JP4432892B2 - 半導体冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体モジュールと該半導体モジュールを冷却する冷却管とを、絶縁材を介して加圧密着させてなる半導体冷却構造に関する。
従来より、図5に示すごとく、半導体素子921を内蔵した半導体モジュール92に冷却管94を加圧密着させて、半導体モジュール92を冷却する半導体冷却構造9がある(特許文献1参照)。この場合、半導体モジュール9の表面に露出した放熱板923と冷却管94との間に、セラミック等からなる絶縁材93を配置して、両者の間の電気絶縁性を確保している。
そして、半導体モジュール9の放熱板923と絶縁材93との間、及び絶縁材93と冷却管94との間には、それぞれグリス95を介在させている。このグリス95を介在させることにより、放熱板923と絶縁材93との間や、絶縁材93と冷却管94との間の隙間をなくして、互いの伝熱効率を向上させることができる。
また、上記半導体モジュール92は、絶縁材93及び冷却管94を積層した方向と直交する方向に外部接続端子922を設けてなる。
しかしながら、上記半導体冷却構造9には、以下の問題がある。
即ち、半導体モジュール92と絶縁材93と冷却管94とを組み付ける際には、それぞれの主面の間にグリス95を配置して半導体モジュール92と絶縁材93と冷却管94とを積層し、その後、積層方向に押圧力を加える。このとき、グリス95は、半導体モジュール92の主面925と絶縁材93の主面935との間、或いは、絶縁材93の他の主面935と冷却管94の主面945との間において、四方に広がる。そして、場合によっては、グリス95が、半導体モジュール92と絶縁材93との接触面の端部や、絶縁材93と冷却管94との接触面の端部からはみ出すことがある。
ここで、図5に示すごとく、半導体モジュール92の主面925の端部926と絶縁材93の主面935の端部936と冷却管94の主面945の端部946とが同一位置にあると、冷却管94に接触配置したグリス95と半導体モジュール92に接触配置したグリス95とが連絡し、更には、これらのグリス95が半導体モジュール92の外部接続端子922にまで達するおそれがある。
このような現象は、半導体モジュール92の主面925の端部926よりも絶縁材93の主面935の端部936が突出し、絶縁材93の主面935の端部936よりも冷却管94の主面945の端部946が突出している場合にも起こりうる。
そうすると、冷却管94と半導体モジュール92の外部接続端子922や放熱板923とがグリス95によって絶縁材93を乗り越えて短絡することとなる。これにより、冷却管94と半導体モジュール92との間の電気絶縁性を充分に確保することが困難となるおそれがある。
また、電気絶縁性に優れたグリス95を使用することも考えられるが、グリス95には、本来的に、優れた熱伝導性が要求されるため、熱伝導性と電気絶縁性との双方を兼ね備えた材料を採用する必要が生じ、材料選択の幅が狭まってしまうという問題がある。
特開2005−073374号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、半導体モジュールと冷却管との間の電気絶縁性を確保することができる半導体冷却構造を提供しようとするものである。
本発明は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールに接触配置された絶縁材と、上記半導体モジュールとの間に上記絶縁材を挟むように該絶縁材に接触配置され上記半導体モジュールを冷却する冷却管とが、それぞれの主面において互いに加圧密着してなる半導体冷却構造であって、
上記半導体モジュールの主面と上記絶縁材の主面との間、及び該絶縁材の他の主面と上記冷却管の主面との間には、グリスが介在しており、
上記半導体モジュールは、主面と直交する方向に外部接続端子を設けてなり、
該外部接続端子の立設方向について、上記半導体モジュールの主面の端部は上記絶縁材の主面の端部よりも突出しており、上記絶縁材の主面の端部は上記冷却管の主面の端部よりも突出していることを特徴とする半導体冷却構造にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記半導体冷却構造においては、上記外部接続端子の立設方向について、上記半導体モジュールの主面の端部が上記絶縁材の主面の端部よりも突出しており、上記絶縁材の主面の端部が上記冷却管の主面の端部よりも突出している。そのため、半導体モジュールと絶縁材との間からグリスがはみ出したとしても、そのグリスは半導体モジュールの主面に留まり、主面の端部から外部接続端子へ流れることを防ぐことができる。また、絶縁材と冷却管との間からグリスがはみ出したとしても、そのグリスは絶縁材の主面に留まり、主面の端部を乗り越えて反対側の主面に配されたグリスと連絡することを防ぐことができる。
このようにして、グリスが、半導体モジュールと絶縁材との接触面の端部や、絶縁材と冷却管との接触面の端部からはみ出したとしても、グリスが半導体モジュールの主面の端部や絶縁材の主面の端部を乗り越えることを防ぎ、グリスによる半導体モジュールと冷却管との短絡を防ぐことができる。その結果、半導体モジュールと冷却管との間の電気絶縁性を確保することができる。
