JP2018048470A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳み可能なハンドレールにミラーを取り付け側方視界を確保しても、輸送時や通路上、メンテナンス時に開閉するカバーの障害とならず、ハンドレールの折り畳みに支障のない建設機械を提供する。【解決手段】建設機械は、機体と、機体の側方一方側の上面の通路30と、機体上面の側方一方側に通路30に沿って立設した固定レール体50と固定レール体50の上端部に回動可能に取り付け固定レール体50に対して折り畳み可能な可動レール体70とにより高さが可変に構成されるハンドレール36とを備える。固定レール体50は上部側が下部側よりも側方外側に位置するような屈曲形状の支柱51を複数有する。支柱51にミラー45が取り付けられ、ミラー45は支柱51下部よりも側方外側かつ機体の幅内に配置されると共に支柱51間において固定レール体50の上端部よりも下側かつ可動レール体70の折り畳み後の回動先端部よりも上側に配置される。【選択図】 図7

Description

本発明は、建設機械に係り、更に詳しくは、機体上にハンドレールを設けた建設機械に関する。
油圧ショベルやホイールローダ等の建設機械は、燃料タンクや作動油タンク、エンジン等の各種機器を備えている。燃料や作動油の補給、各種機器の調整等の各種メンテナンス作業を行う際、機体高所に乗り上がって作業する場合がある。このため、メンテナンス作業のための作業者の通路が機体上面等に確保されている。
作業者の昇降や歩行の補助として、上記通路に沿ってハンドレール(手摺)が設けられている。メンテナンス作業時の安全性の向上や歩行時の高所からの落下の防止のために、ハンドレールを設置面から所定値以上の高さに設定して安全柵として用いることが提唱されている。所定値以上の高さのハンドレール(安全柵)を機体上面に設置する場合、トラック等による建設機械の輸送の際に、高いハンドレールが輸送の障害となり得る。そこで、ハンドレールの高さ方向の中途でその一部を回動させて折り畳むことで、高さの変更を可能にしたハンドレール(柵)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−149176号公報
ところで、建設機械においては、機体の側方一方側(幅方向の一方側)にオペレータの着座する運転席を設けているものがある。そのような建設機械では、オペレータから見て機体の反対側の視界を確保するために、機体の側方他方側にミラーを取り付けている。例えば、油圧ショベルの場合には、運転席とは反対側の機体前部に設置した昇降用のハンドレール又はその近傍にミラーを取り付けているものがある。油圧ショベルでは、一般に、一方側の運転席と他方側のハンドレールの間に掘削作業を行うフロント装置が配置されており、フロント装置を下げると、オペレータのミラーへの視線が遮られることがある。しかし、フロント装置がいかなる位置にあっても、機体の他方側の側方視界を確保したいという要求がある。
そこで、機体上面の他方側の通路に沿って設置したハンドレールに、機体前部のミラーとは別のミラーを取り付けることが考えられる。この場合、建設機械の輸送時における障害、通路上の障害、メンテナンス時に開閉するカバーに対する障害とならないように、ミラーをハンドレールに取り付ける必要がある。さらに、ミラーを取り付けるハンドレールが、特許文献1に記載のハンドレールのように、一部が回動されて折り畳み可能な構造の場合、折り畳み時のハンドレールと接触しないようにミラーを取り付ける必要もある。
本発明は、上記の事柄に基づいてなされたもので、その目的は、折り畳み可能なハンドレールにミラーを取り付けて側方視界を確保しても、輸送時の障害、通路上の障害、メンテナンス時に開閉するカバーに対する障害とならず、ハンドレールの折り畳みに支障のない建設機械を提供することである。
上記目的を達成するため、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、機体と、前記機体の側方一方側の上面に形成された作業者の歩行可能な通路と、前記機体の上面における前記側方一方側の端部に前記通路の一部に沿って立設されている固定レール体と前記固定レール体の上端部に回動可能に取り付けられて前記固定レール体に対して折り畳み可能な可動レール体とにより、高さが可変に構成されるハンドレールとを備えた建設機械において、前記固定レール体は、上部側が下部側よりも前記機体の側方外側に位置するような屈曲形状で、前記通路に沿う方向に間隔をあけて配置されている複数の支柱を有し、前記複数の支柱のうちいずれかには上部側に第1のミラーが取り付けられており、前記第1のミラーは、前記支柱の下部よりも前記機体の側方外側でかつ前記機体の幅内に配置されていると共に、前記複数の支柱間において前記固定レール体の上端部よりも下側でかつ前記可動レール体の折り畳み後の回動先端部よりも上側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、固定レール体の支柱の下部よりも側方外側にミラーを配置することで、ミラーを通路内に突出させないようにしたので、ミラーが通路上の障害となることはない。