JP4683003B2 - パワーモジュール及びこれを用いた電力変換装置 - Google Patents
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Description
かかる電力変換装置においては、電力変換回路の一部を構成するスイッチング素子の過熱を防ぐために、スイッチング素子を冷却するための冷却器が配設されている。そして、該冷却器に冷却液を流すことにより、冷却液とスイッチング素子との間において熱交換を行い、スイッチング素子を冷却している。
また、電力変換装置には、スイッチング素子のスイッチングにより生じるサージ電圧を抑制するためのコンデンサが内蔵されている。
上記冷却器は、上記スイッチング素子における互いに反対側に位置する一対の面にそれぞれ接触配置されており、
上記スイッチング素子は、上記冷却器が接触していない端面から上記コンデンサに接続される電極端子を突出させ、
上記コンデンサは、上記電極端子を突出させた側に配置されると共に、上記冷却器と上記スイッチング素子との一対の接触面をそれぞれ延長させた2つの仮想平面と交差する位置に配置されていることを特徴とするパワーモジュールにある(請求項1)。
上記パワーモジュールにおいては、上記コンデンサは、上記スイッチング素子と上記冷却器との接触面を延長させた仮想平面と交差する位置に配置されている。それ故、コンデンサの厚みが大きくても、コンデンサの厚みとスイッチング素子の厚みとの差によって生じるスイッチング素子の厚み方向におけるスペースを、冷却器の配置によって有効に利用することができる。
これにより、パワーモジュールの厚みを極力小さくして、パワーモジュールの小型化を容易にすることができる。
本発明によれば、小型化が容易な電力変換装置を提供することができる。
また、上記電力変換装置としては、例えば、DC−DCコンバータやインバータ等がある。また、上記電力変換装置は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いることができる。
これにより、上記スイッチング素子の冷却を効率よく行うことができると共に、パワーモジュールの小型化を効果的に図ることができる。
この場合には、パワーモジュールの厚みをコンデンサの厚みにまで小さくすることが可能となり、パワーモジュールの一層の小型化を図ることができる。
この場合には、上記スイッチング素子における互いに反対側に位置する一対の面に一体の冷却器を配置することとなるため、冷却器とスイッチング素子との組付け作業性を向上させることができる。
この場合には、上記スイッチング素子における互いに反対側に位置する一対の面に一体の冷却器を配置することとなるため、冷却器とスイッチング素子との組付け作業性を向上させることができる。
この場合には、製造容易な冷却器を得ることができる。即ち、スイッチング素子との接触面を含む部分をアルミニウム等の金属によって構成し、その他の部分を樹脂によって構成することにより、金属部の形状を単純化することができる。これにより、金属部の成形を容易化して、冷却器の生産性を向上させることができる。また、スイッチング素子との接触面を含む部分を金属部によって構成することにより、冷却器とスイッチング素子との熱交換効率を確保することができる。
この場合には、上記電極端子を介したスイッチング素子の放熱をも行うことができるため、一層冷却効率を向上させることができる。
なお、冷却器が導電性部材からなる場合には、冷却器と電極端子との間に熱伝導性を有する絶縁膜等を介設しておく。
この場合には、コンデンサの冷却をも効率的に行うことができる。
なお、冷却器が導電性部材からなる場合には、冷却器とコンデンサとの間に熱伝導性を有する絶縁膜等を介設しておく。
この場合には、上記冷却器における冷却媒体の出入口をパワーモジュールの同一の面に配置しやすくなる。これにより、電力変換装置へのパワーモジュールの取り付けを容易にすることができる。
この場合には、上記フィンを通じて、冷却媒体との熱交換を行いやすくなり、スイッチング素子の冷却をより効率的に行うことができる。また、上記フィンを設けることにより、冷却媒体を上記冷媒流路の全体に均等に流しやすくなる。
この場合には、上記冷却器内の冷媒流路において、冷却媒体の圧力損失を小さくしつつ、冷媒流路の全体に冷却媒体を行き渡らせることができる。その結果、スイッチング素子の冷却効率を向上させることができる。
この場合には、各スイッチング素子を駆動制御する各制御回路をも、スイッチング素子とモジュール化することにより、電力変換装置の一層の小型化を図ることができる。
この場合には、スイッチング素子に冷却媒体を直接接触させることとなるため、スイッチング素子の冷却をより効率的に行うことができる。
この場合には、上記放熱フィンを介して、スイッチング素子と冷却媒体との熱交換を行うことができるため、スイッチング素子の冷却効率を一層向上させることができる。
この場合には、上記放熱フィンに熱膨張が生じても、放熱フィンとスイッチング素子との固定部分において熱応力が発生することを抑制することができる。
この場合にも、パワーモジュールの小型化、ひいては電力変換装置の小型化を図ることができる。
この場合には、複数のスイッチング素子に対応する冷却器を一体品として組み込むことができるため、作製容易なパワーモジュールを得ることができる。また、冷媒入口や冷媒出口を共通化することができる。
この場合には、仮に冷媒入口又は冷媒出口から冷却媒体が漏れても、その周囲において冷却媒体を堰き止めることができる。これにより、冷却媒体が、パワーモジュールの外周面に広がって電気接続部に達したり、他の部品の電気系統に接触したりすることを防ぐことができる。
この場合には、上記電極板を介してコンデンサの放熱を行うことができる。
