JP2017007074A - 搬送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送車に不具合が生じた場合であっても欠品を生じることなく、部品の搬送を継続して行うことを可能にする。【解決手段】搬送システム1の搬送路5は、組立ライン3上を搬送されるワーク2A〜2Dに部品を供給すべく搬送車4A〜4Dを停止させる停止ゾーン9と、停止ゾーン9に停止中の搬送車を他の搬送車が追い越すための迂回路12とを含む。搬送システム1の制御装置6は、停止中の搬送車4Bによって部品が供給される第1のワーク2Bの直後に位置する第2のワーク2Cに係る車種を認識し、第2のワーク2Cに部品を供給するための搬送車4Cを停止中の搬送車4Bの直後に待機させるべく、第2のワーク2Cに係る車種に関係のない部品を搬送する搬送車4A、4B、4Dに、迂回路12を走行させることにより停止中の搬送車2Bを追い越させる。【選択図】図1
Description
本発明は、搬送路を走行する無人搬送車に部品を搬送させる搬送システムに関する。
近年、多くの生産ラインにおいて、仕様の異なるワークを連続的に流し、それぞれのワークごとにそのワークにあった作業を実施する、いわゆる多品種混流生産が行われている。代表的なものとしては、自動車の生産ラインを挙げることができ、一つのライン上で異なる車種に対して様々な加工が行われている。
例えば、組立ライン上に車種の異なる車体を搬送し、各車体に対して、その車種に応じた部品を組み付ける場合、無人搬送車(AGV:Auto Guided Vehicle)によって組立ラインに部品を供給する搬送システムが用いられる。
図4は、その一例として、異なる車種の車体102A〜102Dを搬送する組立ライン103に対し、各車種に対応する部品を供給可能な搬送システム101を示す。この搬送システム101は、部品を搬送する複数の搬送車104A〜104Dと、組立ライン103に並設されるとともに、搬送車104A〜104Dが循環走行するループ状の搬送路105とを備える。
組立ライン103上では、例えば4種の車種A〜Dに対応する車体102A〜102Dが順に搬送されている。組立ライン103には、組立作業ゾーン106が設定されており、この組立作業ゾーン106に位置する車体102Aに対して、部品の組付作業が行われる。搬送路105には、この組立作業ゾーン106に対応するように搬送車104A〜104Dを停止させる停止ゾーン107が設定されている。この例では、停止ゾーン107に停止した搬送車104Aに搭載される部品が組立作業ゾーン106にある車体102Aに組み付けられる状態を示している。
搬送路105には、空の搬送車に部品を供給するための部品供給ステーション108が並設されている。停止ゾーン107において部品が使用されて空となった搬送車104A〜104Dは、この部品供給ステーション108からの部品の供給を受け、この部品を搭載して、停止ゾーン107へと向かう。
搬送路105では、4台の搬送車104A〜104Dが走行している。各搬送車104A〜104Dは、組立ライン103上で搬送される車体102A〜102Dの車種A,B,C,Dに対して個別に1台ずつ割り当てられている。そして、組立ライン103における車種A〜Dの搬送順に対応するように、各搬送車104A〜104Dが順番に走行している。すなわち、組立ライン103上での車種A〜Dの搬送順に対応して、車種A用の搬送車104A、車種B用の搬送車104B、車種C用の搬送車104C、車種D用の搬送車104Dの順に、搬送路105上を循環走行している。
上記のような従来の搬送システムでは、組立ライン上で搬送される車体の車種順に対応するように、搬送路上での搬送車の走行順が決められている。この構成では、搬送路上の搬送車に故障等の不具合が生じた場合、各搬送車が異なる車種の部品を搭載しているため、他の搬送車を不具合が生じた搬送車の代用として使用することができない。