JP2018049878A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本明細書は、一部が樹脂で作られており、劣化し難くかつ半導体素子に対する冷却性能の高い冷却器一体型の半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置2は、樹脂製の冷却器本体10の内部に複数の半導体モジュール13が配置されており、冷却器本体10の内部空間を液体冷媒が通るデバイスである。半導体モジュール13は、半導体素子を封止している樹脂パッケージ15と、樹脂パッケージ15の両側面に露出している放熱板19a、19bを備える。冷却器本体10(樹脂枠体10a)と、冷却器本体の内部空間に露出する樹脂パッケージ15の外周部15aが第1樹脂で作られており、一対の放熱板19a、19bの間で半導体チップ17a、17bを封止しており、外周部15aの内側で内部空間に露出していない内側部15bが第2樹脂で作られている。第1樹脂は第2樹脂よりも加水分解し難く、第2樹脂は第1樹脂よりも比熱が大きい。【選択図】図3

Description

本明細書は、樹脂製の筒状の冷却器本体の内部に複数の半導体モジュールが配置されており、冷却器本体の内部空間を液体冷媒が通る半導体装置を開示する。
上記した半導体装置が特許文献1、2に開示されている。いずれの半導体装置も、半導体モジュールは、半導体素子を封止している樹脂パッケージと、樹脂パッケージの両面に露出する一対の放熱板を備えている。複数の半導体モジュールは、冷却器本体の中で、隣り合う半導体モジュールの放熱板が対向するとともに両者の間に隙間を設けて冷却器本体の筒の軸線方向に並べられている。隣接する半導体モジュールの間の空間が冷媒流路(主流路)となる。夫々の半導体モジュールは、樹脂パッケージの冷却器本体の内周面を向く面の2か所が内周面と接合している。樹脂パッケージと冷却器本体の接合箇所の両側にも、冷却器本体の筒の軸線方向に冷媒が流れる冷媒流路(連結流路)が形成される。一つの半導体モジュールの側方に2か所の連結流路が形成される。冷却器本体の筒の軸線方向の一端に冷媒供給口と冷媒排出口が設けられており、冷媒流入口から導入される液体冷媒は、一方の連結流路を通じて全ての主流路へと分配される。主流路にて放熱板に接して半導体素子の熱を吸収した液体冷媒は、他方の連結流路を通じて冷媒排出口から排出される。そのような半導体装置は、複数の半導体モジュール(半導体素子)に対する冷却効率が高く、例えば、電気自動車の走行用モータを駆動するインバータに用いられる。
特開2012−033864号公報 特開2012−009569号公報
特許文献1の半導体装置は、半導体素子を封止する樹脂パッケージと液体冷媒の流路が共に樹脂で作られている。そのような樹脂は、半導体素子の熱を良く吸収するように比熱が大きいことが望ましい。一方、液体冷媒に接しても劣化し難いように加水分解し難い物質であることも望ましい。両方の性質を兼ね備える樹脂が最も望ましいが、そのような樹脂は高価である。本明細書が開示する技術は、一部が樹脂で作られており、劣化し難く、かつ、半導体素子に対する冷却性能の高い半導体装置を安価で提供する。
本明細書が開示する半導体装置は、樹脂製の筒状の冷却器本体の内部に複数の半導体モジュールが配置されており、冷却器本体の内部空間を液体冷媒が通る冷却器一体型のデバイスである。夫々の半導体モジュールは、半導体素子を封止している樹脂パッケージと、樹脂パッケージの両面(平行な一対の側面)の夫々に露出している一対の放熱板を備えている。複数の半導体モジュールは、冷却器本体の中で、隣り合う半導体モジュールの放熱板が対向するとともに両者の間に隙間を設けて冷却器本体の筒の軸線方向に並べられている。夫々の半導体モジュールは、冷却器本体の筒の内周面の2か所に接合している。冷却器本体と、樹脂パッケージの流路(冷却器本体の内部空間)に露出する外周部が第1樹脂で作られている。一対の放熱板の間で半導体チップを封止しているとともに、外周部の内側で内部空間に露出していない内側部が第2樹脂で作られている。第1樹脂は第2樹脂よりも加水分解し難い樹脂材料で作られており、第2樹脂は第1樹脂よりも比熱が大きい樹脂材料で作られている。すなわち、液体冷媒に触れる部分には加水分解し難い樹脂(第1樹脂)を使い、液体冷媒に触れず、しかし半導体素子の周囲を囲む部分には比熱の大きい樹脂(第2樹脂)を使う。比熱の大きい物質は、同じ体積であれば比熱の小さい物質より多くの熱量を吸収することができる。場所に応じて適切な特性の樹脂を用いることで、液体冷媒に対する劣化耐性と、半導体素子に対する冷却性の両立を図れる半導体装置を安価に実現することができる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の半導体装置の斜視図である。 冷却器本体を構成する樹脂枠体と、樹脂枠体に接合された半導体モジュールの斜視図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。
