフローチャートである。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態の生産システムの概略構成図である。図2は、生産ラインの概略構成図である。図3は、部品実装機の概略構成図である。図4は、フィーダの概略構成図である。図5は、フィーダ台の外観斜視図である。図6は、ローダの概略構成図である。図7は、生産システムの電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、図2,3中、左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
第1実施形態の生産システム1は、図示するように、互いに平行に並ぶ複数の生産ライン10(第1生産ライン10A,第2生産ライン10B)と、各生産ライン10にそれぞれ配置されるローダ50(第1ローダ50A,第2ローダ50B)と、AGV70と、システム全体を管理する管理装置80と、を備える。第1実施形態では、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bの両端は、開放されている。第1生産ライン10Aと第2生産ライン10Bとの間のライン間には、人(作業者)やAGV70が自由に行き来できるようになっている。
各生産ライン10は、半田が印刷された基板Sに部品を実装した製品を生産するものである。各生産ライン10は、図2に示すように、印刷装置12と、印刷検査装置14と、複数の部品実装機20と、実装検査装置(図示せず)と、フィーダ保管庫60と、を備える。これらは、基板Sの搬送方向に整列することで生産ライン10を構成する。印刷装置12は、基板S上に半田を印刷する装置である。印刷検査装置14は、印刷装置12で印刷された半田の状態を検査する装置である。複数の部品実装機20は、フィーダ台40に装着されたフィーダ30から供給された部品を取り出して基板Sに実装する装置である。実装検査装置は、部品実装機20で実装された部品の実装状態を検査する装置である。フィーダ保管庫60は、生産ライン10内に組み込まれ、各部品実装機20において使用予定のフィーダ30や使用済みのフィーダ30を保管する。
部品実装機20は、図3に示すように、実装機本体21と、実装機本体21に設けられるフィーダ台40に対して着脱可能なフィーダ30と、を備える。
実装機本体21は、基板Sを搬送する基板搬送装置22と、スライダ24に固定(装着)されると共にフィーダ30により部品供給位置に供給された部品を取り出して基板Sに実装する実装ヘッド25と、スライダ24と共に実装ヘッド25を前後方向および左右方向(XY方向)に移動させるヘッド移動装置23と、実装制御装置29(図7参照)と、を備える。基板搬送装置22とヘッド移動装置23と実装ヘッド25は、基台21b上に設けられた筐体21a内に配置されている。実装ヘッド25は、部品を吸着する吸着ノズル25aと、ボールねじ機構やリニアモータなどにより吸着ノズル25aを昇降させる昇降装置(図示せず)と、を備える。
また、実装機本体21は、この他に、マークカメラ26やパーツカメラ28なども備える。マークカメラ26は、基板Sの位置を検知するために、基板Sに付された基準マークを上方から撮像するものである。パーツカメラ28は、吸着ミスや吸着ずれを検知するために、吸着ノズル25aに吸着された部品を下方から撮像するものである。
実装制御装置29は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成される。実装制御装置29は、マークカメラ26やパーツカメラ28からの画像信号などを入力する。また、実装制御装置29は、基板搬送装置22や実装ヘッド25、ヘッド移動装置23などに駆動信号を出力する。
フィーダ30は、図4に示すように、矩形状のカセット式のテープフィーダであり、実装機本体21の筐体21aの前面に設けられたフィーダ台40に着脱可能に保持される。このフィーダ30は、テープリール32と、テープ送り機構33と、コネクタ35と、レール部材37と、供給制御装置39(図7参照)と、を備える。テープリール32は、テープ31が巻回されている。テープ31には、その長手方向に沿って所定間隔置きにキャビティが形成されている。各キャビティには、部品が収容されている。これらの部品は、テープ31の表面を覆うフィルムによって保護されている。テープ送り機構33は、テープリール32からテープ31を引き出して部品供給位置へ送り出すものである。このテープ送り機構33は、図示しないが、テープ31に等間隔で設けられたスプロケットと係合する係合爪が外周に設けられたスプロケットと、スプロケットを回転駆動する送りモータと、を備える。フィーダ30は、送りモータによりスプロケットを所定回転量ずつ駆動して、スプロケットに係合されたテープ31を所定量ずつ送り出すことで、テープ31に収容された部品を順次、部品供給位置へと供給する。テープ31に収容された部品は、部品供給位置の手前でフィルムが剥がされることで部品供給位置にて露出した状態となり、吸着ノズル25aにより吸着される。コネクタ35の両脇には、取付方向に突出する2本の位置決めピン34を有する。レール部材37は、フィーダ30の下端に設けられ、取付方向に延びている。供給制御装置39は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、テープ送り機構33(送りモータ)に駆動信号を出力する。また、供給制御装置39は、コネクタ35を介してフィーダ30の取付先の制御部(実装制御装置29や管理装置80など)と通信可能となっている。
フィーダ台40には、X軸方向に並ぶように複数のフィーダ30が取り付けられる。フィーダ台40は、図5に示すように、側面視がL字状の台であり、スロット42と、2つの位置決め穴44と、コネクタ45と、を備える。スロット42には、フィーダ30のレール部材37が挿入される。2つの位置決め穴44には、フィーダ30の2本の位置決めピン34が挿入され、フィーダ30がフィーダ台40に位置決めされる。コネクタ45は、2つの位置決め穴44の間に設けられ、フィーダ30のコネクタ35と接続される。
第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bの各部品実装機20は、第1生産ライン10Aと第2生産ライン10Bとで互いの部品実装機20のフィーダ台40が向かい合うように配置されている。第1生産ライン10Aに配置される第1ローダ50Aと第2生産ライン10Bに配置される第2ローダ50Bは、図1に示すように、互いにすれ違いが可能な間隔dをおいてラインに沿って移動する。間隔dをできる限り狭めることで、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bを含む生産システム1を工場内にコンパクトに収めることができる。