したがって、組立ラインへの部品の供給が間に合わず、欠品状態となるおそれがあった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、搬送車に不具合が生じた場合であっても欠品を生じることなく、部品の搬送を継続して行うことが可能な搬送システムを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためのものであり、組立ライン上を搬送される車種の異なる複数のワークに対し、前記車種毎に必要とされる部品を個別に供給する複数の搬送車と、前記搬送車が循環走行する搬送路と、前記搬送車を制御する制御装置と、を備える搬送システムであって、前記搬送路は、前記組立ライン上を搬送される前記ワークに前記部品を供給すべく前記搬送車を停止させる停止ゾーンと、前記停止ゾーンに停止中の前記搬送車を他の搬送車が追い越すための迂回路と、を含み、前記制御装置は、停止中の前記搬送車によって前記部品が供給される第1のワークの直後に位置する第2のワークに係る車種を認識し、前記第2のワークに部品を供給するための搬送車を停止中の前記搬送車の直後の位置に待機させるべく、前記第2のワークに係る車種とは異なる車種の部品を搬送する搬送車に、前記迂回路を走行させることにより、停止中の前記搬送車を追い越させることを特徴とする。
かかる構成によれば、制御装置の制御により、組立ライン上で組付作業中の第1のワークの直後に位置する(次の)第2のワークの車種に関係しない搬送車を、迂回路を通過させることにより、停止ゾーンに停止して組付作業中の搬送車の直後に、第2のワークの車種に対応する部品を搭載した搬送車を待機させることができる。このように、優先順位の低い搬送車を、迂回路を通じて組付作業に使用中の搬送車を追い越させるようにすれば、この搬送車の直後に優先順位の高い搬送車を常時待機させることができる。
また、搬送路に迂回路を設けることによって、より多くの搬送車を、順不同で搬送路上で走行させることができる。したがって、各車種に対して複数台の搬送車を割り当てることが可能になる。これにより、走行中の搬送車に不具合が生じたとしても、その搬送車が担当する車種に対応できる別の搬送車が搬送路上を走行することになり、この搬送車を使用することにより、組立ラインに対して欠品を生じることなく、部品の搬送を継続して行うことが可能になる。この搬送車を停止ゾーンに送る場合には、前方を走行する他の搬送車に迂回路を走行させることにより、搬送路上で渋滞を招くことなく、組立ラインに対して迅速に部品を供給できる。
本発明によれば、搬送車に不具合が生じた場合であっても欠品を生じることなく、部品の搬送を継続して行うことが可能になる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。図1乃至図3は、本発明に係る搬送システムの一実施形態を示す。本実施形態では自動車の混流生産ラインに使用される搬送システムを例示する。
図1に示すように、搬送システム1は、車種の異なる複数のワークを搬送可能な組立ライン3に部品を供給するためのものである。本実施形態では、ワークとして自動車の車体2A〜2Dを例示するが、これに限定されるものではない。
搬送システム1は、組立ライン3上で搬送される車体2A〜2Dに対し、車種毎に必要とされる部品を個別に供給する複数の搬送車4A〜4Dと、各搬送車4A〜4Dが循環走行する搬送路5と、各搬送車4A〜4Dを制御する制御装置6と、を備える。
組立ライン3では、所定の搬送方向TDに沿って、複数の車体2A〜2Dが所定の間隔で搬送されている。組立ライン3には、組立作業ゾーン7が設定されており、車体2A〜2Dがこの組立作業ゾーン7に入ると、搬送車4A〜4Dによって搬送された部品がその車体2A〜2Dに組み付けられる。本実施形態では、4種の車種A,B,C,Dに係る車体2A〜2Dが組立ライン3上を搬送される場合を例示するが、車種の数はこれに限定されるものではない。
搬送車4A〜4Dは無人搬送車(AGV)により構成される。搬送車4A〜4Dは、コントローラ(制御部)を内蔵しており、このコントローラによって搬送路5を自動で走行するように制御される。その他として、搬送車4A〜4Dは、いずれも図示しないが、走行機構(モータ等を含む)、操舵機構、電源(バッテリ)、制御装置6との間で無線通信を行う送受信機、搬送路5上における位置を検出するための位置検出センサ等を備える。搬送車4A〜4Dは、コントローラの制御により、発進、停止、方向転換(進路変更)が可能であり、また、位置検出センサにより検出した搬送路5上の位置情報を、送受信機を介して制御装置6に送信できる。
