JP3178386B2 - 建設機械の上部旋回体 - Google Patents

建設機械の上部旋回体

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JP3178386B2
JP3178386B2 JP26821397A JP26821397A JP3178386B2 JP 3178386 B2 JP3178386 B2 JP 3178386B2 JP 26821397 A JP26821397 A JP 26821397A JP 26821397 A JP26821397 A JP 26821397A JP 3178386 B2 JP3178386 B2 JP 3178386B2
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敦司 玉根
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルその
他の建設機械において、下部走行体に旋回可能に設置さ
れた上部旋回体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械の一例として油圧ショベルがあ
るが、油圧ショベルは土砂の掘削等の作業を行うために
用いられ、自走式の車両に掘削機構等のフロント作業機
構を設けたものである。そこで、図9及び図10に従来
技術による油圧ショベルの構成を示す。これらの図に示
した油圧ショベルは、例えば鉱山における露天掘り等の
ために用いられる大型の機械である。
【0003】これらの図から明らかなように、油圧ショ
ベルは走行手段として、下部走行体1を有する。この下
部走行体1は、走行フレーム2に左右のクローラ式走行
ユニット1R,1Lを連結したものである。この下部走
行体1の走行フレーム2には旋回装置3を介して上部旋
回体4が設置されている。これによって、自走式の車両
が構成され、かつ上部旋回体4は左右いずれの方向にも
所望の角度旋回できるようになっている。
【0004】上部旋回体4は所定の強度を持った旋回フ
レーム4aを有し、この旋回フレーム4aには、オペレ
ータが搭乗して機械の操作を行う運転室5が設けられて
おり、また掘削手段を構成するフロント作業機構6が設
けられる。このフロント作業機構6は旋回フレーム4a
の前方に向けて延在させ、かつ旋回フレーム4aに対し
て俯仰動作を行うブーム6aと、このブーム6aの先端
に上下動可能に連結したアーム6bと、アーム6bの先
端に回動可能に連結したバケット6cとから構成され
る。また、旋回フレーム4aには建屋7が設けられ、こ
の建屋7内には、エンジンや油圧ポンプ等、機械を動作
させるための機器類や、その他の機器が収納されてい
る。さらに、図示は省略するが、燃料ポンプや作動油タ
ンクといったタンク類も旋回フレーム4aに設置される
が、これらタンク類は通常は建屋7の外部において、こ
の建屋7と並ぶように配置される。また、上部旋回体4
の最後方の位置にはカウンタウエイト8が設置されてい
る。なお、以下の説明において、上部旋回体4の前後,
左右の各方向については、フロント作業機構6が延在さ
れている方向を前方とする。
【0005】ところで、図9及び図10に示した油圧シ
ョベルは大型のものであり、その大きさとしては、図9
に油圧ショベルと共に平均的な背丈のオペレータMを示
したが、オペレータMの背丈より上部旋回体4の旋回フ
レーム4aの下面の位置は遥かに高くなっている。ま
た、運転室5は、フロント作業機構6の全体を十分視野
内に入れることができるようにするために、さらに高所
に設けられ、この運転室5の下部には工具類等を格納す
る格納室9が設けられている。ここで、大型の油圧ショ
ベルのサイズの一例について具体的に示すと、車高は8
m乃至それ以上で、上部旋回体4の全長は10mを越
え,車幅は8m以上という大きさを有するものもある。
【0006】以上のような大型の油圧ショベルにあって
は、オペレータが運転室に乗り降りするために、スライ
ド式のラダー10が設けられ、また旋回フレーム4aに
は通行路としてのフェンダ11が設けられている。ラダ
ー10は、常時は引き上げられているが、オペレータが
乗り降りする際には、それを下方に引き下ろして、この
ラダー10からフェンダ11に上ることができる。運転
室5は、フェンダ11の位置よりさらに高い位置にある
から、フェンダ11と運転室5との間にはステップ12
が設けられている。従って、オペレータはラダー10,
フェンダ11及びステップ12を通って運転室5に乗り
降りすることができる。
【0007】オペレータの運転室5への乗り降りだけで
