JP3178394B2 - 建設機械のカウンタウエイト - Google Patents

建設機械のカウンタウエイト

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JP3178394B2
JP3178394B2 JP31106697A JP31106697A JP3178394B2 JP 3178394 B2 JP3178394 B2 JP 3178394B2 JP 31106697 A JP31106697 A JP 31106697A JP 31106697 A JP31106697 A JP 31106697A JP 3178394 B2 JP3178394 B2 JP 3178394B2
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幸彦 杉山
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルその
他の建設機械において、上部旋回体を構成するカウンタ
ウエイトの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械の一例として油圧ショベルがあ
るが、油圧ショベルは土砂の掘削等の作業を行うために
用いられ、自走式の車両に掘削機構等のフロント作業機
構を設けたものである。そこで、図10及び図11に従
来技術による油圧ショベルの構成を示す。これらの図に
示した油圧ショベルは、例えば鉱山における露天掘り等
のために用いられる大型の機械である。
【0003】油圧ショベルは走行手段として、下部走行
体1を有する。この下部走行体1は、走行フレーム2の
左右両側に駆動輪と従動輪の間に履帯を巻回して設けた
クローラ式走行ユニット1R,1Lを装着する構成とし
たものである。この下部走行体1の走行フレーム2には
旋回装置3を介して上部旋回体4が設置されている。こ
れによって、自走式の車両が構成され、また上部旋回体
4は左右いずれの方向にも所望の角度旋回できるように
なっている。
【0004】上部旋回体4は所定の強度を持った旋回フ
レーム4aを有し、この旋回フレーム4aには、オペレ
ータが搭乗して機械の操作を行う運転室5が設けられて
おり、また掘削手段を構成するフロント作業機構6が設
けられる。このフロント作業機構6は旋回フレーム4a
の前方に向けて延在させ、かつ旋回フレーム4aに対し
て俯仰動作を行うブーム6aと、このブーム6aの先端
に上下動可能に連結したアーム6bと、アーム6bの先
端に回動可能に連結したバケット6cとから構成され
る。また、旋回フレーム4aには建屋7が設けられ、こ
の建屋7内には、エンジンや油圧ポンプ等、機械を動作
させるための機器類や、その他の機器が収納されてい
る。さらに、図示は省略するが、燃料ポンプや作動油タ
ンクといったタンク類も旋回フレーム4aに設置される
が、これらタンク類は通常は建屋7の外部において、こ
の建屋7と並ぶように配置される。また、上部旋回体4
の最後方の位置にはカウンタウエイト8が設置されてい
る。なお、以下の説明において、上部旋回体4の前後,
左右の各方向については、フロント作業機構6が延在さ
れている方向が前方であると規定する。
【0005】ところで、図10及び図11に示した油圧
ショベルは大型のものであり、その大きさとしては、図
10に油圧ショベルと共に平均的な背丈のオペレータM
を示したが、オペレータMの背丈より上部旋回体4の旋
回フレーム4aの下面の位置は遥かに高くなっている。
運転室5は、フロント作業機構6の全体を十分視野内に
入れることができるようにするために、さらに高所に設
けられ、この運転室5の下部には運転室ベッド9が配置
されている。この運転室ベッド9は、また工具類等を格
納する格納室としての機能も発揮する。ここで、大型の
油圧ショベルのサイズの一例について具体的に示すと、
車高は8m乃至それ以上で、上部旋回体4の全長は10
mを越え,車幅は8m以上という大きさを有するものも
ある。
【0006】以上のような大型の油圧ショベルにあって
は、オペレータが運転室に乗り降りするために、スライ
ド式のラダー10が設けられ、また旋回フレーム4aに
は通行路としてのフェンダ11が設けられている。ラダ
ー10は、常時は引き上げられているが、オペレータが
乗り降りする際には、それを下方に引き下ろして、この
ラダー10からフェンダ11に上ることができる。運転
室5は、フェンダ11の位置よりさらに高い位置にある
から、フェンダ11と運転室5との間にはステップ12
が設けられている。従って、オペレータはラダー10,
フェンダ11及びステップ12を通って運転室5に乗り