また、機体の幅内でかつ固定レール体の上端部よりも下側にミラーを配置することで、ミラーを機体よりも側方外側や上側に突出させないようにしたので、ミラーが建設機械の輸送時の障害となることはない。さらに、通路に沿って配置した支柱の間にミラーを配置することで、ミラーをハンドレールの延在範囲の外側に突出させないようにしたので、ハンドレールの隣接した位置に開閉可能なカバーがあっても、ミラーがカバーの開閉の障害となることはない。また、固定レール体の上端部と可動レール体の折り畳み後の回動先端部との間にミラーを配置したので、折り畳み時のハンドレールにミラーが接触することはない。つまり、折り畳み可能なハンドレールにミラーを取り付けて側方視界を確保しても、通路上の障害、輸送時の障害、メンテナンス時に開閉するカバーに対する障害とならず、ハンドレールの折り畳みにも支障がない。
本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルを示す斜視図である。 図1に示す本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルを作業装置を省略した状態で示す側面図である。 図1に示す本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルを作業装置を省略した状態で示す平面図である。 図3に示す本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルの上部旋回体をカバーを開放した状態で示す斜視図である。 図4に示す本発明の建設機械の一実施の形態を構成するハンドレール及びハンドレールに取り付けたミラーを示す斜視図である。 図5に示す本発明の建設機械の一実施の形態を構成するハンドレールの折り畳み後のハンドレールとミラーの位置関係を示す斜視図である。 図5に示す本発明の建設機械の一実施の形態を構成するハンドレール及びミラーの位置を示す説明図である。
以下、本発明の建設機械の実施の形態を図面を用いて説明する。本実施の形態においては、建設機械の一例としてホイール式の油圧ショベルを例に挙げて説明する。なお、運転席に着座したオペレータから見た方向を用いて説明する。
まず、本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルの構成を図1乃至図4を用いて説明する。図1は本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルを示す斜視図、図2は図1に示す本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルを作業装置を省略した状態で示す側面図、図3は図1に示す本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルを作業装置を省略した状態で示す平面図、図4は図3に示す本発明の建設機械の一実施の形態を適用した油圧ショベルの上部旋回体をカバーを開放した状態で示す斜視図である。
図1において、ホイール式の油圧ショベル1は、機体として、複数の車輪2を有する下部走行体3と、下部走行体3上に旋回可能に搭載された上部旋回体4とを備えている。上部旋回体4の前部における幅方向中央部には、土砂の掘削等を行う作業装置5が俯仰可能に設けられている。下部走行体3の右側における前後の車輪2の間には、昇降用の階段6が設置されている。
図1乃至図3に示すように、上部旋回体4は、下部走行体3上に旋回可能に搭載された旋回フレーム8と、旋回フレーム8の前部における左側(機体の側方他方側)に配設されたキャブ9と、旋回フレーム8の前端部における右側(機体の側方一方側)、つまり作業装置5を挟んでキャブ9の反対側に配設された収容ケース10と、旋回フレーム8の右側における収容ケース10の後方に配設された燃料タンク11と、旋回フレーム8の右側における燃料タンク11の後方に配設された作動油タンク12と、旋回フレーム8の後端部に配設されたカウンタウェイト13と、キャブ9や作動油タンク12とカウンタウェイト13との間に配設された機械室14とで大略構成されている。
