JP2018019111A - 電子部品パッケージの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板や該基板上の配線を破損することなく、封止樹脂上にシールド用の溝やビア用の穴を形成する。
【解決手段】基板上に配設された電子部品及び電極パッドを封止する封止樹脂の表面上に、該電極パッドに到達する溝又は穴を形成する電子部品パッケージの製造方法において、前記封止樹脂の表面上における前記溝又は穴が形成される位置に、前記電極パッドに到達しない下溝又は下穴を金型成形によって形成する第1工程と、前記第1工程にて形成された下溝又は下穴の深さを増大させる加工により前記電極パッドを露出させる第2工程とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体チップ等の電子部品を樹脂封止したパッケージの製造方法に関し、特に、パッケージ内のチップを電磁的に遮蔽するシールド用の溝の形成方法、及び、PoP(Package on Package)技術において上下のパッケージを電気的に接続するためのビア用の穴の形成方法に関する。
半導体チップ等の電子部品を水平方向(面方向)に配置して樹脂封止したパッケージでは、近接する部品による干渉を防止するため、パッケージ内の部品を電磁的に遮蔽(シールド)する必要がある。
パッケージ内での電磁遮蔽を行う場合の一般的な構成例について、図1を参照して説明を行う。なお、以降本明細書にて参照する各図面は、説明の簡略化のために各部の寸法比が適宜に変更されており、実際の製品の形状を正確に表したものではない。図1(a)は半導体パッケージ1の断面図であり、図1(b)は図1(a)に示す半導体パッケージ1の上面図である。図1(a)は図1(b)のA−A’断面図である。半導体パッケージ1の製造工程においては、まず、半導体チップ20が備える電極端子21を、基板10上の配線11にバンプ22を介して接続し、これらを熱硬化性の樹脂材料(例えばエポキシ樹脂)から成る樹脂層30にて封止する。次に、樹脂層30の表面301(上面)に所定パターンの溝31を形成して基板10上の接地電極12を露出させる。そして、形成された溝31にシールド材32を埋め込んだりめっきを施したりする。以上の工程により、半導体パッケージ1内の部品間の電磁的干渉を遮蔽することが可能となる。
また、電子機器の小型化に伴い半導体パッケージの高密度化に対する需要は増大しており、こうした需要に応える技術として、PoP型のチップ積層構造を利用したTMV(Through Mold Via)法による製品が提供されている。
図2を参照して、TMV法によるPoP型のチップ積層構造の一例を説明する。図2(a)はPoPにおける下側パッケージ1a及び上側パッケージ1bを、図2(b)は両者が積層接続された状態を示す。上側パッケージ1b上に配設される電子部品等については図示を適宜省略し、図1と同一又は類似の機能を有する部材には同一の番号の末尾に所定のアルファベットを付したものを割り当てる。半導体チップ20aや各種配線等の樹脂封止工程については図1に示す例と同様である。図2(a)においては、下側パッケージ1aには、溝31に代えて、基板10a上の上下接続電極13aに到達する穴31a(例えば円形の開口部)が形成されている。上側パッケージ1bには、裏面(同図において下側の面)に設けられた上下接続電極13b上にはんだボール33がマウントされている。次に、上下接続電極13b上のはんだボール33が穴31aに嵌入するよう、上側パッケージ1bを下側パッケージ1a上に載置する。上下のパッケージ1b、1aの位置関係が適切であることが確認されれば、リフロー加熱によりはんだボール33が溶融して穴31a内を満たし、上下のパッケージ1b、1aの上下接続電極13b、13aを接続する接続ビア34となる。なお、上下接続電極13b上のはんだボール33に代えて、穴31a内に導電性材料が充填されてもよい。
特開2009-26805号公報
上述の例において、シールド用の溝やビア用の穴の形成は、従来はレーザー加工により行われることが一般的である。この加工はレーザー照射により樹脂材料を溶融させることで行われ、切削器具の磨耗等の劣化を伴わないことから広く採用されている手法である。