降りすることができる。
【0007】オペレータの運転室5への乗り降りだけで
あれば、フェンダ11及びラダー10は、旋回フレーム
4aの片側、通常は左側にのみ設けておけば良いが、建
屋7の内部に収納させた各種の機器等のメンテナンスを
行ったり、またタンク類に給油を行ったりする必要があ
る。このために、フェンダ11及びラダー10は、車両
の左右両側に設置されると共に、ラダー10はフェンダ
11の高さ位置からさらに上方に延びて、建屋7乃至タ
ンク類の上にまで上ることができるようになされてい
る。そして、これらフェンダ11やステップ12、さら
に建屋7の上等には、人の通行の安全を図るために、適
宜手すり13等が設置されている。なお、14は建屋7
に設けたドア、15はカウンタウエイト8に設けた外気
取り入れ口である。
【0008】以上の構成を有する上部旋回体4は、前方
側に運転室ベッド9上に設置した運転室5とフロント作
業機構6が設けられ、後部側は建屋7,タンク類及びカ
ウンタウエイト8が設置されているが、これら後部側の
全体の形状を揃えるために、全てがほぼ同じ高さとなる
ように設定されている。建屋7は内部に収納する機器等
により高さが決定されるが、タンク類やカウンタウエイ
ト8については、この建屋7を基準として、それらの高
さ位置が決定される。カウンタウエイト8には、フロン
ト作業機構6で土砂等の掘削時に生じる負荷に対するバ
ランスを取って車両全体を安定させるのに必要な重量を
持たせている。具体的な構造としては、周知のように、
鋼鉄製の容器内に重量コンクリート等を充填したもので
ある。カウンタウエイト8の重量は、フロント作業機構
6に作用する負荷、即ちバケット6cの容量等に基づい
て決定されるもので、大型になればなるほどカウンタウ
エイト8の重量も大きくなる。ここで、カウンタウエイ
ト8の高さ方向の寸法は、単に重量の要請からだけでは
なく、油圧ショベル全体の外観を整えるという観点か
ら、建屋7の高さに合わせるようにしている。従って、
カウンタウエイト8は建屋7のルーフと同じ高さ位置と
なるように必要以上の容積を持たせて、上方の部分は空
間としている。建屋7内に設けたエンジンにはラジエー
タが付設されており、このラジエータに外気からの冷却
風を取り入れる外気取り入れ口15はカウンタウエイト
8の内部に充填物が充填されていない上部を貫通するよ
うに設ける構成としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上部旋回体
4には建屋7内等に機器類等が設置されているから、機
器類その他の作動不良等のトラブルが発生すると、オペ
レータがこれらの機器を点検して、修理が可能であれば
その場で修理を行う。機器類の修理を行う場合には、こ
の機器を分解しなければならないこともある。運転室ベ
ッド9の内部等には機器類の分解を行うための工具類を
含めて種々の工具を格納することができるようになって
いる。従って、必要な工具等を取り出して機器の分解す
ることができることになり、この作業は上部旋回体4上
で行うことが出来れば非常に便利である。ただし、機器
類を分解して修理したり、また部品交換を行ったりする
際には、広い作業スペースを確保することが必要な場合
がある。ただし、従来から実用化されている油圧ショベ
ルにおいては、この種の作業を行うためのスペースは確
保されてはいない。上部旋回体4にはフェンダ11が設
けられているが、このフェンダ11はあくまでも通路で
あって、その幅方向の寸法は人が通行するのに必要な程
度の狭いものであり、また重量物を設置できる程度の強
度を持たせてはおらず、メンテナンス作業スペースとし
て利用することはできない構成となっている。
【0010】以上のことから、機器メンテナンスを行う
際に、その機器を分解する等広い作業スペースが必要で
ある場合には、当該の機器を取り外して地上に運び出し
た上で、分解修理を行わざるを得ないことになる。前述
したように、上部旋回体4は高所にあり、ラダー10に
より上り下りしなければならないが、ラダー10は作業
者等が修理すべき機器等を持って上り下りするのは困難
であり、修理すべき機器が比較的軽量なものであって
も、クレーンを用いなければ上げ下しできないことにな
る。このために、機器メンテナンス作業を行うために大
型の装置を必要とするだけでなく、作業性が極めて悪い
という問題点が生じることになる。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、上部旋回体上にメン
テナンス等の作業を円滑に行うためのスペースを確保す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、下部走行体に旋回可能に設置され、