ローダ50(第1ローダ50A,第2ローダ50B)は、図2に示すように、複数の部品実装機20の前面およびフィーダ保管庫60の前面に基板の搬送方向(X軸方向)に対して平行に設けられたガイドレール16に支持されている。このローダ50は、生産システム1が設置される工場の床面Fから浮かされた状態でガイドレール16に支持される。ローダ50は、対応する生産ライン10(ガイドレール16)に沿って移動することで、各部品実装機20に対して必要なフィーダ30を補給したり各部品実装機20から使用済みのフィーダ30を回収したりする。
ローダ50は、図6に示すように、ローダ移動装置51と、フィーダ移載装置53と、位置センサ57と、監視センサ58と、ローダ制御装置59(図7参照)と、を備える。ローダ移動装置51は、ガイドレール16に沿ってローダ50を移動させるものである。このローダ移動装置51は、ローダ50を移動させるための駆動用ベルトを駆動するモータ52aと、ガイドレール16上を転動するガイドローラ52bと、を備える。フィーダ移載装置53は、フィーダ30をローダ50と部品実装機20やフィーダ保管庫60との間で移載するものである。このフィーダ移載装置53は、フィーダ30をクランプするクランプ機構54と、クランプ機構54をY軸方向(前後方向)に往復動させるクランプ移動装置55と、を備える。位置センサ57は、ローダ50の左右方向(X軸方向)の移動位置を検出するエンコーダである。
監視センサ58は、本実施形態では、センサ部として投光部58aと受光部58bとを有するレーザスキャナとして構成される。この監視センサ58は、投光部58aからレーザ光を照射すると共に、障害物からの反射光を受光部58bが受光することにより、障害物を検知する。
また、監視センサ58は、ローダ50の進行方向(左方向および右方向)における前方および側方の所定範囲(図1および図2中、灰色で塗りつぶされた範囲)を検知エリアとするように、基板Sの搬送方向における両端にそれぞれ設置されている。また、監視センサ58は、ローダ50の下部に、投光部58aおよび受光部58bの光軸が斜め下向きとなるように設置されている。これにより、監視センサ58は、床面Fから所定高さまでを検知エリアとし、障害物として、主に人(作業者)の足元を検知できるようになっている。上述したように、ローダ50は、床面Fから浮かされた状態でガイドレール16に支持されている。このため、監視センサ58は、当該監視センサ58が設けられる自身のローダ50の周囲にいる人(足元)を検知する一方(図8A参照)、自身のローダ50が相手方のローダ50とすれ違う際には相手方のローダ50を検知しないようになっている(図8B参照)。すなわち、第1ローダ50Aの監視センサ58は、第1ローダ50Aが第2ローダ50Bとすれ違う際に、第2ローダ50Bを障害物として検知することはない。同様に、第2ローダ50Bの監視センサ58は、第2ローダ50Bが第1ローダ50Aとすれ違う際に、第1ローダ50Aを障害物として検知することはない。
ローダ制御装置59は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、位置センサ57や監視センサ58から検知信号を入力し、ローダ移動装置51やフィーダ移載装置53に駆動信号を出力する。フィーダ30を交換する場合、ローダ制御装置59は、交換すべきフィーダ30を保有する部品実装機20と向かい合う位置を目標位置としてローダ50が移動するようローダ移動装置51を制御する。ローダ50が目標位置に到着すると、ローダ制御装置59は、部品実装機20のフィーダ台40に装着されている使用済みのフィーダ30をクランプ機構54でクランプすると共に手前に引き込んでローダ50内に回収するようフィーダ移載装置53を制御する。そして、ローダ制御装置59は、ローダ50内の新たなフィーダ30をクランプ機構54でクランプすると共に後方に送り出して部品実装機20のフィーダ台40に装着するようフィーダ移載装置53を制御する。
ローダ制御装置59は、ローダ50の走行中に監視センサ58により障害物が検知されると、障害物が検知されなくなるまで、走行が停止されるようローダ移動装置51を制御する。上述したように、監視センサ58は、当該監視センサ58が設けられる自身のローダ50が相手方のローダ50とすれ違う際に相手方のローダ50を検知することがないため、相手方のローダ50によって走行が妨げられることはない。
フィーダ保管庫60は、複数のフィーダ30を収容するために、部品実装機20に設けられるフィーダ台40と同じ構成のフィーダ台40が、部品実装機20のフィーダ台40と同じ高さに設けられている。このため、ローダ50は、フィーダ保管庫60と向かい合う位置において、部品実装機20のフィーダ台40に対してフィーダ30を着脱するのと同じ動作で、フィーダ保管庫60のフィーダ台40に対してフィーダ30を着脱することができる。
AGV70は、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bの各フィーダ保管庫60と多数のフィーダ30を保管する倉庫(図示せず)との間を移動しながら、各フィーダ保管庫60に生産に必要な部品を搭載したフィーダ30を補給したり、フィーダ保管庫60から使用済みのフィーダ30を回収したりする。AGV70は、図7に示すように、AGV移動装置71と、フィーダ移載装置73と、位置センサ77と、監視センサ78と、AGV制御装置79と、を備える。AGV移動装置71は、予め定められた走行ルートに沿ってAGV70を走行させるものであり、走行用のモータや操舵装置を備える。フィーダ移載装置73は、上述したローダ50のフィーダ移載装置53と同様に、フィーダ30を各生産ライン10のフィーダ保管庫60に移載するものである。位置センサ77は、AGV70の走行位置を検出するものである。監視センサ78は、上述したローダ50の監視センサ58と同様に、例えば、センサ部として投光部78aと受光部78bとを含むレーザスキャナにより進行方向における障害物の有無を監視する。
AGV制御装置79は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、位置センサ77や監視センサ78から検知信号を入力し、AGV移動装置71(モータ)やフィーダ移載装置73に駆動信号を出力する。AGV制御装置79は、予め定められた走行ルートに沿ってフィーダ保管庫60と向かい合う位置を目標位置としてAGV70が移動するようAGV移動装置71を制御する。AGV70が目標位置に到着すると、AGV制御装置79は、フィーダ保管庫60のフィーダ台40から使用済みのフィーダ30を回収すると共に新たなフィーダ30をフィーダ保管庫60のフィーダ台40に装着するようフィーダ移載装置73を制御する。なお、AGV制御装置79は、AGV70の走行中に監視センサ78により障害物が検知されると、障害物が検知されなくなるまで、走行を停止する。