キャブ9は、オペレータが搭乗するもので、その内部にオペレータが着座する運転席(図示せず)等が設置されている。収容ケース10は、コントロールバルブや排ガス処理のための還元剤を貯蔵する還元剤タンク等の機器又は工具など(図示せず)を収容するものであり、前後方向に複数段の階段状に構成されている。燃料タンク11は上下方向に延びる略直方体状の耐圧タンクであり、燃料タンク11の上面11aには燃料を供給する供給口16が設けられている。作動油タンク12は上下方向に延びる略直方体状の耐圧タンクであり、作動油タンク12の上面12aには作動油を供給する供給口17が設けられている。カウンタウェイト13は、作業装置5に対する上部旋回体4の全体をバランスさせるものである。機械室14は、エンジン(図示せず)や油圧ポンプ(図示せず)等の機器を内部に収納するものである。機械室14の上面14aの右側部分、つまり、機械室14の上面14aにおける作動油タンク12の後方に位置する部分には、図4に示すように、開閉可能なカバー20が設けられている。メンテナンス時には、前後方向を軸としてカバー20を回動させて開けることで、エンジンや油圧ポンプ等の機器にアクセス可能となっている。
上部旋回体4の右側の上面には、図3に示すように、燃料や作動油の補給、エンジンや油圧ポンプ等の各種機器の調整等の各種メンテナンス作業を行うために、作業者の歩行可能な空間が通路30として確保されている。具体的には、通路30は、収容ケース10の階段状の上面10aや収容ケース10の後方に順に配置された燃料タンク11及び作動油タンク12の上面11a、12a上に形成されている。通路30の床面としての収容ケース10の上面10aや燃料タンク11の上面11aには、図3及び図4に示すように、作業者が通路30を歩行中に滑らないように、滑り止め部材31が設けられている。
上部旋回体4の右側には、図1乃至図4に示すように、この通路30に沿って、第1ハンドレール33、第2ハンドレール34、第3ハンドレール35、及び第4ハンドレール36の4つのハンドレールが設置されている。第1ハンドレール33は、収容ケース10の最前部右端部、つまり、通路30の入口部分の側方外側に設置されており、通路30の昇降用に使用されるものである。第2ハンドレール34は、収容ケース10の前側左端部、つまり、通路30の階段前半部の側方内側に沿って設置されており、通路30の昇降用に第1ハンドレール33と共に使用されるものである。第3ハンドレール35は、収容ケース10の後側右端部、つまり、通路30の階段後半部の側方外側に沿って設置されており、通路30の昇降用に第2ハンドレール34と共に使用されるものである。第4ハンドレール36は、燃料タンク11及び作動油タンク12の右側端部(側方一方側の端部)、つまり、前後方向に延びる通路30の側方外側に沿って、第3ハンドレール35の後方に延在するように設置されており、作業者の歩行の補助として使用されるものである。第4ハンドレール36は、作業者の通路30からの落下防止のための安全柵として機能するように、その高さが設置面(燃料タンク11及び作動油タンク12の上面11a、12a)から所定値以上に設定されており、図2に示すように、その上端部がキャブ9の上面よりも上側に位置する状態となっている。そこで、第4ハンドレール36は、トラック等による油圧ショベル1の輸送時に障害とならないように、詳細は後述するが、折り畳み可能で高さが可変な構成となっている。
第1ハンドレール33には、図1乃至図4に示すように、機体の右側方及び右前方を確認するための第1ミラー38及び第2ミラー39が水平方向に回動可能に取り付けられている。第1及び第2ミラー38、39は、作業装置5が上げ位置にあるときに運転席(図示せず)に着座するオペレータからの視線が確保されるような位置に配置されており、油圧ショベル1の輸送時には上部旋回体4の前方に突出しない位置に回動される。第3ハンドレール35には、上部旋回体4の上面後方を確認するための第3ミラー42が水平方向に回動可能に取り付けられている。第3ミラー42は、輸送時には上部旋回体4の側方外側に突出しない位置に回動される。第4ハンドレール36には、機体の右側方及び右前方を確認するための第4ミラー(側方確認ミラー)45及び第5ミラー(側方前側確認ミラー)46が取り付けられている。第4及び第5ミラー45、46は、作業装置5が下げ位置にあるときに運転席に着座するオペレータからの視線が確保されるような位置に配置されている。
次に、本発明の建設機械の一実施の形態の一部を構成する第4ハンドレールの構造を図5乃至図7を用いて説明する。