少なくとも運転室と、フロント作業機構と、エンジンそ
の他の機器を収納した建屋を設けた旋回フレームの最後
部位置に装着されるカウンタウエイトにおいて、ケーシ
ング内に重量物を概略中実状態に充填させることによっ
て剛性を持ったカウンタウエイト本体を有し、このカウ
ンタウエイト本体の上面を前記建屋のルーフより低くす
ると共にほぼ平坦にすることにより作業スペースとな
し、また前記旋回フレームからはこの作業スペースに至
る通路を設ける構成としたことをその特徴とするもので
ある。
【0013】カウンタウエイト本体は旋回フレームに固
定的に保持されるが、このカウンタウエイト本体を旋回
フレームに連結するために、旋回フレームには後方への
張り出し部を設け、この張り出し部にカウンタウエイト
本体を馬乗り状態に装着した上でボルトで固定する。カ
ウンタウエイト本体の上面はメンテナンス等のための作
業スペースとすることから、ボルト頭が露出していると
つまずく等の事態が発生する。安全確保のために、ボル
ト装着部にはカウンタウエイト本体の上面とほぼ一致す
るカバー板を着脱可能に装着する構成とのが好ましい。
また、カウンタウエイト本体の後方側に手すりを着脱可
能に設ける構成とすることが、安全確保の観点からより
好ましい。また、上部旋回体4は3分割しなければ、輸
送できないものである場合には、カウンタウエイト本体
も2分割する構成とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
は、油圧ショベル全体のうち、下部走行体及び上部旋回
体においても、運転室及びフロント作業機構について
は、前述した従来技術のものと格別の差異はないので、
以下においては、これらについては従来技術のものと同
じ符号を付して、それらについての詳細な説明は省略す
る。
【0015】而して、図1は油圧ショベルの外観を示
し、図2は図1の右側面を、さらに図3は図1の平面を
示す。なお、図3は上部旋回体のみを示し、かつ建屋の
上面は除いてある。これらの図において、20は上部旋
回体を示し、この上部旋回体20を構成する旋回フレー
ム21は、図4に分解して示したように、メインフレー
ム部21Mと、左右の建屋ベッド部21B,21Bとか
ら概略構成される。そして、上部旋回体20を構成する
メインフレーム部21Mの部分と左右の建屋ベッド部2
1Bの部分とは分離可能となっており、作業現場等への
輸送時には分解されることになる。メインフレーム部2
1Mは左右一対の主構造部22,22を有し、これら左
右の主構造部22,22間には連結部材22a,22
b,22cが溶接手段により連結されている。また、こ
のメインフレーム部21Mの下部には、下部走行体1に
対して旋回可能に連結するための旋回装置3を構成する
旋回輪を取り付ける円筒状の取付板部22dが設けられ
る。ここで、メインフレーム部21Mを構成する主構造
部22及び建屋ベッド部21Bは、高い強度を持たせる
ために、ボックス構造となっている。
【0016】主構造部22は旋回フレーム部21を貫通
して後部位置まで延在されており、主構造部22の後端
部にはカウンタウエイト23が連結して設けられてい
る。ここで、カウンタウエイト23はフロント作業機構
6で土砂等の掘削時に生じる負荷に対するバランスを取
らせるものであり、掘削抵抗等によって車両が前方に傾
くのを防止して、車両全体を安定させるために必要な重
量を持たせるようにしている。
【0017】以上のように構成される上部旋回体20に
は、例えば図3に示した各種の機器等が配置される。こ
こで、図3には各機器の配置の一例を示したものであ
り、設置される機器やそれらの配列についてはこれらに
限定されない。まず、上部旋回体20における旋回フレ
ーム部21には、左右両側の位置に建屋24R,24L
が設置されている。これらの建屋24R,24Lは旋回
フレーム部21を構成する建屋ベッド部21B上に設置
される。建屋24R,24Lには、仕切り壁25R,2
5Lが設けられて、これら仕切り壁25R,25Lによ
りエンジンルーム26R,26Lが他のチャンバから区
画形成されている。両建屋24R,24L内にはエンジ
ン27が設けられており、これらのエンジン27にはラ
ジエータ28が付設されており、このラジエータ28に
冷却風を供給するためにエンジン27により駆動される
ファン29も設けられている。エンジン27にはトラン
スミッション30が接続して設けられる。ここで、エン
ジン27に付設したラジエータ28は後方に配置され、
トランスミッション30は前方に配置されている。従っ
て、エンジン冷却風は両建屋24R,24Lの後方側か