しかしながら、レーザー加工はパッケージの厚みのバラツキや湾曲等の影響を受けやすく、例えばパッケージの厚みが想定より小さいとレーザー強度が大き過ぎて配線を焼き切ったり、基板を傷つけたりする不具合が生じることがあるために、精密な制御を要し加工が複雑になるといった問題がある。
こうした問題を回避する方法の1つとして、特許文献1では、基板フレームとモールド金型との密閉空間に封止樹脂を充填する被覆方法において、基板フレーム上の配線に圧接される柱状突起を金型に設けることでビア用の貫通孔を形成することが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、柱状突起の先端と配線との間に僅かな間隙が存在した場合に貫通孔が形成されなかったり、これを避けるために強く圧接させることで配線に傷が付いたりするおそれがある。
溝や穴の深さを正確に形成するためにはミーリング加工が現在のところ最も適していると言えるが、磨耗した切削器具を頻繁に交換する必要がある。
本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、電子部品パッケージの製造工程において、基板や該基板上の配線を破損することなく、封止樹脂上にシールド用の溝やビア用の穴を形成することにある。
上記課題を解決するために成された本発明に係る電子部品パッケージの製造方法は、基板上に配設された電子部品及び電極パッドを封止する封止樹脂の表面上に、該電極パッドに到達する溝又は穴を形成する方法であって、
a) 前記封止樹脂の表面上における前記溝又は穴が形成される位置に、前記電極パッドに到達しない下溝又は下穴を金型成形によって形成する第1工程と、
b) 前記第1工程にて形成された下溝又は下穴の深さを増大させる加工により前記電極パッドを露出させる第2工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明に係る電子部品パッケージの製造方法では、電子部品と電極パッドとを封止する封止樹脂の表面上の、電極パッドを露出させる溝又は穴の形成位置に、該電極パッドに到達しない程度の深さの下溝又は下穴を、金型成形により形成しておく(第1工程)。そして、この下溝又は下穴の深さを増大させる加工により前記電極パッドを露出させることで、該下溝又は下穴を、シールド用の溝又はビア用の穴とする(第2工程)。第2工程においては、例えばミーリング加工やレーザー加工によって、前記下溝又は下穴の深さを増大させることができる。
ここで、上記「封止樹脂の表面」とは、個々の電子部品パッケージにおいて基板と接する面と反対側の封止樹脂の面(図1及び図2に示す例では301、301a及び301bの符号にて図示)を意味する。また、上記「電極パッド」には接地電極、並びに電子部品が備える端子及びこれに接続される配線電極等が含まれる。なお上記「封止樹脂」は、樹脂の収縮によるパッケージの湾曲を防止するフィラー(例えばSiO等の粒子)を高率で含み得ることは、当該分野において周知のとおりである。
上記の構成によれば、基板上の電極パッドに到達する溝又は穴の形成において、第1工程で形成する下溝又は下穴を電極パッドに到達させる必要がないため、特許文献1のように金型で電極パッドを圧迫して傷を付けるおそれがない。さらに、第1工程で金型成形で途中まで加工を済ませておくことで、第2工程をミーリング加工にて行う場合には、切削器具の消耗を抑えることができる。また、第2工程をレーザー加工にて行う場合には、下溝又は下穴の深さに応じて照射レーザーの強度が抑えられるので、基板や配線が破損する不具合が発生しにくくなる。従って、基板や該基板上の配線を破損することなく、封止樹脂上にシールド用の溝やビア用の穴を形成することができる。
前記第1工程は、一方の型と、キャビティ底部に前記溝又は穴の深さより低い高さを有する突起ピンを備えた他方の型とを用い、前記基板を裏面側から保持した前記一方の型と前記他方の型とを当接させ型締めし、前記キャビティに樹脂材料を充填する工程を含むことが好ましい。これにより、下溝又は下穴を簡易に形成することができる。
上記「一方の型」及び「他方の型」とは例えば上型(又は下型)及び下型(又は上型)であり、それぞれがいずれに対応するかは本発明の趣旨を変更するものではない。例えば上記「他方の型」が上型である場合には、上記「底部」は鉛直線において上方に位置することとなり、本発明における底部という語は下部と同義ではない。
