JP2002164602A - 光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置 - Google Patents

光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置

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JP2002164602A
JP2002164602A JP2000359610A JP2000359610A JP2002164602A JP 2002164602 A JP2002164602 A JP 2002164602A JP 2000359610 A JP2000359610 A JP 2000359610A JP 2000359610 A JP2000359610 A JP 2000359610A JP 2002164602 A JP2002164602 A JP 2002164602A
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optical
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hole
sealing portion
optical module
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Kazuhiko Suzuki
和彦 鈴木
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Seiko Epson Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation
    • H01L2924/1815Shape

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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に製造することができる光モジュール及
びその製造方法並びに光伝達装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 光学的部分12を有する光素子10が搭
載された基板20に、封止部30を、貫通穴32が形成
されるように設け、光導波路60を、貫通穴32に挿入
して光学的部分12に光学的に接続する。封止部30
は、例えばモールディングによって形成する。貫通穴3
2は、例えばエジェクターピンによって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光モジュール及び
その製造方法並びに光伝達装置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、情報通信が高速化・大容量化の傾
向にあり、光通信の開発が進んでいる。一般に、光通信
では、電気信号を光信号に変換し、光信号を光ファイバ
で送信し、受信した光信号を電気信号に変換する。電気
信号と光信号との変換は光素子によって行われる。
【0003】例えば、特開平10−339824号公報
には、V溝が形成されたプラットフォームに光ファイバ
を位置決めして固定して、光モジュールを構成すること
が記載されている。
【0004】しかしながら、この方法はV溝の加工およ
び光ファイバの位置合わせをするのに手間がかかるた
め、光モジュールの製造に時間がかかるという問題があ
る。また、従来のプラットフォームは、その構造上主に
端面発光レーザに適用され、面発光レーザへの適用は難
しいという問題がある。
【0005】本発明は、この問題点を解決するものであ
り、その目的は、簡単に製造することができる光モジュ
ール及びその製造方法並びに光伝達装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る光モ
ジュールは、光学的部分が形成されてなる光素子と、前
記光素子が搭載された基板と、前記基板上に設けられた
封止部と、前記光学的部分に光学的に接続された光導波
路と、を有し、前記封止部には貫通穴が形成され、前記
貫通穴に前記光導波路が挿入されてなる。
【0007】本発明によれば、封止部に形成された貫通
穴に光導波路を挿入するだけで、光導波路の位置合わせ
を簡単に行うことができる。
【0008】(2)この光モジュールにおいて、前記基
板上に、前記光素子とは別に、電子素子が搭載されてい
てもよい。
【0009】(3)この光モジュールにおいて、前記基
板には、前記貫通穴と連通する穴が形成され、且つ、前
記光学的部分が前記穴を向くように、前記光素子が前記
基板の一方の面に実装されていてもよい。
【0010】これによれば、基板の穴を利用して、光導
波路と光学的部分との光学的な接続が図られる。
【0011】(4)この光モジュールにおいて、前記基
板の、前記光素子が搭載された面とは反対の面に、前記
光素子とは別に電子部品が搭載され、前記封止部は、前
記電子部品を封止していてもよい。
【0012】これによれば、電子部品を封止する機能を
有する封止部が、光導波路の位置決めをする部材として
の機能も有する。
【0013】(5)この光モジュールにおいて、前記貫
通穴は、その開口を形成する第1の穴と、前記封止部の
内部側に位置して前記第1の穴よりも小さい第2の穴
と、によって段が形成されてなり、前記光導波路の端部
は、前記第1及び第2の穴に嵌る形状をしていてもよ
い。
【0014】これによれば、光導波路の、貫通穴への挿