ら取り込まれることになる。
【0018】各建屋24R,24Lの仕切り壁25R,
25Lの前方に位置するチャンバには、油圧ポンプ3
1,32とフィルタ33とが設けられている。油圧ポン
プ31は油圧シリンダや油圧モータといった油圧アクチ
ュエータに圧油を供給するメインポンプであり、また油
圧ポンプ32は油圧パイロット信号等を供給するための
ものである。さらに、フィルタ33は高圧フィルタであ
って、油圧ポンプ31からの吐出油に含まれる摩耗粉等
の異物を除去するために設けられる。
【0019】前述した各機器は、建屋24R,24Lの
両方に設けられているが、建屋24Lにおける仕切り壁
25Lの前方のチャンバには、油圧ポンプ31,32や
フィルタ33の上部位置にはバッテリ34が設置されて
いる。また、この建屋24Lの前方位置には運転室ベッ
ド35が設けられており、運転室5はこの運転室ベッド
35の上に設けられている。また、運転室ベッド35は
広い収納空間を有し、内部にはメンテナンス等のために
必要な工具類等が配置される。一方、建屋24Rは、油
圧ポンプ31,32やフィルタ33を設けたチャンバと
はさらに区画されたチャンバが前方に配置されている。
そして、このチャンバの内部には、オイルクーラ36,
リュブリケータタンク37や、油圧ジェネレータ38等
の機器が配置されている。
【0020】建屋24R,24Lは所定の間隔だけ離間
させており、その間にスペースが形成されており、旋回
装置3を駆動する旋回用油圧モータ39はこの位置に設
けられている。旋回用油圧モータ39の後方位置であっ
て、油圧ポンプ31等が配置されているチャンバの間に
は取付パネル40が設けられており、この取付パネル4
0にそれぞれ各油圧ポンプ31からの圧油の供給方向を
制御するための方向切換弁ユニット41が上下方向に2
列にわたって取り付けられている。また、建屋24R,
24L間のスペースにおける取付パネル40から所定の
間隔だけ離れた後方位置には作動油タンク42が設けら
れ、この作動油タンク42に隣接させて燃料タンク43
が設けられている。そして、燃料タンク43はカウンタ
ウエイト23の直前の位置に配置されている。
【0021】以上のように、旋回フレーム部21には様
々な機器類等が配置されるが、上部旋回体20には通路
が設けられている。まず、上部旋回体20の左右両側に
は旋回フレーム部21から張り出すように通行路を構成
するフェンダ50R,50Lが設けられている。フェン
ダ50R,50Lは人が通行できる幅を有するものであ
り、これらフェンダ50R,50Lは建屋ベッド21
B,21Bから張り出すようにして所定のピッチ間隔を
もって複数のブラケット50aの上端部に固着して設け
られている。フェンダ50R,50Lは、重量軽減等の
見地から、比較的薄い鋼板形成されており、人が通行す
るのには支障のない程度の強度を持たせている。両フェ
ンダ50R,50Lのうちの左側のフェンダ50Lは前
端部側からカウンタウエイト23に接する位置にまで延
在されており、右側のフェンダ50Rは建屋24Rの前
方に回り込んだ位置から建屋24Rに沿って後方に延在
されて、カウンタウエイト23に接する位置にまで延在
されている。
【0022】さらに、建屋24Lと燃料タンク43及び
作動油タンク42との間の間隔から、作動油タンク42
と取付パネル40との間の間隔からなり、カウンタウエ
イト23の位置から建屋24Rに至るL字状の通路が形
成されており、このL字状の通路が中間通路53であ
る。また、フェンダ50R,50Lはオペレータが直接
上ることができない高さ位置に配置されていることか
ら、スライド式のラダー54が設けられる。ただし、ラ
ダー54は運転室5に乗り降りする側のフェンダ50L
にのみ設けられ、フェンダ50R側には設けられていな
い。これによって、オペレータはラダー54からフェン
ダ50Lに上り、ステップ51から運転室側通路52を
通って運転室5に出入りすることができることになる。
【0023】以上のように、上部旋回体20には、フェ
ンダ50R,50Lと中間通路53、さらにフェンダ5
0Lからステップ51を介して運転室側通路52に至る
通路が設けられている。従って、これらの通路は車両の
前後方向に設けられている。ここで、カウンタウエイト
23は本来的にはフロント作業機構6の作動時における
重量バランスを取って、車両全体を安定させるためのも
のである。従って、その機能上必要な重量を持たせる必
要があるが、さらにカウンタウエイト23を機器メンテ
ナンス等の作業を行う作業スペースとして利用できるよ
うに構成している。このためには、カウンタウエイト2
3の上面を平坦で、広い面積を持たせるようにしてい