管理装置80は、汎用のコンピュータであり、図7に示すように、CPU81と、ROM82と、HDD83(記憶装置)と、RAM84と、を備える。管理装置80には、キーボードやマウスなどの入力デバイス85と、ディスプレイ86と、が電気的に接続される。HDD83には、生産スケジュールの他、生産に必要な各種情報として、フィーダ保有情報や、ジョブ情報、ステータス情報などが記憶されている。これらの情報は、生産ライン10ごとに管理されている。ここで、生産スケジュールは、各部品実装機20において、どの基板Sにどの部品をどの順番で実装するか、また、そのように実装した基板S(製品)を何枚作製するかなどを定めたスケジュールである。また、フィーダ保有情報は、各部品実装機20やフィーダ保管庫60が保有するフィーダ30に関する情報である。このフィーダ保有情報には、例えば、フィーダ30が装着されているフィーダ台40のスロット番号やフィーダID、フィーダ30が有する部品の種類(部品種)、部品サイズ、部品残数などが含まれる。ジョブ情報は、各部品実装機20に対する実装指示に関する情報である。このジョブ情報には、吸着ノズル25aの種類や実装する部品の種類およびサイズ、実装位置などが含まれる。ステータス情報は、各部品実装機20の動作状況を示す情報である。このステータス情報には、生産中や、異常発生中などが含まれる。
管理装置80は、実装制御装置29と有線により通信可能に接続され、各生産ライン10の各部品実装機20と各種情報のやり取りを行なう。管理装置80は、各部品実装機20から動作状況を受信してステータス情報を最新の情報に更新する。また、管理装置80は、各部品実装機20のフィーダ台40に取り付けられたフィーダ30の供給制御装置39と実装制御装置29を介して通信可能に接続される。管理装置80は、フィーダ30が部品実装機20から取り外されたり、新たなフィーダ30が部品実装機20に取り付けられたりしたときに、対応する部品実装機20から着脱状況を受信してフィーダ保有情報を最新の情報に更新する。さらに、管理装置80は、ローダ制御装置59と無線により通信可能に接続され、ローダ50と各種情報のやり取りを行なう。また、管理装置80は、AGV制御装置79と無線により通信可能に接続され、AGV70と各種情報のやり取りを行なう。また、管理装置80は、この他、印刷装置12や印刷検査装置14、実装検査装置の各制御装置とも通信可能に接続され、対応する機器からの各種情報のやり取りも行なう。
次に、こうして構成された生産システム1の動作について説明する。図9は、管理装置80のCPU81により実行される生産処理の一例を示すフローチャートである。
生産処理が実行されると、管理装置80のCPU81は、まず、生産スケジュールに従って製品の生産が開始されるよう第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bに対して生産指令を送信する(S100)。生産が開始されると、CPU81は、各部品実装機20から生産状況を取得して各フィーダ30の部品残数を更新し、部品残数が残り少なく部品切れが予測される場合に、対応するローダ50にフィーダ30の交換を指示する交換指令を送信する。ローダ50は、交換指令を受信すると、交換すべきフィーダ30を保有する部品実装機20に向かい合う位置まで移動(走行)してフィーダ30の交換を行なう。
次に、CPU81は、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bにおいてそれぞれ予定数の製品の生産が完了したか否かを判定する(S110)。CPU81は、予定数の生産が完了したと判定すると、生産を停止させ(S120)、第1生産ライン10Aの第1ローダ50Aを第1位置まで移動させてから停止させる(S130)。この処理は、CPU81が第1ローダ50Aのローダ制御装置59へ目標停止位置(第1位置)を含む停止指令を送信し、停止指令を受信したローダ制御装置59が目標停止位置で第1ローダ50Aを停止するようローダ移動装置51を制御することにより行なわれる。続いて、CPU81は、第2生産ライン10Bの第2ローダ50Bを第1位置からラインの方向(基板搬送方向)に所定距離(後述する閾値Lref)以上離れた第2位置まで移動させてから停止させて(S140)、生産処理を終了する。この処理は、CPU81が第2ローダ50Bのローダ制御装置59へ目標停止位置(第2位置)を含む停止指令を送信し、停止指令を受信したローダ制御装置59が目標停止位置で第2ローダ50Bを停止するようローダ移動装置51を制御することにより行なわれる。図10は、第1生産ラインおよび第2生産ラインの2台のローダが通路を塞いでいる様子を示す説明図である。図11は、予定数の生産が完了したときに第1生産ラインおよび第2生産ラインの各ローダが停止する停止位置の一例を示す説明図である。図10に示すように、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bのすれ違いの間隔dが狭い場合、ラインの方向(基板搬送方向)に第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bの停止位置が重なると、ライン間の通路は、当該第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bによって塞がれてしまう。この場合、作業者は、ライン間を通り抜けることができない。これに対して、本実施形態では、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bのそれぞれの予定数の生産が完了すると、図11に示すように、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、ラインの方向(基板搬送方向)に所定距離以上離れた第1位置および第2位置にそれぞれ停止する。これにより、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bを停止した後に、作業者がライン間を通るための通路を確保することができる。