また、上記のごとく、グリスによる半導体モジュールと冷却管との短絡を防ぐことができるため、グリスの材料として、電気絶縁性に優れたものを特に選択する必要がない。それ故、グリスの本来の機能としての熱伝導性に着目した材料選択を行うことができ、材料選択の幅を広げることができる。その結果、放熱性に優れた半導体冷却構造を得ることが容易となる。
以上のごとく、本発明によれば、半導体モジュールと冷却管との間の電気絶縁性を確保することができる半導体冷却構造を提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記半導体冷却構造は、例えば車両用のインバータ等の電力変換装置の一部を構成するものとすることができる。
また、上記半導体モジュールは、主面に放熱板を露出してなり、上記主面は、上記放熱板の表面と該放熱板の周囲に配された樹脂部の表面とが同一平面に配置された状態で構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、特に半導体モジュールと絶縁材との間からグリスがはみ出しやすい。そこで、かかる構造において本発明を適用することにより、本発明の作用効果を充分に発揮することができる。
また、上記絶縁材の主面の端部に対する上記半導体モジュールの主面の端部の突出長さは、上記絶縁材の厚さ以上であることが好ましい(請求項3)。
この場合には、半導体モジュールと絶縁材との間からはみ出したグリスが半導体モジュールの主面の端部から外部接続端子へ向かって流れることを、より効果的に防ぐことができる。即ち、突出長さが上記絶縁材の厚さ以上であることにより、半導体モジュールと絶縁材との接触面からはみ出したグリスを、半導体モジュールの主面と絶縁材の端面との間に溜めることができる。
また、上記冷却管は、一対の外殻プレートと、該一対の外殻プレートの間に配された中間プレートと、該中間プレートと上記外殻プレートとの間に配された波形状のインナフィンとを有し、上記中間プレートと上記外殻プレートとの間に冷媒流路を形成してなり、上記一対の外殻プレートは、上記半導体モジュールにおける上記外部接続端子の立設方向の端部において互いに接合した接合部を有し、かつ、該接合部と上記絶縁材との間隔をdとし、上記冷却管の主面の端部に対する上記絶縁材の主面の端部の突出長さをeとしたとき、e≧dであることが好ましい(請求項4)。
この場合には、絶縁材と冷却管との間からはみ出したグリスが絶縁材の端部を乗り越えて半導体モジュール側へ流れることを、より効果的に防ぐことができる。即ち、上記突出長さeが上記間隔d以上であることにより、半導体モジュールと絶縁材との接触面からはみ出したグリスは、絶縁材の主面と冷却管の上記接合部との間に充分に溜めることができる。
また、上記半導体モジュールは、両面冷却構造を有し、上記絶縁材及び上記冷却管は、上記半導体モジュールの両主面に積層配置されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には、半導体モジュールと冷却管との間の電気絶縁性を確保することができると共に冷却効率に優れた半導体冷却構造を提供することができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる半導体冷却構造につき、図1〜図3を用いて説明する。
本例の半導体冷却構造1は、図1に示すごとく、半導体素子21を内蔵した半導体モジュール2と、該半導体モジュール2に接触配置された絶縁材3と、上記半導体モジュール2との間に上記絶縁材3を挟むように該絶縁材3に接触配置され上記半導体モジュール2を冷却する冷却管4とが、それぞれの主面において互いに加圧密着してなる。
上記半導体モジュール2の主面25と上記絶縁材3の主面35との間、及び該絶縁材3の他の主面35と上記冷却管4の主面45との間には、グリス5が介在している。
上記半導体モジュール2は、主面25と直交する方向に外部接続端子22を設けてなる。
そして、図1、図2に示すごとく、外部接続端子22の立設方向について、上記半導体モジュール2の主面25の端部251は上記絶縁材3の主面35の端部351よりも突出しており、上記絶縁材3の主面35の端部351は冷却管4の主面45の端部451よりも突出している。
半導体モジュール2は、主面25に放熱板23を露出してなり、上記主面25は、放熱板23の表面と該放熱板23の周囲に配された樹脂部24の表面とが同一平面に配置された状態で構成されている。
そして、図2に示すごとく、絶縁材3の主面35の端部351に対する半導体モジュール2の主面25の端部251の突出長さaは、絶縁材3の厚さb以上である。
また、上記絶縁材3は、厚さbが0.2〜0.5mmのセラミック板からなり、上記グリス5は、シリコンオイルからなる。また、冷却管4はアルミニウムからなる。また、冷却管45の主面の端部451に対する絶縁材3の主面35の端部351の突出長さcは、上記絶縁材3の厚みbと同等もしくは同等以上の長さを有する。