図面を参照して実施例の半導体装置2を説明する。図1に、半導体装置2の斜視図を示す。半導体装置2は、冷却器と冷却対象の半導体モジュール(トランジスタチップ)が一体化したデバイスである。半導体装置2は、複数のトランジスタチップを内蔵しており、例えば直流電力を3相交流電力に変換するインバータの主要部として用いられる。
半導体装置2は、筒状の冷却器本体10を備えており、その中に、トランジスタチップを封止した複数の半導体モジュールが収容されている。冷却器本体10は、複数の樹脂枠体10a−10gを連ねたものであり、全体が筒状をなしている。筒状の冷却器本体10の筒の軸線方向(図中のX方向)の端は、前端カバー5と後端カバー6で塞がれている。前端カバー5には冷媒供給口7と冷媒排出口8が設けられている。冷却器本体10の内部空間の全体が冷媒流路となる。冷媒供給口7と冷媒排出口8は、不図示の冷媒循環装置に接続されており、冷媒供給口7から液体冷媒が供給され、冷却器本体10の内部で半導体モジュールから熱を吸収し、冷媒排出口8から排出される。トランジスタチップが冷却器本体10の冷却対象である。冷媒は、水、あるいは、LLC(Long Life Coolant)などの液体である。
詳しくは後述するが、複数の樹脂枠体10a−10gの一つひとつの枠の内側に半導体モジュールが接合している。一つの半導体モジュールには2個のトランジスタチップが内蔵されている。各樹脂枠体10a−10gの外表面から3個のパワー端子3a、3b、3cが延びているとともに、複数の制御端子4が延びている。2個のトランジスタチップは、半導体モジュールの内部で直列に接続されており、パワー端子3aは、直列接続の高電位側と導通している。パワー端子3bは直列接続の低電位側と導通している。パワー端子3cは、直列接続の中点と導通している。複数の制御端子4は、トランジスタチップのゲートと接続しているゲート端子、トランジスタチップを流れる電流を計測するセンスエミッタと接続しているセンサ端子などである。
図2に、一つの樹脂枠体10aの斜視図を示す。他の樹脂枠体10b−10gも同じ構造を有している。樹脂枠体10aの内周面12aに半導体モジュール13が接合している。半導体モジュール13は、図2の座標系におけるZ方向の2か所で内周面12aに接合している。その結果、図中の座標系のY方向の2か所に貫通孔12c、12dが形成される。樹脂枠体10aの筒の軸線方向(図中のX方向)の端面12bには2重のガスケット21が配置されている。端面12bとは反対側の端面にも同様に2重のガスケット21が配置されている。先に述べたように、複数の樹脂枠体10a−10gは、筒の軸線方向(図中のX方向)に積層される。その際、隣接する樹脂枠体同士が2重のガスケット21を挟んで当接し、筒の内部空間(冷却器本体10の内部空間)が密封される。なお、図1を参照して説明したように、冷却器本体10の筒の軸線方向の両端は、前端カバー5と後端カバー6で封止される。以下、説明の便宜上、筒の軸線方向(図中のX方向)を筒軸線方向と表記することがある。
複数の樹脂枠体10a−10gと前端カバー5と後端カバー6が組み立てられると、複数の樹脂枠体10a−10gの貫通孔12cと冷媒供給口7とが筒軸線方向に一直線に並び、貫通孔12dと冷媒排出口8が一直線に並ぶ。また、図2に示すように、樹脂枠体10aの筒軸線方向(図中のX方向)において、樹脂枠体10aの端面と半導体モジュール13の間には空間が確保されている。筒軸線方向で半導体モジュール13が面する空間が、液体冷媒が流れる主流路Paとなる。主流路Paは、半導体モジュール13の筒軸線方向の両側に形成される。貫通孔12c、12dが、隣り合う樹脂枠体10a−10gの主流路Pa同士を連結する連結流路となる。主流路Paと連結流路は、冷却器本体10の内部空間である。