CPU81は、S110において、予定数の生産が完了していないと判定すると、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bのいずれかの部品実装機20に異常が発生していないかを判定する(S150)。この判定は、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bの各部品実装機20からステータス情報を取得することにより行なわれる。CPU81は、いずれかの部品実装機20に異常が発生していると判定すると、生産を停止させる(S160)。なお、生産の停止は、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bのうち異常が発生した部品実装機20が含まれる生産ラインのみ行なわれる。そして、CPU81は、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bのそれぞれの現在位置を取得する(S170)。この処理は、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bの各位置センサ57により検出されたものをローダ制御装置59から通信により取得することにより行なわれる。続いて、CPU81は、異常が発生した部品実装機20の付近に第1ローダ50Aが位置しているか否かを判定する(S180)。CPU81は、異常が発生した部品実装機20の付近に第1ローダ50Aが位置していないと判定すると、当該第1ローダ50Aをその場で停止させる(S190)。この処理は、CPU81が第1ローダ50Aの現在位置を目標停止位置に設定して第1ローダ50Aのローダ制御装置59へ目標停止位置を含む停止指令を送信し、停止指令を受信したローダ制御装置59が目標停止位置で第1ローダ50Aを停止するようローダ移動装置51を制御することにより行なわれる。一方、CPU81は、異常が発生した部品実装機20の付近に第1ローダ50Aが位置していると判定すると、異常が発生した部品実装機20の付近を避けた位置まで第1ローダ50Aを移動させてから停止させる(S200)。この処理は、異常が発生した部品実装機20の位置から所定距離離れた位置を目標停止位置に設定して当該目標停止位置を含む停止指令を第1ローダ50Aのローダ制御装置59に送信し、停止指令を受信したローダ制御装置59が目標停止位置で第1ローダ50Aを停止するようローダ移動装置51を制御することにより行なわれる。
続いて、CPU81は、S190またはS200において第1ローダ50Aを停止させた停止位置から第2ローダ50Bまでのライン方向における距離Lを算出し(S210)、算出した距離Lが閾値Lref未満であるか否かを判定する(S220)。ここで、閾値Lrefは、第1ローダ50Aと第2ローダ50Bとの間を作業者が通ることのできる最小隙間に定められる。CPU81は、距離Lが閾値Lref以上であると判定すると、更に、異常が発生した部品実装機20の付近に第2ローダ50Bが位置しているか否かを判定する(S230)。CPU81は、異常が発生した部品実装機20の付近に第2ローダ50Bが位置していないと判定すると、第2ローダ50Bをその場で停止させて(S240)、生産処理を終了する。この処理は、CPU81が第2ローダ50Bの現在位置を目標停止位置に設定して第2ローダ50Bのローダ制御装置59へ目標停止位置を含む停止指令を送信し、停止指令を受信したローダ制御装置59が目標停止位置で第2ローダ50Bを停止するようローダ移動装置51を制御することにより行なわれる。CPU81は、S200において距離Lが閾値Lref未満であると判定したり、距離Lが閾値Lref以上であってもS210において異常が発生した部品実装機20の付近に第2ローダ50Bが位置していると判定すると、第1ローダ50Aの停止位置から閾値Lref以上離れ、且つ、異常が発生した部品実装機20の付近を避けた位置まで第2ローダ50Bを移動させてから停止させて(S250)、生産処理を終了する。この処理は、第1ローダ50Aの停止位置と異常が発生した部品実装機20の位置とに基づいて目標停止位置を設定して当該目標停止位置を含む停止指令を第2ローダ50Bのローダ制御装置59に送信し、停止指令を受信したローダ制御装置59が目標停止位置で第2ローダ50Bを停止するようローダ移動装置51を制御することにより行なわれる。図12は、生産システムのいずれかの部品実装機に異常が発生したときに第1生産ラインおよび第2生産ラインの各ローダが停止する停止位置を示す説明図である。第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bのいずれかの部品実装機20に異常が発生した場合、図12に示すように、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、互いにライン方向に閾値Lref以上離れるのに加えて、異常が発生した部品実装機20の付近を避けた位置に停止する。これにより、作業者は、ライン間を通って異常が発生した部品実装機20の正面まで出向き、その部品実装機20の状態を確認したり、必要な作業を行なったりすることが可能となる。
CPU81は、S140において、いずれの部品実装機20にも異常が発生していないと判定すると、更に、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bのライン間にAGV70が進入するか否かを判定する(S260)。この処理は、生産スケジュールに基づいて判定したり、予め定められたAGV70の運行時間に基づいて判定したりすることができる。CPU81は、AGV70が進入すると判定すると、当該AGV70の走行ルートを避けた位置に第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bを移動させてから停止させて(S270)、S110に戻る。この処理は、CPU81がAGV70の走行ルートに基づいて目標停止位置に設定して第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bの各ローダ制御装置59を目標停止位置を含む停止指令を送信し、停止指令を受信したローダ制御装置59が目標停止位置で対応するローダ50を停止するようローダ移動装置51を制御することにより行なわれる。図13は、AGVが進入するときに第1生産ラインおよび第2生産ラインの各ローダが停止する停止位置の一例を示す説明図である。図示するように、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、AGV70がライン間に進入する際には、AGV70の走行ルート(図13中、太線矢印参照)を塞がない位置で停止する。これにより、AGV70は、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bの各フィーダ保管庫60に対して必要なフィーダ30の回収や補充をスムーズに行なうことが可能である。なお、CPU81は、AGV70によるフィーダ30の回収や補充が完了して生産ライン10の外へ出ると、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bの走行を再開させる。