あれば、フェンダ11及びラダー10は、旋回フレーム
4aの片側、通常は左側にのみ設けておけば良いが、建
屋7の内部に収納させた各種の機器等のメンテナンスを
行ったり、またタンク類に給油を行ったりする必要があ
る。このために、フェンダ11及びラダー10は、車両
の左右両側に設置されると共に、ラダー10はフェンダ
11の高さ位置からさらに上方に延びて、建屋7乃至タ
ンク類の上にまで上ることができるようになされてい
る。そして、これらフェンダ11やステップ12、さら
に建屋7の上等には、人の通行の安全を図るために、適
宜手すり13等が設置されている。なお、14は建屋7
に設けたドア、15はカウンタウエイト8に設けた外気
取り入れ口である。
【0008】以上の構成を有する上部旋回体4は、前方
側に格納室9上に設置した運転室5とフロント作業機構
6が設けられ、後部側は建屋7,タンク類及びカウンタ
ウエイト8が設置されているが、これら後部側の全体の
形状を揃えるために、全てがほぼ同じ高さとなるように
設定されている。建屋7は内部に収納する機器等により
高さが決定されるが、タンク類やカウンタウエイト8に
ついては、この建屋7を基準として、それらの高さ位置
が決定される。カウンタウエイト8には、フロント作業
機構6で土砂等の掘削時に生じる負荷に対するバランス
を取って、車両全体を安定させることができる重量を持
たせている。そして、その具体的な構造としては、周知
のように、鋼鉄製の容器内に重量コンクリート等を充填
したものである。カウンタウエイト8の重量は、フロン
ト作業機構6に作用する負荷、即ちバケット6cの容量
等に基づいて決定されるものであり、その高さ寸法は必
要な重量を持たせるためのみならず、建屋7の高さに合
わせるために設定されている。従って、その容積は必要
以上となり、内部全体に重量コンクリート等が充填され
てはおらず、上方の部分は空間となっている。そして、
建屋7内に設けたエンジンにはラジエータが付設されて
おり、このラジエータに外気からの冷却風を取り入れる
外気取り入れ口15はカウンタウエイト8の内部に充填
物が充填される部位の上部を貫通するように設ける構成
としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上部旋回体
4には建屋7内等に機器類等が設置されているから、機
器類その他の作動不良等のトラブルが発生すると、オペ
レータがこれらの機器を点検し、簡単な修理が可能であ
れば、その場で修理を行う。また、これら各機器におい
て、オペレータが修理できない程度の故障があると、専
門のメンテナンス作業者による修理が行われ、定期的な
メンテナンス作業も行われる。故障が発生した時にはそ
の故障箇所の確認を行うために、建屋7の内部に入り込
む必要があり、さらに複合的な故障があれば、種々の機
器を修理したり、点検したりする必要がある。また、定
期的なメンテナンス作業は、建屋7の内部に位置する全
ての機器類を点検し、必要な箇所の修理も行われる。従
って、建屋7には様々な方向から入れるようになってい
なければならない。
【0010】以上のように、機器メンテナンス等のため
に、建屋7にはドア14が適宜の箇所に設けられてい
る。そして、建屋7内には、様々な機器類等が入り組ん
だ状態に設置されているから、ドア14は運転室5が設
置されている側の面だけでなく、図示は省略するが、上
部旋回体4の反対側の面にも設けて、建屋7内の全ての
機器を容易に手入れできるようになされている。前述し
たように、フェンダ11を上部旋回体4の両側に配置し
ているのは、このようにメンテナンス作業等の便宜のた
めである。
【0011】建屋7の片側で点検・修理等といったメン
テナンス作業を行っている間に、反対側に位置する機器
等も同時に点検・修理する必要が生じる。この場合に
は、一方側のフェンダから他方のフェンダに移動しなけ
ればならないが、この場合には、作業者は一度地上に下
りるか、または建屋7の上を乗り越えなければならなく
なる。点検・修理等は、当然、工具等を用いる必要があ
ることから、作業者は工具類等を携帯して上り下りしな
ければならず、しかもこの上り下りする際にはラダー1
0を利用しなければならない。ラダー10はスライド式
となっていること等から、重量のある工具類を携帯して
ラダー10を上り下りするのは極めて困難であり、この
ためにメンテナンス作業等の作業性が悪いという問題点
がある。
【0012】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、上部旋回体上に設置
した各種の機器等のメンテナンス作業等において、作業