冷媒供給口7から供給された液体冷媒は、一直線に並んだ貫通孔12c(連結流路)を通じて各樹脂枠体10a−10gの主流路Paに分配される。各樹脂枠体10a−10gの主流路Paに分配された液体冷媒は、半導体モジュール13の表面(筒軸線方向を向く面の表面)に沿って流れる。液体冷媒は半導体モジュール13の表面に沿って流れる間、半導体モジュール13から熱を吸収する。各樹脂枠体10a−10gにおいて熱を吸収した液体冷媒は、他方の貫通孔12d(連結流路)と冷媒排出口8を通じて冷却器本体10から排出される。半導体モジュール13の表面には、内部のトランジスタチップの熱を伝える放熱板19aが露出しており、その表面に複数のフィン14が設けられている。放熱板19aとフィン14が、半導体モジュール13の冷却を促進する。図2では隠れて見えないが、放熱板19aの反対側には放熱板19bが露出しており、その放熱板19bにも複数のフィン14が設けられている。
半導体モジュール13の内部構造を説明する。図3は、図2のIII−III線に沿った断面図であり、図4は、図2のIV−IV線に沿った断面図である。半導体モジュール13は、2個のトランジスタチップ17a、17bを封止する樹脂パッケージ15と、樹脂パッケージ15の両面に露出する放熱板19a、19bを備える。図3に示すように、樹脂パッケージ15が、放熱板19a、19bの縁を両側から挟み込んでおり、放熱板19a、19bにしっかりと固着している。先に述べたように、放熱板19a、19bの表面に複数のフィン14が設けられている。放熱板19a、19bとフィン14は、熱伝導率の高い銅あるいはアルミニウムで作られている。
トランジスタチップ17a、17bは、平板型であり、一方の幅広面にコレクタ電極とゲート電極が露出しており、他方の幅広面にエミッタ電極が露出している。放熱板19bの上に導電板16cが配置されており、その上に2個のトランジスタチップ17a、17bが接合している。なお、放熱板19bと導電板16cの間には不図示の絶縁シートが挟まれている。トランジスタチップ17aのエミッタ電極とトランジスタチップ17bのコレクタ電極が導電板16cに接続している。
トランジスタチップ17aの上面にスペーサ18が接合されており、その上面に導電板16aが接合されている。スペーサ18は電気と熱を良く通す銅で作られている。トランジスタチップ17aのコレクタ電極はスペーサ18を介して導電板16aと導通している。トランジスタチップ17bの上面にスペーサ18が接合されており、その上面に導電板16bが接合されている。トランジスタチップ17bのエミッタ電極はスペーサ18を介して導電板16bと導通している。導電板16a、16bは、放熱板19aの裏側に位置している。図示を省略しているが、放熱板19aと導電板16a、16bの間にも絶縁シートが挟まれている。
導電板16a、16b、16cと、トランジスタチップ17a、17bの上記連結構造により、トランジスタチップ17a、17bは、導電板16cを介して直列に接続され、その直列接続の高電位側のトランジスタチップ17aのコレクタ電極が導電板16aに接続されており、低電位側のトランジスタチップ17bのエミッタ電極が導電板16cに接続されている。導電板16aは、樹脂パッケージ15の内部で先に述べたパワー端子3aと接続している(図4参照)。導電板16bと導電板16cは、夫々、樹脂パッケージ15の内部で、先に述べたパワー端子3b、3cと接続している。また、図4に示すように、トランジスタチップ17aのゲート電極(及び、センスエミッタ端子や温度センサ端子)は、樹脂パッケージ15の内部でボンディングワイヤ22を介して制御端子4と接続されている。トランジスタチップ17bのゲート電極等も同様である。
他の樹脂枠体10b−10gの内部でも、図3、図4と同様に、半導体モジュール13が配置されている。従って、複数の半導体モジュール13は、冷却器本体10(樹脂枠体10a−10g)の中で、隣り合う半導体モジュールの放熱板19a(19b)が対向するとともに両者の間に隙間を設けて冷却器本体10(樹脂枠体10a−10g)の筒軸線方向(図中のX方向)に並べられることになる。隣り合う半導体モジュール13の間の空間が、主流路Paとなる。
冷却器本体10(樹脂枠体10a−10g)の樹脂材料と、半導体モジュール13の樹脂パッケージ15の樹脂材料について説明する。半導体モジュール13は、2種類の樹脂で作られている。樹脂パッケージの冷媒流路(貫通孔12c、12dと主流路Paであり、冷却器本体10の内部空間を意味する)に露出する外周部15aは第1樹脂で作られている。一対の放熱板19a、19bの間でトランジスタチップ17a、17bを封止しているとともに、外周部15aの内側で冷媒流路(冷却器本体10の内部空間)に露出していない内側部15bは第2樹脂で作られている。冷却器本体10(樹脂枠体10a−10g)は、第1樹脂で作られている。
