JP2018009345A - 歩車道境界ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】歩道側と車道側の排水効率を向上すると共に、耐久性及び作業性を向上する歩車道境界ブロックを提供する。【解決手段】ブロック本体を部分的に覆う金属製のカバー部20を有し、ブロック本体は、鉛直方向で上方に向けて突出して位置する第一本体部12及び第二本体部13と、鉛直方向で凹状に切り欠かれるとともに貫通して設けられた開口部14と、を含み、開口部寄りの端縁には、段差状に凹設されたカバー保持領域12a,13aが形成され、カバー保持領域の上面領域には、第一のボルト取付孔部12b,13bが設けられており、カバー部の頂面壁部20aと左右の側面壁部20bは、カバー保持領域の段差内に収容可能な肉厚を有し、カバー部の上面部当接領域には、第一のボルト取付孔部と同一軸で連通可能な第二のボルト取付孔部20c,20cが設けられ、側面部には連通孔部60が形成されている。【選択図】図17

Description

本発明は、歩道と車道との間で、かつ集水桝上に配され、歩道と車道の境界を示す歩車道境界ブロックの改良に関する。
歩道と車道との間の境界として、道路の長さ方向にわたって突状に配設される歩車道境界ブロックが従来から知られている。
そして、例えば歩車道境界ブロックに隣接する車道の下方には、雨水などの排水を集める集水桝が備えられており、この集水桝は、車道と同一平面上に格子状の排水蓋(集水口)を位置させて備えられていたものである(例えば特許文献1を参照。)。
しかし、歩道と車道との間で境界を示すように突設される歩車道境界ブロックを採用している場合には、例えば、歩道側の雨水などの排水は、歩道と車道との間で境界部分として突設している前記ブロックが立ちはだかってしまうため、車道側の集水桝へと流れ難い形態となっている。
よって、歩道側の雨水などの排水は前記ブロックが切れている箇所(ブロックが突設されていない箇所)に回って集水桝へと排水されるものであったため、集水・排水効率が余り良くなかった。
この課題を解決するために、歩道側にも別途、集水桝・排水蓋(集水口)を備えることがあるが、コスト的な課題が大きかった。
そこで、特許文献2のように、歩車道境界ブロックの配設される長さ方向の所定位置の下方に集水桝を備え、その集水桝の開放した上方に、歩車道境界ブロックと同形状に形成された排水機能を有する金属製の蓋体(排水蓋)を備える構成が提供されている。
この蓋体は、境界ブロックと同形状に形成された突状の隆起部と、当該隆起部の左右側面下端から、それぞれ水平方向に一体に設けた左右のエプロン部と、隆起部の左右側面に設けた集水孔と、で構成されており、この左右のエプロン部の複数個所を集水桝の上面にネジ止め固定して配設する。
そして、歩道側の排水と車道側の排水は、左右の側面に設けたそれぞれの集水孔を介して集水桝内に集められる
しかし、この種の先行技術にあっては、次のような課題を有していた。
(1)隆起部は、金属板を屈曲成形してなる中空状であるが、どこにも保持されず、その中空状の隆起部のみで、長さ方向で前後の歩車道境界ブロック間に配されているため、耐久性に課題を有していた。
(2)また、集水桝上に配設する際に、それぞれのエプロン部に設けたネジ孔と集水桝のネジ孔とを位置決めするとともに、それぞれのネジ孔にねじを螺合していくものであったが、この位置合わせ作業が大変面倒かつ煩雑であった。
(3)蓋体を着脱する際に蓋体を持ち上げて移動させる必要があるが、その際の作業者の持ち上げ移動作業を考慮している構造ではなかったため作業性に課題を有していた。
(4)桝内の清掃時に蓋体を取り外す必要があるが、桝内の点検時においても、各ネジ止め固定していた箇所を解除して蓋体を取りはずさなければならず作業性に課題を有していた。
特開2004−60341号公報 特開2002−61105号公報
本発明は、この問題を解決するためになされており、その目的は、歩道と車道との間に鉛直方向で突出し、集水桝上に配設される歩車道境界ブロックにおいて、歩道側と車道側の排水効率を向上すると共に、耐久性及び作業性を向上し得る歩車道境界ブロックを提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の本発明は、歩道と車道との間に鉛直方向で突出し、集水桝上に配設される歩車道境界ブロックにおいて、