入方向の位置決めも図られる。
【0015】(6)この光モジュールにおいて、前記光
導波路は、光ファイバであり、前記光ファイバの端部
は、中心部が、その外周部よりも突出して形成されてな
り、前記中心部が前記第2の穴に嵌り、前記外周部が前
記第1の穴に嵌って前記段に当接していてもよい。
【0016】(7)この光モジュールにおいて、前記光
導波路は、端部にコネクタが設けられた光ファイバであ
り、前記封止部の前記貫通穴は、前記コネクタに嵌る形
状をしていてもよい。
【0017】(8)この光モジュールにおいて、前記光
素子を覆う第2の封止部をさらに有していてもよい。
【0018】(9)この光モジュールにおいて、前記封
止部及び前記第2の封止部は、同一の材料で形成されて
いてもよい。
【0019】この場合、封止部及び第2の封止部は、一
体化して区別できない状態になっていてもよい。
【0020】(10)この光モジュールにおいて、前記
光素子と前記基板との間に設けられた透明なアンダーフ
ィル材をさらに有し、前記第2の封止部は、前記光素子
と前記基板との間を避けて設けられていてもよい。
【0021】これによれば、透明なアンダーフィル材が
光学的部分を覆っており、第2の封止部が光学的部分と
光導波路との光学的な接続を妨げないようになってい
る。
【0022】(11)この光モジュールにおいて、前記
封止部及び前記第2の封止部は、異なる材料で形成され
ていてもよい。
【0023】(12)この光モジュールにおいて、前記
第2の封止部は、透明であって、前記光素子と前記基板
との間にも設けられていてもよい。
【0024】これによれば、第2の封止部は、アンダー
フィル材を兼ねることになる。
【0025】(13)本発明に係る光伝達装置は、光学
的部分を有する複数の光素子と、前記光素子に光学的に
接続された光導波路と、少なくとも1つの前記光素子が
搭載された少なくとも1つの基板と、前記基板上に設け
られた封止部と、を有し、前記封止部には貫通穴が形成
され、前記貫通穴に前記光導波路が挿入されてなる。
【0026】本発明によれば、封止部に形成された貫通
穴に光導波路を挿入するだけで、光導波路の位置合わせ
を簡単に行うことができる。
【0027】(14)この光伝達装置において、複数の
プラグをさらに有し、それぞれの前記プラグは、いずれ
かの前記光素子に接続されていてもよい。
【0028】(15)本発明に係る光モジュールの製造
方法は、光学的部分を有する光素子が搭載された基板
に、封止部を、貫通穴が形成されるように設け、光導波
路を、前記貫通穴に挿入して前記光学的部分に光学的に
接続することを含む。
【0029】本発明によれば、封止部に形成された貫通
穴に光導波路を挿入するだけで、光導波路の位置合わせ
を簡単に行うことができる。また、封止部に予め貫通穴
を設けるので、光導波路が着脱可能である。
【0030】(16)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記基板には、前記光素子の他に電子部品が搭載
されてなり、前記基板の一方の面に前記光素子が搭載さ
れ、前記基板の他方の面に前記電子部品が搭載され、前
記封止部によって、前記電子部品を封止してもよい。
【0031】これによれば、電子部品を封止する機能を
有する封止部が、光導波路の位置決めをする部材として
の機能も有する。
【0032】(17)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記光学的部分に向けて凸状型を配置し、前記凸
状型の周囲に前記封止部の成形材料を設け、前記凸状型
を前記封止部から抜くことで前記貫通穴を形成してもよ
い。
【0033】これによれば、封止部に簡単に貫通穴を形
成することができる。
【0034】(18)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記封止部を、モールディングによって形成し、
前記凸状型は、前記封止部を離型させるためのエジェク
タピンであってもよい。
【0035】これによれば、エジェクタピンをキャビテ
ィ内に突出させて配置し、キャビティに成形材料を注入
し、エジェクタピンを封止部から抜くことで貫通穴を形
成することができる。また、エジェクタピンをさらにキ
ャビティ内に突出させれば、封止部を離型させることが
できる。
【0036】(19)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記基板によって、キャビティを区分して、前記
基板の一方の面側のキャビティに前記封止部を形成し、
前記基板の他方の面側のキャビティに第2の封止部を形
成してもよい。
【0037】(20)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記第2の封止部によって前記光素子を封止して
もよい。
【0038】(21)この光モジュールの製造方法にお
いて、前記封止部及び前記第2の封止部の形成に、異な
る成形材料を使用してもよい。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0040】(第1の実施の形態)図1(A)〜図3
(C)は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る光
モジュールの製造方法を説明する図である。本実施の形
態では、光学的部分12を有する少なくとも1つの光素
子10を使用する。本実施の形態では、複数の光素子1
0を使用し、各光素子10は1つの光学的部分12を有