第1樹脂は、第2樹脂よりも加水分解し難い性質を有しており、第2樹脂は、第1樹脂よりも比熱が大きいという特性を有している。例えば、第1樹脂は、エポキシ、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)、PA樹脂(ポリアミド樹脂)などである。第2樹脂は、例えば、潜熱性の大きいパラフィン類を含有したエポシキ樹脂などである。半導体装置2は、上記した2種類の樹脂を用いることで、次の利点を有する。
冷却器本体10の内部空間(貫通孔12c、12d、主流路Pa)には、液体冷媒が流れる。冷却器本体10は樹脂製であり、金属と比較すると、劣化が早く進行する。なお、樹脂の劣化とは、水分に触れて加水分解することである。一方、図3、図4に示すように、発熱体であるトランジスタチップ17a、17bの周囲にも樹脂が充填されている。トランジスタチップ17a、17bに対する冷却性の観点からは、トランジスタチップ17a、17bの周囲には熱伝導率が高い物質か、あるいは、比熱の大きい物質を配置することが好ましい。液体冷媒に対して劣化耐性が高く、しかも比熱の大きい樹脂が存在するのであれば、冷却器本体10(樹脂枠体10a−10g)と樹脂パッケージ15にそのような樹脂を採用することが望ましい。しかし、そのような樹脂は存在しないか、存在しても高価である。そこで、実施例の半導体装置2では、液体冷媒に触れる箇所には、比熱よりも劣化耐性を重視し、劣化耐性の高い特性(加水分解し難い特性)を有する樹脂材料を採用する。一方、トランジスタチップ17a、17bの周囲で液体冷媒に触れない箇所(内側部15b)には、劣化耐性よりも熱の吸収性能を重視し、比熱の大きい樹脂材料を採用する。別言すれば、第1樹脂には第2樹脂よりも加水分解し難い樹脂材料を採用し、第2樹脂には第1樹脂よりも比熱が大きい樹脂材料を採用する。このように2種類の樹脂材料を使い分けることで、劣化耐性と、トランジスタチップ17a、17bに対する冷却性能の両立を図る。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例のトランジスタチップ17a、17bが請求項の半導体素子の一例に相当する。本明細書が開示する半導体装置は、トランジスタチップ以外の半導体素子を半導体モジュールに収容するものであってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:半導体装置
3a、3b、3c:パワー端子
4:制御端子
5:前端カバー
6:後端カバー
7:冷媒供給口
8:冷媒排出口
10:冷却器本体
10a−10g:樹脂枠体
12a:内周面
12b:端面
12c、12d:貫通孔
13:半導体モジュール
14:フィン
15:樹脂パッケージ
15a:外周部
15b:内側部
16a、16b、16c:導電板
17a、17b:トランジスタチップ
18:スペーサ
19a、19b:放熱板
21:ガスケット
22:ボンディングワイヤ
Pa:主流路

Claims (1)

  1. 樹脂製の筒状の冷却器本体の内部に複数の半導体モジュールが配置されており、当該冷却器本体の内部空間を液体冷媒が通る半導体装置であり、
    夫々の前記半導体モジュールは、半導体素子を封止している樹脂パッケージと、前記樹脂パッケージの平行な一対の側面の夫々に露出している一対の放熱板を備えており、
    複数の前記半導体モジュールは、前記冷却器本体の中で、隣り合う前記半導体モジュールの放熱板が対向するとともに両者の間に隙間を設けて前記冷却器本体の筒の軸線方向に並べられており、
    夫々の前記半導体モジュールは、前記冷却器本体の筒の内周面の2か所に接合しており、
    前記冷却器本体と、前記樹脂パッケージの前記内部空間に露出する外周部が第1樹脂で作られており、前記一対の放熱板の間で前記半導体チップを封止しているとともに、前記外周部の内側で前記内部空間に露出していない内側部が第2樹脂で作られており、
    前記第1樹脂は前記第2樹脂よりも加水分解し難い樹脂材料で作られており、前記第2樹脂は前記第1樹脂よりも比熱が大きい樹脂材料で作られている、半導体装置。
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