ブロック本体と、前記ブロック本体を部分的に覆う金属製のカバー部とで構成され、
前記ブロック本体は、
ブロックの設置長さ方向の前後にて、鉛直方向で上方に向けて突出して位置する第一本体部及び第二本体部と、
前記第一本体部と第二本体部の間にて、鉛直方向で凹状に切り欠かれるとともに貫通して設けられた開口部と、
前記第一本体部と第二本体部のそれぞれの基端と、前記開口部の上縁から略水平方向に連続して突設された左右のエプロン部と、を含み、
前記第一本体部と第二本体部における開口部寄りのそれぞれの端縁には、段差状に凹設されたカバー保持領域が形成され、
前記それぞれのカバー保持領域の上面領域には、ボルト止め可能な第一のボルト取付孔部が設けられており、
前記カバー部は、金属製の平板からなる頂面壁部と、頂面壁部の左右の側辺から下方に向けてそれぞれ設けられる金属製の平板からなる左右の側面壁部とで、前記第一本体部と第二本体部のそれぞれのカバー保持領域にわたって架け渡されて前記開口部を覆う大きさに形成されており、かつ前記頂面壁部と左右の側面壁部は、それぞれ前記カバー保持領域の段差内に収容可能な肉厚を有し、
前記第一本体部と第二本体部のそれぞれのカバー保持領域に当接する前記カバー部のそれぞれの頂面壁部の当接領域には、前記第一のボルト取付孔部と同一軸で連通可能な第二のボルト取付孔部がそれぞれ設けられ、
前記側面壁部には、カバー部外方から内方に連通する連通孔部が形成されていることを特徴とする歩車道境界ブロックとしたことである。
第2の本発明は、第1の本発明において、前記カバー部のそれぞれの頂面壁部の当接領域の内面には、前記それぞれの第二のボルト取付孔部に対応する位置にて、当該第二の取付ボルト孔部を備えた嵌合突部が下方に向けて突設され、
第一本体部と第二本体部のそれぞれの第一のボルト取付孔部の周囲には、前記嵌合突部が嵌合可能な嵌合凹部が形成されていることを特徴とする歩車道境界ブロックとしたことである。
第3の本発明は、第1又は第2の本発明において、前記カバー部の側面壁部に設けられている連通孔部は、少なくともそれぞれ左右の側面壁部の水平方向同一軸上に一つずつ設けられ、カバー部を着脱する際に用いられる持ち上げ治具を挿入するための治具挿入用の孔部であることを特徴とする歩車道境界ブロックとしたことである。
第4の本発明は、第1又は第2の本発明において、前記カバー部の側面壁部に設けられている連通孔部は、少なくともいずれか一方の側面壁部に設けられ、桝内部を点検可能なマイクロスコープ挿入用の孔部であることを特徴とする歩車道境界ブロックとしたことである。
本発明によれば、歩道と車道との間に鉛直方向で突状に突出する歩車道境界ブロックにおいて、歩道側と車道側の排水効率を向上すると共に、耐久性及び作業性を向上する歩車道境界ブロックが提供し得る。
本発明歩車道境界ブロックを配設してなる道路構造物の一例を部分的に示す概略平面図である。 図1の概略正面図である。 本発明歩車道境界ブロックの第一実施形態を示す斜視図である。 本発明歩車道境界ブロックの第一実施形態を示す側面図である。 本発明歩車道境界ブロックの第一実施形態を示す正面図である。 本発明歩車道境界ブロックの第一実施形態を示す平面図である。 本発明歩車道境界ブロックの第一実施形態を示す底面図である。 図6のVIII-VIII線拡大断面図である。 図6のIX-IX線拡大断面図である。 図6のX-X線拡大断面図である。 図6のXI-XI線拡大断面図である。 (a)は本発明歩車道境界ブロックの断面図、(b)は(a)にて一点鎖線で囲んだ領域を拡大して示す概略拡大断面図である。 本発明歩車道境界ブロックの第一実施形態を示す縦断面図である。 係合部の部分拡大図である。 集水溝部と排水孔部の部分拡大断面図である。 (a)は施工状態を一部断面して示す斜視図で、(b)は連通孔部が、集水桝の内部を確認するためのマイクロスコープ挿入用の孔部として機能している状態を示す断面図である。 施工状態でカバー部を取り外し、側溝内が確認可能な状態を示す一部断面斜視図である。 他の形態の係合部を採用した本発明歩車道境界ブロックの他の実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る歩車道境界ブロックについて、添付図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施形態は、本発明の歩車道境界ブロックの一実施形態にすぎず、何等これに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