この場合には、上記コンデンサの放熱をより効率的に行うことができる。また、上記電極板が電気的に露出することはないため、コンデンサの短絡故障のおそれも回避することができる。
この場合には、コンデンサの厚みを小さくしやすく、パワーモジュールの小型化を容易にすることができる。
ただし、上記コンデンサとしては、積層フィルムコンデンサに限らず、例えば積層セラミックコンデンサ等、種々のコンデンサを採用することは可能である。
この場合には、上記コンデンサの振動を上記ポッティング樹脂によって吸収することができるため、振動を抑制したパワーモジュールを得ることができる。
この場合には、上記筐体へのコンデンサの配設を容易にすると共に、パワーモジュールの振動を充分に抑制することができる。
本発明の実施例にかかるパワーモジュール及びこれを用いた電力変換装置につき、図1〜図10を用いて説明する。
本例のパワーモジュール1は、図1、図2に示すごとく、スイッチング素子2と該スイッチング素子1を冷却する冷却媒体が流れる冷却器3と上記スイッチング素子2のスイッチングにより生じるサージ電圧を抑制するコンデンサ4とを備える。
そして、図1、図2に示すごとく、電極端子21を突出させた側に、コンデンサ4が配置されている。
また、制御端子24は、上記端面11とは異なる端面110に突出している。
また、スイッチング素子2には、スイッチング素子2を駆動制御する制御回路26が内蔵されている。
そして、冷媒入口331及び冷媒出口332は、図2に示すごとく、パワーモジュール1の端面11から突出している。
また、図6に示すごとく、IGBT22をフライホイールダイオード23よりも下方、即ち冷媒流路の上流側に配置することが好ましい。これにより、IGBT22の冷却をより効率的に行うことができる。
また、メタリコン部42以外のコンデンサ4の表面と電極板41との間には、熱伝導性ゲル等を介在させて、電気的には絶縁し、熱的には導通するような状態にする。
また、図9に示すごとく、電極板41を、コンデンサ4の主面ではなく、端面を覆うように配置してもよい。
また、筐体13は、コンデンサ4と対向する位置に開口部131を有してなり、該開口部131は、コンデンサ4と密着するゴム部材15によって塞がれている。
また、スイッチング素子2の出力端子213に接続される電極パッド123は、コンデンサ4とスイッチング素子2との間における端面11に配される。
このようにして、一つの端面11に、冷媒入口331、冷媒出口332、電極パッド121、122、123を配することにより、例えば、冷媒流通路や電力バスバーをモジュール化した支持体に、パワーモジュール1を容易に組付けることができる。
電力変換装置としては、例えば、DC−DCコンバータやインバータ等がある。また、上記電力変換装置は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いることができる。
上記パワーモジュール1においては、図1に示すごとく、コンデンサ4は、スイッチング素子2と冷却器3との接触面を延長させた仮想平面Sと交差する位置に配置されている。それ故、コンデンサ4の厚みが大きくても、コンデンサ4の厚みとスイッチング素子2の厚みとの差によって生じるスイッチング素子2の厚み方向におけるスペースを、冷却器3の配置によって有効に利用することができる。
これにより、パワーモジュール1の厚みを極力小さくして、パワーモジュール1の小型化を容易にすることができる。
また、スイッチング素子2の両主面に接触配置された冷却器3は、折返し部33を介して連続的に形成されたU字状管によって構成されている。それ故、スイッチング素子2の両主面に一体の冷却器3を配置することとなるため、冷却器3とスイッチング素子2との組付け作業性を向上させることができる。
また、コンデンサ4は、一対の電極板41をコンデンサ4の表面に配置してなるため、電極板41を介してコンデンサ4の放熱を行うことができる。
また、コンデンサ4と筐体13との間にはポッティング樹脂16が充填されているため、コンデンサ4の振動をポッティング樹脂16によって吸収することができる。それ故、振動を抑制したパワーモジュール1を得ることができる。
本例は、図11に示すごとく、スイッチング素子2と冷却器3との積層体が、コンデンサ4の両主面を延長させた一対の仮想平面Tの内側に納まるように配置されているパワーモジュール1の例である。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図12に示すごとく、スイッチング素子2の両主面に接触配置された冷却器3が、環状に形成された環状管によって構成されている例である。
即ち、スイッチング素子2の両主面に配される一対の冷媒流路が、その両端部において折返し部33によって連結された状態となっている。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図13に示すごとく、冷却器3は、金属材料からなる金属部301と樹脂材料からなる樹脂部302とによって構成されている例である。
即ち、スイッチング素子2の両主面と接触する冷媒流路を構成する2つの部分をアルミニウム等の金属部301によって構成し、これらの両端を連結する折返し部33を樹脂部301によって構成している。
そして、一方の樹脂部302に、冷媒入口331及び冷媒出口332を設けている。
その他は、実施例1と同様である。
即ち、金属部301を直線的な単純な形状とすることにより、その成形を容易化することができる。これにより、金属部301は、例えば押出成形等によっても容易に成形することができる。
一方、樹脂成形は、一般に比較的複雑な形状の成形を容易に行うことができるため、折返し部33を樹脂部302とすることにより、折返し部33の成形を容易に行うことができる。