図5は図4に示す本発明の建設機械の一実施の形態を構成するハンドレール及びハンドレールに取り付けたミラーを示す斜視図、図6は図5に示す本発明の建設機械の一実施の形態を構成するハンドレールの折り畳み後のハンドレールとミラーの位置関係を示す斜視図、図7は図5に示す本発明の建設機械の一実施の形態を構成するハンドレール及びミラーの位置を示す説明図である。図7において、二点鎖線の可動レール体70は、起立位置R及び最も側方内側の位置Cにある可動レール体70を示している。二点鎖線の矢印は、可動レール体70の水平部72の回動軌跡Tを示している。なお、図5乃至図7において、図1乃至図4に示す符号と同符号のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図5及び図6において、第4ハンドレール36は、上部旋回体4の上面における右側端部に通路30(図3参照)の一部に沿って立設された固定レール体50と、固定レール体50の上端部に回動可能に取り付けられた可動レール体70とを有しており、可動レール体70の固定レール体50に対する折り畳みが可能な構成となっている。つまり、可動レール体70は、図5に示す起立位置Rと図6に示す折り畳み位置Fとの間で固定レール体50に対して回動可能であり、第4ハンドレール36は高さが可変な構成となっている。固定レール体50は、例えば、上部旋回体4の燃料タンク11及び作動油タンク12上に立設され、前後方向(通路30に沿う方向)に間隔をあけて配置された2本の支柱51と、2本の支柱51に掛け渡たすように設けられた回動支持部材60とで構成されている。固定レール体50の高さHは、固定レール体50の上端がキャブ9(図2参照)の上面より低くなるように設定されている。
各支柱51は、例えば、パイプ部材で構成され、上部側が下部側よりも上部旋回体4の右側(機体の側方外側)に位置するような屈曲形状とされている。すなわち、各支柱51は、上下方向に延在する下側支柱部52と、下側支柱部52よりも右上側に位置し上下方向に延在する上側支柱部53と、下側支柱部52と上側支柱部53を繋ぎ、下側支柱部52の上端から上側支柱部53の下端に向かって右斜め上方へ延在する中間支柱部54とで構成されている。各支柱51は、下側支柱部52がブラケット56を介して燃料タンク11又は作動油タンク12上面11a、12aに固定されている。下側支柱部52間には、歩行中の作業者の上部旋回体4上からの落下を防止するために、フットガード58が設置されている。
固定レール体50の回動支持部材60は、前後方向(通路30に沿う方向)に延在する断面がL字状の部材であり、支柱51の上側支柱部53の上端に固定される第1面部61と、第1面部61の左端から下側に突出する第2面部62とで構成されている。第1面部61には、図6に示すように、上下方向に貫通するボルト挿通孔61aが前後方向に間隔をあけて複数(例えば、図6では3つ)設けられている。第1面部61の下面におけるボルト挿通孔61aの位置には、ナット(図示せず)が溶接等により固定されている。回動支持部材60の第2面部62の左側の面には、図5に示すように、ねじ穴64aを有する可動レール体固定部材64が前後方向に間隔をあけて複数(例えば、図5では3つ)設けられている。
図5及び図7に示すように、固定レール体50の2本の支柱51間において、上部旋回体4の上面から固定レール体50の回動支持部材60までの高さ方向の範囲、及び、支柱51の下側支柱部52から上部旋回体4の側方最外端の位置Oまでの機体幅方向の範囲を囲む領域は、第4ミラー45及び第5ミラー46を収容する収容空間67として画成されている。
可動レール体70は、図5及び図6に示すように、作業者が歩行時に把持するレール本体71と、レール本体71に固定された回動中心としての回動軸部材75とで構成されている。レール本体71は、例えば、パイプ部材で構成され、コ字状に形成されている。つまり、水平方向に延在する回動先端部としての水平部72と、水平部72の両端部からそれぞれ垂直方向に延在する2本の垂直部73とで構成されている。2本の垂直部73間の幅は、2本の支柱51の上側支柱部53間の幅と略同じに設定されている。回動軸部材75は、前後方向(通路30に沿う方向)に延在する断面がL字状の部材であり、2本の垂直部73の先端部(水平部72とは反対側の部分)に固定される第1面部76と、第1面部76の端部から水平部72側に突出する第2面部77とで構成されている。
回動軸部材75の第1面部76には、図6に示すように、第1ボルト挿通孔76aが複数設けられている。第1ボルト挿通孔76aは、可動レール体70が起立位置R(図5参照)にあるときに、固定レール体50の回動支持部材60のボルト挿通孔61aに重なり合う位置に形成されている。回動軸部材75の第2面部77には、図5に示すように、第2ボルト挿通孔77aが複数設けられている。第2ボルト挿通孔77aは、可動レール体70が折り畳み位置F(図6参照)にあるときに、可動レール体固定部材64のねじ穴64aに重なり合う位置に形成されている。