本発明の歩車道境界ブロックは、道路の長さ方向(図中、符号L1で示す方向)にわたって配設される側溝などの所定の排水路(所定長さ領域にわたって排水機能を有する構造を全て含む)600上に配設し、歩道と車道との境界において突状に備えられて道路構造物(歩車道境界構造)を構成している。
歩車道境界ブロックは、道路の長さ方向(図中、矢印L1にて示す方向)にわたって所定の勾配(縦断勾配)をもって敷設されている。
図中符号1は、本発明の実施形態である桝部タイプの歩車道境界ブロックを示し、その他、図中符号100は標準部タイプの歩車道境界ブロック、符号200は歩道切下部タイプの歩車道境界ブロック、符号300で示す身障者乗り入れ部タイプの歩車道境界ブロック、符号400で示す乗り入れ部タイプの歩車道境界ブロック、符号500で示す隅型部タイプの歩車道境界ブロックの一例を示す。
「第一実施形態」
歩車道境界ブロック(桝部タイプの歩車道境界ブロック)1は、所定の成形型内にコンクリート材料を流し込んで、中実状に一体成形されたコンクリート二次成形品本体10と、コンクリート二次成形品本体(ブロック本体)10の開口部14を覆う金属製のカバー部20と、で構成されている(図3乃至図17)。
コンクリート二次成形品本体10は、歩道と車道の境界を示す第一本体部12,第二本体部13と、第一本体部12と第二本体部13との間にて、鉛直方向で凹状に切り欠かれるとともに貫通して設けられた開口部14と、前記第一本体部12と第二本体部13のそれぞれの基端と、前記開口部14の上縁から略水平方向に連続して突設された左右のエプロン部15,15とで構成されている。また、本実施形態では、コンクリート二次成形品本体10を成形する際に集水溝部16と排水孔部18を同時に一体成形している。
第一本体部12及び第二本体部13は、先端(上端)に行くに従って幅が小さくなる先窄まり形状とした所定長さの断面視台形状に形成されており、第一本体部12と第二本体部13は、本実施形態では対称に形成されている。
また、その設置方向で相対向する面部は、テーパ状に形成されている。
第一本体部12と第二本体部13の形状・高さなどは任意であって本発明の範囲内で設計変更可能である。すなわち、長さ方向(設置長さ方向)における第一本体部12と第二本体部13の大きさを大きくして後述する開口部14の大きさを小さくしてもよく、逆に、長さ方向における第一本体部12と第二本体部13の大きさを小さくして後述する開口部14の大きさを大きくしてもよく任意である。また、第一本体部12と第二本体部13のいずれか一方を他方より大きくしたり小さくしたりすることも本発明の範囲内であって設計変更可能である。
開口部14は、第一本体部12と第二本体部13の間の中央領域を所定の長さ範囲で凹状に切り欠き、コンクリート二次成形品本体10の底面10aにわたって貫通状に形成している。
本実施形態では、平面視で矩形状、かつ側面視で下辺に対して上辺が長い台形状に形成されている切り欠き領域14aと、平面視で矩形状に形成されている貫通孔領域14bとで構成されている。
また、本実施形態では、開口部14の設置長さ方向の開口大きさが、第一本体部12と第二本体部13を足した長さと略同一の長さとしている。
第一本体部12と第二本体部13の相対向する側の開口部14寄りのそれぞれの上面部端縁と左右側面部端縁には、カバー保持領域12a,13aが形成されている。
カバー保持領域12a,13aは、後述するカバー部20が取り付けられた際に、カバー部20の表面(頂面壁部の表面及び左右の側壁面部の表面)と第一本体部12及び第二本体部13のそれぞれの表面(上面部の表面と左右側面部の表面)とが同一平面状に位置するように、カバー部20の厚み分に相当する段差をもって凹設されている(図3、図4、図13及び図17参照。)。
また、図中、符号12b,13bは、カバー部20を着脱可能に連結するための第一のボルト取付孔部であって、後述するカバー部20を位置決めするとともにカバー部20の位置ずれを防止するため、カバー部20裏面に突設した嵌合突部30が嵌る凹状に形成されている嵌合凹部の凹部中心に形成されている。