また、スイッチング素子2との接触面を含む部分を金属部301によって構成するため、冷却器3とスイッチング素子2との熱交換効率を確保することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図14に示すごとく、3個のスイッチング素子2を内蔵するパワーモジュール1において、冷却器3は、4本に櫛歯状に分岐した枝管35を有すると共に、隣合う枝管35の間に、スイッチング素子2を挟持させた例である。
この場合には、最も外側の枝管35とスイッチング素子2との接触面を延長した仮想平面が、コンデンサ4と交差するように、コンデンサ4を配置する。
また、コンデンサ4が3個以上配されている場合には、最も外側に配されるコンデンサ4が上記仮想平面と交差するにように配置する。
その他は、実施例1と同様である。なお、上記枝管35の数及びスイッチング素子2の数は、特に上記の数に限定されるものではない。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図15〜図20に示すごとく、スイッチング素子2は、その両主面が冷却器3に流れる冷却媒体wに接触するように冷却器3に組み付けられている例である。
即ち、図16〜図18に示すごとく、冷却器3を構成する一対の外殻部材361によって、スイッチング素子2を両主面から挟み込むことにより、スイッチング素子2の主面と外殻部材361との間に冷媒流路を形成している。
また、外殻部材361とスイッチング素子2との間には、冷却媒体の漏れを防ぐためのシール部材362が配設されている。
その他は、実施例1と同様である。
また、スイッチング素子2は、主面に放熱フィン27を設けてなるため、放熱フィン27を介して、スイッチング素子2と冷却媒体との熱交換を行うことができるため、スイッチング素子2の冷却効率を一層向上させることができる。
また、放熱フィン27は、複数のストリップ状フィン271を並列配置してなるため、放熱フィン27に熱膨張が生じても、放熱フィン27とスイッチング素子2との固定部分において熱応力が発生することを抑制することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図21に示すごとく、冷却器3がスイッチング素子2の電極端子21にも接触しているパワーモジュール1の例である。
即ち、冷却器3の一部を電極端子21に接触するように延設する。なお、冷却器3と電極端子21との間には、熱伝導性を有する絶縁膜を介設しておく。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図22に示すごとく、冷却器3がコンデンサ4にも接触しているパワーモジュール1の例である。
即ち、冷却器3から、冷却器3を構成する金属板を延設して、その延設部303をコンデンサ4の一対の主面に接触させる。また、本例においては、実施例7と同様にスイッチング素子2の電極端子21にも冷却器3を接触させている。なお、冷却器3の延設部303とコンデンサ4との間には、熱伝導性を有する絶縁膜を介設しておく。
その他は、実施例1と同様である。
この場合には、コンデンサ4の冷却をも効率的に行うことができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図23、図24に示すごとく、コンデンサ4の電極板41の表面に熱伝導性に優れた絶縁膜411を形成すると共に、該絶縁膜411を形成した表面を露出させてなる例である。
即ち、筐体13における、コンデンサ4と対向する位置に形成した開口部131を、ゴム部材15(図10参照)によって塞ぐことなく、開口部131を開放しておく。そして、この開口部131に電極板41の表面を配置することにより、パワーモジュール1の表面に、絶縁膜411を形成した電極板41を露出させる。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図25、図26に示すごとく、パワーモジュール1の端面11における、冷媒入口331及び冷媒出口332の周囲に、冷媒入口331及び冷媒出口332の接続先である冷媒流通路51との間における冷却媒体の漏れを防ぐシール部材14を配設した例である。なお、図25、図26においては、冷媒出口332のみを表し、冷媒入口331の記載は省略してあるが、冷媒入口331の周囲にも同様の状態でシール部材14を配設している。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
2 スイッチング素子
3 冷却器
4 コンデンサ
S 仮想平面
T 仮想平面
Claims (24)
- 筐体の内側に、スイッチング素子と該スイッチング素子を冷却する冷却媒体が流れる冷却器と上記スイッチング素子のスイッチングにより生じるサージ電圧を抑制するコンデンサとを備えるパワーモジュールであって、
上記冷却器は、上記スイッチング素子における互いに反対側に位置する一対の面にそれぞれ接触配置されており、
上記スイッチング素子は、上記冷却器が接触していない端面から上記コンデンサに接続される電極端子を突出させ、