る。また、作業者等がこのカウンタウエイト23上に容
易に移行できるようにするために、上部旋回体20に設
けた通路、即ちフェンダ50R,50L及び中間通路5
3との高さの差を極力小さくする。さらに、カウンタウ
エイト23の上面に重量物を設置したり、また衝撃が加
わったりしても、変形等が生じない程度の強度を持たせ
る。
【0024】まず、カウンタウエイト23の本来の機能
である車両のバランスを取るために必要な重量を持たせ
る。カウンタウエイト23は、図5に示したように、カ
ウンタウエイト本体44を有し、このカウンタウエイト
本体44は鋼板等で形成したケーシング44a内に重量
コンクリート等からなる重量物44bを充填することに
より厚生される。そして、このカウンタウエイト本体4
4には鞍状凹陥部45,45を形成して、この鞍状凹陥
部45,45を主構造部22,22に装着して、ボルト
46で固定する。また、ボルト46のボルト頭46aが
露出しないようにするために、カウンタウエイト本体4
4の上部に凹部を形成して、この凹部の位置にボルト4
6を装着した上で、カバー板47で覆うようにする。
【0025】以上のように構成されるカウンタウエイト
23は、そのカウンタウエイト本体44のケーシング4
4a内に充填される重量物44bの比重が同じであると
すれば、全体の重量は表面積と高さとから決定される容
積に依存することになる。まず、カウンタウエイト23
の高さ寸法は次のようにして決定される。カウンタウエ
イト23の底面を旋回フレーム部21の下面とほぼ一致
させる。これより低い位置にすると、地上からの突出物
と衝突する可能性があるからである。旋回フレーム部2
1の下面の位置は主構造部22の下面と一致させる。ま
た、カウンタウエイト23のカウンタウエイト本体44
は、その鞍状凹陥部45の部位が主構造部22に馬乗り
状態にして設置されるようになっており、従って主構造
部22への乗り上げ部分る部分が必要となり、かつこの
乗り上げ部分の強度を十分確保しなければならない。従
って、カウンタウエイト23の高さ寸法は、最小限、主
構造部22の高さ寸法と、主構造部22に乗り上げた部
分に十分な強度を持たせるための厚み分との合計の寸法
となる。そこで、カウンタウエイト23の高さ寸法は最
小限に抑制する。これによって、カウンタウエイト23
の上面の高さ位置は建屋24R,24Lのルーフの高さ
位置より遥かに下方に位置する。しかも、前述した通路
のいずれかからカウンタウエイト23の上に容易に移動
できるようにする。通路とカウンタウエイト23との間
の移動の容易性を確保するには、同じ平面となっている
のが好ましいが、多少の高さの差は許容できる。また、
フェンダ50R,50L及び中間通路53の全ての通路
からカウンタウエイト23に容易に移動できるようにな
ってないければならない訳ではなく、いずれかの通路、
例えば中間通路53のみをカウンタウエイト23の上面
とほぼ同じ高さとするだけでも良い。また、カウンタウ
エイト23の高さを低くすることによって、建屋24
R,24Lの後方側の壁に直接ラジエータ28への外気
の取り入れ口48を形成することができる。
【0026】一方、作業スペースとして利用するため
に、カウンタウエイト23の上面の面積をできるだけ広
くする。ただし、このカウンタウエイト23の平面視状
態での面積は旋回半径に影響を及ぼすから無闇に広くす
ることはできない。上部旋回体20の前方にはフロント
作業機構6が連結されており、この上部旋回体20の旋
回中心Oは上部旋回体20の旋回フレーム部21におけ
る前方に片寄った位置に設けられる。従って、上部旋回
体20の旋回半径は後部側で決定される。最後部位置に
はカウンタウエイト23が設けられているから、カウン
タウエイト23の後部側の周壁面が旋回半径の基準とな
る。そこで、図6に旋回半径とカウンタウエイト23の
外側側面との関係を示す。
【0027】カウンタウエイト23の左右方向の幅は上
部旋回体20の幅に規制される。ただし、上部旋回体2
0の旋回フレーム部21の左右両側にフェンダ50R,
50Lが突出する状態に設けられているから、車体全体
の幅としては旋回フレーム部21の左右両端の間の間隔
ではなく、フェンダ50R,50Lの両端間の間隔とな
る。そこで、カウンタウエイト23の幅寸法Dをフェン
ダ50R,50Lの両端間の間隔と一致させる。これに
より、カウンタウエイト23の幅寸法を広く取ることが
できる。この条件下では、旋回中心Oを中心とした旋回
半径Rの円弧Cの形状とすると、最も広い平面視断面積
が得られる。ただし、サイズの大きなカウンタウエイト
23の側面を円弧状に形成するのは極めて困難である。
多面体で形成すれば円弧に近い形状になるが、やはり構