する。1つの光素子10が複数の光学的部分12を有し
ていてもよい。
【0041】光素子10は、発光素子であっても受光素
子であってもよい。複数の光素子10として、少なくと
も1つの発光素子及び少なくとも1つの受光素子を使用
してもよい。発光素子の一例として面発光素子、特に面
発光レーザがある。面発光レーザなどの面発光素子は、
素子を構成する基板に対して垂直方向に光を発する。光
素子10が発光素子であるときは、光学的部分12は発
光部であり、光素子10が受光素子であるときは、光学
的部分12は受光部である。
【0042】光素子10は、外部との電気的な接続を図
るために、少なくとも1つのバンプ14を有してもよ
い。例えば、光学的部分12が形成された面に、光素子
10と外部の電気的な接続を図るバンプ14が設けられ
ていてもよい。バンプ14は、他の部材との電気的な接
続が可能な位置に設けられている。例えば、基板20の
穴24を避ける位置に、バンプ14は設けられている。
バンプ14は、光学的部分12よりも突出していること
が好ましい。なお、光素子10に複数のバンプ14を設
け、そのうちの1つを電気的な接続に使用し、残りのバ
ンプ14は電気的な接続に使用しない場合がある。その
場合、光素子10において、バンプ14とは反対側の面
に電極(図示せず)を形成し、その電極から導電材料
(ワイヤ、導電ペースト等)によって、光素子10の内
部に対して電気的な接続を図る。
【0043】本実施の形態では、光素子10の他にも、
少なくとも1つの(1つであってもよいし複数であって
も良い)電子部品16が使用される。電子部品16は、
受動素子(抵抗器、コンデンサ、インダクタ等)、能動
素子(半導体素子、集積回路等)、接続部品(スイッ
チ、配線板等)、機能部品(フィルタ、発信子、遅延線
等)、変換部品(センサ等)のいずれであってもよい。
電子部品16は、光素子10を駆動するドライバーIC
であってもよい。図1(A)に示す電子部品16は、表
面実装部品であるが、リード部品であってもよい。
【0044】本実施の形態では、基板20が使用され
る。基板20は、少なくとも光素子10(本実施の形態
では光素子10及び電子部品16)を取り付けるのに必
要な厚みを有していればよい。基板20として、シリコ
ン基板やガラスエポキシ基板を使用してもよいし、ポリ
イミド樹脂などで形成されたフィルムを使用してもよい
し、多層基板やビルドアップ基板を使用してもよい。
【0045】基板20には、配線パターン22が形成さ
れている。配線パターン22は、光素子10、電子部品
16、外部端子54などを電気的に接続するもので、こ
れらの部品やワイヤ(図示せず)などをボンディングす
る領域としてランドが形成されていてもよい。配線パタ
ーン22は、基板20の穴24を避けて形成することが
好ましい。また、配線パターン22は、電気的な接続を
妨げない限り、他の部材(例えば封止部30、第2の封
止部34、図示しないレジスト等)で覆われることが好
ましい。配線パターン22は、基板20の一方の面にの
み形成されていてもよいが、図1(A)に示すように基
板20の両面に形成されていてもよい。基板20の両面
に形成された配線パターン22は、基板20に形成され
たスルーホール(図示せず)などによって、電気的に接
続してもよい。
【0046】基板20には、少なくとも1つの(本実施
の形態では複数の)穴24が形成されている。穴24
は、基板20を貫通している。穴24は、後述する凸状
型48の先端部あるいは光導波路60の先端部が嵌る
(あるいは入る)大きさで形成してもよい。光導波路6
0を穴24に挿入したときでも、穴24によって光導波
路60の端部を支持することは必ずしも要求されないた
め、基板20が薄くても良い。
【0047】図1(A)に示すように、基板20に、光
素子10を取り付ける。本実施の形態では、フェースダ
ウン構造を形成するように、光素子10を基板20に実
装する。この場合、光素子10のバンプ14と配線パタ
ーン22とが接合される。必要であれば、図示しないワ
イヤによって、光素子10と配線パターン22とを電気
的に接続してもよい。光素子10は、その光学的部分1
2と穴24とが一致するように取り付ける。
【0048】また、電子部品16を基板20に取り付け
る。電子部品16が表面実装部品である場合には、フェ
ースダウン構造を形成する。詳しくは、光素子10の実
装と同じである。あるいは、電子部品16は、フェース
アップ構造を形成するように実装してもよい。電子部品
16は、穴24を避けて(ふさがないように)基板20
に搭載される。
【0049】光素子10と電子部品16とは、基板20
における反対側の面に取り付ける。詳しくは、基板20
の一方の面に光素子10を取り付け、基板20の他方の
面に電子部品16を取り付ける。なお、光素子10が搭
載される面に、上述した電子部品16とは別の電子部品
(図示せず)を取り付けてもよい。また、電子部品16
が搭載される面に、上述した光素子10とは別の光素子
(図示せず)を取り付けてもよい。
【0050】本実施の形態では、例えば上述した工程に
よって、図1(B)に示すように、光素子10及び電子
部品16が実装された基板20を用意する。そして、図
1(C)に示すように、光素子10と基板20との間
に、アンダーフィル材26を設ける。アンダーフィル材
26は、光素子10と光導波路60との間に発生するフ
レネル反射を防止するのとともに光素子10及び基板2
0の熱膨張率の差によって生じる応力を吸収する。アン
ダーフィル材26は、透明であることが好ましく、例え
ば樹脂である。アンダーフィル材26は、透明であれば