なお、上記「底部」には、キャビティの底面と面一な、エジェクターピン等の頭部天面も含まれる。この「底面」、「頭部」及び「天面」との語についても上記と同様に、鉛直線における上下で定義されるものではない。
前記第1工程においては、前記キャビティの底面から突出可能なエジェクターピンの頭部天面に設けられた前記突起ピンによって前記下溝又は下穴を形成してもよい。これにより、キャビティからの電子部品パッケージの取り出しが容易となる。
本発明に係る電子部品パッケージの製造方法によれば、基板や該基板上の配線を破損することなく、封止樹脂上にシールド用の溝やビア用の穴を形成することができる。
一般的なシールド用の溝が形成された半導体パッケージの構造例の断面図(a)及び上面図(b)。 TMV法によるPoP型のチップ積層構造の一例において、下側パッケージにはんだボールがマウントされた状態の断面図(a)及び下側パッケージに上側パッケージが積層接続された状態の断面図(b)。 本発明の一実施形態に係る電子部品パッケージの製造方法の第1工程の第1段階(a)、第2段階(b)、第3段階(c)及び第4段階(d)。 同実施形態における、突起ピンを備えたエジェクターピンの斜視図(a)及びその変形例(b)。 同実施形態において形成される下穴の断面図(a)及び該下穴の深さを加工により増大させて成る穴の断面図(b)。 電子部品パッケージの製造方法の別の例における第1段階(a)、第2段階(b)、第3段階(c)及び第4段階(d)。 電子部品パッケージの製造方法のさらに別の例における第1段階(a)、第2段階(b)及び第3段階(c)。 複数の個片基板を中空領域に配置した状態の金属プレート及び粘着シートの上面図(a)及び断面図(b)。 複数の個片基板を封止した電子部品パッケージの製造方法の一例における第1段階(a)、第2段階(b)、第3段階(c)及び第4段階(d)。 複数の個片基板を封止した電子部品パッケージの製造方法のさらに別の例における第1段階(a)、第2段階(b)及び第3段階(c)。
以下、本発明の一実施形態に係る電子部品パッケージの製造方法について、図3〜図5を参照して説明する。以下の記載において、先に説明した図面と同一又は類似の機能を有する部材には、同一又は類似の番号の末尾に所定のアルファベットを適宜付したものを割り当て、その説明を省略する。なお、本実施形態ではTMV法によるPoP型のチップ積層構造に用いられるビア用の穴の形成方法について説明するが、後述するように、シールド用の溝の形成についても類似の方法を適用することができる。
図3に、本発明の第1工程を説明するための各段階の断面図を示す。なお、半導体チップ62を基板61上にマウントするための電極端子、配線及びバンプについては図示を省略する。
まず、図3(a)に示すように、基板61を上下反転させた状態(すなわち、基板61上にマウントされた半導体チップ62と上下接続電極63とが下面側となる状態)にて保持可能な保持部41を備えた上型40と、キャビティ51を備えた下型50とを予め所定の(樹脂材料64の融点以上の)温度に加熱しておく(後述の各例でも金型の事前加熱は行われているものとする)。次に、固定された上型40に対し下型50を上昇させ(図中の黒太矢印方向)、図3(b)のように当接させ、型締めする。そして、下型50に設けられたサイドゲート52から樹脂材料64をキャビティ51に充填する。なお、離型時に樹脂材料64が下型50に付着することを防止するための離型フィルムでキャビティ51を被覆してもよいが、図示を省略する。
キャビティ51の底部には、基板61上の上下接続電極63と対向する位置に、所定の高さを有する突起ピン53が複数設けられている。上記所定の高さは、キャビティ51の深さや上下接続電極63の厚み等により異なり得るが、図3(b)のように上下の金型40、50を当接させ型締めしたときに、対向する上下接続電極63に対し例えば100〜300μmの間隙ができる程度の高さとすることが好ましい。