ここで、第1実施形態の主要な要素と請求の範囲の欄に記載した主要な要素との対応関係について説明する。即ち、第1実施形態の第1生産ライン10Aが本開示の第1生産ラインに相当し、第2生産ライン10Bが第2生産ラインに相当し、フィーダ台40が着脱部に相当し、第1ローダ50Aが第1フィーダ交換装置に相当し、第2ローダ50Bが第2フィーダ交換装置に相当する。また、AGV70が自動搬送装置に相当する。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、第1実施形態では、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、いずれかの部品実装機20に異常が発生したときに、互いにライン方向に所定距離以上離れた位置で停止するものとした。しかし、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、これに代えて或いはこれに加えて、所定の操作がなされたときに、互いにライン方向に所定距離以上離れた位置で停止するものとしてもよい。図14は、変形例の生産処理を示すフローチャートである。なお、図14の処理のうち図9と同一の処理については同一のステップ番号を付し、その説明は省略する。変形例の生産処理では、管理装置80のCPU81は、S110において予定数の生産が完了していないと判定すると、ローダ50の停止を要求する停止要求操作が操作者によってなれたか否かを判定する(S300)。この処理は、例えば、入力デバイス85により停止要求操作がなされたか否かを判定することにより行なわれる。CPU81は、停止要求操作がなされていないと判定すると、S110に戻る。一方、CPU81は、停止要求操作がなされたと判定すると、第1ローダ50Aをその場で停止させ(S310)、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bの現在位置を取得する(S320)。続いて、CPU81は、第1ローダ50Aの停止位置から第2ローダ50Bまでの距離Lを算出し(S320)、算出した距離Lが閾値Lref未満であるか否かを判定する(S340)。CPU81は、距離Lが閾値Lref以上であると判定すると、第2ローダ50Bをその場で停止させて(S350)、S110に戻る。一方、CPU81は、距離Lが閾値Lref未満であると判定すると、第1ローダ50Aの停止位置からラインの方向に閾値Lref以上離れた位置に第2ローダ50Bを移動させてから停止させて(S360)、S110に戻る。なお、第1ローダ50Aの制御や第2ローダ50Bの停止制御については上述した。これにより、作業者は、任意のタイミングで、ライン間の通路を確保した上で第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bを停止させることができる。
また、第1実施形態では、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、AGV70がライン間に進入するときに、互いにライン方向に所定距離以上離れた位置で停止するものとした。しかし、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、AGV70の進入とは無関係に予め指定された時間帯に、互いにライン方向に所定距離以上離れた位置で停止してもよい。これにより、作業者は、指定した時間帯にライン間を通って必要な作業を行なうことができる。
また、第1実施形態では、管理装置80(CPU81)は、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bを停止するときには、両ローダ50A,50Bから現在位置を取得すると共に両ローダ50A,50Bが互いに所定距離以上離れた位置に停止するように目標停止位置を設定して目標停止位置を含む停止指令を両ローダ50A,50Bのローダ制御装置59に送信するものとした。しかし、両ローダ50A,50Bのローダ制御装置59が、互いに通信して相手方のローダの現在位置を把握することにより、両ローダ50A,50Bが所定距離以上離れた位置に停止するように自身で目標停止位置を設定して制御するものとしてもよい。
図15は、第2実施形態の生産システムの概略構成図である。第2実施形態の生産システム101は、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bの両端にそれぞれ設けられライン間への人の侵入を防止するための開閉可能なフェンス102と、フェンス102を閉鎖状態でロックするロック装置103と、を備える。ロック装置103は、管理装置80のCPU81により制御される。図16は、第2実施形態の生産処理を示すフローチャートである。ここで、図16の生産処理は、S300に代えてS400が実行されると共にS350,S360の後にS410の処理が実行される点が図14の生産処理と異なる。第2実施形態では、管理装置80のCPU81は、S110で予定数の生産が完了していないと判定すると、フェンス102のロック解除の要求がなされているか否かを判定する(S400)。CPU81は、ロック解除の要求がなされていないと判定すると、S110に戻る。一方、CPU81は、ロック解除の要求がなされていると判定すると、図14の生産処理のS310~S360と同様に、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bを互いに所定距離(閾値Lref)以上離れた位置で停止させる。そして、CPU81は、フェンス102のロックが解除されるようにロック装置103を制御して(S410)、S110に戻る。これにより、第2実施形態の生産システム101は、通常時には、ロック装置103によりフェンス102を閉鎖状態でロックすることでライン間への人の侵入を防止することができる。また、生産システム101は、ロック解除の要求があったときには、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bを互いに所定距離以上離れた位置で停止させた後に、フェンス102のロックを解除することで、ライン間に人が通ることができる通路を確保することができる。CPU81は、人がライン間から退出して、フェンス102が閉鎖されると共にそのロックが要求されると、フェンス102がロックされるようロック装置103を制御した後、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bの走行を再開する。なお、第2実施形態では、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bは、監視センサ58を備えないものとしてもよい。