固定レール体50の回動支持部材60の第1面部61上に可動レール体70の回動軸部材75の第1面部76を配置し、回動支持部材60の第2面部62と回動軸部材75の第2面部77を略同一垂直面上に配置した状態おいて、回動支持部材60の第2面部62と回動軸部材75の第2面部77が複数(図5及び図6では2つ)のヒンジ80により連結されている。これにより、図7に示すように、可動レール体70は、起立位置Rから固定レール体50に対して上部旋回体4の側方内側に略180°回動して折り畳み位置Fに移動可能となっている。レール本体71は、図5に示すように、起立位置Rのときに垂直部73が固定レール体50の上側支柱部53に対して上側に連なり、図6に示すように、折り畳み位置Fのときに垂直部73が側方で上側支柱部53に重なり合う。第4ハンドレール36では、図7に示すように、可動レール体70の水平部72の回動時の最も側方内側の位置C(起立位置R又は折り畳み位置Fから略90°回動した時の位置)が通路30よりも側方外側になるように、つまり、可動レール体70が回動時に通路30よりも側方外側を通過するように、支柱51の屈曲形状及び可動レール体70の高さhが設定されている。
可動レール体70を起立位置Rに回動させたときには、図5及び図6に示すように、可動レール体70の回動軸部材75の第1ボルト挿通孔76a及び固定レール体50の回動支持部材60のボルト挿通孔61aにボルト(図示せず)を上側から挿通して回動支持部材60の第1面部61の下側のナット(図示せず)にねじ込み締結することで、可動レール体70が起立位置Rで固定レール体50に固定される。一方、可動レール体70を折り畳み位置Fに回動させたときには、可動レール体70の回動軸部材75の第2ボルト挿通孔77aにボルト81を挿通して可動レール体固定部材64のねじ穴64aにねじ込み締結することで、可動レール体70が折り畳み位置Fで固定レール体50に固定される。
次に、本発明の建設機械の一実施の形態の一部を構成するミラーのハンドレールに対する配置関係を図5乃至図7を用いて説明する。
第4ミラー45は、図5に示すように、第4ハンドレール36の後側の支柱51の上側支柱部53にステー85を介して取り付けられている。第5ミラー46は、後側の支柱51の下側支柱部52にステー89を介して取り付けられている。ステー85及びステー89は、例えば、直線状の部材である。ステー85及びステー89の一方側端部には第1クランプ86及び第1クランプ90が、他方側端部には第2クランプ87及び第2クランプ(図示せず)がそれぞれ取り付けられている。第1クランプ86及び第1クランプ90はそれぞれ、支柱51を挟み込むことでステー85及びステー89を支柱51に固定するものであり、支柱51の上下方向に移動可能かつ支柱51を軸に回動可能である。第2クランプ87及び第2クランプ(図示せず)はそれぞれ、第4ミラー45及び第5ミラー46をステー85及びステー89に取り付けるものであり、ステー85及びステー89の長手方向に移動可能かつステー85及びステー89を軸に回動可能である。第4ミラー45及び第5ミラー46は、ステー85及びステー89の長手方向に対して直交する方向を軸として回動可能に第2クランプ87及び第2クランプ(図示せず)に取り付けられている。
第4ミラー45及び第5ミラー46の配置及び視界範囲は以下にように調整される。第1に、ステー85及びステー89を支柱51に沿って移動させると共に支柱51を軸に回動させる。第2に、第4ミラー45及び第5ミラー46をそれぞれステー85及びステー89に沿って移動させると共にステー85及びステー89を軸に回動させる。第3に、第4ミラー45及び第5ミラー46をそれぞれ第2クランプ87及び第2クランプ(図示せず)に対して回動させる。例えば、第4ミラー45を支持するステー85は、上側支柱部53の側方外側において回動支持部材60に沿うように配置されている。第5ミラー46を支持するステー89は、下側支柱部52から側方外側でやや前方に向かうように配置されている。
第4ミラー45は、図5及び図7に示すように、収容空間67内に収容されている。具体的には、図7に示すように、下側支柱部52(支柱51の下部)よりも右側(機体の側方外側)で、かつ、上部旋回体4の側方最外端の位置Oよりも左側(機体の側方内側)、つまり上部旋回体4の幅内に配置されている。また、図6及び図7に示すように、2本の支柱51間において固定レール体50の回動支持部材60(上端部)よりも下側で、かつ、可動レール体70の折り畳み後の水平部72(回動先端部)よりも上側、より詳細には、可動レール体70の水平部72の回動軌跡Tよりも可動レール体70の回動軸部材75側(回動中心側)に配置されている。第4ミラー45は、例えば、鏡面が略下側を向くように配置され、着座するオペレータから側方全体が見えるように調整される。