カバー保持領域12a,13aは、カバー部20に衝撃などが掛かったとしてもその衝撃に耐え得る程度にカバー部20を受けることができるように設計されている。カバー保持領域12a,13aの長さ方向の大きさ(カバー部20を受ける面部の大きさ)は特に限定解釈されるものではないが、カバー部20を強固に支持可能な大きさに設計されることが好ましい。
このようなカバー保持領域12a,13aが存在していないものであると、上方や側方から衝撃が掛かった場合、カバー部20はその衝撃に耐え得ないため破損してしまう虞がある。
カバー部20は、平坦状の頂面壁部20aと、頂面壁部20aからそれぞれ裾広がりの下り傾斜状に連続して設けられる左右の側面壁部20b,20bとからなり、開口部14とカバー保持領域12a,13aを覆う大きさの断面視略台形状の門型に形成されている。カバー部20の肉厚は、前記したようにカバー保持領域12a,13aの段差と同程度の肉厚とする。
また、カバー部20は、第一本体部12と第二本体部13のそれぞれのカバー保持領域12a,13a(カバー保持領域12a,13aの上面領域)に当接した際に、前記左右の側面壁部20b,20bの内面がカバー保持領域12a,13a(カバー保持領域12a,13aの側面領域)に当接するともに、前記両側面壁部20b,20bのそれぞれの下端が、集水溝部16上に当接する。すなわち、カバー部20は、カバー保持領域12a,13aに当接すると、当該カバー保持領域12a,13aの段差内に収容され、外部に突出しない。
カバー部20の頂面壁部20aの長さ方向で両端に形成されている凹状丸孔の中心位置には、前記第一のボルト取付孔部12b,13bにボルト50,50を介してカバー部20を締め付け固定するための第二のボルト取付孔部20c,20cが形成されている。
また、本実施形態では、上述したとおり、この第二のボルト取付孔部20cと相対するカバー部20の裏面位置に嵌合突部30が突設されている。
嵌合突部30は、前記第二のボルト取付孔部20cが鉛直方向に貫通して形成されている。
カバー部20の左右の側面壁部20b,20bには、水平方向で同一軸上に連通孔部60,60が形成されている(図3、図4、図6、図7、図11、図13、図16、図17参照。)。
連通孔部60は、カバー部20の外方から内方に連通する小径の丸孔径状に形成されており、カバー部20の着脱作業時に使用する棒状の持ち上げ治具70を挿入するための治具挿入用の孔部として機能する(図17参照。)。
すなわち、この治具挿入用の孔部として機能する連通孔部60,60に持ち上げ治具70を挿通してカバー部20を着脱時に持ち上げたり降ろしたりする際に機能するものである(図17参照。)。連通孔部60は、少なくともそれぞれ左右の側面壁部20b,20bの水平方向同一軸上に一つずつ設けられていればよく任意であるが、人間の指部が挿入不可能な程度の孔径に設計されているのが安全面において好ましい。なお、持ち上げ治具70及び連通孔部60の形態は任意であって本発明の範囲内で設計変更可能である。
さらに、この連通孔部60は、集水桝700の内部を確認するためのマイクロスコープ挿入用の孔部として機能する(図16参照。)。
すなわち、例えば、自由に曲げる事ができるフレキシブルアーム95aの先端にカメラ95bとLEDライト95cが付いている防水性フレキシブルマイクロスコープ95などのカメラが想定可能であって、撮影した画像を液晶ディスプレイ95dなどで確認して集水桝700の内部の状態、つまり、ゴミなどの詰まり状況やコンクリートの劣化状況などが、カバー部20を外すことなく確認・点検可能である(図16(b)参照。)。
よって、集水桝700の内部の点検が容易に成し得るため大変作業性を向上し得る。
エプロン部15は、第一本体部12と第二本体部13のそれぞれの基端12´,13´と、前記開口部14の上縁14´から略水平方向に連続して一体に突設され、一方のエプロン部15(図3、図5及び図8乃至図12、図16、図17で向かって左側のエプロン部)は歩道側、他方のエプロン部15(図3、図5及び図8乃至図12、図16、図17で向かって右側のエプロン部)は車道側にそれぞれ位置するように配され、本実施形態では、いずれのエプロン部15も平坦状で同一幅・同一長さの平面視矩形状に形成されている。
エプロン部15は、第一本体部12,第二本体部13よりも鉛直方向で薄肉状に形成され、かつコンクリート二次成形品本体10における長さ方向(ブロック設置長さ方向)幅と同一の長さ方向幅に形成されている。