図17は、第3実施形態の生産システムの概略構成図である。図示するように、第3実施形態の生産システム201は、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bの両端に、ライン間への人(作業者)の侵入を検知するための侵入検知センサ202を備える。侵入検知センサ202は、例えば、第1生産ライン10Aおよび第2生産ライン10Bのうち一方の生産ラインの端部に設けられた発光部202aと、発光部202aと向かい合うように他方の生産ラインの端部に設けられた受光部202bと、を備える透過型の光学センサとして構成される。生産システム201の管理装置80には、侵入検知センサ202からの検知信号が入力される。図18は、第3実施形態の生産処理を示すフローチャートである。ここで、図18の生産処理は、S300に代えてS500が実行される点が図14の生産処理と異なる。第3実施形態では、管理装置80のCPU81は、S110で予定数の生産が完了していないと判定すると、侵入検知センサ202により人の侵入が検知されたか否かを判定する(S500)。CPU81は、人の侵入が検知されていないと判定すると、S110に戻る。一方、CPU81は、人の侵入が検知されたと判定すると、図14の生産処理のS310~S360と同様に、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bを互いに所定距離(閾値Lref)以上離れた位置で停止させて、S110に戻る。これにより、ライン間を人が通り抜けることができる通路を確保することができる。CPU81は、侵入検知センサ202によりライン間への人の侵入が検知された後、侵入検知センサ202によりライン間から人が退出したことが検知されると、第1ローダ50Aおよび第2ローダ50Bの走行を再開する。
以上説明したように、本開示の生産システムは、板搬送方向に整列すると共にフィーダが着脱される着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第1生産ラインと、前記第1生産ラインと並行して整列すると共に前記第1生産ラインの前記着脱部と向かい合うように着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第2生産ラインと、を備える生産システムであって、前記第1生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第1生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第1フィーダ交換装置と、前記第1フィーダ交換装置とすれ違い可能な間隔をおいて前記第2生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第2生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第2フィーダ交換装置と、を有し、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、生産が停止される際には、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止することを要旨とする。
この本開示の生産システムは、互いに並行に並ぶ第1生産ラインおよび第2生産ラインと、互いにすれ違い可能な間隔をおいて各生産ラインにそれぞれ設けられた第1フィーダ交換装置および第2フィーダ交換装置と、を備える。第1フィーダ交換装置および第2フィーダ交換装置は、生産が停止される際には、互いに基板搬送方向(生産ラインの延出方向)に所定距離以上の間隔をおいて停止する。これにより、生産ライン間の間隔を狭めるものとしても、生産を停止する際に生産ライン間において人が通り抜けられるスペースを確保することができる生産システムとすることができる。
こうした本開示の生産システムにおいて、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、予定数の生産が完了したことにより生産が停止される際には、それぞれ予め定められた停止位置まで移動して停止し、前記第1フィーダ交換装置の停止位置と前記第2フィーダ交換装置の停止位置とは、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間した位置に定められてもよい。こうすれば、生産ラインを停止した後に、人がライン間を通るための通路を確保することができる。
また、本開示の生産システムにおいて、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、所定の異常が発生したことにより生産が停止される際には、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間していれば、停止し、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間していなければ、前記所定距離以上離間した位置へ移動してから停止するものとしてもよい。こうすれば、異常が発生した際に、作業者がライン間を通るための通路を確保しつつ各フィーダ交換装置を早期に停止させることができる。
この場合、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記第1生産ラインおよび前記第2生産ラインを構成する部品実装機のうちいずれかに異常が生じたことにより生産が停止される際には、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間し、且つ、異常が生じた部品実装機の付近を避けた位置に停止するものとしてもよい。こうすれば、いずれかの部品実装機に異常が発生した際に、作業者が、その部品実装機に出向いて異常の確認や必要な作業を行なうための作業スペースを確保することができる。
また、本開示の生産システムにおいて、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、所定の操作により停止の指示がなされた際に、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止するものとしてもよい。こうすれば、作業者は、任意のタイミングで、ライン間の通路を確保した上で第1フィーダ交換装置および第2フィーダ交換装置を停止させることができる。