また、キャビティ51の底部には座ぐり部56を有する貫通孔57が設けられており、第1工程に先立ち、図中上方向からエジェクターピン54が貫通孔57に挿通され、エジェクターピン54の頭部55が座ぐり部56に収容される。座ぐり部56の深さや頭部55の高さ、及びこれらの形状は、頭部55が座ぐり部56に収容されたときに、頭部55の上面とキャビティ51の底面が面一となるよう適宜に決定されることが好ましい。樹脂材料64の硬化に必要な所定時間の経過後、図3(c)のように、上型40の保持部41に基板61を保持させたまま下型50を下降させる(図中の白太矢印方向)とともにエジェクターピン54に対し図中の黒細矢印方向の力を印加して型開きを行う。この状態からさらに下型50を下降させれば、樹脂層65(本発明の封止樹脂に相当)の表面651において上下接続電極63の直上(図3においては下側)に下穴67が形成されたパッケージ構造体が、保持部41によって保持された状態で取り出される(図3(d))。サイドゲート52から離型されたゲート部66については任意の工程にて除去することとなる。
なお、本実施形態ではエジェクターピン54の頭部55にも突起ピン53が設けられている。図4(a)にエジェクターピン54の拡大斜視図を示す。突起ピン53は、樹脂層65から容易に離型されるよう、例えば5度程度の抜き勾配(テーパー)を有することが好ましい。また、頭部55の上面形状は同図に示すような円形に限定されず、図4(b)に示す頭部55aのように、円の一部が欠けた形状、あるいは楕円形やその他の多角形とすることでエジェクターピン54aの回動による突起ピン53の位置ずれを防止してもよい。
図3に示す第1工程及び図4に示す突起ピン53によって形成された下穴67の断面図を図5(a)に示す。なお、同図では図中の上下が図3と逆転している。下穴67はその最深部が上下接続電極63に到達しておらず、この時点で上下接続電極63は残留樹脂層652によって被覆・保護された状態となっている。
この下穴67に対しミーリング加工又は低強度のレーザー加工を施すことで、該下穴67の底部と上下接続電極63上面との間の残留樹脂層652を除去し、図5(b)に示すように上下接続電極63を露出させる。この第2工程により、図2に示した穴31aと同一に機能する穴68が形成される。すなわち、下穴67の深さをD1、穴68の深さをD2、残留樹脂層652の厚みをT(好ましくは100〜300μm)としたとき、T=D2−D1が成立する。
ミーリング加工は高さ方向(図5における上下方向)の切削深さの正確な制御が可能であるために上下接続電極63や基板61を破損しにくいことや、レーザー加工時に生じるフィラー粒子の残留等がないため、第2工程に用いられる加工法としては特に好適である。また本実施形態によれば、切削する残留樹脂層652の厚みが小さいために切削器具の消耗が抑えられる。
また、第2工程においてレーザー加工を用いる場合にも、溶融させる残留樹脂層652の厚みが小さいためにレーザー強度を抑えることができ、上下接続電極63や基板61の破損を低減することができる。
従って、以上説明した第1及び第2工程により、上下接続電極63や基板61を破損することなく、半導体パッケージの樹脂層65の表面651に接続ビア用の穴68を形成することができる。
なお、図2、図3及び図5に示す上下接続電極13a、13b及び63の組成は一般的な配線電極と同様であり、これらの名称は機能的な特徴を表すための便宜的なものである。
〔変更例〕
上述の実施形態ではエジェクターピン54が棒状の芯部より大径の頭部55を有するために、キャビティ51の底部に座ぐり部56を設けたが、頭部55がエジェクターピン54の芯部と同径であってもよい。すなわち、エジェクターピン54全体が棒状のピンである場合には座ぐり部56は不要であり、エジェクターピン54を図中下方向から貫通孔57に挿通することもできる。この場合には、エジェクターピン54の下部に、落下防止用の支持体を設ければよい。
また、図3及び図4に示す突起ピン53の高さを、対向する上下接続電極63に到達するよう変更し、金型成形のみで穴68を形成するようにしてもよい。あるいは、ミーリング加工のみで穴68を形成してもよい。
〔シールド用の溝を形成する場合の構成例〕
上述の実施形態では接続ビア用の穴を形成する方法について説明したが、シールド用の溝を樹脂層に形成する場合には、第1工程において、溝パターンに対応するライン状の突起を、キャビティ51の底部に設ければよい。第2工程については上述の実施形態と同様である。
さらなる応用の例として、接地電極ではなく上下接続電極の配線パターンに対応する下溝パターンを形成した上で、該下溝上の任意の位置にミーリング加工又はレーザー加工を施して電極を露出させ、接続ビア用の穴とすることもできる。
また、下穴又は下溝をレーザー加工で形成し、次にミーリング加工を施してもよい。