各搬送車4A〜4Dは、組立ライン3上を搬送される車体2A〜2Dにおける4種の車種A〜Dのうち、1種のみに対応する部品を搭載する。すなわち、搬送車4Aは、車種Aに係る部品のみを搭載し、搬送車4Bは、車種Bに係る部品のみを搭載する。同様に、搬送車4Cは車種Cに係る部品のみ、搬送車4Dは車種Dに対応する部品のみを搭載する。また、本実施形態では、各車種A〜Dに対して複数の搬送車4A〜4Dが割り当てられる。具体的には、車種Aに対して2台の搬送車4Aが割り当てられ、他の車種B〜Dに対しても各搬送車4B、4C、4Dが2台ずつ割り当てられる。
搬送路5は、組立ライン3に並設されている。この搬送路5には、部品供給ステーション8が並設されている。この搬送路5は、ループ状(環状)に構成されており、搬送車4A〜4Dを平面視において時計回りの走行方向に循環走行させる。搬送路5のタイプとしては、レール式、磁気誘導式その他の各種のものが採用され得る。
搬送路5は、組立ライン3における組立作業ゾーン7の近傍位置で搬送車4A〜4Dを停止させるゾーン(以下「第1停止ゾーン」という)9と、第1停止ゾーン9に停止する搬送車(4A〜4D)よりも後方位置で、後続の搬送車(4A〜4D)を待機させるゾーン(以下「第2停止ゾーン」という)10と、部品供給ステーション8の近傍位置で搬送車4A〜4Dを停止させるゾーン(以下「第3停止ゾーン」という)11と、搬送車4A〜4Dに第1停止ゾーン9を迂回させるゾーン(以下「迂回路」という)12とを含む。
各停止ゾーン9〜11は、搬送路5におけるループ状の本路5a上に設定されている。 各搬送車4A〜4Dは、制御装置6からの停止信号を受信することで、各停止ゾーン9〜11にて停止する。第3停止ゾーン11では、部品を搭載していない空の搬送車4A〜4Dのみが停止する。部品を搭載している搬送車4A〜4Dは、制御装置6から停止信号を受けず、そのまま第3停止ゾーン11を通過する。
迂回路12は、搬送路5の本路5aに対する分岐点12a及び合流点12bを有する。分岐点12aは、第2停止ゾーン10の後方位置に設定されており、合流点12bは、第1停止ゾーン9の前方位置に設定されている。
なお、搬送路5には、この搬送路5上における搬送車4A〜4Dの位置を特定するために、複数のマーカ(図示せず)が所定の間隔で設置されている。このマーカは、搬送車4A〜4Dの位置検出センサによって検出され得る。搬送車4A〜4Dは、位置検出センサにより検出したマーカの位置情報を、コントローラおよび送受信機を介して、制御装置6に随時送信する。
制御装置6は、例えばCPU、ROM、RAM、HDD、モニタ、入力インターフェース等の各種ハードウェアを実装するコンピュータ(例えばPC)を含む。制御装置6は、CPUにより構成される演算処理部と、ROM、RAM、HDD等により構成される記憶部と、各搬送車4A〜4Dとの間で無線通信を行うための送受信機とを具備する。制御装置6は、組立ライン3上を搬送される車種A〜Dの順を記憶部に記憶するとともに、搬送される車種A〜Dに応じた指令(信号)を、演算処理部及び送受信機を介して各搬送車4A〜4Dに送信できる。制御装置6は、各搬送車4A〜4Dが対応する車種A〜Dを認識することができる。
以下、上記構成の搬送システム1による部品の搬送方法について説明する。
既述の如く、組立ライン3では、4種の異なる車種A〜Dに係る車体2A〜2Dが搬送されている。図1では、組立ライン3における組立作業ゾーン7に車種Bに係る車体2Bが到着し、この車体2Bに部品を供給すべく、搬送車4Bが第1停止ゾーン9に停止している状態を示す。また、図1では、この車種Bに係る車体2Bへの組付作業の前に、車種Aに係る車体2Aに対する部品の組付作業が行われており、組立ライン3における車体2Bの前方(下流側)に車体2Aが位置している。この車種Aの車体2Aに部品を供給し終えた搬送車4A(停止中の搬送車4Bの前側に位置する)は、空の状態であるため、再び部品を搭載すべく、部品供給ステーション8へと向かっている。搬送路5上では、その他複数の搬送車4A〜4Dが順不同で走行している。
図1に示すように、搬送路5上において、第1停止ゾーン9に停止中の搬送車4Bに後続するのは、車種Dに対応する搬送車4Dである。これに対し、組立ライン3上において、組立作業中の車種Bに係る車体2Bの直後(上流側)に位置するのは、車種Cに係る車体2Cである。この場合、搬送車4Dが搬送車4Bの次に第1停止ゾーン9に進入すると、次に組立作業ゾーン7に入る予定の車体2Cとの間で車種が一致せず、対応する部品を供給できない。