第5ミラー46は、図5及び図7に示すように、収容空間67内に収容されている。具体的には、第4ミラー45と同様で図7に示すように、下側支柱部52よりも右側で、かつ、上部旋回体4の側方最外端の位置Oよりも左側つまり上部旋回体4の幅内に配置されている。また、図6に示すように、2本の支柱51間において可動レール体70の折り畳み後の水平部72よりも下側に配置され、例えば、第4ミラー45の略真下に位置している。第5ミラー46は、例えば、鏡面が左斜め前方側を向くように配置され、着座するオペレータから側方前側が見えるように調整される。
次に、本発明の建設機械の一実施の形態におけるメンテナンス時及び輸送時の作業を図1乃至図7を用いて説明する。
上述した構成の油圧ショベル1においては、燃料や作動油の補給、各種機器の調整等の各種メンテナンス作業を行う際、図1に示す上部旋回体4の高所上面に乗り上がって作業する必要がある。例えば、機械室14の機器のメンテナンス作業を行う作業者は、先ず、下部走行体3の右側の階段6を使用して下部走行体3を昇る。その後、第1及び第2ハンドレール33、34を把持し、次に、第2及び第3ハンドレール34、35を把持することで、階段状の収容ケース10の複数の上面10a上を昇り進む。収容ケース10を昇り切った後、図3に示す第4ハンドレール36を把持しつつ、通路30に沿って燃料タンク11及び作動油タンク12上を歩行する。
本実施の形態においては、第4ミラー45及び第5ミラー46を、図3及び図7に示すように、第4ハンドレール36の支柱51の下側支柱部52よりも右側に配置しているので、第4ハンドレール36に沿った通路30上に第4ミラー45及び第5ミラー46が突出することはない。しがたって、第4ハンドレール36を把持して通路30を歩行する作業者にとって、第4ミラー45及び第5ミラー46は障害にならない。
また、燃料タンク11及び作動油タンク12上を歩行中にバランスを崩したり、足を滑らせたりした場合であっても、所定値以上の高さを有する第4ハンドレール36及びフットガード58により、歩行中の作業者の上部旋回体4からの落下を防止することができる。
その後、機械室14に到達した作業者は、図4に示すように、カバー20を上部旋回体4の右側方向に回動させて開く。本実施の形態においては、第4ミラー45及び第5ミラー46を、図4及び図5に示すように、前後方向に間隔をあけて配置した2本の支柱51間に配置しているので、第4ハンドレール36の延在範囲の外側に第4ミラー45及び第5ミラー46が突出することはない。したがって、第4ミラー45及び第5ミラー46は第4ハンドレール36の後方に位置するカバー20の開閉の障害にならない。
ところで、上述した構成の油圧ショベル1においては、図2に示すように、第4ハンドレール36の上端部がキャブ9の上面よりも高い位置にあるので、輸送する際に第4ハンドレール36を折り畳む必要がある。具体的には、図5乃至図7に示すように、第4ハンドレール36の可動レール体70を、起立位置Rから固定レール体50に対して上部旋回体4の側方内側に回動させて折り畳み位置Fに折り畳む。これにより、第4ハンドレール36の折り畳み後の高さは、固定レール体50の高さHと同等になり、第4ハンドレール36の折り畳み後の上端はキャブ9の上面よりも低くなる。このように、第4ハンドレール36を高さ可変の構成としたので、第4ハンドレール36は輸送時の障害にならない。
本実施の形態においては、第4ミラー45を、図3及び図7に示すように、上部旋回体4の幅内に配置すると共に、固定レール体50の回動支持部材60よりも下側に配置しているので、第4ミラー45が上部旋回体(機体)4の側方外側及びキャブ(機体)9の上側に突出することはない。したがって、第4ミラー45は輸送時の障害にならない。また、第4ミラー45を、図6及び図7に示すように、固定レール体50の回動支持部材60と可動レール体70の折り畳み後の水平部72との間に配置しているので、回動する可動レール体70が第4ミラー45に接触することはない。
また、第5ミラー46を、図3及び図7に示すように、上部旋回体4の幅内に配置すると共に、可動レール体70の折り畳み後の水平部72よりも下側に配置しているので、第5ミラー46が上部旋回体4の側方外側及びキャブ9の上側に突出することはない。したがって、第5ミラー46は輸送時の障害にならない。また、第5ミラー46を、図6及び図7に示すように、可動レール体70の折り畳み後の水平部72よりも下側に配置しているので、回動する可動レール体70が第5ミラー46に接触することはない。