光学的部分12を覆って設ける。光学的部分12は、ア
ンダーフィル材26で覆われていれば、他の部材(例え
ば光導波路60の先端)が直接接触しないように保護さ
れる。アンダーフィル材26は、光透過率が低い(ある
いは遮光性を有する)場合には光学的部分12を避けて
設ける。
【0051】次に、基板20に、封止部30を、貫通穴
32が形成されるように設ける。封止部30を設ける方
法は特に限定されず、ポッティングを適用してもよい
が、本実施の形態では図2(A)〜図2(C)に示すよ
うにモールディングを適用する。モールディングプロセ
スでは、型(Mold、例えば成形金型(Molding Die))
を使用する。複数の型(例えば、上型及び下型)を使用
し、これを型締めしてキャビティを形成してもよい。リ
ードフレームに搭載された半導体チップを樹脂封止する
モールド装置に装備された成形金型を使用してもよい。
本実施の形態では、図2(A)に示すように、型40の
上に基板20(光素子10及び電子部品16が搭載され
ている)をセットし、図2(B)に示すように、型4
0、42の型締めを行う。
【0052】型40は、基板20の位置決め部46を有
することが好ましい。図2(B)に示す位置決め部46
は、基板20の外周端に接触する凸部である。あるい
は、基板20が嵌るように、型40に窪みが形成されて
おり、その窪みの周囲の部分が位置決め部46である。
図示しない変形例として、基板20に穴を形成し、型4
0にピンを形成し、穴にピンを挿入して基板20の位置
決めを図ってもよい。なお、型40の位置きめ部46に
対応して、必要であれば、型42に切り欠きや穴等を形
成してもよい。
【0053】型42は、少なくとも1つの(本実施の形
態では複数の)凸状型(例えばピン)48を有する。凸
状型48は、型42におけるキャビティを形成するため
の面に突出して設けられている。凸状型48は、キャビ
ティ内に進退駆動できるようになっていてもよい。例え
ば、封止部30を離型させるためのエジェクタピンを、
凸状型48としてもよい。凸状型48は、基板20に搭
載された光素子10の光学的部分12に向けて配置され
る。本実施の形態では、基板20の一方の面側に凸状型
48が配置され、基板20の他方の面に光素子10が搭
載されている。穴24を介して、凸状型48の先端を光
学的部分12に向ける。凸状型48は、アンダーフィル
材26等が介在することで、光学的部分12に直接接触
しないことが好ましい。また、凸状型48は、その先端
面に成形材料44が回りこまないように配置する。例え
ば、凸状型48の先端部を、基板20に接触させたり、
基板20の穴24に挿入して穴24の内面と接触させて
おく。図示しない変形例として、光素子10に凸状型4
8を接触させてもよい。詳しくは、凸状型48の先端面
に凹部を形成し、凹部内に光学的部分12を配置し、光
素子10における光学的部分12の周囲の面に、凸状型
48の先端部を接触させてもよい。
【0054】本実施の形態では、凸状型48の数と光学
的部分12の数は等しい。1つの凸状型48が1つの光
学的部分12に向けて配置される。凸状型48は、第1
の部分50と第2の部分52とを有する。第2の部分5
2は、第1の部分50の先端に設けられている。第2の
部分52は、第1の部分50よりも、その断面の大きさ
(丸断面の部材であれば直径、矩形断面であれば対角
線)において小さい。第1及び第2の部分50、52に
よって段が形成されている。凸状型48(例えばその
径)は、光導波路60の端部(例えばその径)にほぼ等
しい(わずかに大きい)形状であってもよい。
【0055】図2(B)に示すように、型40、42に
基板20をセットして型締めする。なお、凸状型48が
穴24をふさぐことが好ましい。こうすることで、成形
材料44が穴24に入り込むことを避けられる。例え
ば、図2(B)に示すように、凸状型48の先端部を穴
24に挿入して、この穴24をふさいでもよい。その場
合、凸状型48(詳しくは第2の部分52)を、その断
面の大きさ(丸断面の部材であれば直径、矩形断面であ
れば対角線)において、穴24よりもわずかに小さくす
る。あるいは、変形例として、凸状型48の先端部によ
って、穴24の開口をふさいでもよい。この場合、凸状
型48(詳しくは第2の部分52)を、その断面の大き
さ(丸断面の部材であれば直径、矩形断面であれば対角
線)において、穴24よりも大きくする。
【0056】本実施の形態では、型40、42によって
基板20が挟まれる。型40、42によって形成される
キャビティ(全体的キャビティ)は、基板20によって
複数(本実施の形態では2つ)のキャビティ(小キャビ
ティ)に区分される。なお、基板20に、貫通する穴
(例えば穴24とは別の穴)が形成されていれば、区分
された複数のキャビティが連通する。なお、基板20の
穴24は、アンダーフィル材26によって、あるいは凸
状型48でふさがれている。キャビティには凸状型48
が配置されている。詳しくは、凸状型48の第1の部分
50と、第2の部分52とがキャビティに配置されてい
る。
【0057】そして、キャビティに成形材料44を注入
(例えば圧入)する。成形材料44は、凸状型48の周
囲に設けられる。例えば、型(例えば型40、42の少
なくとも一方)に、図示しないゲートが形成されてお
り、このゲートから成形材料44を注入する。複数のキ
ャビティに区分されているときには、各キャビティに成
形材料44を注入する。図2(B)に示す例では、基板
20のそれぞれの面側のキャビティに成形材料44を注
入する。基板20に貫通する穴(例えば穴24とは別の