上記コンデンサは、上記電極端子を突出させた側に配置されると共に、上記冷却器と上記スイッチング素子との一対の接触面をそれぞれ延長させた2つの仮想平面と交差する位置に配置されていることを特徴とするパワーモジュール。 - 請求項1において、上記スイッチング素子と上記冷却器との積層体は、上記コンデンサにおける互いに反対側に位置すると共に上記電極端子の突出方向と略平行な一対の面を延長させた一対の仮想平面の内側に納まるように配置されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1において、上記スイッチング素子における互いに反対側に位置する一対の面に接触配置された上記冷却器は、折返し部を介して連続的に形成されたU字状管によって構成されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1において、上記スイッチング素子における互いに反対側に位置する一対の面に接触配置された上記冷却器は、環状に形成された環状管によって構成されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項3又は4において、上記スイッチング素子と上記冷却器との積層体は、上記コンデンサにおける互いに反対側に位置すると共に上記電極端子の突出方向と略平行な一対の面を延長させた一対の仮想平面の内側に納まるように配置されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、上記冷却器は、金属材料からなる金属部と樹脂材料からなる樹脂部とによって構成されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜6のいずれか一項において、上記冷却器は、上記スイッチング素子の電極端子にも接触していることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜7のいずれか一項において、上記冷却器は、上記コンデンサにも接触していることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜8のいずれか一項において、上記冷却器は、略U字状の冷媒流路を有することを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜9のいずれか一項において、上記冷却器は、内部の冷媒流路にフィンを設けてなることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項10において、上記冷却器は、冷却媒体を導入する冷媒入口に連続する部分と、冷却媒体を排出する冷媒出口に連続する部分とに、それぞれ流路抵抗の小さい入口側ヘッダ部と出口側ヘッダ部とを有し、上記入口側ヘッダ部と上記出口側ヘッダ部との間には、上記フィンを設けた熱交換部が形成されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜11のいずれか一項において、上記パワーモジュールは、上記スイッチング素子を駆動制御する制御回路を内蔵することを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜12のいずれか一項において、上記スイッチング素子は、その互いに反対側に位置する一対の面が上記冷却器に流れる冷却媒体に接触するように上記冷却器に組み付けられていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項13において、上記スイッチング素子は、その互いに反対側に位置する一対の面にそれぞれ放熱フィンを設けてなることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項14において、上記放熱フィンは、帯状の金属板を屈曲してなる複数のストリップ状フィンを並列配置してなることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜15のいずれか一項において、上記パワーモジュールは、複数の上記スイッチング素子を内蔵していることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項16において、上記冷却器は、3本以上に櫛歯状に分岐した枝管を有すると共に、隣合う該枝管の間に、上記スイッチング素子を挟持させていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜17のいずれか一項において、上記パワーモジュールは、上記冷却器に冷却媒体を導入する冷媒入口と上記冷却器から冷却媒体を排出する冷媒出口とを端面に有し、上記冷媒入口及び上記冷媒出口の周囲には、上記冷媒入口及び上記冷媒出口の接続先との間における冷却媒体の漏れを防ぐシール部材が配設されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜18のいずれか一項において、上記コンデンサは、該コンデンサの一対の電極を取り出す一対の電極板を、上記コンデンサの表面に配置してなることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項19において、上記電極板の表面に熱伝導性に優れた絶縁膜を形成すると共に、該絶縁膜を形成した表面を露出させてなることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜20のいずれか一項において、上記コンデンサは、積層フィルムコンデンサからなることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜21のいずれか一項において、上記パワーモジュールは、上記筐体の内側に上記スイッチング素子、上記冷却器、及び上記コンデンサを配置してなり、少なくとも該コンデンサと上記筐体との間にはポッティング樹脂が充填されていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項22において、上記筐体は、上記コンデンサと対向する位置に開口部を有してなり、該開口部は、上記コンデンサと密着するゴム部材によって塞がれていることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1〜23に記載のパワーモジュールを複数個接続してなることを特徴とする電力変換装置。
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