者等が格別ステップやラダーを上り下りすることなく、
所望の場所に容易に移動できるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、下部走行体に旋回可能に設置した旋
回フレームに、少なくとも運転室と、フロント作業機構
と、エンジンその他の機器を収納した建屋を設けると共
に、最後部位置にカウンタウエイトを連結して設けた建
設機械の上部旋回体であって、前記旋回フレームの左右
両側に沿って通行路を設け、これら両通行路を前記カウ
ンタウエイトの配設位置にまで延在させ、かつこのカウ
ンタウエイトの上面が前記両通行路間の連絡通路として
利用できるように、このカウンタウエイトと前記通行路
間の高さの差を抑制する構成としたことをその特徴とす
るものである。
【0014】通行路はカウンタウエイトの上面との段差
を最小限に抑制する。このためには、通行路の高さを、
旋回フレームの一部を構成し、建屋が設置される建屋ベ
ッドの高さより多少高くすることによりカウンタウエイ
トの上面と実質的に同じ高さか、または段差があっても
オペレータがひと跨ぎできる程度の段差とすることがで
きる。地上に下りたりするには、スライド式のラダーが
用いられるが、このラダーは運転室を設けた側の通行路
にのみ設置すれば良い。また、旋回フレームに設置され
る建屋としては、単一構造の建屋とすることもできる
が、それぞれエンジンを収納した建屋を2箇所設け、こ
れら各建屋は旋回フレームの左右両側に相互に所定間隔
離して設け、各通行路はこれら両建屋の外側に位置させ
て設け、これら両建屋間の空間を中間通路として、前記
カウンタウエイトに接続する位置にまで延在すると共
に、通行路とほぼ同じ高さ位置に配置することにより、
各通行路から中間通路に、建屋に上り下りすることな
く、自由に移動できる。また、両建屋には、各々の通行
路及び中間通路に面する壁面に扉やドア等の開閉部を設
ける構成とすると、さらに建屋内に設けた機器類等に対
する点検や修理がさらに容易になる。また、両建屋間の
空間位置に、カウンタウエイトの設置位置側にタンク類
を設置することができ、この場合には、中間通路はこの
タンク類と一方の建屋の壁との間からこのタンク類の前
方を回って他方の建屋に至る略L字状の通路となる。そ
して、カウンタウエイトの高さ寸法を短縮しているか
ら、両建屋にエンジンを前後方向に向け、かつラジエー
タをカウンタウエイト側の壁面に対面させるように配置
すると、この壁面のカウンタウエイトより上部の空間に
外気取り入れ口を開口させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
は、油圧ショベル全体のうち、下部走行体及び上部旋回
体においても、運転室及びフロント作業機構について
は、前述した従来技術のものと格別の差異はないので、
以下においては、これらについては従来技術のものと同
じ符号を付して、それらについての詳細な説明は省略す
る。
【0016】而して、図1は油圧ショベルの外観を示
し、図2は図1の右側面を、さらに図3は図1の平面を
示す。なお、図3は上部旋回体のみを示し、かつ建屋の
上面は除いてある。これらの図において、20は上部旋
回体を示し、この上部旋回体20を構成する旋回フレー
ム21は、図4に分解して示したように、メインフレー
ム21Mと、左右の建屋ベッド21B,21Bとから概
略構成される。そして、油圧ショベルの輸送時には、上
部旋回体20を構成するメインフレーム21Mの部分と
左右の建屋ベッド21Bの部分とが分離されることにな
る。メインフレーム21Mは、左右一対の構造部材2
2,22を有し、これら左右の構造部材22,22間は
連結部材22a,22b,22cにより連結したものか
ら構成される。また、このメインフレーム21Mの下部
には、下部走行体1に対して旋回可能に連結するための
旋回装置3を構成する旋回輪3aを取り付ける円筒状の
取付板部22dが設けられる。前述した構造部材と連結
部材及び取付板部は溶接等の手段で固着される。ここ
で、メインフレーム21Mを構成する構造部材22及び
建屋ベッド21Bは、高い強度を持たせるために、ボッ
クス構造となっている。上部旋回体20は旋回装置3に
より旋回可能となっているが、図3において、Oで示し
た位置が旋回中心であり、また中心線Aは旋回中心Oを
含み、構造部材22と平行な線である。従って、メイン
フレーム21Mを構成する左右の構造部材22のほぼ中
間位置に中心線Aが位置する。
【0017】構造部材22は旋回フレーム21を貫通し
て後部位置まで延在されており、構造部材22の後端部
にはカウンタウエイト23が設置されている。ここで、