上述にて、突起ピン53の高さを変更して金型成形のみで穴68を形成してもよい旨について言及した。以下にその具体例を記載する。
〔金型成形のみで穴を形成する場合:構成例1−1〕
図6を参照して、金型成形のみで穴を形成する場合の構成の一例について説明を行う。図6では金型の上下が図3と逆転しているが、例えば上型40bと下型50bとは成形工程における機能においては同等であり、上下どちらの型で基板61bを保持しても構わない。但し、突起ピン43bは基板61bを保持する型と対向する型に設けられている必要がある。
本構成例では、下型50bの保持部51bにて基板61bを保持した状態で(図6(a))下型50bを上昇させて(図中の黒太矢印方向)上型40bと下型50bとを当接させ型締めしたときに、突起ピン43bの先端が上下接続電極63bに当接する(図6(b))。すなわち突起ピン43bの高さは、型締めされた状態におけるキャビティ41bの天井面から上下接続電極63bの上面までの距離に等しい。従って、樹脂材料64bの硬化後、図6(c)のように下型50bの保持部51bに基板61bを保持させたまま下型50bを下降させる(図中の白太矢印方向)とともにエジェクターピン44bに対し図中の白細矢印方向の力を印加して型開きを行い、下型50bをさらに下降させて樹脂層65b(本発明の封止樹脂に相当)を上型40bから離型すると(図6(d))、樹脂層65bの表面651bには上下接続電極63bまで到達する穴68bが形成される。
本構成によれば、複数の上下接続電極63bにそれぞれ突起ピン43bを当接させることで、基板61bは保持部51bの底面に固定される。従って、基板61bの熱反りが抑制される。また、上記のように突起ピン43bの高さを定めることにより、穴68bの形成工数を抑えることができる。
〔金型成形のみで穴を形成する場合:構成例1−2〕
図7を参照して、金型成形のみで穴を形成する場合の別の構成例について説明を行う。図3及び図6ではトランスファー成形により樹脂層65及び65bを形成する例について説明したが、本構成例では圧縮成形により樹脂層65cを形成する。本構成例における圧縮成形型は上型40cと下型500とから成る。上型40cには不図示の基板セット部が設けられており、基板61cは、半導体チップ62cが下型500と対向するように該基板セット部に固定される。
下型500には、キャビティ側面部材501、キャビティ底面部材502、及びこれらをまとめて上下させるためのベースプレート503が含まれている。キャビティ底面部材502には、座ぐり部56cを有する貫通孔57cが設けられており、該貫通孔57cに、つば部58を有する突起ピン53cが図中下方から挿通され、つば部58が座ぐり部56cに収容される。貫通孔57cは、基板61c上の上下接続電極63cと対向する位置に穿孔される。キャビティ側面部材501及び突起ピン53cとベースプレート503とは、コイルばね等により実現される弾性部材504及び505を介して接続されている。
まず、図7(a)に示すようにキャビティ側面部材501及びキャビティ底面部材502から成る下型キャビティ(符号は省略)に所定量の樹脂材料64cを供給し、下型500を上昇させる(図中黒矢印方向)。なお、樹脂材料64cの供給前に、上記下型キャビティを構成する面及びその周辺に離型フィルム700を同図に示すように吸着固定してもよい。これにより樹脂層65cの離型が容易となる。
このようにして下型500を上昇させると、まず突起ピン53cと上下接続電極63cが当接して圧接され、次にキャビティ側面部材501の上面と上型40cに保持された基板61cの周縁部とが当接して型締めされる。続いてベースプレート503を上昇させると、樹脂材料64c中に半導体チップ62cが浸漬され、キャビティ底面部材502が、樹脂材料64cを加圧することで圧縮成形が行われる(図7(b))。このとき、突起ピン53cと上下接続電極63cとの当接面は弾性部材505の弾性力により圧接されているため、(加熱により溶融した)樹脂材料64cの当該当接面への浸入が防止される。樹脂材料64cの硬化後、下型500を下降させる(図中白矢印方向)と、圧縮成形により樹脂層65cの表面651cに穴68cが形成された半導体パッケージが得られる(図7(c))。なお、キャビティ側面部材501及び突起ピン53cは、弾性部材504及び505の弾性力により、ベースプレート503に対し元の位置に戻る。