さらに、本開示の生産システムにおいて、予め定められた時間帯またはスケジュールで予め定められた走行ルートに沿って前記第1生産ラインおよび前記第2生産ラインに対してフィーダを搬入出する自動搬送装置を有し、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記第1生産ラインおよび前記第2生産ラインに前記自動搬送装置がフィーダを搬入出するタイミングにおいて、前記走行ルート上を避けた位置で停止するものとしてもよい。こうすれば、自動搬送装置によるフィーダの回収や補充をスムーズに行なうことができる。
本開示の第2の生産システムは、基板搬送方向に整列すると共にフィーダが着脱される着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第1生産ラインと、前記第1生産ラインと並行して整列すると共に前記第1生産ラインの前記着脱部と向かい合うように着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第2生産ラインと、を備える生産システムであって、前記第1生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第1生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第1フィーダ交換装置と、前記第1フィーダ交換装置とすれ違い可能な間隔をおいて前記第2生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第2生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第2フィーダ交換装置と、前記第1生産ラインと前記第2生産ラインとに囲まれる領域への人の侵入を防止するための開閉可能なフェンスと、前記フェンスを閉鎖状態でロックするロック装置と、を有し、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記ロック装置のロックの解除が要求された際には、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止し、前記ロック装置は、ロックの解除が要求された際には、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置が停止した後にロックを解除することを要旨とする。
本開示の第3の生産システムは、基板搬送方向に整列すると共にフィーダが着脱される着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第1生産ラインと、前記第1生産ラインと並行して整列すると共に前記第1生産ラインの前記着脱部と向かい合うように着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第2生産ラインと、を備える生産システムであって、前記第1生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第1生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第1フィーダ交換装置と、前記第1フィーダ交換装置とすれ違い可能な間隔をおいて前記第2生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第2生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第2フィーダ交換装置と、前記第1生産ラインと前記第2生産ラインとに囲まれる領域への人の侵入を検知する侵入検知センサと、を有し、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記侵入検知センサにより人の侵入が検知された際には、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止することを要旨とする。
本開示は、生産システムの製造産業などに利用可能である。
1,101,201 生産システム、10 生産ライン、10A 第1生産ライン、10B 第2生産ライン、12 印刷装置、14 印刷検査装置、16 ガイドレール、20 部品実装機、21 実装機本体、21a 筐体、21b 基台、22 基板搬送装置、23 ヘッド移動装置、24 スライダ、25 実装ヘッド、25a 吸着ノズル、26 マークカメラ、28 パーツカメラ、29 実装制御装置、30 フィーダ、31 テープ、32 テープリール、33 テープ送り機構、34 位置決めピン、35 コネクタ、37 レール部材、39 供給制御装置、40 フィーダ台、42 スロット、44 位置決め穴、45 コネクタ、50 ローダ、50A 第1ローダ、50B 第2ローダ、51 ローダ移動装置、52a モータ、52b ガイドローラ、53 フィーダ移載装置、54 クランプ機構、55 クランプ移動装置、57 位置センサ、58 監視センサ、58a 投光部、58b 受光部、59 ローダ制御装置、60 フィーダ保管庫、70 AGV、71 AGV移動装置、73 フィーダ移載装置、77 位置センサ、78 監視センサ、78a 投光部、78b 受光部、79 AGV制御装置、80 管理装置、81 CPU、82 ROM、83 HDD、84 RAM、85 入力デバイス、86 ディスプレイ、102 フェンス、103 ロック装置、202 侵入検知センサ、202a 発光部、202b 受光部、S 基板。

Claims (8)

  1. 基板搬送方向に整列すると共にフィーダが着脱される着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第1生産ラインと、
    前記第1生産ラインと並行して整列すると共に前記第1生産ラインの前記着脱部と向かい合うように着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第2生産ラインと、
    を備える生産システムであって、
    前記第1生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第1生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第1フィーダ交換装置と、
    前記第1フィーダ交換装置とすれ違い可能な間隔をおいて前記第2生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第2生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第2フィーダ交換装置と、