カウンタウエイト23はフロント作業機構6で土砂等の
掘削時に生じる負荷に対するバランスを取るために必要
な重量を持たせるだけの容積を持たせ、外形寸法を必要
以上に大きくせず、その高さ寸法を抑制するようにして
いる。カウンタウエイト23は、旋回フレーム21のメ
インフレーム21Mを構成する一対の構造部材22,2
2を所定の長さだけ後方に向けて延在させた部位に載置
して、後述するボルトで固定される。
【0018】以上のように構成される上部旋回体20に
は、例えば図3に示した各種の機器等が配置される。こ
こで、図3には各機器の配置の一例を示したものであ
り、設置される機器やそれらの配列についてはこれらに
限定されない。まず、上部旋回体20における旋回フレ
ーム21には、左右両側の位置に建屋24R,24Lが
設置されている。これらの建屋24R,24Lは、図5
に示したように、旋回フレーム21を構成する建屋ベッ
ド21B上に設置される。建屋24R,24Lには、仕
切り壁25R,25Lが設けられて、これら仕切り壁2
5R,25Lによりエンジンルーム26R,26Lが他
のチャンバから区画形成されている。両建屋24R,2
4L内には、共にエンジン27が設けられており、この
エンジン27にはラジエータ28が付設されており、こ
のラジエータ28に冷却風を供給するために、エンジン
27により駆動されるファン29も設けられている。ま
た、エンジン27にはトランスミッション30が接続し
て設けられる。ここで、エンジン27は中心線Aと略平
行な方向に向けて配置されており、ラジエータ28は後
方に配置され、トランスミッション30は前方に配置さ
れている。
【0019】各建屋24R,24Lの仕切り壁25R,
25Lの前方に位置するチャンバには、油圧ポンプ3
1,32とフィルタ33とが設けられている。油圧ポン
プ31は油圧シリンダや油圧モータといった油圧アクチ
ュエータに圧油を供給するメインポンプであり、また油
圧ポンプ32は油圧パイロット信号等を供給するための
ものである。さらに、フィルタ33は高圧フィルタであ
って、油圧ポンプ31からの吐出油に含まれる摩耗粉等
の異物を除去するために設けられる。
【0020】前述した各機器は、建屋24R,24Lの
両方に設けられているが、建屋24Lにおける仕切り壁
25Lの前方のチャンバには、油圧ポンプ31,32や
フィルタ33の上部位置にはバッテリ34が設置されて
いる。また、この建屋24Lの前方位置には工具類等を
格納する格納室35が設けられ、運転室5はこの格納室
35の上に設けられている。一方、建屋24Rは、油圧
ポンプ31,32やフィルタ33を設けたチャンバとは
さらに区画されたチャンバが前方に配置されている。そ
して、このチャンバの内部には、オイルクーラ36,リ
ュブリケータタンク37や、油圧ジェネレータ38等の
機器が配置されている。
【0021】建屋24R,24Lは所定の間隔だけ離間
させており、その間にスペースが形成されている。ま
た、このスペースにおける旋回中心Oの近傍位置には旋
回用油圧モータ39が設けられている。この旋回用油圧
モータ39の後方位置であって、油圧ポンプ31等が配
置されているチャンバの間を掛け渡すようにして取付パ
ネル40が設けられており、この取付パネル40にそれ
ぞれ各油圧ポンプ31からの圧油の供給方向を制御する
ための方向切換弁ユニット41が2組取り付けられてい
る。また、建屋24R,24L間のスペースにおける取
付パネル40から所定の間隔だけ離れた後方位置には作
動油タンク42が設けられ、この作動油タンク42に隣
接させて燃料タンク43が設けられている。そして、燃
料タンク43はカウンタウエイト23の直前の位置に配
置されている。
【0022】以上のように、旋回フレーム21には様々
な機器類等が配置されるが、上部旋回体20には通路が
設けられている。まず、上部旋回体20の左右両側には
旋回フレーム21から張り出すように通行路を構成する
フェンダ50R,50Lが設けられている。フェンダ5
0R,50Lの下面には、図4から明らかなように、所
定のピッチ間隔をもって複数のブラケット50aの上端
部が連結されており、各ブラケット50aの側部をボッ
クス構造からなる建屋ベッド21Bの側面に固定するこ
とによりフェンダ50R,50Lは固定的に保持され
る。これら両フェンダ50R,50Lのうちの左側のフ
ェンダ50Lは前端部側からカウンタウエイト23に接
する位置にまで延在されており、右側のフェンダ50R
は建屋24Rの前方に回り込んだ位置から建屋24Rに
沿って後方に延在されて、カウンタウエイト23に接す
る位置にまで延在されている。