また、本実施の形態においては、第4ミラー45及び第5ミラー46を、可動レール体70でなく、固定レール体50の支柱51に取り付けたので、第4ミラー45及び第5ミラー46の位置が可動レール体70の折り畳み前後で変化しない。したがって、油圧ショベル1の輸送後に、可動レール体70の起立を怠ったとしても、油圧ショベル1の右側方を確実に確認することができる。
上述したように、本発明の建設機械の一実施の形態によれば、固定レール体50の支柱51の下部よりも側方外側に第4ミラー45を配置したので、第4ミラー45が通路30上の障害となることはない。また、上部旋回体(機体)4の幅内でかつ固定レール体50の回動支持部材(上端部)60よりも下側に第4ミラー45を配置したので、第4ミラー45が建設機械の輸送時の障害となることはない。さらに、通路30に沿って配置した支柱51の間に第4ミラー45を配置したので、第4ハンドレール36の隣接した位置に開閉可能なカバー20があっても、第4ミラー45がカバー20の開閉の障害となることはない。また、固定レール体50の回動支持部材(上端部)60と可動レール体70の折り畳み後の水平部(回動先端部)72との間に第4ミラー45を配置したので、折り畳み時の第4ハンドレール36に第4ミラー45が接触することはない。つまり、折り畳み可能な第4ハンドレール36に第4ミラー45を取り付けて側方視界を確保しても、通路30上の障害、輸送時の障害、メンテナンス時に開閉するカバー20に対する障害とならず、第4ハンドレール36の折り畳みにも支障がない。
また、本実施の形態によれば、通路30上の障害、輸送時の障害、メンテナンス時に開閉するカバーに対する障害とならず、ハンドレールの折り畳みにも支障がないように、側方確認用の第4ミラー45及び側方前側確認用の第5ミラー46の2つのミラーを設置できるので、より広範囲で良好な側方視界を確保することができる。
さらに、本実施の形態によれば、側方確認用の第4ミラー45を側方前側確認用の第5ミラー46よりも上側に配置したので、第4ミラー45を下側に配置する場合よりも第4ミラー45の視界を広く得ることができ、より良好な側方視界を確保することができる。
また、本実施の形態によれば、固定レール体50の2本の支柱51の一方を燃料タンク11に、他方の支柱51を作動油タンク12に固定したので、燃料タンク11と作動油タンク12が連結状態になり、燃料タンク11及び作動油タンク12の剛性を高めることができる。また、両方の支柱51を1つのタンクに設置せずに、2本の支柱51をそれぞれ異なるタンクに固定したので、支柱51の設置スペースを確実に確保することができる。
加えて、本実施の形態によれば、可動レール体70が回動時に通路30よりも側方外側を通過するように、支柱51の屈曲形状及び可動レール体70の高さhを設定しているので、起立位置Rの可動レール体70が何らかの要因で誤って回動してしまった場合であっても、作業中や歩行中の作業者に対する可動レール体70の衝突を抑制することができる。
なお、上述した一実施の形態においては、本発明の建設機械をホイール式の油圧ショベル1に適用した例を示したが、本発明は、クローラ式の油圧ショベルや油圧クレーン、ホイールローダ等の折り畳み可能なハンドレールを備えた各種の建設機械に広く適用することができる。
また、本発明は本実施の形態に限られるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施形態は本発明をわかり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、上述した一実施の形態においては、左側にキャブ9を、右側に燃料タンク11や作動油タンク12を配設した例を示したが、燃料タンク11や作動油タンク12とキャブ9の配置を左右逆転させる構成も可能である。この場合、第4ハンドレール36や第4ミラー45、第5ミラー46等の位置も左右逆転した構成となる。
また、上述した一実施の形態においては、第4ハンドレール36を燃料タンク11及び作動油タンク12上に立設した例を示した。しかし、第4ハンドレール36は機体の各種部分の上面上に形成された通路に沿って配置するものであり、必ずしも燃料タンク11及び作動油タンク12上に設置する必要はない。
上述した一実施の形態においては、側方全体の確認用の第4ミラー45を固定レール体50の上側支柱部53側に配置すると共に、側方前側確認用の第5ミラー46を下側支柱部52側に配置した例を示したが、第4ミラー45と第5ミラー46の配置を逆転させることも可能である。ただし、第4ミラー45を上側に配置する方が側方視界を広く得ることができ、良好な側方視界を確保できる。