    を有し、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、生産が停止される際には、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止する、
    生産システム。
  2. 請求項1に記載の生産システムであって、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、予定数の生産が完了したことにより生産が停止される際には、それぞれ予め定められた停止位置まで移動して停止し、
    前記第1フィーダ交換装置の停止位置と前記第2フィーダ交換装置の停止位置とは、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間した位置に定められている、
    生産システム。
  3. 請求項1または2に記載の生産システムであって、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、所定の異常が発生したことにより生産が停止される際には、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間していれば、停止し、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間していなければ、前記所定距離以上離間した位置へ移動してから停止する、
    生産システム。
  4. 請求項3に記載の生産システムであって、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記第1生産ラインおよび前記第2生産ラインを構成する部品実装機のうちいずれかに異常が生じたことにより生産が停止される際には、互いに前記基板搬送方向に前記所定距離以上離間し、且つ、異常が生じた部品実装機の付近を避けた位置に停止する、
    生産システム。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の生産システムであって、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、所定の操作により停止の指示がなされた際に、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止する、
    生産システム。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項に記載の生産システムであって、
    予め定められた時間帯またはスケジュールで予め定められた走行ルートに沿って前記第1生産ラインおよび前記第2生産ラインに対してフィーダを搬入出する自動搬送装置を有し、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記第1生産ラインおよび前記第2生産ラインに前記自動搬送装置がフィーダを搬入出するタイミングにおいて、前記走行ルート上を避けた位置で停止する、
    生産システム。
  7. 基板搬送方向に整列すると共にフィーダが着脱される着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第1生産ラインと、
    前記第1生産ラインと並行して整列すると共に前記第1生産ラインの前記着脱部と向かい合うように着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第2生産ラインと、
    を備える生産システムであって、
    前記第1生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第1生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第1フィーダ交換装置と、
    前記第1フィーダ交換装置とすれ違い可能な間隔をおいて前記第2生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第2生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第2フィーダ交換装置と、
    前記第1生産ラインと前記第2生産ラインとに囲まれる領域への人の侵入を防止するための開閉可能なフェンスと、
    前記フェンスを閉鎖状態でロックするロック装置と、
    を有し、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記ロック装置のロックの解除が要求された際には、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止し、
    前記ロック装置は、ロックの解除が要求された際には、前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置が停止した後にロックを解除する、
    生産システム。
  8. 基板搬送方向に整列すると共にフィーダが着脱される着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第1生産ラインと、
    前記第1生産ラインと並行して整列すると共に前記第1生産ラインの前記着脱部と向かい合うように着脱部が設けられ該着脱部に装着されているフィーダから供給される部品を基板に実装する複数の部品実装機を含む第2生産ラインと、
    を備える生産システムであって、
    前記第1生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第1生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第1フィーダ交換装置と、
    前記第1フィーダ交換装置とすれ違い可能な間隔をおいて前記第2生産ラインの各部品実装機の整列方向に沿って移動すると共に該第2生産ラインの各部品実装機の着脱部に対してフィーダを着脱することによりフィーダの交換を行なう第2フィーダ交換装置と、
    前記第1生産ラインと前記第2生産ラインとに囲まれる領域への人の侵入を検知する侵入検知センサと、
    を有し、
    前記第1フィーダ交換装置および前記第2フィーダ交換装置は、前記侵入検知センサにより人の侵入が検知された際には、互いに前記基板搬送方向に所定距離以上の間隔をおいて停止する、
    生産システム。
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