穴)が形成されており、この穴がふさがれていない場合
には、複数のキャビティのいずれか1つに成形材料44
を注入すれば、他のキャビティにも成形材料44が流入
する。成形材料44として、モールド樹脂(例えばエポ
キシ樹脂、フィラー、硬化剤を主成分とする材料)を使
用することができる。
【0058】図2(B)に示す例では、キャビティの全
体に成形材料44を注入するが、区分されてなる複数の
キャビティのうちの1つにのみ成形材料44を注入して
もよい。例えば、基板20の両方の面側のキャビティに
成形材料44を注入してもよいが、一方の面側のキャビ
ティにのみ成形材料44を注入してもよい。成形材料4
4は、少なくとも光素子10における光学的部分12が
向く側(光学的部分12の上方)に設ければよい。な
お、成形材料44と光学的部分12とが直接対面してい
る必要はない。例えば、図2(B)において、光学的部
分12が上を向いており、基板20の上面に成形材料4
4を設ければよい。また、図2(B)に示す例では、基
板20の下面にも成形材料44が設けられる。成形材料
44は、図2(B)に示す例では光素子10及び電子部
品16を封止するが、少なくとも電子部品16を封止す
ればよい。
【0059】成形材料44によって、封止部30が、光
素子10における光学的部分12が向く側に設けられ
る。図2(B)に示す例では、封止部30は、電子部品
16を封止している。封止部30の他に、基板20の下
面に設けられた成形材料44によって第2の封止部34
が形成される。図2(B)に示す例では、第2の封止部
34は、光素子10を封止している。本実施の形態で
は、光素子10と基板20との間にアンダーフィル材2
6が設けられているので、第2の封止部34は、光素子
10と基板20との間を避けて設けられる。また、本実
施の形態では、封止部(第1の封止部)30及び第2の
封止部34は、同一の材料で形成されるが、異なる材料
を使用してもよい。
【0060】次に、図2(C)に示すように、型40、
42の型開きを行って、封止部30を離型する。また、
第2の封止部34も離型する。図2(C)に示す例で
は、凸状型48をエジェクタピンとして、封止部30を
型42から離型する。なお、凸状型48以外にエジェク
タピンを設けてもよい。同様に、第2の封止部34を型
40から離型するときにも、図示しないエジェクタピン
を使用してもよい。
【0061】そして、封止部30から凸状型48を抜い
て、封止部30に貫通穴32を形成する(図3(A)参
照)。凸状型48が上述したように配置されているの
で、貫通穴32は、光学的部分12の上方に形成されて
いる。貫通穴32を介して(本実施の形態ではさらに穴
24を介して)、光学的部分12に対する光学的な接続
が可能である。なお、光学的な接続とは、光の送受信が
可能になるように接続することである。貫通穴32は、
凸状型48が上述した形状であることに対応した形状を
なしている。貫通穴32は、段を有する。例えば、貫通
穴32は、その開口を形成する第1の穴36と、封止部
30の内部側に位置して第1の穴36よりも小さい第2
の穴38と、によって段が形成されている。
【0062】本実施の形態によれば、簡単かつ短時間に
貫通穴32を形成することができ、ドリルやレーザを使
用した穴あけ加工が不要である。また、凸状型48の大
きさ(丸棒状のピンであれば径の大きさ、角棒状のピン
であれば対角線の大きさ)にほぼ等しい形状の貫通穴3
2を形成することができる。したがって、ドリルを使用
するよりも小さい貫通穴32を形成することができる。
さらに、封止部30が、ドリルでは穴を開けられないよ
うな比較的柔らかい材料(例えばポリイミド樹脂等)か
らなる場合でも、貫通穴32を形成することができる。
【0063】図3(A)に示すように、外部端子54を
設けてもよい。外部端子54は、例えばハンダボールな
どであり、配線パターン22上に設ける。あるいは、配
線パターン22の一部をコネクタとしたり、配線パター
ン22にコネクタを実装してもよい。
【0064】次に、光導波路60を、光学的部分12に
光学的に接続する(図3(B)参照)。光学的に接続す
ることで、光導波路60と光学的部分12との光の送受
信が可能になる。例えば、封止部30の貫通穴32に光
導波路60を挿入する。本実施の形態では、1つの貫通
穴32に1つの光導波路60を挿入する。また、複数の
貫通穴32のそれぞれに、1つの光導波路60(例えば
光ファイバ)が挿入される。ここで、1つの光導波路6
0とは、1つの部材とみなされる光導波路を指し、1つ
の光伝達経路(例えば1本のコア)を有する場合であっ
ても、一体化された複数の光伝達経路(例えば複数本の
コア)を有する場合でもよい。
【0065】光導波路60の端部は、貫通穴32(本実
施の形態では第1及び第2の穴36、38)に嵌る形状
をなしている。光導波路60の端部において、中心部6
2が、外周部64よりも突出して形成されている。中心
部62の外周面と、外周部64の外周面と、外周面64
の先端面(中心部62の外周面から立ち上がる面)とで
段が形成される。
【0066】光導波路60の中心部62が第2の穴38
に嵌る。中心部62は、基板20の穴24に嵌ってもよ
いし、基板20における穴24の周囲の面に接触しても
よい。光導波路60の外周部64は第1の穴36に嵌
る。第1及び第2の穴36、38によって形成される段
と、中心部62及び外周部62によって形成される段と
が嵌り合う。言い換えると、外周部64が、第1及び第
2の穴36、38によって形成される段に接触する。こ
れにより、光導波路60の、貫通穴32に挿入される長