本構成によれば、圧縮成形により上述の構成例1−1と同様の効果が得られる。
なお、突起ピン53cと上下接続電極63cとの当接に先立ってキャビティ側面部材501の上面と基板61cの周縁部とが当接してもよく、その順序は問わない。また、突起ピン53cが上下接続電極63cに圧接されたときに上下接続電極63cが破損しないよう、弾性部材505の弾性力は適宜調節されればよい。
〔複数の個片基板を1パッケージとして封止する場合:構成例2−1〕
1つの基板上に配置された複数の電子部品の中には、不良品が含まれていることもある。こうした部分的な不良の発生により歩留まりが低下し得る場合には、樹脂封止工程の前に基板を個片に切断して良品と不良品とを判別し、良品の個片基板のみを樹脂封止する手法がとられる。こうした手法における樹脂封止工程の前段階として、例えば図8に示すように、個片基板61dを水平方向に複数配置可能な中空領域を成す矩形状の貫通孔800を有する金属フレーム801の裏面から粘着シート802を貼り付け、上記貫通孔800内に露出している粘着シート802の粘着層上に個片基板61dを載置する。図8(b)は図8(a)のB−B’断面図である。このようにして複数の個片基板61dを粘着固定した金属フレーム801及び粘着シート802を成形型にセットして樹脂封止する。
しかしながら、個片基板61dは粘着シート802上に粘着固定されているため、成形時の樹脂流動によって水平面内の位置ずれを生じることがある。こうした位置ずれはトランスファー成形では特に顕著に見られ、製品をパッケージごとに切断する際に、事前に定めた位置と異なる位置に封止固定された個片基板61dを誤って切断してしまうおそれがある。また、金型のキャビティ底面上の突起ピンによって樹脂層に下穴又は穴を形成する際、個片基板61dの位置ずれによって、上下接続電極の直上に下穴又は穴が形成されないという問題もある。
そこで、本発明者らは図9に示すような成形方法を考案した。まず、図9(a)のように下型50dの保持部51dに金属フレーム801及び粘着シート802を保持させた状態で、下型50dを上昇させて(図中の黒太矢印方向)上型40dと下型50dとを当接させ型締めする。これにより、図9(b)に示すように突起ピン43dの先端は上下接続電極63dの上面に当接する。この状態でキャビティ41d(及び下型50d側における金属フレーム801の貫通孔800内)に樹脂材料64dを充填し、該樹脂材料64dの硬化後、図9(c)のように、下型50dの保持部51dに金属フレーム801及び粘着シート802を保持させたまま下型50dを下降させる(図中の白太矢印方向)とともにエジェクターピン44dに対し図中の白細矢印方向の力を印加して型開きを行い、下型50dをさらに下降させて樹脂層65d(本発明の封止樹脂に相当)を上型40dから離型すると(図9(d))、樹脂層65dの表面651dには上下接続電極63dまで到達する穴68dが形成される。
本構成によれば、樹脂材料64dの充填前に突起ピン43dの先端が上下接続電極63dに当接するため、個片基板61d及び粘着シート802が突起ピン43dと保持部51dとにより挟持され、粘着シート802上での個片基板61dの位置が固定される。従って、樹脂流動に起因する粘着シート802上での個片基板61dの位置ずれを防止することができる。また、上記の構成例1−1及び1−2と同様、熱反りを抑制する効果もある。
〔複数の個片基板を1パッケージとして封止する場合:構成例2−2〕
本例でも、上述した構成例1−2に類似の構成が適用可能である。上記構成例1−2と同様の部分については説明を適宜省略する。図10(a)に示すように、まず、上型40eと下型500aとから成る圧縮成形型を用い、複数の個片基板61eが粘着固定された金属フレーム801及び粘着シート802を上型40eが備える不図示のセット部に固定する。次にキャビティ側面部材501a、突起ピン53eをそれぞれ金属フレーム801、上下接続電極63eに当接させる。この時点で、個片基板61e及び粘着シート802が突起ピン53eと上型40eのセット部とにより挟持され、粘着シート802上での個片基板61eの位置が固定される。さらに、図10(b)に示す状態においては弾性部材505aの弾性力により、個片基板61e及び粘着シート802に対する挟持圧力が増大する。
本構成によれば、圧縮成形により上述の構成例2−1と同様の効果が得られる。