造が複雑になる。そこで、ほぼ台形の形状とすることに
よって、最小の面数で平面視した時の断面積を広くする
ことができる。台形の形状で最も広い面積を確保するた
めに、旋回中心Oと端部Eとを結ぶ線と、中心線Aとの
角度を等分にした線P上に角隅部Tが位置する形状に設
定する。これによって、簡単な構造のカウンタウエイト
で上面の面積を広くすることができる。また、上部旋回
体20の全長をできるだけ短くすれば、必要な旋回半径
Rを確保して、なおカウンタウエイト23を所定間隔B
だけ上部旋回体20側に張り出させることができる。
【0028】カウンタウエイト23の上面を作業スペー
スとして利用することから、強度を高くして、重量物を
載置したり、また大きな衝撃が加わっても変形したり損
傷したりすることがないようにしなければならない。カ
ウンタウエイト23を構成するカウンタウエイト本体4
4は、ケーシング44a内に重量物44bを充填する
が、この重量物44bを重量コンクリートまたは鉄塊を
混入した重量コンクリートで構成する場合には、流動状
態の重量コンクリートを注入することによりケーシング
44a内にほぼ完全に中実状態となるように充填するこ
とができる。これによって、カウンタウエイト23の強
度が極めて高くなり、カウンタウエイト本体44の上面
に重量物を設置しても、また大きな衝撃が加わったとし
ても、損傷したり、変形したりすることはない。さら
に、カウンタウエイト23を作業スペースとして利用す
ることから、作業時の安全確保のために、周囲に保護柵
55を張り巡らせるようにする。また、工具や機器類等
の搬入及び搬出を可能にするために、この保護柵55を
着脱可能とすることができる。さらに、カウンタウエイ
ト23上には、これら工具,機器類等を容易に搬入でき
るようにするために、ウインチ等の機械を設置するよう
構成するのが好ましい。
【0029】カウンタウエイト23を以上のように構成
することによって、上部旋回体20の上に広く、しかも
土台がしっかりした作業スペースが確保されることにな
る。そして、このカウンタウエイト23の上面には、フ
ェンダ50R,50Lや中間通路53等から容易に移動
できるようになっているから、各建屋24R,24L内
に設けた機器類等を分解して修理したり、また部品交換
を行ったりする際において、広い作業スペースが必要と
する場合には、このカウンタウエイト23の上にまで修
理すべき機器類を運び込むと共に、運転室ベッド35内
に格納されている工具類等を持ち込んで、所要の作業を
行うことができる。従って、高い位置にある上部旋回体
20に機器類等を上げ下しする必要がないので、容易か
つ迅速にメンテナンスを行うことができる。
【0030】ここで、修理すべき機器類や工具類等は軽
量なものであれば、作業者が手で持ち運びすることもで
きるが、重量物であれば、台車等に載置してカウンタウ
エイト23にまで運び込むことができる。カウンタウエ
イト23の上部は完全に開放された空間となっているか
ら、外部から機械等を搬入しなければならない場合に
は、さらにクレーン等の機械を用いて容易にカウンタウ
エイト23上に搬入できることになる。しかも、必要な
作業は機械等が搬入されたカウンタウエイト23の上で
行われることから、運び込んだ機械等を再度移動させる
必要はない。カウンタウエイト23の上に例えばウイン
チを設置しておくことによって、機器類等の保守点検や
修理等を行うのに必要な機械類その他を巻き上げて、カ
ウンタウエイト23の上に搬入できる。このように、カ
ウンタウエイト23の上面を作業スペースとして利用で
きるようにすることによって、メンテナンス等の作業性
が極めて良好になる。
【0031】以上のように、従来技術においては、単に
車両の前後における重量バランスを取るだけの機能を持
たせていたカウンタウエイトを、その高さを建屋のルー
フより低くすると共に、上部旋回体に設けられている通
路と共働させることにより、メンテナンス等のための作
業スペースとして活用できるようになる。しかも、この
ように広い作業スペースを確保したにも拘らず、車両全
体における平面状態での寸法形状、即ち車幅及び旋回半
径を全く変える必要はない。さらに、油圧ショベルが大
型化すればする程、カウンタウエイトの形状も大きくな
るから、より広い作業スペースを確保することができ
る。しかも、機械が大型化すれば、上部旋回体に設置さ
れる機器類の数も多くなり、かつ機器類の構造も大型
化、複雑化する傾向があるから、それだけ広い作業スペ
ースが必要となる点からも、カウンタウエイト上を作業
スペースとして活用できる構成とするのはより好ましい
ものとなる。そして、カウンタウエイトが大型化する