【0023】運転室5は高所にあることから、この運転
室5に乗り降りするためのステップ51が設けられる
が、このステップ51はフェンダ50L側に設けられ、
ステップ51から運転室側通路52を経て運転室5に乗
り降りすることができるようになっている。また、建屋
24Lと燃料タンク43及び作動油タンク42との間の
間隔から、作動油タンク42と取付パネル40との間の
間隔からなり、カウンタウエイト23の位置から建屋2
4Rに至るL字状の通路が形成されており、このL字状
の通路が中間通路53である。また、フェンダ50R,
50Lはオペレータが直接上ることができない高さ位置
に配置されていることから、スライド式のラダー54が
設けられる。ただし、ラダー54は運転室5に乗り降り
する側のフェンダ50Lにのみ設けられ、フェンダ50
R側には設けられていない。これによって、オペレータ
はラダー54からフェンダ50Lに上り、ステップ51
から運転室側通路52を通って運転室5に出入りするこ
とができる。
【0024】以上のように、上部旋回体20には、フェ
ンダ50R,50Lと中間通路53、さらにフェンダ5
0Lからステップ51を介して運転室側通路52に至る
通路が設けられている。ラダー54は1箇所しか設けら
れていないが、車両の前後方向に設けた3つの通路間を
円滑に行き来するために、カウンタウエイト23を連絡
通路として機能させるようにしている。従って、フェン
ダ50R,50L及び中間通路53はカウンタウエイト
23に接続される位置にまで延在されている。また、カ
ウンタウエイト23を連絡通路として機能させるために
は、フェンダ50R,50L及び中間通路53と全く同
一の高さとなっているのが好ましい。ただし、カウンタ
ウエイト23は本来的にはフロント作業機構6の作動時
における重量バランスを取って、車両全体を安定させる
ことから、その機能上必要な重量を持たせる必要があ
る。従って、通路として機能させるために無闇に高さを
低くすることはできない。
【0025】以上のことから、カウンタウエイト23に
所定の重量を持たせて、なおかつ連絡通路としての機能
をより円滑に発揮させるために、その上面をこれらフェ
ンダ50R,50L及び中間通路53とほぼ同じ高さに
配置するように、カウンタウエイト23の形状を設定し
ている。ここで、カウンタウエイト23は、鋼板からな
る容器内に重量のある充填物を収容させる関係から、充
填物の比重が同じであるとすれば、全体の重量はその容
積に依存することになる。カウンタウエイト23の容積
は高さ寸法と表面積により決定される。
【0026】まず、カウンタウエイト23の高さ寸法は
次のようにして決定される。カウンタウエイト23の底
面を旋回フレーム21の下面とほぼ一致させる。これよ
り低い位置にすると、地上からの突出物と衝突する可能
性があるからである。旋回フレーム21の下面の位置は
構造部材22の下面と一致している。また、カウンタウ
エイト23は、図6に示したように、構造部材22に馬
乗り状態にして設置されるようになっているから、構造
部材22への乗り上げ部分る部分が必要となる。構造部
材22はカウンタウエイト23の全荷重を受承するもの
であるから、この乗り上げ部分の強度を十分確保しなけ
ればならない。従って、カウンタウエイト23の高さ寸
法は、最小限、構造部材22の高さ寸法と、構造部材2
2に乗り上げた部分に十分な強度を持たせるための厚み
分との合計の寸法となる。前述したように、カウンタウ
エイト23を連絡通路として用いることから、その高さ
寸法は最小限に抑制する。
【0027】一方、カウンタウエイト23の平面から見
た断面形状、即ち平面視断面形状は旋回半径に規制され
る。上部旋回体20の前方にはフロント作業機構6が連
結されるから、旋回中心Oは上部旋回体20の旋回フレ
ーム21における前方に片寄った位置に設けられる。従
って、上部旋回体20の旋回半径は後部側で決定され
る。最後部位置にはカウンタウエイト23が設けられて
いるから、カウンタウエイト23の後部側の側面が旋回
半径の基準となる。そこで、図7に旋回半径とカウンタ
ウエイト23の外側側面との関係を示す。
【0028】カウンタウエイト23の左右方向の幅は上
部旋回体20の幅に規制される。ただし、上部旋回体2
0の旋回フレーム21の左右両側にフェンダ50R,5
0Lが突出する状態に設けられているから、車体全体の
幅としては旋回フレーム21の左右両端の間の間隔では
なく、フェンダ50R,50Lの両端間の間隔となる。
そこで、カウンタウエイト23の幅寸法Dをフェンダ5
0R,50Lの両端間の間隔と一致させる。これによ
り、カウンタウエイト23の幅寸法を広く取ることがで