エプロン部15は、僅かではあるが、それぞれの表面領域15aが、第一本体部12や第二本体部13の方向に向かって(図3、図12、図15にて矢印L2で示す方向に向かって)下り傾斜状に角度(勾配)をもって形成されている。
なお、エプロン部15の構成は特に限定解釈されるものではなく、両エプロン部15,15が異なる幅に形成されているものであってもよく、また、いずれか一方のエプロン部15のみが下り傾斜状(勾配を有する)で他方のエプロン部15は平坦状であってもよく、あるいは双方共に平坦状に形成されているものであってもよい。
また、エプロン部15は、歩道側と車道側のいずれか一方のみに設けられているものであってもよい。
集水溝部16は、第一本体部12と第二本体部13のそれぞれの基端12´,13´と、前記開口部14の上縁14´と、エプロン部15とのそれぞれの境界領域にて、コンクリート二次成形品本体10の長さ方向(図にて矢印L1で示す道路の長さ方向と同じ方向)にわたって連続して凹設されている。
集水溝部16は、エプロン部15の端縁15bから内底面16bに向けて連続して設けられた内壁面16aと、対向するもう一方の内壁面を構成する第一本体部12の側壁面12c、及び第二本体部13の側壁面13cとで構成されている。
なお、本実施形態では、内壁面16aの傾斜角が、側壁面12c,13cの傾斜角に対して急になるように構成されている(図12参照。)。
内壁面16aを急傾斜とすることにより、エプロン部15から集水溝部16への雨水などの集水効率を高めることができる。
集水溝部16の溝幅・溝深さなどは特に限定されず任意で本発明の範囲内で設計変更可能である。
なお、本実施形態において集水溝部16は、片側1条で形成されているが、片側複数条ずつ形成するものであってもよい。例えば、歩道側のエプロン部15との境界には1条の集水溝部16とし、排水量の多い車道側のエプロン部15との境界には複数条の集水溝部16を形成するように設定することも可能である。
排水孔部18は、コンクリート二次成形品本体10の型成形時に併せて一個乃至複数個が仕様に応じて選択して一体成形される。
排水孔部18は、集水溝部16の内底面16bからコンクリート二次成形品本体10の底面(ブロック底面)10aにわたって貫通して設けられている(図7、図8、図10、図12及び図15参照)。
本実施形態の排水孔部18は、集水溝部16の内底面16bからコンクリート二次成形品本体10の底面10aに向けて徐々に拡開する裾広がり状に形成されている。すなわち、集水溝部16の内底面16bに設けた開口(入水側の開口)に比して、コンクリート二次成形品本体10の底面10aに設けた開口(出水側の開口)を大きく形成している(図5及び図7参照。)。
また、排水孔部18は、本実施形態では、溝方向に長尺の平面視で矩形状に形成されているが、この形状に限定解釈されるものではなく、平面視で円形状・三角形状など本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施形態の排水孔部18は、集水溝部16の内壁面16a,側壁面(内壁面)12c,13cとの間に、それぞれ所定の平坦面16b´,16b´を残して形成されている。
平坦面16b´,16b´は、集水溝部16の溝連続方向に直交する方向において、排水孔部18の両側にそれぞれ備えられている。
平坦面16b´,16b´は、本実施形態において次のように機能する。
砂や落ち葉などが集水溝部16に溜まってしまった場合、排水孔部18への排水効率が悪くなる虞があるため、集水溝部16に溜まった落ち葉などを定期的に取り除く必要がある。
このとき、例えば、集水溝部16の幅一杯に接する大きさのへら状のスクレイパー(scraper)などの掃除用治具を、集水溝部16に沿って移動させることで落ち葉などを溝内から掻き出すようにする。このとき、排水孔部18の幅方向両側に、平坦面16b´,16b´が設けられていることにより、溝内を移動するスクレイパーが排水孔部18内に落ちてしまうといった不具合も生じ得ない。すなわち、平坦面16b´,16b´は溝清掃時の掃除用治具落下防止機能を発揮する。
また、本実施形態では、集水溝部16を構成する内壁面16aと側壁面12c,13cをそれぞれ下り傾斜状に形成しているため、スクレイパーを集水溝部16に挿入する際のガイドとして機能する。
また、本実施形態では、内壁面16aと内底面16bとの境界部分、及び側壁面12aと内底面16aとの境界部分を鈍角状に形成しているため、スクレイパーを使用した際に、それぞれの境界部分に砂や落ち葉などを掻き残す虞も少なく大変有用である。