と、陸上輸送時等においては、上部旋回体だけでなく、
カウンタウエイトも分割する必要がある。そこで、2分
割したカウンタウエイトの構造及びその上部旋回体への
取付構造の具体的な一例を図7乃至図9に示す。
【0032】まず、図7において、60はカウンタウエ
イトを示し、このカウンタウエイト60は、カウンタウ
エイト本体として、左右一対の分割ブロック61R,6
1Lから構成される。これら両分割ブロック61R,6
1Lは鋼鉄製のケーシングの内部に重量物を充填したも
のからなり、それぞれ本体ウエイト部62R,62L
と、張り出し部63R,63Lとから構成される。本体
ウエイト部62R,62Lは、概略カウンタウエイト6
0を左右に2分割した形状となっており、張り出し部6
3Rは本体ウエイト部62Rの下部側で、分割ブロック
61L側に向けて張り出している。また、張り出し部6
3Lは本体ウエイト部62Lの上部側において、分割ブ
ロック61R側に向けて張り出している。これら張り出
し部63R,63Lの厚み寸法はほぼ同じものであり、
本体ウエイト部62R、62Lは、これら張り出し部6
3L、63Rを収容するスペースを確保するために、一
部分が凹状に切り取られた状態になっている。そして、
両本体ウエイト部62R,62Lには、その下面側から
所定の高さの凹部が形成されており、この凹部は分割ブ
ロック61R,61Lを旋回フレーム21を構成するメ
インフレーム部21Mの主構造部22,22(図9で
は、左右の主構造部を区別するために、右側の主構造部
には22R、左側の主構造部には22Lの符号を付す)
の後端部にそれぞれ馬乗り状態に装着される鞍状凹陥部
64R,64Lとなっている。
【0033】従って、分割ブロック61R,61Lは、
まず分割ブロック61Rの鞍状凹陥部64Rを主構造部
22Rに嵌め込むようにして装着し、次いで分割ブロッ
ク61Lを、その鞍状凹陥部64Lを主構造部22Lに
嵌め込むように装着される。分割ブロック61R,61
Lはカウンタウエイト61のほぼ半分の重量であるか
ら、これら各分割ブロック61R,61Lの上部旋回体
への装着を容易に、しかも円滑に行えるようになる。
【0034】装着状態では、両分割ブロック61R,6
1Lの相対向する垂直面が接合されるだけでなく、張り
出し部62Rの上に張り出し部62Lの水平面が当接す
ることになる。この結果、カウンタウエイト60の上面
は段差のない広い作業スペースが確保される。勿論、そ
の上面の高さ位置は上部旋回体の建屋のルーフより低
く、この上部旋回体に設けられる通路との間には最小限
の段差とすることによって、通路から作業スペースに容
易に移行できるようになる。
【0035】次に、このカウンタウエイト60の上部旋
回体に固定するために、図8及び図9に示したように、
分割ブロック61R,61Lの本体ウエイト部62R,
62Lの部位には、上下方向に貫通するブッシュ65が
複数箇所設けられており、また主構造部22R,22L
の上下の板体にはボルト挿通孔66,66が設けられて
おり、通しボルト67をこれらブッシュ65からボルト
挿通孔66,66に挿通させて、その下端部にナット6
8が螺合される。また、張り出し部63R,63Lも、
複数箇所において、それぞれブッシュ69が設けられて
おり、これら両張り出し部63R,63Lに設けたブッ
シュ69,69を貫通するように通しボルト70を挿通
させて、その下端部にナット71を螺合させて、それぞ
れナット68,71を締め付けることによって、分割ブ
ロック61R,61Lに2分割したカウンタウエイト6
0が上部旋回体3に固定的に装着される。さらに、通し
ボルト67,70のボルト頭がカウンタウエイト60の
上面から突出しないようにするために、分割ブロック6
1R,61Lの上面における通しボルト67,70の装
着部は凹部72となっており、この凹部72には鋼板等
からなるカバー板73が装着されるようになっている。
従って、このカバー板73を装着することによりカウン
タウエイト60の上面は実質的に完全に平坦なものとな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、カウン
タウエイト本体をケーシング内に重量物を概略中実状態
に収納させることにより構成してその強度を高めるよう
になし、かつこのカウンタウエイト本体の上面を建屋の
ルーフの高さより低くすると共にほぼ平坦なものとな
し、かつ旋回フレームに設けた通路をこのカウンタウエ
イト本体に接続する構成としたので、上部旋回体上にメ
ンテナンス等の作業を円滑に行うための広い作業スペー
スを確保することができ、機器類の修理や部品交換等の