きる。この条件下では、旋回中心Oを中心とした旋回半
径Rの円弧Cの形状とすると、最も広い平面視断面積が
得られる。ただし、サイズの大きなカウンタウエイト2
3の側面を円弧状に形成するのは極めて困難である。多
面体で形成すれば円弧に近い形状になるが、やはり構造
が複雑になる。そこで、ほぼ台形の形状とすれば、最小
の面数で広い平面視断面積が確保できる。台形の形状
で、最も広い平面視断面積を確保するために、旋回中心
Oと端部Eとを結ぶ線と、中心線Aとの角度を等分にし
た線P上に角隅部Tが位置する形状に設定する。これに
よって、簡単な構造のカウンタウエイトで広い平面視断
面積を確保できる。また、上部旋回体20の全長をでき
るだけ短くすれば、必要な旋回半径Rを確保して、なお
カウンタウエイト23を所定間隔Bだけ上部旋回体20
側に張り出させることができる。
【0029】以上のように、カウンタウエイト23とし
て、最大限の平面視断面積を持たせることによって、高
さ方向の寸法を短縮しても、必要な重量を持たせるため
の容積を確保できる。これによって、カウンタウエイト
23の上面の高さをできるだけ上部旋回体20の旋回フ
レーム21の上面の部位に近づける。このためには、カ
ウンタウエイト23の構造部材22への乗り上げ部分の
厚みを最小限に抑制する。しかも、このカウンタウエイ
ト23の重心位置が低くなり、カウンタウエイト23に
よる車両全体の重量バランスを取る上でも有利となる。
【0030】しかしながら、構造部材22への乗り上げ
部分だけカウンタウエイト23の方が多少高くなる。そ
こで、この乗り上げ部分を強度の点を考慮して、最小限
の寸法となるように抑制する。これによって、通路の部
分とカウンタウエイト23の上面との間の段差は、せい
ぜい2,3段の階段を設ければ容易に乗り越えられる程
度、即ち数十cm程度の段差に抑制できる。これに加え
て、前述したような階段を設けず、作業者等がひと跨ぎ
でカウンタウエイト23に移行できるようにするため
に、通路部分の高さを若干高くしている。
【0031】まず、フェンダ50R,50Lは旋回フレ
ーム21とは独立の通路であるから、このフェンダ50
R,50Lを建屋ベッド21Bの側面に固定するための
ブラケット50aの上端部を建屋ベッド21Bより高く
して、フェンダ50R,50Lの高さ位置を旋回フレー
ム21の上面より高くすることによりカウンタウエイト
23との高さの差を最小限なもの、即ち図6にΔHで示
した寸法とする。また、中間通路53としては、構造部
材22の上面に通路構成板55を設けて、この通路構成
板55を所望の高さとする。また、通路を設けたのは、
建屋24R,24L内等でのメンテナンスを行うための
ものであるから、これら建屋24R,24Lの内部に
は、建屋ベッド21Bより高い位置に足場板56を設け
る。これによって、オペレータや作業者等がメンテナン
ス等の必要から、各通路を通り、建屋24R,24L内
に入る際における移動時に格別の段差ができないように
なる。なお、建屋24R,24L内に足場板56を設け
ると、内部に設けた機器類の一部が足場板56より低く
なるが、この部分は僅かなものであるから、メンテナン
ス等に格別支障を来すようなことはない。
【0032】以上のように、フェンダ50Lからカウン
タウエイト23の上を通り、中間通路53やフェンダ5
0Rに移動できるように通路を形成しているのは、メン
テナンス作業等を容易に行うためのものである。従っ
て、これらの通路から建屋24R,24L内の各種の機
器の手入れ等をできるようにするために、建屋24Lの
左右両側にはほぼ全長にわたって扉57が設けられてお
り、また建屋24Rのフェンダ50Rに面する側にも同
様の扉57が設けられている。さらに、建屋24Rにお
ける中間通路53に対面する部位にはドア58が、フェ
ンダ50Rにおける前方に回り込んだ位置、格納室34
及び運転室5にもドア58がそれぞれ設けられている。
【0033】さらに、作動油タンク42や燃料タンク4
3、さらに建屋24R,24Lの上に上れるようにする
ために、作動油タンク42の取付パネル40に対面する
側と、燃料タンク43のカウンタウエイト23側と、建
屋24Rの前側部とには、ステップ59が設けられてい
る。
【0034】扉57は、図8に示したように、壁面に蝶
番により回動可能に連結された扉板57aと、この扉板
57aに蝶番で回動可能に連結した扉板57bとから構
成され、扉板57a,57bは同じ幅のものであって、
単一の開口部分にこれら扉板57a,57bが一対設け
られて、扉57の単位を構成する。また、各扉板57
a,57bの幅寸法は、それぞれの通路を構成するフェ