なお、上述した実施形態及び応用例は本発明の例であり、本発明の趣旨の範囲で適宜に変更、修正、追加、組み合わせを行っても本願特許請求の範囲に包含されることは当然である。
1、1a、1b…半導体パッケージ
10、10a、10b…基板
11、11a、11b…配線
12…接地電極
13a、13b…上下接続電極
20、20a…半導体チップ
21、21a…電極端子
22、22a…バンプ
30、30a、30b…樹脂層
31…溝
31a…穴
32…シールド材
33…はんだボール
34…接続ビア
301、301a、301b…樹脂層の表面
40、40b、40c、40d、40e…上型
41、41b、41d、51b…保持部
50、50b、50d、500、500a…下型
51、41b、41d…キャビティ
52、42b、42d…サイドゲート
53、43b、53c、43d、53e…突起ピン
54、54a、44b、44d…エジェクターピン
55、55a、45b、45d…頭部
56、46b、56c、46d、56e…座ぐり部
57、47b、57c、47d、57e…貫通孔
58、58a…つば部
501、501a…キャビティ側面部材
502、502a…キャビティ底面部材
503、503a…ベースプレート
504、504a、505、505a…弾性部材
61、61b、61c…基板
61d、61e…個片基板
62、62b、62c、62d、62e…半導体チップ
63、63b、63c、63d、63e…上下接続電極
64、64b、64c、64d、64e…樹脂材料
65、65b、65c、65d、65e…樹脂層
66、66b、66d…ゲート部
67…下穴
68、68b、68c、68d、68e…穴
651、651b、651c、651d、651e…樹脂層の表面
652…残留樹脂層
700、700a…離型フィルム
800…貫通孔
801…金属フレーム
802…粘着シート

Claims (6)

  1. 基板上に配設された電子部品及び電極パッドを封止する封止樹脂の表面上に、該電極パッドに到達する溝又は穴を金型成形によって形成する方法であって、
    一方の型と、キャビティ底部に突起ピンを備えた他方の型とを用い、
    a) 前記基板を裏面側から保持した前記一方の型と前記他方の型とを当接させて型締めすることによって前記突起ピンの先端を前記電極パッドに当接させる突起ピン当接工程と、
    b) 前記キャビティに樹脂材料を充填する充填工程と
    を含むことを特徴とする電子部品パッケージの製造方法。
  2. 基板上に配設された電子部品及び電極パッドを封止する封止樹脂の表面上に、該電極パッドに到達する溝又は穴を金型成形によって形成する方法であって、
    一方の型と、キャビティ底部に突起ピンを備えた他方の型とを用い、
    a) 前記キャビティに樹脂材料を供給する樹脂材料供給工程と、
    b) 前記基板を裏面側から保持した前記一方の型と前記他方の型とを当接させて型締めすることによって前記突起ピンの先端を前記電極パッドに当接させる突起ピン当接工程と、
    c) 前記キャビティに供給された樹脂材料を加圧する樹脂材料加圧工程と
    を含むことを特徴とする電子部品パッケージの製造方法。
  3. 前記突起ピンが、前記キャビティ底部から突出可能なエジェクターピンの頭部天面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品パッケージの製造方法。
  4. 前記突起ピン当接工程及び前記充填工程において、前記一方の型と前記突起ピンとによって基板が挟持される請求項1に記載の電子部品パッケージの製造方法。
  5. 前記突起ピン当接工程及び前記樹脂材料加圧工程において、前記一方の型と前記突起ピンとによって基板が挟持される請求項2に記載の電子部品パッケージの製造方法。
  6. 前記基板は複数の個片基板であり、
    前記一方の型には、複数の前記個片基板が保持されており、
    前記突起ピンが複数の前記個片基板に対応するように複数設けられており、
    複数の前記突起ピンを用いて複数の前記個片基板の位置を固定する複数個片基板位置固定工程を含む
    請求項1、2、4及び5のいずれかに記載の電子部品パッケージの製造方法。
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