さが規制され、光導波路60の挿入方向の位置決めが図
られる。また、光導波路60が光学的部分12に接触す
ることを避けられる。
【0067】光導波路60として光ファイバを使用して
もよい。光ファイバは、コアとこれを囲むクラッドとを
含み、クラッドの周囲には被覆部(ジャケット・フェル
ール)が設けられている。光導波路60が光ファイバで
あれば、突出する中心部62をコア及びクラッドで構成
し、外周部64を被覆部で構成してもよい。あるいは変
形例として、光導波路60は、シート状やテープ状の形
状であってもよいし、ポリイミド樹脂で形成してもよ
い。
【0068】本実施の形態によれば、高温下で封止部3
0を形成しても、封止部30を冷却してから、光導波路
60と光学的部分12とを光学的に接続することができ
る。したがって、封止部30を形成するときの温度の影
響を光導波路60に与えないようすることができる。す
なわち、光導波路60(特に光ファイバ)の取り扱いが
容易になる。
【0069】図3(C)は、本発明を適用した光モジュ
ールを示す図である。光モジュールは、少なくとも1つ
の(本実施の形態では複数の)光素子10を有する。光
素子10は、基板20に搭載されている。基板20に
は、封止部30が設けられている。封止部30には、光
導波路60の数と同じ数の貫通穴32が形成されてい
る。貫通穴32に光導波路60が挿入されている。これ
により、光素子10の光学的部分12に、光導波路60
が光学的に接続される。本実施の形態では、1つの光学
的部分12に、1つの光導波路60が光学的に接続され
る。
【0070】その他の詳細は、上述した光モジュールの
製造方法の説明で示した構成、あるいは、上述した製造
方法に起因する構成が該当する。本発明は、上記実施の
形態に限定されるものではない。以下、その他の実施の
形態を説明する。
【0071】(第2の実施の形態)図4は、本発明を適
用した第2の実施の形態に係る光モジュール及びその製
造方法を説明する図である。本実施の形態では、封止部
30を形成するが、図2(B)に示す第2の封止部34
を形成しない点で、第1の実施の形態と異なる。第2の
封止部34を形成しないため、型40にはゲートなどの
成形材料44の注入口が形成されない。また、基板20
によって区画された複数(例えば2つ)のキャビティ
(小キャビティ)は連通しないようになっている。本実
施の形態に係るその他の構成及び製造方法については、
第1の実施の形態で説明した内容を適用することができ
る。また、本実施の形態でも、第1の実施の形態で説明
した効果を達成することができる。
【0072】本実施の形態では、光素子10が樹脂10
などで封止されていないが、アンダーフィル材26によ
ってフレネル反射の防止や、応力緩和や、機械的な接合
強度の向上が図られている。このように、本発明は、光
素子10が必ずしも封止されていなくてもよい。
【0073】(第3の実施の形態)図5は、本発明を適
用した第3の実施の形態に係る光モジュール及びその製
造方法を説明する図である。本実施の形態では、封止部
(第1の封止部)30と第2の封止部70とが、異なる
(例えば、光透過率又は透明度、色、柔軟性又はヤング
率、耐湿性、耐熱性などにおいて異なる)材料で形成さ
れている。図5に示す例では、封止部30を形成する成
形材料44は、光透過率又は透明度のない(あるいは低
い)ものであり、第2の封止部70を形成する成形材料
74は、透明な材料(詳しくは光透過率又は透明度のあ
る材料あるいは成形材料44よりも光透過率の高い材
料)である。
【0074】また、本実施の形態では、光素子10と基
板20との間にアンダーフィル材26を設けない。その
代わりに、成形材料74を、光素子10と基板20との
間に設ける。その工程は、成形材料74によって光素子
10を封止するときに同時に行えばよい。こうすること
で、アンダーフィル工程を省略することができる。な
お、成形材料74は、アンダーフィル材26の機能(例
えば応力緩和機能)も果たす材料であることが好まし
い。本実施の形態に係るその他の構成及び製造方法につ
いては、第1の実施の形態で説明した内容を適用するこ
とができる。また、本実施の形態でも、第1の実施の形
態で説明した効果を達成することができる。
【0075】(第4の実施の形態)図6(A)及び図6
(B)は、本発明を適用した第4の実施の形態に係る光
モジュール及びその製造方法を説明する図である。本実
施の形態では、型80、82によって形成されたキャビ
ティに成形材料44を注入する。キャビティには、凸状
型84を、光素子90の光学的部分92に向けて配置す
る。凸状型84は、コネクタ96に応じた形状をなす。
凸状型84によって、封止部86に貫通穴88を形成す
る。貫通穴88は、コネクタ96に嵌る形状をなしてい
る。貫通穴88に挿入される光導波路94は、コネクタ
96を有する。例えば、光導波路94は、端部にコネク
タ96が設けられた少なくとも1つの(図6(B)に示
す例では複数の)光ファイバ98である。
【0076】図6(B)に示す光モジュールは、4つの
光学的部分92と4つの光ファイバ98を有し、これを
カラー画像信号の伝送に使用するときには、R、G、B
の信号及びクロック信号の送受信に使用される。
【0077】本実施の形態に係るその他の構成及び製造
方法については、第1〜3の実施の形態で説明した内容
を適用することができる。また、本実施の形態でも、第
1の実施の形態で説明した効果を達成することができ
る。
【0078】(第5の実施の形態)図7は、本発明を適
用した第5の実施の形態に係る光伝達装置を示す図であ