ンダ50R,50Lや、中間通路53の通路幅より僅か
に狭いものとなっている。従って、同図に実線で示した
状態から、扉板57bの先端を矢印方向に引くことによ
って、仮想線で示したように、扉板57a,57bをV
字状に折り曲げ(図中右側の扉の状態)、さらに蝶番6
0aの位置で折り重なった全開状態(図中左側の扉の状
態)となり、広いメンテナンススペースが確保される。
【0035】さらに、建屋24R,24Lの高さは、カ
ウンタウエイト23の高さより高くなっているから、建
屋24R,24Lの後部側の壁にはラジエータ28に外
気を取り込んで、冷却風を供給するための外気取り入れ
口60が形成されている。ここで、建屋24R,24L
の後部側の壁は広い面で開放されていることから、外気
取り入れ口60は所望の大きさに形成されるようになっ
ている。
【0036】以上のように、上部旋回体20には通路が
形成されているが、オペレータが運転室5に乗り降りす
るための通路として利用されると共に、各種の機器の点
検や修理等を行うためのメンテナンス用の通路等として
も利用される。
【0037】運転室5に乗り降りするには、ラダー5
4,フェンダ50L,ステップ51を経て、運転室側通
路52を通る通路を通ることになる。また、燃料タンク
43や作動油タンク42への給油は、上部旋回体20の
下面に設けた集中パネル(図示せず)を用いて行うこと
ができるが、ステップ59を上り下りすることによって
も、これら燃料タンク43及び作動油タンク42の上部
から給油を行うことができる。
【0038】さらに、建屋24R,24L内等の機器の
修理や点検を行うメンテナンス作業は、フェンダ50L
において、また中間通路53及びフェンダ50Rにおい
て行える。建屋24R,24Lには扉57及びドア58
が設けられているから、これら扉57,ドア58を開く
ことによってこれら建屋24R,24Lの内部の入るこ
とができる。ここで、ラダー54からフェンダ50Lに
上った状態で、中間通路53やフェンダ50Rには、連
絡通路として機能するカウンタウエイト23上を通るこ
とにより容易に移動することができる。即ち、フェンダ
50R,50L及び中間通路53と連絡通路としてのカ
ウンタウエイト23の上面との間はほぼ同じ高さ位置に
あることから、工具等を携帯したままフェンダ50R,
50L及び中間通路53間を容易かつ安全に移動するこ
とができる。
【0039】このように、上部旋回体20に設けた建屋
を2箇所設けて、その間に中間通路53を設けるように
しているから、建屋24R,24L内に配置した各種の
機器に対して、両側から容易に手が届くようになり、こ
れらの点検や修理を容易に行うことができる。しかも、
カウンタウエイト23の上を通ることにより、ラダー5
4を使って上り下りすることなく、建屋24R,24L
間を容易に移行することができる。また、建屋カバー2
4Lと作動油タンク42及び燃料タンク43との上面に
渡し板を設けると、中間通路53の上をより安全に歩く
古都ができる。従って、オペレータが油圧ショベルを作
動させている間に、機器その他のトラブル等が生じた時
や、メンテナンスを行う際等には、運転室5からフェン
ダ50Lにまで下れば、ラダー54から地上に降り立っ
たり、建屋を乗り越えたりすることなく、上部旋回体2
0上に設置されている全ての機器の点検や修理等を容易
に行うことができ、各機器のメンテナンス性が極めて良
好になる。
【0040】ところで、カウンタウエイト23は左右一
対の構造部材22に設置されるが、このカウンタウエイ
ト23を固定するために、図6に示したように、複数の
通しボルト61を用いて着脱可能に固定される。この通
しボルト61がカウンタウエイト23の表面から露出し
ていると、カウンタウエイト23上を通行する際に邪魔
になる。そこで、カウンタウエイト23における通しボ
ルト61の装着部分における上面側には凹部62を形成
して、通しボルト61をこの凹部62の内部に収容させ
る。そして、この凹部62にはカバー板63を着脱可能
に設けるようにする。これによって、カウンタウエイト
23の上面が完全な平面状態になり、かつ必要に応じて
カウンタウエイト23を構造部材22から分離すること
ができるようになる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はカウンタ
ウエイトを記旋回フレームの左右両側に設けた両通行路
間の連絡通路とする構成としたので、上部旋回体上に設
置した各種の機器等のメンテナンス作業等を行う際に、
作業者やその他の者等がラダーやステップ等を上り下り
することなく、上部旋回体の所望の場所に迅速かつ容易