作業を上部旋回体上で容易に行えるようになる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の一例としての油圧ショベルの外観図
である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】上部旋回体の平面図であって、フロント作業機
構を省略し、かつ建屋の上面を除いて示す図である。
【図4】上部旋回体の旋回フレームを分解した状態にし
て、その概略構成を示す斜視図である。
【図5】図3のX−X断面図である。
【図6】カウンタウエイトの平面視断面形状の決定要因
を示す説明図である。
【図7】2分割したカウンタウエイトを示す外観図であ
る。
【図8】図7の構成を有するカウンタウエイトを上部旋
回体に設置した状態を示す断面図である。
【図9】図8のY−Y断面図である。
【図10】従来技術による油圧ショベルの外観図であ
る。
【図11】図10の左側面図であって、フロント作業機
構を省略した図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 5 運転室 20 上部旋回体 21 旋回フレ
ーム 21M メインフレーム 21B 建屋ベ
ッド 22 主構造部 23,60 カ
ウンタウエイト 24R,24L 建屋 25R,25L
仕切り板 26R,26L エンジンルーム 27 エンジン 28 ラジエータ 29 ファン 31,32 油圧ポンプ 40 取付パネ
ル 42 作動油タンク 43 燃料タン
ク 44 カウンタウエイト本体 44a ケーシ
ング 44b 重量物 45 鞍状凹陥
部 46 ボルト 47,73 カ
バー板 50R,50L フェンダ 51 ステップ 53 中間通路 54 ラダー 55 通路構成板 56 足場板 55 扉 56 ドア 61 外気取り入れ口 61R,61L
分割ブロック 62R,62L 本体ブロック部 63R,63L
張り出し部 64R,64L 鞍状凹陥部 67,70 通
しボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−235754(JP,A) 特開 平11−93218(JP,A) 実開 平4−26264(JP,U) 実開 昭63−71257(JP,U) 実開 平2−78649(JP,U) 実開 昭62−200753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体に旋回可能に設置され、少な
    くとも運転室と、フロント作業機構と、エンジンその他
    の機器を収納した建屋を設けた旋回フレームの最後部位
    置に装着されるカウンタウエイトにおいて、ケーシング
    内に重量物を概略中実状態に充填させることによって剛
    性を持ったカウンタウエイト本体を有し、このカウンタ
    ウエイト本体の上面を前記建屋のルーフより低くすると
    共にほぼ平坦にすることにより作業スペースとなし、ま
    た前記旋回フレームからはこの作業スペースに至る通路
    を設ける構成としたことを特徴とする建設機械のカウン
    タウエイト。
  2. 【請求項2】 前記カウンタウエイト本体は、前記旋回
    フレームにおける後方への張り出し部に馬乗り状態にし
    て設置した上でボルトで固定するようになし、このボル
    ト装着部にはカウンタウエイト本体の上面とほぼ一致す
    るカバー板を着脱可能に装着する構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の建設機械のカウンタウエイト。
  3. 【請求項3】 前記カウンタウエイト本体の後方側に手
    摺を着脱可能に設ける構成としたことを特徴とする請求
    項1記載の建設機械のカウンタウエイト。
  4. 【請求項4】 前記カウンタウエイト本体は左右に2分
    割されたものであることを特徴とする請求項1記載の建
    設機械のカウンタウエイト。
  5. 【請求項5】 前記カウンタウエイト本体は、本体ウエ
    イト部に張り出し部を連設した左右一対の分割ブロック
    を有し、これら両分割ブロックのそれぞれの本体ウエイ
    ト部に前記旋回フレームに設けた一対からなる後方への
    張り出し部の各々に馬乗り状態に装着される鞍状凹陥部
    を形成すると共に、両分割ブロックの張り出し部は、こ
    れら両構造部材間の部位で上下に重ね合わせた状態にし
    て前記上部旋回体に設置される構成としたことを特徴と
    する請求項4記載の建設機械のカウンタウエイト。
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