る。光伝達装置100は、コンピュータ、ディスプレ
イ、記憶装置、プリンタ等の電子機器102を相互に接
続するものである。電子機器102は、情報通信機器で
あってもよい。光伝達装置100は、少なくとも1つの
光導波路60(図3(C)参照)を含む。図7に示す例
では、ケーブル104に少なくとも1つの光導波路60
が内蔵されている。光導波路60には、複数の光素子1
0が光学的に接続されている。この光学的な接続には、
上述した光モジュールの構成が適用されている。すなわ
ち、光伝達装置100は、基板20及び封止部30を有
し、貫通穴32に光導波路60が挿入されている。ま
た、光伝達装置100は、複数のプラグ106を有す
る。各プラグ106は、いずれかの光素子10に電気的
に接続されている。図7に示す光伝達装置100におい
て、ケーブル104(例えばその両端)に、プラグ10
6が設けられている。
【0079】光導波路60(ケーブル104)の一方の
端部に光学的に接続される光素子10は、発光素子であ
る。電子機器102から出力された電気信号は、発光素
子である光素子10によって光信号に変換される。光信
号は、光導波路60を伝わり、光導波路60(ケーブル
104)の他方の端部に光学的に接続される光素子10
に入力される。この光素子10は、受光素子であり、入
力された光信号が電気信号に変換される。電気信号は、
電子機器102に入力される。こうして、本実施の形態
に係る光伝達装置100によれば、光信号によって、電
子機器102の情報伝達を行うことができる。
【0080】(第6の実施の形態)図8は、本発明を適
用した第6の実施の形態に係る光伝達装置の使用形態を
示す図である。光伝達装置100は、電子機器110間
を接続する。電子機器110として、液晶表示モニター
又はディジタル対応のCRT(金融、通信販売、医療、
教育の分野で使用されることがある。)、液晶プロジェ
クタ、プラズマディスプレイパネル(PDP)、ディジ
タルTV、小売店のレジ(POS(Point ofSale Scann
ing)用)、ビデオ、チューナー、ゲーム装置、プリン
タ等が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜図1(C)は、本発明を適用した
第1の実施の形態に係る光モジュールの製造方法を説明
する図である。
【図2】図2(A)〜図2(C)は、本発明を適用した
第1の実施の形態に係る光モジュールの製造方法を説明
する図である。
【図3】図3(A)〜図3(C)は、本発明を適用した
第1の実施の形態に係る光モジュールの製造方法を説明
する図である。
【図4】図4は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係る光モジュールの製造方法を説明する図である。
【図5】図5は、本発明を適用した第3の実施の形態に
係る光モジュールの製造方法を説明する図である。
【図6】図6(A)及び図6(B)は、本発明を適用し
た第4の実施の形態に係る光モジュールの製造方法を説
明する図である。
【図7】図7は、本発明を適用した第5の実施の形態に
係る光伝達装置を示す図である。
【図8】図8は、本発明を適用した第6の実施の形態に
係る光伝達装置の使用形態を示す図である。
【符号の説明】
10 光素子 12 光学的部分 16 電子部品 20 基板 24 穴 26 アンダーフィル材 30 封止部 32 貫通穴 34 第2の封止部 36 第1の穴 38 第2の穴 40 型 42 型 44 成形材料 48 凸状型 60 光導波路 62 中心部 64 外周部 70 第2の封止部 74 成形材料 80 型 82 型 86 封止部 88 貫通穴 90 光素子 92 光学的部分 94 光導波路 96 コネクタ 98 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 AA01 BA02 BA11 DA03 DA04 DA06 DA16 DA31 DA35 4M109 AA01 BA04 CA05 CA21 DA06 DB15 EE12 GA01 GA02 5F061 AA01 BA04 CA05 CA21 DA15 FA01 FA02 5F073 AB28 BA01 FA07 FA13 FA15 FA27 FA29 5F088 BB01 JA03 JA10 JA14

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的部分が形成されてなる光素子と、 前記光素子が搭載された基板と、 前記基板上に設けられた封止部と、 前記光学的部分に光学的に接続された光導波路と、 を有し、 前記封止部には貫通穴が形成され、前記貫通穴に前記光
    導波路が挿入されてなる光モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光モジュールにおいて、 前記基板上に、前記光素子とは別に、電子素子が搭載さ
    れてなる光モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光モジュールにおいて、 前記基板には、前記貫通穴と連通する穴が形成され、且
    つ、前記光学的部分が前記穴を向くように、前記光素子
    が前記基板の一方の面に実装されてなる光モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光モジュールにおいて、 前記基板の、前記光素子が搭載された面とは反対の面
    に、前記光素子とは別に電子部品が搭載され、前記封止