に、しかも安全に移動できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の一例としての油圧ショベルの外観図
である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】上部旋回体の平面図であって、フロント作業機
構を省略し、かつ建屋の上面を除いて示す図である。
【図4】上部旋回体の旋回フレームを分解した状態にし
て、その概略構成を示す斜視図である。
【図5】図3のX−X断面図である。
【図6】図3のY−Y断面図である。
【図7】カウンタウエイトの平面視断面形状の決定要因
を示す説明図である。
【図8】扉の開閉構造を示す説明図である。
【図9】従来技術による油圧ショベルの外観図である。
【図10】図9の左側面図であって、フロント作業機構
を省略した図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 5 運転室 20 上部旋回体 21 旋回フレ
ーム 21M メインフレーム 21B 建屋ベ
ッド 22 構造部材 23 カウンタ
ウエイト 24R,24L 建屋 25R,25L
仕切り板 26R,26L エンジンルーム 27 エンジン 28 ラジエータ 29 ファン 31,32 油圧ポンプ 40 取付パネ
ル 42 作動油タンク 43 燃料タン
ク 50R,50L フェンダ 51 ステップ 53 中間通路 54 ラダー 55 通路構成板 56 足場板 55 扉 56 ドア 61 外気取り入れ口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00 E02F 9/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体に旋回可能に設置した旋回フ
    レームに、少なくとも運転室と、フロント作業機構と、
    エンジンその他の機器を収納した建屋を設けると共に、
    最後部位置にカウンタウエイトを連結して設けた建設機
    械の上部旋回体において、前記旋回フレームの左右両側
    に沿って通行路を設け、これら両通行路を前記カウンタ
    ウエイトの配設位置にまで延在させ、かつこのカウンタ
    ウエイトの上面が前記両通行路間の連絡通路として利用
    できるように、このカウンタウエイトと前記通行路間の
    高さの差を抑制する構成としたことを特徴とする建設機
    械の上部旋回体。
  2. 【請求項2】 前記両通行路は、前記建屋が設置される
    前記旋回フレームのベッドより高い位置に設ける構成と
    したことを特徴とする請求項1記載の建設機械の上部旋
    回体。
  3. 【請求項3】 前記両通行路のうち、運転室に至る側の
    通行路にのみスライド式のラダーを設ける構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の建設機械の上部旋回体。
  4. 【請求項4】 それぞれエンジンを収納した建屋を前記
    旋回フレームの左右両側に相互に所定間隔離して設ける
    と共に、両建屋の外側に位置させて前記両通行路を設
    け、かつこれら両建屋の間に形成される空間を中間通路
    として、前記カウンタウエイトに接続する位置にまで延
    在すると共に、前記通行路とほぼ同じ高さ位置に配置す
    る構成としたことを特徴とする請求項1記載の建設機械
    の上部旋回体。
  5. 【請求項5】 前記両建屋には、少なくとも各々の通行
    路及び中間通路に面する壁面に開閉部を設ける構成とし
    たことを特徴とする請求項4記載の建設機械の上部旋回
    体。
  6. 【請求項6】 前記両建屋間の位置に、一方の建屋に沿
    い、かつ前記カウンタウエイトの設置位置側に偏寄させ
    た位置にタンク類を設置し、前記中間通路は、このタン
    ク類と一方の建屋の壁との間からこのタンク類の前方を
    回って他方の建屋に至る略L字状の通路としたことを特
    徴とする請求項4記載の建設機械の上部旋回体。
  7. 【請求項7】 前記両建屋には、エンジンを前後方向に
    向けて配置し、かつラジエータを前記カウンタウエイト
    側の壁面に対面させると共に、この壁面のカウンタウエ
    イトより上部の空間に外気取り入れ口を開口させる構成
    としたことを特徴とする請求項4記載の建設機械の上部
    旋回体。
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