また、図1に示すごとく、半導体モジュール2は、両面冷却構造を有し、絶縁材3及び冷却管4は、半導体モジュール2の両主面25に積層配置されている。即ち、半導体モジュール2は、両主面25に放熱板23を露出して配置しており、それぞれの主面25にグリス5を介して絶縁材3が接触配置され、各絶縁材3にグリス5を介して冷却管4が接触配置されている。
更に、上記のように配置された冷却管4の反対側にも同様の構成で、絶縁材3及び半導体モジュール2がグリス5を介して積層されている。そして、全体としては、図3に示すごとく、冷却管4と半導体モジュール2とが絶縁材3及びグリス5を介して交互に積層配置されている。なお、一対の冷却管4の間には、2個の半導体モジュール2が左右に並列配置された状態で挟持されている。
半導体モジュール2は、IGBT等の半導体素子21を内蔵したモジュール本体部20と、該モジュール本体部20から突出させた外部接続端子22とを有する。外部接続端子22には、主電極端子221と、該主電極端子221の突出方向と略180度異なる方向へ突出させた信号端子222とがある。
図1に示すごとく、冷却管4は、その内部に冷媒流路41を有しており、これに冷却媒体を流通可能に構成してある。また、図3に示すごとく、複数の冷却管4の両端をそれぞれ連結するように蛇腹パイプ401を配置し、2箇所のヘッダ部402を形成してある。また、該2箇所のヘッダ部401、402の一方の端部には、冷却管4に接続された冷媒導入口403と冷媒排出口404とがそれぞれ設けてある。このようにして、複数の冷却管4を並列配置してなる冷却器40が構成されている。
そして、隣り合う冷却管4の間に上述のごとく半導体モジュール2を挟持させ、冷却管4内に冷却媒体を流通させることにより、モジュール本体部20を両面から冷却することができる。
また、図3に示す積層配置された複数の半導体モジュール2及び複数の冷却管3とによって構成される半導体冷却構造1は、例えば、インバータ等の電力変換装置の一部を構成する。
また、半導体モジュール2と絶縁材3と冷却管4とを組み付ける際には、それぞれの主面の間にグリス5を配置して半導体モジュール2と絶縁材3と冷却管4とを積層し、その後、積層方向に押圧力を加える。このとき、グリス5は、半導体モジュール2の主面25と絶縁材3の主面35との間、或いは、絶縁材3の他の主面35と冷却管4の主面45との間において、四方に広がる。上記グリス5の塗布量や押圧力は、グリス5がはみ出さない程度に調整するが、場合によっては、グリス5が、半導体モジュール2と絶縁材3との接触面の端部や、絶縁材3と冷却管4との接触面の端部からはみ出すこともある。本発明は、かかる場合において、後述するごとく、グリス5による半導体モジュール2と絶縁材3との短絡を防ぐものである。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記半導体冷却構造1においては、外部接続端子22の立設方向について、半導体モジュール2の主面25の端部251が絶縁材3の主面35の端部351よりも突出しており、絶縁材3の主面35の端部351が冷却管4の主面45の端部451よりも突出している。そのため、図2に示すごとく、半導体モジュール2と絶縁材3との間からグリス5がはみ出したとしても、そのグリス5は半導体モジュール2の主面25に留まり、主面25の端部251から外部接続端子22へ流れることを防ぐことができる。また、絶縁材3と冷却管4との間からグリス5がはみ出したとしても、そのグリス5は絶縁材3の主面35に留まり、主面35の端部351を乗り越えて反対側の主面35に配されたグリス5と連絡することを防ぐことができる。
このようにして、グリス5が、半導体モジュール2と絶縁材3との接触面の端部や、絶縁材3と冷却管4との接触面の端部からはみ出したとしても、グリス5が半導体モジュール2の主面25の端部251や絶縁材3の主面35の端部351を乗り越えることを防ぎ、グリス5による半導体モジュール2と冷却管4との短絡を防ぐことができる。その結果、半導体モジュール2と冷却管4との間の電気絶縁性を確保することができる。
また、上記のごとく、グリス5による半導体モジュール2と冷却管4との短絡を防ぐことができるため、グリス5の材料として、電気絶縁性に優れたものを特に選択する必要がない。それ故、グリス5の本来の機能としての熱伝導性に着目した材料選択を行うことができ、材料選択の幅を広げることができる。その結果、放熱性に優れた半導体冷却構造1を得ることが容易となる。
また、半導体モジュール2の主面25は、放熱板23の表面と樹脂部24の表面とが同一平面に配置された状態で構成されている。かかる構造においては、特に半導体モジュール2と絶縁材3との間からグリス5がはみ出しやすい。そこで、かかる構造において本発明を適用することにより、本発明の作用効果を充分に発揮することができる。
また、図2に示すごとく、絶縁材3の主面35の端部351に対する半導体モジュール2の主面25の端部251の突出長さaは、絶縁材3の厚さb以上である。そのため、半導体モジュール2と絶縁材3との間からはみ出したグリス5が半導体モジュール2の主面25の端部251から外部接続端子22へ向かって流れることを、より効果的に防ぐことができる。即ち、突出長さaが絶縁材3の厚さb以上であることにより、半導体モジュール2と絶縁材3との接触面からはみ出したグリス5を、半導体モジュール2の主面25と絶縁材3の端面36との間に溜めることができる。