平坦面16b´,16b´の幅方向の大きさ(広さ)は特に限定されないが、あまりに大きく(広く)形成してしまうと、排水孔部18の大きさを制限してしまうため、排水孔部18を小さくし過ぎない程度に設計する。
エプロン部15における反境界部の端部には、コンクリート二次成形品本体10の長さ方向に連続して凹設された係合部80が一体成形されている。
係合部80は、エプロン部15の端縁15cから連続して設けられた内側壁面部80aと、内側壁画部80aから連続して設けられた底面部80bと、底面部80bから連続して設けられた外側壁画部80cとによって、コンクリート二次成形品本体10の長さ方向に連続した凹条溝に形成されている。符号81は外側突条を示す。
内側壁画部80aは、エプロン部15の端縁15cから連続して設けられた第一の面部82と、前記第一の面部82と連続し、かつ第一の面部82とは異なる傾斜角度をもって前記底面部80bに一体に連続して設けられた第二の面部83とを含む(図14参照)。
すなわち、本実施形態では、第一の面部82に対して緩やかな傾斜角をもって第二の面部83を構成している。さらに、第二の面部83は、外側壁面部80cと比しても緩やかな傾斜角をもって構成されている。なお、外側壁面部80cは第一の面部82より緩やかな傾斜角をもって構成している(図12参照。)。
係合部80は、舗装路90の敷設時に舗装路90との接触面積を増やして強固かつ緊密に係合し得るために設けられている。
さらに、本実施形態では、上述したとおり、第一の面部82の傾斜角に対して第二の面部83の傾斜角を緩やかに構成するとともに、第二の面部83に対して外側壁面部80cの傾斜角を急に構成することによって、舗装路90の敷設時(ローラで転圧する時)に、転圧が容易で、かつ転圧後に空洞ができてしまう虞もないため敷設した舗装路の係合が緊密となり強固な固着が図れる。
本実施形態によれば、舗装路90(車道・歩道)上に流れる雨水などは、それぞれの集水溝部16,16に一旦集まり、集水溝部16内を所定の傾斜方向へと流れる。
そして、溝部16内を流れてきた雨水は、各排水孔部18を介して集水桝700内へと効率よく流れ落ちていく。
歩車道境界ブロック1は、第一本体部12と第二本体部13の略中央の領域を所定範囲で切り欠くとともに貫通して開口部14を形成し、この開口部14の領域を覆うようにして第一本体部12と第二本体部13と同様の形態のカバー部20を着脱可能に備えて構成されている。そして、このカバー部20を取り外すことにより集水桝700内を点検・確認・清掃等が成し得るものである。
本実施形態では、図1及び図2に示す所定位置に配設している。
本実施形態において、カバー部20が取り付けられる領域、すなわち、開口部14の領域に位置する集水溝部16には、排水孔部18aが形成されている。
排水孔部18aは、集水溝部16の他の位置に形成されている排水孔部18と異なり、開口部14の内壁面領域に相当する箇所18a´が切り欠かれて開放されている(図13参照。)。すなわち、孔形状ではなく、溝形状に形成されている点で相違する。
この排水孔部18a´は、広く形成されているかあるいは多く形成されている方が排水性の面のみからすれば好ましいが、本実施形態のように長さ方向で開口部14の領域内で片側2箇所だけ設け、開口部14の領域内に3箇所のカバー部20の接地面16cを設けるように構成したほうが、コンクリート二次成形品本体10の強度面及びカバー部20の強度面において好ましい。
また、前記各排水孔部18と排水孔部18aは、カバー部20に設けた連通孔部60と同様に、マイクロスコープ挿入用の孔として機能し、集水桝700の内部の状況点検に寄与せしめることも可能である。
「第二実施形態」
図10は第二実施形態を示す。
本実施形態は、前記説明した第一実施形態の歩車道境界ブロック1における係合部80の変形例である。
本実施形態の係合部80は、舗装路の敷設完了までの間に係合部80の溝内に溜まった泥・砂などをスクレイパーなどで掃き出しやすいように、端部領域に掃き出し用の切り欠き溝85が型成形時において一体成形されている(図18参照。)。
その他の構成及び作用効果は第一実施形態と同じであるため説明は省略する。
切り欠き溝85は、外側突条81の前後の端部領域を所定長さで切り欠いて形成している。
