JP2973841B2 - 電子部品製造方法 - Google Patents
電子部品製造方法Info
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Description
された電子部品をモールド部で封止する電子部品製造方
法に関するものである。
面にチップが実装され、この一方の面だけをモールド体
で封止するものが増えてきている。
基板の一方の面だけをモールド体で樹脂封止し、他方の
面にはモールド体を形成しないと、溶融した樹脂が硬化
する際に、樹脂が収縮するため、基板の縁部がモールド
体に近接する方向へ反ってしまう。ここで、基板の他方
の面には、バンプ等の電極が形成されるものであり、こ
のように基板が反ってしまうと、後工程で電子部品をプ
リント基板に実装する際に、電極が所定位置から浮き上
がってしまい実装不良の原因となるという問題点があっ
た。
きる電子部品製造方法を提供することを目的とする。
法は、基板の一方の面にチップを実装するステップと、
チップを実装した一方の面を封止する主モールド部を形
成すると共に、一方の面の反対の面の外周部に副モール
ド部を形成するステップとを含むものである。
チップを封止する際、一方の面側のチップを主モールド
体となる溶融した樹脂で包囲すると共に、基板の反対の
面の外周部にも副モールド体となる溶融した樹脂を付着
させる。これにより主モールド体となる樹脂が硬化する
際、副モールド体となる樹脂も同様に硬化し、基板の一
方の面と他方の面に互いに相反する収縮力が作用して基
板の反りを抑制する。したがって反りのない電子部品を
製造することができる。
説明する。
おける電子部品製造方法の工程説明図である。以下、電
子部品としてBGA(ボールグリッドアレイ)を例にと
って説明する。
する。そして、図1(b)に示すように基板1の一方の
面Aに接着剤2を塗布し、接着剤2上にチップ3を搭載
するダイボンディング工程を行い、次にキュア装置に基
板1を入れ、加熱して接着剤2を硬化してチップ3を基
板1の一方の面Aに固着する。そして図1(c)に示す
ように、基板1の一方の面Aに形成された回路パターン
とチップ3の電極とをワイヤ4で結線する。
型5、中間型9、上型8で挟み込む。ここで6は、下型
5において基板1の他方の面Bの外周部を囲むように凹
設された副キャビティであり、湯道7を介して副キャビ
ティ6内に溶融した樹脂を圧入すれば、基板1の他方の
面Bの外周部に副モールド体13が形成されるようにな
っている。また、10は中間型9の中央部にチップ3を
包囲するように形成された主キャビティであり、湯道1
1を介して主キャビティ10内に溶融した樹脂を圧入す
れば、基板1の一方の面Aの中央部に主モールド体12
が形成されるようになっている。
入し、主キャビティ10、副キャビティ6を溶融した樹
脂で充満させ、樹脂が硬化したら離型する。図2は主モ
ールド体12と副モールド体13が形成された基板1の
底面図である。図中、鎖線で示されるカットラインLの
内側の部分が後で電子部品となる部分である。本実施例
では1枚の基板1から3個の電子部品が製造される。7
aは湯道7で硬化した樹脂、13は副モールド体であ
り、基板1の一方の面Aに形成された主モールド体12
の周囲を包囲する枠状に形成されている。従って主モー
ルド体12と副モールド体13を形成する樹脂が硬化し
て収縮すると、図1(e)に示すように主モールド体1
2が収縮することにより、基板1の縁部を上方に反らせ
ようとする力fAが作用するが、この力fAと逆方向に
副モールド体13が収縮することにより、基板1の縁部
を下方に反らせようとする力fBが作用することによ
り、基板1に作用する力は、互いに相殺されて基板1は
力のつりあいを保持し、フラットな形状となる。
ず)上にバンプ14を形成する。この場合も基板1はフ
ラットになっているのでバンプ14を形成しやすい。ち
なみにバンプ14の形成方法としては基板1の下面を上
方に向けた状態で半田ボールを基板1のパッド上に搭載
しリフローする方法が一般的である。
を副モールド体13と主モールド体12の適当なカット
ラインLにあわせ、基板1の外周部をカットし、図1
(g)に示すように、副モールド体13を電子部品から
取除く。勿論後工程において、副モールド体13などが
邪魔にならないのであれば、図1(f)のカット工程を
省略しても差支えない。
における主モールド体と副モールド体が形成された基板
の底面図である。図3(a),(b)に示しているよう
に、本手段の電子部品製造方法では、副モールド体13
の形状は、副モールド体13の収縮力と主モールド体1
2の収縮力のつりあいがとれる限りにおいて、便宜変更
できるものであり、湯道7の形成位置も種々変更でき
る。
方の面にチップを実装するステップと、チップを実装し
た一方の面を封止する主モールド部を形成すると共に、
一方の面の反対の面の外周部に副モールド部を形成する
ステップとを含むので、主モールド体による収縮力を副
モールド体による収縮力により相殺して、基板の一方の
面のみを樹脂封止する電子部品の反りを抑制し、もって
電子部品の実装不良を回避することができる。
方法の工程説明図 (b)本発明の一実施例における電子部品製造方法の工
程説明図 (c)本発明の一実施例における電子部品製造方法の工
程説明図 (d)本発明の一実施例における電子部品製造方法の工
程説明図 (e)本発明の一実施例における電子部品製造方法の工
程説明図 (f)本発明の一実施例における電子部品製造方法の工
程説明図 (g)本発明の一実施例における電子部品製造方法の工
程説明図
ールド体が形成された基板の底面図
体と副モールド体が形成された基板の底面図 (b)本発明の他の実施例における主モールド体と副モ
ールド体が形成された基板の底面図
Claims (2)
- 【請求項1】基板の一方の面にチップを実装するステッ
プと、チップを実装した前記一方の面を封止する主モー
ルド部を形成すると共に、前記一方の面の反対の面の外
周部に副モールド部を形成するステップとを含むことを
特徴とする電子部品製造方法。 - 【請求項2】基板の外周部をカットしてこの外周部と共
に前記副モールド部を取除くことを特徴とする請求項1
記載の電子部品製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6298376A JP2973841B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 電子部品製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6298376A JP2973841B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 電子部品製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08162485A JPH08162485A (ja) | 1996-06-21 |
JP2973841B2 true JP2973841B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=17858896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6298376A Expired - Fee Related JP2973841B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 電子部品製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973841B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP6298376A patent/JP2973841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08162485A (ja) | 1996-06-21 |
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