制御装置6は、このような事態を回避すべく、搬送車4Dに迂回路12を走行させる。制御装置6は、この搬送車4Dが第2停止ゾーン10の手前であって迂回路12の分岐点12aに到達する前に、この搬送車4Dに、迂回路12を走行するための信号(指令)を送信する。搬送車4Dは、この信号を受信すると、内蔵されているコントローラの制御により、操舵機構を駆動して、迂回路12へと進路を変更する。図2に示すように、迂回路12を走行する搬送車4Dは、第1停止ゾーン9に停止中の搬送車4Bを追い越して、合流点12bを介して迂回路12から搬送路5の本路5aへと移る。
図2に示すように、搬送車4Dが搬送路5を通過した後に、第1停止ゾーン9に停止中の搬送車4Bに後続するのは、車種Cに係る搬送車4Cとなり、組立作業中の車種Bに係る車体2Bの直後に位置する車体2Cの車種Cと一致する。制御装置6は、この搬送車4Cからの信号を受信してその位置を追跡しつつ、第2停止ゾーン10に到達した際にこの搬送車4Cに対して停止信号を送信する。これにより搬送車4Cは停止し、制御装置6から次の指示があるまで、組立作業中の搬送車4Bの直後の位置、すなわち、この第2停止ゾーン10で待機することになる(図3参照)。
一方、第1停止ゾーン9に停止中の搬送車4Bは、組立作業ゾーン7にある車種Bに係る車体2Bに対する作業終了後、制御装置6からの発進信号を受信し又は作業者による手動操作により、搬送路5上での走行を開始する。この搬送車4Bは、第3停止ゾーン11に到達すると、制御装置6による停止信号を受信して停止し、部品供給ステーション8から部品を受ける。部品を搭載した搬送車4Bは、制御装置6の発進信号により又は作業者による手動操作により、搬送路5上を循環走行することになる。
上記のように搬送車4Bが第1停止ゾーン9から脱出すると、制御装置6は、第2停止ゾーン10にて待機中の搬送車4Cに対して発進信号を送信する。この発進信号を受信すると、搬送車4Cは、直進して第1停止ゾーン9に至り、制御装置6からの停止信号を受けて停止する。組立作業ゾーン7には車種Cに係る車体2Cが到着し、搬送車4Cに搭載されている部品がこの車体2Cに組み付けられる。
このように、搬送システム1は、制御装置6の制御により、第1停止ゾーン9に停止している車体2B(第1のワーク)の直後に位置する車体2C(第2のワーク)の車種Cに関係しない搬送車4A、4B、4Dに、迂回路12を通過させる。これにより、第1停止ゾーン9に停止して組付作業中の搬送車4Bの直後(第2停止ゾーン10)に、車体2C(第2のワーク)の車種Cに対応する部品を搭載した搬送車4Cを待機させることができる。すなわち、搬送システム1は、優先順位の低い搬送車4A、4B、4Dを、迂回路12を通じて、第1停止ゾーン9に停止中の搬送車4Bを追い越させることにより、この搬送車4Bの直後に優先順位の高い搬送車4Cを待機させることができる。
また、搬送路5に迂回路12を設けることによって、多くの搬送車4A〜4Dを、順不同で搬送路5上で走行させることができる。したがって、各車種A〜Dに対して複数台(本実施形態では2台)の搬送車4A〜4Dを割り当てられるようになる。これにより、走行中の搬送車4A〜4Dに不具合が生じたとしても、その搬送車4A〜4Dが担当する車種A〜Dに対応できる別の搬送車4A〜4Dが搬送路5上を走行することになり、その搬送車4A〜4Dを使用することにより、組立ライン3に対して欠品を生じることなく、部品の搬送を継続して行うことが可能になる。また、この搬送車(4A〜4D)を第1停止ゾーン9に送る場合には、前方を走行する無関係の搬送車(4A〜4D)に迂回路12を走行させることにより、搬送路5上で渋滞を招くことなく、組立ライン3に対して迅速に部品を供給できるようになる。
なお、本発明に係る搬送システムは、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものでもない。本発明に係る搬送システムは、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、搬送路5に一つの迂回路12を設けた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、搬送路5は、第3停止ゾーン11を迂回する第2の迂回路を備えていてもよい。
上記の実施形態では、第2停止ゾーン10の後方位置に迂回路12の分岐点12aを設けていたが、これに限らず、分岐点12aを第1停止ゾーン9と第2停止ゾーン10の間に設定または追加設定してもよい。