従って、道路の長さ方向L1に本実施形態の歩車道境界ブロック1やその他の歩車道境界ブロック(100-500など)を隣り合わせに配設していくと、隣り合う切り欠き溝85,85によって係合部80の凹条溝に連通する幅方向の凹条溝(図示省略)が形成される。
この切り欠き溝85,85によって形成される幅方向の凹条溝は、コンクリート二次成形品本体10の幅方向の端部(外側突条81の幅方向の端部)に開放状に形成されるため、係合部80の溝内に溜まった泥・砂などをスクレイパーなどで掃き出して前記幅方向の凹状溝を介して排出することが可能である。
また、本実施形態では、切り欠き溝85の面部81a(外側突条81の端部切り欠き面部)を下り傾斜状の傾斜面をもって構成しているため、集水溝部16と同様に、スクレイパーなどの挿入時におけるガイド機能を有するとともに、スクレイパー使用時における掻き残しが少なく大変有用である。
本実施形態によれば、切り欠き溝85を形成することによって、舗装路の敷設時における舗装路との接触面積がさらに増えるため、強固かつ緊密に係合し得る。
本発明は、本実施形態で示す歩車道境界ブロック以外の形態であっても利用可能である。
10 ブロック本体
12 第一本体部
12a,13a カバー保持領域
13 第二本体部
14 開口部
15 エプロン部
12b,13b 第一のボルト取付孔部
20 カバー部
30 嵌合突部
40 嵌合凹部
20c,20c 第二のボルト取付孔部
60 連通孔部(治具挿入用の孔部 マイクロスコープ挿入用の孔部)

Claims (4)

  1. 歩道と車道との間に鉛直方向で突出し、集水桝上に配設される歩車道境界ブロックにおいて、
    ブロック本体と、前記ブロック本体を部分的に覆う金属製のカバー部とで構成され、
    前記ブロック本体は、
    ブロックの設置長さ方向の前後にて、鉛直方向で上方に向けて突出して位置する第一本体部及び第二本体部と、
    前記第一本体部と第二本体部の間にて、鉛直方向で凹状に切り欠かれるとともに貫通して設けられた開口部と、
    前記第一本体部と第二本体部のそれぞれの基端と、前記開口部の上縁から略水平方向に連続して突設された左右のエプロン部と、を含み、
    前記第一本体部と第二本体部における開口部寄りのそれぞれの端縁には、段差状に凹設されたカバー保持領域が形成され、
    前記それぞれのカバー保持領域の上面領域には、ボルト止め可能な第一のボルト取付孔部が設けられており、
    前記カバー部は、金属製の平板からなる上面部と、上面部の左右の側辺から下方に向けてそれぞれ設けられる金属製の平板からなる左右の側面部とで、前記第一本体部と第二本体部のそれぞれのカバー保持領域にわたって架け渡されて前記開口部を覆う大きさに形成されており、かつ前記上面部と左右の側面部は、それぞれ前記カバー保持領域の段差内に収容可能な肉厚を有し、
    前記第一本体部と第二本体部のそれぞれのカバー保持領域に当接する前記カバー部のそれぞれの上面部当接領域には、前記第一のボルト取付孔部と同一軸で連通可能な第二のボルト取付孔部がそれぞれ設けられ、
    前記側面部には、カバー部外方から内方に連通する連通孔部が形成されていることを特徴とする歩車道境界ブロック。
  2. 前記カバー部のそれぞれの上面部当接領域の内面には、前記それぞれの第二のボルト取付孔部に対応する位置にて、当該第二の取付ボルト孔部を備えた嵌合突部が下方に向けて突設され、
    第一本体部と第二本体部のそれぞれの第一のボルト取付孔部の周囲には、前記嵌合突部が嵌合可能な嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歩車道境界ブロック。
  3. 前記カバー部の側面部に設けられている連通孔部は、少なくともそれぞれ左右の側面部の水平方向同一軸上に一つずつ設けられ、カバー部を着脱する際に用いられる持ち上げ治具を挿入するための治具挿入用の孔部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩車道境界ブロック。
  4. 前記カバー部の側面部に設けられている連通孔部は、少なくともいずれか一方の側面部に設けられ、桝内部を点検可能なマイクロスコープ挿入用の孔部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩車道境界ブロック。
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