    部は、前記電子部品を封止してなる光モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の光モジュールにおいて、 前記貫通穴は、その開口を形成する第1の穴と、前記封
    止部の内部側に位置して前記第1の穴よりも小さい第2
    の穴と、によって段が形成されてなり、 前記光導波路の端部は、前記第1及び第2の穴に嵌る形
    状をなす光モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光モジュールにおいて、 前記光導波路は、光ファイバであり、 前記光ファイバの端部は、中心部が、その外周部よりも
    突出して形成されてなり、 前記中心部が前記第2の穴に嵌り、前記外周部が前記第
    1の穴に嵌って前記段に当接してなる光モジュール。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の光モジュールにおいて、 前記光導波路は、端部にコネクタが設けられた光ファイ
    バであり、 前記封止部の前記貫通穴は、前記コネクタに嵌る形状を
    なす光モジュール。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の光モジュールにおいて、 前記光素子を覆う第2の封止部をさらに有する光モジュ
    ール。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の光モジュールにおいて、 前記封止部及び前記第2の封止部は、同一の材料で形成
    されてなる光モジュール。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の光モジュールにおい
    て、 前記光素子と前記基板との間に設けられた透明なアンダ
    ーフィル材をさらに有し、 前記第2の封止部は、前記光素子と前記基板との間を避
    けて設けられてなる光モジュール。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の光モジュールにおい
    て、 前記封止部及び前記第2の封止部は、異なる材料で形成
    されてなる光モジュール。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の光モジュールにおい
    て、 前記第2の封止部は、透明であって、前記光素子と前記
    基板との間にも設けられてなる光モジュール。
  13. 【請求項13】 光学的部分を有する複数の光素子と、 前記光素子に光学的に接続された光導波路と、 少なくとも1つの前記光素子が搭載された少なくとも1
    つの基板と、 前記基板上に設けられた封止部と、 を有し、 前記封止部には貫通穴が形成され、前記貫通穴に前記光
    導波路が挿入されてなる光伝達装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の光伝達装置におい
    て、 複数のプラグをさらに有し、 それぞれの前記プラグは、いずれかの前記光素子に接続
    されてなる光伝達装置。
  15. 【請求項15】 光学的部分を有する光素子が搭載され
    た基板に、封止部を、貫通穴が形成されるように設け、 光導波路を、前記貫通穴に挿入して前記光学的部分に光
    学的に接続することを含む光モジュールの製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記基板には、前記光素子の他に電子部品が搭載されて
    なり、 前記基板の一方の面に前記光素子が搭載され、前記基板
    の他方の面に前記電子部品が搭載され、 前記封止部によって、前記電子部品を封止する光モジュ
    ールの製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16記載の光モ
    ジュールの製造方法において、 前記光学的部分に向けて凸状型を配置し、前記凸状型の
    周囲に前記封止部の成形材料を設け、前記凸状型を前記
    封止部から抜くことで前記貫通穴を形成する光モジュー
    ルの製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記封止部を、モールディングによって形成し、 前記凸状型は、前記封止部を離型させるためのエジェク
    タピンである光モジュールの製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項15から請求項18のいずれか
    に記載の光モジュールの製造方法において、 前記基板によって、キャビティを区分して、前記基板の
    一方の面側のキャビティに前記封止部を形成し、前記基
    板の他方の面側のキャビティに第2の封止部を形成する
    光モジュールの製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の光モジュールの製造
    方法において、 前記第2の封止部によって前記光素子を封止する光モジ
    ュールの製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項19又は請求項20記載の光モ
    ジュールの製造方法において、 前記封止部及び前記第2の封止部の形成に、異なる成形
    材料を使用する光モジュールの製造方法。
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