上記の実施形態では、制御装置6が搬送車4A〜4Dを直接的に制御してその進路を変更させていたが、例えば、搬送路5に走行レールを採用する場合には、迂回路12の分岐点12aに進路を切り替える機構(切替機構)を設け、制御装置6の制御によってこの切替機構を駆動することにより、搬送車4A〜4Dの進路を変更してもよい。
1 搬送システム
2A 車体(ワーク)
2B 車体(ワーク)
2C 車体(ワーク)
2D 車体(ワーク)
3 組立ライン
4A 搬送車
4B 搬送車
4C 搬送車
4D 搬送車
5 搬送路
6 制御装置
9 第1停止ゾーン(停止ゾーン)
12 迂回路
2A 車体(ワーク)
2B 車体(ワーク)
2C 車体(ワーク)
2D 車体(ワーク)
3 組立ライン
4A 搬送車
4B 搬送車
4C 搬送車
4D 搬送車
5 搬送路
6 制御装置
9 第1停止ゾーン(停止ゾーン)
12 迂回路
Claims (1)
- 組立ライン上を搬送される車種の異なる複数のワークに対し、前記車種毎に必要とされる部品を個別に供給する複数の搬送車と、前記搬送車が循環走行する搬送路と、前記搬送車を制御する制御装置と、を備える搬送システムであって、
前記搬送路は、前記組立ライン上を搬送される前記ワークに前記部品を供給すべく前記搬送車を停止させる停止ゾーンと、前記停止ゾーンに停止中の前記搬送車を他の搬送車が追い越すための迂回路と、を含み、
前記制御装置は、停止中の前記搬送車によって前記部品が供給される第1のワークの直後に位置する第2のワークに係る車種を認識し、前記第2のワークに部品を供給するための搬送車を停止中の前記搬送車の直後の位置に待機させるべく、前記第2のワークに係る車種とは異なる車種の部品を搬送する搬送車に、前記迂回路を走行させることにより、停止中の前記搬送車を追い越させることを特徴とする搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128611A JP2017007074A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128611A JP2017007074A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 搬送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017007074A true JP2017007074A (ja) | 2017-01-12 |
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ID=57760471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015128611A Pending JP2017007074A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 搬送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017007074A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019534220A (ja) * | 2016-09-09 | 2019-11-28 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニーThe Procter & Gamble Company | 最終製品を製造するための軌道システム |
CN111746994A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-10-09 | 北京京东乾石科技有限公司 | Agv小车跟车方法与拣选系统 |
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-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015128611A patent/JP2017007074A/ja active Pending
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