また、半導体モジュール2は、両面冷却構造を有し、絶縁材3及び冷却管4は、半導体モジュール2の両主面に積層配置されている。それ故、半導体モジュール2と冷却管4との間の電気絶縁性を確保することができると共に冷却効率に優れた半導体冷却構造1を提供することができる。
以上のごとく、本例によれば、半導体モジュールと冷却管との間の電気絶縁性を確保することができる半導体冷却構造を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図4に示すごとく、冷却管4を、一対の外殻プレート42と、該一対の外殻プレート42の間に配された中間プレート43と、該中間プレート43と上記外殻プレート42との間に配された波形状のインナフィン44とによって構成した例である。
外殻プレート42と中間プレート43とインナフィン44とは、互いにろう付け接合されている。
上記中間プレート43と上記外殻プレート42との間に、冷媒流路41が形成されている。上記一対の外殻プレート42は、半導体モジュール2における外部接続端子22の立設方向の端部において互いに接合した接合部46を有する。
そして、該接合部46と絶縁材3との間隔をdとし、冷却管4の主面45の端部451に対する絶縁材3の主面35の端部351の突出長さをeとしたとき、e≧dである。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合にも、上記実施例1と同様に、半導体モジュールと冷却管との間の電気絶縁性を確保することができる。
そして、上記間隔dと突出長さeとが、e≧dの関係を有することにより、絶縁材3と冷却管4との間からはみ出したグリス5が絶縁材3の端部を乗り越えて半導体モジュール2側へ流れることを、より効果的に防ぐことができる。即ち、半導体モジュール2と絶縁材3との接触面からはみ出したグリス5を、絶縁材3の主面35と冷却管4の接合部46との間に充分に溜めることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
実施例1における、半導体冷却構造の断面説明図。 実施例1における、絶縁材の端部付近の断面説明図。 実施例1における、積層された半導体冷却構造の斜視図。 実施例2における、半導体冷却構造の断面説明図。 従来例における、半導体冷却構造の断面説明図。
符号の説明
1 半導体冷却構造
2 半導体モジュール
21 半導体素子
22 外部接続端子
25 主面
251 端部
3 絶縁材
35 主面
351 端部
4 冷却管
45 主面
451 端部
5 グリス

Claims (5)

  1. 半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールに接触配置された絶縁材と、上記半導体モジュールとの間に上記絶縁材を挟むように該絶縁材に接触配置され上記半導体モジュールを冷却する冷却管とが、それぞれの主面において互いに加圧密着してなる半導体冷却構造であって、
    上記半導体モジュールの主面と上記絶縁材の主面との間、及び該絶縁材の他の主面と上記冷却管の主面との間には、グリスが介在しており、
    上記半導体モジュールは、主面と直交する方向に外部接続端子を設けてなり、
    該外部接続端子の立設方向について、上記半導体モジュールの主面の端部は上記絶縁材の主面の端部よりも突出しており、上記絶縁材の主面の端部は上記冷却管の主面の端部よりも突出していることを特徴とする半導体冷却構造。
  2. 請求項1において、上記半導体モジュールは、主面に放熱板を露出してなり、上記主面は、上記放熱板の表面と該放熱板の周囲に配された樹脂部の表面とが同一平面に配置された状態で構成されていることを特徴とする半導体冷却構造。
  3. 請求項1又は2において、上記絶縁材の主面の端部に対する上記半導体モジュールの主面の端部の突出長さは、上記絶縁材の厚さ以上であることを特徴とする半導体冷却構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記冷却管は、一対の外殻プレートと、該一対の外殻プレートの間に配された中間プレートと、該中間プレートと上記外殻プレートとの間に配された波形状のインナフィンとを有し、上記中間プレートと上記外殻プレートとの間に冷媒流路を形成してなり、上記一対の外殻プレートは、上記半導体モジュールにおける上記外部接続端子の立設方向の端部において互いに接合した接合部を有し、かつ、該接合部と上記絶縁材との間隔をdとし、上記冷却管の主面の端部に対する上記絶縁材の主面の端部の突出長さをeとしたとき、e≧dであることを特徴とする半導体冷却構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記半導体モジュールは、両面冷却構造を有し、上記絶縁材及び上記冷却管は、上記半導体モジュールの両主面に積層配置されていることを特徴とする半導体冷却構造。
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