なお、上述した一実施の形態においては、固定レール体50を2本の支柱51で構成した例を示したが、3本以上の支柱51を通路30に沿って間隔をあけて配置する構成も可能である。
また、上述した一実施の形態においては、固定レール体50の回動支持部材60及び可動レール体70の回動軸部材75にヒンジ80を取り付けることで、第4ハンドレール36を折り畳み可能とした構成の例を示した。しかし、第4ハンドレール36は、回動支持部材60及び回動軸部材75を備えずに、固定レール体50の支柱51の上端部と可動レール体70の垂直部73の端部をピン結合することで、折り畳み可能な構成とすることも可能である。
なお、上述した一実施の形態においては、第4ミラー45をステー85を介して支柱51の上側支柱部53に固定すると共に、第5ミラー46をステー89を介して支柱51の下側支柱部52に固定する例を示した。しかし、第4ミラー45及び第5ミラー46を支柱51の上側支柱部53及び下側支柱部52のどちらか一方に固定することも可能である。この場合、屈曲形状のステーを用いることで、第4ミラー45及び第5ミラー46の配置を維持しつつ第4ミラー45及び第5ミラー46を支持する支柱51の部分を変更することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
3 下部走行体(機体)
4 上部旋回体(機体)
11 燃料タンク
12 作動油タンク
30 通路
36 第4ハンドレール(ハンドレール)
45 第4ミラー(側方確認ミラー)
46 第5ミラー(側方前側確認ミラー)
50 固定レール体
51 支柱
60 回動支持部材(上端部)
70 可動レール体
72 水平部(回動先端部)

Claims (5)

  1. 機体と、
    前記機体の側方一方側の上面に形成された作業者の歩行可能な通路と、
    前記機体の上面における前記側方一方側の端部に前記通路の一部に沿って立設されている固定レール体と前記固定レール体の上端部に回動可能に取り付けられて前記固定レール体に対して折り畳み可能な可動レール体とにより、高さが可変に構成されるハンドレールとを備えた建設機械において、
    前記固定レール体は、上部側が下部側よりも前記機体の側方外側に位置するような屈曲形状で、前記通路に沿う方向に間隔をあけて配置されている複数の支柱を有し、
    前記複数の支柱のうちいずれかには上部側に第1のミラーが取り付けられており、
    前記第1のミラーは、前記支柱の下部よりも前記機体の側方外側でかつ前記機体の幅内に配置されていると共に、前記複数の支柱間において前記固定レール体の上端部よりも下側でかつ前記可動レール体の折り畳み後の回動先端部よりも上側に配置されている
    ことを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記ハンドレールの前記固定レール体に取り付けられている第2のミラーをさらに備え、
    前記第2のミラーは、前記支柱の下部よりも前記機体の側方外側でかつ前記機体の幅内に配置されていると共に、前記複数の支柱間において前記可動レール体の折り畳み後の回動先端部よりも下側に配置されている
    ことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項2に記載の建設機械において、
    折り畳み後の前記回動先端部よりも上側に配置されている前記第1のミラーは、前記機体の前記側方一方側を確認する側方確認ミラーであり、
    折り畳み後の前記回動先端部よりも下側に配置されている前記第2のミラーは、前記機体の前記側方一方側の前側を確認する側方前側確認ミラーである
    ことを特徴とする建設機械。
  4. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記機体は、前記側方一方側に配設され、上面上に前記通路が形成されている燃料タンク及び作動油タンクを有し、
    前記固定レール体の前記複数の支柱は2本の支柱で構成されており、いずれか一方の支柱が前記燃料タンクに固定されていると共に、他方が前記作動油タンクに固定されている
    ことを特徴とする建設機械。
  5. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記可動レール体が回動時に前記通路よりも側方外側を通過するように、前記支柱の屈曲形状及び前記可動レール体の高さが設定されている
    ことを特徴とする建設機械。
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